あと あと のあと  2013年 2月

2.28
              東京の今日の最高気温は15℃を超えたという。4月上旬並みの暖かさだという。し
 たがって
花粉の飛散情報も「非常に多い」となっているのに、私の眼や鼻はピクリと
 もしない。
 例年バレンタインデーのあたりから、チョコレートは届かないのに
杉花粉は確実にや
 って来ていた。ところが今年は、身体に変化が見られない。いったいどうしちゃったと
 いうのだろう。
 体質が「改善」されたのならそれはいいことなのだけれど、特段努力をしたわけでは
 ないから確固とした裏付けはない。こうやって少しばかり安心させておいて、そのうち
 にドカッと
症状が出て来そうな気がしている。
 
2.27
 白川郷には、たくさんの
中国からの観光客が来ていました。「気のせいか傲慢そう
 な顔をしていますね」と私が言ったところ、「日本人も
中国に行けば同じことを言われ
 ますよ」と、ツアーの運転手が答えてくれた。
 右の、震えながら
「であい橋」に立っている「花嫁」も中国の人で、何かのプロモーシ
 ョンなのでしょうか、中国語を話すカメラマンが撮影をしていました。

 GALLERY に写真をアップしましたのでご覧ください。
 
2.26
 CoCo壱番屋で琉クンとカレーを食べたあと、駐車場に停めた
マジェスタに向かうとき
 に、
バンパーのへこみを発見した。どうやら当て逃げされたようだ。
 昨日は、高速道路のインターチェンジに併設された駐車場に
マジェスタを停めたのだ
 ったが、帰りは暗くなっていたため気が付かなかったのだと思う。
 トヨタのディラーに新品の
バンパーの見積もりを出してもらったところ、84,630円も
 する。そこで、プラスチックでできている
バンパーを加熱し、変形させ、元通りに近い
 状態に戻すことにした。上側の、ライトに近い部分にはヒビが入っているため、塗装ま
 ではできないとのことだった。

 私がまだ10代だった頃、JR茅野駅の駐車場に停めてあった他人の車に傷をつけたことがあった。そのとき私は、
 連絡先を記した置き手紙をしておいたのだが、今のせちがない世の中では、そんなことは考えられないのだろう。
 はたして、この傷をつけた本人は、少しくらい罪の意識に苛まれているのだろうか?
 
2.25
 トラビスジャパンの日帰りツアーで、
白川郷に行ってきました。
 片道3時間半、見学時間4時間の平日のツアーに参加したのは25
 名。何人かの仲間連れが多い中で、一人で行動しているのはたぶ
 ん私ひとりだったと思います。
 
白川郷に到着するまでの道のりは晴れていたのに、そこは雪がち
 らついており、それが幻想的な雰囲気を醸し出していました。
 展望台からの眺め以外は、イメージしていたよりも
合掌造りでない
 民家が混ざっており、観光案内と現実とのギャップを思い知らされ
 たのです。
 
2.24
 
一見したところ日本人は、好ましい外観をしているとはとてもいえない。狭い額、突き
 出た頬骨、ぺしゃんこの鼻、おかしな位置についてい両の目は、いやな印象を与えか
 ねない。ところがそれも、栗色に輝く瞳から伝わってくる知性、顔の表情全体からにじ
 み出てくる善良さと陽気さに接して思わず抱いてしまう共感によって、たちまちのうち
 に吹き飛ばされてしまうのである。
 
日本人は礼儀正しい国民である。子供のときからこのいちばん大事な徳行を教え込
 まれ、それに少しでも外れたりすると非常に厳しい目でにらまれる。口の利き方だけ
 ではなく、顔の表情や行為にまで、住民中最下層の人々の間ですらきちんとした礼
 儀が要求される。


       「江戸幕末滞在記~若き海軍士官の見た日本~」  エドゥアルド・スエンソン  からの抜粋です。
 
2.23
 「ザ・タイガース 1967~1968 -
レッド・ディスク」と
 「ザ・タイガース 1968~1971 -
ブルー・ディスク」。
 ライブのものを中心に収録してあるので音質が悪くて、
 オーディオセットで聴くのには難がある。

 しかし、黄色い嬌声が含まれているので、当時の熱狂
 したステージの様子はうかがい知ることができる。
 ザ・タイガースのコンサートは、12月3日が武道館、そ
 して、12月27日が東京ドームで開催される。
2.22
 30歳のときに、公務員(事業団職員)を辞めて千葉の松戸で会社を興した。そのときに、
 
社会保険労務士の資格を取得としようとした。ところが、高卒でしかない私には受験資
 格がなかったため、
行政書士の試験を受けてそれには合格した。
 次に
社会保険労務士の通信教育と、東京の学校へのスクーリングを併用して、受験勉
 強をはじめた。しかし、元来勉強嫌いなことと、記憶力が劣っていることが相まって、途
 中で挫折してしまうことになる。そしてもう一つの背景としては、労働基準監督官は、労
 働法の試験は免除されるので、比較的楽に合格できることがあった。つまり、労働基準
 監督署に勤めていれば、ほとんど
社会保険労務士の資格がもらえてしまうのだ。
 49歳で独立するときに、
中小企業診断士の資格を取得しようと思った。そのことを「恩
 師」に相談したところ、「そんな時間があったなら、現場に入って改善の経験を積め」と言
 われた。
中小企業診断士の資格があっても、現場の実践には役に立たないとおっしゃら
 れたのだ。
 現在、士(さむらい)業の資格を取得しているだけでは飯は食えない。
税理士司法書士弁護士でさえ例外で
 はないわけだ。無学歴、無資格、無教養の自分の現状をひけらかすわけではないけれど、一方では、たいへん狭
 い門をこじ開けて資格を取得した人たち、これからしようとしている人たちを、尊敬しています。
 
2.21
            
  日銀総裁や公正取引委員長などの人事は政府の提案に国会がウンと言ってはじめ
 て正式に決まる。ところが、新聞やテレビが政府案をスクープすることがある。そうな
 ったら
国会はもう提案を受け付けない、というのが国会のルールである。事前報道に
 よって
国会の審議が形だけになる。そんな理由で仕組みは作られた。
 風が吹けば桶屋はなぜもうかるか。広辞苑に載っている。しかし、人事が報道される
 と審議はなぜ形骸化されるのか。理屈は今に至るもとんとわからない。当方買いか
 ぶられたのかもしれないが、人事を決めるのはメディアでではない。どう報じられよう
 とも、ふさわしい人物かどうかを十分に論議するのが
国会の役割だろう。

            「春秋」   「日本経済新聞」  2月21日号からの抜粋です。


2.20b
 「
昨日、悲別で」がテレビで放送されたのは1984年のこと。この番組は、石田えりが演
 じる「おっぱい(愛称)」に会えるのを、毎回楽しみにしていた。1990年に、「
今日、悲別
 で
」が舞台化されたのは全然知らなくて、今回の「明日、悲別で」に出会うことになる。

 
20年前に閉山した炭坑の町、悲別。散り散りになった若者たちは、2011年大晦日、こ
 こに集まろうと約束する。福島の原発労働者となって原発事故に遭遇した者、 懸命にふ
 るさとにしがみつき空しい町おこしに励む者、 そしてこの町の町会議員になり、行き場の
 ない原発廃棄物を引き受けて、悲別炭鉱の地下一千メートルに閉じ込めようと策す者。
  三百メートルの地下に希望があり、千メートルの地下に今絶望を埋めようとしている悲
 別。約束を守ったたった二人の若者が、空しくしか思えない希望を求めて、かつてのなつ
 かしい第一坑道へ二人っきりで入って行った……。


 この東京公演も、チケットが発売されてからずっと後になって知ったのだが、新国立劇場の、前から5列目の席が手
 に入るなんて、ほとんど私は神ががり的だ。こんなにもすごい演劇をいつも見ることができるなんて、本当に東京と
 いうところはすごい。 
 
2.20
 ある会社で、それまで役に立っていなかった「ISO9001の品質マネジメントシステ
 ム」を、経営改善のツールにできる「経営マネジメントシステム」に変えるべく活動を
 している。私が心配していたのは、今までお付き合いをしてきた審査機関が、どのよ
 うなスタンスでいるのかだったため、昨日、審査機関と打ち合わせをもたせていただ
 いた。
 その大手審査機関の審査室長がおっしゃる内容は、6年前に私が出版した「
くたば
 れ!ISO。
」の中身とほとんど同じなのだ。つまり、私のスタンスとぴったんこだという
 ことだ。読者の方からのメールの中に、「
ISOは森田さんがおっしゃれたとおりになっ
 てきましたね」というものがあったが、審査機関がこんなにも柔軟になってきたのには、
              正直言って驚いている。

2.19
 もう30年近く前になるが、
ソ連のハバロフスクを訪問したときに、「中距離弾道ミサイルSS
 20は、
日本に標準を合わせているのではなく、日本の中にある米軍基地を狙っているの
 だ」 という発言が
ソ連側からあり、会議が紛糾した場面があった。
 
北朝鮮労働党の宣伝扇動担当書記は、「原発1ヶ所を攻撃すれば広島の原爆の320倍
 の爆発が起こり、
日本を地球から消し去ることができる」と講演で発言したという。
 原発の脅威は、活断層や津波だけに起因するものではなかったのだ。
 普段見慣れている、太平洋を中心とした世界地図ではなく、北極から見下ろすかたちで地
 球を俯瞰すると、
北朝鮮アメリカとの距離もそんなに遠くはない。
 
2.18
 今日までお休みをいただいたけれど、朝起きたところ雪が10センチほど積もっていた
 ので、1時間くらいかけて家のまわりの雪掻きをした。
 今回たいへんだったのは、琉クンに「
絶食」を強いることだった。飲むものや食べるも
 のをはしから下痢をしてしまうので、水分を含めてできるだけ与えないようにしなけれ
 ばならないのだ。
 普段から食べる量が多い琉クンは、「
空腹」を我慢できずに、みかんとかリンゴジュー
 スとかいった具体的な名前をあげながら、泣いて要求した。夜寝ているときにも、「欲
 しい…」と寝言を言ったらしい。
 だから、家族も、自分の中にある「
優しさ」との戦いだった。
 
2.17
 胃の手術をする前には
72kgもあった体重。すっかりメタボ腹になっていた。医者に、手術後には
 
10kg減るけれどびっくりするなと言われたとおり62kgくらいになり、やがて5kgほど挽回した。
 しかしそれ以上は決して増えることがなかった。
 先週の日曜日の夜に測ったところ
66.6kgあったのが、この何日かの間に61.9kgにまで落ち
 ていた。
4.7kgも減ったことになるが、さすがにこれだけ一度に減ると、目はくらむしふらふらする
 し、少し動いただけで息切れがする。
 おかゆとうどんを、少しずつ増やしながら食べていて、やっと下痢も治まってきたところ。早くこんな
 暗いブログに終止符を打ちたいのに、体力が
快復する速度はにぶい。
 
2.16  
 通院のときに着て行った衣服で寝ていたものだから、くつろげないのが自覚できてパジャマ
 に着替えた。伸び放題になっていた
ヒゲが気持ち悪くて剃った。200通も届いていたメール
 に久しぶりに目を通した。これが昨夜の行動だったから、朝起きれば
快方に向かっていると
 思っていたのに……。
 今日も下痢が止まらず、そのためか倦怠感に苛まれて、何をする気力もわかない。朝食に
 少し硬いものを食べたためか、また吐き気が甦ってしまった。
 来週は5日とも仕事が入っていたので、明日の夕方には移動する予定だったけれど、それ
 も取りやめにした。気ばかり焦るけれど、覚悟を決めてもう一日静養です。
2.15  
 朝、重湯をおかゆに変えた。弱っている胃腸を徐々に慣らしていかなければならない
 から、今がいちばん大事な時期です。
 みんな仕事に行かなければならないから、私が琉くんの
添い寝をした。今週は、仕事
 を3件キャンセルしてしまいました。申し訳ありませんでした。来週の準備もしなけれ
 ばならないけれど、まだ手がつきません。
 おじいさん→琉クン→私と、体力のないものから
感染したような気がします。これ以上
 拡大しないことを願いながら、家族全員で協力し合っています。
 また雪が降って、10センチ以上積もりました。本当によく雪が降る年です。
2.14  
 朝、かかりつけ医に行って
点滴をしてもらう。血液検査の結果は、「ノロ」なのかははっ
 きりしないが、ウイルス性の症状だという。人間の身体が、異物を追い出すために頑
 張っているんだと、看護婦さんが慰めてくれたが、かなり重い症状のようだ。
点滴
 も吐き気が治まらなかったので、座薬を処方してくれた。
 家に帰って横になっていると、午後になって吐き気がいくらか軽くなり、少しだけだが眠
 ることができた。夕方もう一度
点滴をしてもらいに行き、夜、35時間ぶりくらいに、わず
 かな重湯を胃の中に入れた、それでも吐き気が起こることもなく、その夜は5時間くら
 い眠ることができた。
2.13  
 琉くんが嘔吐を始めたのが夜中の12時過ぎのこと。ちょうど、ノロウイルスの
 潜伏期間の2日間を過ぎた頃だ。生後6ヶ月の乳幼児に感染するのがいちば
 ん怖かったので、琉くんを離れの部屋に移して長男が添い寝をした、
 朝、雪かきを終えて、琉くんを病院に連れて行って薬を処方してもらった。そし
 帰って来た10時ころに、私の体に異常が感じられたのだ。その異常というの
 は
倦怠感で、とりあえずベッドに横になったのだが、本や新聞を読むことやテ
 レビを見る気にもなれずに、ただ壁に掛かった時計の針の進行をながめてい
 るだけだった。そして16時ころから
下痢が、18時頃から嘔吐が始まった。
 
下痢は、出るものが何もなくなったとろろでいったん治まったのだが、嘔吐
 方はそれから朝まで、ほとんど30分おきくらいの間隔で続くことになる。その都度強烈な
吐き気に襲われて、トイレ
 の便器に顔を突っ込んでゲーゲーやるのだが、出るものが何もないからただ苦しいだけである。当然眠れるはずが
 なく、まんじりともしないまま朝を迎える。

2.12
 
確定申告の書類を、会計事務所に届けた。書類とは、出納帳と、科目別の別の帳簿
 と、その証拠となる領収書類。そして、収入の内訳となる支払い調書や、年金や農業
 所得や傷害保険の明細などだ。
 これらの数字は月次で集計しているから、確定申告の書類も自分で作成できるのだ
 けれど、
税理士の先生の印鑑が欲しくて依頼してから、ずっと今まで続いている。
 
税理士の先生が何かをアドバイスしてくれるわけではなくて、いつも課税の額に不満
 をもっているから、自分で作成した方が納得できるのかもしれない。
 誰かが言っていたね。自分でかける時間をプロに依頼して、その
時間を部のことをす
 るために使えば有効じゃないかって。だから、だらだら
時間を費やしていてはいけない
 のです。
 
2.11
 昨夜11時を過ぎた頃になって、おじいさんを昭和病院の緊急窓口に連れて行った。朝
 から食べるものを口にできずに、下痢と嘔吐が止まらなかったからだ。
 脱水症状が見られのだが、翌日の今日も祝日だったので、早めに対応しておこうという
 家族の意志だった。しかし、
おじいさんはそれを拒否して行くのを嫌がった。最終的に長
 男が筆談で説得して、夜中の人気のない病院に連れて行った。
 もうずいぶん前のことだが、
おじいさんが肺炎で入院したときに、「この人は看護婦さん
 の手に負えない」と、
おばあさんが病室にずっと泊まり込んだことがあった。因業で、な
 かなか他人の意見を取り入れようとしないから、これからが思いやられる。
 点滴を打って、血液検査で異常がないことを確認し、今日はものが食べられるようにな
 りました。
 

2.10
 昨日今日と、2日間連続で朝5時半に起きて机に向
 かった。まだ真っ暗で寒いのに、休日だとこうやって
 前向きな行動ができるから不思議だ。
 
仕事を家に持ち帰るというよりも、そうしないと質の高
 い「指導」を提供できないから、この
仕事は精神が休
 まる隙がない。
 でも、今日は、15時から生中継された、
新日本プロレ
 ス
の広島大会や、ノルディックスキー・ジャンプの女子
 W杯蔵王大会で2連勝した
高梨沙羅や、表彰台を独
 占した
フィギュアスケートの四大陸選手権や、オリンピック出場を決めた女子アイスホッケ
 ー
を見ることができたから、スポーツ観戦という側面だけを捉えれば、たいへん充実した一日だった。 

2.9b
 NHK・BSプレミアム「
吉田拓郎の千夜一夜 “沢田研二~41年ぶりの対談~”」が、
 今夜放送された。
 
吉田拓郎沢田研二。ふたりの音楽のカテゴリーは異なるのかもしれないが、私に
 とっては、ふたりとも「輝く星」だ。
 
吉田拓郎は、ホストという立場もあってか、妙に大人しかった。放送局がNHKだとい
 う背景もあるかもしれない。そんなわけで、雰囲気的に噛み合わない部分もあったけ
 れど、楽しい1時間だったよ。
 
2.9a
 録画しておいた、「
北の国から」全24話を見終えた。
 なによりも
、純のふたりの素朴な「演技」が素晴らしい。そし
 て30年前のドラマだから、出演者がみんな若い。
 もう亡くなってしまった
地井武男は、脂がのりきった壮年だし、
 滝秀治
は凜々しくて存在感がある。
 
竹下景子は愁いを帯びた不安そうな表情が綺麗だし、原田美枝
 子
は目の輝きが本当に宇宙人のようだ。
 この感動が薄れないうちに、その後に製作された8編に及ぶスペ
 シャルドラマが見たい。
 
2.8
 今週から伺い始めた会社。敷地に入ったところから、すれ違う社員の方が大きな声で「おはよう
 ございます」と
挨拶をしてくる。事務所で受け付けをしてソファーに座っていると、その横を通る人
 たちが「いらっしゃいませ」と声をかけてくる。
 その後の業務実態の聞き取りからも、いろいろなことがきちんと運営されていたから、
挨拶ひと
 つを取っただけでも、その会社の「実力」がわかるということだ。
 そして
挨拶さえまともにできない会社との違いは、トップ姿勢の差だと、つくづく思い知らされ
 たわけです。 
2.7
 
二宮金次郎は、薪を背負っての道中に本を読んで勉強したということで、以前は多くの小
 学校に銅像が建てられていた。
 現代では、本を
スマートフォンに持ち替えれば、みんなが二宮金次郎だというマンガがあっ
 たが、必ずしも勉強をしているとは限らない。
 首都圏の駅構内では、人があふれて混雑しているのに、
スマートフォンを見ながら歩いて
 いるものだから、危なっかしくてしょうがない。
 
2.6
 背中が丸まっているのを気にして、いつも姿勢を正そうとしているから、余計に肩が凝
 ってしまう。
 先日、NHKテレビで、
猫背を矯正するためのストレッチ体操が紹介されていた。それ
 は、背中で手のひらが上を向くように組んで、息を吸いながら肩を開いて胸を張り、そ
 の後ゆっくりと息を吐きながら、頭を後ろに反らす、というもの。
 この動作を繰り返すことにより、骨が徐々に動くと説明されたから、ホームで電車を待
 つ間などに、この
ストレッチを実行している。
 これに加えて、腹筋を鍛えれば、もっと効果的のようだ。
 
2.5  
 今年になってから始まったテレビドラマで、唯一見続け
 ているのが
仲間由紀恵主演の「サキ」。一昨年に放映
 された「美しい隣人」の続編だ。
 何が目的なのかは現時点ではわからないが、彼女が
 接触した男性が、次々と自殺に追い込まれている。
 このドラマの中で光っているのが
内田有紀で。雑誌の
 編集長を演じているのだが、最初はそれが誰なのかわ
 からなかった。それほど彼女の存在感が際立っている。
2.4
 高校生って、生徒がラング付けされる。おおまかに言うなら、運動が得意でカッコよく異性にモテる
 「目立つひと」たちと、その逆の人たち。自分の位置付けは「クラスに入った瞬間にわかる」から、同
 類で徒党を組む。そういう傾向は昔もあったよ、と年長者は思うだろう。いま、このランクが非常な力
 を持ち、若者の行動や成長を縛りつつあると研究者は説く。
 「下」の人たちには、騒ぐ楽しむといった権利がない。だから廊下で笑ってはいけない。授業中、先
 生に話しかけていいのは「上」の生徒だけ、という具合。皆が自分のランクにふさわしく振る舞うか
 ら学級は回るのだという。
 ランクは新種のいじめも生む。昔いじめといえば暴力や持ち物の破損だった。今の絶対的な力関係
 の中では、ちょっとした言葉や態度で相手を傷つけることができる。しかし部外者には見えにくい。
 「上」の生徒も役割を果たし、仲間外れを避けるための努力で疲れるそうだ。会社社会を見るようで、
 何か切なくなる。

                         日本経済新聞 2.4  「春秋」 から抜粋しました。
 
2.3
 昨日今日と、暖かい陽気が続いている。
 今日は、朝からお嫁さんとまた
芋干しを作った。去年やってからその美味しさが病みつきなり、た
 ぶんこれで4回目になると思う。これも、日差しが強いからこそできる作業だ。
 
節分は、鬼を追い出す行事だけれど、今の我が家には、鬼が住み着いている気配は感じられな
 い。 なんて粋がっていること自体が、鬼のつけ込む隙なのかもしれない。
 雪がとけた後の田んぼの土手には、もうオオイヌノフグリの花がひとつふたつ咲き始めています。

2.2b
 2月10日に行われるプロレスの視聴チケットを申し込もうとしたところ、いつもは「PP
 S
」なのに、今回は「PPV」になっていることに気が付いた。カスタマーセンターに問
 い合わせた結果は、
スカパーが、ハイビジョン放送に移行しているためにとられてい
 る処置だということだった。そして、現在設置されているチューナーでは、ハイビジョン
 放送を見ることができないことがわかった。
 専用のチューナーは無料のものもあったけれど、番組表が見られたり、録画機能がつ
 いた有料のものを申し込んだところ、今日設置に来てくれた。
パラボラアンテナも交換
 しなければならなかったけれど、それも工事費も無料で対応してくれたのだ。
 BS放送が充実してきているから、
スカパーも危機感を持っているのではないか。 
2.2a
 週刊誌に、若手ダンサー宅への“お泊り”が報じられた
AKB48峯岸みな
 み
が、自ら丸刈りになって謝罪し、選抜メンバーから研究生に降格された。
 
AKB48では、恋愛禁止がルールになっている
 からだ。
 ネット上では、丸刈りにまですることではない
 と、「体罰」問題と絡めた批判が飛び交ってい
 るが、私は、現在の、何をやってもいいという
 誤った捉え方の「自由」が氾濫している中で、
 このような、制限や規制の中に身を置かなけ
 ればならないという組織や団体があってもいい
 と思っている。
 それよりも問題にされるべきは、プライベートの場にまで土足で入り込んで、「その瞬
 間」を狙っている、ハイエナみたいな週刊誌たちだ。
 AKB48のなかでも、「会いに行けるアイドル」に最も遠い雰囲気を持った板野友美
 が、時期は未定だけれど、グループを卒業することを明らかにした。選抜総選挙では、なかなか上位に選ばれるこ
 とがなく、本人も悩んでいたのではないか。
 何年か前に、女子ゴルフの不動裕理が、短いパットを外して優勝を逃したことがあった。そのとき、これで不動の時
 代は終わっていくのかなと思ったのだか、その通りになってしまった。今回のいくつかの出来事を境にして、AKB4
 8
の凋落が始まるのではないかと、なんとなくではあるが思っている。

2.1  
 娘たちが誕生日の
プレゼントとしてくれたのは、去年の11月6日にNHKホールで行われ
 た、
吉田拓郎のコンサートを収録した Biu-ray のDVD。私が、横浜パシフィコまで行っ
 たものと同じ内容のやつだ。
 週末にゆっくり見ようと思っているけれど、大音量にして聴きたいので、なかなかそのよう
 な条件が作り出せないかもしれない。
 このDVDが、
Amazonで買うと、定価6,825円のものが、5,007円で購入できる。昨日
 発売されたばかりのものが、なんと
27%オフだ。そして送料は無料だから、街のレコード
 屋さんでは、とても太刀打ちできなくなってしまった。