あと あと のあと   2019年5月 

5.31
 沖縄が米国の施政権下にあった1950年代後半、現地駐留の米軍が、旧
 ソ連など敵の侵攻を受けた際に備え、
兵器の使用を含む沖縄本島の防衛
 作戦計画を立てていたことが一日、米海兵隊の秘密指定文書で明らかにな
 った。作戦計画には、米軍が損害を受け反撃能力を失ってしまったような最
 悪の場合などに、敵の進撃や占拠、利用を拒むため、自ら
攻撃を加える島
 内の主要な軍事拠点や使用
弾頭の種類を事前に定めたリストも添えられ
 ている。

 同計画によると、琉球諸島の有事の際、在留旧米軍・陸軍第九軍団は
沖縄 
 本島の防衛を最優先に地上戦闘を遂行し、「
兵器が発射可能な八インチ
 (203ミリ)りゅう弾砲、もしくはオネストジョン・ミサイルの部隊の展開準備を
 行う」などとしている。

 その上で、第三海兵師団を陸上の反撃部隊の主力と位置付け「嘉手納飛行
 場、関連
兵器貯蔵施設など最重要防衛地点」が集中する島中部の石川地
 区から南を「いかなる犠牲を払っても守る」よう務め、必要なら
兵器を用いる
 と明記。

 これを受けた「核火力支援」のための「計画」と題した添付表には、嘉手納や
 普天間、読谷などの各飛行場から在琉球米陸軍司令部、金武ビーチ、主要
 道路、橋りょうまで計31ヶ所を万一の際の
の「事前選定目標」「随時目標」
 として列挙、それぞれ使用兵器や
弾頭の種類、爆発威力、起爆設定高度を詳しく決めていた。

 基地が敵の手に落ちるぐらいなら、海兵隊は
兵器で自らの基地を破壊する--。「作戦計画4-57」は、有事の際
 に、
沖縄を〝焦土化〟する計画であった。
                           「沖縄と核」  松岡哲平  新潮社  からの抜粋です。
 
5.30
 ある上場会社の幹部社員の方がおっしゃっていたことだが、新入社員が残業を拒
 否するのだという。
 残業をしないこと自体は必ずしも悪いことではないが、その理由が、早く帰ってたく
 さんの時間ゲームをしたいからだというのだ。

 20代にどういう生き方をしたのかで、その後の人生が決まってしまうと思っている。
 そのためには、困難な状況に自ら踏み込んで、自分を鍛えることが必要だと思う
 のだが、そんな価値観は今の若者にはないようだ。
 ひとつずつの階段を、自分の力できちんと登っていかないと、実りのある60代には
 辿り着けないよ。
 
5.29
 7月~12月までのホテルの予約を完了した。
 これだけではどこにどのホテルを予約したのかわからなくなってしまうので、ホテルから
 返信されたメールをコピーし、必要な部分だけを切り抜いて、スケジュール帳に貼り付け
 ている。そのために、薄かったスケジュール帳が、倍くらいの厚さになった。

 そのなかで、ひとつだけ満室のホテルがあったのだが、それは9月24日の熊谷だ。何
 事があるのだろうかとネットで調べたところ、なんとラグビーW杯の試合があった。こんな
 調子だから、来年のオリンピックの東京は、大変なことになるのだろう。

 このように向こう半年間のスケジュールが確定したから、隙間に「遊び」の予定を入れる
 ことができる。
 
5.28
 「沈黙の艦隊」で知られるかわぐちかいじ原作のベストセラーコミック「空母いぶき」を、西
 島秀俊と佐々木蔵之介の共演で実写映画化。国籍不明の軍事勢力から攻撃を受ける
 中、それぞれの立場で国民の命と平和を守るため奔走する者たちの姿を描く。

 世界が再び「
空母の時代」に突入した20XX年。日本の最南端沖で国籍不明の軍事勢
 力が領土の一部を占拠し、海上保安庁の隊員を拘束する事態が発生。未曾有の緊張感
 に包まれる中、政府は初の航空機搭載型護衛艦「
いぶき」を中心とした護衛艦群を現場
 に派遣するが……。
                                   (映画.com)
 これは、レイトショーをねらって見に行った。
 ちょうど、「脱属国論」という本を読んでいる最中で、尖閣諸島に武装した漁船が上陸した
 パターンが展開されている。 まあ、現状をベースにした、よくできている作品だと思うよ。
5.27
 かったね。

 家を出る前に用意しておいた今週分の長袖のワイシャツを、急遽半袖のものに取
 り替えた。
 そして、いったんは半袖のワイシャツにネクタイを締めたのだが、それを取り外して
 ノーネクタイで出かけてきた。

 このさに、身体がついて行かれるはずがない。
5.26a
 キュウリ  つるが伸びて、株の下の方がわき芽で覆われるようになってきた
        ら、下から5節のわき芽は全て摘み取って、風通しをよくする。
 
 ナス    一番花のすぐ下のわき芽を2つ残し、それよりしたのわき芽を
        んで整枝する。

 以上の作業が終了。 植え替えをした苗は、順調に成長しています。
5.26a  
 さつまいもの苗を植えた。   紅はるか×25本。
                    紅東×25本。

 今年初めてマルチシートを敷くのをやめました。それもあって、土は乾いてカ
 ラカラです。 しばらくは水やりが欠かせません。

 いつもなかなか根付かないのですが、今年はどうでしょうか?
5.25
 毎年この時期に、離れのフローリングにワックス掛けをする。
 いつも、長女夫婦が主体的にやってくれるので助かっている。
 今日も、私は朝から小学校のPTA作業が2時間ほどあったけれど、家に帰
 ったときにはもうほとんど終わっていた。

 真夏のようなお天気だったので、外に出したものを取り込むときには熱くなっ
 ていて、一方では虫干しになったようだ。
5.24b
 ピカピカになったマジェスタが、車検から帰ってきた。ベンツが欲しかったけ
 れど、これで時間切れだ。

 ネックになっていたのは、この歳でローンが組むことができるかわからないこ
 と。そして仮にローンが組めたとしても、最後まで返済できるかどうかもわか
 らない。これからの老後のことを考えると、貯金を崩して車を買うなんて無謀
 なことでもある。
 
 そしていちばん重いのは、マジェスタが極めて性能のよい車だということ。登
 録から9年を経過してもう下取りの価値がないけれど、これだけの車は簡単
 に手に入れることはできない。 だから、もう少しお付き合いをして欲しいと思っています。

5.24a  
 自宅で映画を見ないのには、主にふたつの理由がある。

 ひとつは、テレビで放送される映画は、ほとんどのものが吹き替えになってしまっている
 から。声がオリジナルになっている字幕版でないと、リアリティがない。

 もうひとつは、2時間近くも映画だけに集中していられないということ。必ずなんらかの雑
 音が入る。だから映画は、映画館で見るに限るのだ。

 しかしながら、昨夜は、WOWOWで放送された「目撃」を録画しておき、深夜にヘッドホ
 ンをつけて見たところ、ずっと集中していられることができた。

 そして新しいメリットを見つけたのだが、それは巻き戻して見ることができること。たとえば
 言葉がよく聞き取れなかったときなど、その場面をもう一度見ることができる。これは映画
 館ではとてもできないこと。 でも、やっぱり映画映画館で見よう。
 
5.23b
 これだけ暖かくなると、夕食の時にビールを飲みたくなるのだけ
 れど、ホテルでの奇行があってからは、外に出ているときは一
 度も口にしていません。
 だから、ビールが飲めるのは家にいるときだけです。

 午前中に野良仕事をしたときにはお昼ご飯の時に。汗を掻いた
 あとのビールは格別です。
 夕食の前は、屋外に出て黄昏を楽しみながら、庭や畑で。

 新しい「一番搾り」がことのほか美味しいよ。
 
5.23a

 まさに芸術的とも言える畑の掘り割り。こういうきめの細かさは、おじいさん
 譲りです。

 ここにはサツマイモの苗を植えるのですが、今までうまくいった例しがないの
 で、今年は、マルチシートを敷かずに育ててみます。       
5.22
 今日の仕事がなくなったのを知ったのは、月曜日の9時26分に届いたメールによって。だから、そ
 の分の資料や着替えを持たずに出発することができた。 
 仕事がなくなると、以前は売り上げが減るから困ると思ったものだが、最近は自由な時間ができる
 から嬉しいと思ってしまうから困ったものだ。
 さてこの一日をどう使うかだが、今日は、普段行くことができない知り合いを訪ねようと思い立ち、茅 
 野と南箕輪の2軒を訪問した。
 久しぶりにお伺いすると、相手がずいぶん老けたなと感じてしまう。これは自分の場合にも当てはま
 ることだから、先方もきっとそう思っていることだろう。
 
5.21b
 佐伯泰英の人気時代劇小説「居眠り磐音 決定版」シリーズを松坂桃李の時代劇
 初主演で映画化。

 3年間の江戸勤番を終えた坂崎
磐音は幼なじみの小林琴平、河井慎之輔とともに
 九州・豊後関前藩に戻った。琴平の妹・舞は慎之輔に嫁ぎ、
磐音もまた、琴平と舞
 の妹である奈緒との祝言を控えていた。しかし、妻の舞が不貞を犯したという噂を耳
 にした慎之輔が舞を斬ってしまい、それに激高した琴平が慎之輔に噂を吹き込んだ
 人物と慎之助本人をも斬るという事態に発展。
磐音は罰せられた琴平を討ち取るよう
 命じられてしまう。

 2人の友を1日にして失う悲劇に見舞われた
磐音は、許婚の小林奈緒を残したまま
 関前を後にし、たどり着いた江戸の長屋で浪人に身をやつすこととなる。昼は鰻割き
 として働き、夜は両替商・今津屋で用心棒稼業を始めた
磐音だったが……。
                                (映画 .com)

 映画館の入場口では、シナリオ全文などが収録された「特別文庫」(書籍)が配布さ
 れていた。今までたくさんの映画を見てきたが、こんなことは初めてだ。なくなり次第
 終了ということだから、ラッキーだったということになる。

5.21a
 地元紙の「信濃毎日新聞」のお悔やみ欄で、長野県内で
 発生した「ご不幸」を知ることができる。
 ところが私は外にいることが多いので、家にいたときの「偶
 然」でしか知ることができなかった。
 そこで、「信濃毎日新聞」に問い合わせをしたのだが、デジタル版がないために、知る手段はないとのことだった。

 今日届いた長女からのLINEに添付されていた画像は、今日のお悔やみ欄だった。コメントには、「△△さんは麻雀を
 しに来ていた人か?」と書かれていた。
 そう、喪主はその人だけれど、麻雀をやっていたのはもう30年前のことだよ。よく気が付いたね。こういう細かい気配
 りは私ゆずり(?)です。

5.20
 霜にやられて、ジャガイモは8割くらいが黒ずんでしまっていたけれど、その
 下から新しい芽が出てきて、画像のような状態にまでなった。
 
 ただ、芽欠き(実を大きくするために、芽を2本にする)のタイミングを逸してし
 まった。

 昨日、「余分な」芽を引っこ抜いたのだけれど、もう先っぽに小さい実を付けて
 いるものもあって、ちょっとかわいそうでした。
5.19b
 コキアを植え付けました。
 芝生の横の水路が氾濫すると、宅地に乗り上げてしまうからと、おじいさん
 がこの隙間を設置してくれました。
 何年か前からそこにコキアを植え始め、秋に色づくのを楽しみにしています。
 去年は風にあおられて茎が折れてしまったので、今年は支柱で支えてあり
 ます。
 季節の移り変わりとともに、いろいろな作業が目白押しです。だから、撮影し
 た時間には夕日が射してきました。
5.19a
  いよいよ、ついに、やっと、とうとう、
 エアコンを設置した。
 今年のも暑いだろうし、体力もな
 くなってきたし、去年熱中症に罹り
 かけたので、予防のためです。
 ただ、まだ効果を享受できるほど、
 今年のも、自宅にいられそうに
 ありません。
5.18b


  初物のエンドウを入れた味噌汁。 いい香りが漂ってきます。

  これだけでも、自宅で野菜を作っていてよかったと思える瞬間です。 
5.18a  
 1週間分を録りためておいた「やすらぎの刻・道」を、昨夜、
 チビたちを寝かしつけたあとで見た。
 時代は昭和16年、日本が戦争に向けて走り始めたころ。
 場所は山梨県の養蚕を営んでいる集落である。
 養蚕については、いろいろな道具が出てきて、私がお手伝
 いをしていたころを思い出させるが、養蚕に行き詰まって桑
 の木をこぎ始めたのは、長野県についてはもっとあとの戦後
 だったと思う。
 それにしても、倉本聰の時代認識とひとつひとつのこだわり
 には感服する。でも、このような「為になるドラマ」を、どれだけの人が見ようとしているのだろうか。

5.17
 仕事の合間に、新宿で「夜会工場VOL.2劇場版」を見た。
 「夜会工場VOL.2」は、2016年11月から翌年にかけて
 開催されたものだけれど、私が申し込んだチケットは抽選に
 外れて取れなかった。
 しかしそのあと、次女が手に入れてくれて、ようやく行くこと
 ができたものだ。
 最後の方に販売されたチケットだったから、座席は3階席の
 最後方で、目を手術する前だったこともあって、舞台の中島
 みゆき
は、あそこにいるということがわかる程度だった。
 DVDも発売されていたが、8000円したから買うのを躊躇
 していたところに、今回の映画館での上映があったわけだ。
 表情がハッキリ見える劇場版は確かにいいのだけれど、遠
 くにいることがわかる程度でも、やっぱりライブの場にいて、
 その時の空気を共有できていることの方がいい。
 
5.16
 両親がマーケットストア「フジファミリー」を経営していたから、長女には「鷹子」、次女には
 「ナスミ」という名前を付けた。
 これだけ読んで、ピンと来た人はいるだろうか。最近の若い人たちはとにかく熟語を知らな
 い。本を読まないというのも、その原因のひとつなのだろう。
 「一富士・二鷹・三茄子」とは、初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順
 に挙げたものである。

 物語は、次女のナスミが息を引き取るところから始まる。それから、生前から死後にかけ
 て、彼女と関係があった人たちの人生がランダムに描かれていくという、ユニークな手法が
 採られている。
 作者の「木皿泉」は、1952年生まれの「和泉務」と、1957年生まれの妻「鹿年季子」に
 よる夫婦脚本家。こんな所もユニークな部分である。

                     「さざなみのよる」  木皿 泉  河出書房新社

5.15b
 「娚(おとこ)の一生」「姉の結婚」などで知られる西炯子の人気漫画「お父さんチビ
 がいなくなりました
」を倍賞千恵子、藤竜也、市川実日子のキャストで映画化。

 3人の子どもを育て上げ、
猫のチビと穏やかに晩年を暮らしている勝と有喜子の夫
 婦。夫の勝との暮らしは静かで平穏ではあったが、妻の有喜子にはある不安があっ
 た。そんな思いから有喜子は娘の菜穂子に「お父さんと別れようと思っている」と打
 ち明ける。

 そんな時、
猫のチビが姿を消し、チビを心の拠りどころにしていた有喜子の気持ちは
 追い詰められていく。倍賞が妻の有喜子、藤が夫の勝、市川が娘の菜穂子をそれぞ
 れ演じる。
                       (映画 .com)

 日本の夫婦は、「好き」だなんて言えずに、多かれ少なかれこのようによそよそしい
 態度を取っていると思う。 照れくさいんだよ、きっと。
5.15a
 ふるさととは、生まれ育った土地だと思っていたが、どうやら最近は、「ふるさと納税」に
 よって、豪華な返礼品をもらえる自治体を指しているようだ。

 総務省は昨日、著しく多額の寄付を集めたことは制度の趣旨に反するとして、4市町村
 の対象除外を決定した。

 例えば住民は、行政のサービスを受けている、そのときに住んでいる自治体に納める
 べきだと思うが、過疎化が進む田舎の市町村で、収を増やすことが困難なことも理解
 できる。

 ただ、「アマゾン」のギフト券を返礼品にするというのは、どう考えても行き過ぎだ。
5.14
 昨夜、「報道ステーション」を見ていたところCMになったので、隣のチ
 ャンネルを覗いてみた。
 そこの「しゃべくり007」には、HKT48を卒業したばかりの
指原莉乃
 が出演していたが、私が知っている彼女とは「別人」の女性がいた。
 気になってネットで調べたところ、「ICL」と呼ばれる新たな視力矯正手
 術を行ったことが報道されていた。だから目の雰囲気が変わっていた
 のだ。
 だけど、
指原莉乃から毒気を抜いてしまったようで、なんだか変だよ。 
5.13
 医者の通院日。
 はじめに院長が診てくれたあとあてがわれたのは、いかにも新人という医師。話すことから自
 信なさしげな様子。
 ひとつの治療をする度に、院長に確認に行くから時間がかかるし、何よりも動作がぎこちない。
 そして型を取ったのをダメ出しされて、もう一度取る羽目になった。型なんかは、いつも科衛
 生士さんがやっていることだから、こうやって勉強をさせられているのだろう。
 簡単には一人前にはなれないことはわかっているけれど、こちらのストレスがたまってしまう。
 結局、2時間近くかかった今日のの治療でした。
5.12
 昨日と今日は、かなりの時間を刈りに費やした。
 昨日の朝は5時半から、そして今日は6時半から野良に出た。
 これで一番の約7割を刈ったことになるが、手を付けることができないの
 は、マーガレットが咲き始めた土手。ここは、花が終わってから刈ることにな
 ります。
 左側のタチアオイは今年もすくすくと成長し、選定をした渋柿の木にも、若葉
 が芽吹いています。 
5.11  

 スイミングクラブに行った帰りに、新緑の菅の台に行って
 きました。
 夕方だったせいもあるのか、土曜日なのにどこもあまり人
 がいないのは、長かった連休の影響でしょうか。
5.10
 東京オリンピックのチケットの抽選販売受け付けが始まっ
 たが、申し込みサイトにはアクセスが集中し、2日目の今
 日も繋がらないことが多かったようだ。
 私は、テレビで見るかもしれないけれど、会場での観戦に
 は全く興味がない。
 その時期に東京にいると帰宅難民になりそうだし、第一ホ
 テルが確保できるかわからないので、東京にはいたくない。
 オリンピックは夏場の観光にはちょうどいい時期だから、松
 本空港から北海道に飛んで、レンタカーを借りて、10日間
 くらいステイしてみようか。

5.9
 火曜日にあったこと。
 年に一回の胃の検診を電話で申し込もうとしたところ、伊
 那中央病院の診察券が見つからない。
 仕方がないので、再発行してもらうために行ったところ、新
 しい診察券と一緒に、1年前の診察の時の領収書を渡され
 た。
 想像するに、去年通院したときにどこかに診察券と領収書を置き忘れてきたようだ。
 だったら見つかったときに電話をくれればいいではないかと一瞬思ったけれど、診察券は普通は頻繁に使うものだか
 ら、本人が気が付くだろうと判断したのではないか。
 しかし幸いなことに、この1年間は通院をする必要がなかった。だから、自分の「ボケ」具合を心配しなければならない。

5.8
 作家「瀬戸内晴美」のイメージは、女だてらにずいぶん官能的な小説を書くというものだ
 った。

 この「あちらにいる鬼」は、作者の父である井上光晴と、瀬戸内寂聴の「特別な関係」を
 モデルにした作品である。
 モデルにされた瀬戸内寂聴が絶賛しているのだから、きっとかなりの部分で事実に沿っ
 ているのだろう。

 この作品の中では、瀬戸内寂聴が出家していく過程が詳しく描かれていて、その心境な
 んかがよく理解することができた。

                    「あちらにいる鬼」   井上荒野  朝日新聞出版
5.7  
 10連休明けの銀行は混み合っていた。
 特に、ATMの前には列ができ、なかなか自分の順番にならなかった。
 そして振り込みをしようとしたところ、10万円以上は受け付けないという表示が出た。
 10万円を少し上回る程度なのに免許証を要求され、なによりも猜疑心に満ちた銀行員
 の表情が嫌だった。
 私は3連休だったからそんなに落ち込まずに移動できたけれど、10連休を体験した人
 は気持ちの切り替えが難しいのだろう。
 「退職代行業」には、依頼者が殺到しているという。
5.6c

コロッケの日

 昨夜、WOWOWで、3月16日にパシフィコ横浜国立大ホールで行われた、
 米米CLUBの「a K2C ENTERTAIMENT TPUR 2019~おかわ
 り~」が放送された。
 米米CLUBは1982年の結成だから、それから37年が経過したことになる。
 一目見て「おじさん」とわかる人たちが、当時と同じ圧倒的なパフォーマンス
 をするのだから、感心してしまう。
 米米CLUBのツアーがあることはわかっていたが、首都圏のものは土・日・
 祝日がらみだったから、はじめから行くのを諦めていた。
5.6b

コロッケの日

 宮田高原の「黒川水産」の釣り
 に行ってきました。
 マス、イワナ、ヤマメ、アマゴなどが
 泳いでいるのですが、みんな腹一
 杯みたいで、針に付けた練り餌を
 目の前に持って行っても逃げてしま
 い、なかなか食いつきません。
 
 見るに見かねた係員の方が、針に虫を付けてくれたところすぐに食いつき、
 結局3匹を釣り上げました。
 その魚は内臓を抜いてくれたので、今夜の夕食に食べられることでしょう。 これで、チビたちの10連休が終了します。

5.6a

コロッケの日
 
 「オーディオメイト」のご主人が亡くなられ、今日のお葬式に行ってきた。享年86歳。
 最初の出会いは、まだお店が赤穂の日ノ出町にあったから、私が20代のころだった。
 お店に展示してあった38センチ径のスピーカーから、南こうせつの「夢一夜」が流れて
 いて、それが欲しくなって購入した。スピーカーはユニット売りだったからエンクロージャ
 ーを自作し、ずっと居間に置いてあった。
 何年か前に、琉クンが蹴飛ばしたときにコーン紙に穴を空けてしまい、使えなくなったの
 で処分した。
 私が公務員を辞めて事業を始めたときに、販売していたオフィスコンピュータを買ってく
 れたのが「オーディオメイト」さんだった。その事業は挫折してしまったから、迷惑をかけ
 てしまったと思う。
 それから年賀状のやり取りをしていたが、私が民生委員をしていたときに、よく顔を合わ
 せるようになった。社会福祉協議会にオーディオセットを寄付してくれるなど、熱心にサポートしていてくれた。
 奥さんの顔も覚えているが、先立たれてしまわれただろうか。お葬式はお寺で行われたため、玄関にある焼香台で焼
 香をして帰って来てしまったから、詳しいことはわからない。
 
5.5

こどもの日 


 こどもの日の主人公はチビたちだったけれど、弟夫婦と一緒に「ふるさとの丘」
 に行ったくらいでした。

 野菜の苗の植え付けや、田んぼの土手の草刈り、そして畑の草取りが間に合
 ったので、あしたは行ったことがないところに連れて行こうと思っています。
5.4

みどりの日

 先週の日曜日に、霜を浴びた野菜のは、みんな真っ黒になって枯れ
 ていました。
 芽をだしたばかりのジャガイモも、ほとんどが同様の状態でした。
 今朝は、「グリーンファーム」にの買い出しに行き、なす、ピーマン、キ
 ュウリ、カボチャのを買ってきて、それぞれの畝に植えました。
 トマトだけは、ビニールの覆いを被っていたため、難を逃れたわけです。
 ささげやインゲンも全滅だったので、新たに種を蒔きました。もうこれで
 たぶん大丈夫でしょう。
5.3b

憲法記念日
 





  「鯉のぼり いーっぱい!!」が、南箕輪村の「村報」の表紙になりました。

5.3a

憲法記念日 

 首都圏に3日間移動を含めると4日間)いたけれど、私みたいに、ネ
 クタイをしたビジネスマン風の人は、ほとんど見かけることがなくて、電
 車の中にいても、拍子が悪いくらいだった。
 そして顕著だったのは、駅の構内を歩く人のスピードだ。平日は1秒を
 争うかのように、エスカレーターをかけ降りていたのに、いやにのんび
 りと歩いていてまどろっこしかった。
 ただ、そうやって10連休を享受している人たちの裏側では、それを支
 えているたくさんの人たちがいることに、少しくらいは思いを馳せて欲し
                              い。

5.2b
 スイスは最もよく知られた永世中立だろう。このは18歳に達すると、男子は
 11週間の
事教練を課され、以後34歳まで、1年に1回の短期訓練に戻る。
 
事教練では、ライフルの使い方を始め基礎的な事技術を学び、そのライフル
 は訓練を終えた後、個人に支給される。女性は徴兵義務はないが、志願は自由
 であり、義務を課すかどうかが目下議論となっている。

 スイスの政治の形態は地方分権であるが、連邦政府は、2018年時点でコンパ
 クトな約2万1千人規模のプロの現役将校からなる陸空
を保有し、司令、防空
 と
境の防衛に努めている。民皆兵制の下でに組み込まれた約14万4千
 人の予備役と、7万4千人ほどの民間防衛部隊がその
を支える。中立とはい
 え、もしも敵に防空網が破られ
境内に侵入されたならば、スイス民は全土で
 その敵に応戦するものとされる。

 もちろん、どの
もスイスのようになれるわけではない。スウェーデンが北欧の厳
 しい自然条件に守られているように、スイスも自然の要塞に守られ、地理的特徴
 が永世中立を保つことに味方している。また、もっと赤裸々な事実がある。つまり
 第二次世界大戦中にスイスが中立
としての地位を維持できたのは、双方の陣
 営にとって便利な、とくにナチスドイツにとっては最も価値のある、都合のよい商
 売相手だったからに他ならない。

 スイスは開戦前から戦中にかけて、枢軸
、連合を問わず多数のと武器輸出、金融取引を行い、その資金や物
 資はスイスを介して連合
から枢軸国へ、枢軸から連合へと渡っていった。ナチスドイツがスイスの境を包囲
 すると、スイスからイギリスへの輸出は阻止されるようになった。その代わり、ドイツは
事物資から乳製品に至るまで
 のあらゆる品をスイスから買い上げ、反対にスイスに輸出する石油や石炭の価格を吊り上げていった。その石油や石
 炭を買うためのスイスフランは、銀行が
債を買うことで市場に提供されていった。最終的にそうした構造を支えたの
 はスイスの
民経済であり、事実上彼らはを挙げてナチスドイツの経済や争を下支えすることを強要されていた。

 スイスは独立を維持でき、第三帝
車に蹂躙されることは免れたが、それはスイスがナチスドイツにとって軍事
 的脅威ではなく、また蹂躙するより利用することに価値があったからである。大
ではないスイスが民を挙げて重
 装備しても、大
争になればそこまでの効果しかなかったということになる。

  「21世紀の戦争と平和 ~徴兵制はなぜ再び必要とされているのか~」 三浦瑠麗  「新潮社」 からの抜粋です。

5.2a  
 一昨夜、土浦で初めて宿泊したホテルに置いてあったパン
 フレットで、近くに「整体」があることを知った。
 目に付いたのは、「調整(骨盤・猫背・姿勢)」という文字だ。
 このところずっと、背骨の骨折の影響で、背筋が凝って仕方がない。そして、若いころから猫背だったのが余計に酷く
 なり、毎晩コルセットで矯正している状態だ。だから、どこかにいい整体がないものかと常々思っていた。
 そして昨夜行ってみたのだが、施術はストレッチを取り入れた素晴らしいもので、ずいぶん身体が楽になった。さらに、
 仰向けに寝ると頭がつかなかったものがつくようになり、丸まっていた背中が少し伸びたように感じる。
 しばらくは仕事で土浦に行くから、その都度通ってみようと思っている。

5.1
 この10連休を続けて取れるのは、全体の53%だという。そればかりでなく、サービス業はいつにも
 増した忙しさだろう。
 私は自分の仕事を「サービス業」だとは思っていないけれど、47%の部類に入るから、1~3日の3
 日間は仕事をします。
 連休はどこに行っても人混みに揉まれなければならないから、もっと空(す)いているときにゆっくりと
 どこかに行こうよと、サービス業の人たちを慰めています。
 10連休に対してはいろいろな意見があるけれど、53%の人はおそらく有給(収入が保証される)で
 休めるだろうということ。だから、国民が「平等に」それを享受できるような何らかの仕組みを作らないと、不公平感は残
 ってしまうのではないかと思う。