足あと 爪あと 夢のあと 2012年12月 |
大晦日b | ほとんど自然発生的に、畑に野菜の苗を植えて、えんどうやほうれん草の種を蒔いて、干し柿 を作って、餅つきを行うなど、去年までは思ってもみなかったことが、行動として現れた今年で した。 人生に対する軸足が変わってきたのか、もしかしたら、生き急いでいるのかもしれません。もっ とのんびり歩いていけばいいのに、それができないのも、一方では自分らしさなのでしょう。 一年間たいへんお世話になりました。 来年も、「足あと、爪あと、夢のあと」を、よろしくお願い します。 |
大晦日a | 一人ひとりの官僚は人間として素晴らしい。しかし、組織になると全くダメなのだ。問題は 三つある。 そのひとつは、無謬性である。失敗しないことを前提としているわけだ。失敗しないという ことは危ないことをやらないのに等しい。官僚たちは危ないことにはいっさい手を出さず、 その言い訳を考える。だから、官僚はできないことの理由を説明する名人でもあるのだ。 ふたつ目は、無責任である。責任をいっさい取らない。だから、スキャンダルでクビになっ た官僚もいるけれども、政策の失敗でクビになったり左遷されたりした官僚はいない。そ れは、ある意味で当たり前のことで、責任を取るのは政治家なのだ。決定する権限を持っ ているのは政治家で、官僚には権限がないのだから仕方がない。後に民主党政権が成立 した際、鳩山由紀夫や菅直人が「脱官僚」を唱えたが、私はそれを聞いて「何言っているん だ。全くの誤解に基づいた主張だ」と指摘した。 三つ目は、無主張である。個人としては発言するけれども、公には全く発言しない。それから、自らに対する過信 や過大評価も問題だ。「オレたちが日本でいちばん頭がよく、いちばん知っている」と思っている。だから、基本的 に国民をバカにしているわけだ。 「塀の上を走れ」 田原総一朗 からの抜粋です。 「塀の上を走れ」とは、「刑務所の塀の上を走るくらい、危ないことにも挑戦してきた。しかし中には落ちない」という 意味だ。私の人生も結構起伏に富んでいると思っていたけれど、彼の人生は、その何百倍もの重さのあるドラマの 繰り返しだった。 |
12.30 | 自宅で餅つきをするのは、お ばあさんが亡くなって以来だ から、6年ぶりのこと。 杵は、虫が食っていくつも穴 が空いていました。 蒸し器を新調したから、コスト 的には高いものになりますが 家族で餅つきをするのはいい ものです。 |
12.29 | また雪が降った。 お隣りの家のトラクターが雪かきを開始したのは4時半、私も外に出たけれど真っ暗だったの で、いったんベッドに戻ったけれどもう眠れない。そこで、部屋の中の灯りをつけて、それを照 明にして雪かきを始めた。今朝は気温が高かったので、湿った雪は重たかった。 「じいじ、じいじ」といいながら、絶え間なくすり寄ってくる琉くんと、スキンシップをしている時間 が長い。 こうやって、自宅にいられるというのは、本当にいいもんだ。 |
12.28 | 松井秀喜が巨人に入団した年は、最初のうちはまだ二軍で試合をしていたから、伊 那市営球場にやってきたことがあった。そして目の前でホームランを打った。 松井に惹かれていたのは、謙虚な人柄がいつも行動に現れていたから。彼が出場 する大リーグでの試合はBS放送で結構見ているけれど、今から思えば、彼がいな くなったのと同時に、日本のプロ野球に興味がなくなったような気がする。一度でい いからアメリカまで松井の勇姿を見に行きたかった。でもそれは、もう叶わなくなって しまった。 ぼろぼろになっても挑戦し続ける人も立派だけれど、何においても「プロ」は、まだ余 力があって惜しまれながらリタイヤするのが好ましい。 お疲れ様でした。 |
12.27 | 今年最後の仕事を終えて、帰路についている。 不自由な安定を選ぶのではなく、不安定な自由を選択した自営業であるが、 どの組織にも属さずに、一人だけで切り拓いてこれたのは、ほとんど奇跡に 近いことだと思っている。それほど世の中は厳しく、あたりまえのことをやって いたのでは存在感を示すことができない。 50代になってからではパワーが弱くなってしまうだろうし、定年後のおまけ みたいな取り組みをしたくはなかったから、49歳のときに独立したわけだが、 冷静になって考えると無謀な行動だったのかなと、今ごろになって感じている。 当時はそれだけ若かったし、怖いもの知らずだったし、目指すものがはっきり していたから、困難なことも乗り越えてくることができたけれど、これからの、衰えていく体と気力を奮い立たせてい くためには、その頃よりももっと強いエネルギーが必要とされるのだと思います。 そんなわけで、とりあえず仕事納めです。 |
12.26 | 地域住民が長年親しんできた「ご神木」が、何者かの手で枯死させられるケースが 相次いでいる。林野庁が今月実施した緊急調査では、被害は愛知県以西の5県に ある過疎地の神社に集中しており、計14本に上がる。巨木が多い神木を建材とし て高値で売る狙いがあるとみられる。 いずれも薬剤を注入するためとみられる穴が幹に開けられていた。穴は深さ4cmほ どで、根から養分を吸い上げる「導管」と呼ばれる管を通じて木を枯らす薬剤が全体 に行き渡るようにしたとみられる。 高知県によると、木材業者から「枯死したままでは倒れる恐れがあり、買い取らせ てほしい」などと神社に連絡があり、実際に売却されたケースもあるという。 「ご神木相次ぐ不審な枯死」 「静岡新聞」 12月26日 夕刊から抜粋しました。 |
12.25b | 「頭の悪い」タクシーの運転手との会話は疲れる。そして、そういう人に限ってよく話しかけ てくるから嫌になってしまう。「出張ですか?」くらいはいいにしても、「どの会社に行くので すか?」にいたっては、余分なお世話だ。 「朝迎えに来てくれますか?」と返したところ、「明日は遅い勤務で……」などと答える始末 で、そのあとも、近くにある会社の名前をいくつもあげていた。 |
12.25a | 一度定着してしまったイメージを覆すのには、相当な努力を有する。民主党の海江田新代表に ついていえば、国会の経済産業委員会で泣いたこと、小沢一郎にかつがれて前回の代表選挙 に立候補したこと、そして何とも頼りない風貌と雰囲気だ。 変わるということは、行動を変えること。それも、今までとは極端なくらいの変え方をしないと、 まわりの人たちから認められることにならない。はたして、彼にそれができるだろうか。 こんなことが、杞憂に終わらなければいいのだけれど……。 |
12.24b | 「冬のはなみずき」を、「GALLERY」にアップしました。 |
12.24a | みなさんは、どんなクリスマスイヴを過ごすのかな? 子供たちは、焼き肉食べ放題に行ったのですが、ガラガラみたい でした。最近は、みんな出歩かずに、家族単位で過ごしているよ うです。 経済活動が、完全に停滞してしまっています。 |
12.23b | 今夜は、我が家のクリスマスパーティ。 お嫁さんや娘たちがかなり前から準備を進めていて、テーブルの上には手作りの料 理がたくさん並んだ。 左の写真は、自分たちで作ったフルーツ・ケーキです。お菓子屋さんで買えば何千 円もするものが、それよりもはるかに安いコストで出来上がり、しかも甘さが押さえら れているから、お世辞でなく本当に美味しいのです。 孫たちは、みんなからクリスマスプレゼントをもらって大喜び。とはいっても、まだ生ま れて5ヶ月の子はよくわからないだろうけれど、手に持って包み紙をしゃぶっていた。 |
12.23a | プロレスの中継を見たいばかりに、スカパーの格闘技専門チャンネル「FIGHTING TV サムライ」に加入している。 今夜は、新日本プロレスの後楽園大会が生中継されるはずなのに、テレビの画面に表 示される番組表には掲載されていない。そこで、「スカパー・カスタムセンター」に電話を してみた。 スカパーは、専門のチューナーで受信するものと、テレビのチューナーで受信できるもの との2種類がある。そのうえ、最近はプレミアムサービスだとか、ハイビジョン放送だとか、 3D対応だといった具合にいろいろなパターンがあって、何が何だかわからない。 カスタムセンターの担当者は、「調べてから折り返し電話をします」とのことで、回答があ ったのはそれから30分以上も経ってから。結局、新たにチャンネルに加入しないと見られ ないとの結論であったが、カスタムセンターの担当者でさえ、よくはわからない状況なの だ。 |
12.22b | タダでもらったさつまいもとは別に、「太白」という品種のものを5kg注文してあった。 これは名前のように中が白く、芋干しに適しているやつだ。 皮を剥いて、セイロでふかして、包丁で薄く切って、昔お蚕を飼ったときに使った篭 に並べた。今日は天気が悪かったけれど、晴れたら外に出して日光に当てると、さ つまいも独特の甘さが、ジワジワとしみ出してくるのです。 |
12.22a | 夜半から降り始めた雪は、朝方には雨になっていたけれど、積雪は20cmくらいになっていて、 雪かきをしなければならない状態だった。 雨合羽を着て、家のまわりと庭の雪を片付けたあと、お隣の木戸先まで手を伸ばした。お隣は、 雪が降るたびにトラクターを出して、街道の雪かきをしてくれているから、自宅にかかるのが遅 くなってしまうと思ったからだ。約1時間半、いい運動をしたから今夜はよく眠れそう。 |
12.21 | 中央道の桃花台のバス停に、待っていた高速バスが10分遅れでやってきた。い つものように乗り込んで料金を払おうとしたところ、予約がされていないという。いつ もインターネットを使って予約をしておくのだが、今まではこんなことはなかった。 幸い予備席が空いていたからなんとかなったが、金曜日のこの時間は満席になる ことが多いから、危うく寒空の中に放り出されるところだった。 車内に入ってからスケジュール帳を確認したところ、私が予約してあったのは昨日 の20日のものだったのだ。最近こんなことが多いから嫌になってしまう。 |
12.20 | 最近定宿になった、東京・町田の東横インの道を挟んだ 向かいに、そば屋さんとラーメン屋さんが軒を並べてい る。時刻は夜の8時過ぎだから、盛り場がいちばん賑わ う頃だ。 ところが、ラーメン屋さんの前には行列ができているの にもかかわらず、そば屋さんにはお客がひとりもいない。 確かに日本そばの値段は少し高いけれど、ここまでくる とそれだけが原因ではなく、お客の嗜好が変化してきて いるということなのだろう。 |
12.19 | 法治国家なんてもんはな、あれやっちゃ駄目、これやっちゃ駄目って、子供のあとばかり追い かけ回す無能な母親みたいなものだ。そこで線引きできる人間は二種類しかいない。いつま で経っても叱られている馬鹿なガキと、要領よく逃げ回る小利口な糞ガキだ。そもそも、法律 ってのはそういうものだ。法律によって分けられるのは、善人と悪人じゃない。真っ黒な悪人 と、真っ黒とは言い切れない悪人、その二種類だ。法律の概念に、善人なんてものはありは しない。 「ブルーマーダー」 誉田哲也 からの抜粋です。 主人公の姫川玲子に、ドラマ「ストローベリーナイト」で彼女を演じた竹内結子のイメージを重 ねて読み進んだ。 ただ、おぞましい殺人の連続で、映画化が実現しても観たくはない。 |
12.18 | もうずいぶん前のことになるけれど、ラスベガスに行ったとき、射撃場で銃の試射をした。渡さ れたのはリボルバーとオートマチックの2種類だったが、標的にした紙に当たって穴が空いたと ころに次の弾がかすると、その半円状のかたちがそのまま切り取られるのだから、それらが放 つエネルギーはすさまじいということだ。 アメリカの米コネティカット州の小学校で、14日に発生した銃乱射事件の犠牲者は、6~7歳 の児童20人を含む26人にも及んだという。 誰かに依存することなく、自分の安全は自分で守るという精神は素晴らしいのだが、「誰でも」 銃を持つことができるというのは、やっぱり大変怖いことだ。 |
12.17 | ブルーレイのレコーダーのハードディスクに録画しておいた番組が、突然消 えてしまうというショックな出来事が発生した。ハードディスクの残量の時間 が急に増えたことで気が付いた。 10月以前のものはすっかりなくなって、このあいだ生中継を録画した、浅丘 ルリ子の「桜の園」も、消えてしまっている。こんなことってあるのだろうか? 信頼性が低くなったレコーダーを使い続けることはできないから、新しいやつ を買わなければならないのだろうか? |
12.16 | 選挙の結果について語らなければならないけれど、なんとも言葉が見つからない。 おじいさんが、「戦争に行ったことがない人たちが、いろいろ騒いでいてどうしようも ない」と、日本の「右傾化」を嘆いていた。 選挙の報道を見ていて、やっぱり橋下さんのコメントは現在の政治の問題の急所 を突いていると思った。何でも反対する存在としての野党ではなく、政策を推進す る集団としての機能を、新しい国会は示してくれるのであろうか。 政権交代があったあとだから、自民党のやり方を、みんな鋭い目で見ているはずだ。 |
12.15 | 娘の部屋の片付けをする父親が、世の中にどれくらいいるだろうか? ホームセンターで衣装箱を何個も買ってきて、ラベルの文字は冬は黒色 で夏は緑色にして、「上衣」とか「下衣」とか「下着」とかいった表示をし て、分別したものをその中に入れていく。途中で「調理師免許証」をみつ けたから、硬質タイプのクリヤーケースを買ってきて入れたりした。 他人から干渉されるのが嫌な私は、大の大人になった娘のことに手を出 したくはないけれど、いよいよ我慢ができなくなってしまったのです。 もしかしたら、こんな父親は、案外いっぱいいるのかもしれないね。 |
12.14 | 携帯電話の待ち受けに、孫の写真を入れている人を軽蔑していた。年賀状に孫の画像を載せる人な んか、バカなんじゃないかと思ったくらいだ。そういった、「小市民」的な行動が嫌だった。 ところが、いざ自分がその立場になってみると、そんな想いはもろくも崩れ去っていくのをながめてい る。だから、来年の年賀状に孫の写真を入れようとしている私も、ごく平凡な「小市民」なのです。 他人の家族の写真を見せられても、面白くも何ともないだろうけれど、ただありきたりの年賀の挨拶を 印刷したものよりも、ましだということにしておいてください。 |
12.13 | ガレキ関連の予算を足し合わせると1兆821億円である。なぜこれほどの巨額の費用がか かるのだろうか。東日本大震災で破壊された住宅は35.3万戸である。他にビルや漁船や 公共施設も破壊されているわけだが、分量的には住宅が圧倒的なシェアを占めているだろ う。住宅だけとすると、一戸あたりの処理費は370万円である。 何かおかしくはないだろうか。家を建て直すとき、古い家を解体して整地してもかかるのは 100万円程度だ。しかもすでに壊れている家の処理だけで整地もしない。一刻も早く処理するためにガレキをコン テナに載せて運び、全国で処理するというのだが、コンテナで運ぶとなると大変な費用がかかる。地元にも、ゆっ くり地元で処理すれば雇用が生まれると指摘する人もいる。 他にも、一戸9坪で500万円以上かかる仮設住宅(坪55万円なら立派な高級住宅が建つ)、一戸3000万円か かる高台移転(山に行けばいくらでも土地がある)、コストの高い再生エネルギーを使うエコタウンなど、兆単位の 無駄になりかねないプロジェクトが多々ある。 「経済の常識 VS 政策の常識」 原田 泰 WEDGE 12月号から抜粋しました。 |
12.12 | 東京はすごい。昨夜は社民党党首の福島瑞穂が、寒空のもとピンクの手袋を して、小柄な体からオーラを発散させながら、歯切れのいい演説をしていた。 今日は副総理の岡田克也が、やはり駅頭で、真面目さに好感が持てるような 語り口で、熱い思いを語っていた。 たぶん、動員されたのではない雰囲気の聴衆が、身じろぎもせずに聞き入っ ている姿がすごい。 そして、こういった場面にちゃんと出くわす、私自身がすごい。 |
12.11 | 自宅の畑で採れたさつまいもで芋干しを作ったところ、こちこちに堅くなったけれど、 味はよかったのですぐに食べてしまった。 芋干しには、「太白」という品種のさつまいもがいいというのでネットで注文したとこ ろ、しばらくして「不作のために用意できなくなりました」という連絡があったが、なん とその会社は、お詫びとして、代替のさつまいもを10kgも無料で送ってくれたのだ。 その会社の名前は「国華園」という。このせちがない世の中で、すごい会社があっ たものだ。 ただ、ほかのところに「太白」を頼んでしまったあとだったから、我が家は、もうすぐ さつまいもだらけになる。 |
12.10 | 今年初めての、本格的な雪が降った。この写真は、部屋からながめた自宅 の庭の様子です。 ネットで高速道路情報を見たら「チェーン規制」だったので、予定よりも早く 家を出ることにして、今日の目的地までは大きな遅れもなく着くことができ ました。 この雪を見て思ったのは、芽を出したばかりのエンドウのこと。蒔くタイミン グが少し遅かったから、もしかしたらものにならないかもしれません。 |
12.9 | 昨日も今日も、気温が低くて吹雪模様のお天気が続いていた。外に出てやらなければならない ことがまだ残っているのに、今週の週末は手をつけることができなかった。 アサガオのネットを取り外したけれど、それにはまだ蔓(つる)が巻き付いたままだ。田んぼの 水路にある小石や砂利も、水が流れていない冬場に取り除かなければならない。これは勉強を したあとのことだけれど、柿の木の剪定をしなければ、来年の柿の実採りが楽にならない。そし て大がかりなことになるけれど、田んぼの土手の中間にある通路を、普請したいとも思っている。 このようにじっとしていられない性分は、亡くなったおばあさんゆずりなのです。 |
12.8b | 和田アキ子が、「笑って許して」や「あの鐘を鳴らすのはあなた」などのヒットを飛ばしたのは 40年以上も前のこと。オリコンのデータによれば、一昨年のシングル「人生はこれから」の推 定累積枚数は348枚。今年の新曲「今夜は夢でも見ましょうか」は781枚。有料ファンクラブ も一昨年から休眠状態で、歌手として紅白にふさわしいのか、確かに疑問が残る。 それでも27年連続で出場するのは、所属事務所のホリプロとNHKとの蜜月関係のためだと いう。 12月1日のラジオ番組「アッコのいいかげんに1000回」では、“女帝”ぶりを自ら明かしている。 「紅白が決まると、ホリプロの役員が自宅に来て、三つ指をついて挨拶するのがうちの伝統行 事なんです」。 「フェードアウトな男と女」 週刊文春 12月13日号からの抜粋です。 |
12.8a | あれだけ探しても見つからなかったメガネが見つかった。 ほかのものを探そうとして、車の座席を前に移動させたところ顔を見せた。座席とコ ンソールボックスとの間に落ちてしまっていたのだ。 見つかったのはいいのだが、座席を移動したときに力が加わったためか、片側のレ ンズにヒビが入ってしまっている。それでも着用してみると、ずっしりとした重量感が あって、今使っているやつよりもよくなじむ。 この春買ったのはレンズがプラスチックだけれと、見つかったやつはガラス製だ。フレームの部分も、今の安いや つは折りたたみができないので、車のメガネケースに収納することができなくて不便だ。 結局、何かを購入するときには、値段よりも機能を優先させなければならないということだけれど、これからもたぶ ん、同じような「失敗」を繰り返すのでしょう。 |
12.7 | 11月にNHK BSプレミアムでテレビ初放され、昨夜はNHKの地 上波で放映された、AKB48のドキュメンタリー映画「DOCUME NTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つき ながら夢を見る」には、いろいろ考えさせられる内容が含まれている。 「選抜総選挙」で、16名枠の選抜メンバーに入るために努力を重 ね、喜びや悲しみを押し殺そうともせずに号泣する姿。真夏の西 武ドームのコンサートで、熱中症に罹り、過呼吸になって意識が 飛んでいるような状態でも、観客が待っているステージに上がろう とする彼女たち。 たかがアイドルだと馬鹿にしている大人たちが、彼女たちに負け ないくらいの行動をしているであろうか。力を出し惜しみせず、困 難な現実から逃げず、自分をごまかさずに、責任を他人に押しつけることなく、言い訳もせずに、常に全力投球をし ているのだろうかと、それぞれが自分自身に対して、問い直さなければならないと思うのだ。 |
12.6 | 「癌晴る」などという表現をされると余計に悲しくなるけれど、「ガン」にまつわる報 道が相次いでいる。特に宮迫さんの場合は、私と同じ症状だから、お気持ちを察す ることができます。 幽門部とは、胃と十二指腸との間の部分を指します。胃の上部にガンが発生した 場合は、胃と食道は接合できないために全摘になって、下部に発生した場合は、 私のように1/3摘出になると思います。 問題は、胃を取り巻くリンパ節に転移しているかどうかです。私の手術は6時間も かかったのですが、100個以上あるリンパ節を全部チェックしてくれて、転移がひ とつもないことを確認してくれました。 早期ガンだというから大丈夫です。元気な姿を、テレビでまた見せてください。 |
12.5b | 大宮から横浜線の町田まで移動するのに、新宿発の小田急線を利用する と、ものすごいラッシュアワーに揉まれなければならないことをお客さんにお 話しした。 もしかしたら、八王子まで中央線で行って、横浜線に乗り換えた方がいいの ではないかとも言ったところ、それは新幹線で移動すべきだとアドバイスして くれたのは先々週のこと。そしてそのときも今日も、東京駅で乗り換えて、新 横浜から横浜線へと乗り継いだ。 経費削減とは逆行するかもしれないけれど、時間と安心もお金で買うことが できるということなのでしょう。 |
12.5a | 横浜DeNAの清水直行投手は、2億円減の5000万円プラス出来高で、巨人・小笠原道 大内野手は、3億6000万減の7000万円で、それぞれ年俸の更改をしたという。 これでは、納税額よりも、収入の方が大幅に少ないことになる。私が恐れているのもこの パターンで、収入がなくなっても、前年度分の税金を払わなければならないというのが、 今から考えても恐怖だ。 その分だけ貯金をしておけばいいと言われるけれど、わかっていてもそれができないの が、普通の状態だと思います。理想の展開は、右肩下がりを描くように仕事を減らしてい くことだけれど、そううまくは問屋が卸してくれないから、自営業というのも心配事だらけな のです。 |
12.4 | 「ゼロゼロセブンをシニアでお願いします」と言ったら、 「ダブルオーセブンですね」と切り替えされた。 007シリーズを始めて観たのは、高校生の頃の「ゴー ルドフィンガー」だ。あの頃は、みんな「ゼロゼロセブン」 と言っていたよ。 007の50周年となる「スカイフォール」は、第一級の 娯楽作品でした。 |
12.3 | 昨夜は早めに夕食を採って、9時に下剤を3錠飲んだ。「できるだけ多めの水 で飲んでください」とあったので、それを守ったところ、夜中に尿意で2回も起 こされてしまった。 朝は7時から、2ℓの腸管洗浄剤を、15分おきに250㎖ずつ飲んで、腸の中 に残っているものを全部出してしまってから、病院に行った。 11時から始まった内視鏡による検査は、そんなに気持ちがいいものではな くて、看護婦(師)さんが何回も励ましてくれたので、なんとか絶えられた。 結果は、直腸の奥30cmくらいのところに、5mmくらいのポリーブがひとつあ るけれど、それを取るまでのことはないとのこと。 歳を取ったせいか、6年前に比べて、体へのダメージが大きかったような気が します。 |
12.2 | ← 白菜は、きちんと根を張って、こんなに大きくなり ました。でも、今年の漬け物には間に合わないな。 ほうれん草は、一斉に芽が出たけれど、こんなに → か弱い姿で、霜に絶えられるか心配です。 |
12.1b | 玄関と芝生に設置したイルミネーションが、今夜点灯されました。 室内にはクリスマスツリーが飾られ、もう我が家はクリスマスムード一 色です。 今朝、あずさから降り立った茅野駅の気温は3℃、中央道はみぞれみ たいな雨がちらついていました。 寒いのは嫌だけれど、確実に春が来るというのは、大きな希望です。 |
12.1a | 今年も、残るところ1ヶ月になってしまいました。歳を取ると時の流れが速く感じられ ると言われているけれど、そのことを実感しています。 「恋歌」は、吉田拓郎の曲の中で二番目に好きな歌。冬になると、このようなしんみ りした歌を聴きたく、いや歌いたくなります。 そういえば、もう長いこと、カラオケで歌ったことがありません。 |