あと あと のあと 2022年 9月

9.30b
 月末にやらなければならないことは、経理処理(会計処理とは異
 なるそうだ)をして請求書を発行すること。

 翌月のスケジュール表を作成し、関係者にメールで送ること。
 血圧を記録するエクセルのグラフを新しいものにすること。
 かかりつけ医に行って、1ヶ月分の薬を処方してもらうこと。

 決まってやらなければならないのはこんなことぐらいだが、問題
 は、またたく間に1ヶ月が過ぎてしまうことである。
 感覚的には、これらの作業を毎週行っているような感じだ。

 歳を取ると月日の流れが早く感じられるというが、こうやって私
 に残された時間がだんだん少なくなっていく。
9.30a  



 水曜日に長野市まで社会見学に行った舜クンの話によると、県庁
 では阿部知事に会い、善光寺に行ったときにはタモリに出会った
 という。

 11月に放送される「ブラタモリ」の撮影をしていたそうだけれ
 ど、いい社会見学になったね。
9.29
 八十二
銀行と長野銀行が経営統合することが発表された。

 長野県には、八十二
銀行と長野銀行と各地域に信用金庫がある
 のだが、その中のビッグ2が合併するというのだ。
 県内では八十二
銀行のシェアが53%と2位の長野銀行の8%
 を大きく上回るから、事実上の吸収合併だ。

 私が自営業を始めたときに、車をリースで手に入れたかったけ
 れど、どのリース会社も見向きもしてくれなかった。
 その中で、長野
銀行系の「長野リース」だけが対応してくれた。
 そして、リースが終わりになったところで所有権は私になると
 いう、普通では考えられない条件を受け入れてくれた。それ以
 来ずっと、長野
銀行とお付き合いをしてきた。

 弱いものを強いものが淘汰していくというパターンは好きではないけれど、資本主義経済の中では仕方がないこ
 となのだろう。
 過去のいろいろな企業合併の例を見るにつけ、長野銀行の
行員の方たちはさまざまな辛い思いをしなければなら
 ないと思う。
 
9.28
 
住民税非課税世帯に対して、1世帯当たり5万円を給付する措置が決ま
 ったときに驚いたのは、その対象となるのが、全5976万
世帯のうち
 の約27%に相当する、約1600万世帯にも及ぶということだ。
 そんなにたくさんの
世帯が、住民税を納めていなかったなんて思っても
 みなかった。

 予算措置としては9千億円程度の財源が必要になるが、一時的な所得増
 加は貯蓄に回る割合が高くなる傾向にあり、かつての定額給付金の効果
 についての内閣府の試算によると、給付金の25%が
消費に回った程度
 だという。

 この数値に従うと、今回の9千億円程度の住民税非課税
世帯への給付
 は、個人消費を2250億円程度押し上げると試算されるが、これは年
 間名目GDPの約0.44%であり、大きな
経済効果を発揮するとはいえ
 ないという解説もある。
 もっと有効な対策があるのではないかと思うけれど……。
 
9.27
 7月の銃撃事件で訃報が届いたとき、辻元さんの脳裏に浮
 かんだのは、意外にも
安倍氏の穏やかな笑顔だった。
 「つきものが取れたように爽やかな顔で、私ににっこりほ
 ほ笑まれた。その顔を思い出したんですよ」。

 それは2回目の首相辞任後、議員会館の廊下でばったり会
 ったときだ。
 「もっと質問したかったな、寂しいですね」と声を掛ける
 と、
安倍氏は「どうぞ、菅(義偉)さんとガンガンやって
 ください」と吹っ切れたような表情で返した。
 それは
安倍氏と交わした最後の言葉となった。

 「私と激論していた時の顔とは全然違う。初めて、素の

 倍
さんの表情を見た気がしました。総理の時は、よろいを
 着ていたんだなと。これが
安倍晋三という人の本質かもし
 れない」。
 ふと表情が緩んだ。「仕事は関係なく、友達としてお付き合いしたら、いい人だったのかもしれないのになあ」。

 懐かしんだのもつかの間、また思いを巡らせる。「なのに、なんでイデオロギーが対立すると、ああいうふうに
 攻撃的に変わっちゃうのかしら」。
 ふり返れば-。解釈改憲によって集団的自衛権の行使を容認した閣議決定は、民主主義のルールを逸脱していた。
 森友・加計学園問題などでは、政治の私物化を進めた。
 自らのイデオロギーを追求し、分断や対立をあおった。そう考える
辻元さんは「だから私は、安倍政治は『功』
 より『罪』の方が多かったのではないか。そう思っています」と言い切った。

 「政敵」を本音で批判し、言葉を濁さない。それが政治家、
辻元清美が安倍氏に送る最大の敬意だろう。

  
「安倍政治 功より罪多く ~辻元清美さんが振り替える かつての「政敵」と国葬~」
                          「毎日新聞」 9月27日 夕刊からいただきました。
 
9.26b
 大腸のポリープの病理組織検査の結果が出ました。

 縦長核をもった異型細胞が管状に発生している、中等度異
 型の管状腺腫。
 明らかな悪性像は認めない。

 
つまり、明らかなガン細胞ではなかったということです。

 
ポリープが見つかった人は、3年後に内視鏡検査を受ける
 ようにとのことでした。
 まずはひと安心です。
 
9.26a  
 15日に1本に間引いた白菜は、その後どんどん大きくな
 りました。 向こう側の畝(うね)です。

 手前の大根は、翌16日に2本にし、この土曜日に1本に
 しました。
 残る1本にダメージが及ばさないように抜くのですが、少
 し遅かったかもしれません。

 白菜も大根も、間引いたものは茹でてお浸しにします。
 これが瑞々しくて美味しいから、葉物の野菜作りの楽しみ
 のひとつです。 
9.25b

 正式な名前はわからないけれど、地元では「ズボウ」と呼んでいます。
 すき焼きには最適のキノコです。 1パック680円でした。
 
9.25a

 今年は松茸が不作のようです。
 一度は松茸ご飯を食べたかったので、規格外品を買ってきました。 1本6000円でした。
 
9.24  
 の内側が腫れて、その部分がブヨブヨしてきた。
 強い痛みはないけれど、歩くときには鈍痛がする。
 
 素人が疑うのは、骨にヒビが入っているかもしれないことだ。 
 そこで市内の整形外科医に通院をした。

 予約なしで行ったから、2時間待たされて診断を受けたところ、ブヨブ
 ヨしているのは「」がたまっているからだと、患部に注射針を刺して
 その「」を抜いた。
 「」は薄い赤い色をしていて、血液が混ざっているようだった。

 すぐには治らないということで、貼り薬を28日分も処方してくれた。
 できるだけ歩かないようにと言われたが、そんなことは無理だ。
9.23

秋分の日

 農林大臣は、ずっと前から野菜
 温貯蔵庫
が欲しかったけれど、そん
 なことを言い出すと、消費者庁長官
 に、「そんなものいらないわよ!」
 と、怖い顔で言われることがわかっ
 ていたので、気の小さい私は今まで
 言い出せなかった。

 今回折り合いがついたのは、この暑
 さで玉ネギが腐ってしまったから。
 低温貯蔵庫があれば、玉ネギだけでなく、ジャガイモや白菜や大根や採
 れすぎた野菜も保管しておくことができる。

 でもコスト面を考えると、野菜はその都度お店で購入した方が安いに決
 まっている。
 ただ、無農薬の有機栽培で、自分が作ったものは気のせいだけれど美味
 しく感じるし、何よりも身体を動かす機会を提供してくれるから、その
 ための投資だと思っています。
 
9.22
 今や、デモクラシーの最大の脅威は何であるか。それは「政治的無知」である
 ことをはっきり認める必要があります。16年の参院選のときに、映画監督の
 森達也さんが「週刊プレイボーイ」で「若者は下手に
投票しないでくれ」と
 いったことを発言して物議をかもしました。

 森さんはこんなことを言ったんですね。今の大学生はびっくりするほど
知識
 ないと。たとえば「憲法を変えたいと思うか、それとも守りたいと思うか」と
 聞くと、大半「護憲」と答える。「じゃあ、選挙でどの政党に
投票するの?」
 と聞くと「自民党」と答える。自民党が改憲を目指していることも知らない
 し、自民党が出している憲法改正草案のことも知らない。そういう
知識レベル
 の人たちは
投票に来なくていい、来ないで欲しいと。

 これがものすごく不評で、「いったい何様のつもりだ、なんで左翼はこんなに
 偉そうなんだ」とか「
投票率を上げようと頑張って運動している人たちがいる
 のに、冷や水をかけるのか、じゃますんな」とか、いろいろ批判されたわけで
 す。

 21年10月の総選挙でもそうです。日本維新の会が躍進しましたが、「大阪
 は維新の吉村知事がコロナ政策で頑張っていてうらやましい」という理由で

 票
する人が山ほどいたわけです。つまり、大阪の100万人当たりのコロナ死
 亡者数が全国で断然ワースト1位という実態を全く知らない。有権者のレベル
 がこんなものであるなら、まともな判断などできるわけがない。森さんの言った、「
投票しないでくれ」という
 のは正論ですよ。

                「日本解体論」 白井聡  望月衣塑子  朝日新書 からいただきました。
 
9.21  
 背中が丸くなってきていることがわかる。
 もともと猫背気味だったのが、背骨の骨折でさらに湾曲し、年寄り特有の姿勢になってき
 ている。

 左足は10日経って、両側の酷い擦り傷は治ったものの、膝の内側の腫れは退く様子がな
 く、歩くときには痛みを伴う。
 骨にヒビが入っていることはないと思うが、一度病院に行ってレントゲンを撮った方がい
 いかもしれない。

 歳を取ってくると、このような肉体にかかるダメージが、老齢化を加速させてしまうこと
 もある。
 気のせいだけではなく、一日の仕事が終わってホテルに移動すると、疲れがどっと出てし
 まうのを感じている。 
9.20

 1ヶ月に1回程度の頻度でパチンコに興じている。
 今日は「新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮〜」に取り組んだ。

 私は引きが強い人で、およそ80%くらいは当たりが取れる。
 そしてその半数はプラスになっている。

 出玉が規制されてからなかなか大勝ちはできないが、今日は2500円の投資で怒
 濤の16連チャンだった。

 貴重な時間をパチンコなんかに使っていてはいけないし、これにはまる人なんかバ
 カだけれど、私のストレス解消のひとつになっていることは確かだ。 
9.19

敬老の日

 台風が北上し、明日は東北地方を直撃しそうだったから、
 朝、お客さんの会社の担当の方に、「新幹線が簡単に止ま
 ってしまうから、そうなったときに他の移動手段はありま
 すか?」とメールをした。
 もう完全に今日は出掛けない気持ちになっていたわけだ。

 それに対する答えは、「明日の夕方には抜けていそうなの
 で、今日中に移動できれば大丈夫です」とのことだった。
 冷静に状況を捉えているね。

 そこで、早めに自宅を出発した。
 あずさも東北新幹線もほとんど満席だったが、東京駅で
 は、「山陽新幹線の下りの最終便は、14時発のものにな
 ります」と構内放送をしていた。
 大変な3連休の最終日になってしまったわけだ。
 
9.18b  
 ポリープを切除したときに、1週間はアルコールを摂取しないように言われた。
 本当はもう一日残っているけれど、明日から外に出なければならないので、ずるをして
 ビールを口にした。

 もともとアルコールに強くない私は、全然飲まなくても平気だし、飲んでも350ml1
 本が限度だ。
 
 最近はずっと「一番搾り 糖質0」の専門。
 なぜこのビールがいいかというと、プリン体がゼロに加えて、味が軽くてすっきりして
 いるからだ。
 「YEBISU」みたいに味が濃いやつは苦手だ。

 先日酒屋さんに「一番搾り 糖質0」のケースを買いに行ったところ、「」と表示され
 たものとそうでないものの2種類があった。
 店員さんに「中身は同じでしょ?」と聞いたところ、「そうです」との返事だったよ。 
9.18a
 おじいさんの9人兄弟・姉妹の末っ子の叔母さんが、22
 日に85歳の誕生日を迎える。

 このところ毎年お花を贈っているのだが、今年はその日に
 家にいられないので、事前ではあるがお花を届けた。

 腰を骨折した影響がまだ抜けずに、身体は本調子ではない
 ようだが、90歳を超えた叔父さん共々お元気だ。

 毎週、琉クンをスイミングに送ってから迎えに行く間、お
 宅にお伺いしてお茶をいただいている。
 このリズムがいつまでも続くことを願っている。  
9.17
 大根が順調に育っています。

 ありったけの種を蒔いたので、一箇所に何本もを出して
 いたのを、3本に間引いたところ。
 生育状況を見ながら、最終的には1本にします。

 一番右側の畝(うね)向こうにはがいっぱい生えていま
 すが、手前もそんな状況でした。

 畦の刈りも含めて、朝から動き回っているので、体重は
 5㎏近く減り、ズボンのベルトがユルユルです。
  
9.16b
 3ヶ月に1回歯科医に通院し、歯のメンテナンスを受けている。

 歯石を取ったり、汚れを落としてくれているから、歯周病は全くない。

 ところが、老化に伴い歯茎が後退しているため、あまり強くない部分が
 露出しそれが虫歯になり、それも発見して治療してくれた。

 対策としては、「フッ化ナトリウム」を含む洗口液を使うことを勧めら
 れたので、就寝前に実行している。

 若いときに治療するのを怠ったために、早い時期に何本も歯を失った。
 だから、インプラントを含むメンテナンスを、定期的にしてくれている
 歯科医に感謝している。  
9.16a  
 三年ぶりの開催だという、祖父母も参加することができる
 小学校の「ふれあい授業参観」に行ってきた。
 子どもたちはすこぶる元気なのだが、子どもたちにマスク
 を強いることは酷だ。

 子どもたちが感染すると、それを家庭に持ち帰って高齢者
 に感染させるからというロジックだと思われるが、海外で
 は、「中国と日本のコロナ政策は……」と言われているよ
 うだ。

 私がお伺いしている食品工場では、四六時中マスクをして
 いるのに、感染そのものは止まらない。
9.15
 伊那市の産直市場「グリーンファーム」に松茸が出始め
 た。

 大きさは小振りで、値段も高いため手が出ないが、毎年
 一度だけ松茸ご飯を食べている。

 あまり暑すぎてもいけないし、雨が降らなければダメだ
 から、この気候の状態でよく出てきたものだ。

 みんな覗き込んでいるけれど、実際に買っている人は少
 ないようだ。 
9.14b

 これは、今週の「週刊朝日」に載っている運転免許証を更新するときの「認知機能検査」の内容。
 75歳になると、これに合格しないと専門医の診断を受けなければならないのだという。

 検査の内容は、それぞれの絵を1分間で覚えて、そのあと他の検査をしてから、それぞれの絵の内容を解答用紙
 に書き出す。
 最初はヒントなしで、次はヒントありで、トータルの検査時間はおよそ30分になるそうだ。

 私はまだ75歳にはならないが、この絵を使った「認知機能検査」は今でもできない。
 そもそも小さいときから記憶力が悪いから、物事を覚えることが苦手だ。
 だからといって認知機能が劣ると決めつけられても、その人の生まれつきの特性なのだから、仕方がないではな
 いか。

 こんなことよりも、70歳から適用されている動体視力検査とか、「運転実技検査」の内容を強化すればい
 い。 とかくこのように、お上のやることは現実と乖離したものが多い。
 
9.14a  

 八高線の金子駅の前にあるの木、落ち葉が風に舞いなが
 ら地面に落ちて積もっています。

 不思議なのは、その葉っぱがまだ青いこと。
 の葉は、紅葉した後に落ちるものとばかり思っていたの
 に、そんな現象は長野県だけのものでしょうか?
 もしかしたら、こんなところにも温暖化の影響があるのか
 もしれません。

 東京の今日の外気温は32℃。
 らしいそよ風さえ吹いていません。 
9.13
 JR茅野駅では、チケットの販売を
 窓口で行うのではなく、「話せる指
 定席券売機
」に切り替えるのだとい
 う。

 今日も窓口には「自動券売機でご購
 入ください」という表示がされてい
 て、窓口に駅員の姿はなかった。
 このように、JRに限ったことでは
 ないが、あらゆる場面で人間の温か
 さが削がれていっている。

 これで戸惑うのは、いくつかの駅を乗り換える場合に、「乗り換え案内
 機能を使う場合だ。
 今日もそれを使ってみたのだが、身延線の「ふじかわ号」の指定席が取
 れずに、駅員を呼び出さなければならなかった。
 一方では、券売機は3台中2台が使えなくなっているから、改札口の横
 にいる駅員はてんてこまいだ。

 目的は人員を削減したいのだと思われるのだが、「ふじかわ号」では、
 先頭に2名の運転手、後方に3名の車掌が配置され、相変わらず絶え間
 なく大声でおしゃべりをしている。 いったい何をしたいのかがわからないよ、JRさん。
 
9.12b
 モビプレップとい
 う薬を1リッタ
 ー、それぞれ10
 分ずつ時間をか
 け、6回に分けて
 飲んだ。

 そのあと水を同じ
 ようにして飲ん
 で、検査がスター
 トしたのは3時間
 後。

 事前にいろいろな人に検査の様子を聞いたけれど、皆さんそんなに苦痛は伴わないと言っていたのに、私の場合
 はきつかった
 先生の説明によると、胃を1/3切除したために、内臓が癒着してしまっているそうだ。したがって、肝臓の横
 を通すのに時間がかかり、もう二度とやりたくないと思うほど苦しかった
 看護婦(師)さんは、個人差があるけれど、大変な方だったとおっしゃられた。 でも、それだけ隅々まで検査
 をしてくれたということだ。

 見つかったポリープはひとつで、それを切除する場面をモニターで見ていた。
 それを生体検査に回したが、胃のときのパターンはガン細胞だった。2週間後に結果が出る。
 
9.12a  
 昨日、長女夫妻がお手伝いをしてくれて、いた土手
 です。

 お盆の前に刈ったのに、それからどんどんが伸びて、大
 量の乾いたやしたので、こんな有り様です。

 もうこれで今年はを刈らなくてもいいかというと、お隣
 のご主人の弁では、もう一度刈り取りをしなければならな
 いようです。

 足が不自由な中で、どうしたらいいのかと思っていたの
 で、長女夫妻は「地獄で仏」といったところです。
9.11b
 足にダメージを負っただけなのに、それが全身に倦怠感
 もたらしている。

 金曜日と土曜日の午前中に、大きな田んぼの畦の草を刈り
 倒してあるのに、どう処理しようかと困っていたところ、
 事情を察した長女夫妻が、助け船を出してくれた。

 日中の暑いさなかに、草を集めて燃やした。とても運んで
 堆肥にするだけのパワーはなかった。
 
 明日は大腸の内視鏡検査があるので、食事は指定された
 査食
。これから下剤を飲むところです。 
9.11a  

 甘柿がこんなにも色づいた。

 小粒だけれどたくさん実が付いて、古い木なのに元気だ。

 干し柿の加工をしなければならない問題の渋柿も、見るか
 らにたくさんの実を付けているから、10月の下旬にはま
 たひと働きしなければならないだろう。

 まわりの家で、干し柿を作る家庭は少なくなってしまって
 いるけれど、自然からの恵みを粗末にしたくありません。
9.10b
 草刈りをしていて、集水枡の蓋
 にはまり、が抜けなくなって
 しまった。
 
 この狭い鉄の棒の間にまでが
 入ってしまったから、棒を切断
 して隙間を作るしか方法がなか
 った。

 ヤバかったのは、中に浮いた身体の変な方向に体重がかっ
 たことで、大腿骨が骨折しても不思議ではなかったこと。

 そんな中で必死で体重を移動させ、最悪の事態は避けられ
 たが、太ももの筋肉が守ってくれたわけだから、普段のウ
 ォーキングなどの効果があったのではないかと思っています。

 しかし膝と太ももに酷い擦り傷ができ、びっこを引きながら歩くのにやっとの状態です。

 ちなみに、「びっこ」というのは「差別語」だと言われている。 私はこういうのの主旨がよくわからない。
 「不自由な足をひきずりながら」とでも表現すればいいのだろうか?
 
9.10a  
 稲刈りが始まった。

 以前は、これだけが転んでいると刈り残しができたもの
 だが、今の稲刈り機は性能が上がっているようで、少しも
 スピードを落とさずに刈り取っていく。

 刈り取り にはふたつのパターンがあって、営農組合に作
 業を委託する場合と、個人で請け負っている農家にお願い
 している場合とがあります。

 だから昔のような、個人がそれぞれ耕作をする、「日曜百
 姓
」というのはほとんどありません。
9.9b



 イギリスのエリザベス女王が8日に亡くなり、2週間以内
 に「国葬」が営まれることになるという。

 だから私たちは、イギリス国民から示される純粋な弔意
 を、この目で見ることになるのだ。 
9.9a
 8月28日(日)にNHK BSプレミアムで放送された「The Covers」
 に、工藤静香が出演した。

 工藤静香は、今年でソロデビュー35周年を迎え、それを記念したCD
 には、今までのヒット曲を編曲し直したものが入っている。

 同時にコンサートが行われたわけだが、検討されたのは「嵐の素顔」の
 あの右手を交差させる振り付けを、どうするかだったそうだ。
 そして出された結論は、あれを抜きにはできないからと取り入れたのだ
 が、番組の中で歌われた「嵐の素顔」のパフォーマンスは素晴らしかっ
 た。 だから新しいCD「感受」を購入した。

 ところが、ネットに掲載されている記事によると、発売1週間後の推定
 売り上げは3589枚だというのだ。
 CDが売れていないことはわかっていたが、工藤静香でこんな数字だと
 はショックだ。
 
9.8


 今朝、私を迎えてくれた、お客さんの会社のウェルカムボード

 「来工」などという見慣れない言葉があるが、これは「来工場」という
 意味。
 その工場はひとつの法人だから、「来社」で差し支えないのだが、「工
 場」という表現が定着しているからそうなったのだろう。

 この仕事を始めたころ、こんな楽しいことをさせてもらって、その上お
 金をもらうなんて申し訳ないと思っていたが、それは今でも変わらず、
 改善
をしてそれが結果に結びつき、社員の人たちが喜んでくれること
 が、私のモチベーションを維持している要因だ。

 ただ、現場に入って、2時間半くらい立ちっぱなしでいたところ、身体
 の芯から疲労感を感じた。
 まだ気持ちは若いつもりでいるが、寄る年波には勝てない。 
9.7
       さよなら   

    力強い排気音を残して 走り去るバイク
    涙を見せまいと 歯を食いしばりながら
    テールランプの消えた闇を いつまでもにらんでいた

    「元気でやれよ」
    「・・・・・・」

    笑顔で見送るはずだったのに
    力いっぱい 肩をたたいてやるはずだったのに

    急に広くなった部屋で
    今から 僕はひとりの夜をむかえる
                        (1969.4.6 19歳)

 高校を卒業して就職した会社では、独身寮に入った。
 同じ部屋にいた横田さんは、定時制高校に通っていて、バレーボールで
 腰を痛めた。
 いろいろな病院に通ったけれど治らなかったが、諏訪の「長生館」に行ったところ一発で治ってしまった。
 そこで彼は、その仕事を身につけるべく、東京に修行に行くために会社を辞めたのだった。

 この詩は、その別れの夜に作ったものだ。
 その後彼は、長野市で「長野長生館」を開業した。
 コロナが落ち着いたら会いに行きたい。
 
9.6  
 昨日は移動する前に、近くのセブンイレブンに寄って、取
 り寄せをしておいたCDの代金を支払い、領収書を財布の
 中に入れた。
 そのあとインターから高速道路に入ったのだが、少し入っ
 たところで品物を受け取っていないことに気が付いた。
 そこで次のインターで下りて、そのセブンイレブンまで行
 って、品物を受け取っていない旨を伝えた。ところが先ほ
 ど渡したはずだと言う。念のために倉庫の棚を調べてくれ
 たが、やっぱりないということだった。

 とりあえず諦めて駐車場に止めてあった車に帰ったのだ
 が、ドアを開ける前に、室内が高温になっても変形しない
 ようにと、後ろの座席の足元に置いたことを思い出した
 そしてCDはそこにあった。

 今日は、郡山から東京に移動するために、チケットを買って改札から中に入り、売店で週刊誌を買い、支払いは
 名刺入れの中のSuicaで行った。
 そのあとエスカレーターでホームに登る途中で、ポーチのいつもの場所に名刺入れがないことに気が付いた。

 慌てて売店に行き、名刺入れがなかったかどうかと尋ねたが、そんなものはないという。
 じゃあ落としてしまったのだろうと、改札の横の駅員に落とし物が届いていなかったかどうか聞いたところ。北
 口に届いているという。
 そこではマイナンバーカードを提示し、無事名刺入れを売け取ることができた。

 昨日と今日の相次ぐ自分の行動に、劣化がこんなにも進んでいるのかと落ち込んでいる次第。
 先日の脳ドックの結果では脳の萎縮は全く見られなかったから、認知症ではないと思う。
 それと、自分で異常に気がつくのだから、まだ大丈夫なのではないかとも思う。
 でも、何か行動に異常が見られたら、遠慮なく教えて欲しいと、周りの人たちにお願いしている。

9.5b
 今日と明日の「新日本プロレス」後楽園ホール大会「バー
 ニング・スピリッツ」は、対象エリア(北側G列より奥以
 外)に限って、声出し応援が解禁された。
 なんと、声を出して応援できるのは2年半ぶりだという。

 「前説」には、大「ヒロムコール」の中高橋ヒロムが登場
 して、ブーイングとか返れコールの出し方をレクチャーし
 ようとしたが、そんなことは必要なく、すぐに以前のプロ
 レス
会場の雰囲気になった。

 私は動画配信を見ているのだが、やっぱりプロレス会場
 はこうでなくっちゃ。
 
9.5a

 今回の片付けでもうひとつ見つかったもの。
 それは「拍子木」だ。

 子供のころ祖母がこれを鳴らしていた。 近くの畑にいる家族に、お茶とか食
 事の用意ができたことを知らせるためだ。

 何の木でできているのかはわからないが、叩くと「カーン」という澄んだ音が
 する。
 畑でこの音を聞いた家族は、きっと安らいだ気持ちになったことだろう。

 ものを捨てることができないのは、思い出を忘れたくないからで、その判断は
 対象となる物による。
 だからこれは燃やしてしまえない。

 土曜日のブログに載せた写真もそうだが、気にしていた物が次々と見つかり
 暗いことばかりが多いこの世の中にあって、なんだか気持ちを明るくさせてく
 れている。 
9.4b  
 歯の矯正を続けている舜クンの前歯に、あっという間に隙間ができ
 た。
 歯に矯正治具をセットし、毎日それを広げているからだ。
 舜クンは1年生のときからやっているから、きっときれいな歯並び
 になることだろう。

 そんなわけで歯は順調なのだが、髪を伸ばすといって床屋さんに行
 かないから浮浪児のようか髪型になっている。

 今日の昼は庭で焼き肉を食べたのだが、私が具合が悪くなってトイ
 レのドアをあけたままの廊下に横たわっていると、通りがかった
 クン
が心配そうにしばらく立っていた。

 「舜クンが床屋さんに行かないからじいじが死んじゃう」といった
 ところ、「それじゃあ行く」と答えたのだが、はたして……。
 
9.4a  
 チビたちに応援してもらって、白菜の苗を畑に植え付け
 た。

 50日、60日、85日をそれぞれ17本ずつ。
 白菜には収穫時期の違う種類のものがあるのだ。

 チビ(もうチビではないけれど、子供と書くと自分の子と
 の区別がつかなくなる)たちに、お手伝いを習慣づけたい
 という思惑があるのだが、この年齢になると十分戦力に
 なって助かりました。

 同時に大根の種も蒔いたところです。
9.3b
 私の子供の頃は、個人でカメラを持っている人などいなかったらしく、小さ
 いときの写真はほとんどない。

 そんな中で、この写真は私のアルバムに貼ってあったはずなのに、あるとき
 から紛失してしまい、アルバムには「この純粋な目のままでありたい」とい
 う記述だけが残っていた。
 だからこの写真を失ってしまったということが、私に刺さっているトゲのひ
 とつだった。

 今回、車庫の2階の物置を片付けていたところ、おじいさんとおばあさんに
 関わるものが入れられてある衣類ボックスがひとつあった。 
 そしてその中にこの写真もあったのだ。
 どうしてそこにあったのかはわからないが、私が生まれる前の両親の写真
 いくつかあったから、1冊のアルバムにまとめた。

 そこに移っている人が誰なのかわかるのは、おじいさんの妹だけなので、い
 まそのアルバムを預けて見てもらっている。
 そこにある写真のひとつひとつに、添え書きをしておきたいと思っている。 
 
9.3a
 「睡眠導入剤」がバックに入っていなかった。

 仕事のときに持っていくキャリーバックのポケットには、万
 一のときのために「睡眠導入剤」を少し入れてあるのだが、
 今回は小さな手持ちのバッグを持って出たから、薬のポーチ
 を入れ忘れるとそれまでだ。

 眠る努力はしたのだが、結局まんじりともせず朝を迎えた。
 「睡眠導入剤」を飲んで眠ったときに、それが切れる3時と
 か4時に目が覚めても、トイレに行った後には眠りにつくこ
 とができるのに、「睡眠導入剤」を飲まないと全く眠りに入
 って行かれないのはなぜだろう?

 これで今日、白菜を植える予定が狂ってしまいそう。 
9.2b
 今夜は凄かった。 彼女こそ本物のスーパースターだ!

 事前に立ち見席も販売されるという人気の中、アリーナ席
 はファンクラブの会員たちで埋まっていた。
 それがわかったのは、「赤いスイートピー」を歌う前に、
 松田聖子が「用意はいいですか?」と声をかけたところ、
 一斉に「スイートピースティック」を手にしたからだ。

 リクエストコーナーでは、声を出す代わりに、曲名が書か
 れた「サインボード」が掲げられた。
 それに答えて20曲くらいのさわりをアカペラで歌った。

 今までは、コンサートとかプロレスとか演劇は、仕事の合間を縫って行っていたが、今週は愛知の刈谷、そして
 東京の武道館と、「わざわざ」出掛けていくものだった。

 じゃあリタイアした場合はどうするかだが、このライブの素晴らしさは簡単には手放せない。だから自分の感性
 を磨くために、また「わざわざ」出掛けていくことだろう。

 今夜は幸せだったから、また抽選に応募しよう。
 
9.2a  
 今週は自宅にいられたか
 ら、車庫の2階と北倉にあ
 る「不要物」を車庫に集め
 ました。

 これを、「イナック」さん
 が貸し出してくれるコンテ
 ナに入れて引き取ってもら
 います。

 「不要物」かどうかの判断は、その人があとどれだけ生き
 るかによって決まるはずです。
 私はもう何回も死に目に会っているから、もったいないか
 ら取っておこうという気持ちは薄いのです。
 それと、私が処理しなければ、他に誰もやってくれないと思います。

9.1b
 稲盛和夫さんが亡くなられた。

 京セラの「アメーバー経営」を導入している企業にも何社かお伺いした
 が、あれは経営改善の手法ではなくて哲学だから、稲森さんがいて初め
 て成り立つものだと思った。

 現場では徹底した部門別採算性が求められるから、例えば購買部門の収
 入は、購入する材料や部品のコストダウンだということになる。
 そうすると、最初に設定する購入価格を、あらかじめ高い額にしておく
 などということになる。

 製造部門では、後工程に責任のある不良品を修理すると、その工程の売
 り上げになったりする。
 となると、不良が発生することを歓迎するような雰囲気になってしまう
 のだ。
 
 だから私自身が稲森さんから教わったことは、哲学だけでは経営改善は実現させることはできないということだ。
 
9.1a





 工場の立ち上げの一部を担って、8年間勤務した長野ケンウ
 ッド時代の、資料を閉じたファイルがある。

 出張報告とか、起案書とか、改善提案の記録などだ。
 改めて見て思うのは、そのレベルの高さである。

 トヨタ生産方式を学び、現場で実践していた毎日。
 「森田部長のイメージは、ストップウォッチを持って現場を
 走り回っていたこと」と、当時の仲間たちは今でも言ってく
 れる。