あと あと のあと 2023年 2月

2.28
 マルクスの後、レーニンも含め、社会主義者は将来の社会主義像というものを
 提示してきた。生産手段の社会化の形態という角度からのものもあるし、生産
 物をどう分配するかという視点に立ったものもあった。その議論には意味があ
 ったと思う。

 だが、同時に、
マルクスが初期に構想した社会的平等という社会主義の目標
 は、
社会主義者ではなくても、多くの人びとが望むものであった。生存権、労
 働権、
社会権の保障は、フランス大革命のときにかかげられたものであるか
 ら、人びとが以前から望んでいたものを
社会主義が受け継いだともいえる。
 だから、
社会権が豊かに実現される社会は、社会主義社会と呼ばれて当然なの
 である。日本国憲法に規定された
社会権が高いレベルで達成されたとして、な
 おそれでは国民の権利が十分には実現されておらず、別の社会体制にすすまな
 ければならないという事態は、およそ想像することができない。

 ブルジョアジーが力を占有していた資本主義の初期、
社会主義そのものであっ
 た
社会権の目標と権利は、はげしい弾圧を受けた。これらを憲法に規定し、実
 施することは許されなかった。

 けれども、資本主義のもとで達成された政治的権利のもとで、国民の政治に対する影響力が増してくる。国民は、
 みずからが望めば、議会の多数を占め、自分たちの憲法を制定できる力を持つようになってくる。

 そこにロシア革命が起きた。
社会権を堂々とかかげる国家が誕生したのだ。マルクスが考えたように、社会権
 保障は、まず
社会主義において実現したのだ。しかし、そのことを通じて、社会権が実現可能な目標であること
 を、諸国民は自覚する。国民は、
社会権を拒否するような政府を交代させる力を、自分たちがもっていることも
 自覚できた。そういう諸国民のたたかいによって、
社会権や憲法や国際法にとりいれられる時代が訪れたという
 ことなのである。


          「マルクスはどんな憲法をめざしたのか」  松竹伸幸 大月書店 からいただきました。

 2月17日のブログで紹介した「シン・日本共産党宣言」の著者・松竹伸幸さんの著作です。
 「国民は、社会権を拒否するような政府を交代させる力を、自分たちがもっていることも自覚できた」というと
 ころがポイントです。

2.27b



 身延線から望む今日の富士山は、峯と雲とのバランスがほ
 どよく取れていました。


 明日の花粉の飛散情報は、「非常に多い」です。
 まだ花粉による症状は現れていませんが、これはわかって
 いても用心のしようがありません。
  
2.27a  
 芝生の手入れの手を抜くと、雑草がはびこって大変な状態になる。
 本当は除草剤を使いたくないのだけれど、芝生だけはどうしようもない。

 除草剤を使う前は1本1本引っこ抜いていたけれど、とても間尺に合わない。
 そこでいろいろな除草剤を試してみたのだがどれもうまくいかず、何年か前にこ
 の「シバゲン」に行き着いた。

 土日は子どもたちが芝生で遊ぶから、それを避けて今日の午前中に、「シバゲン
 を水に溶いたもの10リットルを、如雨露で散布した。
 水に溶く桶も如雨露も、当然専用のものを用意してあります。

 この土日は屋外に出て、家の周りの水路の井浚い、雨樋の掃除、畑の草取りと動
 き回りました。
 これで今週末は、ジャガイモの畝作りに手をつけられそうです。
2.26
 ビートルズの音楽が世代を超えて愛されているのは、彼らの楽曲に誰も
 が引き込まれる普遍性があるからだと思う。だからこそ、今作を作ると
 き、収録しない曲をまず先に決めた。
   ブラッド・メルドー

 このザ・ビートルズのカヴァーアルバム「Your Mother Should Know:
 Brad Mehldau Plays The Beatles」は、2020年にパリでライブ収
 録されたもの。

 レノン/マッカートニーの作曲を、即興演奏より旋律を大事にブラッド
 が弾く。〝間〟が美しさを生んでいく。


 という、毎日新聞の「特薦盤」の記事を読んで購入したものです。
 ビートルズの「スタンダード曲」が含まれていないのが残念。 
2.25b




 今日は50回目の結婚記念日だから、いわゆる「金婚式」という
 やつ。

 登内家の皆さんと、ささやか(でもないか)な会食をしました。 
2.25a
       プロポーズ

   結婚して欲しいと言ったら 君はうつむいちゃって
   ハンドバックの中から 白いハンカチを取り出し そっと目を押さえた
   さっきまで 口をとがらせて
   「好きな人がいたらお付き合いしていいのよ」 なんて開き直っていたのに

   あなたといっしょに歩きたいって言ったら
   君はそわそわと チェックのスカートの端を 折り曲げたり伸ばしたりして
   「反対のことを言われると思った」とか
   「愛してなんかいない」とか 「私にはもったいない」とか
   まとまりのない言葉を 自分を納得させるように 小声でつぶやいた

   またたく間に時間が過ぎて
   駐車場が9時までだからと 喫茶店を出ました
   来るときとはちがって
   君の足取りがはずんでいたり
   歩きながら話しかける声が いつになく輝いていると思うのは
   ボクの気のせいかな?                         (たぶん1972年)
 
2.24b
 もう諦めていたあいみょんの今年のコンサート「AIMYON TOUR 2023
 -マジカル・バスルーム- Additional Show」。
 実は10月からの追加公演の抽選に申し込みをしていたのです。

 そして今日、当選のメールが届きました。
 それも、東京の10月30(月)、31(火)の両方に行かれるように
 なりました。

 チケットを抽選で申し込む場合は、ほとんどが第一希望から第三希望ま
 であって、そのうちの一つだけが当たるのですが、あいみょんの場合は
 そうではないようです。

 もちろん両方とも行きます。
 大袈裟かもしれませんが、俄然生きる希望が湧いてきました。  
2.24a
 第17回「みなみみのわフ
 ォトグランプリ」に、長女
 の写真が入選した。

 今年は入賞だったが、これ
 で5年連続で入選したこと
 になる。

 過去の4回はいずれもどこ
 かに柊弥クンが入ってい
 た。

 今回は3枚応募したら、入
 っていなかった写真が選ば
 れたようだ。

 だから柊弥クンに、「ぼくはどこにいるの?」と訊かれたという。
 でも、毎年コンスタントに選ばれるというのはすごいことだね。 
2.23

天皇誕生日 

 新幹線や特急に乗ったとき、少し前まではパソコンを開いたり
 を読むのが当たり前の動作だった。
 何もせずにぼんやりしている人を見ると、何てもったいないこ
 とをしているのだと思ったものだ。

 ところが最近は、パソコンを開くどころか、を読み始めても
 眠くなってしまい長続きしない。 どうしちゃったんだろう。

 昨日は常磐線の土浦駅で、そして今日は新宿の南口で、それぞ
 れ駅構内にある書店が閉店してしまっているのを見た。
 いずれもよく利用していたお店だ。

 時代の流れとはいえ、屋さんがなくなるのは淋しい。 
2.22
 ロシア軍のウクライナ侵攻から1年近くを経て、戦況は意外な展開となっ
 ている。人員不足と士気低下に苦しむ
ロシア軍を、ウクライナ軍が押し返
 し、ひとたび占領された地域を徐々に奪い返していく。このような事態を、
 誰が予想しただろうか。

 2月の侵攻当初、
ロシア軍は数日で首都キーウに向かった。ウクライナは、
 国家としての存続さえ危ぶまれた。

 しかし、3月末には首都近郊から
ロシア軍を撤退させた後は、各地で徐々
 に形勢を逆転させた。9月には北東部ハルキウ州で反攻を加えて失地を大
 幅に回復したほか、11月には南部ヘルソン州で州都を解放した。

 
ロシアが今後、攻勢を強めてウクライナの国土を広範囲に占領したり、ゼ
 レンスキー政権を転覆させたり、といった展開は、2023年1月現在、
 考えにくい。

 それにつれて、冷戦後に世界が培ってきた国際法の順守や主権の尊重、人
 権擁護などを基軸に置く国際秩序への影響を懸念する声も、次第に静まっ
 てきた。

 当初は、
ロシアが軍事的な成果を上げることによって「力任せの秩序が到
 来するのではないか」「新冷戦が復活しかねない」などの懸念が取りざたされた。その後、こうした言説は下火
 になり、「
ロシアには結局、歴史の流れを変える力などなかった」との認識が広がりつつある。

 現在はむしろ、新たな世界の始まりではなく、
ソ連という「帝国」が崩壊する最終段階にあたると考えられる。
 歴史の流れからみると、今回の侵略は、帝国崩壊の際にしばしば生じる血なまぐさい事件の一つだ。


      「検証 ウクライナ侵攻10の焦点」  朝日新聞取材班   朝日新聞出版 からいただきました。
 
2.21
 8時から始まった仕事をこなし、16時6分郡山駅発の東
 北新幹線に乗った。

 ABEMAの有料チケット(PPV)は購入してあったけ
 れど、もし可能ならば東京ドームに行きたかった。
 武藤敬司の引退試合で、目当てはオカダカズチカ vs 清
 宮海斗のシングル戦だった。

 東京ドームは、当日券を購入する人で長い列ができていた。
 希望のものを手に入れるためには、ときには忍耐が必要だ。

 プロレスリングNOAHの主催試合なのに、一切の妥協を
 示さなかった、新日本プロレスが嬉しい。 
2.20  
 泌尿器科医には月に1回通院し、尿の検査をして、前立腺肥大の薬を処方して
 もらっている。

 そして半年に1回、血液を採取して腫瘍マーカーの検査をしている。
 PSA値を測定するのだ。

 今日は、12月26日の検査結果を聞きに行ったのだが、基準値(正常値)は
 4.0ng/mL以下なのに、6.10ng/mLと高くなってしまっていた。
 その前の値は、5月9日の4.79ng/mLだったのにだ。

 5週間後にもう一度測定し、もし高かったらとても痛いという生体検査になり
 そうだ。
2.19b  

 今年最初のG1は「フェブラリーステークス」。

 私は三連単を取ったけれど、一着のレモンポップは一番人
 気だったから、4200円の投資で配当は7700円でし
 た。
 あまりつかなかったけれど幸先よしです。

 府中に住んでいる次女は東京競馬場に行ったみたいだけれ
 ど、ビギナーズラックはなかったようです。 
2.19a

 おじいさんの9人いた兄弟・姉妹のうち、存命なのは叔母さんが二人。
 そのお姉さんの方が、明日94歳の誕生日を迎える。

 この何年かは、誕生日にお花を贈っているが、今年も蘭の鉢を持ってい
 った。

 去年までは畑に出て野菜作りをしていたが、さすがに今年は無理だと言
 っている。

 ちょっと耳が遠くなったくらいで、あとは年齢を考えたら元気そのもの。
 最近は骨粗鬆症で腕が痛くなって、定期的に注射をしているのだという。

 両親がいなくなった私は、もう親孝行ができないから、二人の叔母さん
 に会えることが喜びだ。

 もっと、もっと、もっと、長生きをしてください。   
2.18b  






 今日の「長野日報」から。 

 いよいよ中学生です。 
2.18a














 ニッポン放送の「オールナイトニッポン」の55周年
 を記念し、昨日から放送されている「オールナイトニ
 ッポン55周年記念オールナイトニッポン55時間ス
 ペシャル」に、今日は吉田拓郎が登場した。

 ゲストは、最終アルバムの製作にも絡んだ篠原ともえと奈緒。
 吉田拓郎は昨年いっぱいでリタイヤしたから、もう表に出てこないと思っていたから嬉しい。
 こういうかたちでいいのなら、また「オールナイトニッポン」をやろうよ。
 
2.17b

 暖かかったので屋外に出て野良仕事をした。

 焼却炉の灰の片付け、長ネギの屋根の撤去、芝生と花壇の雑草こぎなど
 だ。

 たいした労力を使う作業ではなかったのに、少し動いただけで息が上が
 ってしまった。
 徐々に身体を慣らしていかないといけません。

 当面の目標は、3月末に植えるジャガイモの畝(うね)作り。
 ガスが出るから、3週間前には堆肥を入れないといけないのです。 
2.17a
 本書を手に取って下さる方の多くは、私の名前など見たことも聞いたこともな
 いだろう。
 どこかの跳ね上がった党員が大言壮語しているだけだと感じるかもしれないし、
 その感想はあながち間違ってはいない。
 
共産党にとっての党首公選は現状ではまず可能性がないだけではなく、たとえ
 実施することになった場合も、私のようなヒラの党員が立候補して全国の党員
 から支持を集めて当選するなど、あまりに現実味のないことのように見える。

 しかし、私には党首公選を求め、実施されれば立候補する資格だけはあると考
 える。政権を目指す
共産党にとって大事な二つの問題が、直接に私とかかわっ
 ているからだ。

 一つは、
共産党と私との間で意見の違いがあることは、すでに18年前に党の
 手で公開されており、私は党内に異論が存在することの象徴のようなものにな
 っているからである。
 
共産党内には異論が存在しないから党首選挙など必要ないと思っている人も少
 なくないが、私はそういう思い込みからはずれた存在である。

 もう一つは、その異論の内容が、安保・防衛問題、自衛隊問題という、
共産党
 内に存在する異論のなかでも最大級のものだからである。そしてその問題が、
 国政の先行きを占う焦点でもある野党共闘の障害となっていて、国民が
共産党に感じる不安の中心的な問題だか
 らである。

 
共産党が党首選挙を実施することにより、この問題が国民の目の前で議論され、野党共闘の障害を取り除いてい
 けるなら、野党連合政権を現実味を持ったものとする可能性が高まる。
 さらにそれは、
共産党に対する国民の不安を取り除いていくことによって、共産党自身への支持を広げることに
 なると確信している。

                「シン・日本共産党宣言」  松竹伸幸  文春新書 からいただきました。

 私が日本共産党に抱いている違和感のひとつは、誰もが金太郎飴のように、寸分違わない同じ主張を語ることだ。
 これは創価学会などの新興宗教にも言えることである。

 この本を読む前は、かなり情緒的な部分があるのではないかと思っていたが、そうではなく、筆者が真面目な党
 活動を積み重ねてきた実績の上で、党首公選を求めているという事実の重さをきちんと受け止めた。

 共産党は、「異論や意見を党の中で一切議論を提起することもなく、いきなり外に対して異論をアピールすると
 いうやり方に対して、それは党規約上のルールに全く反するものである」という見解を示して松竹氏を除名処分
 としたが、こうやって「外部」の力を借りる方法でしか、生きた問題提起はできなかったと思うよ。
 
2.16
 立憲民主党の辻元清美参議院議員にお手紙を差し上げました。

 毎日の参議院議員としての活動に敬意を表します。

 私は、1985年の「日本海・アジア平和の船」で、辻元さんと一緒に
 ソ連、北朝鮮、中国を訪問しました。
 若い頃は社会党の党員でしたし、今は立憲民主党を支持しています。

 そんな私でも疑問に思うことがあります。それは、「
選択制夫婦別姓
 についてです。
 いくつも疑問があるのですが、話を分かりやすくするために今回はテー
 マをひとつに絞ります。

 例えば兄弟・姉妹が小学校に通学しているとします。
 その子どもたちの
姓(苗字)が違うなどということが考えられますか?
 そしてもっと深刻な問題は、生まれたときにどちらかの
姓(苗字)を選ばなければならないことです。
 夫婦が共同して育てなければならないはずなのに、そこで「親権」みたいなものが発生してしまうのです。

 今回はひとつの例だけを取り上げました。
 つまり、夫婦が通称として別の
姓(苗字)を名乗ってもかまいませんが、戸籍だけは変えないで欲しいのです。

 お忙しいとは思いますが、私のこの疑問にお答えいただければ幸いに存じます。
 よろしくお願いします。


 はたしてお返事をいただけるでしょうか。
 
2.15
 もうずっと前のことになるけれど、仕事でアメリカに行っ
 たときに、テキサス州のステーキ屋さんに連れて行っても
 らったことがあった。

 メニューに「カウボーイ」と「カウガール」というのがあ
 って、肉の量が異なっていた。
 画像はそのときのものではないが、「カウボーイ」はこの
 ような雰囲気をしていた。

 まだ当時は若かったのに、とても食べ切れられる量ではな
 くて、かなり残してしまったように記憶している。

 そのときに感じたことは、お醤油を持っていけばよかった
 ということ。
 アメリカのステーキは大味で、バサバサしていたことを覚
 えている。
 
2.14b  
 今夜の麻雀・Mリーグでは、第2試合に出場した二階堂亜
 樹が役満の「四暗刻単騎」を和了した。

 南1局2本場。3着目の亜樹が9巡目で「七萬」をツモり、
 4つ目の暗刻を完成させると、即リーチに出た。
 形は「八・九萬」待ちだが、「九萬」でアガれば四暗刻単
 騎
の役満。しかし、この時点で「九萬」は山になし。対面
 の親番・魚谷侑未が、手の内に3つ抱えていた。

 亜樹のリーチを受けた魚谷はトップ目。ここは降りたい場
 面。だが、現物の安全牌がない。亜樹の河には「六萬」が
 あった。少考ののち、魚谷が捨てた牌は、暗刻で持ってい
 た
スジの「九萬」だった。

2.14a  

 毎年、チョコはかないけれどスギ花粉く。

 今年は飛散量が多いといわれているが、今のところいていない。

 お天気が続いて土が乾いたら、今週の週末あたりから畑作業に取り組む予定。  
2.13
 「パラサイト 半地下の家族」で半
 地下の家族の長女役を演じた
パク・
 ソダム
が、凄腕の運び屋を演じたカ
 ーアクション。

 天才的な
ドライビングテクニック
 持つウナは、ワケあり荷物を届ける
 特殊配送会社「特送(とくそう)」
 で働いている。彼女はある日、海外
 への逃亡を図る賭博ブローカーと、
 その息子ソウォンを港まで運ぶとい
 う依頼を引き受ける。

 しかし、思わぬアクシデントで依頼
 人不在のまま、ソウォンと300億
 ウォンが入った貸金庫の鍵を抱えて
 追われる羽目になる。貸金庫の鍵を狙う悪徳警官やサイコパスな殺し屋、さらには脱北の過去を持つウナを秘密
 裏に調査する国家情報院も巻き込み、命がけの
カーチェイスを繰り広げる。      (映画.com)

 同じ時間帯に「イニシェリン島の精霊」が上映されていたため、どちらを見るか迷ったが、今日はややこしく考
 えなければならない作品はやめて、すっきりするだろうアクションものにしたけれど、それは間違いだったかな?
                                  (シネマサンシャイン沼津 にて)
 
2.12
 私は、民主主義の基本は多数決ではないと思っているくらいだから、今
 の社会を支配している「多様性の尊重」は行き過ぎていると言わざるを
 得ない。

 たとえば同性結婚なんかとても考えられない。
 好き合った同性が一緒に生活を営むのは勝手だけれど、それが「結婚
 という制度に含まれるとなると、社会そのものの基本構造が崩壊してし
 まう。

 それでは「結婚」とは何を意味するのだろうか。
 生物の究極の目的は子孫を残すことであり、個人のDNAを次の世に伝
 えていくことである。 

 だから民法の第二十四条では、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基
 本として、相互の協力により、維持されなければならない
」と規定されているわけだ。
 
2.11b

建国記念の日

 スターダムのひめかが突然引退を表明した。

 2月4日のエディオンアリーナ大阪大会では、サポーターをし
 ていた左足を痛め、最後は歩くこともできずに、パートナーの
 舞華に背負われて退場したから、少しの間は試合に出られな
 いかなと思ったけれど、引退するとは思ってもみなかった。

 引退会見では、「体と心がボロボロになる前に、健康なうちに
 違う人生を歩もうと決断した」と言っているが、ファンとして
 は残念な気持ちだけれど、それもありだと思う。 

 ラストマッチは4月23日の横浜アリーナ大会になった。
 対戦相手はパートナーの舞華だから、見ていて辛いだろう。

2.11a

建国記念の日

 お客さんの手を借りて、あいみょんのファンクラブの会員
 になったのに、抽選に応募しようとしたところ、締め切り
 が前日の23時59分で切れていたのがわかったのが1月
 11日。

 2回目の応募は、とのさまの手を借りて、4箇所の会場の
 チケットの抽選を申し込んだのが1月26日。 それは残念ながら全部はずれてしまった。

 そして今日が最後のチャンスの一般販売の日だった。
 抽選ではなくて先着だったから、ほとんど可能性はないのだが、それでも挑戦してみようと、前もって「ローチ
 ケ」のメンバーになり、クレジットカードの登録をし、電話番号認証も行っていた。

 10時になるのを待ち構えて、ボタンを押し続けたのだが、目標にしていた会場はすぐに×印がついてしまった。
 それでも画面をスライドしていたところ「よこすか」の立ち見席に△がついていて、申し込みをしたところ「
 保
」となった。
 しかし手続きを始めたのだが、どうしてもログインできなくて、時間切れになってしまった。

 自分自身のふがいなさに、落ち込んでいるところです。

2.10d





 はなかなか降り止まなかったので、結局、朝から3回もかきをしま
 した。

 最後の時は、学校から帰ってきた舜クンがお手伝いをしてくれました。

 だるまができるようなが降ったのは、何年ぶりのことでしょうか。 
2.10c  
 紙の折り方や、のり付けしたあとの
 処理を改善し、閉じた方の厚さも
 23.5cmまで押さえられて、ほ
 ぼ満足できる状態の5冊だ。

 外仕事のない冬場に何をしようかと
 考えて始めた2種類の書籍作り、や
 りながら次の目標を考えつきました。

 私の精神は、私自身の心や身体を、
 なかなかゆったりできる状態にもっ
 ていってくれません。 
2.10a  
 は音を吸収するから、寝床にいても外でが降っている
 だろう様子がわかる。
 カーテンを開けたら、やっぱりが降っていた。

 子どもたちが学校に出掛けたあと、家人は「午後は雨にな
 るから掻きはしなくてもいい」ようなことを言ったが、
 庭のアスファルトで舗装してある部分のだけは掻いた。

 それが終わって家に中に入ったあたりから、降ってくる
 は大粒のものになり、さっき掻いた部分がどこだか分から
 ないくらい、で埋まってしまっている。
2.10b
 私を支えているモチベーションのひ
 とつは、コロナが落ち着いたら、お
 客さんと麻雀をすること。
 私は点数を数えられないから、よろ
 しくお願いしますと言ってある。

 麻雀のMリーグ 2022-23は、毎週、
 月・火・木・金曜日にAMABAで
 生中継されている。

 これを見始めてしまったから、貴重
 な時間がどんどん失われてしまっているが、なんといってもその魅力は、生中継であるということだ。

 昨夜なんか、黒沢咲が一生に2度目だという第一牌をポンし、やがて清老頭(チンロウトウ)という役満を聴牌
 した。
 まだ山に3枚ほど上がり牌があったのに、伊達朱里紗に平和(ピンフ)を自摸(ツモ)られてしまった。
 こんなドキドキする瞬間を得られるのは、やはり試合が生中継だからである。
 
2.9
 高校を卒業して就職した会社は茅野
 市にあったから、6年間を八ヶ岳
 見て過ごしました。

 八ヶ岳は、富士山に引けを取らない
 くらいの裾野を持っていて、縄文人
 の暮らしを支えていました。

 画像は中央道の諏訪湖SAから撮っ
 たもの。
 今年は積雪が少ないようです。 
 2.8
 バブル時代は一度書いてみたいと思って
 いました。

 株や土地の値段がぐんぐん上がってゆ
 く。その
熱狂の真っただ中で、上昇気流
 に乗った人たちの物語です。

 登場人物は中堅の証券会社の福岡支店に
 勤める若い人たち。業績を上げて、憧れ
 の東京に出てくる。さらには海外で富裕
 層のファンドマネジャーになることを目
 指します。

 
バブル時代は光を浴びすぎたあとに急に
 萎むイメージがありましたので、転落で
 はなく、突然の
崩壊の話にしようと思っ
 ていました。青春残酷物語です。

 
 「女性の痛みを抱きしめ 小説で抗う」
  サンデー毎日 2月19-26日号から

 桐野夏生さんは1951年生まれだから、私よりも1歳若いだけ。それなのにいつも小説で描いているのは若者
 の世界だ。
 そして主人公は決まって不幸な境遇にある人たちばかり。だから今までも読む度に気持ちはブルーになっていく。
 
2.7
 茅葺きの屋根からしたたる水が、何本もの氷柱(つらら)
 を作っていた。
 子供の頃の冬は寒かった。

 何歳のときだったかもうわからないが、茅葺きの屋根だ
 け取り外して瓦屋根にしたのだが、天井を張るだけのお
 金がなかったようで、祖母と寝ていた座敷には、雪が舞
 い込んできたものだった。

 戸外と部屋とを仕切っていたのは障子戸1枚で、障子
 に空いている穴からは、寒風が吹き込んできた。

 今の生活からはとても想像することはできないが、手足にあかぎれをこさえながら、よく乗り切ってきたものだ。
 
2.6
 フランスの名匠フランソワ・オゾン
 が、「スイミング・プール」の脚本
 家エマニュエル・ベルンエイムの自
 伝的小説を基に、
安楽死を望む父親
 に翻弄される娘の葛藤を描いた人間
 ドラマ。

 ユーモアと好奇心にあふれ、生きる
 ことを愛してきた85歳の男性アン
 ドレ。
 脳卒中で倒れ身体の自由がきかなく
 なった彼は、その現実を受け入れら
 れず
安楽死を望むように。
 人生を終わらせるのを手伝ってほし
 いと頼まれた娘エマニュエルは、父
 の気が変わることを願いながらも、
 合法的な
安楽死を支援するスイスの協会に連絡する。父はリハビリによって徐々に回復し、生きる喜びを取り戻し
 たように見えたが……。    
                           (映画.com)

 若い頃のソフィー・マルソーが好きだったから、それをきっかけにしてフランス映画を何本か見たものだった。
 この作品を見ようと思ったのも、ソフィー・マルソーに会いたいからだったけれど、56歳になる彼女は、いい
 歳のとり方をしていた。

 安楽死というよりも、死ぬ権利を認めて欲しいのだが、これを飲めば確実に死ねるという薬があったなら、今な
 ら飲めると思ったことが、私にも何回かあった。              (新宿 武蔵野映画館 にて)
 
2.5b

 「カーリング・日本選手権 女子」はロコ・ソラーレが優勝し、世界選手権(3月・スウェーデン)の切符を手に
 した。
 今回は予選から見られる試合は見ていて、あたりまえのようにロコ・ソラーレを応援していたから、決勝戦は手
 に汗を握る展開だった。

 先月グランドスラムで優勝し達成感を味わってしまったあとで、モチベーションを維持するのが大変だっただろ
 うし、連戦の疲れもあっただろう中で底力を示してくれた。

 ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第17戦は、伊藤有希、丸山希、高梨沙羅の日本勢が、なんと表彰台
 を独占した。
 この土日は、スターダムをPPVで、新日本プロレスの北エール連戦をネットとCSで見ていたから、ジャンプ
 は最後の部分だけしか見られなかった。

 なによりも、丸山希が2位に入ったのが嬉しい。それは一昨年の試合で転倒し重症を負った瞬間を生放送で見て
 いたからだ。
 その結果オリンピックを棒に振ったけれど、こうやって戻ってきてくれたわけだ。
 
2.5a

 芝を、去年長めに刈っておいたため、空気が乾燥している
 のと相まって、勢いよく燃えてくれました。

 舜クンの足元にいるハムスターは、彼が溺愛している「ち
 くわ」という名前です。

 ハムスターは夜行性なのに、昼間にかまわれていて寝かせ
 てくれないので、可哀想ではあります。

 このあと、火が迫ってきたので、慌てて拾い上げました。 
2.4  
 昨日、お隣のご主人が自分の家の南天の剪定をしているのを見て、今年もそんな時期が来たのだと思い、昨日の
 夕方と今日の午前中、私も自宅の周りの南天を剪定した。

 誰かに教わったというわけではないが、私の剪定のコツは、徹底的に1本仕立てにし、できるだけ新しい枝に入
 れ替えること。

 この方法が正しいかどうかは分からないけれど、毎年たくさんのを付けてくれます。
 
2.3 
 厚さ2.5㎝と8mmの冊子を重ねて「レターパック ライト370」に
 入れてポストに投函したところ、「厚さが3cm以上です」という付箋
 が付けられて、戻ってきてしまった。

 厚さ3cm以内という条件は知っていたが、これくらいは許されるので
 はないかとの甘い認識だった。
 郵便局に持っていったところ、専用のゲージがあり、それを通ることは
 なかった。

 それではこれを小包の扱いにして、ここに送付状を貼りたいと申し込ん
 だところ、郵便局の局長さんはどこかに問い合わせていて、「レターパ
 ック
」という文字を全部見えなくしてくれればいいとのことだった。
 その理由は、「レターパックとして扱われないことを明確にする」とい
 うものだった。

 郵便局の局員さんたちは、「レターパック ライト370」に表示されて
 いる14箇所の「レターパック」という文字を、テープを貼って隠して
 くれた。

 若干「お役所仕事」という感じがしないわけではなかったけれど……。
 
2.2
 今週の「週間朝日」に、「一球の記憶」と題して、宇都宮茂さんが書いた
 江川卓の記事が載っている。

 まずは1984年のオールスター戦。
 8連続三振を奪ったあと、江夏豊の9連続三振を超えるために、10連続
 振
を取ろうとしたというのだ。
 つまり9人目のバッターに振り逃げをさせれば、記録上は三振となるから、
 10人目のバッターから10個目の三振を奪う計算だったという。

 しかし、振り逃げを狙ってワンバウンドを投げて、捕手がパスボールしたら
 可愛そうだと思い、カーブを打たれてセカンドゴロになってしまった。

 次は1981年の日本シリーズ最終戦。
 投手が最後の玉を捕って日本一になった例は一度もなかったから、それを狙っ
 て内角高めにストレートを投げ、願いどおりピッチャーフライで試合終了になった。

 しかし本人は、神様にライナーを要求したのにフライだったから、神様はフライが上がる時間を僕に楽しませて
 くれたのかもしれませんと語っている。
 当時は「怪物」と呼ばれていたけれど、まさに凄いピッチャーだったわけだ。
 
2.1
 1966年6月に日本武道館で行われた「ザ・ビートルズ」来日公演。
 その開催までの道のり、
ビートルズが日本の音楽界に与えた影響などを、
 さまざまな証言から検証していくドキュメンタリー。

 わずか8年足らずの活動ながら、世界中を熱狂させ、今なお高い人気を
 誇る「
ザ・ビートルズ」は、1966年6月に初来日を果たし、6月
 30日から7月2日、計5公演のライブが日本武道館で開催された。

 
ビートルズ武道館公演はどのようにして実現したのかを、当時の裏側を
 知る、
ビートルズ担当ディレクターらスタッフや関係者の証言で検証。
 
ビートルズが日本音楽界に及ぼした影響を考察。当時の貴重な映像と、
 総勢50人以上の証言から、日本における
ビートルズ史をひも解いてい
 く。
                    (映画.com)

 東京は文化的環境が満たされているのに、観客4名だけというのは淋し
 いね。               (立川髙島屋S.C.館 にて)