あと あと のあと 2004 8月


       すいかを食べてた 夏休み
       水まきしたっけ 夏休み
       ひまわり 夕立 せみの声

8.31
 朝事務所に出てくると、消防自動車やクレーン車がいて、なんだか物々しい。
 交通整理の人たちは、車両の片側通行の誘導をしている。
 見上げると、電柱の上にどこかから飛んできた
トタン屋根がかかり、風に揺れて今にも落ちそうだ。
 
台風16号が運んできた、うれしくないプレゼントだ。

8.30  
 眼鏡をどこかになくしてしてしまった。
 病院に入院している義父のお見舞いをし、車に戻ってきたときにはあったのだけれど、そのあとみんなでレストラン
 に行ったあと、少し車を走らせてから気が付いた。
 長男が車を運転していたからこんなちぐはぐな経過になってしまうのだが、レストランを探してもらったけれどないと
 いう。
 どこかの部分の、何かの動作が、記憶の中から抜け落ちてしまっている。

8.29  
 猛暑の影響で、この夏のコンビニの売り上げは過去最高を記録したという。
 一方では、身近な場所にあるコンビニが、次々と店を閉めている。
 たとえ一定のベースが整っていても、その時代に合ったアクションを起こさないと、生き残ることは
 できないということだ。
8.28  
 会社では個人に仕事が負荷されているかたちになっている。したがって、結果が伴わないときは、その人の「能力」
 を問うことになる。
 その場合、「やらない」のか、はたまた「できない」のか、そのどちらなのかを考えてみると分かり易い。
 「やらない」のはやる気がないからだから、やる気を引き出してやればいい。「できない」のはスキルが足らないのだ
 から、ひとつひとつ教えてやればいい。
 困るのは、やる気もスキルもないとき。でも、そんな人は企業がまず採用することはない。
 こんな話を、今日お伺いした会社の、少しも行動が変わらない幹部を前にしてした。

8.27  
 野球はデーターのスポーツであると同時に感性の競技だ。高校野球の選手だって、相手のキャ
 ッチボールを見て、これは手ごわいとか、あの投手ならこのタイミングで、と鼻を利かせて戦って
 いる。
 こうした感性のスキルを極限まで磨いたのがプロであるはず。ところが近代野球は嗅覚にかか
 わる部分まで分業化し、人にお任せだ。見知らぬ土地で迷い、ひもじくなったときに毒きのこか
 食えるきのこか見分けるたくましさが、日本代表には欠けていた。

                          「チェンジアップ」  豊田泰光   日本経済新聞 8月26日号

8.26  
 私の星座は水瓶座
 朝の「めざましテレビ」の「今日の占いカウントダウン」では『オー!ノー!』の最下位。
 ところが、それから30分後に聴いたFM放送の「ラッキー星座」では、いちばん運勢のいい星座だった。 
 「占い」をそのまま信じているわけではないけれど、こうも違うとねえ……。

8.25  
 アテネオリンピックの野球の準決勝オーストラリア戦。
 0 対 1でリードされたまま迎えた9回の裏、先頭バッターの城島はセーフティーバンド
 試みた。
                なんとかして塁に出たい気持ちはわかるけど、4番バッーターがバンドしたのにはがっかり。
 気持ちの上ですでに負けてしまっているのではないかい?

8.24  
 昔、雲水(禅宗の修行僧)は1日2食で、昼以降食事を取ることが許されませんでした。
 冬の夜の修行は辛く、暖めた石を懐に入れて空腹と寒さを紛らわせたと云われており、「懐石」とはその温石のこ
 とです。
 一方、禅の影響を受けた茶道では、空腹時の濃茶は刺激が強すぎると、茶会で簡単な食事を供するようになりま
 す。
 一汁三彩を基本とした簡単な料理で、やがて「懐石料理」と呼ばれます。

8.23  
 朝方の3時までテレビの前に座って見続けたアテネオリンピックの女子マラソン
 野口がスパートしてからゴールするまでの長い時間は、いても立ってもいられないという心境だっ
 た。
 そんな心配をよそに、彼女は堂々と走りきったけれど、練習に裏付けされた自信と、不安を吹き飛
 ばそうとする精神力は、ただ、ただ、「すごいね!」のひと言だ。

8.22  
 初戦からどこかがぎこちなかったオリンピックの女子ソフトボールは、案の定決勝戦を目の前にして敗退した。
 とにかく打てない。思い切りが悪い。それが見ていて歯がゆかった。

8.21  
 今週は、ふたつの会社のISO9001の審査に立ち合った。
 1社は本審査、もう1社は定期維持審査であった。
 いつも感じることはひとつ、同じ審査機関なのに、来る人によって何で指摘する内容がこうも違うのだろうか?

8.20  
 富山の八尾市観光協会からメールが届いていた。そうだ、今年も「おわら風の盆」の時期になったんだ。
 開催されるのは、9月1日から3日の3日間。 去年は行かれなかったから、今年は行こうかどうしようか……。

8.19  
 部品が有り余っている工場ほど欠品があり、人がいっぱいいる職場の管理者は「人が足りない」と言
 い、「忙しい」を連発する人ほど仕事の密度は薄いもの。
 本当に「忙しい」人は、そんなことを口にせず、いかにして課題をこなしていくかを考える。

8.18  
 ナイターソフトボールの男子準決勝は、私の分館に属するチーム同士の戦いとなった。 結果は17対16×。
 そのあとの2チーム合同の慰労会は微妙な雰囲気、できれば決勝戦で対決したかった。

8.17  
 久し振りの大雨だ。
 夕立のようにあっさりしていない、継続性のある雨降りだ。 乾いた大地には、この上ないプレゼントになっている。

8.16  
 オリンピックだ!
 テレビで次々と放映をするものだから、やりたいことに手が着かない状態が続いている。
 せめてもの救いは、ギリシャの夜は日本では夜中のため、それを見たくても物理的に見られないこと。
 だから、ニュースとか再放送でダイジェスト版を見ているから、それはそれで効率的だ。

8.15  
 駒ヶ根市主催の成人式
 終始静かで、今に何かが起こるんじゃないかと、かえってそれが不気味だった。
 去年はもっと騒々しかったし、あちこちで奇声も聞かれたのに、1年で何がこんなに違ってしまうのだろう。
 そのあとの、地区に分かれた祝賀会も、お酒が入ったのにみんなおとなしかった。

8.14  
 地区の野球大会の開会式は、朝の7時15分から。
 今日は日差しが強くて、試合をする選手はたいへんだったけれど、普段はこの地区からよそに出ている人も参加す
 ることができたから、いつもとはまた違った雰囲気の、焼き肉による慰労会だった。

8.13  
 お盆休みの中で1日だけ自由になれる日、片瀬江ノ島まで海水浴に行った。
 その日は、その海岸だけで4万5千人、この夏一番の人出だったという。
 砂浜に寝そべり、波の音を聞きながらビールを飲むひとときは、ゆったりした時間を味わえ
 る最高の瞬間だった。
 時折目の前を通るビキニ姿のお嬢さんに目を奪われながら、これが海外だったらもっと開
 放感を味わえるのにななんて思いながら、肌をこんがり焼いたのでした。
8.12  
 公民館の駐車場で、車上狙いが発生。
 私の車の3台横の車の助手席の窓が割られ、置いてあったバッグが盗まれた。
 私など、安心しきって社内にコンピュータを置いてあった。もし盗まれたら、たくさんのデーターが紛失して、たいへ
 んなことになっていたところ。
 こんな身近な場所でも、気を抜けないという嫌な時代になってしまった。

8.11  
 ナイターソフトボールの女子チームの決勝戦。この行事が始まってから24年目だというが、初めての優勝を勝ち取
 った。
 若い人たちが参加してくれるようになって、チームワークも雰囲気もよくなった結果だ。
 そのあとの慰労会はものすごく盛り上がったね!

8.10  
 1ヶ月に1回というペースで通った科医の、石取りとのお掃除が終わった。
 こんどは、かなり昔に前に詰めたものが変色してきたから、それを取り替える治療になった。
 の治療の分野でも技術の進歩はめざましく、詰め物を今あるの色に合わせて調整すること
 ができる。
 したがって、5本を一度に治療したけれど、どれもが自然な仕上がりだ。


8.9  
 税務署が計画した消費税の説明会。
 講師は、関東信越税理士会が派遣したというけれど、地元で開業している税理士さん。大蔵省を定年で退職し、
 4〜5年前に開業したのだという。
 ところが、この説明がたいへんわかりにくい。用語や仕組みが難しいというのではなく、他人に説明するというプロ
 セスが出来上がっていないのだ。だからちっとも通じない。
 いらいらしながら聞いていた1時間半だったけれど、このパターンで企業に対して経営改善の提案が伝わるのか心
 配だ。

8.8  
 普段はエアコンのきいた室内での仕事が多いものだから、エアコンも扇風機もない自宅での一日は応える。 
 夏というのは本当に暑いね。

                                    
8.7  
 ヤンキースの松井が、ブルージェイズ戦で2打席連続本塁打を含む5打数3安打6打点だった。そして打率を3割台
 に乗せた。
 なかなか試合をテレビで見る機会がないけれど、松井が活躍してくれることが、私の励みのひとつだ。

8.6  
 背中の右の肩胛骨の付近がうずく。体調が悪くなるといつも張りが出てくる筋肉だ。
 気学の先生の占いによると、私の運勢は下り坂にあるようだ。それに従って体調も崩れてくる。
 だから、少しだけ行動も慎重にすすめるのです。
8.5  
 携帯電話を購入したあとすぐに解約してしまう例が増えているのだそうだ。
 目的は、デジタルカメラなみの画素数が備わったカメラや、ゲーム辞書機能などだけ手に入れたいのだという。
 携帯会社は、通信に使われることを前提で電機メーカーから購入したよりもかなり安い価格で販売しているから、
 これが増えてしまうと経営が成り立たなくなるおそれがある。
 時代の移り変わりは早くて、それまでは考えられなかったいろいろなことが起きている。

8.3  
 サッカーのアジアカップ準決勝、対バーレーン戦はすごかった。
 もう勝ちはないんじゃないかと思われた後半42分、なんと同点に追いついてしまった。
 私など、もうだめだと思うとすぐあきらめてしまうのだけれど、120分へとへとになりながら戦い抜いた選手たちに、
 教えてもらったものは大きい。

8.2  
 下水道管理組合の会計をやっている私は、今、組合員約420世帯に対して、口座による振り込みの手続きをお願
 いしている。
 それぞれ個人の立場に立てばいろいろな思惑があって、これらの「人間模様?」をまとめれば、一遍のコラムが出
 来上がってしまうほどだ。
 昨日の朝、担当の役員からあった電話は、その家のご主人は常会の会議で説明を受け了解したのだけれど、その
 奥さんがどうしても納得できないと言っているから、説明に行って欲しいとのことだった。
 それが役目だからどこにでも出掛けていくけれど、全体をまとめていくということはたいへんなことだ。

8.1  
 梅雨の明けるのが早かったから、暑い日が毎日続いていたから、今年の野菜は美味しいんだ
 って!
 スイカも、トマトも、キュウリも、家の前にある は、自然の幸がいっぱいだ。