あと あと のあと  2012年12月 
 
大晦日
 ほとんど自然発生的に、畑に野菜の苗を植えて、えんどうやほうれん草の種を蒔いて、干し柿
 を作って、餅つきを行うなど、去年までは思ってもみなかったことが、行動として現れた今年で
 した。
 人生に対する軸足が変わってきたのか、もしかしたら、生き急いでいるのかもしれません。もっ
 とのんびり歩いていけばいいのに、それができないのも、一方では自分らしさなのでしょう。
 一年間たいへんお世話になりました。 来年も、「
足あと、爪あと、夢のあと」を、よろしくお願い
 します。

大晦日  
 一人ひとりの官僚は人間として素晴らしい。しかし、組織になると全くダメなのだ。問題は
 三つある。
 その
ひとつは、無謬性である。失敗しないことを前提としているわけだ。失敗しないという
 ことは危ないことをやらないのに等しい。
官僚たちは危ないことにはいっさい手を出さず、
 その言い訳を考える。だから、
官僚はできないことの理由を説明する名人でもあるのだ。
 
ふたつ目は、無責任である。責任をいっさい取らない。だから、スキャンダルでクビになっ
 た
官僚いるけれども、政策の失敗でクビになったり左遷されたりした官僚はいない。そ
 れは、ある意味で当たり前のことで、責任を取るのは政治家なのだ。決定する権限を持っ
 ているのは政治家で、
官僚には権限がないのだから仕方がない。後に民主党政権が成立
 した際、鳩山由紀夫や菅直人が「脱
官僚」を唱えたが、私はそれを聞いて「何言っているん
 だ。全くの誤解に基づいた主張だ」と指摘した。
 
三つ目は、無主張である。個人としては発言するけれども、公には全く発言しない。それから、自らに対する過信
 や過大評価も問題だ。「オレたちが日本でいちばん頭がよく、いちばん知っている」と思っている。だから、基本的
 に国民をバカにしているわけだ。

                         「塀の上を走れ」   田原総一朗   からの抜粋です。

 「塀の上を走れ」とは、「刑務所の塀の上を走るくらい、危ないことにも挑戦してきた。しかし中には落ちない」という
 意味だ。私の人生も結構起伏に富んでいると思っていたけれど、彼の人生は、その何百倍もの重さのあるドラマの
 繰り返しだった。

12.30
 自宅で餅つきをするのは、お
 ばあさんが亡くなって以来だ
 から、6年ぶりのこと。
 杵は、虫が食っていくつも穴
 が空いていました。
 蒸し器を新調したから、コスト
 的には高いものになりますが
 家族で
餅つきをするのはいい
 ものです。
 
12.29
 またが降った。
 お隣りの家のトラクターが雪かきを開始したのは4時半、私も外に出たけれど真っ暗だったの
 で、いったんベッドに戻ったけれどもう眠れない。そこで、部屋の中の灯りをつけて、それを照
 明にして
かきを始めた。今朝は気温が高かったので、湿ったは重たかった。
 「じいじ、じいじ」といいながら、絶え間なくすり寄ってくる琉くんと、スキンシップをしている
時間
 が長い。 こうやって、自宅にいられるというのは、本当にいいもんだ。
 
12.28
 松井秀喜が巨人に入団した年は、最初のうちはまだ二軍で試合をしていたから、伊
 那市営球場にやってきたことがあった。そして目の前でホームランを打った。
 松井に惹かれていたのは、謙虚な人柄がいつも行動に現れていたから。が出場
 する大リーグでの試合はBS放送で結構見ているけれど、今から思えば、がいな
 くなったのと同時に、日本のプロ野球に興味がなくなったような気がする。一度でい
 いからアメリカまで松井の勇姿を見に行きたかった。でもそれは、もう叶わなくなって
 しまった。
 ぼろぼろになっても挑戦し続ける人も立派だけれど、何においても「プロ」は、まだ余
 力があって惜しまれながらリタイヤするのが好ましい。 お疲れ様でした。
 
12.27
 今年最後の仕事を終えて、帰路についている。
 不自由な安定を選ぶのではなく、不安定な自由を選択した自営業であるが、
 どの組織にも属さずに、一人だけで切り拓いてこれたのは、ほとんど奇跡に
 近いことだと思っている。それほど世の中は厳しく、あたりまえのことをやって
 いたのでは存在感を示すことができない。
 50代になってからではパワーが弱くなってしまうだろうし、定年後のおまけ
 みたいな取り組みをしたくはなかったから、49歳のときに独立したわけだが、
 冷静になって考えると無謀な行動だったのかなと、今ごろになって感じている。
 当時はそれだけ若かったし、怖いもの知らずだったし、目指すものがはっきり
 していたから、困難なことも乗り越えてくることができたけれど、これからの、衰えていく体と気力を奮い立たせてい
 くためには、その頃よりももっと強いエネルギーが必要とされるのだと思います。 
 そんなわけで、とりあえず仕事納めです。   

12.26
 地域住民が長年親しんできた「ご神木」が、何者かの手で枯死させられるケースが
 相次いでいる。林野庁が今月実施した緊急調査では、被害は愛知県以西の5県に
 ある過疎地の神社に集中しており、計14本に上がる。巨木が多い神木を建材とし
 て高値で売る狙いがあるとみられる。
 いずれも薬剤を注入するためとみられる穴が幹に開けられていた。穴は深さ4cmほ
 どで、根から養分を吸い上げる「導管」と呼ばれる管を通じて木を枯らす薬剤が全体
 に行き渡るようにしたとみられる。
 高知県によると、木材業者から「枯死したままでは倒れる恐れがあり、買い取らせ
 てほしい」などと神社に連絡があり、実際に売却されたケースもあるという。


          「ご神木相次ぐ不審な枯死」    「静岡新聞」  12月26日 夕刊から抜粋しました。
 
12.25b  
 「頭の悪い」タクシー運転手との会話は疲れる。そして、そういう人に限ってよく話しかけ
 てくるから嫌になってしまう。「出張ですか?」くらいはいいにしても、「どの会社に行くので
 すか?」にいたっては、余分なお世話だ。 
 「朝迎えに来てくれますか?」と返したところ、「明日は遅い勤務で……」などと答える始末
 で、そのあとも、近くにある会社の名前をいくつもあげていた。
12.25  
 一度定着してしまったイメージを覆すのには、相当な努力を有する。民主党の海江田新代表に
 ついていえば、国会の経済産業委員会で泣いたこと、小沢一郎にかつがれて前回の代表選挙
 に立候補したこと、そして何とも頼りない風貌と雰囲気だ。
 わるということは、行動をえること。それも、今までとは極端なくらいのえ方をしないと、
 まわりの人たちから認められることにならない。はたして、彼にそれができるだろうか。
 こんなことが、杞憂に終わらなければいいのだけれど……。
12.24b
 「冬のはなみずき」を、「GALLERY」にアップしました。
 
12.24a
 みなさんは、どんなクリスマスイヴを過ごすのかな?
 子供たちは、焼き肉食べ放題に行ったのですが、ガラガラみたい
 でした。最近は、みんな出歩かずに、家族単位で過ごしているよ
 うです。 経済活動が、完全に停滞してしまっています。
 
12.23b  
 今夜は、我が家のクリスマスパーティ
 お嫁さんや娘たちがかなり前から準備を進めていて、テーブルの上には手作りの料
 理がたくさん並んだ。
 左の写真は、自分たちで作った
フルーツ・ケーキです。お菓子屋さんで買えば何千
 円もするものが、それよりもはるかに安いコストで出来上がり、しかも甘さが押さえら
 れているから、お世辞でなく本当に美味しいのです。
 孫たちは、みんなから
クリスマスプレゼントをもらって大喜び。とはいっても、まだ生ま
 れて5ヶ月の子はよくわからないだろうけれど、手に持って包み紙をしゃぶっていた。
12.23a
 プロレスの中継を見たいばかりに、
スカパーの格闘技専門チャンネル「FIGHTING TV
 サムライ
」に加入している。
 今夜は、新日本プロレスの後楽園大会が生中継されるはずなのに、テレビの画面に表
 示される番組表には掲載されていない。そこで、「スカパー・カスタムセンター」に電話を
 してみた。
 スカパーは、専門のチューナーで受信するものと、テレビのチューナーで受信できるもの
 との2種類がある。そのうえ、最近はプレミアムサービスだとか、ハイビジョン放送だとか、
 3D対応だといった具合にいろいろなパターンがあって、何が何だかわからない。
 カスタムセンターの担当者は、「調べてから折り返し電話をします」とのことで、回答があ
 ったのはそれから30分以上も経ってから。結局、新たにチャンネルに加入しないと見られ
 ないとの結論であったが、カスタムセンターの担当者でさえ、よくはわからない状況なの
 だ。 
12.22b
 タダでもらったさつまいもとは別に、「太白」という品種のものを5kg注文してあった。
 これは名前のように中が白く、
芋干しに適しているやつだ。
 皮を剥いて、セイロでふかして、包丁で薄く切って、昔お蚕を飼ったときに使った篭
 に並べた。今日は天気が悪かったけれど、晴れたら外に出して日光に当てると、

 つまいも
独特の甘さが、ジワジワとしみ出してくるのです。
12.22a  
 夜半から降り始めたは、朝方には雨になっていたけれど、積は20cmくらいになっていて、
 かきをしなければならない状態だった。
 雨合羽を着て、家のまわりと庭のを片付けたあと、お隣の木戸先まで手を伸ばした。お隣は、
 が降るたびにトラクターを出して、街道のかきをしてくれているから、自宅にかかるのが遅
 くなってしまうと思ったからだ。約1時間半、いい運動をしたから今夜はよく眠れそう。
12.21  
 中央道の桃花台のバス停に、待っていた高速バスが10分遅れでやってきた。い
 つものように乗り込んで料金を払おうとしたところ、予約がされていないという。いつ
 もインターネットを使って予約をしておくのだが、今まではこんなことはなかった。
 幸い
予備席が空いていたからなんとかなったが、金曜日のこの時間は満席になる
 ことが多いから、危うく寒空の中に放り出されるところだった。
 車内に入ってからスケジュール帳を確認したところ、私が予約してあったのは
昨日
 の20日のものだったのだ。最近こんなことが多いから嫌になってしまう。
12.20
 最近定宿になった、東京・町田の東横インの道を挟んだ
 向かいに、
そば屋さんとラーメン屋さんが軒を並べてい
 る。
時刻は夜の8時過ぎだから、盛り場がいちばん賑わ
 う頃だ。
 ところが、ラーメン屋さんの前には行列ができているの
 にもかかわらず、そば屋さんにはお客がひとりもいない。
 確かに日本そばの値段は少し高いけれど、ここまでくる
 とそれだけが原因ではなく、お客の嗜好が変化してきて
 いるということなのだろう。 

12.19
 法治国家なんてもんはな、あれやっちゃ駄目、これやっちゃ駄目って、子供のあとばかり追い 
 かけ回す無能な母親みたいなものだ。そこで線引きできる人間は二種類しかいない。いつま
 で経っても叱られている馬鹿なガキと、要領よく逃げ回る小利口な糞ガキだ。そもそも、法律
 ってのはそういうものだ。法律によって分けられるのは、善人と悪人じゃない。真っ黒な悪人
 と、真っ黒とは言い切れない悪人、その二種類だ。法律の概念に、善人なんてものはありは
 しない。

                      「ブルーマーダー」   誉田哲也 からの抜粋です。

 主人公の姫川玲子に、ドラマ「ストローベリーナイト」で彼女を演じた竹内結子のイメージを重
 ねて読み進んだ。 ただ、おぞましい殺人の連続で、映画化が実現しても観たくはない。
 
12.18
 もうずいぶん前のことになるけれど、ラスベガスに行ったとき、射撃場での試射をした。渡さ
 れたのはリボルバーとオートマチックの2種類だったが、標的にした紙に当たって穴が空いたと
 ころに次の弾がかすると、その半円状のかたちがそのまま切り取られるのだから、それらが放
 つエネルギーはすさまじいということだ。
 アメリカの米コネティカット州の小学校で、14日に発生した乱射事件の犠牲者は、6~7歳
 の児童20人を含む26人にも及んだという。
 誰かに依存することなく、自分の安全は自分で守るという精神は素晴らしいのだが、「誰でも」
 を持つことができるというのは、やっぱり大変怖いことだ。 
12.17
 ブルーレイのレコーダーのハードディスクに録画しておいた番組が、突然消
 えてしまうというショックな出来事が発生した。
ハードディスクの残量の時間
 が急に増えたことで気が付いた。
 10月以前のものはすっかりなくなって、このあいだ生中継を録画した、浅丘
 ルリ子の「桜の園」も、消えてしまっている。こんなことってあるのだろうか?
 信頼性が低くなったレコーダーを使い続けることはできないから、新しいやつ
 を買わなければならないのだろうか?
 
12.16  
 選挙の結果について語らなければならないけれど、なんとも言葉が見つからない。
 おじいさんが、「戦争に行ったことがない人たちが、いろいろ騒いでいてどうしようも
 ない」と、日本の「右傾化」を嘆いていた。
 
選挙の報道を見ていて、やっぱり橋下さんのコメントは現在の政治の問題の急所
 を突いていると思った。何でも反対する存在としての野党ではなく、政策を推進す
 る集団としての機能を、新しい
国会は示してくれるのであろうか。
 政権交代があったあとだから、自民党のやり方を、みんな鋭い目で見ているはずだ。
12.15
 の部屋の片付けをする父親が、世の中にどれくらいいるだろうか?
 ホームセンターで衣装箱を何個も買ってきて、ラベルの文字は冬は黒色
 で夏は緑色にして、「上衣」とか「下衣」とか「下着」とかいった表示をし
 て、分別したものをその中に入れていく。途中で「調理師免許証」をみつ
 けたから、硬質タイプのクリヤーケースを買ってきて入れたりした。
 他人から干渉されるのが嫌な私は、大の
大人になったのことに手を出
 したくはないけれど、いよいよ我慢ができなくなってしまったのです。
 もしかしたら、こんな
父親は、案外いっぱいいるのかもしれないね。 
12.14
 携帯電話の待ち受けに、孫の写真を入れている人を軽蔑していた。年賀状に孫の画像を載せる人な
 んか、バカなんじゃないかと思ったくらいだ。そういった、「小市民」的な行動が嫌だった。
 ところが、いざ自分がその立場になってみると、そんな想いはもろくも崩れ去っていくのをながめてい
 る。だから、来年の
年賀状に孫の写真を入れようとしている私も、ごく平凡な「小市民」なのです。
 他人の家族の写真を見せられても、面白くも何ともないだろうけれど、ただありきたりの
年賀の挨拶を
 印刷したものよりも、ましだということにしておいてください。
 
12.13
 ガレキ関連の予算を足し合わせると1兆821億円である。なぜこれほどの巨額の費用がか
 かるのだろうか。東日本大震災で破壊された住宅は35.3万戸である。他にビルや漁船や
 公共施設も破壊されているわけだが、分量的には住宅が圧倒的なシェアを占めているだろ
 う。住宅だけとすると、一戸あたりの処理費は370万円である。
 何かおかしくはないだろうか。家を建て直すとき、古い家を解体して整地してもかかるのは
 100万円程度だ。しかもすでに壊れている家の処理だけで整地もしない。一刻も早く処理するためにガレキをコン
 テナに載せて運び、全国で処理するというのだが、コンテナで運ぶとなると大変な費用がかかる。地元にも、ゆっ
 くり地元で処理すれば雇用が生まれると指摘する人もいる。
 他にも、一戸9坪で500万円以上かかる仮設住宅(坪55万円なら立派な高級住宅が建つ)、一戸3000万円か
 かる高台移転(山に行けばいくらでも土地がある)、コストの高い再生エネルギーを使うエコタウンなど、兆単位の
 無駄になりかねないプロジェクトが多々ある。


           「経済の常識 VS 政策の常識」  原田 泰    WEDGE 12月号から抜粋しました。 
 
12.12
 東京はすごい。昨夜は社民党党首の福島瑞穂が、寒空のもとピンクの手袋を
 して、小柄な体からオーラを発散させながら、歯切れのいい演説をしていた。
 今日は副総理の
岡田克也が、やはり駅頭で、真面目さに好感が持てるような
 語り口で、熱い思いを語っていた。
 たぶん、動員されたのではない雰囲気の
聴衆が、身じろぎもせずに聞き入っ
 ている姿がすごい。
 そして、こういった場面にちゃんと出くわす、
私自身がすごい。 
12.11
 自宅の畑で採れたさつまいもで芋干しを作ったところ、こちこちに堅くなったけれど、
 味はよかったのですぐに食べてしまった。
 芋干しには、「太白」という品種の
さつまいもがいいというのでネットで注文したとこ
 ろ、しばらくして「不作のために用意できなくなりました」という連絡があったが、なん
 とその会社は、お詫びとして、代替の
さつまいもを10kgも無料で送ってくれたのだ。
 その会社の名前は「国華園」という。このせちがない世の中で、すごい会社があっ
 たものだ。
 ただ、ほかのところに「太白」を頼んでしまったあとだったから、我が家は、もうすぐ

                     さつまいも
だらけになる。
 
12.10
 今年初めての、本格的な雪が降った。この写真は、部屋からながめた自宅
 の庭の様子です。
 ネットで高速道路情報を見たら「チェーン規制」だったので、予定よりも早く
 家を出ることにして、今日の目的地までは大きな遅れもなく着くことができ
 ました。
 この雪を見て思ったのは、芽を出したばかりの
エンドウのこと。蒔くタイミン
 グが少し遅かったから、もしかしたらものにならないかもしれません。
12.9
 昨日も今日も、気温が低くて吹雪模様のお天気が続いていた。外に出てやらなければならない
 ことがまだ残っているのに、今週の週末は手をつけることができなかった。
 アサガオのネットを取り外したけれど、それにはまだ蔓(つる)が巻き付いたままだ。田んぼの
 水路にある小石や砂利も、水が流れていない冬場に取り除かなければならない。これは勉強を
 したあとのことだけれど、柿の木の剪定をしなければ、来年の柿の実採りが楽にならない。そし
 て大がかりなことになるけれど、田んぼの土手の中間にある通路を、普請したいとも思っている。
 このようにじっとしていられない性分は、亡くなったおばあさんゆずりなのです。 

12.8b
 和田アキ子が、「笑って許して」や「あの鐘を鳴らすのはあなた」などのヒットを飛ばしたのは
 40年以上も前のこと。オリコンのデータによれば、一昨年のシングル「人生はこれから」の推
 定累積枚数は348枚。今年の新曲「今夜は夢でも見ましょうか」は781枚。有料ファンクラブ
 も一昨年から休眠状態で、歌手として紅白にふさわしいのか、確かに疑問が残る。
 それでも27年連続で出場するのは、所属事務所のホリプロとNHKとの蜜月関係のためだと
 いう。
 12月1日のラジオ番組「アッコのいいかげんに1000回」では、“女帝”ぶりを自ら明かしている。
 「紅白が決まると、ホリプロの役員が自宅に来て、三つ指をついて挨拶するのがうちの伝統行
 事なんです」。

           「フェードアウトな男と女」   週刊文春   12月13日号からの抜粋です。
 
12.8a
 あれだけ探しても見つからなかったメガネが見つかった。
 ほかのものを探そうとして、車の座席を前に移動させたところ顔を見せた。座席とコ
 ンソールボックスとの間に落ちてしまっていたのだ。
 見つかったのはいいのだが、座席を移動したときに力が加わったためか、片側の
 ンズ
にヒビが入ってしまっている。それでも着用してみると、ずっしりとした重量感が
 あって、今使っているやつよりもよくなじむ。
 この春買ったのはレンズがプラスチックだけれと、見つかったやつはガラス製だ。フレームの部分も、今の安いや
 つは折りたたみができないので、車のメガネケースに収納することができなくて不便だ。
 結局、何かを購入するときには、値段よりも機能を優先させなければならないということだけれど、これからもたぶ
 ん、同じような「失敗」を繰り返すのでしょう。
 
12.7
 11月にNHK BSプレミアムでテレビ初放され、昨夜はNHKの地
 上波で放映された、AKB48のドキュメンタリー映画「DOCUME
 NTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきなが
 ら夢を見る」には、いろいろ考えさせられる内容が含まれている。
 「選抜総選挙」で、16名枠の選抜メンバーに入るために努力を重
 ね、喜びや悲しみを押し殺そうともせずに号泣する姿。真夏の西
 武ドームのコンサートで、熱中症に罹り、過呼吸になって意識が
 飛んでいるような状態でも、観客が待っているステージに上がろう
 とする彼女たち。
 たかがアイドルだと馬鹿にしている大人たちが、彼女たちに負け
 ないくらいの行動をしているであろうか。力を出し惜しみせず、困
 難な現実から逃げず、自分をごまかさずに、責任を他人に押しつけることなく、言い訳もせずに、常に全力投球をし
 ているのだろうかと、それぞれが自分自身に対して、問い直さなければならないと思うのだ。
 
12.6
 「晴る」などという表現をされると余計に悲しくなるけれど、「ガン」にまつわる報
 道が相次いでいる。特に宮迫さんの場合は、私と同じ症状だから、お気持ちを察す
 ることができます。
 幽門部とは、胃と十二指腸との間の部分を指します。胃の上部にガンが発生した
 場合は、胃と食道は接合できないために全摘になって、下部に発生した場合は、
 私のように1/3摘出になると思います。
 問題は、胃を取り巻くリンパ節に転移しているかどうかです。私の手術は6時間も
 かかったのですが、100個以上あるリンパ節を全部チェックしてくれて、転移がひ
 とつもないことを確認してくれました。
 早期ガンだというから大丈夫です。元気な姿を、テレビでまた見せてください。
 
12.5b  
 大宮から横浜線の町田まで移動するのに、新宿発の小田急線を利用する
 と、ものすごいラッシュアワーに揉まれなければならないことをお客さんにお
 話しした。
 もしかしたら、八王子まで中央線で行って、横浜線に乗り換えた方がいいの
 ではないかとも言ったところ、それは新幹線で移動すべきだとアドバイスして
 くれたのは先々週のこと。そしてそのときも今日も、東京駅で乗り換えて、新
 横浜から横浜線へと乗り継いだ。
 経費削減とは逆行するかもしれないけれど、時間と安心もお金で買うことが
 できるということなのでしょう。

12.5a  
 横浜DeNAの清水直行投手は、2億円減の5000万円プラス出来高で、巨人・小笠原道
 大内野手は、3億6000万減の7000万円で、それぞれ年俸の更改をしたという。
 これでは、納税額よりも、収入の方が大幅に少ないことになる。私が恐れているのもこの
 パターンで、収入がなくなっても、前年度分の税金を払わなければならないというのが、
 今から考えても恐怖だ。
 その分だけ貯金をしておけばいいと言われるけれど、わかっていてもそれができないの
 が、普通の状態だと思います。理想の展開は、右肩下がりを描くように仕事を減らしてい
 くことだけれど、そううまくは問屋が卸してくれないから、自営業というのも心配事だらけな
 のです。

12.4
 「ゼロゼロセブンをシニアでお願いします」と言ったら、
 「ダブルオーセブンですね」と切り替えされた。
 007シリーズを始めて観たのは、高校生の頃の「ゴー
 ルドフィンガー」だ。あの頃は、みんな「ゼロゼロセブン
 と言っていたよ。
 007の50周年となる「スカイフォール」は、第一級の
 娯楽作品でした。 
 
12.3  
 昨夜は早めに夕食を採って、9時に下剤を3錠飲んだ。「できるだけ多めの水
 で飲んでください」とあったので、それを守ったところ、夜中に尿意で2回も起
 こされてしまった。
 朝は7時から、2ℓの腸管洗浄剤を、15分おきに250㎖ずつ飲んで、腸の中
 に残っているものを全部出してしまってから、病院に行った。
 11時から始まった内視鏡による検査は、そんなに気持ちがいいものではな
 くて、看護婦(師)さんが何回も励ましてくれたので、なんとか絶えられた。
 結果は、直腸の奥30cmくらいのところに、5mmくらいのポリーブがひとつあ
 るけれど、それを取るまでのことはないとのこと。
 歳を取ったせいか、6年前に比べて、体へのダメージが大きかったような気が
 します。
12.2
  白菜は、きちんと根を張って、こんなに大きくなり
   ました。でも、今年の漬け物には間に合わないな。

 ほうれん草は、一斉に芽が出たけれど、こんなに
 か弱い姿で、霜に絶えられるか心配です。 
12.1b  
 玄関と芝生に設置したイルミネーションが、今夜点灯されました。
 室内にはクリスマスツリーが飾られ、もう我が家はクリスマスムード一
 色です。
 今朝、あずさから降り立った茅野駅の気温は3℃、中央道はみぞれみ
 たいな雨がちらついていました。
 寒いのは嫌だけれど、確実にが来るというのは、大きな希望です。
12.1a  
 今年も、残るところ1ヶ月になってしまいました。歳を取ると時の流れが速く感じられ
 ると言われているけれど、そのことを実感しています。
 「恋歌」は、吉田拓郎の曲の中で二番目に好きな歌。冬になると、このようなしんみ
 りした歌を聴きたく、いや歌いたくなります。 
 そういえば、もう長いこと、カラオケで歌ったことがありません。