あと あと のあと  2013年1月

1.31
  来たるべき花粉の来襲に備えて、年明けから抗アレルギー剤を飲み始めていたの
  に、帯状疱疹の薬を4種類も渡されたから、一緒に飲むのがためらわれて、しばら
  くのあいだ止めてしまっていた。
  問題の帯状疱疹は、まだ右側の腰のあたりに違和感があるけれど、残っている1
  週間分の薬を飲み終える頃には、きっと治まることだろう。
  したがって、次なる関心事は、去年よりも多いだろうといわれている、杉花粉だ。
1.30
 東京の「めぐろパーシモンホール」で行われる、「八代亜紀・一
 夜限りのプラチナライブ」があることを、メールマガジンで知って
 申し込んだのは1月18日のこと。それなのに、前から5列目な
 どというウソみたいな席が確保できていた。
 「演歌」は、「舟歌」のひとフレーズをアカペラで口ずさんだだけ
 で、あとはジャズ仕様のコンサート。北村英治が吹くクラリネット
 に乗せて、「朝日の当たる家」や「オーバー・ザ・レインボー」な
 どのハスキーな歌声を聴けた、至福のひとときでした。

1.29  
 源泉徴収とは、納税義務者以外の第三者に所得税を徴収させ、国に納付させる方
 法で、1ヶ月の支払いが100万円までは10%、100万円を超える部分については
 20%が天引きされていた。その税率が、この1月1日から変更になった。
 それは復興特別所得税というやつで、基準所得税額に2.1%が上乗せされるのだ。
 これは25年間継続されるということなので、私が仕事をやめるまでずっと続くことに
 なる。
 とかく、震災復興のためにはやむを得ないと捉えがちであるが、普段から税負担
 あえいでいるのに、それに追い打ちを食らうのは、正直言って痛い。
1.28
 今日は日帰りで名古屋まで行ってきた。ということは、恵那山トンネルを通ったことに
 なる。
 下りはトンネルの上が丸かったから、天井が取り払われてあったのかもしれないが、
 上り線は片側が車線規制されていて、何カ所かで点検がされていた。だからというこ
 とでもないけれど、黒い天井が今にも落ちてきそうで怖かった。
 左の写真を撮るために、わざわざインターから一般道に降りたのでした。
 
1.27
 今日は、6軒ある隣組の新年会。市内の旅館で昼食を食べ
 て交流を深めた。
 「大阪国際女子マラソン」は録画しておいたので、家に帰って
 から見たけれど、福士加代子選手がいつ抜かれるかと、ヒヤ
 ヒヤしっぱなしだった。できれば、晴れ晴れとした笑顔を見た
 かったね。
 そして、高見盛が引退してしまった。いくら人気者だといって
 も、勝負の世界は厳しくて、実力がなくなれば去るしかない
 のです。 私の、63歳の誕生日でした。 
 
1.26
 「
」の1/32プラモデルを、苦労しながら組み立てた。
 2年前におじいさんが挑戦してうまくいかず、2セットも購入したけれど途
 中で挫折してしまっていた。そこで私が、3セット目に挑戦したわけだ。
 組み立ては図を見て行うのだが、細かいところまで解説してあるわけで
 はないので、自分で判断して進めることになる。その結果次の工程で組
 み付けられなくなったりで、結局メーカーとメールのやりとりをさせてもら
 って完成させた。
 1/32モデルだから、かなり細かいところまでこっていて、それが組み
 立てを難解なものにしているわけだが、
プラスチックの射出成形用の金
 型を製作することを考えると、メーカーの、もっというと日本の技術力に、敬意を表したくなりました。
 「
」は、おじいさんがパイロットをしていた戦闘機。2月5日の誕生日のプレゼントにします。
 
1.25
 迷惑メールの量が、今年になってから一段と増えたような気がする。件名には、「ニュース速報・イチロー
 選手引退」とか、「ご予約の確認」とか、「地震発生速報」とか、うっかり開いてしまいそうなものまである。
 中には、本当に必要な
メールも紛れ込んでいることもあるから、少し時間がかかっても、ひとつひとつの内
 容を慎重に確認しながら、削除するしかなかった。
 そこで、これも面倒くさい作業なのだが、今は「
メッセージルール」の機能を利用して、アドレスを登録する
 ことにより、自動的に「
迷惑メール」のホルダーに移してしまうようにしている。たぶんみんなこのような対
 応をしていると思われるのに、それでも
迷惑メールが減らないのは、中には引っかかってしまう人がいる
       からなのだろうか。
 
1.24
 退職手当が引き下げられるのを前に、埼玉県の教員が100人以上も“駆け込み退職”することが明らかになった
 問題で、ほかにも佐賀県や徳島県で計43人の教員がすでに退職していたことが分かった。さらに愛知県警でも3
 月の引き下げを前に、142人が2月中に退職意向であることが判明。教員や警察官の駆け込み退職が続けば現
 場への影響も少なくないとみられ、文部科学省は全国の都道府県に対し、退職手当減額の有無や実施時期を報
 告するよう求めた。
                        「産経新聞」  1月23日 14時51分配信

 ほめられたことではないけれど、私はこの仕事を始めてから13年間ずっと、お客さんに請求
 したお金が振り込まれたかどうかを一度も確認したことがない。あるときなんか、3ヶ月後くら
 いに、「処理が落ちていました」と連絡があるまで、そのことを知らなかったくらいだ。
 あるとき、私が尊敬していた人のことを、「
あの人は金に汚い」と指摘した人がいた。私もうす
 うすは感じていたけれど、こうもあからさまに言われたのを聞いて、「私は、他人から絶対そう
 は言われないようにしよう」と思ったことも背景にはある。ただ、もっと若いときから、「お金とい
 うものはあとからついてくるものだ」と思っていた。なによりも、お金のことが前面に出てしまう
 と、人間が
卑しくなってしまうからいけない。
 だから今回のことも、担任の先生が、受け持っている児童や生徒を送り出す前に退職してし
 まうなどということは、全く考えられない。退職金引き下げの実施を3月からにしてくれればよ
 かったなどという意見もあるが、そんなことは本質的なことではない。2月だったからこのよう
 な問題が明らかになり、「踏み絵」の役割を果たしたのだったならかえってよかった。
 そしていちばんショックだったのは、ネットの「クイックリサーチ」で、「
退職金が減るのは嫌なので、早期退職する
 という意見が、「退職金は減るが、最後まで生徒の面倒を見る」を上回っていることである。いつから日本はこんな
 おかしな国になってしまったのだろうか。
 
1.23
 向田邦子の「阿修羅のごとく」を知ったのは、1979年にNHKテレビで放送されたドラマ
 を見たことによってだった。NHKが、こんな男女のドロドロした内容のドラマを、よく作った
 ものだとそのときは思った。ストーリーはもう忘れてしまっていたけれど、いしだあゆみが
 出演していたことだけは覚えていた。

 今回のチケットは、今週のスケジュールが確定し、水曜日が1日空くことがわかってからだ
 から、ほぼ2週間前に手配したもの。 
ル・テアトル銀座の、前から12列目の席がよくもま
 あ手に入ったものだ。
 昔の加賀まりこ、そして現代の荻野目慶子と高岡早紀という、3人の「
魔性の女」を一度に
 見られたのだから、たいへん満足している。
 
1.22
 社会というものは、学校とも、サークルとも、家庭とも……、まるで違う場所であることを教
 えなさい。それで新人が、「そんな言い方は……」、「そんな理不尽な……」と思うなら、そ
 れで結構だと、私は考えている。
 私は、人が社会を知る、学ぶ上でのいくつかの条件のひとつは、“理不尽がまかり通るの
 が世の中だ”ということを早いうちに身体に叩き込むことだと思っている。
 力を持つ者が手の上に白い玉を載せて、「これは黒だよね?」と訊く。誰が見ても白い玉を
 見て、「はい、それは黒ですね」と返答しなければならなぬ時が人生にはいくどとなく訪れ
 る。我慢して応え、それで済むのならそうするのが世間である。
 その時、“そんな理不尽な……”などと言ってはいられない。なったものは受け入れて、“世
 の中に理不尽はある。これを機にこちらも改革し、たちむかおう”と、すぐに対応できるかど
 うかは、その人たちが理不尽を知っていたかが決め手になる。


                      「大人の流儀」  伊集院 静  から抜粋しました。
 
1.21
 昨夜は9時前に床に入り、今朝居間に出て来たのは9時半頃だった。三夜連
 続で23時から、新日本プロレスの後楽園大会の
ニアライブ中継があったのだ
 けれど、それを見る気力がなかったのだから、正常な状態ではない。

 今夜も、移動先のホテルの部屋でゆっくりすればいいのに、レイトショーの「

 京家族
」を観に行った。少しでも時間ができると、じっとしていられないのだか
 ら困ったものである。
しかしながら、それだけの価値がある山田洋次監督の
 作品だったから、満ち足りた気持ちで眠りにつくことができそうだ。 
1.20
 お医者さんには寒い場所に出るなと言われたけれど、あまりにもいいお天気だったので、
 昼食を食べたあとの2時間くらい、
南天の剪定に取り組んだ。我が家のまわりには数カ
 所にわたり、おそらく200本くらいの
南天が植わっている。
 事前にネットで調べたところ、南天には
萌芽力があるということだったので、さらには家人
 (
伊集院静さんのエッセイではこのような表現がされ、それが気に入っている)が、「最近
 
いい実がつかない」と言っていたこともあったので、混み入っている部分の枝を、思い切
 って間引きをした。
 いい天気だといっても冬だから体が冷え切ってしまい、今お風呂に入って暖まったところ。
 
1.19
  処方された4種類のを、指示されたタイミングで1週間飲んだ結果、ヒリヒリした
  痛みは治まっていた。
  1週間ぶりの
通院では、快復に向かっているという診断で、末梢神経の炎症を抑
  える
だけを飲んで、症状が悪化しなければもう来なくてもいいとのことだった。
  「何に気をつければいいですか?」との質問に対しては、「寒いところに出ないこと
  だな」という回答だったので、ぐうたらな生活をしばらく続ければいいことになる。
  
帯状疱疹は、一度罹ると抗体ができるため再発は95%くらいの確率でないという
  から、このままいけば、比較的軽い症状で治まりそうだ。

 
1.18
 「クラブ活動に限らず、普段の学校生活でも、今はちょっと肩を押しただけでも体罰だ、暴力
  だといわれる時代です。生徒の頭髪検査でも事前に『触るぞ』と確認しています。問題化を
  恐れ、生徒に腫れ物に触るように接してやり過ごす同僚も多く、ガツンと叱られる経験のな
  いまま、子供たちは卒業していく。学級崩壊の問題とも無関係ではありません。教育者とし
  てどうなのか、と思い悩んでいます」

 「Aくんのことは残念でなりません。K先生の行為が体罰や暴力と言われればそれは受け入
  れます。それでも、K先生を慕い、バスケに励んできた生徒たちがいた事実までを否定して
  ほしくないんです」

 「何もしない方が、周りから何も言われないし楽ですよね。でもね、教師が自分を守っていた
  ら、何も変わらない。生徒への熱き思いが壁を破ってくれる。そして、その思いは絶対、子供たちから返ってくる」

                             「週刊文春」   1月24日号の記事の中から抜粋しました。
 
1.17
 昨日行われた、「歌会始」の入選作の一部。

  
ネクタイを ゆるめず走る君の背を 立ち止まらずに追ひかけるから
                                    栃木県 川俣茉紀さん(22)
  
人々が 同じ時間に立ち止まり 空を見上げた金環日食  
                                    大阪府 瀬利由貴乃さん(17)
  
実は僕 家でカエルを飼つてゐる 夕立来るも鳴かないカエル
                                    東京都 太田一毅さん(12)


 短歌とは、「文語を使った難解な文」とのイメージがあったけれど、この年齢が若い3人のも
 のは、その枠を飛び越えていて情景がよく伝わってくる。宮内庁もなかなかやるでないか。
 
1.16
 たとえば、私がどこかの会社の就職試験を受けたとしても、たぶん落とされてしまうだろ
 う。それは、Wordが使いこなせないからだ。まあそれ以前に年齢で対象外とされてしま
 うから、そんな機会にめぐり逢うことは実際にはないのだけれど…。
 パソコンのワープロ機能で、最初に修得しようとしたのはWordだ。しかし、なんだか作り
 が大雑把でなじめなかった。そこで一太郎にチャレンジし、今までお世話になってきたわ
 けだ。仕事の関係もみんなWordの世界なのに、私だけ一太郎で押し通してきた。
 先日、一太郎の販売元にWordとの互換性のことで質問したところ、心のこもった回答
 がなかった。今や圧倒的少数勢力で、もっと危機感を持ってもいいはずなのにだ。
 そんなこともあったりしたので、一太郎2013は購入しない。そしてWordの勉強を始め
 た。今さらと思われるかもしれないけれど、1年前には、ホームページビルダーに挑戦し
 ていたのだから、困難なことではないと、私自身は思っているのです。
 

1.15b 
 今年になって、BSフジで再放送されている「北の国から」を、見始めた。
 最初に放送されたのは1981年だったけれど、
なぜそのときに見なかった
 のだろうかと疑問に思ったので、自分の年譜を調べたところ、私は千葉でほ
 とんど失業状態で暮らしていた。3人目の子供が産まれるというのに、それ
 をほったらかしにして、千葉で会社を興したのだった。
 これでは「北の国から」を見られるわけがなかったと納得したが、あの体験
 があったから、「家族といっしょに暮らしたい」という気持ちが強くなったのだ
 と思う。そして、「家族」を描いた「北の国から」も、同時進行のようなかたち
 で展開されていたのだ。

1.15a
 中国が近代国民国家として、国民が一つにまとまり、国民主権を実現することは不可能に
 近い。有史以来、中華世界に存在する二つの対立が、国民統合の大きな障害となってい
 る。
 その一つは、長江文明と黄河文明をめぐる南北対立。秦以前は南の楚・呉・越と北の中原
 諸国をめぐる対立、楚・漢の争いから南北朝、南北宋、そして20世紀の南京政府と北京政
 府の対立まで続いた。これは文明・文化の対立である。中国の南北問題は、20世紀後半
 のイデオロギーをめぐる東西対立に似ている。
 もう一つは、中央と地方の対立である。こちらはヒト、モノ、カネをめぐる対立である。中国に
 は、「中央に政策あれば、地方に対策あり」ということわざがある。これは、中央政府は地
 方政府の力を削ぐためにさまざまな政策を展開するが、地方は地方で、その網からすり抜
 けるような対策を行う、という意味である。
 中華帝国の最も基本的な原理と制度は、中央集権制であり、地方官僚は任命制になって
 いる。地方官僚と地方勢力との結託を阻止するために、原則として3年1交替の「不久任制」と、地方出身の官僚を
 同地に任官しない「回遊制」という二つの制度をとっていた。
 中国は地方によって言語が異なるので、実務兼通訳を務めるのが、今でいうところのノンキャリア、「吏」である。中
 央から派遣された「官」は、ただ中央からの任命を忠実に実行する以外は、詩を作り、絵を描いたりして交遊するの
 みだった。
 住民から税金を取り立てるのは吏の役目だが、吏には給料がなく、住民から徴収する税金に自らの給料分を上乗
 せして取り立てるのが普通であった。これが役人の汚職の元凶となったのである。


 「日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか」 黄文雄(1938年、台湾生まれ) から抜粋しました。
 
1.14
  「お父さんの真似をしているんだよ!」と、お嫁さんが言ってくれた琉くんの頬杖
 自分では気が付かなかったけれど、私は頬杖をしながら、コンピュータの操作をして
 いることが多いらしい。
 恐るべし2歳児は、ものごとを貪欲に吸収しながら、自分の世界を作り上げている。
 コンピュータでユーチューブにアクセスをし、英語の動画に熱中しているところです。
1.13
 かやぶきの屋根を瓦屋根に変えただけの自宅の部屋は、天井をつけ
 るだけの余裕がなかったので、雪が降るとそれが入ってきて、枕元に
 白く積もるほどだった。
 部屋と屋外を隔てているのは障子一枚で、ところどころ穴が空いてい
 るものだから、寒風が否応なく吹き込んできた。冬のをとる手段は
 掘りごたつだけで、冷たくなると灰をかき分けて、熾(おき)を露出さ
 せることによって調節をするのだった。
 私が小さい頃の冬の暖房は、今と比べると粗末なものだった。
 
1.12
 右側の腰のあたりに、ポツポツと湿疹ができているのをみつけたのは火曜日のあたり。ダニに食
 われたのなら歯の跡があるはずなのにないなと思っているうちに、そこが痛み始めた。
 「帯状疱疹」という言葉は知っていたけれど、湿疹の数がそんなに多くない。しかし、ぴりぴりと痛
 むのでじっとしていても気持ちが悪い。そこで、今日の午前中に、皮膚科の医院に行ってみた。
 診察の結果はやっぱり「帯状疱疹」で、今回のように、あまり表面に現れないケースもあって、痛
 みはあと1~2週間後にピークになるだろうとのこと。この病気は冬場に発生しやすくて、睡眠不
 足や重労働がひきがねになるという。
 思い当たるのは、柿の木の剪定だ。2本の柿の木の枝を切り落とし、太いのはのこぎりで切って薪にし、細いもの
 は揃えて束にした。それでへとへとになっていたから、それがきっかけになったんだ。
 皮膚科の医院では、何種類もの薬を出してくれて、1週間後にまた来るようにとのことだった。体を冷やしてはいけ
 ないので、それに「重労働」が重なる、午後に予定していた田んぼの土手の修復作業はキャンセルだ。
 
1.11
 日刊工業新聞社の、「工場管理」誌に連載していた「工場運営の光と影」が、3月号
 の第80話でピリオドを打つ。 最終話の原稿は、去年の大晦日に送付済み。
 6年8ヶ月もの長い期間にわたった連載が、よくもまあ続いたものだ。
 淋しさが2割くらいで、肩の荷がおりたという気持ちが8割を占めている。最後の方
 は、テーマをみつけるのが大変で、この一年間は、「会社の中の風通しをよくするた
 めの50の提言
」という本のために用意しておいた原稿を、流用していたくらいだ。
 最終的には、単行本が2冊、かたちとして残りました。これからも「書く」ことは続けて
 いくけれど、ペースメーカーになってくれるものがないと、継続が難しいのです。 
 
1.10
 「昨日、満60歳の前日をもちまして定年退職し、40余年に亘る会社員勤めに、ピリオドをうちまし
  た。在職中は、公私ともに力強く支えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです


 松本に住んでいる、三つ違いの弟から届いたメールだ。「定年」という言葉にはとかく暗い響きが
 あるけれど、40年も頑張ったのだから胸を張ってもいいね。
 いつまでも自分を「定年」にできない私は、このメールを見て、正直うらやましかった。
 お疲れ様でした。これからは頻繁に駒ヶ根まで足を伸ばしてください。  
1.9  
 上映時間が156分に及ぶ、オペラ仕立てのこ
 の映画は、たぶん、映画館でしか堪能すること
 ができないだろう。レイトショウが終わったのは、
 23時をはるかに過ぎてしまっていた。
 週刊誌の評論には、何回も涙を流すことだろうと
 書かれていたが、そんなことはなかったよ。
 「レ・ミゼラブル」という言葉を、未だにきちんと発
 音することができず、舌を噛みそうだ。
1.8
 「沢田研二が6日、東京・渋谷公会堂で恒例の正月公演を行い、1960年
 代後半のグループサウンズブームをけん引した伝説のバンド「ザ・タイガー
 ス」をオリジナルメンバー5人で44年ぶりに再結成し、12月27日に東京ド
 ーム公演を開催すると発表した」


 今朝の、毎日新聞の朝刊に掲載されていた記事で、このニュースを知った
 けれど、前回はいなかった加橋かつみが、参加することになったんだ。
 1年前の武道館公演のチケットは取れなかったけれど、今度は東京ドーム
 だからたぶん大丈夫だろう。それでも念には念を入れて、沢田研二のファンクラブに登録をし、スケジュール帳に予
 定を記入した。 

1.7  
 今回の事件は、単に一罰百戒の裁きをしただけで終わらせてはいけないと思います。
 私たちが実刑になっても、中小企業と
粉飾決算の切っても切れない関係はなくなりませ
 ん。
 中山素平さんの時代、銀行は相手が赤字でも
債務超過でも貸すべきだと判断した企業
 のリスクは自分で持ちました。それが竹中平蔵さんらの作った格付けシステムによって
 不可能になった。
 私は銀行員になった頃、企業は人なりと教えられました。でも今は違う。相手方のリスク
 を持つから与信行為と言うはずですが、今の銀行は人を信じず数字だけを信じるから

 飾決算
を招いた。今の金融システムがある限り、多くの中小企業は粉飾をしないと生き
 残れない。銀行が平成十年以前の姿に戻らない限り、中小企業の
粉飾決算はなくなら
 ないのです。

                読み終わった後、しばらくの間、この本を抱きしめていました。

1.6
 子供の頃からずっと下痢気味だった。大人になってからも、仕事の前には下痢っぽくなるも
 のだから、神経性(精神的なストレスから神経が乱れ、その結果に起こる下痢)のものなん
 だと思っていた。ところが、このところひどい便秘が続いているのだ。
 トイレの便器に座って息んでも、硬くなったうんちがなかなか出て来てくれない。長時間こん
 なことをしているから、横腹の筋肉が筋肉痛を起こすくらいだ。
 どうしようもないときは「イチジク浣腸」のお世話になるのだが、毎日どうやって便を体外に
 排出するのかを考えていて、便座に座る前は恐怖感に包まれるくらい。
 芋干しなどの、繊維質の多いものを採っているし、この3日間は、庭や畑に出て、めまいが
 するくらい動き回っているから、運動不足でもない。
 いったいどうしちゃったのだろう。今日は、万が一のために、「コーラック」を仕入れてきた。 
 
1.5  
 昨夜の新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM7」
 はすごかった。
 3階席まで埋まっていた東京ドームに、中村あゆ
 みが登場して、鈴木みのるの入場曲「風になれ」
 を歌ったのだ。
 メインのIWGPタイトルマッチは、33分34秒に及
 ぶ熱戦で棚橋が防衛。
 今年も新日本プロレスと一心同体です!
1.4b
 今年の「初仕事」は柿の木の剪定。おじいさんが下で
 監修をしていて、かなり大胆に切ることができました。
 先端をもう少し間引きたかったけれど、高すぎてもう手
 が届きません。 
 こういう作業をすると、体力がないことを実感させられ
 ます。切ったを片付けているうちに息が上がってし
 まい、今日の鍋に入りませんでした。
       before今                                               日after  
1.4a  
 最近は、新聞の
地上波のテレ
 ビ欄には、目を通すことさえし
 ない。どの局もバラエティ番組
 のオンパレードで、かろうじて
 
BS放送に骨のあるものが残
 っているだけになってしまった。
 そんななかで、「田原総一朗
 の仰天歴史塾」みたいな番組
 に、救われた思いをしている。
1.3
 年末から
体調がすぐれなかったこともあって、この三が日は、ぐうたらに徹していた。
 今日なんかは、朝ご飯を食べてから昼食抜きでずっと、こたつにもぐって横になっていたし、
 午後になってもも、1時半から3時間近く床に入って、うつらうつらしながら夢を見ていた。
 どんな具合に
体調が悪いかというと、まずは体が冷えていて、お風呂に入っても全然暖ま
 らない。手なんかは冷たくて氷みたいだ。それに何に対しても
やる気が起きずに、ネットで
 調べると典型的な
更年期障害なのだ。
 
お客さんの会社はお正月も仕事をしているので、ふたつの会社からメールが届いたけれど、
 その返事も出さずじまいです。 ごめんなさい。
 やる気が出ないときには、中途半端になるよりも、何もやらない方がいいと考えているわけ
 ですが、長い人生の中には、こういうことも起きるのです。
 
1.3a  
  年賀状に使った「蛇」のイラスト
  印刷したところ、口のところに汚れがついていたので、プリンターに異常があるのかなと最初は
  思いました。
  しかしよく見ると……。 
  左の
イラストを拡大してみてください。
  気に入っている
イラストです。
1.2b
 第七八番  大吉

 太陽が頭上に輝いているような盛運です。知恵が働き、勇気が湧いて、たいていの事は思
 い通りに進展します。
 こういう時は、調子に乗り過ぎて周囲の反感を買うことがあるので、その点を注意さえすれ
 ば問題はない。
 心にゆとりを持って、低姿勢でこの好ましい状態を長続きさせたいもの。

 光善寺のおみくじです。 なんか、文面からありがたみを感じられません。
 
1.2a
 アンパンマンのカイトを、琉くんとおかあさんが揚げています。
 独楽回し、かるた、福笑いなどと一緒に、日本のお正月の伝統行事だったのですが、
 最近はこんな風景を見かけることがなくなってしまいました。
 この場所は自宅の前の道、電線に邪魔されることなく凧揚げができる、のどかな環
 境です。 
元旦
 明けましておめでとうございます。
 今年は、ほとんど40年ぶりくらいに、「詩作」にチャレンジしようと思っております。
 そして、畑にあふれるくらいに、いろいろな
野菜を育てます。
 みなさま方にとりまして、今年がよい年でありますように、お祈り申し上げます。