足あと 爪あと 夢のあと 2012年 9月 |
9.30 | 金曜日に行ったぶどう園は、天竜川の東側の高台にあるため、中央アルプスを展 望することができます。 ちょうどそのときに、たいへん魅力的な形をした雲が出現していたので、それを撮影 したものです。もう秋だから、入道雲とはちょっと違うかもしれません。 手前にあるのはりんご畑です。台風がやってこなければいいのですが……。 |
9.29 | 左の写真は、松川町にある嶺岳寺の彼岸 花、右の写真は、中川村の赤そば畑です。 長女夫婦と見に行って、撮影したものです。 つくづく感じるのは、このように長野は自然 が豊かだということ。そのうちに、時間を作 って、GALLERYにアップするつもりです。 |
9.28b | 「旅」から家に帰って来たところ、スピーカーに大きな穴が空いていた。琉くんが、足 でぶち抜いたのだという。 このスピーカーは、私が25~26歳のころ、市内のオーディオ店で南こうせつの「夢 一夜」を視聴してユニットの購入を決め、エンクロージャーは、20mm厚のベニヤ板 を購入して、切断して、手作りをしたもの。 もう長い時間鳴らしたことはないし、琉くんの仕事なので仕方がないことだからショ ックはないけれど、こうやって古い価値観は、壊されていく運命にあるのです。 |
9.28a | お嫁さんの実家に誘われて、お母さんやおばあさんと一緒にぶどう狩りに行った。 箕輪町にある「雅秋園」には、老人施設のディサービスのマイクロバスが何台もや ってきていて、今が最盛期だった。 ナイヤガラや、デラウェアや、マスカットがたわわに実り、500円の入場料で食べ 放題なのに、ラーメンを食べて腹一杯になっていたのでは、どうしようもないね。 |
9.27 | 沼津で知人と会食をした。生ビールで乾杯したあと、よせばいいのに冷酒に手を出して、2合 近くの量を飲んでしまった。 普通ならこれてヨイヨイになるはずなのに、酒が回ったという感じにはならなかった。そのとき の体調にもよるけれど、胃を切除したあとは、このようにアルコールを吸収しない傾向にある ようだ。そしてこれは体にはあまり良くないことなのだろう。 そのあとに繰り出した、ママさんひとりで営業しているスナックでは、年配の女性客がひとり、 あるいはふたりで飲みに来ているという、珍しい光景に出会った。 カラオケで交互に歌を歌いながら交流をしたのだが、以前のようにはのれない自分がわかる。 つまり頭がどこかで冴えていて、馬鹿になりきれないのだ。 昨夜書く気にならなかったブログは、朝3時半に目覚めてしまった今、こうやって書いている。 |
9.26 | 最近、相次いで電話やメールをいただいたのは、ISO9001の認証を取得するつもりはな いが、会社の運営の基盤を作るために、ISO9001のマネジメントシステムをツールとして 活用したいというもの。 この経済情勢の中で、企業は、ISOを相手にしている余裕はないと認識しているのではな いかと私は思っていた節があるが、そうではなくて、もっと前向きに捉えているという事実 に、正直言って驚かされている。 そして、一定の問題提起をしたことへの、社会的な責任みたいなものを改めて感じている。 |
9.25 | 「プロとは、命がけの道楽である」 「報道ステーション」で、マリナーズにいたときは殿様だったイチローが、レフトを守った り下位打線にまわされたりしてまで、より厳しい環境の中で踏ん張ろうとしている姿を 表して、「私の好きな言葉だけれど」と前置きをしながら、キャスターの古舘伊知郎さ んが言ってくれた言葉です。 プロの端くれの私は、命をかけているかどうかは別として、命をすり減らしていることは 確かだと、つくづく感じているこの一週間です。 |
9.24 | 小・中学校のときの同級生が電話をくれて、「長野日報」に私の記事が載っていること を知らせてくれた。家では「長野日報」を購読していないから、教えてくれなければ知ら ずにいたかもしれない。 「長野日報」には、手作りの書籍が完成したときにそれを送って、記事として取り上げ ていただけないかということをお願いしておいたもの。 本当は書籍の紹介ではなく、今の疲弊している出版業界の実情と、自費出版のあり 方に一石を投じたかったのだけれど、インタビューがあったわけではないし、「長野日 報」も自費出版を扱っているから、それは無理なことだとあきらめている。 |
9.23 | 今日は朝から雨が降っていた。今夜の気温は15℃程度で、昨日までは居間を網戸にしていたのに、今 は長袖を着なければいられないほどだ。 しかしながら、天気予報によると、明日の最高気温は28℃にもなるという。これだけ寒暖の差が激しい と、体が追従できないのは無理からぬこと。 お嫁さんの原因不明の頭痛も、私の体が微熱気味でだるいのも、こんな気候の変化が影響しているのかもしれな い。「敏感」な人は辛いねと、お互いに慰め合いながら、睡眠をきちんと取ることを心掛けているのです。 |
9.22 | 北海道から、「真珠もろこし」が10本届いた。 先週、雑誌で紹介されていたものを注文してお いたところ、朝採りのものがクール宅急便で送 られてきたもの。 この深みのある甘さは、普通のトウモロコシで は味わえない美味しさだ。 送料込みで10本3,000円が安いか高いかは、 その人の価値観に基づく判断なのだろう。Doleがプロデュースしたものです。 |
9.21b | 名古屋を出発するころ、お嫁さんからメールが入り、頭痛薬を買ってきて欲しいとの 依頼があった。20時前には駒ヶ根に着くだろうからと、名古屋では薬屋を見つけず に高速道路に乗った。 駒ヶ根に着いて、インターからいちばん近いサンロードに入ったところ、買いたい薬は 第一種医薬品だから、薬剤師のいない店では売ることができないのだという。仕方 がないので、駒ヶ根の駅前で薬屋を探したけれど、シャッター街は当然のようにみん なすでに閉店してしまっている。 わずかな期待を抱いてアメリカンドラッグに行ってみたが、ここもサンロードと同様そ の薬は置いてなかった。しかし親切な店員さんが、その薬はファミリードラッグにはあ るけれど、営業時間は20時までだと教えてくれた。そして、時計を見たら、20時7分 前だった。 申し訳なかったけれど、前をのろのろ走る車をあおりながら、ファミリードラッグに着いたのは、20時を1分過ぎて いて、当然のことだけれどドアが施錠されていた。まだ店内は明るくて店員がいたから売ってくれないかと頼んだ が、取り合ってもらえなかった。 第一種薬品は、「患者」でない私が行っても売ってもらえるのだろう。そうすると、薬剤師の存在にどんな意味があ るのだろうか。そして法律は、何を縛ろうとしているのだろうか。今は第一種薬品を扱っているファミリードラッグも、 10月1日からは取り扱わなくなる旨の表示が、入り口のドアのところにされていた。 |
9.21a | 名古屋から中央道に乗ったところ、車がこれから行く方向がなんだか暗いような気がする。 最近視力の衰えを感じているから、それが急速に進行しているのかなとも思ったが、前照 灯をハイビームにすると、まぶしいくらいの明るさになる。 そこで、サービスエリアに入って確認したところ、ロービームのときにライトが点灯しないこ とがわかった。ライトが切れたときなんかは、スピードメーターのところのアラームが点灯し てわかるようになっているのに、今回は何も知らせてはくれない。 幸い、この車を購入したときに、長男がフォグランプを明るいものに交換してくれていたから、何とか家に帰り着くこ とができたが、そうでなければ立ち往生していたところだ。 明日、ディーラーに行って確認してもらうつもりだが、コンピュータによる制御のウエイトが高くなっているから、この ような、思いもかけないトラブルに出会うことになる。 |
9.20 | 八王子発18:37のあずさに乗るためには、横浜線の町田駅に17:54までに着かなければなら ない。小田急の新百合ヶ丘駅発17:40の急行になんとか乗ることができたけれど、町田駅まで は8分くらいかかり、JRの町田駅はそこから少し歩く距離にある。 ほぼあきらめていたけれど、小田急の町田駅から人混みをかき分けてJRの町田駅まで駆けてい ったところ、横浜線の八王子行きになんとか飛び乗ることができた。 八王子駅では座席指定を買おうとしたが、窓際の席が空いていなかったので、グリーン車の指定 席を買った。そしてまだ少し時間があったので、残額210円になっていたSuicaのチャージをし、改札口に入ろうと したところが、あずさのチケットがない。 短時間に思考回路を機能させた結果、Suicaをチャージしたときに置き忘れたらしいとの結 論を得た。仕方がないので普通席の通路側の指定席券を買い、念のためにみどりの窓口に 落とし物のチケットは届いていないかと聞いてみたが、ないということだった。 そしてホームにあずさが到着し、ドアが開いたので乗ろうとしたところ、先ほどのみどりの窓 口の女性の職員が、息を切らせてやってきた。グリーン車のチケットが届いたという。どこに いるかわからない私を探して、ホームのいちばん端まで来てくれたのだ。さらに、茅野駅に 電話をしておくから、払い戻してもらうようにと言ってくれた。 気持ちが焦っていた私がいけないのだけれど、チケットを拾って届けてくれた人、発車の時 間が迫っているのにもかかわらず、わざわざホームにまで持って来てくれた人、名前も知ら ない人たちに感謝、感謝です。 そんなわけで、感動的な今日の夕方の出来事でした。 |
9.19 | ある会社の、賃金体系を見直すテーマを抱えているので、ネットで探 して2冊の本を買った。 右の本は、「気分の給与体系」から社員のやる気を引き出す給与体 系に変えようという内容だが、それらはすでに認識していることだ。 左の本は、社員が3~4人の小規模企業を対象にしたもので、「ラン チェスターの法則」などという言葉が頻繁に出てくるだけで、参考にで きる内容のものではない。 最終的には自分で方向付けをするしかないのだけれど、もう少し「知 識」を仕入れたいので、今夜は新宿南口の「紀伊國屋書店」に寄って みます。 |
9.18 | 郡山から大宮まで移動する新幹線の中で今日の活動記録を作って、ホテルに着いて からそれを仕上げてメールで送り終えて、さあこれで横になってしまったのではもった いないから、21時から始まるレイトショーでも観ようと思って歩き出した道すがら、パ チンコ屋さんの店頭ではためく、AKB48の旗が目に入ってしまった。 極めて意志の弱い私は、ふらっとホールに入って行って、AKB48の台に座って打ち 始めた。そして、アタリがきたのは、それからしばらくしてからのこと。 そのあとは怒濤の連チャンが始まった。それも中アタリではなくてMISUC RUSHが 続いたのだ。最終的に出玉は2万5千発になって、これはてっきり10万円コースだと 喜んだのだが、そのお店は2.2円のお店だったから、それはぬか喜びに終わったが、 AKB48の歌声を聞きながら、溢れるパチンコ玉を眺めているのは、最高の快感だ。 |
9.17b | ホームセンターに並んでいる白菜の苗が魅力的だったので、今年はそれを植えてみた くなり、親戚のおばさんにノウハウを教えてもらいに行った。おじいさんに聞くのがいちば ん早いのだけれど、残念ながらそのような関係は出来上がっていない。 自らの畑でいろいろな野菜を作っているおばさんは、畝(うね)の立て方や肥料のやり方 などを教えてくれたけれど、これは不可能だと思ったのは、しばらくの間、水を毎日やら なければならないこと。 家にほとんどいることのない今の私では、野菜作りをすることは無理なことだ。土いじり が嫌いで、農業にはまったく興味がなかったのに、これはどんな心境の変化なのだろう。 |
9.17a | この三連休は快晴が続いたから、稲の刈り取りがあちこちで行われている。 今は、刈り取りを地区の営農組合に作業を依頼している農家が多くなっているが、 私の家は耕作まで個人の農家にお願いしているから、その農家が所有しているコ ンバインで、黄金色に色づいた稲の収穫が行われた。 その家では、乾燥機まで独自で保有しているから、新米が届くのももうすぐだろう。 |
9.16 | 生まれてから2ヶ月近く経っているけれど、涼しくなってからにしようと 今月にしたのに、真夏にも負けないくらいの暑さの中、舜くんのお宮参 りを行いました。 この地方では、悪魔除けの印として、額に墨を塗る風習があります。 お墓に寄って、おばあさんに報告をしたあと、おばあさんの生家とお隣 に寄って、それぞれ墨を付けてもらいました。 舜くんは丸々と太って、現在の体重は4.8kg、先日行った健診では、 同じ時期に生まれた赤ちゃんの中で、いちばん重かったみたいです。 |
9.15 | 昨日は、「吉田拓郎オフィシャルHP先行」の、チケットの抽選結果の発表 日だった。家族の助けや友人の支援もあって、みんなで申し込みをしたけ れど、その結果は、「厳正な抽選を行いました結果、残念ながらチケットを ご用意することができませんでした」というもの。 今日は、10時から、セブンイレブンの電話先着先行の申し込みがあった ので、やっぱりみんなで電話をかけ続けたけれど、2時間半後にやっと繋 がった電話からは、「本日の予定枚数を終了しました」というメッセージが 流れてきた。わずかな期待を寄せていたチケットの入手が、これで経たれ てしまったことになります。 |
9.14 | 今週は、携帯用の電動歯ブラシを持って出て来た。 虫歯の治療はいったん終わったけれど、次の虫歯に 対する予防をするためだ。私は、子供の頃から、虫歯 になりやすい体質だ。 今週から、半袖のワイシャツの上に、薄手のジャケッ トを羽織って出掛けてきている。着ていると暑くてかな わないけれど、電車の中の冷房が冷たくて、それから体を守るためだ。 |
9.13 | 「あなたへ」を観て印象に残ったことふたつ。 ひとつは、兵庫県朝来市の「天空の城」武田城址が舞台になったこと。 日本の「マチュピチュ」と呼ばれているこの城跡に、一度行ってみたくな った。 もうひとつは、挿入歌として田中裕子が歌う「星めぐりの歌」が、宮沢賢 治の作詞・作曲によるものだということ。それなのに私は、今まで聞いた ことのない歌だった。 そんなわけで、ぜひ時間を作って、この映画を観ることをお勧めします。 |
9.12 | 「あなたへ」を観る時間がようやく取れた。 小田急沿線の「ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘」は年配の観客 で満席状態だった。 先日、劇場公開に先立って、テレビで特集をやっていたから、断片的にス トーリーはわかっていたけれど、高倉健と脇を固める存在感のある役者た たちが、それぞれ存在感を示していて、素晴らしい作品になっていた。 これはクリント・イーストウッドにも感じたことだけれど、53歳で亡くなった 妻の旦那というキャスティングにしては、高倉健は、少し歳を取り過ぎてし まっているのかな。 |
9.11 | 甲府から身延線の「ワイドビュー・ふじかわ」に乗ると、内船から富士宮 の間30分は、曲がりくねった線路を延々と走り続ける。 車窓から眺める富士山が、右から見えたり左から見えたりするので、移 り変わる風景を楽しんでいると、どこかの会社の正門に立てかけてある 看板の、「ポケットから手を出そう」という文字が目に入った。おそらく、出 社してくる社員に呼びかけているのだろう。 私が会社の管理者という立場にあったころも、職場でポケットに手を入れ ることや、腕組みをすることを制限していた。だから、当時の自分を思い 出してほほえましい気分になり、その会社を訪問してみたくなった。 |
9.10 | スベリヒユという「雑草」がある。見た目は「マツバボタン」に似ているけれど、葉っぱ がマツバボタンよりも丸いから、そして鮮やかな花が咲くことはないから見分けやすい。 この草は、生存能力が高くて、草を掻いても、根っこが少しでも土にふれていると枯れ ない。そして、時期がくると一斉に芽を出し、またたく間に成長して大きくなる。 元々暖かい地方に多く、冷涼な地域では少なかったが、地球温暖化のせいか、それ ともスベリヒユの方に適応能力があるのかの、どちらかなのだろう。 昔は利尿作用があることから、民間薬として重宝されていたこともあるというが、今は 畑の厄介者になってしまっている。 |
9.9 | 午後、外出先から、長女の運転する車で帰る途中、自宅の方向から大量の白煙が 立ち上っているのが目に入った。近くまで行くと、近所の人たちがホースをのばして いるではないか。 火事だ! その家は、常会は同じではないけれど、田んぼを1枚隔てた100m程の距離で、昨 日土手の草を焼いた近くだったので、一瞬「ヒヤッ」とした。 幸い、消防自動車が駆けつけた頃には下火になっていて、別棟の蔵とまわりの木々 を焼いた程度で鎮火したが、消防自動車は夕方まで帰らずに残っていたから、たぶ ん事情聴取をされていたのだろう。 まだ、これから草を焼く機会があるから、気をつけなければならない。 |
9.8 | ロンドン五輪後の中国で、こんな小話が流行っている。 「北朝鮮の選手は幸せ者だ。メダルを取ると金正恩に 会える。ダメなら、金正日に会える」 意味がわかるかな? 「サンデー毎日」 9月16日号からいただきました。 |
9.7 | 今週は5日間仕事をしました。そんなこと、会社勤めの人から見ればあたりまえのこ とだけれど、毎晩移動して、夜工場に入ったり、朝の始発で出掛けなければならな いこともあるから、結構ハードなのです。 しかし、何年か前は、移動の手段として車 を使っていたから、それに比べれば体への負担は軽いはずです。 そして、毎日違う会社にお伺いし、それぞれ結果を出さなければならないという張り 詰めた気持ちがあるから、かろうじて「若さ」を保っていられるのだと思います。 |
9.6 | 富士急行線の、5分後にやってくる急行に乗らないで、15分後の特急に乗る のは、新宿-町田間がノンストップで運行されていることと、座席指定だから、 確実に座ることができるから。 特急料金400円で、「安らぎ」を買っているのだけれど、町田に到着してしまっ てから感じることは、わざわざ特急で移動しなくてもよかったではないかという こと。みみっちい自分が嫌になるけれど、本当に感じていることなのです。 |
9.5 | さいたま新都心発5時33分の始発電車に乗るために、携帯電話のアラームを5時にセッ トした。 ところが、早く起きなければならないと思っていると、自然に目が覚めてしまう。 ただし、それが5時近くではないのだ。 最初に目が覚めたのは3時で、それ以降30分ごとくらいに目が覚めてしまう。これは生ま れ持った体質でどうしようもないから、質の高い睡眠を得ることができない。 家にいるときに、たとえば草刈りをしようと思っていると、同じ5時でももっとスッキリ起きら れるのに、仕事のある日は、それだけプレッシャーもあるということなのだろう。 |
9.4 | 2006年に読売新聞が行った調査では、40歳の時点で課長以上に昇格している 大卒社員はわずか26%しかいなかった。これはかなり衝撃的な数字である。調査 の対象となった大手企業ではおおむね40歳までに幹部候補の選抜を終える。その 時点で26%しか課長になっていないということは、裏返せば大卒でも70%以上が 事実上「生涯平社員」で終わる可能性が高いということになるのだ。年功序列の「ご 褒美後払いシステム」はもはや完全に崩壊している。 もう15年余り前から、新卒で就職した大卒者の3割ほどが入社3年以内に退職す る事実が続いている。「ご褒美後払いシステム」が崩壊し、長く同じ会社にいても意 味がないと考える若者が増えたからだ。 「若者vsオヤジの『新・階級闘争』」 城 繁幸 「SAPIO」 9月19日号から抜粋しました。 |
9.3 | 沼津の「東横イン」に着いて、フロントに名前を告げたところ、予約が入っていないという。 もしかしてと手帳を見たところ、やっぱり私のミスで、予約をしてなかった。先月の初めに 日程が変更になったのに、対応してなかったのだ。 自宅にいることよりもホテル住まいの方が多い私は、予約がこんがらないように、ホテル 側からいただいた返信メールを、スケジュール帳に貼り付けている。 今週の予定も、何回も事前に確認したはずなのに、もれていたのだ。いよいよ、ボケが 始まったのかな? |
9.2 | 昨日と今日で、今年4回目の草刈りが、ほぼ終了した。 秋の草はねばりっこくて刈りにくいことに加えて、この日照りで茎が硬 くなっているので、草刈り機の刃がたたなかった。 今日の日中は結構暑かったけれど、昨夜は久しぶりに掛け布団を使 って、今夜は網戸にしておいたら寒いくらいだった。 もう9月だからあたりまえだけれど、秋は確実にやってきている。 |
9.1 | 左のジャケットは、1970年に、「朝日ソノラマ」の雑誌の付録としてついていたもの を集めて発売された、3枚組のソノシートだ。 私はこれを持っている。 友人に、「最初に行ったコンサートは誰のものか?」と訊かれたが、おそらく諏訪の 北沢会館で行われたよしだたくろうのコンサートだ。私はそのときまだ20歳だった。 先週東京にいて、ふとした瞬間に思い浮かんだのが「まにあうかもしれない」の曲。 なんだか、今の自分にも当てはまるような気がしたのだ。 だけど問題は、10月に首都圏で行われる、吉田拓郎のコンサートのチケットが手に 入るかどうかということ。抽選だから、運を天に任せるしかないのだけれど……。 |