足あと 爪あと 夢のあと 2004 9月 |
今年の夏の暑さにはうんざりだったけれど、 陽気が涼しくなって、 これから寒い冬が来るのかと思うと、 それはそれで寂しいものです。 |
9.30 | 信用保証協会は、自治体と地元銀行などが“協同出資”し、債務不履行に陥ったときは本人に代わって代務弁財 する役割を負っている。 だが、万一返済不能になったときその、債務を肩代わりしてくれるのかといえば、決してそうとはいえない。 金融機関に代位弁財した後、保証協会がこんどはその分回収にやってくるからだ。 保証協会は、金融機関を助けても、保証料を支払う私たちを助けてはくれない」 日本経済新聞 9月24日 「生活」欄から |
9.29 | 柿川鮎子さんの本を書店に10冊注文してあったのだけれど、1ヶ月以上待たないと手に入らな いという連絡があった。 取次店に在庫がないため、全国の書店からの返品を待ってから発送するのだという。 書籍の流通にはいろいろな問題があるとは思っていたけれど、この時代にそんなことが現実とし てあるかい? |
9.28 | 最近富山の飲み屋で知り合った魚津在住のお友達は、蜃気楼が出そうな日は私に連絡してくれると言う。 海岸に蜃気楼が現れ出すと、サイレンが鳴るのだそうだ。 ここから駆けつけると3時間かかるから、その間消えないという保証はないし、第1その日に飛んで行かれる確率は かなり低い。 |
9.27 | 長女の誕生日にかこつけて、松茸をひと山買ってきた。 これは松茸ご飯にして、これは土瓶蒸しにしてと、栄養士の次女は夕食の算段に余念がない。 |
9.26 | 地区の運動会の選手選考会を、役員の皆さんに集まってもらい行った。 できるだけたくさんの人に参加してもらえるよう、そしてどの家にもれがないように、種目ごとメンバーをリストアップ していった。 一応これでお願いするのだけれど、出られない人が何人もでてくるため、運動会当日は役員が調整に飛び回るの です。 |
9.25 | 宇多田ヒカルの全米デビューアルバム EXODUS を購入した。 歌詞が英語だということもあるけれど、その音楽性が私にはよくわからない。 今までは、かなりの部分で世の中の流れについてこれたと自負していたけれど、 今回はさすがに時代のギャップを感じてしまうのです。 |
9.24 | 柿川鮎子さんの初エッセーが発売されました。 彼女の近況と、昨今の負け犬女性へのエールを寄せた文章だそうです。 ぜひ、ぜひ、ぜひ、買って読んでみて!そして、知人にも紹介してください。 「負け犬以下のささやかな楽しみ」 河出書房新社 刊 ¥1,200円 です。 |
9.23 | 「甲斐よしひろ&甲斐バント30周年記念」としてWOWOWが放映した番組を録画しておいたので、休日を利用して 観ることにした。 そこには、1983年に今の東京都庁のある場所で行ったコンサートの映像があって、なんと中島みゆきがゲストと して突然現れた。 中島みゆきは、スケルトンのギターを抱えながらあの小憎らしいような表情を浮かべて登場し、甲斐よしひろと「港 から来た女」をコラボレイトした。 小さなテレビの画面の中でも、彼女はすごい存在感をまき散らしている! |
9.22 | 月曜日が祭日だと思ったら、3日後がまたお休みだ。 お休みは多いにこしたことはないけれど、「こんなにお休みが多いと稼働日が少なくて困る」と言 っていた、今日お伺いした会社の課長さん。 あなたは立派な管理者です。こういう意識になるなんてたいしたものです。 |
9.21 | 「品質マニュアル」の語句が頭の中を駆けめぐっている。 来年の2月に本審査なのに、10月の25日までに審査機関まで届けなければならない。 ひとつの会社の「品質マニュアル」を作成するためには、その会社の業務をすべて把握しなければならない。 そして、それらを編集しながら構築していく。 だから頭がくるくるしている。 |
9.20 | 行きつけの美容院の先生と、その娘さんを整体に連れて行った。 美容師さんも、立ちっぱなしで体をひねりながら仕事をしているものだから、かなり骨格が歪んでいるようだ。 先生が体のツボを押すと、その痛がりようは半端ではなかった。 痛いということは、それだけ体が悪いということなんだよ。私なんか、長年治療を続けているものだから、どこを押さ れてもそれは心地よいったらない。 |
9.19 | リクルートがまとめた結婚に関する調査によると、結婚にあたって仲人を立てたカップルは 4.6%と、前年調査より2.8ポイント低下し、20組中1組以下になったという。 首都圏ではわずか1%しかなく、制度としてはほぼ「死滅」状態だそうだ。 それは、「儀式」を否定する若者の意志ではなく、「終身雇用制」が崩壊してきたことに伴う 現象だというが、田舎では家と家とのつながりがあるから、こんなにも顕著ではないのだろ う。 |
9.18 | 今年は茸が安い。 今夜はちょうど弟夫婦が来たから、農協に頼んでおいた「ズボウ」で、すき焼きパーティだ! |
9.17 | Bフレッツを申し込んだところ、工事の下見に来たいという。 日中は時間が取れないから夜にして欲しいと頼んでも、5時以降は無理だという。 だから仕事を早く切り上げて、こうやって4時に事務所に帰ってきているのに、何の連絡の ないまま、当然本人はやって来ない。 |
9.16 | 自分のことになると決断が鈍くなり、貧乏性のためなかなか物を買うことができない私が、いっぱいいっぱい躊躇し た結果、やっとマジェスタを買うことにした。 アリストは4年半で走行距離が18万qに達しようとしているし、これから冬の移動が不安になるから4WDにしてと、 そのあとの展開もいろいろ考えた結果です。 いずれにしても、また気分を切り替えで、一所懸命働くのです。 |
9.15 | どうしても都合がつかなくなったからと、今日の予定を前の日にキャンセル されるのも困ったものだが、突然1日が空くというのはそれでまた嬉しいもの。 これから、マジェスタが自宅の車庫に入るかどうかを、自動車屋さんが調べに来る。 |
9.14 | 地元の農協に松茸が出荷され始めたという。 今年はミョウガの出来がいいから、こういう年は松茸が豊作なんだと、おばあさんが言っている。 |
9.13 | 庭のアケビが7つほど実をつけた。 何年か前に山から移したものだが、1本だけでは実をつけないからと、去年もう1本を追加して植えたもの。 ほどよく開いてきたので写真を撮ろうと思っていたところ、おばあさんが全部もいでしまった。 横にある松の木に虫が湧くため、おじいさんが消毒をしなければならないからだという。 だから、写真は紹介できません。 |
9.12 | 下水道の管理費の、第1回目の引き落としの事務手続きがやっと終了した。 明日の朝、データーを農協さんに持って行けばいいまでになったが、ここまでたどり着くのに長い道のりだった。 「ごくろうさん!」と、自分自身に言ってあげたいけれど、まだまだ先はなが〜いのだ。 |
9.11 | 上田の日置電機さんが、毎年この時期に開催する「HIOKIまつり」にお呼ばれされるようになっ て、今年で3年目だ。 毎年盛大になっているそうで、地域の人たちなどの人出が今年も多かった。 社員の皆さんは、それぞれ趣向を凝らした屋台を開店して、お客さんをもてなしている。 ステージでは、地元の中学校の吹奏楽の演奏があるなど、たいへんいい雰囲気で参 加してい て楽しい。 |
9.10 | 車で富山の街の中を走ると、あちこちで看板のたぐいが倒れている光景に出会う。 この間の台風の影響だ。 ちょうど稲刈りの季節になるのだけれど、稲も倒れていて刈りにくいという。 自然の摂理には逆らえないけれど、果物を生産している農家はさぞかし痛手だったろう。 |
9.9 | 長女と次女が揃って休日の木曜日、「お父さんはお昼ご飯どうするの?」と訊かれる。 あわよくば、美味しいものを食べさせてもらいたいらしい。 親バカの私は、「しょうがないなあ!」と言いながらも、1人1260円もするバイキングランチのお 供をするのです。 |
9.8 | 台風が通り過ぎたあとの空は、前日の嵐が嘘だったかのように、すっきりと晴れ渡っている。 よくもまあこうも潔く変われるものだと思うけれど、どこか○○○心に似ている部分があるね。 |
9.7 | 昨夜、分館長・主事会があったのをうっかりして忘れていた。 前の会議のとき、私の都合も取り入れてくれて日程を決めたのに、その本人が欠席していたのではどうしようもな い。ごめんなさい。 予定表にはちゃんと書いてあるのに、朝その日の行動予定を確認する基本動作がなされていない。 |
9.6 | 新しい眼鏡が出来上がってきた。 それをかけると世の中がはっきり見える。視力1.2に調整してあるというから、以前はこの位まで見えていたんだ。 初めての遠近両用タイプは、慣れるまでたいへんだ。地球が時々ぐるぐる回る! |
9.5 | 事務所にたまっていた500mlの牛乳パック。 ここで昼ご飯を食べるときに、コンビニでお弁当と一緒に買ったもの。 ハサミで切り開いて、資源ゴミになるように整理していたところ、ひとつのメーカーのものが圧倒 的に多いのに気が付いた。 コンビニには3種類くらいのものが並んでいるけれど、なにげなく1種類のものを選んでいた。 その牛乳パックは明治乳業のもの。「おいしい牛乳 生乳100% 成分無調整」と表示してある。 きっとこれがいつも目に入ったんだ。 |
9.4 | 秋祭りの獅子舞いの練習が始まった。今日は第一回目の顔合わせ。 よくもまあ、いろいろな行事が次から次へと続くものだ! |
9.3 | 5年前の5月3日、私は憲法記念の講演に沖縄を訪れた際に、沖縄国 際大学に行き、すぐ眼の下に普天間基地が広がるのを見ました。 そして、基地の金網に“CAUTION”と書いてあるのに強烈な違和感 をおぼえたのです。 沖縄国際大学に落ちた米軍ヘリの事故は沖縄の人たちが起こしてい るわけではありません。米軍あるいは米兵が起こしているのです。なら ば、この注意書きは、金網の中の米兵に向かってこそ、発せられるべきものではありませんか。 金網の外では沖縄の人たちが生活しているのだから十分に注意せよと、自分たちを戒めるべきものとして書かれ て然るべきでしょう。 百歩譲って、米軍が発するのを認めたとしても、英語で書くべきではないでしょう。「注意せよ」と、彼らのコトバで 居丈高に云われる筋合いはなく、「ご注意ください」と、日本語で書くべきだと思います。 「佐高信の政経外科」 サンデー毎日 2004.9.12号 |
9.2 | 夏物の衣類が入った衣装箱を、物置から引っ張り出してきたのはついこの間のこと。 その中には半袖のシャツが たくさん入っている。 でも、その中で実際に袖に手を通したのはごく一部分で、ほとんどのシャツは衣装箱に入ったままだった。 秋口になって、使ったものはクリーニングに出し、また物置に返す日がだんだん近づいている。 |
9.1 | 新しい眼鏡を作るべく目医者に行った。 なくした眼鏡は5年前に作ったもので、その頃からさらに視力が落ちている。 眼鏡がなくなったのは、そろそろ作り替えなさいという、天からの啓示だったのかな? |