あと あと のあと   2019年2月 

2.28
 
パソコンを使っていると、いろいろなトラブルに遭遇する。よくみんな使いこなしているな
 と感心するほどだ。
 たとえばパソコンを買ったときのセットアップ。コンピュータ・ウィルスに感染したときの対
 応。プログラムの更新作業。セキュリティソフトの運用などだ。
 私は今まで、自分で解決する努力を怠っていた。知識の乏しい私が対応するよりも、他
 人(ひと)に聞いた方が早いと思ったからだ。
 でもそれではいけないと思い始め、できるだけ自分で対応するようにしている。そうする
 と、ほとんどの解決方法は、ネット上で明らかにされていることが分かってきた。
 時間はかかるけれど、これも勉強のひとつです。 
2.27
 私はかつて、モハメッド・アリと対談したことがあります。そのとき彼はこう言っていました。
 
 英語を使っているかぎりは、われわれ
人は自由になれない。たとえばブラック・マジックと
 いう。
魔術は悪に通ずる魔法という意味だ。ほかにもブラック・マーケット(闇取引)、ブラッ
 ク
リスト(危険人物)などという--ブラックは全部、悪いイメージの言葉になっている。
 
 だから
ブラック・イズ・ビューティフルと言っても、キリスト教社会のなかでは、それは無理だ。
 そのヒエラルキーは変わらない、と言っていました。

 逆に
ホワイトというのは、ホワイトクリスマスからはじまって、エンジェルとか、いい言葉は全
 部
ホワイトに結びつく。

 日本でも
(こくびゃく)をつけるという。かはっきりしろというとき、は悪です。し
 かし世の中は
か、右か左か、保守か革新かで割りきれるものではありません。その
 中で人間は否応なしに選択を迫られることがあり、そのときは片方に行かざるを得ませんが、
 それでも常に、その片側にいればいいとは、思うべきではありません。
 
 アリは英語という言葉を使っているかぎり、われわれは囚われていると言っていますが、考えてみれば、まったくその
 とおりなのです。


    「白秋期~地図のない明日への旅立ち~」   五木寛之    日経プレミアシリーズ からの抜粋です。

 お恥ずかしい話ですが、この本を読むまで、人生の「青春、朱夏、白秋、玄冬」という区分の仕方を知りませんでした。
 「青春」というのも、そのひとつだったのですね。


2.26
 先週、医者に通院したのは、インプラントの仮のメンテナンスをするの
 が目的だった。
 しかしそれだけではなく、上の左の奥
が痛むので診てもらった。被せてあ
 った金冠を外したところ、その中のは虫になっていて、神経を抜かなけ
 ればならなかった。
 本来こういうものは、3ヶ月に1回のチェックのときに見つけなければならない
 ものだ。しかしながら、担当の科衛生士さんにそんな姿勢はみられない。
 院長先生は、こんなにも進んでいた虫を見逃していたから、治療費はもら
 えないとおっしゃられた。「ビジネスライクでいきましょうよ」という私の言葉に対して、「私の気が済まない」と、取り外し
 た金冠も、溶かしてもう一度使いたいとのことだった。
 治療が終わって部屋を出るときに、院長先生は「まだまだだなあ」と苦笑いをされた。というのは、その科医院は、
 予防治療に力を入れているからだ。
 昔は、歳を取るとがなくなったのに、今はが残っているから、年配者の根元の虫歯が多いのだという。そして、フ
 ッ素配合の磨き粉を使うよう勧められた。だから今夜、ドラッグストアでそれを買ってきました。

2.25
 「マジェスタ」を修理しなければならないので、今週は久しぶりに高速バス
 使って移動した。したがって、新宿南口のバスターミナル「バスタ新宿」に行
 くのも初めてのことだった。
 バスに乗って驚いたのは、「女性専用席」が8席も設けられていたこと。そん
 なに男性と隣り合わせになることが嫌なのかい?

 東京の今日の
花粉の飛散状況は「少ない」だったけれど、目がかゆくて仕
 方がない。水曜日の予想は「非常に多い」となっているから、この先が思い
 やられる。

2.24
  この冬、田んぼの畦や土手から拾ったがこれだけの量になった。
    肥料袋に入れて32袋になる。
    地区にある土建屋さんの土場に、捨てさせてもらっています。
    
は、草が伸びてしまうと拾うことができないので、寒いこの時期に行う
    作業です。でも、よその家では、
なんか拾っていません。

 畑の土の氷が解けたようなので、

 今日は、
ジャガイモの畝を作りまし
 た。
 堆肥を、箕に入れて運ばなければ
 ならないので、たいへんな労力を必要とする作業です。
 実際に
ジャガイモの種芋を植えるのはお彼岸過ぎになるのですが、できるこ
 とを早めにやっておくことを心がけています。それは、何年か前に、雨ばかり
 降って畝が作れない年があったからです。
 来週は、
春野菜の畝に手を付ける予定です。 

2.23
 マジェスタの、フロントガラスにひびが入っているのを見つけたのは、歯医者
 さんに行く途中のこと。
 トヨタのディラーに持って行ったところ、石などが当たったことが原因だという。
 昨日は、諏訪インターから中央道に乗って帰ってきたのだが、ガラスに
ひび
 が入るような衝撃に気が付かなかった。
 ガラスを変えるか車を変えるかどっちだろう、なんて冗談を言ってみたが、こ
 れは
修理するしかない。 
 見積もりを取るまでもなく
修理費は高額になることが予想できたので、自動
 車保険を使うことにし、保険屋さんに連絡をした。
 私と同じく、
マジェスタくんも疲れてきたのかな?

2.22
 働き方改革法案なるものが成立し、すべての会社で、年間の有給休暇消化日数が5
 日未満の従業員については、会社が
有給休暇を取得するべき日を指定することが義
 務付けられた。
 従業員が明日の労働力を生み出すために、自分の意思で申請をする性格をもってい
 る
有給休暇を、会社が指定をするというのもおかしなことだが、5日くらいならみんな取
 得しているだろうから、現実的な影響は少ないだろうと思っていた。
 ところが、ある工場でパートさんの取得状況をまとめてみたところ、年間20日も付与さ
 れているのに、2~3日日しか取得してない人たちが、たくさん見受けられた。だから、
 5日間与えるだけでも、業務に「支障」およぼしてしまうことになる。
 その工場は、一定の人数がいないと、生産そのものが成立しない。だから、今日は人
 が少ないから明日にまわそうということができないのだ。人数が足りないときのために、
 「余裕」の人数を確保しておくとなると、人件費の負担が増して、とても利益を出すことができない。しかも、従業員を
 採用したくても、現状は応募してくる人さえまばらなのだ。
 ネットを見ると、さもあたり前の制度だというような、評論家じみたコメントはいっぱいあるが、私も含めて、中小企業に
 とっては、かなりハードルの高い
課題である。 

2.21
 6年前に、伊那市から東京に移転した料亭「三つはし」は、日本橋の水天宮
 で営業していた。
 先月、前にいた会社の上司と会ったときに、一度行ってみたいと希望されて
 いたので、今夜、顔を出すことを計画しておいたもの。
 日本橋の大通りを少し入ったところに構えられていたお店は、静かなたたず
 まいで、伊那にあったときと同じく、料理の質に重点を置いていた。
 マスターもママも元気で、6時から23時過ぎまで、伊那にいた当時の話に花
 を咲かせ、すっかり長居をしてしまいました。

2.20
 「吉田拓郎 コンサート」の公演主催者より、次のようなメールが届いた。

 公演当日お持ちになったチケットが不正取引によって入手された事が判明した場合、
 その
チケットは無効となり、ご入場はお断りいたします。
 またその場合の
チケット代金、及び手数料、交通費などの関連費用の返金はいたし
 ません。

 尚、指定身分証による本人確認実施の為、入場口が非常に混み合う事が予想され
 ますので、お早めにご来場頂き入場列にお並び頂きますようご協力をお願いいたし
 ます。

 本人確認ができるもの (1)運転免許証  (2)パスポート  (3)顔写真付きマイナンバーカード  (4)住民基本台
 帳カード(顔写真付き) (5)外国人登録証明書、在留カード、特別永住者証明書 (6)障がい者手帳 
 (7)クレジットカード(顔写真付き)

 ネットのオークションサイトには、すでに何枚ものチケットが出品されている。価格は、最高のもので30万円という値段
 が付いているものもある。
 これだけ明確なメッセージを出したのだから、本当に実施して欲しい。「夜会」のときも、念のためにと思い、運転免許
 証を持って行った。
 ただ、すでに当選しているから言えることで、もし落選していたならば、「最後かもしれないコンサート」のために、法外
 な値段の
チケットに、手を出しているだろうか?
 
2.19  


   「老い」とか「死」とか、そういうテーマの取材依頼がたくさんきて、困っちゃうのよ。
   何も話すことなんてないんだから。
   「死をどう思いますか」なんて聞かれたって、死んだことないからわからないのよ。

   私がこういう取材を受けるメリットはどこにあるの? あなた方のメリットはわかるの。
   えっ、私の話で救われる人がいるって? それは依存症というものよ、あなた。
   自分で考えてよ。


       「一切なりゆき~樹木希林のことば~」  文藝春秋  からいただきました。
2.18b  
 席はI列だったけれど、A、B、Cが設置
 されていなかったから、実質的には前か
 ら6列目だった。
 白内障の手術をしてよかったと実感でき
 る瞬間だ。

 出演した俳優たちは「インカム」を使って
 いるのに、相変わらず中島みゆきはハンドマイクだ。共演した渡辺真知子もハンドマイ
 クだから、そっちの方が音質的に優れているのだろうか。
 動きが鈍くなってしまうのではないかと、私は思ってしまうのだが……。

 いつものようにストーリーはよく分からなかったけれど、目の前に中島みゆきがいて、
 「夜会」の空気を共有しているというだけで、幸福な気分に浸っている。

2.18a  
 私が自分の部屋にいると、琉クンが「じいじご飯!」と言って呼びに来る。
 そして、ソファーに座っている私の背中にへばりついて、おんぶしろと言う。

 そのまま廊下を通って居間の入り口にさしかかると、慌てるようにして私の背中から降りようと
 した。居間にいるばあばやパパに、おんぶしているところを見られたくないようだ。

 甘えたいけれど、一方では気を遣って、自分の行動を調整している。
 まだ8歳だというのに、琉クンの心配りは、このようにいろいろなところに現れている。
2.17b  
 「第36回全農日本カーリング選手権」。
 NHK・BS1で放送された女子の試合を、金曜日の夜の分
 から全部見た。

 オリンピック銅メダル獲得の流れから、どうしても思い入れ
 は「ロコ・ソラーレ」になってしまうのだが、それを完璧に打ち
 破る強さで、「中部電力」が世界選手権の代表を決めた。

 なによりも、一つひとつのショットが正確で、予選から全勝と
 いう成績は、世界と戦える実力を備えている、と思う。
2.17a  
 昨日と今日は暖かかったので、今年初めて本格
 的に外作業に従事した。

 野菜の連作障害を回避するために、畑の
   画を表示
しているが、今年リニューアルした。
   そのためだけに、お茶のスチール缶を買った
   ところです。

 午前中は風が吹かなかったので、芝焼きに適し
 ていました。                    
 去年短く刈りすぎたので、あまり勢いよく燃えませんでした。

 土手の石拾いと、水路の井浚いも終わり、春を迎える準備は万端です。
2.16  
 まだ2月の半ばだというのに、ネギがこれしか残っていない。
 2列あったものが1列は使い切ったので、これでは3月いっぱい持つかどう
 かだ。
 去年はネギが不作で、細いものばかりだったから、こうなってしまう。
 近所に、ネギを出荷している農家があるので、どうすればいいか訊いてみた。
 それによると、色々な農薬を何回も使って、消毒を欠かさないのだという。
 ネギに消毒するなどということは、考えてみたことがなかった。さあ、立派な
 ネギの収穫を目指すのか、無農薬栽培を貫くのかの、どっちを選ぶかだ。
2.15  
 1月31日のブログの内容の検証です。

 ① は、仕事が終わった後の1杯の生ビールは格別だったけれど、一切アルコール分は
   摂取していません。
 ② は、夕食を早めにして、夜食は採っていません。
 ③ は、1時まででは間が持てないので、0時に修正しました。
 そして、④ の通り、半錠だけ飲んでいます。

 0時にマイスリーを飲んでも、睡眠薬ではないため、長くて30分くらいは効いてこない
 のです。そこでそれまでは、早く眠りたいばかりに、1/4錠とか半錠とかを追加して飲
 んでいました。
 それを止めたのだけれど、いつしか眠りに落ちています。 だから検証としては順調だ
 ということです。

2.14  
 テレビドラマ化もされた池井戸潤の同名企業犯罪小説を、野村萬斎主演で映画化。

 中堅メーカー・東京建電の営業一課で万年係長の八角民夫は、いわゆる「ぐうたら社員」。
 トップセールスマンで、八角の年下である課長の坂戸からは、そのなまけぶりを叱責され、
 営業部長・北川誠が進める結果主義の方針の下、部員たちが必死で働く中、八角はひょう
 ひょうとした毎日を送っていた。

 そんなある日、社内で
パワハラ騒動が問題となり、坂戸に異動処分が下される。坂戸に代
 わって万年二番手に甘んじてきた原島が新しい課長として一課に着任するが、そこには想
 像を絶する秘密と闇が隠されていた。


 ほとんど同じ時刻から上映される「雪の華」と、どっちにしようかと迷った。
 池井戸潤の本はほとんど読んだけれど、映画化された作品を見るのはこれが初めてだ。
 今まで見ようとする気になれなかったのは、
仕事の延長線上にあるような場面に出会いたく
 なかったからだ。
 それでも、今日はスカッとした気持ちになりたがったというのが「七つの会議」を選んだ理由。だけど、どこの企業の中
 にも潜む問題を、改めて自覚されただけ。

2.13b  
 今回、拙書の題名を「問答無用」とした。なぜこのような激しい表現にしたのか。

 そもそも論を闘わせるのが
民主主義であり、どんな意見であっても議論することが大事
 だと私は考えている。異論に挑み挑まれる過程で、互いの思考や理解が深められ、物
 事の本質に近づくことができるからである。

 私たちの住む世界は、その時代時代でさまざまな
価値観が基盤となってきた。後述する
 ように現在、国際社会は大きな変革のまっ只中にある。有り体にいえば、それは
価値観
 の戦いである。その中で、わが国は国際社会に日本の
価値観の旗を打ち立てていくの
 がよい。それが日本にとって最善の生き残りの道だと、私は確信している。またそのとき
 に打ち立てる旗は、断然、五箇条の御誓文であろう。

 明治維新を成就した新政府が、政府樹立とほとんど同時に発布した五箇条の御誓文の
 第一条は、「広く会議を興し、万機公論に決すべし」である。まさに
民主主義の根本を謳
 っている。旧(ふる)い、未開の国だと思われていた当時の日本が近代国家として第一歩
 を踏み出そうとするとき、英知をしぼり立派な国造りに貢献しようと国民全員に呼びかけたのである。五箇条の御誓文
 こそわが国の国是であり、世界に誇るべき
価値観である。これからの国際社会の目指すべき価値観たり得るものだ
 と、私は強く信じている。

 問題解決のためには広く皆の意見に耳を傾けよとしたその精神は、
言論、表現の自由を尊んでいる。一人一人が意
 見を表明することで他者を啓発し、自信も啓発されることでエネルギーが生まれ、物事も社会も国もより良い方向に向
 かうと信じている。にも拘わらずいま、私は「問答無用」という、自らの信念に逆行する激しい表現を題名に選んだ。

 理由は、およそすべての人の予想を上回る速さと規模で大変化する国際情勢にある。この大波を力強く乗り越えるこ
 となしには日本の未来はないという、冷厳な現実に気づかなければならないからである。


            「問答無用」  櫻井よしこ   新潮社  「まえがき」から抜粋させていただきました。

 色々な意見や主張を多角的に受け入れなければならないと思っている私にとって、彼女の言論の歯切れの良さは好
 ましく映っている。そして、民主主義を守ろうとする基本理念は、他の「右派」の人たちにはあまり見られないことなの
 ではないか。
 ただ、それぞれのテーマをまとめる最後の文章で、だから「憲法改正が必要だ」ということを繰り返し言われると、本来
 手段であるべき「憲法改正」が、目的になってしまっていると思わざるを得ないのです。

2.13a  
 朝から鼻がムズムズすると思ったら案の定、今日、東京都ではスギ花粉
 飛散開始が発表された。
 それをキャッチするなんて、なんとも敏感な身体だ。

 これから連休前までの間、花粉に悩まされなくてはならない。
 予防の目薬をずっとさしているから乞うご期待だけれど、鼻に入ってくるもの
 を防ぐために、明日から、外出時にはあまり好きではないマスクをするので
 す。
2.12  
 今朝自宅を出たのは7時50分。そして目的地の会社に着いたのは13時ちょっと前だか
 ら、大体5時間かかったことになる。
 週の始めと週末は、いつもこんな状態だ。

 今夜は、蒲田から熊谷まで移動しなければならなかったが、高崎線に乗るのがめんどく
 さくなり、東京から新幹線を利用した。
 それも、自由席はいっぱいだったから、立ったままの移動だった。

 だからどうってことではないけれど、左の画像は、あずさの車窓から捉えた、早朝の富士
 山
です。
 少しだけれど、心が洗われました。
2.11

建国記念の日
 
 お帰りなさい。
 高梨が勝てないときも、女子ジャンプのテレビ中継はいつも見ていた。
 そのほとんどは録画で、それも高梨が飛ぶところしか見ていなかった
 けれど、だんだん調子を上げてきた様子がわかった。
 そして昨夜のスロベニア・リュブノ大会。 
 天候が悪くてスタートが30分以上遅れ、スタートしてからも何回もゲー
 トの位置が変わったりで、試合が全然進行しないので寝てしまった。
 今季の初優勝を知ったのは、ラジオから流れる8時のニュースでのこ
 と。それから録画してあったものを見ることになった。
 ギリギリの勝利だったけれど、次に繋がるジャンプだったね。
2.10  
 晩秋に植えたエンドウが枯れている。この前見たときには順調だったのに。
 2種類蒔いたうちのひとつだ。こんなことは今までになかったこと。

 確かに最近寒かったが、このくらいの寒さは今までにもあったこと。野菜は、
 気候の微妙な変動にも敏感に反応する。

 もう少し暖かくなったときに、新しい葉っぱが出てきてくれればいいのだけれ
 ど。 
2.9
 私は関東圏に流された全国ニュースで知ったから、現場の騒動に直接触れ
 たわけではなかったけれど、豚コレラが発生した宮田村の豚舎は、自宅の
 すぐそばの場所にあった。
 その場所は、天竜川を隔てた対岸にあり、現在、橋梁を掛け直すための工事
 が急ピッチで進められている所だ。ここに、ヘリコプターや報道陣が駆けつけ
 たのだから、ものすごい騒ぎだったようだ。
 今日もまだ、白い防護服に身を包んだ人たちが、慌ただしく動き回っていた。
 右の画像は、やがて解体される橋の上から撮影したものです。

2.8  
 「あずさ」の社内で、「信玄餅」を買った。
 きな粉は散らばるし、四角い容器から蜜は取り出しにくいしで、あまり欲しくはないお菓
 子だけれど、そこに付いている小さなヘラを手に入れたかった。
 製本するときに、木工ボンドを広げるヘラが欲しくて、そこで思い浮かんだのが、この「
 玄餅
」だったのだ。
 ところが、思い描いていたのはプラスチック製だったのに、付いていたのは木製のもの
 だった。そうだよね。これだけ「脱プラスチック」が叫ばれているの状況だものね。
 作業の道具としては断然プラスチック製のものだ。だけど、世の中の自然な流れに沿っ
 て、この木製のヘラを使いこなしてみようと思っているよ。
2.7
 「ボヘミアン・ラプソディ」が、2018年公開の邦画・洋画興行収入を合わせた、年間総合
 ランキング第1位になったことから、いま見ないと後悔するのではないかと思った。
 それでかなりの期待を込めていたのだが、たいしたことではなかったというのが私の率直
 な感想。
 
 ただ、「IMAX」の臨場感はすごかった。
 「IMAX」は、カナダのIMAX社(アイマックス・コーポレーション)が開発した動画フィル
 ムの規格及びその映写システムで、通常の映画で使用されるフィルムよりも大きなサ
 イズの映像を記録・上映できる。

 従来の35mmフィルムと違うのは、フィルム幅が倍の70mmで、さらにフィルムを水平
 の方向に送ることだ。それにより高解像度の、迫力のある画面を提供することができる。

 鑑賞料は500円プラスされるけれど、それだけの価値は十分ある方式だ。

2.6b
   サブページに、「手作り製本」を設定しました。
   製本技術のノウハウが詰まっています。

2.6a
 2015年3月20日。WHO傘下の国際がん研究機関(IARC)は、動物実験と薬理作用研
 究の結果、世界で広く使われている
除草剤「グリホサート」に発がん性の恐れがあることを
 発表した。
 グリホサートは1974年に
農薬企業の最大手モンサント社が開発して特許をとり、「ラウンド
 アップ」という商品名で売り出した。世界最大の売り上げを誇る化学
除草剤だ。
 日本ではモンサント社と提携した住友化学が販売しており、2000年に特許が切れた後は、
 そのジェネリック版が「草退治」など複数の新しい商品名で、各地のホームセンターで売られ
 ている。

 雑草も虫も全滅させるグリホサートの威力は凄まじく、使い始めて数年は
農薬の使用量が
 少なくて済むが、ここには大きな問題があった。
 これを使い続けると進化して耐性を持つ雑草が出現し、今度はそれを枯らすためにもっと強
 い
除草剤を使うという悪循環で、農薬の量が増えていくのだ。

        「日本が売られる」   堤 未果   幻冬舎新書 より抜粋しました。

 土曜日の南組の新年会のとき、先輩が私に対して、「『日本が売られる』を読んだか?」と訊いてきた。そんな内容を
 問いかける先輩も、「読んだよ!」と答える私も素敵だね。 その後会話は、「旦那さんは国会議員だね」、「うん、川
 田っていうんだよ」と続いた。

 私は除草剤を使わない。「人には害のない除草剤もある」と言う人もいるが、雑草に「害」を及ぼす除草剤が、同じ生
 物である人間に害を与えないわけがない。そしてやがて、自然環境を破壊していく。
 除草剤を使わなくても済んでいるのは、草刈りや草取りをコツコツしているからだ。だから私がいなくなったときのこと
 までは、保証することはできない。
 
2.5
 この画像は、自宅の木戸に植えてある南天。毎年この時
 期に剪定をします。
 いつも思うのは、まだ赤く光っているを、切り取ってしま
 うのは忍びないということ。
 おじいさんがやっていたときに、こうやって地面に落として
 いたので、今年は真似をしてみました。
 こうしておいても、から芽が出ることはないのですが。
2.4b
 確定申告の資料を持って、会計事務所に行ってきた。私の年次の会計処理はほぼ完
 璧で、自分で確定申告をしてもいいのだけれど、理士さんに対応してもらった方が、
 
務署の信用が得られるのではないかと思って、今までずっとお願いしてきた。
 昨年から変わったのは、会計事務所に教わった「倒産防止共済掛金」を積み立ててき
 たこと。これは経費処理ができるからだ。これで、少しは納額を押さえることができる
 だろうか。
 何とかして額を低くしようと思っても、務署はごまかせない。だからというわけでも
 ないが、私的に使ったものは経費としていっさい計上しない、「正直」な納者を気取っ
 ている。
 人は誰でも、最後はプラスマイナスゼロで死んでいくという。そんなわけで、ものごとは
 いつかは自分に跳ね返ってくるから、正直に生きたいものだね。

2.4a  
 東横インの会員は、1ヶ月前から宿泊を予約することができる。その1ヶ月前というのは
 0時ということだった。これは前もって確認してあった。
 そこで、0時ちょうどにアクセスしたときにはまだ空室があった。しかし、いろいろ入力し
 たあとで「上記の内容を予約する」のボタンをクリックしたところ、もう部屋は空いていな
 かった。
 予約したかったのは「青森駅正面」。ねぶた祭に行くときのために確保したかったのだ
 けれど、みんな考えることは同じだ。
 ということは、新幹線の指定席も取れないのではないか。大手の旅行社が独自の端末
 で押さえてしまうのだろう。
 だから、これからは「東北三大祭り」を組み込んだツアーを探そうと思っている。

2.3b
 琉クンのが、「ニシザワショッパーズ」の画展示に
 採用された。

 先週も見に行ったけれど、本人が「ブルドーザーの
 だと言っていたので、これが見つからなかった。

 地味なネズミのだから、目立たなかったのだ。
 さて、賞品は何をくれるかな? 
2.3a
 吉田拓郎のコンサートチケットに当選した。東京の「国際フォーラム」で行
 われるものだ。最近はあまりいいことがなかったのでことのほかうれしい。
 ファンクラブの会員が応募できるのは3会場までで、私は、市川と東京と
 横浜のコンサートに応募した。
 当選は抽選によって決まるから、だれもがひとつの会場のチケットしか手
 に入れることができないのだろう。

 これが最後になるかもしれないとなると、もう一カ所行きたくなるのは人の
 常。昨日から、「ぴあ」でも抽選の申し込みを受け付けているから、応募し
 ようとした。
 ところが、「ぴあカード」を持っている「プレミアム会員」しか応募することが
 できないのだ。つまり、クレジットカードをもうひとつ作らなければならない
 ことになる。前から思っていたけれど、公なチケット販売会社が、こういう
 方法をとるというのはずるい。
2.2
 隣組(駒ヶ根市東伊那区塩田自治組合箱畳常会南組)の新年会は、まつ
 かわ温泉の清流苑で行われた。
 世帯数は6軒だけだけれど、3世代にわたる人たちが集まると、これだけの
 数になる。
 9種類ある天然温泉は、ヌルヌルしたお湯で身体が真から温まった。
 この4月から、伊那市で暮らしていた家族が、
南組に帰ってきます。
2.1b


 5日ぶりに会った「マジエスタくん」は、茅野駅の駐車場で
を被っていた。
 
 外気温は4℃。東側は日が当たったために
は溶けたようだが、フロントガラスの雪は
 ガチガチに凍っていて、手が出せなかった。
 
 仕方がないので、エアコンをかけたまましばらく待っていて、浮いたところを剥がした。

 これでも、今年は
が少ない方です。
2.1a
 小学校の運動会のとき、区長さんが挨拶の中で「父兄のみなさん」と言ったことが気に
 なっていた。その区長さんは、私よりも三つ年下だ。
 今は、片親の児童も多いから「
父母のみなさん」とも言わず、「保護者の方々」という表
 現を、多くの場合しているからだ。
 この小説の中に「きょうだい」という表現があった。ひらがなによる表現だ。ふつう「
兄弟
 と書いて「きょうだい」と読ませる。「姉妹」や「兄妹」を「きょうだい」とは読まない。こんな
 ところに、著者の気配りを感じた。

 この小説は、「日本経済新聞」に連載されていたようだ。それにしても、
林真理子がこん
 なに濃厚な性愛の表現ができる作家だとは思っていなかった。
 そして男の心理をきちんと突いている。ただ、主人公たちはみんな途方もない金持ちだ
 から、どこか現実離れしているところがあるのだが‥‥。