あと あと のあと  20135月

5.31
 ベッドに横になって読書をしたあと、照明を消す段階になっていつも思うのは、今夜は
 速やかにりにつくことができるだろうかということ。どうしてもれないときに飲むた
 めに処方してもらっていた入導入剤も、最近は毎晩飲むようになってしまった。
 そして、今までは半錠(5mg)飲むだけで朝まで目が覚めなかったものが、このごろ
 はほぼ2時間単位で目が覚めてしまっているような状態だ。当然りは浅いものに
 なってしまう。
 「常用性」はないと説明されている薬だが、なんだか1錠飲んでしまうのは怖くて、ス
 ッキリしない朝をむかえることが多いから困っている。農作業で体がくたくたになるま
 で動いてもこの状態は変わらないから、「入障害」が悪化しているのではないだろ
 うか。 こんな症状を、何か解決する方法はないものでしょうか?

5.30b  
 高校を卒業して入社した会社で、初めて配属された職場の先輩ふたりが、諏訪から尋ねてきて
 くれた。その職場は「部品検査課」といって、購入した電気部品の受入検査を担当する職場で、
 略して「部検(ぶけん)」と呼ばれていた。
 以前は度々会っていた「仲間」たったが、すでにふたりが他界され、そのあと顔を合わせるのは
 本当に久しぶりのことだ。そして話をしてみてわかったことだが、3人とも「ガン」を経験したこと
 が共通していた。 最近は、このように旧知の人たちに会うことが多くなっている。
5.30a
 ← 芝生全体を占領している雑草たち。

      中でもこいつが深く根を張っていてしぶとい。いま、 

      花が咲いて実になりつつあるから、時間との闘いだ。

 お嫁さんが、育児の合間を見て草取りをしているけれど、とても取
 り切れない。だから、今週の主たる作業になってきます
 
5.29
 福島県の郡山に行った翌日に仕事が入っていなかったら、仙台まで足をのばして、
 震災の「語り部タクシー」に
乗りたいと思っていた。そして、今日と明日がその条件
 が整っている日だった。
 だけど、今日がお嫁さんの誕生日で、ふたりの子供とおじいさんの世話をしながら
 頑張っているので、どうしてもお祝いをしたいと思い、6時間かけて自宅に帰ってき
 た。
 写真のケーキは、新宿駅の南口で仕入れたフルーツタルト、4時間もつ保冷剤を入
 れてもらい、持ち帰ってきたものです。
 
5.28
 「探偵はBARにいる2  ススキノ大交差点」は、20時35分の上映開始
 だったから、今夜はあらかじめ予定して観に行った。
 第1作目が割合とおもしろくて、札幌のススキノの画像も魅力的だったの
 で、2作目も見ようと決めていたのだが、なんか期待外れだった。
 この映画には、大きなテーマがあるわけでもないのだから、もっと軽っぽい
 内容のものを、気楽に作ればいいと思うのに、最後の「落ち」を意識してな
 のか、ストーリーを無理矢理引っ張っているという感じだった。そして、格闘
 シーン
が多いのにも辟易した。
 
5.27
 カメラによる検査は、
いつやっても苦しいもの。
 一昨年の場合は、まだに消化しきれない食べ物が残っていたから、去年から18時以
 降は物を食べないようにしている。それでも今回はがもたれ気味だったので心配したけ
 れど、どうやら精神的なもののようで、の中はきれいに撮影することができた。
 を取った人によく見られる軽い炎の症状はあるものの、2週間前に行ったCTと血液
 検査の結果も異常がなかったので、1年後の検診まで気を病まずに暮らすことができそ
 うです。 
5.26  
 物置を片付けていたところ、時代物のひな人形が出て来ました。あまり保
 存状態が良くないから、どこかの神社に供養をお願いして処分しようと思っ
 ていたけれど、こうやって写真に撮ってみると、なんだかもったいないような
 気がしてきました。
 土手の草刈りと、畑の野菜の世話と、物置の片付けを同時進行でやってき
 たけれど、昨日と今日の2日間で、片付けは一段落しました。今週からは、
 庭の草取りに時間を割くことができそうです。
5.25b
 「ソロモンの偽証」全3冊を、昨夜読み切った。何度も挫折しそうになったけれど、途中で投げ
 出すのが自分に負けたことになりそうなのが嫌だったので、なんとか読み切った。
 各巻とも400ページ以上で、厚さが4センチにもなる本だから、出先まで持って行くことができ
 ず、全部自宅のベッドで就寝前に読んだもの。だから時間がかかってしまった。
 この本の内容は、同級生の「死」の原因を究明するために、中学生が夏休みに学校内裁判
 するものだが、判事も弁護人も検事も、中学生ではとても発言できる内容ではないから、どう
 しても違和感を持ってしまうが、すごいのは、これだけ長い小説を淡々と書き続けた作者のエ
 ネルギーだ。それに比べれば、読む側の「負担」なんてたいしたことではない。
 
5.25a
 畑で私を待っていたのは、ものすごい数の雑草たちの生命力だった。申
 し訳なかったけれど、朝5時からスタートして退治させてもらった。
 この春、苗を畑に植えたり種を蒔いたりした野菜は、カボチャ、二十日大
 根、さつまいも、春菊、インゲン、コリアンダー、枝豆、ほうれん草、レタ
 ス、パセリ、人参、大根、ジャガイモ、えんどう、里芋、ナス、とうもろこし、
 オクラ、キャベツ、白菜、ピーマン、パプリカ、キュウリ、トマト、ネギ、小カ
 ブ、オカヒジキといった具合に多岐にわたる。
 これが全部実ったら、とても食べられる量ではないた゜ろうな。 
5.24
 切り替える前のプロバイダーの解約日は7月31日で、それまでは2本立てで運用している。旧
 ホームページを訪問された方については、引っ越しの案内をしてあるから支障ないのだが、問題
 はメールアドレスの方だ。
 いろいろなところへの登録を切り替えなければならないのだが、これが結構面倒くさい作業で、
 用事が発生するたびにコツコツ切り替えるしかない。インターネットでの関係は、自覚している以
 上に広がっているから、それを維持するためには必要な作業になってくるのです。
 
5.23  
 夕方、お嫁さんから送られてきた写真は、なんと自宅の畑で初めて採れたエンドウ
 だった。
 ついこの間まで、風にあおられて茎が折れてしまったので、何度も植え直したり、ネ
 ットに縛り付けて補強をしたひ弱なエンドウが、もう実をつけたのに驚いている。
 今週はまだ野菜たちの顔を見てないけれど、この陽気だから、きっとみんな成長して
 いることだろう。土曜日の朝、対面するのが楽しみだ!
5.22
 
東京で、思いがけず空き時間ができたときは、コンサートや演劇の当日券がないか
 どうかをネットで探す。そして今日は、劇団四季の「オペラの怪人」のS席をとること
 ができた。インターネットで予約すると、並ばなくてもいいから便利だ。
 前から15列目の私の席の右前に、麦わら帽のようなツバの広い帽子をかぶったご
 婦人が座っていて、視界を遮る形になっている。注意しようかどうか躊躇していたと
 ころ、係員がやってきて帽子を取るように指示してくれた。さすが劇団四季だと思っ
 たが、このようにまわりの人のことを考えない輩がいるから腹が立つ。
 「オペラ座の怪人」は、オペラ仕立てのミュージカルだから、事前にストーリーの概
 要を知っていないと、私のように進行についていかれないことになる。劇団四季
 専用劇場だから、舞台の下でオーケストラが生演奏していたし、暗転のスピードが早いところが見事だった。
 
5.21
 
大宮での仕事を終えたあと、2時間かかって千葉県の津田沼まで移動し、20時30分から
 工場に入った。この仕事のお師匠さんからは、「お前はバカだ」と言われたけれど、現場主
 義を貫こうとしている私にとって、24時間稼働している工場に、入るのは基本行動のひ
 とつだ。だけど、だんだんこのような展開がきつくなっている。
 その工場のには今回初めて入ったから、発生している問題をベースにして、考え方の説
 明と課題の設定を行った。そこで救われたのは、社員のみなさんの目が輝いていたこと。
 最近仕事の場で落ち込むことが多かったけれど、本当に久しぶりに「喜び」を感じることが
 できたでした。

5.20
 
夕方着いた大宮は雨が降っていた。映画館に続く道は滑りやすくて、3回も転びそ
 うになった。危ない、あぶない。
 今夜も、時間が合う映画を見ることは前提にあったが、「アイアンマン」がどこか頭
 の隅にあった。それは、雑誌に載っていた批評が好ましいものであったからだ。
 ところが、CGを駆使した今風の映画は、観ていて落ち着かない。制作側は、ヒュー
 マニズムをストーリーに織り込んだつもりなのだろうが、私にはそれが全然伝わって
 こなかった。
 時間を損したとまでは言わないが、もっと計画的に行動しなければ駄目だ。 
5.19
 
私はわからなかったけれど、蒔いておいたトウモロコシのが出ていることに、
 昨夜宿泊したお客さんが気がついてくれました。そして、マルチに空けた穴で
 は小さすぎて、芽が伸びるのにつっかえてしまっていると言って、今朝、全部
 の穴を大きくしてくれたのです。
 彼は、900坪の畑で野菜作りをしているということで、私にいろいろなアドバイ
 スをしてくれました。里芋は水分が切れないように藁(わら)を敷くようにとのこ
 とだったので、早速、枯れ草を苗のまわりに敷き詰めました。
 土曜日に、畑の空いていたところに、キャベツと白菜のを植えて、これで畝
 (うね)が全部埋まったことになります。
 刈りは、土手の一番を刈り終わりました。これで一段落かと思っていたの
 に、一度は取りを行った庭に、ものすごい勢いで雑が芽を出しています。この追いかけっこは、夏に向けて当
 分続きそうです。
 
5.18
 今日のお客さんは、私が20歳前後に、労働組合や政治活動を一緒にやっていた仲間。
 こうやって会うのは、40年ぶりくらいになる。その時代は「社会主義」の実現に向かって
 行動していて、彼も言っていたけれど、本当に「革命」が起きると信じていた。
 その後お互い違う道を歩み、久しぶりに会っても、風貌からは誰だかわからないくらい変
 わってしまったけれど、少し会話を交わすだけで、それぞれが持っている基本的な部分
 は、今も当時とちっともズレていないことが感じられた。人はそんなに簡単にわれるも
 のではない。だから、わってしまったのは、むしろ世の中の方なのだろう。 

5.17
 私の野菜作りのガイドブックには、「さつまいものは、植える前日に購入すること」と書
 かれている。インターネットで調べると、1週間くらい濡れた新聞紙で包んでおき、それか
 ら植えるようにと書かれているものもある。
 私は、ガイドブックにしたがって、購入した翌日に植えるようにしたが、は萎びてくたく
 たになっていた。そして植えたあともそれがさらに進行して、葉っぱがなくなってしまって
 いる状態だ。
 心配になって、定年まで農協に勤めていたお隣のご主人に訊いたところ、「土に水分が
 あればやがて根を出します」とのこと。畝(うね)はマルチで覆ってあるから大丈夫だけれ
 ど、野菜作り初心者は、すべてが初めて体験することばかりです。


5.16  
 表示部の表面を覆っていたアクリル板にヒビが入ったのを、瞬間接着剤でくっつけて使って
 いた。先週は、閉じるときのクッションの役割をしていた部品が取れた。そして、電池がすぐ
 になくなってしまうようになった。
 これで、携帯電話スマートフォンに変える覚悟をしなければならないと思っていたところ、
 お嫁さんの仲介で、長男が以前に使っていた開閉式の携帯電話に、FOMAカードを入れ替
 えて、使えるようにしてくれた。いわゆる廃品利用というやつだ。
 小学校が全校児童にタブレットを配布し、首都圏の電車の中ではほとんど全員がスマートフ
 ォン
を開いている時代に、こんなことをやっていると取り残されてしまうのかなと思いながらも、
 やっぱり必要のないものは使いたくないのです。
 
5.15  
 まだ半年以上先のことなのに、年末に行われる「ザ・タイガース」のコンサートチ
 ケットの、申し込み受け付けが開始された。
 武道館公演は往復はがきによる申し込みだから、おそらく抽選になるのだろう。
 東京ドームについては、キャパが大きいためか、もう料金を払い込まなければ
 ならない。そしていずれも、同伴者の名前まで明らかにしなければならないのだ。
 先行販売のチケットは、いつも大体2枚確保するのだけれど、今回はそのような
 制約条件があったので、1枚ずつの申し込みにしました。
5.14

 名古屋の「吹上ホール」で開催されている、「マルト水谷」さんの、「FOODNAVI 2013」に行ってきた。これは、
 愛知、岐阜、三重の3県に、約6000件の顧客を抱える「マルト水谷」さんが毎年開催しているもので、今年で16回
 目となるもの。
 対象は主として飲食店のため、約370社の出展者には食品を販売している会社が多くて、ビールや日本酒やワイ
 ンを自由に試食できるのが呼び物のようだ。私なんかアルコールに弱いものだから、ビールメーカー2社ほどから美
 味しい生ビールを提供されただけでギブアップだった。
 会場には人があふれかえり、中京経済圏の凄まじいエネルギーを感じ取ることができた。
 
5.13
 1年に1回だけ、私の手術を執刀してくれた中山中先生に会える日。もう丸7年経った
 のだから卒業してもいいのだけれど、中山中先生に会いたいということもあって、検診
 を続けている。
 今日は、血液を採取して、血液造影剤を注入してからCTを撮って、2週間後の胃カメ
 ラを予約した。
 髪の毛に白い物が目立つようになった中山中先生は、「疲れている顔ですね」とおっし
 ゃった。そう、昨日は朝5時半から草刈りをして、今朝は6時から今年最後の摘み草を
 して、午後は田んぼの畦ぎわを耕して、そのあとトウモロコシの種を蒔いた。
 いくら動きまわっても、まだまだやらなければならないことがいっぱいあって、しばらく 
 のんびりする時間がない日が続きそうです。

5.12  
 私が高校を卒業して最初に入った会社「原電気」にいた、茅野市出身の「有賀ひろみ」さんが「
 劇団・
文化座」に所属していて、今日は凱旋公演として主役を張った「獅子」の公演が、茅野市
 であった。
 彼女のことはうっすらとしか覚えていないけれど、今日見せてもらった彼女が退社したときの激
 励会の写真には、一番前に座っている私が
大きく写ってていた。
 東京ではあたり前のように鑑賞することができるこのような公演も、長野県の地方ではなかなか
 お目にかかれることはない。それだけに、観客を集めるのにも苦労があったようだ。
 
5.11
 田んぼが段々になっていると、その境にある畦(あぜ)は、上の田んぼの家が所有
 する。したがって草刈りをする義務が生じる。が伸びると、下の田んぼの耕作の
 邪魔になるから、上の田んぼの所有者が草を刈らなければならないのだ。
 それを代掻きの前にやらなければならないのだけれど、連休のときはまだが伸
 びていない。だから、家にいないこの1週間の進行状況を心配していた。
 このように気にしていることがあると、朝4時ころ目が覚めてしまう。でもあまり早い
 と近所迷惑になるから、5時半になるのを待っていた。下の田んぼの所有者は、自
 分の田んぼの際だけ、自走式の草刈り機でを刈ってあった。したがって、それよ
 り上の畦の部分を刈った。上の田んぼの所有者は、最近は若い人たちが農作業を
 しているから、このように役割を知らないのか、何年か前から私が刈るようになってしまった。私は、米作りを他所に
 頼んでいるから、せめて草刈りくらいは分担したいと思っている。だから、代掻きまでに作業を終わらせたかった。
 今日は、8時半から床屋さんを予約してあったから、2時間くらいしか草刈りができなかったけれど、これで全体の
 5分の1くらいしか終わっていない。これで、私がやらなければならない作業は、畑の野菜作りと、庭の草取りに、
 田んぼの草刈りが加わったことになります。
 
5.10  
 4日間の仕事を終えて、自宅に帰ってきた。一日一日を振り返ってみ
 ると、毎日が全力投球だったから、正直言って「疲れる」。
 今までは降りがうっとうしかったのに、いまは野菜のことを考えるか
 ら恵みのだ。この一週間でジャガイモの芽は大きくなったようだが、
 ゴーヤと枝豆は霜のダメージから立ち直れなかったらしい。
 今夜は出雲大社の「本殿遷座祭」だった。今、行ってみたいところは、
 この出雲大社と、屋久島と、能登の舳倉島。去年の今頃は北海道行
 きを決めていたのに、今年はまだ「遊び」に目が向いていない。
5.9
 今回、プロバイダーを切り替えたから、それまでのところと解約手続きをしなければ
 ならない。「解約申請書」を送って欲しい旨をメールで申し込んだところ、こちらから
 電話を差し上げますとのことだった。そして、その電話が今日あった。
 まず言われたのは、会費割り引きの契約をしているから、違約金が3万数千円発生
 するとのことだった。違約金が発生しないようにするには、11月まで解約できないと
 も言われた。
 そこで、今回のあらましを説明した。突然ホームページが開けなくなり、いくら電話を
 しても繋がらなかったこと。土・日はサポートを受け付けてすらいないこと。ホームペ
 ージは文字化けをしていて参考にならなかったこと。メールの送信ができずに困り果
 てたこと。そして、10年以上もお世話になったことを付け加えた。
 最終的には「解約申請書」を送ってもらえたけれど、相手の立場になって考えると、サービスの質が悪ければ、仕
 事がなくなってしまうということだ。プロパイダーの名前をここで公開しないのは、「武士の情け」なのだろうか。 
 
5.
 いま世間はアべノミクスで浮かれ気味だ。しかし、私に言わせると、「人々はきれいに積もった
 真っ白な雪原に感銘を受けているが、その下に埋もれている荒れ地を見ようとしていない」の
 だ。雪が溶けると、ぐちゃぐちゃになった地面(財政状況)が現れるかもしれない。
 財政は刻一刻と悪化している。
アベノミクスでは、景気は回復しても財政は回復しない。それ
 どころか景気回復による金利の上昇や国土強靱化計画での財政支出増は財政悪化を加速さ
 せる。
 私が累積赤字の増大に警告を発し始めた15年前なら、景気回復は財政改善に大いに役立っ
 たはずだ。しかし累積赤字が3倍近くにまでなった現在、景気回復や税収増よりも、さらに大き
 な支払金利増をもたらすのだ。非常に怖い自体だ。

    「案ずるよりフジマキに聞け」  藤巻健史    「週刊朝日」  5.17号からの抜粋
 
5.7
 
おしっこの切れが悪いのは今に始まったことではないけれど、最近は、尿意を催してから
 我慢をしていてしばらく経つと、どうにも我慢できない状態が突然訪れる。だから、電車に
 乗るときなどは、早めにトイレに寄ることにしている。
 おじいさんが前立腺の手術をしたのが、何歳のときだったのか定かではないが、それが
 私にも遺伝しているのではないかと、そのときからずっと思っていた。だから毎年前立腺
 の検査をしているが、今のところ異常はない。
 連休で長期間仕事から遠ざかっていたものだから、今日は気持ちを切り替えるのがたい
 へんだった。「プロ」がこんなことを言っていてはいけないから、気を引き締めてあと3日間
 に臨みます。 

5.6
 畑のジャガイモが芽を出しました。
 キュウリゴウヤの苗が霜でやられたり、エンドウの成長がはかばかしくなくて
 いくぶん気持ちが萎えていたから、ジャガイモの芽で救われた思いです。
 何しろ野菜作り初心者ですから、これからもいろいろと予期せぬことが起きるとは
 思いますが、野菜は自然の移り変わりに順応して成長していくはずです。だから、
 ただ見守っていればいいのかもしれません。
5.5
 
来客が到着するのは11時過ぎだから、1時間くらい横になろうという気持ちになっ
 てソファーに横たわったところ、眠気に襲われてうとうとした。そしてそのあと、具合
 が悪くなってしまった。
 そのまま2階のベッドに移って、お節句のお祝いを夢の中で聞きながら、午後3時
 頃までまどろんでいました。したがって、お客さんと顔を合わせることもせずに、た
 いへん失礼なことをしてしまいました。どうやら、この連休に動き回った付けがきた
 ようです。
 舜くんは生後9ヶ月、「じいじ」の顔を見ると、抱っこをせがみます。 
 
5.4
 
この連休は、ほとんど休みなく動き回っている。
 畑の野菜作りの他には、おじいさんが管理していた物置3箇所を片付けた。私を含めて「昔
 の人」は物を捨てることができないから、例えば鎌なんかは、赤さび状態になったものが何
 本もとってあったりする。初期の頃の掃除機や、薪で炊くときに使ったお釜なんかも出てきま
 した。
 私が物を捨てることができるようになったのは、近い将来に死ぬことが実感としてわかった
 ときから。大事にとっておいても、いつかは誰かが処分しなければならないから、これから
 活かすことができないと思われるものは、どんどん捨てています。だから、分別しなければ
 ならないゴミが、山積みになりました。
 
5.
 
昨日も今日も、朝方の気温が3℃まで下がった。の影響が
 心配されたが、キュウリが2本だけしおれているくらいで、苗へ
 の大きなダメージは避けられたみたいだ。
 今日は松本で親戚の結婚式、明後日は舜くんの初節句と、連
 休の後半は用事が立て込んでいたため、野菜を早く植え付けた
 かったもの。だいたい、5月にが降りるなんて普通は考えられ
 ない。この地域では、スイカや果樹の被害が出ている模様だ。 
5.
畑の隅っこを
区切って 花壇を作った。

 左の写真は、使ってい
 ないプランターで、これ
 は庭に花を植えるのを
 嫌った、おじいさんとの
 せめぎ合いの結果だ。
 今は、畑を「自由」に使
 えているが、おじいさんの反応が全然ないので、これはこれ
 で物足りない。
 
5.1
 村上春樹の「色彩を持たない多崎つくる」と、彼の巡礼の年
」は、みんな
 が買うから無視したかったけれど、やっぱりそれなりに興味があって…。
 東野圭吾は、今までほとんど内容で裏切られたことがないから、新刊を手
 に入れてと、ここまでは良かったのだけれど、未だに本棚に収納されてい
 るままだ。
 その理由は、1冊700ページもある宮部みゆきの「ソロモンの偽証」が、
 まだ3部に入ったばかりのところを読んでいるからだ。この作品は、2002
 年から「小説新潮」に連載を始めたのだから、10年もかけて書いたことに
 なる。だからボリュームがあるのは無理もないが、いささか展開に飽きて
 きているよ。 

5.1  
 中央道から長野道にかけて、いつもよりも少し車は多かったけれど、連休がここ
 で途切れているためか、動物園に来ているお客さんは、そんなに多くありません
 でした。
 ただ、5月とはとても思えない寒さで、セーターにブルゾンを羽織るという、冬支
 度でちょうどいいくらいで、午後には冷たい雨がちらついてきました。
 ことある毎に「どうぶつえん!」という言葉を唱えていた琉くん。かなり疲れたよう
 で、長いお昼寝の真っ最中です。