あと あと のあと 2023年 5月

5.31b
 同性婚を認めないことは憲法に違反する――。30日の名
 古屋地裁判決。法廷につめかけた支援者らは喜びに沸いた。

 午後2時、同地裁の1号法廷。当初は静寂に包まれていた。
 傍聴席の後方では、祈るように手を組む人もいた。

 判決理由の読み上げで、西村修裁判長が「(憲法)
24条
 2項
に違反する」と読み上げると、静まりかえった法廷に
 息をのむ音が響いた。そして「
14条1項に違反する」と
 続くと、抑えきれなくなったように誰かが「うわ」と声を
 あげた。廷内がざわめく。顔をおおって泣き出す人。傍聴
 していた人がおさえたハンカチのすきまから涙がこぼれ落
 ちた。
 「朝日新聞デジタル」 5/30(火) 14:37配信

 それでは、憲法24条2項と14条1項を見てみよう。

  24条2項 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関
        しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。


  14条1項 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、
        経済的又は社会的関係において、差別されない。


 「同性婚」を認めるのならば、父親と息子あるいは兄弟も結婚してもいいということになるではないか。
 これは屁理屈かもしれないが、そんなことは社会通念上あり得ない。

 何を言いたいかというと、人類を含めた生物が生存する上での最大の目的は、後世に種を残していくことである
 から、結婚はそれを社会的に保証している制度だと思うわけだ。

 好き合った同性が一緒に暮らすことは何も問題ではない。ただ、それを「同性婚」というかたちで制度化しよう
 とすることに、私は違和感を覚えている。

5.31a
 休刊する「週刊朝日」がついに「最終号」を迎えた。
 101年間続いた発行がここで途絶えてしまうことになる。

 「最終号」の表紙と見開きと裏表紙は、週刊誌が最も勢いのあった、古き良
 き昭和時代の編集部を表現させようと、33人いるスタッフ全員で構成した
 写真になっている。

 私は、この「週刊朝日」と「サンデー毎日」と「週刊文春」を毎週買ってい
 た。
 その中で、「週刊朝日」と「サンデー毎日」は、なんといっても知的好奇心
 を刺激される内容で、そこから受けた知識は計り知れないものがある。

 ただ惜しむらくは、大学合格者の高校別ランキングであったり、合格者のイ
 ンタビューなどに、大幅の紙面を割いていたことだ。
 私なんかそんなことに興味がないから、読む前にそのページを剥ぎ取ったけ
 れど、そうすると薄っぺらな冊子になってしまっていた。

 休刊は残念だけれど、このネット社会の中では復刊することは無理だろう。  
5.30
 今年が初めての試みだけ
 れど、枝豆摘心を行い
 ました。

 目的は、収穫量を多くする
 ことです。

 枝豆のさやが付くのは、節
 の部分、つまり葉や枝のつ
 け根です。
 摘心することによって、主
 茎の養分が行き場を失い、側枝の生育に回るわけです。

 この何年かは、枝豆がうまく実らないため、この方法をとる
 ことにしました。
 上手に栽培できた枝豆は、居酒屋で出てくる冷凍のものに比べ、圧倒的に甘くて美味しいのです。
 
5.29 

 何十年か前に取り組んだことがある、「大輪朝顔」に挑戦しています。

 これは「京風数咲き作り」とも呼ばれていて、本来つる性のものを短く摘心し、ひとつの鉢に数個だけだけれど、
 大きな花を咲かせるものです。

 今回はいろいろな色の朝顔6種類の種を手に入れて、川砂の床で発芽させたあと、こうやって鉢に移植しました。
 まだ発芽しない種類がひとつだけあるので、追加で蒔いた種が芽を出すのを待っています。
 
5.28


 の新芽を間引くことを「みどり摘み」といいます。
 去年から始めました。

 それまでは、初冬に植木屋さんが行う選定だけだったから、春は伸び放
 題だったのですが、それが気になり始めたのです。

 対象となるは2本。
 この赤ともう1本は黒松です。

 この赤は、高校生のときにアルバイトにいっていた営林署の苗圃から、
 苗をもらってきて植えたものです。
 赤を庭木として、このように仕立てたものはあまり見かけません。

 だけど、我が家にはこのサイズの脚立しかないので、てっぺんまで手が
 届かないのです。  
5.27
 コロナ禍のため、
 この3年間は、自
 宅に都会のお客さ
 んが来ることが途
 絶えていた。

 そしてこの週末、
 久しぶりの来客が
 あった。

 今日、産直市場に
 お連れしたとき
 に、里親を求めて
 いる5匹の子猫
 ちがいたけれど、
 生まれた日が、お
 客さんご夫妻の娘さんの誕生日と同じだった。

 そのことに運命的なものを感じ、そのご夫妻の娘さんが結婚するために
 家を離れるので、その「代わり」にを欲しくなり、手に入れて自宅に
 連れ帰ることになった。

 十分心配されたことだけれど、その場にいた舜クンも飼いたくなり、ばあばと交渉したけれど実現しなかった。
 だから、お客さんが家に帰るために我が家を出発するまでのあいだ、そのとの名残を惜しんだわけです。
 
5.26
 車検証が送られてきたが、今年からフォーマットが変わり
 小さくなったことと、新しい機能としてはマイクロチップ
 が埋め込まれたことが、今までと違うところだ。

 普段、車検証が必要なのは、スピード違反で捕まったとき
 くらいだから、マイクロチップの機能を使わないで済むこ
 とを願いたい。

 マジェスタの初年度登録は2016年で、もう7年も経過
 したことになる。
 走行距離は83652km、まだそんなにへたってないか
 ら、もうしばらくお世話になります。 
5.25
 部長とか課長とか係長とかいった役職の呼び名には、大きくはふたつ
 の意味が込められている。

 ひとつは資格としての区分で、その多くは給料の等級に位置付けられ
 ている。
 つまり、等級が上位になるにしたがって、その呼び名が変わってくる
 わけだ。

 もうひとつは職制としての区分で、組織のマネジメントを執り行う意
 味で、係があればそのトップは係長、課があれば課長、部の場合は部
 長ということになる。

 困ってしまうのは、そのふたつが混同してしまっていることだ。
 ひとつの課に課長がふたりいたりすると、どちらがその課の最終的な
 意思決定権を持っているのかということになる。
 ふたりが協議をして組織をコントロールしていくなどということは、
 組織運営の原則としてはあり得ない。

 このことを区別するために、マネジメントを行う課長以外には「担当課長」などという呼び名を付けているとこ
 ろもあるが、これは資格職制を切り分けすることができない例だ。
 課長の下に、資格上は部長だという人が部下として存在することなんていくらでもあること。
 つまり、日本にまだ残っている年功序列型の資格と、マネジメントできる能力とは別物と考えた方がいい。

 私がひとつ目の工場を立ち上げたとき、組織としては係がふたつ存在し、私はそのうちのひとつの組織の「係長
 代理」だった。
 この「代理」というポジションもよくわからないものだが、その工場の場合は、親会社から立ち上げに出向し
 ている人がいてその人が係長だったから、やがて私に係長のポジションを渡すという意味では理解することがで
 きる。
 でも、あるお客さんの会社の場合、ひとつの工場に「工場長代理」が何人も存在しているが、その人たちが工場
 長になるための予備期間であるという実感はないから、それはきっと資格を表しているのだろう。

 組織の意志決定を迅速にするために、取りまとめをするただ一人の人に権限を与えているのだが、誤った舵取り
 を繰り返していたのでは会社そのものがおかしくなってしまう。
 だから、給料の等級と連動した資格よりも、マネジメント能力を優先して、組織を統率する職制を配置すべきな
 のだ。
 
5.24
 「櫂くん、介錯って知ってる?」
 「え、あ、切腹?」
 瞳さんはうなづいた。

 「お腹を切るだけじゃ死ねないの。だから苦痛を長引かせないために首を
 落とす。武士の情けってやつ。わたしも奥さんももう腹は切っている。あ
 とは男がとどめを刺すだけ。そこで男が怖がって逃げたら、死にきれずに
 女がのたうち回ることになるじゃない」

 表現の苛烈さに、ぞくりと鳥肌が立った。一方で毎度男にずさんな
介錯
 されて絶命しきれずのたうち回る母親の姿を思い出す。それに引きずり
 回された自分の子ども時代も。
 あんな思いを睦海には味わわせたくない。


    「汝、星のごとく」  凪良ゆう   講談社 からの抜粋です。

 心が震える小説というのは滅多に出会うことができない。
 2日間で読み終わることができました。 
5.23b
        結婚式

     私が 結婚式の司会をお断りしたのは
     自分の行き方を 他人に押しつけたいのではなくて
     他人の生き方のために
     自分自身の生き様を あいまいにしたくなかったからです
  
     すでに決められていた
     家と家のつながりからくる仲人を拒否したり
     三々九度をしなかったり
     ワルシャワ労働歌で入場したり
     新郎新婦の横に両親をならべたり
     会社代表に挨拶を頼まなかったり
     会場の椅子の配置をバラバラにしたり
     1500円の会費で運営したことなどを
     きちんと位置付けておきたかったからです

     いま 「常識」となっている
     いや そうさせられていることを
     ひとつひとつこわしていくことが 私の闘いです

     親や 親戚や 地域の人間関係にしばられて
     だんだん動けなくさせられます
     だから 結婚式という 新しい世界を切り拓く場こそ
     「儀式」にしてはいけないのです
     少なくとも 「社会変革」をめざす者にとっては           (1979.3.15)

 県立の社会福祉施設にいたときの作品です。あのころはまだこのように尖っていました。
 だったら、結婚式なんかしなければよかったのにねと、今なら思うことができます。
 こんな威勢のいいことを言っていた人が、今や「常識人」となってしまっているのはどういうことだい? 
 やっぱりこれは押しつけでした。
 
5.23a  
 すごいウェブサイトをみつけた。

 私は毎週ホームページの表紙の写真
 を変えているけれど、花の名前がわ
 からないことがよくある。
 今までは、そのの特徴を入力して検索しているが、なかなかヒットせず苦労をしていた。

 ところがこのサイトは、対象のの画像を入力すると、あっという間に名称が現れるのだ。
 これは、「gooのAI」技術を活用したサービスで、1,038種類のから調べられるという。

 このことにより、私のこれからの人生に対する負荷が、1/10くらい軽くなったような気がしている。
 ただ、あちこちで論議されているように、「便利な」AIは、諸刃の剣になってしまう可能性がある。

5.22b
 朝5時から大谷の登板試合を見て、6回で降板したあとは畑に出て野菜の手入れを
 して、朝ご飯を食べたあとは耳鼻科医院に通院した。

 そのあと茅野駅に向かって車を走らせたのだが、珍しく眠たくなって困った。
 普段は朝からこんな状態になることはない。

 そして乗り込んだあずさではぐったりしてしまい、甲府駅で停車したことにも気が
 付かず、八王子に近づいたという車内放送を聞いた。

 コロナワクチン接種の副反応なのか、寝不足か、野良仕事の疲れか、はたまた老化
 に伴うものなのか、もう今やわからないけれど、身体がだるい。 
5.22a  
 家の北側にあるの大木。

 餅にするくらいだから葉っぱも美味しいらしく、いつも
 毛虫が付いて穴ぼこだらけになっていた。

 3年前からシルバー人材センターに庭木の消毒をお願いし
 ていたから、今年も連休後にやってくれました。

 おばあさんが生きていた頃は、毎年餅を作ってご近所さ
 んにも配っていたから、今でもその話題がよく出ます。
 でも、今は誰もそんな手間暇をかけたことはやりません。
5.21c















 お昼ご飯を食べに行った「かんてんぱぱガーデン」の、庭に咲いていたシャクナゲとクリンソウです。
 
5.21b  
 桜の木の下には、タチアオイが生えているので、草刈り
 それを避けて手刈りにするしかありません。

 鎌を使って草を刈るのは、簡単そうに見えて結構難しいの
 です。

 刃先を草に当てても、ただ引っ張るだけでは切れてくれな
 いので、引っ張りながら微妙にスライドさせます。

 だから、機械刈りに比べて時間がかかってしまうのは仕方
 がありません。
5.21a  
 日頃YouTubeなどあまり見ないのだが、最近は「
 っち
」のギターに魅せられている。
 だからお裾分けです。

  a) 天才エレキ少女、寺内タケシとの共演
  b) 中学生ちっち&水沢ベンチャーズ
  c) ストロベリー・パフェ
  d) 結婚披露宴

 入籍は去年だったけれど、今年の3月に、コロナ禍で延び
 延びになっていた結婚披露宴を執り行ったということです。
 ちっちおめでとう!
 
5.20b
 6回目のワクチン接種
 後遺症のことがいろいろ取りざたさ
 れていますが、あちこち動き回って
 いる私は、できることはやっておこ
 うと思い接種しました。

 接種会場では、私の目の前に並んで
 いたご老人が、いろいろ難癖を付けていて、ボランティアの人が気の毒でした。
 だから私より前にいたのに、接種を終えたのは何人か後になってしまっていました。

 さらに接種したあと20分待機しているときに、その人は「水が飲みたい」と訴えていて、「あと20分待てま
 せんか?」と、ボランティアの人に諭されていました。

 いい歳をして何という態度かとその人をよく見たところ、なんと同じ常会の、校長先生まで経験をした人でした。
 
5.20a  
 毎年5月恒例のワックス掛け。
 今年も長女夫妻がやって来て行ってくれました。

 芝生に敷いた青色のシートが劣化していたため、部屋から
 運び出したものに青い粉がついて、それを取るのに苦労し
 ました。
 畑でも庭でも、化学物質が散らばるのを気にしていたから、
 この粉末が面白くありません。

 海に広がっているマイクロプラスチックが問題になってい
 るけれど、子どもの頃に着ていた化学繊維の学生服を洗濯
 すると、もうそこからマイクロチップが排出されていたと
 いいます。

 今さら化学製品のことを気にしても手遅れです。
 あとは、プラスチックを分解してくれる微生物が生まれることを願うばかりです。

5.19b
 ABEMAで配信されている「Mリ
 ーグ」にはまっていて、貴重な時間
 を無駄に過ごしているのではないか
 と思いながらも、抜け出せないでい
 る。

 今夜は最終戦で優勝チームが決ま
 り、表彰式が行われた。
 PPVのチケットを購入したのに、
 いつもと同じようにABEMAでは
 無料放送が実施されていたから、何
 のために購入したのかわからないで
 はないか。

 でも麻雀は見るのも面白い。 
5.19a  
 あいみょんのDVDが届いたから早速見たわけだが、こんな内容だった
 ことを知らなかった。

 いずれも昨年行われたアリーナTOUR「ま・あ・る」を収録したものだ
 が、DISC1は「あいみょんとツアーメンバーの 朝倉真司氏によるオー
 ディオコメンタリー付」というもので、全編にわたりナレーションが入
 っていて楽曲を楽しめない。

 そしてDISC2は、ツアー全公演に密着したオフショット映像だから、コ
 ンサートの生映像は全然含まれていないことになる。

 何か変だなあとネットで調べっていったところ、7月24日のぴあアリ
 ーナMMでのライブは、10月2日にテレ朝チャンネル1で独占放送
 れたことになっている。これを私は見たのだろうか?

 テレ朝チャンネルのものはPPVではなかったから、見たとすれば録画
 をしてあるはずだし、そもそもこんな大事なことが前もってわかって
 いたなら、その月のスケジュール表に載せているはずだ。
 だから見なかった可能性が高い。

 あいみょんの「オールナイトニッポンGOLD」は、年齢的なギャップ
 を感じてついてかれないため、これからも聞こうとは思っていない。
 私があいみょんに求めているのは、トークや画像ではなくて音楽なのだ。これが、拓郎やみゆきと違うところな
 のです。

5.18
 機会があったら、長岡市にあるはずの「青春の鐘」を一度
 見たいと思っていた。

 ネットで検索しても全然ヒットしなかったけれど、現存し
 ていたことは事実なので、「悠久山公園」にあることを想
 定して、勢いに任せて長岡市まで行った。

 定宿にしている「東横イン」のいいところは、前日の16
 時までキャンセルが効くこと。
 そして自分の部屋のようになってしまったので、他のホテ
 ルに泊まってもなんだか落ち着かない。
 だけど長岡には「東横イン」はなかったので、次の駅の燕
 三条のものを確保してあった。 
     ネットで見つけた画像です。
                         そして今朝。大谷の試合を見ていたので9時過ぎにホテル
 を出て駅に行ったところ、上りの新幹線は2分前に出て行ってしまったたあとで、次の便は1時間後になってし
 まう。そこで弥彦線で長岡まで移動しようとしたのに、なんと逆方向の電車に乗ってしまい、終点の吉田駅まで
 行ってしまった。

 吉田駅からの上り線は2時間あとにしかない。仕方がないので、タクシーで燕三条駅に戻った。
 新幹線に乗って着いた長岡駅では、目の前で「悠久山公園」駅行きのバスが出て行ってしまったところ。
 このように、踏んだり蹴ったりの朝だった。

 本題の「青春の鐘」は影も形もなかった。
 長岡市の青年会議所にも電話をしてみたのだがわからないという。
 それはそうだ、もう50年以上前のことだもの。でも私の心の中には、その50年前の「青春の鐘」がまだ存在
 し続けているのです。
 
5.17
 ドイツの有名オーケストラで、女性としてはじめて首席指揮者に任命され
 たリディア・ター。
 天才的能力とたぐいまれなプロデュース力で、その地位を築いた彼女だっ
 たが、いまはマーラーの交響曲第5番の演奏と録音のプレッシャーと、新
 曲の創作に苦しんでいた。

 そんなある時、かつて彼女が指導した若手
指揮者の訃報が入り、ある疑惑
 をかけられたターは追い詰められていく。
     (映画.com)

 「週刊朝日」の今週号に紹介記事が載っていたため、見たくなったもの。

 映画館はほぼ満席で、前から2列目の席しか取ることが出なかった。
 大画面を目の前にして、それも前半はほとんど会話のシーンだったため、
 画像と字幕を交互に見るのはきつかったけれど、よくしたもので途中から
 慣れて、それは気にならなくなった。

 外国の映画で困るのは、みんな同じような顔に見えてしまうため、誰が
 誰だかわからなくなってしまうことだ。  (TOHOシネマズ 新宿にて) 
5.16
 労働組合活動に傾注していた二十歳
 の頃、東京から諏訪地方にオルグに
 来ていた人に、「職業革命家になら
 ないか?」と誘われたことがある。

 職業革命家とは、社会主義協会の職
 員になって、どこかの単産の専従に
 なるということだ。

 その人に連れられて、外神田の古本
 屋に行って「レーニン選集」を買っ
 た。
 少し目を通したけれど、私にはちっ
 とも理解できなかった。
 だから今も、本棚に飾られたままに
 なっている。

 職業革命家になるのは、「大衆の中
 にいたいから」などと言って断った
 が、真相は女の子たちに囲まれているのが心地よくて、それを手放したくなかったという「日和った」思惑から
 だったのである。
 
5.15b
 一人静が咲いたあとに一人静の花が現れるから、二つを比
 べてその違いを探そうとすることはありませんでした。

 しかしながら、花弁が1本と2本との違いのほかに、どの
 ような違いがあるのかとネットで調べたところ、その答え
 が載っていました。

 それは葉っぱの違いです。
 一人静はツヤがあって濃い緑色なのに対して、二人静はツ
 ヤが無く少し縮れた感じだというのです。
 
 庭で現物を見て納得しました。 
5.15a  
 JRの駒ヶ根駅に隣接する場所に立体駐車場がある。

 その料金を見てあまりにも安いのに驚いたのだが、それはいつも都市の
 様子を見ているからなのかもしれない。

 もう何年も前のことだが、私も茅野市のそばの駐車場を借りていたこと
 がある。
 そのときの料金は月額5千円だったから、そんなに驚くことではないの
 かもしれない。

 今や、通勤する人がJRを使っているのは稀だろうから、この料金設定
 は、やっぱり利用する人が少ないことによるのだろう。
5.14
 1週間ぶりに見る
 連休に植えた苗は、ひとつの落伍者もなく、順調に根付い
 たようです。

 勢いのあるのはジャガイモ
 右の3畝はマルチシートを敷いたもので、左側のひと畝は
 そのまま植えたもの。
 明らかに成長の度合いが違います。

 横の道を通った人が、「すぐにジャガイモが食べられそう
 だね」と言ってくれますが、問題は実で茎ではありません。 
5.13
 JA(全国農業協同組合連合会:いわゆる農協)さんが、
 自走式の草刈りを届けてくれたので、早速試運転をした。

 操作は芝刈り機と大体同じだから、すぐに習得することが
 できそうだけれど、問題は斜度がきつい田んぼの土手だ。

 だから、慣れるまでは低い土手の草を刈ってから、大きな
 田んぼの土手草刈りに挑戦しようということになった。

 これで少しは草刈りが楽になるだろうか? 
 「農業」も、今や金のかかる道楽になってしまっている。 
5.12



 土浦市の会社にお招きされて、6年目にやっと黒字決算にすることができたので、お祝いに、筑波山に連れて行
 ってもらった。

 筑波山神社でお参りをしたあと、ケーブルカーで筑波山に登った。
 昼食を食べたお蕎麦屋さんなんか、11時半の開店まで外で並び、注文した料理も出てくるのに時間がかかった
 こともあり、いつもにはないゆっくりした時間の流れを体験することができたところです。
 
5.11

 尾籠な話で恐縮だが、去年の年末から今年にかけて、便が硬くなって排出されなくなっ
 てしまう状態が続いた。

 仕方がないので「イチジク浣腸」を何回か使ったわけだが、ネットを見ると、老化によ
 って大腸の機能が低下したときに起きる現象だと書かれていた。

 それから、「ビオラックス」を3回の食事の後で3錠を飲むようにした。
 すると、便が軟らかくなったのはいいのだが、以前のようにスッと出切るのではなく、
 グチャっと少ししか出ない状態になった。

 私は、仕事中にトイレに行って大便をする時間が取れないから、朝飯を食べてから済ま
 す習慣を保ってきたので、どうしても腸の状態を元のように戻したかった。

 その気持ちが通じたのか、2週間前くらいから以前のような状態に戻ってきた。
 ただ、「ビオラックス」を飲むのを止めたわけではないから、これからも老化との戦い
 は続くわけです。 
5.10
 最初に立ち上げた工場では、子どもが小学校に入学したくらいの、私よ
 りも年上の30代の女性を採用し、生産ラインを形成させた。

 彼女たちはすぐにいくつかの仲良しグループを構成したが、私は全然意
 図しなかったのだけれど、そのうちの一つのグループに偏って接してい
 たらしい。

 すると、今まで「憧れの森田さん」などと言っていた人が急によそよそ
 しく
なり、酷い場合は、その人が住む地域の男性から、嫌がらせの電話
 がかかってきたりした。

 それが「逆ギレ」と言うのかどうかはわからないが、好意の程度が大き
 ければ大きいほど、それを覆されたときの反応が大きいことを思い知ら
 された。
 管理職になりたての私は、そうやって徐々に成長させていただいた。
 
5.9
 2000年代に多くの電機メーカーが高付加価値製品の開発を目論んだが、成
 功したといられる例は少ない。ユーザーにとって本当に有益な
付加価値を生み
 出すのは簡単ではないのだから、半ば当然の結果だった。

 例えば音響機器だ。携帯音楽プレーヤーやラジカセで圧倒的力を誇っていた日
 本企業が、デジタル化とともに迷走を始め、やがて凋落を余儀なくされる製品
 カテゴリになる。

 2001年、アップルはiPodを世に出した。手軽に音楽を楽しむための新
 しい手段として、ソフトとハードをセットで提供したのだ。iPodの登場で
 音楽の録音と再生は一段と簡単になった。新たな
簡易化を成し遂げた製品とサ
 ービスは、瞬く間に世界中で受け入れられていった。

 この時代の日本の音響メーカーも、アップルと同様に
付加価値を模索していた
 のは間違いない。ところが、ユーザーが本当に必要とする価値は見つけられず、
 実行したのは単なる
多機能化だった。例えば当時の人気商品であったミニコン
 ポでは、CDやMDのみならず、USB端子やSDカードスロットを搭載した
 モデルが現れる。中には、ハードディスクを搭載し、小さなスクリーンにフォ
 トアルバムを映し出すミニコンポまで現れた。音響製品にもかかわらずだ。高
 
付加価値によって他社製品との差別化を図りたい、という各社の悪戦苦闘は、
 ゴチャゴチャといろいろな機能を加えるに留まっていた。

 日本企業が進めた高
付加価値化(実質的には多機能化)に形勢を逆転させる力はなかった。日本の音響業界は次
 第に力を失い、やがて業界再編を余儀なくされる。残された国内のオーディオ市場では、気づけばBOSEやJ
 BLなど、外資系企業が勢力を拡大させていった。

 高
付加価値化を進めたのは音響製品だけではない。衝撃に強いパソコンや家の中の映像機器をネットワーク化す
 るブルーレイレコーダー、立体映像が見られる3Dテレビなど、多くの製品にさまざまな
付加価値が付けられた。
 今にして思えば、
付加価値というよりも、少しでも売価を上げて利幅を稼ごうとするギミック(仕掛け)に過ぎ
 なかったのだが、当事者からすれば真剣だった。

 振り返ってみれば、日本企業の高
付加価値の実態は、ユーザーのニーズよりメーカーの都合を優先していた感が
 否めない。それでも日本市場では消費者の日本ブランド信仰に助けられて何とか生き残ったが、海外市場ではま
 ったくと言ってよいほど受け入れてもらえなかった。ユーザーニーズに沿わない機能を加え、その結果コストが
 上昇して割高になっていたのだから、ヒットしないのも当然だった。

 世界の中でユニークな家電製品が溢れる日本市場は、独自の生態系を持つ島になぞらえてガラパゴス市場と呼ば
 れている。その呼び名には、本流から外れた日本企業を揶揄する意味合いも込められている。高
付加価値の名の
 下に多機能化に走り、「画期的な
簡易化」を軽視した日本製品が力を失っていくのは必然的な結果だった。

      「日本の電機産業はなぜ凋落したのか」  桂 幹   集英社新書 からいただきました。
 
5.8b
 Mリーグのファイナルシリーズがい
 よいよ始まった。

 今夜の第一試合は、ルックスの高宮
 まり
と、性格の日向藍子がぶつかっ
 たから、どちらを応援していいのか
                                    わからなかったが、高宮まりが親の
 リーチにドラ牌を切って対抗し、それを一発で自摸ってトップを取った。

 Mリーグは生放送でチーム戦だから、緊迫感がそのまま伝わってくる。
 こうやって、月・火・木・金の夜、約4時間を拘束されてしまうのも考えものなのだけれど……。
 
5.8a



 東北新幹線の中ではずっと本を読んでいて、郡山に近づいたところで車窓か
 ら外の景色を眺めたところ、目に入ってきたのは、むせかえるような新緑の
 中に点在している紫色藤の花

 藤の花は、自宅のそばの山でも見られるけれど、東北の山々に点在している
 様子は、ダイナミックで見事というほかはありません。

 海外にこの花があるかどうかは分かりませんが、こうやって新緑の景色の中
 に生える藤の花は、いかにも日本的な風景です。


 画像は、お隣さんの庭で撮影した藤の花です。
  
5.7c
 「NHKマイルカップ」をフジテレビの「みんなのKEI
 BA」で見ていたところ、竹俣紅アナウンサーが「いろい
 ろな条件で消していったところこの馬しか残らなかった」
 と、9番人気のシャンパンカラーの名前を挙げた。

 その瞬間なんかひらめいたので、スタート直前にこの馬を
 軸にした馬連を買ったところ、見事に当たってしまった。
 2着3着も入っていたから、もう少し時間があれば三連単
 にしたのにと思ったが、それは欲張りというもの。

 先週の天皇賞は、人気にすがった私らしくない買い方で結
 果が伴わなかったから、少しは溜飲を下げることができた
 かな。
 
5.7b
 平凡な主婦のテルマとウェイトレスのルイーズは週末のド
 ライブ旅行に出発する。
 しかしその途中、
テルマが男に襲われるという事件が。あ
 わやレイプというところで、助けに入った
ルイーズが男を
 拳銃で射殺。ふたりの女性たちは逃避行を続けながら、人
 生を謳歌していく。
 一方、刑事ハルがふたりを追うが……。
 犯罪者となった女ふたりの冒険と友情を描くロードムービ
 ー。
                (映画.com)

 WOWOWにいくつもの映画作品を録画してあるのだが、
 大谷やMリーグを見る時間は取れても、映画はいつでも見
 ることができると思うから、どうしても後回しになってしまう。
 そしてやっぱり家庭にいると、集中することができる2時間余を確保することが難しい。

 「テルマルイーズ」は以前に見たことがあるはずだが、ストーリーをすっかり忘れてしまっていて、物語の展
 開が刺激的で見応えがあった。
 
5.7a
 4月16日に昭和伊南病院に入院したもう90歳を超えている叔父さん
 は、24日にペースメーカーを入れる手術をし、今は弱った足腰のリハ
 ビリをしていて、退院する日はまだ決まっていない。

 叔母さんは、いま出てこられても面倒を見られないから、このままずっ
 と入院していてくれればいいのにと言っている。
 ひとりで暮らしているのはずいぶん楽なのだそうだ。

 富士見の友人は私よりも10歳年上だから、もう運転免許証を返納した
 らどうかと言ったら、奥さんがそれは困るとおっしゃった。
 その理由は、ふたりで一台の車に乗りたくないからだという。
 もちろんそれは冗談半分なのだが、ご主人が通院したときに家にいない
 と、やすらぎの時間が得られるという。

 あまり変化のない日常を、いつもと同じ人と生活をすることに、少なか
 らずストレスを感じているようだ。
 それに比べると私は、家にいないことが多いから、そういった面では貢献度は高いと思う。
  
5.6
 今日床屋さんに行ったときに、「ずいぶん日に焼けました
 ね」と言われたけれど、それはそうだ。
 ほとんど野良に出ずっぱりだったもの。
 
 お風呂に入るとよく分かるけれど、手首から先が「真っ黒」
 だ。
 徐々に日に焼けたから、「いい焼け方をしてますね」とも
 言われた。

 手前はキュウリの、その向こうはインゲンのネット、そし
 てトマトのビニールハウスです。

 オクラの種も蒔いたし、この連休中のやらなければならな
 い畑仕事は、すべて完了しました。
 
5.5b

こどもの日

 エンドウの花が最盛期です。

 いつものように白花は勢いがなく、実を付けているのはも 
 っぱら紫花の方です。

 エンドウは収穫時期が短いので、秋に蒔いたものの間に春
 になってから種を蒔いたのですが、それがちゃんと育つこ
 とにより収穫時期が延びます。

 でも、秋に蒔いて冬越しをしたものには、とても収量では
 かないません。 
5.5a

こどもの日



 連続写真です。

 琉クンは午前中中学校の部活(陸
 上部)に行って、舜クンは午後学
 校まで友達と遊びに行きました。

 こどもの日は、それぞれが自分の
 時間を過ごしています。
5.4b

みどりの日

 玉ネギの茎が若い、
 今の時期しか食べら
 れない「油味噌」で
 す。

 一昨日は、まだ食べ
 たことがないという
 富士見の友人のとこ
 ろに、調理したもの
 をわざわざ持ってい
 ったくらいです。 
5.4a

みどりの日
 
 自宅の西側にある大きな田んぼに、米の耕作をお願いしてあるお家が、昨日田植えをしてくれました。
 8条植えの田植え機を使っているので、あっという間の作業です。

 右側の画像は、今朝早く風が吹いていないときに撮った逆さ中央アルプスです。

5.3b

憲法記念日

 私が自分で作った書籍は書店を流通させることができないから、もっぱら販売はAmazonに
 頼っている。

 納入指示はたまに1冊か2冊の単位であるのだが、27日は20冊の指示があって驚いた。
 何かの間違いじゃないかと何度も確認したのだが、きっとどこかの会社がまとめて買ってくれた
 のだろう。

 ISOはほとんど「くたばって」しまったのだけれど、この書籍は3000冊しか製作してない
 から困ったなと、いらぬ心配をしている。
 
5.3a

憲法記念日

 田んぼの畦の草刈りをしていてつくづく感じたのは、刈払
 機
を振り回す体力がもうないということ。
 これだけ刈っただけなのに息が切れた。

 そこで、自走式の草刈り機を農協に行って注文してきた。
 これだと草を集める必要もない。

 おじいさんが生きていた頃、自走式のものを買ってやるか
 らそれにしろと言っていたけれど、刈払機を使い続けたの
 は、刈った草を集めて堆肥にしたかったからだ。

 畑の土壌を改善したくて堆肥を入れ続けたから、だいぶフ
 カフカの土になってきたが、ここで継続は諦めた。

 その昔、田植機を3軒共同で持っていたときがあったが、それぞれ使いたいのは土・日だったので、結局はたっ
 た一日だけ使うだけなのに、それぞれの家が持つようになっていった。

 草刈り機もそれと同じで、ご近所さんで共同で持てばいいと思うけれど、なかなかそうはいかない。
 まあこれも「経済活動」のひとつなのです。

5.2
 天気予報によると、今朝は冷え込むということだったので、
 それを過ぎてから野菜のを植え付けようと思っていた。

 苗を買い付けに行った「グリーンファーム」はもの凄い人
 で、その大部分はやっぱりを購入する人たちだった。

   ナス      11本
   キュウリ      9本
   ピーマン     7本
   トマト      9本
   ブロッコリー  12本   あとは来週くらいにオ
                 クラの種を蒔きます。 
5.1
 いちばん多かったときは、お客さんの会社8社を掛け持ちしていた。
 今週は関西方面の大阪、京都、名古屋、そして今週は関東方面の東京、埼玉、静岡といった具合
 に行き先を分け、それに地元の企業が加わっていたから、どこかで一日くらいはゆっくりしたい
 というのが実感される毎日だった。

 移動はすべて自分で車を運転して行(おこな)っていたから、日曜日なんかは昼食を食べた後に
 は出発し、渋滞に突っ込んでいった。
 となると、朝目を覚ましたところから仕事モードに入ってしまい、休日というのにはほど遠い状態があの頃は続
 いていた。

 救いは、おじいさんとおばあさんが野菜作りや庭の草取りをしてくれていたから、少しでも時間が取れると必ず
 と言っていいくらいゴルフ練習場に行っていた。
 だから、余裕がなかったわけではないが、若かったからこそできたことだと思う。

 もう10歳年齢が若かったなら、もっといろいろ新しいことに挑戦しているだろうけれど、今は今でそれなりに
 充実した人生を送っているのです。