あと あと のあと 2003 7月

7 月

  
本番! いっぱい汗をかこうね。

   今年こそ海に行きたいな。
7.31  
 岩波書店の月刊誌「世界」に長期連載されたコラム「韓国からの通信」の筆者「T・K生」は自分だと、韓国人学者
 の池明観・翰林大学教授が明らかにした。
 当時の韓国は軍事独裁政権時代、金大中氏が拉致されたのもこの頃だった。
 あの分厚くて堅苦しい内容の「世界」を私も購読していたけれど、あの時代に比べると、今は何もかもが「平和」ム
 ードになってしまっている。

7.30  
 右手首のかぶれが、やっと沈静化してきた。山に行った日から10日も経っている。
 前の日には、水ぶくれ状態になったものが痒くて仕方がなかったが、どうもそれが敵さんの最後のあがきであった
 ようだ。
 薬を塗っても効かないし、だから漆(うるし)は怖い。

7.29  
 期末テストの夢を見た。
 英語のテストの範囲がよくわからない。よく考えてみると、テストの日程すらわからないという内
 容。
 高校の頃のことだから、もう35年以上も経っているのに、何かなことを抱えていると、こんな
 夢を今でも見ることがある。
7.28  
 ナイターソフトボール大会。今夜は女子チームが勝った。
 私の地区からは3チームが出ていて、これから決勝トーナメントが始まったり、過去に雨で順延した試合の再試合
 もあるから、今週から来週にかけては試合が目白押しだ。
 何が大変かって、試合のあとの慰労会の用意をし、最後まで付き合わなければならないことだ。

7.27  
 営農組合の役員の私は、秋山郷への研修旅行を企画した。
 思ったよりもたくさんの人たちが参加してくれたものだから、マイクロバスのほかにワゴンを手配
 しても、全員がもれなく来てくれたら1名オーバーする状態で当日の朝を迎えた。
 ふたつに分かれた集合場所で出欠を取っていくと、当たり前のことかもしれないけれどなんと全員が参加してくれ
 た。
 そこで私が行かないことにした。このことをある程度想定して、前の日にいろいろ用意をしておいたからよかった!

7.26  
 金曜日の夜、富山の会社の生ビール大会に参加した。
 そのあと麻雀を始めたのがそもそもの間違いで、ほとんど徹夜の状態で始めた翌日のゴルフは辛かったし散々だ
 った。
 グリーンの傾斜が全然読めない。自分がどっちを向いているのかもわからない。
 前半のハーフはまだ緊張感があったけれど、後半は意識が半分もうろうとしてきて集中力がなくなっちゃった。
 一緒にまわってくれた皆さん、ごめんなさい

7.24  
 TBSドラマ「高原にいらっしゃい」。
 何年か前に放映されたもののリメイク版だというけれど、そのことを私は覚えていない。
 以前は好きだった山田太一の脚本が、今回はちょっと鼻につくような気がするけれど、
 自然のすばらしさがいっぱい画面に出てくる。
 舞台になっているのは八ヶ岳高原ヒュッテ。この夏は絶対行ってみようと、長男と話し
 合っている。
7.23  
 長女が入院してしまった。
 3年ほど前に気胸で肺に穴が空いたのが、いつまでも治りきらないで時々痛がっていたけれど、今回の通院で
 院
することになってしまった。
 病院のベッドに横たわっている姿は、弱々しくて不安げだ。

7.22  
 山に行って3日も経つと、皮膚に湿疹があらわることにより漆(うるし)にかぶれたかどうかがわかる。
 今回は左手の手首に症状があらわれただけで、幸い顔には異常がなかった。
 このかぶれの症状は今年の梅雨空と同じで、いつまでもぢくぢくしていてちっとも治らない。

7.21  
 10回にわたる「企業再生塾」は、(株)船井総合研究所の小山社長の講演で幕を閉じた。
 終わってしまえばあっという間の3ヶ月間であったが、
 今までわかっていなかったいろいろな知識を仕入れさせていただいた。
 小山社長が「再生塾」ではなくて「活性塾」という名にしたいくらいだとおっしゃっていたが、「再生
 をしなければならなくなる前に何とか手を打つのが、私がとらなければならないスタンスだと思って
 いる。

7.20  
 財産区(地区が協同で管理している山)の総出作業だった。
 お金による出不足が通用せず、この時期の決められた3日間のいずれかに参加しなければならないもの。
 鎌と鉈(なた)と鋸を使って、植林してある檜(ひのき)のまわりの下草を刈り取る作業であるが、普段あまりやった
 ことのない仕事に就くものだから妙に疲れる。
 今日も、まむしが出たり、蜂におそわれたりの大変な半日だったが、私がもっとも恐れるのは漆(うるし)の木。これ
 にうっかりして触ったりすると、1ヶ月近い期間、顔が「お岩さん」状態になってしまうからだ。

7.19  
 松井のサヨナラホームラン
 彼が活躍してくれると、それだけで気持ちが明るくなる。

7.18  
 全英オープン初日は、強風の中でプレーが進行した。
 プレーヤーに襲いかかるのは、風ばかりでなく、深いラフと、狭いフェアウエイと、うねりくねったグリーン。
 そもそもゴルフというスポーツは自然のままにあるものだと言われているけれど見ている側にも大変さが伝わってく
 る過酷な環境だ。

7.17  

 が降るのか晴れるのかはっきりしないお天気が続いている。
 もう大地にいっぱい水分を補給してもらったから、そろそろ梅雨が明けてもいい頃なのに……。
7.16  

 午前中時間があったから、大リーグのオールスター戦をハイビジョンで観戦した。
 松井がヒットを打ち、イチローがファインプレーを見せ、長谷川は残念ながら打たれてしまったけ
 れど、なんてがある雰囲気なんだろう。
7.15  
 管路工事が54%終了し、処理場の完成を待って来年夏からの供用開始になる集落排水事業。
 493戸が加盟する管理組合の理事に選出されていたのだけれど、今夜設立準備会があって会計の役職を指名さ
 れてしまった。
 下水道工事にはあまり関心がなかったけれど、今までのいきさつとこれからの計画を聞くにつけ、たいへんな仕事
 が待ちかまえていることが容易に想像できる。
 営農組合、公民館、そしてこの管理組合と、主要な役職がいっぱいまとまって負荷されてしまった。

7.14  
 左手親指のが横に割れている。
 前々からこのだけどうか弱いようで、ひびが入ることがよくある。
 何かに引っかかって剥がれてしまうとたいへんなので、今は瞬間接着剤で固定してあるけれど、こんなことが気に
 なって仕方ない。

7.13  
 日本の企業に粉飾決算が多いのは、赤字決算を出すと金融機関から返済を迫られるからだ。ひどい例
 になると、黒字決算維持を強要されるケースすらあるという。
 金融機関は、本来は来期以降の採算性に対して融資をしていかなければならない立場なのに、事業の
       将来性や収益の実態分析をせず、形式的な利益と担保の有無からしか融資先の評価をすることができ
 なくなっている。
 税務調査も、課税所得を増加させることが目的になっているから、粉飾決算の指摘はあまりしようとはしない。
 だから、企業の決算数字からは、本当の企業の実態がわからない。

7.12  
 8・9日と、ヤクルトに連続して延長戦のサヨナラ負けを喫したあと、こんどは阪神に2試合続けて14点を取られる
 大敗。
 巨人を応援していたときだったら腹立たしくて仕方がなかったんだろうけれど、本当になんにも思わなくなってしま
 った。
 それにしても阪神の強さは本物だ!

7.11  
 富山の「きときと市場」でお魚を買ってきた。
 「きときと」とは、北陸地方の方言で「新鮮な魚」の意味。
 スーパーで売っているものに比べて明らかに味がいいのは、ほとんどのものが朝採れたものだ
 から。
 今日手に入れたは、たこ・イカ・ウニ・マグロ・かに・そしてなぜかウナギの蒲焼き。

7.10  
 ホームページを sherimo.com で検索エンジンに登録してあるためだろうか、英文ばかりのメールがたくさん届くよ
 うになった。
 私には何を書いてあるかよくわからないから全部削除してしまうのだけれど、雰囲気から察するに、日本でいう消費
 者金融
のたぐいが多いみたいだ。

7.9  
 日本の官僚は確かに優秀です。官僚になって20年ほどは国益を考えてがんばりますから、30代で中央官庁を辞
 めて国会議員になる人は実に優秀です。
 ところが、40代になると省益、50代になると局益や我益中心になり、自分の天下り先のことしか考えず、国の行き
 末に命を賭けなくなるようです。
 ですから、苦境に陥ったとき、その打開策を
政治行政に頼ろうとする経営者の姿勢は間違いだと思うのです。

                     船井 幸雄 「船井流 あなたの会社は必ず甦る!」 実業之日本社

7.8  
 昨日と今日の2日間は、ISO9001の定期維持審査に立ち会った。
 とかく、企画との整合や文書表現のよしあしに審査の焦点が向けられ、ライセンス発行マシンとなってしまっている
 審査機関が多い中、日本規格協会さんは、「企業のお役に立てるような審査」をモットーにされているから、前向き
 な質の高い論議を交わすことができる。

7.7  
 七夕だね。
 くもり空だから、牽牛星織女星ははたして会えるのだろうかなんて心配していたら、「みんなに
 見えないところで、きっといちゃいちゃしているんだよ」と、FMラジオのジョッキーが言っていた。
 そんなこと心配ないか!
7.6  
 中央線の茅野駅の長いホームに立っていると、上諏訪を出発した特急あずさが、まっすぐな線路のはるか彼方に
 見えてくる。
 その姿はだんだんと大きくなって、やがてはホームにすべ込んでくるのだが、それを見ている瞬間が何とも言えな
 いくらい好きだ。

7.5  
 ブロードバンドの時代と言うけれど、いまや無修正のアダルト画像や動画がウェブサイト上から
 取り放題だ。
 そこには年齢制限など入り込む余地がない。
 問題なのは、「フライディ」あたりが、公然とそれらのアドレスを掲載していること。
 たとえば自由の国アメリカなんかでは、日常生活の場とそれ以外の場とがきちんと区分けされ
 ており、子どもたちの目には触れることがないはずだ。

7.4  
 単行についている「」に価値があるというけれど、実際にを手にとって読むときは邪魔になるばかりだ。
 いつも寝っ転がってを読んでいるから、あの薄っぺらなカバーさえページを繰るときには手にまつわりついてうっと
 うしい。
 だから、読むときはいつもそれらを全部取っ払って、読んでしまった後また元に戻している。

7.3  
 青色発光ダイオード(LED)を発明し、今はその特許権をめぐって日亜化学工業を告訴している中村修二さ
 んが、「週間朝日」にエッセーを連載している。
 それによると、告訴の請求額を20億円から100億円に増額させたところ、収入印紙代だけで2111万円に
 なってしまったそうだ。
 日本の民事訴訟では、請求金額が多くなれば裁判費用も高くなる。個人が企業や行政を訴えにくい制度になって
 いるのだ。

7.2  
 路上検定の車が私の前を走っていた。
 信号で止まって発進するときに、そこが坂道になっているものだから一瞬バックしてきた。次の信号に止まったとき
 も同じ、発進時に30pくらい車が後退する。どうもクラッチのつなぎ方がまずいようだ。
 このような癖を修正する指導を、自動車学校はしてくれるのだろうか?

7.1  
 10月の吉田拓郎コンサートのチケットが当たったよ!
 東京国際フォーラムホールで行われるのだけれど、S席で1枚10000円だ。
 今気力を充実させているところだと思うけれど、病気と闘ったあとだからいつもより意味のある
 ンサート
になりそうだ。