あと あと のあと 2012年10月

10.31
 いま、あなたが手にとってくださったこの本は、かなり変わった本かもしれません。というのも
 本書は、これまでほとんど語られることがなかった「米国からの圧力」を軸に、日本の戦後史
 を読み解いたものだからです。こういう視点から書かれた本は、いままでありませんでしたし、
 おそらくこれからもないでしょう。「米国の意向」について論じることは、日本の言論界ではタ
 ブーだからです。

                「戦後史の正体 1945-2012」 から抜粋しました。

 「面白い」という表現はちょっと違うかもしれませんが、この本の内容はかなりすごいです。
 
10.30
 演歌歌手の八代亜紀が、初の本格ジャズに挑戦した
 CD「夜のアルバム」を手に入れた。彼女がデビュー前
 に、ナイトクラブで歌い出した頃を思い出して作ったとい
 う。このCDには、スタンダード・ナンバーが12曲収めら
 れており、八代亜紀のハスキーな歌声とベースの低音
 がマッチしていて、聴いていて心地いい気持ちになる。
 10月10日には、私も何回も行ったことがある銀座のナ
 イトクラブ「白いバラ」でリリース記念イベントを開催し、
 この11月9日には、ブルーノート東京に初登場する。
 
10.29b
 まだ暗いステージに、ギターを抱えた拓郎が一人で出てきて、映画「チャタレー夫人」のテ
 ーマを口ずさんだあと、「ロンリー・ストリート・キャフェ」を歌い出した。そして、バックバンド
 のメンバーが位置についたあと、照明が真っ赤な色に染まり、演奏が始まったのはなんと
 「落陽」だった。そして「こうき心」へと続く。そんなわけで、初めから観客は総立ちだ。
 3年前、大阪のコンサートに向かう新幹線が、名古屋駅に近づいたあたりで突然大阪まで
 行きたくなくなり、結局そのコンサートは中止になった。そのとき拓郎は、軽いうつ病に罹っ
 ていたのだ。当時の拓郎と同じ年齢になった今の私には、そんな彼の気持ちがよくわかる
 のだ。同じようなことを感じる私の場合は、うつ病ではなくてたぶん更年期障害なのだろうと
 思う。
 アンコールに応えて歌ったのは、「リンゴ」と「外は白い雪の夜」の2曲。そして拓郎は、観
 客席に向かって何度も手を振りながら、パシフィコ横浜のステージから消えていった。
 家族を総動員しても取れなかったチケットは、これもお願いしておいて抽選に当たった友人が譲ってくれました。も
 う次のコンサートはないのではと思いながら見たので、終わりをむかえるのが辛かったです。
 
10.29a
 夕暮れ時の、横浜・みなとみらいです。まん丸なお月様が海面の上に浮かんで、と
 ても幻想的な風景でした。
 でも、私の携帯電話の解像度ではここまで。一眼レフのカメラを持ち歩くわけにはい
 かないし、写真を撮影するだけのためにスマートフォンにするのも納得できないし…、
 です。 
10.28
 個人差はあるが、新生児の生後100日頃に乳歯が生え始める。この時
 期に「一生涯、食べることに困らないように」との願いを込めて食事をす
 る真似をさせる儀式である。この儀式は、平安時代から行われてきたも
 のである。
                          Wikipediaより

 舜くんの「食い初め」をしました。まだ何も食べられないけれど、乳歯が
 生えてきたようです。
 目を見て話しかけると、もう声を出して応えてくれます。 
10.27  
 朝から、干しにする渋を採り始めた。今年は熟し
 ていっぱい落ちてしまったから少ないものと思ってい
 たのに、夕方までに全部採りきることができなかった。
 てっぺんにあるやつは手が届かないし、もう一本
 木があるのです。
 明日は雨が降るというから、朝のうちに採ってしまい
 たいけれど…。
      Before
10.26b  
  中吉  照らし出される希望の道筋

       前途洋々の、希望ある運勢。目標に向かって、努力を続けてい
       たことに、具体的な成果が現れ、大きな発展と、成長が得られ
       る。慢心せず精進を続けよ。

         上高地 明神池 「穂高神社」で引いたおみくじです。
         よく当たっている!

  仕事    努力と実力が認められる   ← 本当かなあ?
  金運    貯蓄の見直しを         ← 全然貯まらないのです…。
  愛情    行動は控えめが無難     ← もう枯れてしまいました。
  家庭    たまには親孝行を       ← 全然する気になれません。
  対人    相手をよく観察         ← 観察している最中です。
  勝負    結果にこだわるな       ← 競馬が全然当たらないけれど…。
  健康    障(さわ)りなく快調      ← まあね!
  趣味    ほどほどが楽しい       ← 上高地は歩きすぎました。
  買い物   ビジネスツールを新調    ← プリンターが壊れちゃったの。 「Windows 8」も欲しいな!

10.26
 早朝の上高地に行ってみた。
 どこかに紅葉を見に行きたくて、本当は白馬を狙っていたのだけれど、
 すでに紅葉の時期は終わっていたから、前日の夜に上高地に行こうと
 決めたもの。
 上高地には鮮やかな色をしたもみじはないけれど、この季節の空気は
 さわやかだ。大正池から河童橋を経て明神池までの、約10.5kmの
 ウォーキング決行。すれ違う人は都会の人が多いのだろうか、「こんに
 ちわ!」と声をかけても返してくれない人がかなりいた。
 「GALLERY」に上高地を追加しました。 ぜひ、ご覧になってください。

10.25  
 駒ヶ根東中学校のグランドに、熱気球がやってきた。といっても、どこか
 から飛んできたのではなくて、「熱気球ふわふわ体験」というイベント
 ようだ。
 自宅からは、どこかのお店のアドバルーンのように見えたのだが、近く
 まで行ってみるとかなり大きなもので、それに中学校の生徒が交替で
 乗り込んでいた。
 インターネットで調べたところ、あちこちで開催されているイベントらしく
 て、熱気球は高さ20mまで上昇するのだという。
10.24  
 スピーカーが壊れたから、その上に乗せてあったターンテー
 ブル
を自分の部屋に引っ越して、おそらく十数年ぶりに動か
 してみたところ、KENWOODに在籍しているうちに購入して 
 おいたダイレクトドライブのターンテーブルは、全く問題なく動
 作してくれた。
 早速、吉田拓郎の1974年のLPを聴いてみたが、アナログ
 音源特有のやわらかい音は、聴いていて疲れないものだ。
 若いころに購入したLPがいっぱいあるけれど、それに針を降
 ろすゆったりした時間は、まだ取れそうにもない。

10.23  
 沼津の居酒屋で会食をした。
 その日の状態にもよるけれど、胃を取ってしまってからはアルコールが吸収されにく
 くなってしまったようで、冷酒を美味しく飲むことができた。ただ気がかりだったのは、
 広い店内にお客の姿がまばらであったこと。タクシーの運転手も言っていたけれど、
 地方では不況感が一段と強くなってきている。
 「東横イン」に宿泊すると、相変わらずホームページ転送ソフトがサーバーに接続で
 きないから、今週のように、docomoのルーターを持ってこないと、ホームページの
 更新ができない。だから、今日のものは一日遅れの更新となってしまいます。
10.22
 昨日の運動会のあと、外に出してあった鉢植えの植物
 を室内に取り込んだ。まだ少し早いかもしれないが、霜
 が降りる前にやっておきたかったからだ。
 ちょうどお休みで家にいた次女に手伝ってもらったのだ
 が、そこで発見したのは、その仕事ぶりの手際の良さ
 だ。
 今頃になって気が付くことではないが、あの、散らかし
 放題の部屋の状態を見ていたから、「腰が重い」という
 先入観に縛られていたわけだが、見直しちゃいました。
 
10.21  
 地区の運動会は、雲ひとつない快晴の青空の下で行われた。
 公民館の役員をやっているときは、当日雨が降ることを願っていたけれど、事
 前に配られた選手名簿に初めて名前がなかった今年は、いつもより気楽な気
 持ちで参加することができたのです。
 それでも、当日出られなかった人の代わりに借り出されて、「大人の玉入れ
 という競技に出場しました。写真に写っているのがその競技です。
 私も含めて家族は合計4種目に出場し、景品を沢山いただいてきました。
10.20
 きのこの時期になると、毎年一回はきのこを使ったすき焼きをするのだけれど、今年
 は不作で、いただき物が少なかったために、わざわざ「産直市場・グリーンファーム」
 まで買い出しに行った。
 対象にしている「ズボウ」と呼ばれているきのこは、そこでも細いやつしかなかったけ
 れど、ネギなどの具を多めに入れて、なんとか格好をつけることができました。
 画像が鮮明でないのは、私の携帯電話で撮影したからです。
 
10.19
 平壌は「ショーウインドー都市」と称される。北朝鮮の全人口約2400万人のうち約
 150万人が
平壌市民というが、朝鮮労働党員や軍幹部ら限られた人しか住むこと
 を許されない。地方よりも豊かな生活を保障する代わりに高い忠誠心を要求する。
 イベントのたびに動員がかかり、外国人の質問には決まった答え方を教えるとされ
 る。
 
平壌市から車に乗って30~40分で郊外に出た。目の前に稲穂がこうべを垂れる昔
 懐かしい風景が延々と広がるのを見て、ふと気が付いた。
 コンバインなど農業機械が全く見当たらないのだ。中高年の女性が列になって腰を
 かがめて稲を刈り、脱穀後のわらを積み上げていた。「なぜ機械を導入しないのか。農業投資を優先すべきではな
 いのか」。北朝鮮関係者に質問しても、「今のところ手作業で十分。優先順位が違う」と述べるだけだった。
 体制を礼賛する施設の建設に膨大な資金や労働力を投じる一方で、農業生産への投資は行き届かない。
平壌
 住の中国人ビジネスマンは「全国から富を吸い上げ
平壌市民だけに配分している。平壌の繁栄は富の分配のい
 びつさの象徴だ」と指摘する。


  「北朝鮮経済事情 ~平壌は『ショーウインドー』~」   「日本経済新聞」 10月19日 朝刊からの抜粋です。
 
10.18
 夜7時ころの小田急線の新宿駅は、ホームに人が溢れていて、下りの電車に乗ろうと
 する乗客の列が、階段にまで繋がっている状態。
 座席指定のロマンスカーに乗ろうとしたが、1時間先の便まで満員状態だ。それでも何
 人かが自動販売機の前に並んでいたから、たぶんキャンセル待ちの人たちだと思い、
 私も最後尾についてみた。
 キャンセルが出る度に発券されるらしく、1枚購入するとまた満席表示になることを何
 回も繰り返し、やっと私の順番がめぐってきた。ところが、私が目的地とした町田の行
 き先表示はなく、いちばん近い駅が相模大野だった。仕方がないので、後に並んでい
 た人に購入を譲ったのだが、相模大野は町田の次の駅であることがそのあとでわか
 った。相模大野まで特急で行ってそのあと普通電車でひと駅戻ればよかったわけだ。
 最終的に、満員すし詰めの急行快速に乗るしかなかった。急行快速だから、20分間に渡りそのままの状態で走
 りっぱなし、まったく生きた心地がしなかった。ラッシュアワーはたまにだから我慢できても、これが日常になってく
 る生活なんか、とてもじゃないが絶えられません。
 
10.17
 昨夜のサッカーのブラジル戦のテレビ中継を見ていて私が感じたことを、朝
 のワイドショーの解説者が表現してくれた。それは、「日本チームのサッカー
 はきれいでうまいけれど…」というもの。
 日本チームが、相手のディフェンスが揃うのを待っているかのように、ゆっくり
 とパスをまわしているのに対し、ブラジルのカウンターのスピードは素早く、そ
 して個人技のレベルも高かった。
 この「おとなしさ」が日本人の特性かもしれないけれど、もっとゴール前に突進
 して、ファールをいっぱいもらうような動きをしてみてよと思ったのです。
 
10.16
 島耕作が結婚した。お相手は大町久美子、25年前、課長の時代に出会って以来、ずっ
 いい関係を続けてきた女性だ。そして、
彼女の左下腹部には、ゴルフボール大の癌が
 発見されており、近々手術を受ける予定。(私がこのことを知ったのは単行本でだから、
 もう終わっているのかもしれない)
 島耕作が「課長」のときから始まったストーリーは、今や日本を代表する電機メーカー「テ
 コット」の社長になり、年齢も65歳になってしまった。「社長・島耕作」の単行本も13巻
 を数えたから、もう最終章に入らなければならない時期だ。いつまでも社長などという気
 苦労の多い立場に留まっていずに、もっとのんびりと生きていけばいいのになんて、どこ
 かで自分と重ね合わせながら、読み終わったところです。 
10.15  
 年に一回実施している国保の健康診断は、心電図
 PW症候群の判別がされたということで、とりなおしとな
 った。
 WPW症候群とは、「心臓がポンプとして効率よく血液
 を送り出すためには、心室が心房よりも時間的に適度
 に遅れて収縮する必要があるのに、刺激伝導系に余分
 な伝導経路があるため、ふたつの伝導路の間で電気刺
 激がグルグルと旋回して、頻拍発作を起こすことがある」
 というもの。また、「要精検」の通知が来そうだ。
10.14
 夏物から冬物への衣替えは、タンスに入れてあった夏物を取り出して、衣装ケース
 にあった
冬物をタンスに入れる作業。いつものことだけれど、この実際に来た半袖
 の衣類はそんなに多くなかった。
 その中には、取っておいても今後着ることはないだろうと思われるものもかなりある
 けれど、それを捨てることがなかなかできないのです。
 衣装箱やタンスに入れてあった
防虫剤は、中身がきれいになくなっていて、包装紙
 だけが残っていた。ホームセンターで新しいやつを買ってきて、多めに入れました。
 
10.13
 JA東伊那支所のきのこ祭り。今年はまだきのこがあ
 まりとれずに、販売していた
松茸はそんなに多くなく
 て、小ぶりのものが少し並んでいるだけだった
 その代わりに、地鶏の飼育が定着し、写真のように串
 焼きや手羽先を求めて、行列ができるほどだった。
 お昼の時間に家族で行って
うどんを食べていると、
 何人もの人たちが、「お久しぶり」と言って、わざわざ
 声をかけに来てくれた。それも先輩たちばかりだ。それ
 だけ、地域から離れてしまっているということだろうか。
 
10.12
 干しにする渋を木から取るのは、例年10月の終わりから11月にかけてだ。
 昨年も同じような現象だったが、今年もまだ木にあるうちに
してしまい、それが地
 面に落ちてきてしまう。
 写真の
くなってひび割れようとしているがそうだから、全体ではかなりの比率に
 なるのだ。
 庭のアスファルトの上に落ちるとやっかいだから、木に付いているうちにできるだけ
 取ろうとしているけれど、
す早さに追いついていくだろうか。 

10.11  
 サブページの「たはごと」にリンクを張りました。一般的には「たわごと」と言われているようです
 が、それを「
たはごと」にした意味は特にありません。
 言葉は、放った瞬間に消えてしまうのですが、文字は後々まで残ります。したがって、表現した
 い私的なことについて、書き表していこうと思っています。
10.10
 茅野市に住んでいたときだからまだ10代のころ、私は茅野混成合唱団に入っていた。そして、
 私のパートはテナーだった。私たちは、毎週、茅野市民会館に集まって練習をしていた。
 人数は20人にも満たない合唱団だったから、独自の発表会なんか開催できず、晴れの舞台は
 地元の音楽祭に参加することだった。
 よく、みんなでハイキングに行き、高ボッチ高原や車山の草原で、ソフトボールに興じたものだっ
 た。あの頃のメンバーは、いま何をしているのだろう。一度会ってみたいな。
 
10.9  
 話はちょっと古くなるけれど、子供たちは一斉に
携帯電話をスマートフォンに替えた。
 私はといえば、ひび割れた液晶のカバーを瞬間接着剤で固定して、今までの
携帯
 電話
をそのまま使っている。
 なぜ替えないのかというと、いちばんの理由は値段が高いからです。ハードの料金
 を通話料に分割することにより、初期の負担は確かに少ないのかもしれないけれど、
 次の理由としては必然性がないからです。
 
携帯電話に電話がかかってくることなど滅多にないし、メールのやりとりをしているの
 も家族だけです。
だから、今や、2歳の孫の方が操作がはるかに上手になりました。
10.8b
 今日は祭日だったから、ぎりぎりまで自宅にいようと思ったので、茅野駅発17時
 28分発の「
スーパーあずさ」の座席指定を取っておいた。いちおう、インターネット
 で諏訪インターまでの渋滞がないことを確認したうえで、テレビを見てくつろいでい
 たところ、突然テレビの画面に現れたテロップは、「伊北IC-岡谷JC間が通行止
 めになった」というもの。油断も隙もあったものじゃない。
 中央道が使えないとなると、高遠から杖突峠を越える下の道を使うしかない。大慌
 てで自宅を出発したが、幸いその経路は混雑していなくて、予定よりも大幅に早い
 時間に茅野駅に着くことができた。
 茅野駅に表示されている「特急あずさ」の予約状況は、3連休の最終日ということもあって、軒並み満席の「×」印 
 がついていたが、甲府までの座席指定だけは空席があるのだ。ということは、甲府から乗り込む乗客がそれだけ
 多いということ。甲府からは「特急かいじ」が新宿に向けて出ているのに、こうやって「あずさ」の指定席を押さえら
 れてしまうと、長野県からの乗客が乗れなくなってしまうじゃないか。
 
10.8a  
 民主党の代表選を見ていたら、いかに政権交代だけが自己目的化し、後のことは何も
 考えていない烏合の衆だったか再認識したぜ。
 政策的な軸が定まっていない。政党の
自己規定である綱領がない。だから政権交代の
 目的を達した瞬間から、大きな決断をするたびに離党者が続出する。大本にある問題は
 それでしょ。
 なのに首相以外の赤松広隆、鹿野道彦、原田一博の三氏はその根本の議論を何もし
 ないで
野田批判ばっかりだった。党全体の問題たって自覚が足りないんだな。首相の
 責任追及ばかりしているのを見て、この党はダメだなって再確認したよ。


  「飯島 勲の激辛インテリジェンス」   「週刊文春」 10月11号から抜粋しました。
10.7  
 朝床屋に行った帰りに、ホームセンターに寄ったところ、まだ野菜のを売っていた。
 昨日耕した畑が、明け方まで降り続いた雨で湿っていたので、急遽白菜の
を植え
 ることを思い立ったのだ。
 畑を掘り割ってふた畝をつくり、買ってきた白菜とキャベツといちごの
を植えた。植
 えたばかりはしおれていた
も、バケツで水を運び、柄杓で水をやったところ元気に
 なってきた。毎日水をあげられないけれど、ちゃんと根がついてくれるだろうか?
10.6
 まだ2ヶ月になったばかりの我が家のゼロ歳児は、横に寝かせておくと、抱っこしろ
 と訴えてすがるような目をする。その抱っこも、タテ抱っこをしなければ気に入らない
 から、
私なんかは、週末の都度「脊柱起立筋」が張って痛くなる。
 眠るときはうつぶせにしないとすぐに目を覚ましてしまうし、いくらお腹が空いていて
 も、ほ乳瓶の乳首は拒否して受け付けないなど、誰に似たかは知らないけれど、個
 性豊かな赤ちゃんだ。
 
10.6a
 今週からWOWOWで始
 まった「負けたくない!」
 は、チェジウが主演して
 いるドラマ。
 また歯切れのいいハング
 ル語の響きを楽しめるけ
 れど、目尻のしわが気に
 なってしまうのです。  
10.5
 大滝秀治さんのことがずっと気にかかっていた、それは、私の恩師と風貌が似ているとい
 う理由もある。
 彼の遺作になったのは、現在公開中の映画「あなたへ」だった。封切りに先立ってテレビ
 で放映された特集番組の中で、漁師に扮した大滝秀治が最後に言った台詞が、この映
 画のテーマを集約していると、高倉健がインタビューに答えて言っていた。
 報道によると、亡くなる前日も一緒に食卓を囲み、好きな酒を酌み交わし、亡くなる際も
 静かに眠るように息を引き取ったという。2月に肺がんがみつかってから8ヶ月間、家族と
 べったり過ごすことができて、「病気になるのも決して悪い事ばかりじゃないね」と言って
 いたそうだ。
 ご冥福をお祈り申し上げます。 

10.4
 レッドソックスの先発は松坂大輔、ヤンキースの先発は黒田博樹と、この試合で勝てば
 ヤンキースの優勝が決まる大事な一戦を、日本人の私としては複雑な気持ちで見てい
 た。
 手術のあとまだ完全復活していない松坂は、解説者の説明を聞くまでもなく、素人でも
 わかるくらい投球ホームがぎこちなくて、案の定早々と打ち込まれてしまった。
 それに引き替えイチローは、最初のうちはやや力みが見られたようだったが、7回には
 走者ふたりをかえす二塁打を打つなど、黒田ともどもヤンキースの優勝に貢献した。
 そして、イチローの少年のような笑顔が、グランドの中ではじけていた、
 
10.3
 今週は、ワイシャツを、長袖にしようか半袖にしようかと迷ったが、最高気温が25℃
 を超えるというテレビの週間予報を見て、まだ半袖のまま出掛けてきた。
 不思議に思うのは、半袖だとそのままでも不自然ではないのに、長袖の場合は、上
 にジャケットを羽織らないと見た目がおかしいことだ。
 正装としては長袖を着なければいけないらしいが、最近はクールビズが普及してき
 たので、半袖でお客さんのところを訪問するのも、あたりまえのことになってきた。
 それでも、夏の間省略していたネクタイを、着用するようにしました。 

10.2
      あぶないものばかり持ちたがる子の
      手から次次にものを取り上げて
      ふっと寂し
                     五島美代子

 好奇心旺盛で、何でも自分の力で切り拓きたい2歳児は、毎日元気一杯動き回っている。
 そんなときに、とかく「あれはダメ、これもダメ」と制限したくなるのだが、本当に危険なことに
 繋がる行動以外は、できるだけ自由にさせてあげたいと、私は思っているし、そうしている。
 ものごとの善し悪しを判断できなくなっても困るが、2歳児に対しては、「しつけ」をすることよ
 りも、感性を伸ばしてあげた方が、その後の人格形成にとって、プラスになるのではとの判
 断です。
 
10.1b
 赤そばと、彼岸花の写真を、GALLERY にアップしました! 

10.1a
 マジェスタの前照灯の異常は、ディラーが調べてくれたところ、ディスチャージヘッドランプが点
 灯されなくなる事例が全国で発生しているということで、無償でバルヴを交換することで解決し
 そうだ。
 ディスチャージヘッドランプ(放電式ヘッドライト)とは、従来の白熱電球やハロゲンに替わって、
 メタルハライドランプなどの、 原子高圧蒸気中のアーク放電によって生じる光源を使ったもの。
 メカに詳しくない私は、こんなことも知らないで車を乗り回している。