あと あと のあと 2023年 12月

12.31

 お正月を迎える用意ができました。

 右側の白い注連飾りは琉クンが、左側の紅白の注連飾りは舜クンが、
 それぞれ学校で作ったものです。

 門松はグリーンファームで仕入れたものですが、とても値段は言えま
 せん。
 
 そんなわけで一年間お世話になりました。
 それではよいお年をお迎えください。
 
12.30

 餅つき大会は、今年もとのさまのお父さんが参加してくれました。
 白いと豆餅をそれぞれふた臼つきました。
 あちこちに配って喜んでくれているとは思いますが、どういうわけか、私は元旦のお雑煮以外は、このを食べ
 ることがないのです。
 
12.29b
 冬休みの初日に宿題帳は全部終わらせたという舜クンが、
 お風呂に入った後はトランプをしにやってくる。

 初めはセブンブリッジを10回戦やって、次はポーカーで
 碁石を点数に合わせてのやり取りだ。

 もっともっと小さい頃は二人とも私の寝室に泊まりに来て、
 よくトランプをやったものだった。
 
 いまは二人ともそれぞれの部屋で寝ているから、もうそん
 なことは2度とあり得ない。 
12.29a
 今年のスターダム両国国技館大会は見に行かなかった。
 それは、11月28日の後楽園大会の最前列席で、かなり
 堪能できてしまったからだ。

 相手に振られて客席に突っ込んでくるレスラーをとっさに
 避けたり、目の前で踊る白川美奈を見られたり、桜井まい
 から「貴婦人ユーロ」を直接受け取ったり、スターライト
 キッドの輝く瞳に触れられた。

 だから今日の両国国技館大会は、PPVの生中継を見るこ
 とになった。
 しかし、何の不具合かわからないが、見始めてから3時間
 29分が経ったメインイベントの最中に、放送が途切れて
 しまっている。
 だからネットなどで結果を知ることがないように、検索エンジンは開かないようにしています。 

 30日 → 【スターダム】新ワールド王者・舞華 いきなり団体改革ブチ上げ! PPV配信トラブルにも苦言(東スポWEB) -   Yahoo!ニュース

12.28b
 先日、クラス内選挙がありました。
 演説前になると、緊張感が高まり、泣き出してしまう子が現れました。
 
 候補者の子たちの選挙にかける思いの強さを感じるとともに、候補者でな
 い子たちが候補者の子たちの気持ちを推し量り、もらい泣きするという5
 年生の関係性って、いいなぁと感じました。

 演説が始まると、みんな真剣なまなざしで候補者をみつめます。
 5人ともすばらしい演説でした。

 (前略)ぼくが当たりました。でも、素直に喜べませんでした。
 なぜかというと、いっしょに文章を書いて、読み合ってきたからです。
                           (しゅんくん)


 クラスで児童会長の候補を募ったところ、5人の子が手を挙げたので、そ
 れを3人に絞るためのクラス内選挙が行われたということです。

 「5学年通信 ONLY ONE」から、舜クンの部分だけを抜粋しました。 
12.28a  
 野菜の連作障害を防止するために、毎年計画的にローテー
 ションを行っている。

 どの場所にどの野菜を作るのかを決める目印として、頭に
 アルファベットを表示した空き缶を並べているわけだ。

 最初は黒い杭にホワイトペンでアルファベットを描いてい
 たのだが、歩くときにつまずいてしまうので、途中から、
 目立つように空き缶を使うことにした。

 そのためだけに「お~いお茶」の30入りをひと箱買い、
 それに充てたのでした。
12.27
 麻雀の「女流桜花戦」は今日が最終日。
 決勝戦に残ったのは、魚谷侑未、白銀紗希、菅原千瑛、そ
 して私が応援している高宮まりの4名だった。
 決勝戦は12戦を戦うもので、一日半荘を4回ずつを3週
 間に渡って行われた。

 麻雀は何をやってもダメなときがあり、今日の高宮まり
 それだった。
 このクラスになると実力の差はなく、いかに流れを掴むか
 であるが、赤牌や裏ドラやカンドラや一発がないルールだ
 となると、運も味方をしてくれない。
 高宮まりは、聴牌をしたとたんに魚谷に振り込んでしまっ
 たことか何回あったことか。
 だから今夜は悔しくて眠れないんじゃないかと思うくらいで、見ていた私にもストレスが溜まりました。
 
12.26
 焼け残った小さな居酒屋に1人で住
 む
は、体を売ることを斡旋され、
 絶望から抗うこともできずに日々を
 やり過ごしていた。

 そんなある日、空襲で家族を失った
 子どもが、
の暮らす居酒屋へ食べ
 物を盗みに入り込む。それ以来、子
 どもはそこに入り浸るようになり、
 
は子どもとの交流を通してほのか
 な光を見いだしていく。
         
(映画.com)

 趣里に会いたくて、渋谷のユーロス
 ペースまで行った。

 朝ドラのヒロインが、これだけの「汚れ役」をこなしているところに、胸を打たれた。
 彼女の表情のどこかに、母親の伊藤蘭の面影を感じている。 
 
12.25  
 昨夜のNHKスペシャル
 これは3日前に収録されたロングインタビューで、ドジャ
 ースに入団することが決まったあとのものだ。

 大谷は昨シーズンオフに、ワシントン州の「ドライブライ
 ン」に通って、極秘トレーニングに励んでいた。
 ここでは、ボールの縫い目にどう指がかかりながら、その
 指が離れるタイミングを習得して、あの魔球のようなスピ
 リット
が生まれたというのだ。

 バッティングでは、大リーグに850人いる全投手のピッ
 チングが再現できる「AIマシン」を活用し、高めのボー
 ルを打ち返すタイミングを得たという。

 今までは、大谷は生まれつきの感性に基づいてプレイをしていると思っていたのだが、これほどまでに科学的
 データの裏付けを追求していたとは、いやはや恐れ入った。
 
12.24b

 

12.24a  

 ほうれん草と冬菜の種を蒔いたのは11月13日。

 やがて寒くなってしまったから、到底芽なんか出さないだ
 ろうと思っていたから、先週芽吹いているのを見て驚いた。

 今朝の駒ヶ根の気温なんか-5℃で、畑の土はコチコチだ。
 試しに小石を抜いてみた穴の中には白い氷が見えるほど。

 このかよわいほうれん草の芽は、厳しい寒さを耐え抜いて、
 気候が暖かくなると同時に、背伸びをしはじめます。
 
12.23

 我が家の白菜鍋は具材が豊富です。

 白菜の他には、エビ、鶏肉、スケソウダラ、キノコ、マロ
 ニー、はんぺん、かまぼこなどです。

 味付けは塩だけなのですが、具材からうま味が染み出て、
 それが白菜とよく合います。

 具を食べきった後は生うどんを入れるのですが、その旨さ
 は想像していただけると思います。 
12.22b
 「セブンネット」で頼んでいた本が届いたというメールがあったので、
 セブンイレブンに取りに行った。

 いつものようにSuicaで代金を支払おうとしたが、タッチパネルに
 は「現金」、「クレジットカード」、「ペイペイ」の表示があるだけで、
 「交通系ICカード」の項目がなくなってしまっている。

 お店の人に確認したところ、その人も驚いていた。
 これでは、わざわざセブンイレブンに行く優位性がないではないか。
 
12.22a  
 冬至
 これからは、夜よりも昼の方が長くなっていきます。
 野良仕事が始まる頃には、「夕なべ」ができるようになっ
 ていることでしょう。

 今週は月曜日から自宅にいなくなってしまっていたので、
 をお風呂に入れたのは日曜日でした。

 きっとふやけてしまっているだろうからと、昨日の夜の帰
 りに、24時間営業のスーパーでをまた買って、今夜の
 お風呂に入れました。 きっと健康になれることでしょう。
12.21
 世界の国の中で、落とした財布が一番無事に戻ってきやすいのは日本とされて
 います。これは徳川時代の影響でしょう。
 今は「遵
」のことをコンプライアンスなどといいます。ご度に遵う精神で
 す。

 俗に「十両盗れば首が飛ぶ」といわれます。徳川時代は
が厳しかったのです。
 犯罪者はすぐに死刑になりました。とりわけ十七世紀は、すさまじい死刑執行
 数です。
 都市の入り口には処刑した者の生首や遺体がさらされている有様です。「お上
 が恐ろしいので、
度は守る」という意識が強くなりました。徳川時代の日本
 を見た西洋人は、厳しい
と刑罰で、「しつけられた国民」に驚いています。

 徳川時代は、村や町で住民が相互に監視しあっていました。それで犯罪を隠し
 通すことが難しく、そもそも「悪事をさせない
他人の目」がありました。
 徳川時代は人々の定住が進み、親子代々、「家」が同じ場所で長く住み続ける
 のをよしとしました。
 犯罪などを犯して、自分のいる村や町で一度でも信用を失うと、「
家の恥」と
 され、その
社会で生きていくのが困難になります。そうした上や外からの強制
 力が働いて、落とした財布が返ってきやすい
社会になっていった面があります。

 江戸時代の日本は3千万人しかいない島国です。何百年も毎年、千人も死刑にし続ければ、おとなしい、お上に
 従順な国民性になるのは、容易に想像できます。これが「徳川のしつけ」の真実で、日本史の恐ろしい秘部なの
 です。
 ですから、今日の日本人は徳川を超えて、人命を重んじ、
権威には立ちどまって自分で考えることも大事です。

                    「家康の誤算」 磯田道史   PHP新書 からいただきました。
  
12.20
 昨夜のことだけれど、いつも夕食を取っている蒲田の日高屋に、レジが
 故障しているとかで入れなかったので、隣の吉野家に入った。

 牛丼と卵と味噌汁を頼んだあと、味噌汁ではなく豚汁すればよかったと
 思いながら、それが出てくるのを待っていた。

 すると、真向かいに座っていた客が、「財布を取りに行きます」と言っ
 て出て行った。
 どこまで財布を取りに行くというのだろうか?そして、財布を持たずに
 吉野家に入る人がいるのだろうか?

 少なくとも、私がいる間に、その客が帰ってくることはなかった。
 蒲田は、東京でいちばん治安が悪いということだ。 
12.19
 今年も有楽町で「年末ジャンボ宝くじ」を買った。
 「ジャンボ」と「ミニ」のバラをそれぞれ20枚ずつ。

 なぜバラにするかというと、連番だと、1枚見ただけで他
 の9枚の当落が分かってしまうからだ。
 照合する場合の、緊張感が失われてしまう。

 驚いたのは、売り場では1万円札が飛び交っていること。
 隣の窓口なんかでは、1万円札を10枚くらい出していた
 から、300枚は買ったことになる。

 東京は、何もかもスケールが違うね。
 
12.18
 1950年代アメリカで、アフリカ系アメリカ人による公民権運動を大き
 く前進させるきっかけとなった実在の事件「
エメット・ティル殺害事件」
 を劇映画化。

 1955年、イリノイ州シカゴ。夫を戦争で亡くした
メイミー・ティルは、
 空軍で唯一の黒人女性職員として働きながら、14歳の息子エメットと平
 穏に暮らしていた。ある日、エメットは初めて生まれ故郷を離れ、ミシシ
 ッピ州マネーの親戚宅を訪れる。

 しかし彼は飲食雑貨店で白人女性キャロリンに向けて口笛を吹いたことで
 白人の怒りを買い、8月28日、白人集団に拉致されて凄惨なリンチの末
 に殺されてしまう。息子の変わり果てた姿と対面した
メイミーは、この陰
 惨な事件を世間に知らしめるべく、ある大胆な行動を起こす。

                          (映画.com)

 事実に基づいた作品だから、迫力があり説得力もある。
 アニメしか上映しない地方館と違って、東京はこのような質の高い映画を
 いつでも観られるからうらやましい、とは、まだ思わない。
                     (立川高島屋SC にて)
 
12.17b


 この子はお料理をするのが好きで、将来はパティシエになり
 たいと言っている。

 昨日はパンの生地を発酵させクロワッサンを作ったのだが、
 焼いた後は柔らかくならなくて、上手くいかなかったみたい
 だ。

 でも、硬いパンも味があって、食べ応えがあったよ。 
12.17a  
 「森田さんは、どこからあいみょん
 に入っていったのですか?」とよく
 訊かれるが、それは吉田拓郎つなが
 りだ。

 3年くらい前に放送された「オール
 ナイトニッポンGOLD」の場で、
 吉田拓郎が「あいみょんと髪型が似
 ているという話がある」という話題
 から、音楽性の評価に及んだ。

 私はそれからあいみょんに興味を持
 ったのだが、あの切れのあるギター
 のコードストロークに参ってしまっ
 た。

 古舘伊知郎が何かの場で、「拓郎の種が風に舞って飛んでいき、どこかの地
 面に落ちて芽が出たのがあいみょんだ」というような表現をしていた。

 金曜日の「オールナイトニッポンGOLD」でもあいみょんの話題が出て、
 たくろうは「あのね」の中の「寝癖のある君の方が 何だか生きているって感じる」という歌詞を評価していた。
 そして6分50秒に及ぶその曲が全編流された。 「窓ぎわのトッとちゃん」の主題歌だ。
 
12.16b
 一方通行になっているものはかなり削ったのですが、今年
 も年賀状をこれだけ作ることになりました。

 今までの年賀状の内容は、かなり体裁ぶっていたけれど、
 今回はブログと同じく、本音バージョンになっています。
 所詮年賀状なんて虚礼そのものです。でも、それでいいの
 です。

 日本の伝統的文化が次々と失われていく中にあって、せめ
 てこれくらいは残っていってもいいのではないですか。

 もう出すのを止めるというコメントをくれた人たちには、
 「こちらからは差し出します」と添え書きをしました。
 もちろん、私が大事に思っている人たちだけですが。
 
12.16a  
 シンガー・ソングライターの吉田拓郎さんがパーソナリティーを務める
 ニッポン放送のラジオ番組「
吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」
 が15日、一夜限りの復活を果たした。

 
吉田さんは、昨年いっぱいで音楽活動の一線から退き、番組も昨年12
 月に終了していたが、同局のオファーに応えて出演した。

 放送のなかで
吉田さんは「僕はメディアには不信感しかなかったけど、
 ラジオだけはそばにいてくれた。僕もラジオを愛している。ラジオが僕
 の青春そのもの」と〝ラジオ愛〟を披露。

 来年、ニッポン放送が創立70周年を迎えることに触れ、「ラジオや深
 夜放送をテーマにした
アルバムを作ろうかと考えている。年明けぐらい
 から具体的に進めたい」と新作の構想があることを明らかにした。

 編曲家の松任谷正隆さんをはじめ「いろんなミュージシャンらを総動員
 して作りたい」という意向を示した。

 さらに、自身の「せんこう花火」という曲の歌詞が当時の女子高生が書
 いていたことを引き合いに、「ラジオが好きな人は
歌詞を書いてみませんか? 曲をつけて、その歌をアルバ
 ムに入れたい。自分とラジオや深夜放送との青春を
歌詞にしてみませんか?」と聴取者に呼びかけた。具体的な
 応募方法には言及しなかった。

 来年初夏に、出来上がった歌を発表するため、再び番組に出演すると予告した。

 また、
吉田さんは「僕らの旅」という歌を生ギターの弾き語りで聴かせ、「家にいても曲を作ってくれという注
 文が来て、生活は全然変わらない。僕の音楽好きな〝旅〟は続いている」などと近況も報告した。

                     「産経新聞」 石井 健  12月16日  00:29 配信

 昨夜、「オールナイトニッポンGOLD」に拓郎が出演したことを私は知らなくて、今朝長女から届いたメール
 で知ることになる。
 でも今は、「ridiko」のタイムフリーなどという機能があるから、あとでゆっくり聴こう。
 
 十分予想されたことだけれど、やっぱり拓郎は音楽から離れられないじゃん。

12.15b
 日本、米国、台湾、韓国、ラテン系などのメディア約300人、
 テレビカメラは約50台が集結。日本でも各局が生中継する中、
 ネットでは
水原一平通訳の優秀さもあらためて話題となった。

 会見の冒頭、「通訳であり相棒、親友の
一平」と紹介されると、
 大谷も笑み。会見中は大谷の言葉を
通訳するだけでなく、日本記
 者からの日本語も英語に
通訳したり、大谷の言葉を分かりやすく
 英語に変えたりと、機転を利かせた。

 
水原氏の優秀さは多くのファンの間で知られているものの、世界
 中が注目した会見でも冷静に対応。複数の質問も聞き返すことな
 ど一切なく、スムーズにこなした。ネットでは「
通訳でここまで
 人気者の方も珍しい」、「文章を組み立て直し必ずポジティブな
 印象で伝えていて本当に見習いたい」、「現地にいる記者に
通訳
 しているのもすごい」、「デコピンを英語
通訳する時にディコピ
 ンって発音するあたりプロフェッショナル」の声が上がった。

 また、大谷の言葉や記者の言葉をメモすることなくやり取りする姿に驚く声も多数。「同時
通訳の方ってメモを
 取りながら訳すイメージだけど、
一平さんは今日はメモ持ってなかった 天才か」、「マジで優秀すぎないか」、
 「長い挨拶も、何人も出てきた人の名前も全部記憶して
通訳するってホントすごい」、「メモとか取らないのね。
 さすがすぎる」、「ほんと頭の中どうなってるの?」などの声が上がった。    
 「ディリー」 から

 私も記者会見の中継を見ていてそう思いました。
 
12.15a
 午前8時から、大谷の
ドジャース入団記者会見をテレビ中継で見た。
 和やかな雰囲気の中、大谷は終始笑顔を崩さなかった。

 ロスアンジェルの郊外にある
ドジャーススタジアムには一度だけ行ったこと
 があるけれど、とても落ち着いた雰囲気の、フレンドリーな球場だった。

 エンジェルスタジアムに行きたかったように、もちろん
ドジャーススタジア
 ムにも行きたいけれど、日本のような至れり尽くせりのツアーはないから、
 英語が堪能でないと無理なのだろう。

 でも私の行動は神出鬼没だから、もしかしたら……。
 
12.14b
 「最後の無頼作家」と呼ばれた伊集院静さんが先月亡くなった。
 その彼が3年前、新聞広告の中で新成人にこんな言葉を贈っている。

 〈
品性を忘れるな。自分だけのために生きるんじゃない。お金が全てと
 思うな〉。
 妻で女優の夏目雅子さんを亡くし、自暴自棄になった時期もある。孤独
 と苦悩の果てに、たどり着いた境地かも知れない。

 新成人とは別に、この言葉を聞かせたい人たちがいる。
裏金疑惑に揺れ
 る永田町のセンセイ方だ。
 パーティー券収入の一部を議員に還流させ、収支報告書に記載しなかっ
 た政治資金規正法違反の疑いが強い。
 繰り返される「
政治とカネ」の問題に「またか」とうんざりしている人
 は多かろう。

 無頼派とは対照的に、たくさんの仲間が集う派閥で作られた
裏金はどこ
 に消えたのか。 〈自分だけのため〉〈お金がすべて〉になってはいなかったか。

 政治に私財を投じ、井戸と塀しか残らない人を
井戸塀政治家と呼ぶ。
 死語になったのはいつ頃か。国会が閉会し、特捜部の捜査が本格化する。

  
             「よみうり寸評」   読売新聞  12月14日 夕刊からいただきました。
 
12.14a
       美しかりしオーミエール

     皺ばかりの乳房をあらわにして 
     老婆オーミエールは 夕暮れの石畳に腰を下ろす

     オーミエールそなたは いく人の人と床を共にし
     何に人生を賭けたのだろうか

     落ちゆく夕陽の中で
     そなたは赤く染まる 赤くなる 
  

              詞:あみいみこあん
              曲:もりたまさる
              ギター演奏・編曲:ま~さか

 オリジナルの歌詞は「老姿オーミエール」だったけれど、勝手に「老婆オー
 ミエール」に変えてしまいました。
 そして無断で掲載しました。 ごめんなさい。

 「美しかりしオーミエール」は、東京上野の国立西洋美術館に所蔵されてい
 る、オーギュスト・ロダンが制作したブロンズ像です。
 老婆はカイラという名のイタリア人で、ロダンは、カイラにポーズをとらせ、時間をかけて丹念に観察しながら
 この作品を制作したといいいます。
 この曲は、私が28歳の頃に作ったものです。

 パソコンのソフトを使って自宅で録音したものを、YouTubeにアップしましたので、お聴きになってみて
 ください。
 私はまだよく聴いてないけれど、モノラルではなくてステレオになっているようです。
 
12.13
 黒柳徹子が自身の子ども時代をつづった世界的ベストセラー「窓ぎわのト
 ットちゃん
」をアニメーション映画化。

 好奇心旺盛でお話好きな小学1年生の
トットちゃんは、落ち着きがないこ
 とを理由に学校を退学させられてしまう。

 東京・自由が丘にあるトモエ学園に通うことになった
トットちゃんは、恩
 師となる小林校長先生と出会い、子どもの自主性を大切にする自由でユニ
 ークな校風のもとでのびのびと成長していく。

                        (映画.com)

 最近はあんまりアニメを見ないけれど、これだけは見逃せない。
 なぜならば、主題歌の「あのね」をあいみょんが歌っているからだ。

 8日に「徹子の部屋」に出演したあいみょんは、去年の紅白歌合戦に出た
 ときに、黒柳徹子から「お願いね」と言われ、手を握られたと言っていた。

 ただのアニメかなとあまり期待してはいなかったけれど、そこにはきちん
 としたメッセージが込められていた。
                      (新宿ピカデリー にて)
 
12.12
 産直市場「グリーンファーム」に門松の予約に行ったところ、毎年頼んでいた
 やつは、生産者がもう作らなくなってしまったという。

 デザインは違うけれど、他の人が作るものがあるから、それでもいいかと訊か
 れた。
 もちろんデザインなんかどうでもいい。

 個人の家なのに門松なんかを奢るのは、縁起物であるという理由のほかに、作
 る人がなくなって欲しくないからだ。

 スイカの佐藤農園は、来年は作ると言っていたけれど、その次が続かない。
 つまりいろいろな産業で、後継者がいなくなってしまっているのだ。 
12.11

 丸々と太った白菜を収穫した。

 白菜はまだ畑においておくことはできるけれど、土が凍る前に耕したかった。
 作業は昨日やったので、今朝の畑は霜が降りて真っ白です。
 
12.10


 渋柿と甘柿を2本ずつ剪定してできた枝です。

 この地域はまだ、枝をやすことが通用しているけれど、
 ちょと町場になると、やせるゴミにして出さなければな
 りません。

 耐火レンガで作った焼却炉は、かなりガタがきているけれ
 ど、ずいぶん助かっています。 
12.9

 剪定前と比べてみたけれど、今年は大きな枝に手をつけなかったこともあり、見た目はそんなに変わりません。
 でも、細かい枝を切り取るのはたいへんな作業で、これをいつまで続けることができるのか、といった感じです。
 明日は甘柿の木に手を付けます。
 
12.8

 柿の木の剪定を、今年は専門家に頼んであったのだけれど、年内にやってくれそうにないので、日中は暖かいこ
 ともあるから、自分でやることにした。

 本当は、BEFORE → AFTERの画像を載せたかったのに、上に延びている細い枝を切ることに手こずった。
 そのうちに、高枝用のノコギリが壊れてしまい、万事休す。
 作業は、土・日に持ち越しになりました。

12.7
 --社会に出る前に勝負ついちゃってるよな。

 友人同士の飲み会で誰かが言った。
東大生に金持ちが多いのは、幼いころ
 から一流の進学塾に通わせる経済的余裕があるからだと。
 1ヶ月の塾代が最低でも5万円と聞いたとき座が静まりかえった。自分た
 ちが育った家庭とのあまりの差と、個人の才能や努力では太刀打ちできな
 い
現実があるという残酷さに。

 全員が黙り込み、賑やかな居酒屋のテーブルに冷たい風が一筋通り抜けて
 いったように感じた。
 
私立高校をあきらめた時点で、奨学金制度を利用した時点で、遡ればどの
 ような家に生まれてきたかで、ぼくたちはすでに選別されていたのだ。

 なんとかなるさと誰かが言い、みんなうなずいたが、ぼくたちはもう気づ
 いていた。別段高望みでもなく輝かしくもない、ごく平凡で平均的な未来
 ですら、一度でもつまづいたら手に入れるのは難しいだろうという
現実に。
 少年よ大志を抱けという有名な言葉があるが、大志を抱けるその環境が、
 今や特権なのだという
現実に。

      「星を編む」  凪良ゆう   「講談社」からの抜粋です。

 前作となる、本屋大賞を受賞した「汝、星のごとく」は、私に感動を与えてくれた作品で、この「星を編む」は、
 その続編だ。

 ただ私の乏しい記憶力は、「汝、星のごとく」のストーリーを明確に覚えさせてくれていない。
 だからもう一度読み返さないことには、この物語が繋がってこないのた。
  
12.6
 もう何年も前のことになるけれど、「私は『時間』を売って
 いるのではないのです」と言って、お客さんに感激されたこ
 とがあった。

 労働時間が1日8時間、そして週40時間を超えると「時間
 外労働」とされ、賃金が2割5分増しになる。
 今年の4月1日からは、その時間外労働が月に60時間を超
 えた場合には5割増しになっている。

 確かに日本人は働き過ぎだから、残業規制をすることは当然
 のことなのだが、時間ばかりに目が行って、労働の質は問わ
 れなくてもいいのかと思ってしまう。

 私がサラリーマンの頃は、残業になってしまうのは能力がな
 いからだと言われ続けてきた。
 だから最低賃金などというものは定めずに、自分の能力を堂
 々と売ったらいいのではないかと思う。
 政治に守られた労働環境なんて、個人の能力の発展性がちっともないではないか。
 そのためには、スキルを常に磨き続ける努力が必要となる。
 
12.5

 今年も、JR郡山駅前のイルミネーションが点灯している。
 
 その名を「ビッグツリーページェント・フェスタ in KORIYAMA」と呼び、今年は、過去最多となる電球(LE
 D?)42万個が飾られているという。
 
12.4
 18世紀末、革命の混乱に揺れるフランス。若き軍人ナポ
 レオン
は目覚ましい活躍を見せ、軍の総司令官に任命され
 る。

 
ナポレオンは夫を亡くした女性ジョゼフィーヌと恋に落ち
 結婚するが、
ナポレオンの溺愛ぶりとは裏腹に奔放なジョ
 ゼフィーヌは他の男とも関係を持ち、いつしか夫婦関係は
 奇妙にねじ曲がっていく。

 その一方で英雄としての
ナポレオンは快進撃を続け、クー
 デターを成功させて第一統領に就任、そしてついにフラン
 ス帝国の皇帝にまで上り詰める。

 政治家・軍人のトップに立った
ナポレオンと、皇后となり優雅な生活を送るジョゼフィーヌだったが、2人の心
 は満たされないままだった。やがて
ナポレオンは戦争にのめり込み、凄惨な侵略と征服を繰り返すようになる。

 この映画には観客が殺到するだろうと想像された。
 先週の金曜日に公開されたわけだが、その通り「TOHOシネマズ 新宿」の土・日の座席は、予約でほとんどが埋
 まっていた。

 私は月曜日の今日観に行こうとしていたから、予約が開始となる3日前の、土曜日の0時を回った瞬間に席を取
 った。
 しかしながら今日は座席に余裕があったから、東京でも休日と平日とではやっぱり異なるのだろう。

 作品は壮大なスペクタクルだけれど、外国の映画はどうしても感情移入することができない。
                                     (TOHOシネマズ 新宿 にて)
  
12.3
 来年の1月に行く「歌会 VOL.1」は初日だが、その前日に3種類の製品
 がリリースされる。

 『Singles』【リマスターBlu-spec CD2】
 初期の代表作満載のベストセラー・シングルコレクションアルバムを最
 新リマスター、高品質でCD化。

 『「歌縁」(うたえにし)‐中島みゆき RESPECT LIVE 2023-』
 中島みゆきの歌を敬愛する9名の無二の表現者たちが歌う、中島みゆき
 名曲カバー・ライブアルバム

 『世界が違って見える日』<完全生産限定アナログレコード(LP)

 「歌縁」以外は買う予定なのだが、もしコンサートの会場で買えば、何
 らかの特典があるのではないかということ。

 でもLPは持ち歩くのに邪魔だから、これだけは予約をしておこう。 
12.2
 「桃栗三年八年」。
 は苗を植えてから8年経たないと実を付けない。

 ウォーキングの通り道に、何年か前に新しく苗を植えた
 の木があって、毎年見事な剪定がされているのに感嘆した
 ものだった。
 そして昨年あたりから、実を付けるようになった。

 ところが、このの木の若木を切り倒し、ショベルカーで
 根っこを掘り起こしているのだ。
 いったいどうしちゃったのだろう。



 今は干し柿を作る家の方が珍しくなってしまった。
 だから右の画像のように、実がたわわになっているの木
 が、あちこちに見られるようになっている。

 そもそも農業の後継者がいない。野良に出ているのは70
 代以上の老人ばかりだ。
 河原には、誰も手をつけなくなった草ボウボウの田んぼが
 点在している。

 若者がいたとしても、干し柿作りなんかには目もくれない。
 自然の恵みを無視していると、いつかしっぺ返しがくる
 よ。 
12.1b
 東筑摩郡山形村は30日、存廃を巡り村民の意見が割れている時報サイ
 レン
について、12月1日から音が鳴る長さを試行的に短くすると明ら
 かにした。現在の36秒から24秒に短縮する。試行期間は7~10日
 間ほどを想定している。

 30日閉会の村議会12月定例会議終了後、赤羽孝之副村長が議員らに
 説明した。
 
サイレンを鳴らしている午前11半、午後5時の2回とも短縮する。試
 行後、村民の意見によっては別の方法を考える。

 
サイレンを巡っては移住者から「うるさい」との苦情がある一方、長年
 暮らしてきた村民には存続を望む声がある。赤羽副村長は「これで解決
 になるか分からないが、不快に思う人が減る方法を考えたい」としてい
 る。
    「山形村の時報サイレン まずは短く
          ~「うるさい」苦情受け きょうから 探る存廃~」
                         「信濃毎日新聞」 12月1日号からいただきました。 

 野良仕事をしていると、11時半のサイレンがひとつのきっかけになる。午前中の作業をぼつぼつまとめて、お
 昼ご飯を食べに家に入る用意をするのだ。
 長くこの地区に住んでいると、サイレンがひとつのペースメーカーになっている。

 このままいくと、除夜の鐘は「うるさい」から止めろという意見が出てくると思う。すでに夏の風鈴の音は、近
 所の家とのもめ事になっているようだ。
 もしかすると、夏の雷が「うるさい」から、何とかしろなどという声も上がりそうだ。
 嫌な世の中になってしまった。
 
12.1a
 時間が足りない。

 電車の中で、本を読んだりパソコンを開くのが億劫になってしまっているから、
 時間が足りない。

 レイトショーを見に行く気力が湧かず、ホテルのベッドの上でグターっとして
 いるから時間が足りない。

 麻雀のMリーグの試合を、全部見ようとしているから時間が足りない。

 今年も残り1ヶ月になってしまいました。