あと あと のあと  2017年1月

1.31
 3週間近くメキシコの工場に滞在したことがあった。
 ホテルはアメリカ側に確保したから、毎日ボーダー(国境線)を超えてメキ
 シコ
とアメリカを行き来する日々だった。車に乗ってメキシコ側のボーダー
 に並んでいると、いろいろなものを売る人たちが殺到してきた。
 アメリカメキシコの貧富の差は歴然としており、メキシコの住居はほとん
 どスラム街の状態だった。
 あれでは、国境を越えてアメリカに入国したいだろう。ただ、「不法移民」を
 このまま放置しておけないこともまた事実だ。 
1.30
 朝、車で移動中に、NHKの「あさいち」が放送されているのを見た。
 車の運転中にテレビを見ることは違法だけれど、まあそれはさてお
 いて、その中で私が抱えている問題にぴったりする内容があった。
 それは、いつもマイナー指向に陥ってしまうことに対してだ。
 私は、小さな事にくよくよするし、物事を悪いように悪いようにと考え
 てしまう傾向にある。その対策について、「幸福学」を研究している慶應義塾大学大学院の前野隆司教授が解説し
 てくれた。
 簡単にポジティブになれる方法は、「棒状の物を口にくわえる」ことと、「上を向いて大股に歩く」ことだという。「棒状
 の物を口にくわえる」と、顔の筋肉が笑顔の時に近い状態になり、それを脳が勘違いして受け取り、精神状態も前
 向きになれるのだそうだ。これは膨大なデータの中から、幸福感をもたらす要素は何なのかをあぶり出したものの
 ようだから、試してみる価値はありそうだ。
 それにしても、憂鬱なことばかりが続いている。だけど、「上を向いて大股に歩く」のは、もっと暖かくなってからにし
 よう。

1.29b
 最近は、休日のたびにチビたちを「アピタ」に連れて行っている。ユニー株式会
 社が経営している大型総合スーパーだ。
 そこにはかなり広い遊戯スペースがあって、ビニール製のすべり台や、小型の
 ゴーカートなどが備わっており、そこを子供たちが走り回ることができる。
 冬場は屋外に出ることができないから、自宅にいるとどうしてもテレビゲームなどに興じることになってしまう。だか
 ら、ストレスを発散させる意味も含めて、ここに連れて行っているのだ。今週なんか、昨日と今日と連続で行ったこ
 とになる。
 料金は30分で300円。チビたちに千円札を渡すと、それを100円玉に両替し、自動販売機でチケットを購入して
 係員に渡すなどの手続きを、もう自分たちで行うようになった。 

1.29a  
 「あずみ」全48巻を完読し、「AZUMI」もあと少しで読み
 終えるところまできている。
 「AZUMI」と「あずみ」は出生した境遇が違うから、「あず
 み
」が成長して「AZUMI」になったわけではない。
 二人のキャラクターは違っても、心根は共通していて、自
 分よりも他人のことを優先しようとする優しさは変わらな
 い。そして、絶えず刺客に命を狙われているというのも、
 物語の背景としては同じだ。
 主人公が殺されることはないとわかっていても、危機に遭
 遇するたびに、ドキドキしながら読み進んでいる。
 はたして、最終巻では、安らぎを得ることができるのであ
 ろうか。
1.28  
 毎週土曜日に、室内に取り込んである鉢植えの植物にを与えている。
 それは小形の如雨露を使って行うのだが、これだけの数をこなすとなる
 と、洗面所の道の蛇口との間を、何度となく往復しなければならない。
 をたくさんやり過ぎると根腐れを起こすから、鉢によってやる時期を調
 整すればいいのだが、何しろ平日に家にいることが少ないので、毎週土
 曜日にこの作業をするように決めている。
 鉢の中では、雑草たちも元気に育っています。
1.27b
 今日の誕生日で67歳になる。
 健康寿命の平均は75歳だというから、それまであと8年しかない。そして75歳というのは
 あくまで平均だから、半分の人はそれ以前に自立した生活ができなくなるということだ。
 こんな年齢になっても、私にはこれから先の人生設計ができていない。
 人生設計のいちばんのポイントは、いつまで仕事を続けるかということだと思う。未だに仕
 事を続けている裏付けはふたつあって、ひとつは生活費以外に使うことができる収入が得られるということ。お金が
 なければやりたいこともできないから、この心地よさはなかなか捨てることができない。
 もうひとつは、生意気な表現をさせてもらうなら、この「問題解決の能力」を活かさなければもったいないではないか
 ということ。 仕事をしている中で、この人の発想はすごいと、自分自身で思うことが結構頻繁にある。
 だから、あらかじめ進むべきレールは敷かずに、自然体での成り行き任せで、これからもやっていこうと思っていま
 す。

1.27a  
 21日に放送された「NHK BS1スペシャル 戦艦
 蔵
の最期 ~映像解析・知られざる“真実”~」。 録画
 しておいたものを、しばし身じろぎもせずに見続けた。
 昨年の3月に、フィリピン・シブヤン海の水深1000メー
 トルの海底で発見された武蔵は、まったく原形をとどめ
 ていずに、その破片は1.5kmの範囲に散らばってい
 た。
 「不沈艦」といわれていた武蔵が、どうしてこのような姿
 になったのかを、海底で撮影された画像をもとにして解
 析していく様子が描かれている。
 NHKのことをいろいろ言う輩もいるが、このような質の
 高い番組が、バラエティ指向の民放に制作できるかと
 いうことだ。

1.26
    資本主義経済の中で、お金儲けをすることは悪いことではない
    が、弁護士が「過払い金請求」に精を出したり、その種が切れ
    ると、今度は未払い残業手当に焦点をあてようとしているのは、
                                 どこか納得ができない部分がある。
 上記のふたつにしても、具体的な依頼があってそれを解決するための取り組みならまだしも、大々的に広告を打っ
 て宣伝までして仕事を求めようとする姿を、これでいいのかと思うのだ。

 「日弁連」のホームページには、「弁護士の役割」として次のような記述がされている。

 
弁護士は、社会で生活するみなさんの「事件」や「紛争」について、法律の専門家として適切な予防方法や対処方
 法、解決策をアドバイスする「
社会生活上の医師」なのです。病気の予防が大事なのと同じように、社会生活での
 争いごとを
未然に防ぐ活動は、弁護士の重要な役割の一つです。

 この中で言われている「未然に防ぐ活動」に、どのくらいの情熱を注いでいるのかを問いたいのです。 

1.25  
 本屋さんでこの本を買ったのは、目次を見ていたところ、「天竜峡」の章があるのをみつけたか
 ら。 だけど、伊那市から飯田線に乗って天竜峡に向かう光景の描写は、期待していたよりも
 少なかった。
 いままでに、読み進んでいくうちに想像を絶した展開になり、鳥肌が立つ思いをしたミステリー
 がいくつかある。 連城三紀彦の「花墜ちる」、山田太一の「異人たちとの夏」、そして宮部み
 ゆきの「模倣犯」だ。
 この「夜行」にもそのような雰囲気があるけれど、まだよくはわかりません。なぜかというと、ま
 だ最終章を読んでないからです。
1.24  
 背骨の痛みはないけれど、腰のあたりの痺れはまだ続いている。いま処置していることは、湿布
 貼ることくらいだ。
 大型サイズの湿布は、自分でることができない。だから、家にいるときは家族にってもらってい
 るけれど、問題は仕事で外に出ているときだ。
 お客さんの所にいるときにってもらうことを考えてみたが、ホテルに帰ってシャワーを浴びると濡
 れてしまう。かといって、ホテルのフロントにこんなことを頼むわけにはいかない。
 明日あたりは、今年最高の冷え込みになるらしいが、この寒さが、この冬はことのほか身に応える。
 あとひと月の辛抱だけれど、早く暖かいが来て欲しいな。
1.23
 甲府から富士に向かう身延線の中で、一箇所だけ右側の車窓から富士山が見える
 場所がある。そこは視界が開けているから、車掌さんが紹介のアナウンスをするとき
 もある。
 特急ふじかわ号に乗っている2時間弱の時間は貴重だから、乗り込むと同時に本を
 読み始めるのだが、最近はウトウトすることが多くなってしまい、この時間を活用する
 ことができない。
 以前はパソコンで作業をしていたものだが、もうそんなことは考えられなくなっている。
 このように、身延線に乗るたびに、体力の衰えを感じています。

1.22  
 琉クンの初めての「公式戦」は、スイミングの記録会の25m自由形。
 手前のプールサイドには、見学する保護者がいっぱいて、大人でも足が
 すくみそうな雰囲気なのに、琉クンはいつものように笑顔を絶やさずに、
 「行くよー!」とこっちに向けて叫んでから、スタート台に立った。
 記録は56秒8。 本人の言うことには、ベストタイムは54秒だけれど、今
 日は最後の方でゴーグルに水が入ってしまったらしい。
 生まれて6ヶ月になるのを待ってスイミングに通い始めたから、もう6年間
 にもなる。 だからというわけでもないが、堂々としていて立派なものだ。
1.21  
 この冬は、まだ電気毛布を使っていない。若い頃はそれがあたりまえだったが、歳
 を取ってからはそうもいかなくなっていた。
 おじいさんが住んでいた部屋は6畳間だから、ストーブを焚くとすぐに暖かくなる。だ
 からそのまま布団にもぐり込んでも、やがては足の先も暖かくなる。
 朝方のいちばん冷え込むときでも、布団の中は暖かい状態を保っているから、布団
 そのものの質もいいのだろう。
 しかしながら、なかなか眠りにつけない状態は変わっていない。
1.20  
いま市販されている液晶テレビは、ほとんどが4K対応のものだ。だから、テレ
ビを買えば4K放送が見られるものと、みんな思っているらしい。
4Kによる本格的な放送は、2018年の秋に始まる予定だが、現在はスカパー!
でしか見ることができない。
私は、プロレスの放送を見るだけのために、スカパー!プレミアムに加入してい
たから、今回はチューナーを交換することにより4K放送を見ることができた。
だけど、そこで放映される映画は、すべて有料なのです。
1.19
 くわしいいきさつは定かではないが、戸隠神社のお札
 とおみくじが毎年配られてくる。
 おじいさんは、このおみくじは「よく当たる」と言って、何
 らかの指針にしていた。

 第三十七番   末吉

 是は心驚く事ありて、涙かはかざるの兆なれば心を貞正
 にもちて高貴の人の助を得て難をのがるヽよう心すべし。
 たとへいかほど思慮分別深きものといへども一己にて事をなす時は災禍まぬがれたとしるべし。

 病事はながしといへども命にさはりなし・方角は東南の方よし・家造り家移り・いそぐべからず・おそきをよしとす・嫁
 とりむことりよし・相談事はとヽのふべし・失物出づ・旅立あしかるべし・待人来る・訴訟事叶ふべし・商大いに損毛
 あり・しかれども末々はしあはせあり・勝負事は勝有り負有りとしるべし・生死十に十生く・何事も人のなさけにあら
 ざれば身を立てがたし。随分誠を尽して幸を待つべし。


 光善寺のおみくじは「小吉」で、戸隠神社は「末吉」だから、今年の運勢は、絶好調ではないことは確かだ。
 助けを請うべき「高貴の人」とは、いったい誰のことだろう。 「訴訟事叶ふべし」というのは大歓迎だ。 

1.18
 新聞に載っていた記事に、THE ALFEEが行った12月24日の武道館でのコンサー
 トの様子が書かれていた。
 アンコールに登場したのは、ミリタリールックに身を包んだ「The KanLeKeeZ」の3
 人だった。そこにゲストとして堺正章が登場して、グループサウンズの曲を歌いまくっ
 たという。
 この記事を見てCDが欲しくなったのだが、これには3種類のジャケットがあり、初回
 限定版にはボーナストラックとして1枚余分にCDが入っている。しかしながら、ネット
 の情報だけでは、どれがそれなのかがいまひとつわからなかった。
 これは現物を見て買うしかないと思っていたが、たまたま入った埼玉県の入間市の
 レコード店の話題曲のコーナーに、このCDが並べてあるではないか。
 だからボーナスのCDが入っていることを確認して購入することができました。

1.17
 DoCoMoからスマートフォンにメッセージが届く。

 ・・・・は、ご契約のデータ量に到達したため、昨日より通信速度が低下し、最大128
 kbpsとなっております。 動画やインターネットの閲覧に
不便生じていませんか?
 1GB単位で追加購入いただくと制限前の速度に回復し、
快適にご利用いただけます。
 1GBで使えるデータ量の目安     ・動画の閲覧:約270分   ・サイトの閲覧;約3,490ページ
 1GBごとのお申し込みとなります。(1GB/1,000円(税抜))


 スマホを使うようになってから、毎月の途中でこのようなメッセージが届く。そしていちばん不便を被っているのが、
 パソコンの通信に使っているモバイルも、同時に通信速度が遅くなってしまうことだ。こうなってしまうと、パソコンの
 ルーターによる通信は、ほとんど使いものにならなくなる。
 以前のパソコンのモバイルは独立していたため、使い放題だったからこんなことはなかった。一度DoCoMoに行っ
 て調整してみようと思っているが、他のメーカーも、このように追い銭を必要とする仕組みなのだろうか? 

1.16  
 お正月の2日に顔を見て以来だからほぼ2週間ぶりに、柊弥クンに会った
 のは昨日のこと。
 生後2ヶ月を超えたところだから、もう笑顔を見せて、何かを伝えたいかの
 ように声を出している。
 赤ちゃんをかわいいと感じるのは、生命を親に依存していることから、養っ
 てもらうための赤ちゃんの処世術だという説もあるが、私は、基本にある
 のは血のつながりだと思う。だって本当に「かわいい」と思うのは、自分の
 孫たちだけだもの。
1.15
 もうかなり前から、東京の家電量販店にはちょくちょく顔を出していた。
 そこには大型の液晶テレビが展示されていたから、メーカーの違いを比
 較することができたからだ。
 そしてどこのお店の店員も共通
 して言っていたことは、パナソニ
 ック
の画質の良さについてだ。
 まあそれだけ値段も高い。
 もうひとつの条件は、ブルーレイレコーダーとの相性だ。以前に、テレビは
 パナソニックなのに他メーカーのレコーダーを購入したところうまく動作せ
 ず、お店が取り替えてくれたことがあった。
 値段だけを考えると、シャープの70インチのものの方が安かったけれど、最終的にパナソニック製の65インチのテ
 レビにしました。今日据え付けたけれど、画面だけの大きさになっているため、前のプラズマテレビよりも小さく感じ
 るくらいです。

1.14  
 「中島みゆきリスペクトライブ~歌縁~」松本公演の出演者は、中村中、平原綾
 香、クミコ、一青窈、研ナオコの5人で、それぞれが3曲ずつを歌った。
 この公演を知ったときは、坂本冬美や華原朋美も来そうな雰囲気だったけれど、
 平原綾香や一青窈に会えただけで十分だ。
 それよりも、こんなコンサートが松本に来ることの方がすごいことで、これは行か
 なければいけないと思い、チケットを確保した次第。
 心配されたのは降雪だけれど、-6℃の真っ白な長野道を、車を走らせて松本
 まで行くという行動力は、すごくはないかい?
1.13b  
 ポールマッカートニーのコンサートが今年行われること
 を知ったのは、NHK・紅白歌合戦の中でのこと。本人
 のサプライズ出演があったからだ。
 そしてそのあとすぐに、チケットの先行予約の抽選に申
 し込みをした。その結果は当選!
 4月の東京ドームでのコンサートが、今から楽しみだ。
1.13a
 「黙れ」「お前に質問の機会はやらない」「Fake(偽)ニュースを流す機関だか
 らな」。
トランプ氏は11日の記者会見で、質問をしようとした米CNNの記者を
 遮り、罵詈(ばり)雑言を浴びせた。次期
大統領の風格を訴える場になるとみ
 られた
大統領戦後、初めての記者会見。トランプ氏の対応は相手を一方的に
 ののしる狭量で独善的な人物のようにも映った。
 かんに障ったらその後は感情の赴くままに罵詈雑言を浴びせるのは選挙戦か
 らの
トランプ氏の流儀。ただしそれが核のボタンを預かる米軍最高司令官で、
 世界の政治、経済の秩序をつくる指導者となれば話は別だ。会見をみたひと
 が「この人
、大統領ができるのか」といった感想を抱いたとしても不思議では
                          ない。 


  「醜聞・罵倒 異様な会見~対ロ融和路線に暗雲~」  日本経済新聞 1月13日朝刊  からいただきました。

1.12
 「今夜は眠りに入れるだろうか?」と、不安な気持ちを抱きながらベッドに横になって
 いる。最近は、睡眠導入剤を飲んでもスムーズに眠りにつけない。
 このことをもう少し詳しく分析すると、浅い眠りのまま少し経つと目が覚めてしまうから、
 眠っていないような感覚になるのだ。
 一昨日から発生した新たな健康不安は、目をつむると一瞬だけ睡眠状態に入ったよ
 うな、めまいみたいな感覚が、波のように押し寄せてくること。昨夜は、朝まで命が持
 つだろうかと思ったくらいだが、今日の夜の段階ではその症状はなくなっている。
 みなさんが「体に気をつけて!」と言ってくれるけれど、どうやって気をつければいい
 のかという方法を、ぜひ教えて欲しい。 
1.11
 2週間以上の長きにわたって居座っていた風邪が、昨日あたりからやっと
 治まってきたから、今夜は大宮で知り合いの方々と新年会を催した。
 わざわざ東京から駆けつけてくれた皆さん、ありがとうございました。
 もうしばらく前からのことだけれど、二次会にまで行く元気がなくなった。
 それを言い換えると、他所の女の人に興味がなくなったということだ。これ
 はべつに不思議なことではなく、「歳」がさせているあたりまえの所作なの
                             だろう。

1.10
 土曜日に、チビたちをスイミングに連れて行ったときのこと。
 コーチに引き渡したあと、私は光善寺に初詣に行き、何軒かのお店で買い物を済ませた。そして
 終了間際にスイミングに戻り、2階の観覧席からプールを眺めると、琉クンが青いビート板を抱き
 しめたまま壁際に座っている。コーチや友達が声をかけても動こうとしない。遠くからだからよくは
 わからないが、硬い表情をしている気がする。
 そばにいた知り合いの保護者に様子を訊くと、「途中からあのままの状態でいる」という。いつも
 陽気な琉クンの、拗ねた態度を見るなんて初めてのことだ。
 終わったあとのコーチの説明では、舜クンの担当のコーチがお休みのため、いつもは琉クンについているコーチ
 そこに入り、琉クンのクラスにはその若い男性のコーチが入ったという。いつもとは違うコース(場所)で始まったた
 め、何をすればいいのかわからなかったようで、そのうちに泳いでいるときに水を飲んでしまったのをみんなに見ら
 れたこともあり、泳ぐのを止めてしまったという。なんだかわけがわからない説明だ。
 あの琉クンがこのような態度を取るということは、よほどのことがあったのだろうけれど、夜お風呂に入ったときにそ
 れとなく探ろうとしたところ、「それはいい」と突っぱねられてしまった。
 こうやって、幼い心にをつけ、それを自分の力で修復させながら、だんだん大人に近づいていくのだろう。 

1.9

成人の日

 プラズマテレビの画面が赤くなる症状は治まったわけではないけれど、昨夜は、正
 常な画面のまま乱れてしまう現象が発生した。
 すぐに思い浮かんだのが、パラボラアンテナに積もったために、電波の入りが
 悪くなったのではないかということだ。
 早速ベランダに出て、積もったをかき分けたところ、画面の映りは正常に戻った。
 そしてしばらくするとまた乱れ、またを取り除くと乱れは治まった。
 しかし変なのは、今までにも何回となくが降ったことがあるのに、こんな症状を経
 験するのは初めてのことだ。だから、パラボラアンテナは雪には強いのだと思ってい
 た。
 しかしそうではなくて、が降ったときにはたまたま地上波しか見なかっただけなの
 かもしれない。

1.8
 庭屋さんが剪定してくれた木の枝や葉っぱを、焼却炉でやした。
 年末に一回行ったけれど、まだ乾燥が十分でなかったため、残っていた
 ものを今日処理した。だけど、量が多すぎて、まだ残っている。
 本当は、屋外でやしものをしてはいけないようだ。 でも、槙(マキ)でお
 風呂をくのと、現象としては同じことではないかという理屈をつけて、
 却炉を設置してそこで燃やしている。
 同じ市内でも、ちょっと町場に行くと、こんなことをしたらすぐに苦情が飛ん
 でくるだろう。匂いがするとか洗濯物が汚れるとかいった内容だ。
 だけど、これだけの量を市販のゴミ袋に入れて、ゴミ出しをすることなどと
 ても考えられない。プラスチックやビニールをやしているのではないか
 ら、これくらいは認めて下さい。

1.7
 第六十番  小吉

 自分の能力や立場を冷静に見極め行動する時です。あまり手を広げずにほどよいところでとどま
 ること。無理に進めば抜き差しならぬ状態に陥るので、ここは堅実に一歩一歩進みましょう。何事
 にも折り目正しく、順序を追って片づけるとよい。大きな事柄に手をだすよりも、身近な小さい事柄
 をまとめなさい。


 光善寺のおみくじは、一昨年が末吉、去年がといった具合に、ゆっくりだけれど確実にランクアップしている。
 そこに書かれていた内容は厳しいものだけれど、決して思い上がってはいないから大丈夫だよ。 

1.6
 茅野ICから駒ヶ根ICの間は60㎞もないというのに、そこを走行中に、追
 い越し車線を走ってきた車から、何回となくクラクションを鳴らされた。た
 ぶんセンターラインをはみ出しているのらしい。
 それだけではなく、走行車線の左側に設けられているギザギザの側線に
 タイヤが何回が乗り上げて、ガタガタガタと音がした。つまり、真っ直ぐ走
 ることが困難な状況になっていたわけだ。
 このように、体調が悪いことが自覚できたから、追い越しもせず、走行車
 線だけをゆっくり走って帰ってきた。
 そして辿り着いた自宅の玄関、そこに散らかっている柏の葉を目にしてが
 っかりした。もしかして、月曜日の早朝に自宅を出るときの光景と、まった
 く同じじゃあないのかい? だから少し横になっただけで、野良着に着替えて家の周りの葉っぱ集めをしました。

1.5
 今年1月の仕事のスケジュールがはっきり
 したとき、1.4の生中継を自宅で見ること
 はあきらめなければならなかった。
 東京ドームに直接行くという手もあったが、
 仕事の時間帯との関係で無理だった。
 しかし、翌日の5日の夜に、後楽園ホール
 に行くことはできることをみつけた。
 その時はまだ、先行予約も受け付けてい
                          なかったが、受け付けの日が来ると同時
 に申し込んだ。こうでもしないと、最近の新日本プロレスのチケットは手に入れること
 ができない。
 昨夜の東京ドームでの死闘の翌日だから、46分45秒もの長時間を闘ったオカダ・
 カズチカなんかは、あちこちをテーピンクしていて痛ましかった。
 後楽園ホールは独特の雰囲気があり、目の肥えたお客さんが多いから、プロレス独特の選手と観客の「スイング」
 のまっただ中に身を置くことができるので、私にとって至福の3時間だった。

1.4  
 お正月で、経済活動のない首都圏は閑散としている。
 お役所は今日が仕事始めのようだが、民間企業の多くは明日がスタートだ
 から、都内の鉄道は空(す)いていて移動が楽だった。
 例年だと、1.4(イッテンヨン)の新日本プロレス・東京ドーム大会が生中継
 されるのを、自宅のテレビで見るのが恒例なのだが、今日はその東京ドー
 ム
の横を、総武線の電車に乗って通るだけだった。
 幸い試合の様子は、夜中に地上波で放送されるから、今年はそれで我慢
 しておこう。
1.3  
 暮れから始まった風邪が、最悪の状態を迎えている。咳とか鼻水とか熱とかいった症状が現
 れているわけではないが、背中のあたりがゾモゾモして、何もする気になれない。
 陽気は暖かいので、初詣に行っておみくじでも引けばいいのに、朝飯を食べたあとは二度寝
 
をして、昼ご飯のあともずっと布団の中にもぐり込んでいた。
 会社員の時も、そして自分で仕事を始めてからも、お正月の4日から仕事を始めたなどという
 記憶はないが、明日は昼から千葉の工場に入るために、朝8時のあずさに乗らなければなら
 ない。
 きっと帰省から戻る客で混むだろうからと、グリーン車の指定席を確保してある。
1.2
 NHK紅白歌合戦で興味があったアーティスト
 は、TOKIOとAKB48だけ。
 TOKIOは中島みゆきの「宙船」を歌い、AKB
 48
は引退するぱるるの最後のステージだっ
 たからだ。
 私が推測するに、2曲目を歌える16名はあら
 かじめ発表され、センターを任せる第一位の
 メンバーだけが、あの場で発表されたのだと
 思う。ぱるるは、あまり目立たないけれど、不
 思議な魅力を備えたメンバーだった。最終結果は3位だから、引退に花を添えられたわけだ。それと同時に、第一
 期生の峯岸みなみが16人の中に入ったことが嬉しかった。 

元旦
 大晦日の昨夜、お寺の総代を務める私は、22時30分からお寺に行き2年参りの参列客をもてなした。
 境内にたき火を焚き、御神酒や甘酒を振る舞いながら、初めて除夜の鐘をつく経験をした。鐘は、つく人
 によって微妙に音色が変わるのです。
 こんな状態を1時過ぎまで続けていたので、治りかけていた風邪がぶり返してしまったぞ。 

元旦a  
 あけましておめでとうございます。
 今年は、いいことが、いっぱいあればいいな!