あと あと のあと   2019年7月 

7.31  
         80年代の若者たちに

      今の大卒は インターを歌えないぜ
      なんせ 大学の中で政党支持のアンケートをとれば
      いちばん多いのが 新自由クラブだというもの
      学生運動といえば なよなよした民青系全学連があるばかりで
      学生の大多数は 政治無関心層らしい
      きっとデモなんて やったことないんだろう
      機動隊のあの威圧感を 体で感じたことなんてないんだろう

      公務員の募集に 応募者が殺到する
      倒産することのないのが魅力らしい
      公務員になる目的は ある仕事をどうしてもやりたいということではなく
      自分の生活を 安定させるためのようだ

      街頭で アナウンサーが通行人にインタビューしているのが テレビに映っていた
      それは20代前半の若者だった
      「日本の国を守るために、自衛隊は必要だと思います」
      ばかを言ってちゃ困るぜ おまえ自身が銃を手に持って
      戦場へ人を殺しに行くつもりなど まったくありもしないくせに

      交通事故の加害者にでもなれば 一発で吹き飛んでしまう
      そんなちっぽけな「しあわせ」を手に入れるために
      それが人生だと勘違いして 生きているんだろうか
      60年代や70年代を生き抜いてきた俺たちは
      それぞれどこかに日和れない部分はある
      だけど いかにせん 動きが鈍くなっている
      だから 突き上げてくれる何かが欲しいのだ

      若者に何かを期待しているなんて しらじらしいことは言わないけれど
      ちっとは攻撃的になろうぜ
      守ろうとすることから 新しい展開は生まれない
      少しは骨っぽいところも見せてはくれないか
      でないと俺たち みんなを信じられなくなっちゃうぜ          (1980年の作品)

  
7.30b  
 一度、ベンチャーズを生で見たいと
 思っていた。
 ところが、駒ヶ根に2回ほど来たけ
 れどいずれも平日で、逆に首都圏
 のものは週末だったため、今までに
 その機会はなかった。
 そして今夜、中野サンプラザで出会
 うことになる。
 メンバーがコロコロ変わっているか
 ら、ドン・ウィルソンがいた一昨年までに見られればよかったが、「パイプライン」や「十番街の殺人」を演奏したときの、 
 観客の盛り上がりに触れただけでよしとしよう。

7.30a  
 スイミングクラブの「短期水泳教室」は、今週から1週間、チビたちはバスで
 通います。
 最初に実力診断の記録会があったようで、琉クンは背泳ぎの25メートルで
 33秒を切ったので、9級を取得したということです。
 舜クンはクロールで標準記録を切れずに泣いたみたいだけれど、最近目に
 見えて泳ぎがスムーズになっているから、期間中に達成したいね。
 朝のラジオ体操も撮影したかったけれど、身体が動きませんでした。
7.29   
 ホテルをチェックアウトする10時にな
 っても、まだが降っていた。
 濡れるのを覚悟で、今日は綺麗な
 水を求めて、「直江津海岸」に行った。
 やがて雨は上がって強い日差しが戻
 ってきたから、チビたちの顔や身体は
 日に焼けて真っ黒。

 昨日と今日、駒ヶ根と上越の間を運
 転したわけだが、久しぶりの長距離
 運転で疲労困憊。昨日なんか、朝の6時から2時間ほど草刈りをした影響なのか、運転中に睡魔が襲ってきて、100
 分の5秒間くらいの短時間、何回か意識が飛んだことがあった。 歳をわきまえねば。 怖い怖い。

7.28  
 谷浜に行こうと思っていたのに、もう
 少し富山よりではなかったかと車を
 走らせていたところ、能生まで行き
 着いてしまった。
 そして後戻りをして海岸に出たのは
 「藤崎海水浴場」。
 昨日までの雨模様が嘘のように晴
 れて、海岸の砂は焼けて裸足では
 歩けない状態。
 3年続けての遊びでした。

7.27b
 今日の昼ころに、畑で採れた野菜たち。

 もっと手入れをしなければいけないけれど、私が1週間に1回しか見舞われ
 ないので、トマトは脇芽だらけで、インゲンの棚など傾いでいます。

 そこにスイカやメロンの枝が伸びてきて、さらには雑草が生い茂り、我が家
 の畑は無法地帯に近い状態です。
7.27a
 ジャガイモは、雨が降っているとき
 に収穫すると、長期保存ができなく
 なる。
 先週も今週も雨模様だから、左の
 画像のようにで覆われてしまって
 いる。
 そこで、晴れの日が3日くらい続け
 ば土が乾燥するようにと、を取っ
 たのが右の画像です。

7.26b
 まだ関東甲信越地方は梅雨が明けたわけではないが、昨日からジリ
 ジリじりじりと太陽が照らし付ける、夏らしい暑さにさらされている。
 人間なんて贅沢なもので、今週の頭まで「なんて寒い夏なのだろう」と
 言っていたのに、こんどは「この暑さではやりきれない」などと嘆いてい
 る。
 一番困るのは私たちのような年代で、この気温の変化に身体がついて
 いかれない。
 画像は、昨日の夜、新橋駅のホームから見た「こいち祭り」の様子。
 
7.26a  
 18日にとびこんでた訃報は、川崎に住んでいた叔父さん(母の弟)が亡くなったというもの。当然、通
 夜と葬儀には参列しなければならないわけだったが、「家族葬」で執り行うということで、行かなくてもよ
 くなった。

 水曜日に自宅からかかってきた電話は、隣組の家の101歳になるおばあさんが亡くなったという知ら
 せ。今日が葬儀だったのだけれど、長男が行ってくれたため、私は東京で仕事をしていた。

 こんな仕事をしていて家にいることが少ないと、このような「義理」に対応できなくなる。それは仕方がないことだと思っ
 ているのは自分だけで、世間の人たちは決してそうとは捉えていないと思う。
 
7.25c  
 「怪しい彼女」などで知られる韓国の演技派女優シム・ウンギョンと松坂桃李がダ
 ブル主演を務める社会派サスペンス。
 東京
新聞記者・望月衣塑子の同名ベストセラーを原案に、若き新聞記者とエリート
 官僚の対峙と葛藤をオリジナルストーリーで描き出す。

 東都新聞の記者・吉岡エリカのもとに、医療系大学新設計画に関する極秘情報が
 匿名FAXで届く。日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育ち、強い思いを秘め
 て日本の新聞社で働く彼女は、真相を突き止めるべく調査に乗り出す。

 一方、内閣情報調査室の官僚・杉原は、現政権に不都合なニュースをコントロール
 する任務に葛藤していた。そんなある日、杉原は尊敬するかつての上司・神崎と久
 々に再会するが、神崎はその数日後に投身自殺をしてしまう。

 真実に迫ろうともがく吉岡と、
政権の暗部に気づき選択を迫られる杉原。そんな2人
 の人生が交差し、ある事実が明らかになる。  
          (映画 . com)

 6月28日に全国公開されてから、どこかで見ようと思っていたのだが、それがな
 かなか実現できずに、1ヶ月後の今日になってしまったもの。
 先々週は、新宿ピカデリーまで行ったのだが、満席でチケットが確保できず、今週の月曜日は、有楽町の「角川シネ
 マ」の場所を探すのに時間がかかり、着いたときには本編が上映開始されてしまっていた。大体、上映館が少なすぎ
 る。
 観客のほとんどは年配者で、本当は若者が見なければいけないと思うのだけれど、このような作品が作られ、さらに
 特に規制もされずに上映することができる日本には、まだまだ希望をもってもいいのかな?
7.25b  
 大船渡高校の佐々木投手の夏が終わった。
 今日勝てば甲子園という試合に、準々決勝に続いて、佐々木投手
 登板させなかった。

 国保監督は、「投げられる状態ではあったかもしれないが、私が判断
 した。理由は故障を防ぐため」と言っている。

 すごい!これはなかなかできることではない。プロ野球のスカウトはさ
 ぞかし喜んでいることだろう。

7.25a  
 毎年土用の丑の日が近くなると、「今年はどこでを食べさせてくれるの?」
 と、冗談半分で言っている。

 先方はそれを冗談だとは捉えずに、いつもうな重を用意してくれる。去年は八
 王子の、そして今年は習志野の工場で、「特上 鹿児島県産うなぎ蒲焼重
 を食べさせてくれた。

 小売価格はなんと2680円也。 感謝を込めて、ありがたく頂戴しました。
7.24
 あれだけあちこちで危ないと言われているのに、そして実際に事故が起こっているのに、未だに「
 きスマホ
」がなくならない。
 エスカレーターは、右側も歩かずに乗るようにと訴えられているのに、駆け足で降りていく人がいるか
 ら、万一の場合に備えて、絶えず緊張していなければならない。

 駅の構内では、キャリーバックを後ろに引っ張って歩く人が多いけど、私は身体の横に寄せるように
 して運んでいる。
 こうやって、みんながまわりへの影響を考えて行動していれば、もっと穏やかな世の中になるのに。
7.23
 今週の忘れ物は、スマホの充電器を持ってくるのを忘れてしまったこと。
 日曜日の夜、荷造りをしていて、これを忘れないようにしようと思って見た、机のコンセ
 ントに刺さったままの充電器が目に浮かぶ。

 郡山の「東横イン」で、近くに「ドコモショップ」がないかと尋ねたところ、「当ホテルにあ
 るものが使えれば」と、何種類もの充電器をカウンターに置いてくれた。その中に使え
 るものがあったのだ。「地獄で仏」とはまさにこのようなことを言う。

 さらに、今日行った会社の方が、充電用のバッテリーを貸してくれた。こんな便利なもの
 があるのなら、私も1台備えておこう。
7.22b
 東北新幹線の車内で、ネット配信されていた「吉本興業」の岡本社長の記者会見を垣
 間見た。
 ひと言で表現するならば、トップ経営者の器ではない。

 人は、本当の危機に遭遇したときに、その人の本質が表れる。
 大きく分けるならば、事実と向き合おうとするのか、自己保身に走ろうとするのかのどち
 らかだ。

 とにかくダラダラとした説明が多くて、質問者から「簡潔に!」という投げかけが何回と
 なくされた。
 この記者会見を見るだけで、「吉本興業」の企業としての体質を伺い知ることができる。

7.22a  
 2週間前に行われた、血液造影剤を注入した上でのCT撮影と、血液検査
 の分析結果は、特に問題なしだった。

 そして今日は胃カメラによる内視鏡検査。
 ずいぶん長い時間がかかっていたから心配だったけれど、以前に退治した
 ピロリ菌の影響で、胃壁の萎縮とただれが見られるので、定期的に検査を
 受けるようにとのことで、異常は見られなかった。

 検査が行われている間、看護婦(師)さんがずっと身体をさすっていてくれた。
 普段こんなに優しくされたことがないからと、つまらないことに感激している。 
7.21
 畑の近況報告。
 
 左から、タマネギのあとに地這い胡瓜と、小玉スイカと、ころたん(メロ
 ン
)の苗を植えてあります。

 ナスの実はあまり大きくならないけれど、これから秋までお付き合いし
 てくれます。
 胡瓜は盛りを少し過ぎた感じで、長ネギは今日頭をカットしました。

 雨が続いているのでが伸びたけれど、取る時間がありません。
 
7.20
 スイミングの帰りに、宮田村の祇園祭を覗いてみました。

 江戸時代から続く宮田村の祇園祭宵祭り。神輿が町を練り
 歩き、夜には花火大会、そしてクライマックスには神輿を破
 壊するエネルギーあふれたお祭りです。

 夜半まで続く「あばれ神輿」と呼ばれる神輿は、クライマッ
 クスでは真柱一本になるまで津島神社境内の石段から幾
 度となく投げ落とし破壊します。

 その神輿の破片を屋根に上げると無病息災等の厄除けや
 商売繁盛などのご利益があるといわれ、その面白い風習から「天下の奇祭」と呼ばれるようになりました


                                                     (信州宮田観光ガイドから)

 夜中に行われる「あばれ神輿」を見るために、こんな時間から座席を確保している人がいました。

7.19
 舜クンの7歳の誕生日。
 じいじからのプレゼントは、「ロックスモーション・ウッドパズルセット」。
 
 木製の箱に入った12種の立体パズル
 バラバラに崩し、元の形に組み上げていくだけのシンプルなものですが、見た目以上
 に手ごわく、時間を忘れるほどの愉しさです。
 でき上がりをイメージしながら指先を使いはめ込んでいく
パズルは、お子様の遊び道
 具にはもちろん、大人の脳や指のトレーニング用にも最適。


 ということです。
 舜クンは挑戦してくれるかな?
7.18  
 新型「スープラ」。私はこのような曲線的な車が好きだ。
 BMWのエンジンを搭載し、海外の工場で作られている。
 この車がツーシーターでなかったなら、食指が動いていた
 かもしれない。
 こんな車に興味を持つなんて、まだ気持ちは若いね。

 16日に発表された「スカイライン」には、一定の条件であれ
 ば、高速道路で手を放しても自動で走行する機能が標準
 装備された。
 こうやって車がどんどん進化しているから、9歳になった「
 ジェスタ
」がおじいさんに見えてくる。

7.17b

 私は、芥川賞と直木賞を受賞した書籍は買わないことにしている。その理由は、突然売
 れ出すことの片棒を担ぎたくないからである。
 こんなちっぽけな人間であることは自覚している。

 ところがだ、昨夜、熊谷の書店で目についたのがこの本で、あまり考えずに購入してしま
 った。そして今夜のニュースで、この作品が芥川賞を受賞したことを知った。

 まだ少し読んだだけだから、書評を書くことはできないが、まあ素直に「おめでとう」と言う
 べきなのだろう。  


7.17a  
 夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空
 霧のなかに うかびくる やさしい影 野の小径
 水芭蕉の花が 咲いている 夢見て咲いている水のほとり
 石楠花色に たそがれる はるかな
尾瀬 遠い空

    「夏の思い出」  江間章子 作詞 ・中田喜直 作曲

 この時期に、一度「尾瀬」に行ってみたいと思っている。
 ルートを何度か調べたことがあるが、車で行くにしては距
 離があるし、公共交通手段を使うのも時間がかかりすぎる。
 やっぱりここは、ツアーを利用するのがいちばんかな?
7.16
 6月4日の「東京国際フォーラム」でのコンサート。最初の
 MCで拓郎は、「もう4回ほど声が裏返った」と言った。
 3年前のコンサートに比べると、声のコンディションはよくな
 かったから、今回はDVDを出さないだろうと思っていた。
 ところが、WOWOWで9月に、独占放送されるというのだ。

 2003年に肺がんを患ったあと、2014年には喉の声帯に
 異物が発見され、治療の上完治したという。
 今回のコンサートのあと感じたことは、もうライブはいいか
 ら、のんびり暮らしていこうよということ。
 拓郎からは、もういっぱい希望や勇気をもらった。 
7.15b

海の日

 20歳以上の男女の参政権が認められたのは、戦後の1945年12月17日。改正衆議
 院議員
選挙法公布によります。
 一票の格差も問題になっていますが、納税額によって
選挙権を配分すればいい、と考え
 る方もみえるようです。
 その考え方も理解できないことではありませんが、仮にそうなった場合には、高額納税者
 に有利な法律に改正してしまう不安があります。
 20歳以上の男女すべてに平等に一人一票づつを与えるという現行
選挙制度でも、選挙
 =人気投票となっている面があり問題がないとはいえません。
 また、本来
選挙というものは選挙権を持っている人すべてが参加すべきものです。
 100%とまではいかなくとも9割以上の
選挙権者が投票に行くというのが本来の姿であ
 るべきです。
 しかしながら、最近の地方
選挙などではところによっては投票率20%台などといったとこ
 ろもあります。
 こうなるともう普通
選挙制度は事実上崩壊しているといえなくもありません。
                   (「よねず税理士事務所」のコラムからいただきました)

 税金の納付額によって選挙権を与えるというのは、ある意味では賛同できるところもあるが、好ましい制度ではないの
 だろう。
 ただ、「誰にも」、「平等に」一票を与えるというのには問題があると思う。最近の風潮として、「平等」=「同一」という考
 え方が蔓延しつつあるが、「政治」に対する思いが強い人も、まったく関心がない人も、同じ一票というのはやっぱりお
 かしい。
 たとえば3回棄権した人は、次の選挙では投票権を失うくらいの、対応をしてもいいのではないか。

7.15a

海の日

 もじずりが咲いている、玄関横の芝生です。
 こんなに雑草が生えてしまっているのは、もじずりがあるために、芝生用の
 除草剤を散布できないからです。

 このは、自然の状態ではなかなか増えないので、毎年種を採って、まわ
 りに蒔いていました。
 それが実ったのか、いくぶん群生に近い形になってきました。
7.14b
 これは、「いんげん」に衣を付けずに天ぷらにしたものです。

 これらのものは、普通「ささげ」と呼んでいるのですが、もっと細くて長いものを
 「ささげ」というようです。

 昨年は「いんげん」と「ささげ」の両方を作ったのですが、今年は2種類とも「い
 んげん」の仲間だったようです。

 今はいっぱい採れて、とても食べきれません。
7.14a
 畑で取れたばかりの野菜と、街の居酒屋で出される野菜と、いちばん味の
 違いがわかるのは枝豆だ。

 特に冷凍のものなんかとは、比べものにならないくらいの奥深い「甘さ」を味
 わうことができる。

 どの野菜も、作るよりも買った方が安くて、ときには耕作するのがバカらしく
 なったりもするが、この新鮮さを味わうことができることが喜びなのです。
7.13
 駒ヶ根市の「小学生相撲大会」。
 これに出たいという琉クンを尊敬し
 てしまう。私だったら絶対出ない。
 ちなみに舜クンに「なぜ出ないの
 か?」と訊くと、「早く負けてしまう
 から」という答えが返ってきた。
 琉クンも個人戦は負けてしまったけ
 れど、団体戦は準優勝したと、嬉し
 そうに報告してくれた。
 
7.12
 今週は月曜日に池袋の眼科医に通院したあと蒲田に宿泊した。翌日は蒲田での仕事が終わったあと、
 東北新幹線で福島県の郡山に移動し、翌々日は一度上野に出てきたあと、常磐線で茨城県のつくば
 に移動した。
 木曜日のつくばでの仕事が終わったのは21時過ぎで、そのあと社員の方に千葉県の習志野まで送って
 もらったから、ホテル到着したのは23時近くになっていた。
 そして今日、習志野での仕事が終わり、あずさに乗ってやっと帰路についたところ。
 この1週間で実感したのは、これでは身体が持たないだろうということ。今週が何かのターニングポイントになるかもし
 れないので、こうやって記録に残すことにしました。

7.11
 この作品は書き下ろしである。 
 私の場合もそうだったが、新聞や雑誌に連載しているときは、それがペースメーカーの役
 割をし、同時に強制力が伴ってくるから、何とかしなければならないことになる。
 それが単行本の場合は、明確な締め切りがないから、よほど自分を律しないと、なかな
 か計画どおりには進まないものだ。

 「新・くたばれISO。」の場合なんか、自分の誕生日に刊行しようというのが、自分自身に
 対するプレッシャーだった。
 だから、これだけの内容があるストーリーを、書き続けるということ、たいへんなエネルギ
 ーを必要としたことだろう。

 そしてさすがは東野圭吾の小説、物語の中にぐんぐん引き込まれていった。
7.10b
 JR郡山駅の構内に飾られた、おびただしい数の提灯。

 これが何を意味しているのかを、帰りがけに駅のインフォメーションで訊いて
 みようと思っていたが、失念してしまった。

 第一、駅にインフォメーションセンターがあるかどうかも確認してない。
7.10a
 日曜日に家のテレビでプロレスを見ていたら、私の机の上の電話が鳴った。
 受話器を取ると、相手は「共同通信社です」と名乗った。そして、「これは仕
 事用の電話ですか、個人の電話ですか?」と訊いてきた。
 それに対して、「仕事用の電話です」と答えたところ、「失礼しました」言って
 電話は切れた。そのときはそれが何のことかわからなかった。
 そして昨日フッと気が付いたのは、世論調査の電話だったのではないかとい
 うことだ。だから、「個人の電話」でなければならないのだ。
 電話番号の抽出は、一般的には統計理論にのっとった層化無作為二段抽
 出法という方法で行われ、全国3,600人を対象にしているというから、かなり低い確率が私の所に巡ってきたことに
 なる。

7.9
 昨日の夜の、蒲田駅東口での出来事。
 私は22時ころ、飲み物を買うためにローソンに行った。客は数人いて、
 その中の一人がドリンクの棚の前に立っていた。私がその横をすり抜
 けようとしたところ、その男は身体を寄せてとうせんぼをした。
 それは偶然のことかと思ったが、通り抜けることができなかったので遠
 回りをしてその場所に行こうとしたところ、こんどは向かってきて肩を
 つけて
きた。これはもう意志を持った行動としか考えることはできない。
 怖くなったので急いで会計を済ませて店外に出たが、今日お伺いした
 会社でそのことを話したところ、蒲田は東京でも治安が悪いことで有名
 らしい。こんなことに係わると、最近は簡単に刺されたりするから怖い。 

7.8b
 白内障の手術をしてからちょうど1年が経過した。
 池袋の眼科医は、私が行ったころの貸しビルから、自前のビルに移動していた。
 もっと広くなっていると思っていたが、院内のレイアウトはあまり変わらず、検査の
 時にエレベーターで2階に行くことが変わったことくらい。
 検査の結果、視力は裸眼で1.2が確保され、本来は減るはずの角膜の細胞数が増えているなど、順調そのものだ
 った。
 だからもう来なくてもいいと言われたけれど、花粉症の予防の目薬が効いたから、来年の1月に通院することにしまし
 た。

7.8a
 去年は大々的に剪定をしたためか、ほとんど実を付けなかったキウイ
 今年は画像のように、枝にもみ付いて(方言かな?)います。

 柿の木が、たくさん実を付けたときに、体力を温存するために自ら実を落下さ
 せるように、キウイもたくさんの実を地面に落としています。

 このままいけば大豊作です。 私は食べないけどね。
7.7b
 おばあさんの13回目の命日
 十三回忌の塔婆は、去年のお盆に建てました。

 蜂の巣を落としておいたのに、蜂たちはまだその場に残っていて、次の巣作
 りの準備をしている様子でした。

 まだときどきに出てくるけれど、それも頻繁ではなくなりました。
7.7a  
 新日本プロレスの、「G1 CLIMAX 29」開幕戦は、アメリカ・テキサス
 州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターで行われた。

 生中継の日本時間は午前7時から。とのさまは、6時半に起きて開始
 に間に合うようにやって来た。

 それから約3時間はまたたく間に過ぎて、試合を堪能することができま
 した。
 G1の暑い夏がやって来ました!
 
7.6
 駒ヶ根ベンチャーズのコンサート。
 去年、一昨年と、気が付いたのは終わったあとだったので、
 今年は、ドラムを担当している同級生に、日程が決まったら
 教えてくれるよう頼んでおいた。
 3年前と変わっていたのは、サイドギターがいなくなってい
 たこと。そして、ギターができる人を募集していた。
 私がもう少し若くて、自分の時間があったのなら、挑戦して
 みるのだけれど……。
7.5
 戦争の最前線にいる小隊長は、頬紅を塗っていたという。
 なぜかというと、引き抜いた軍刀を掲げて、先頭を切って敵陣に突入するの
 に、指揮者が恐怖に青ざめているのを、部下に悟られないようにするためだ
 ったという。
 私も組織の長としてたいへんな時期があったけれど、そのとき心がけていた
 ことは、不安な表情を表に出さないことだった。組織の長が不安がっていた
 のでは、部下の士気が上がるはずがない。
 そんなことを、若くして工場長になった人に説明している。結局、自分の力
 乗り越えるしかないのだから……。

7.4
       中津さん

     地本の大会へ行く途中
     うしろ姿をみつけました
     釜口水門の近くです
     感じですぐわかりました

     帰りぎわに 少し会いました
     「暑中見舞いありがとう」
     「森田さん! 少しやせたみたい」
     頬にたれる長い髪の奥で 目がきれいでした

     職場会の最中に電話がありました
     「モシモシ」と言っても なにもしゃべってくれません
     10日の日曜日に 会いに行く約束をしました

     今は
     地図が入っているはずの 手紙を待っています
     10日まで あと2日しかありません
     こちらから電話をしても いつも不在です
     遠いと不便なものです   (1971.10.7)

                地本:総評全国金属労働組合長野地方本部

 彼女は民青(日本民主青年同盟)の活動家、私は社青同(日本社会主義青年同盟)の同盟員でした。
 当時の労働組合は、社会党共産党の主導権争いが激しく、個人としての立場の違いを、乗り越えることができなか
 ったのです。

7.3
 「あずみ」が「ビッグコミックスペリオール」に連載されていたころは、それだけを読みたい
 がために、毎週必ず購入していた。
 「あずみ」は、1994年から2008年にかけて連載され、その続編の「AZUMI」が連載終
 了となったのは2014年だった。

 そのあと単行本となった 全巻を買って、何回か読み直したのだが、小山ゆうの作品がそ
 の後も連載されていたことに気付かず、「雄飛」の存在を知ったのはつい最近のことだ。
 どこで知ったかというと、伊集院静さんの単行本の中に、推薦の文があったからだった。

 「雄飛」は、昨年10月までやっぱり「ビッグコミックスペリオール」に連載されていたわけ
 だが、それに全然気が付かないとは、私の情報収集能力も大したことはない。
 さらにこの2月からは、「颯汰の國」という作品の連載が始まっている。
7.2
 日曜日がおばあさんの命日だから、
 お墓の掃除に行ったところ、塔婆に
 が巣を作っていた。
 これでは手を付けられない。 
 殺虫剤を噴霧するのも酷だから、と
 りあえず棒でたたき落としておいた。
 掃除は土曜日に持ち越しです。
7.1
 2ヶ月くらい前から、印鑑がどこかに行ってしまっている。氏名を彫り込んだ、太いタイプ
 の印鑑だ。
 実でも銀行でもなく、ただ見積書や請求書に使っているだけだから特に支障はない
 が、だから自分の机から持ち出す場合などなく、どこかで紛失したことは考えられない。

 何かを探すことが多くはなっているが、このように全然探すあてがないことはまれで、どこ
 かの部分で記憶と繋がっているものだ。
 ぼつぼつ出てきそうなものだが、もしかしたら記憶が消えてしまっている可能性もある。
 そんな年齢にさしかかっているから、それが恐怖だ。