足あと 爪あと 夢のあと 2003 3月 |
3.31 | 今日から始まったNHKの連続テレビ小説は「こころ」、青柳祐美子さんの脚本だ。 彼女を知ったのはTBS の「サンデーモーニング」、辛口のコメントが印象的だったので記憶に残っている。 「さくら」ほどのめり込めるかどうかはわからないけれど、ドラマの今後の展開に期待です。 彼女の出版したエッセイ集「バオバブの記憶」は、本人自身の恋愛体験を語っているけれど、その表現力は絶品 です。 |
3.30 | 今月の遠出が全部終了したので、タイヤをノーマルのものに交換した。 スタッドレスに変えたのが去年の11月4日だから、5ヶ月間もスタッドレスの重い走りで我慢していたことになる。 すっかりすり減ってしまったスタッドレスタイヤ、今年の暮れにはまた新しいものにしなくちゃならない。 |
3.29 | 2週間前に剪定のために切り取った桜の枝を、室内で花瓶に生けておいたところ、見事に花が 咲き満開になった。 そのときは小さな花の芽しかなかったのだけれど、あんなにも細い枝に花を開花させるエネルギ ーが潜んでいたんだ。 まだ外は寒いけれど、家の中は一足先に春になっている。 |
3.28 | 「なっちゃん」こと小島奈津子アナが、フジTVの「めざましテレビ」を卒業した。今日が彼女が出演する最後の日 だった。 どうしてもそれを見たくて、朝の忙しい時間、それもホテルの中でなんとか時間を見つけた。 「めざましテレビ」への出演は9年間にも及ぶという。いつもなっちゃんの笑顔に救われたよ。 長い間お疲れ様でした。 |
3.27 | ノートパソコンが届いた。 最初に買ったのがシャープ製、次のものがNEC製、そして今度のものは、お店の人に勧められるままにまたシャ ープ製。 コンピューターを買うというよりも、そのあとのフォローを買わなければならないのだと、3台目にしてやっとわか った。 |
3.25 | 点鼻薬をバックに入れ忘れて出かけたものだから、1日中鼻が詰まってもどうにもできなくて地 獄の苦しみだった。 ラジオなんかで、今年の花粉の症状は軽いなんて言っているけれど、私の周りには結構舞って 来ているみたいだ。 |
3.24 | 船井財産コンサルタンツが主催する「企業再生塾」の受講を申し込んだ。 5月から7月にかけての土曜日と日曜日に、東京で合計10回のセミナーがある。 内容は、法律・税務から企業再生の実践まで、今、私に欠けているスキルがいっぱい詰まっている。 信じられないくらいの安い受講料と、100名限定の条件の中、本当に参加できれば嬉しいのだけれど。 |
3.23 | いい天気だね。 まだ朝晩は寒いけれど、この長野にも、確実に春が近づいている気がする。 |
3.21 | ノートパソコンが壊れた。 使用している最中にハードディスクが暴走を繰り返していたが、ついに立ち上がらなくなり、黒い画面に 「ディスクI/Oエラー」という表示が出ている。 このパソコンはいろいろなトラブルがあった。全部で5回ほど修理をしている。 前回はキーボードとハードディスクを交換しているはずだ。商品には、このように当たりはずれがあるものなんだ。 仕方がないから新しいノートパソコンを購入することにした。今までのものの2倍ほどの機能があるのに、値段はほ ぼ半分くらいになっている。コンピュータも安くなったものだね。 |
3.20 | 戦争がはじまった。 |
3.19 | 自分が住んでいる国に、よその国の飛行機が飛んできて爆弾を落としていく。 当然その爆弾は地面に落ちて爆発する。 空の彼方からミサイルが飛んでくる。そのミサイルは自分の周りに落ちないという保証はない。 それが明日、自分の身に降りかかろうとしている現実だとしたなら、いったいどんな精神状態でいられるのだろうか。 目前に迫った「イラクの自由」と命名された戦争を、私はただ傍観者として眺めているしかできない。 |
3.18 | 17日に栃木県益子町で起きた、女子中学2年生ふたりが交通事故で死亡したニュースを見ていると、ガードレー ルの内側に30センチくらいしかない歩道が事故の現場として映った。 私が以前コラム「国道を歩いてみると」で書いた通りの現象が発生してしまったわけだ。 道の両側に備え付けられているガードレールは、歩行者をガード(保護)してはいない。 |
3.16 | 東京・明治座で公演されている「さくら」を観に行った。 テレビの番組に出演していた人たちが、目の前にいるんだよ。前から5列目の席だから、表情なんかも全部そのま ま見えた。 開演前には、舞台裏の見学をさせてもらい、久しぶりの演劇鑑賞は至福のひとときだった。 さくらと3時間弱の時間を共有でき、私は劇の中にのめり込んでいったから、花粉のせいばかりではなく、目から涙 が何回も流れた。 |
3.15 | 車のナビゲーションが「お知らせしたい情報があります」と言っている。 オイルの交換時期が来たことを私に知らせているのだが、これだけ走り回っているとそれが頻 繁にやってくる。 最初はスタンドに言われたとおり3000㎞にセットしておいたけれど、とても対応しきれなくて 5000㎞に変えてしまった。 今のオイルは性能が良くなって、1万㎞くらいは平気だと雑誌に書いてあったから、安心してい るのだけれど。 |
3.14 | 長野道を岡谷JCで左に折れ、中央道に車がさしかかるといつもホッとする。 3日も留守をした事務所は冷え切っていて静かだ。 今日は杉の花粉が飛んできたようで、今年初めてきつかった。 |
3.13 | 新海物語。 フレームの外で揃ったジュゴンが、音を立てて飛んできて、確変になった瞬間を見た。 隣の台で発生したプレミヤだった。 |
3.11 | 株価の下落が止まらない。 今日一日で 179.83円ダウンし、日経平均株価は8,000円台を大きく割り込み7862.43円にまでなってしまった。 戦争に突入しそうなイラク情勢や、前日のニューヨーク市場の株価の大幅下落を嫌気して続落したようだが、3月 期決算を控えている企業にとってはたいへんな事態だ。 |
3.10 | めまいがするのです。 横になっていて起きあがるときに、クラクラッとして立ち上がれないのです。 この時期には過去にもこういうことがありました。自律神経が乱れるようなのです。今日は一日めずらしく寝 ていました。 |
3.9 | 家族を引き連れてキムチを買いに行った。 アピタの入り口に近い一等地で販売しており、たくさんのお客さんが購入しているようだった。 私たちは、アサリと大根と普通のキムチの3種類を買って食べてみたけれど、どれも美味しかったよ。2ヶ月後に来 るときは、また連絡をして下さい。 |
3.8 | 伊那の飲み屋さんで、キムチ屋さんと知り合った。 スーパーの食料品売り場の通路にお店を広げ、海苔や塩辛などと一緒に売っているのが仕事だそうです。 韓国から日本にやってきて、最初はうまくいかずに、一度は死ぬ気で海の中に首までつかり、やっと思いとどまっ た経験があるそうです。 明日はアピタで開店しているそうだから、お母さんが作ったという美味しいキムチを買いに行くのです。 |
3.7 | 冬の最後のあがきだろうか、寒い日が続いている。 こんな話自慢にも何にもならないけれど、この冬、就寝時に私は暖房を何も使わなかった。 コタツもアンカも電気毛布もである。 いつも隣に誰かがいたからなんかではもちろんなく、マグネットの布団を使っているから、少 しくらい足が冷たくても、布団に潜り込めば、血の巡りが良くなってホカホカしてくるのです。 |
3.6 | 今、タイタニックが沈もうとしている。そのとき、どう説得すれば人は船に残るかという小話がある。 「ジェントルマンなら残れ」と言えば、イギリス人は残るだろう。「ヒーローになれるぞ」と言えば、アメリカ人が 残る。 日本人には「まだみんなが残っているぞ」と言えばよい。 「楽しいナショナリズム」 島田雅彦 【サンデー毎日】 |
3.5 | 昨日の続きです。 ホームページで「凍頂烏龍茶」を検索したところ、取り扱っているお店にたどり着いた。 ところが、私みたいな人が世の中にはたくさんいるようで、テレビ放映のあと注文が殺到し品切れだ という。 それにしても、テレビの宣伝効果はすごい。 おそらく、そのお店では、1年分の量をこの1ヶ月くらいで売ってしまうのだろう。 |
3.4 | フジテレビ「発掘!あるある大辞典」の花粉症特集で、ヨーグルトを毎日200グラム食べれば腸内バランスが整え られると言ってたから、あまり好きではなかったけれど食べ始めた。 ウーロン茶のなかでも、台湾で生産されている「凍頂烏龍茶」がヒスタミンが放出されるのを防ぐと言っていたから、 どこで売っているのか調べている。 今年はまだあまり症状が出ていないけれど、あの辛さを避けようと一所懸命だ。 |
3.3 | 確定申告書の作成が終了したとの連絡を受け、会計事務所に出向いていった。 所得税の還付金が、私が考えていたよりも多くて嬉しかったけれど、それは私自身がすでに納めていたものだ。 とにかくこれだけ税金の額が多いと、苦労して個人事業などやるのがいやになってしまうよ。 |
3.2 | 義弟からの電話は「県議会議員選挙に立候補したい」というもの。彼は原村の村会議員を4期つとめ、現在議長職 に就いている。 いろいろなしがらみやいきさつがあり、ある程度やむおえないことは理解できるが、親戚の立場としては複雑なもの がある。 いちばん思っているのは、もう年老いてしまった両親を、これ以上振り回さずに、できれば落ち着いた環境を作って あげて欲しいということ。 |
3.1 | 松井のホームランは単純にうれしい。 本人にかかっているだろうものすごいプレッシャーと、それをあまり感じさせようとしない笑顔の 応対に、彼の素直な部分が表れていて好ましい。 これで今シーズンは、日本のプロ野球放映を、私はほとんど見なくなってしまうのだろう。 |