足あと 爪あと 夢のあと 2020年 8月 |
8.31 | 百日草は文字通り、夏から秋にかけて長期間咲いている花です。 私はこの花が好きなのですが、一年草のため、その年の種が翌年発芽する ということになるので、思うように咲いてくれないのです。 だから最近は、花壇に毎年購入した種を蒔くようにしています。 したがって、どんな色の花を咲かせるのかが、楽しみでもあります。 |
8.30 | 記憶に残る言葉がある。 「こんな人たちに負けるわけにはいかない」 17年夏の東京都議選の街頭演説で、安倍首相は退陣を求めて声をあげる 一部の聴衆を指さして、こう言い放った。自分にとって敵か味方か、国民を 分断し、対立をあおる言葉だった。 民主政治は確かに、最終的には多数決で決定する仕組みだ。 だが、その結論に至るまでの十分な議論が欠かせない。そして、国民を分 断するのではなく、可能な限り一致点を見いだしていくのが指導者の務めの はずだ。 異論や批判に耳を傾けず、相手を激しく攻撃して対立をあおる。こんな「分断 手法」が続いてきたのは、安倍政治の大きな弊害と言っていい。 この姿勢が、憲法で「国権の最高機関」と位置づけている国会の著しい軽視につながった。国会をまるで内閣の下請 けのようにしてしまった罪は重い。 そもそも首相には、野党議員も国民に選ばれた代表であるという認識が欠けていた。 権力の私物化が指摘された「森友・加計」問題や「桜を見る会」の問題を追及する野党に対し、首相は誠実に取り合 おうとせず、同じ答弁を繰り返した。 結局、一連の問題の解明は進まなかった。首相は絶えず「丁寧に説明する」と口にしてきたが、国民に対する説明責 任を果たさなかったというほかない。 官僚が首相におもねる「忖度政治」がはびこっただけでなく、安倍内閣は検事総長人事にも介入しようとした。 内閣にとって都合がいい人物を捜査当局のトップに据えたかったのだろう。実現はしなかったものの三権分立の大原 則をゆがめかねない深刻な事態だった。 程度の差はあれ、歴代首相は国家権力を抑制的に使おうとしてきた。だが安倍首相は「政治権力は最大限行使すべ きだ」と考えていたと思われる。検察人事問題には安倍政治の本質が表れていた。 「『安倍政治』の弊害 民主主義ゆがめた深い罪」 毎日新聞 8月30日の「社説」からいただきました。 「屍に鞭打つ」ということわざが中国の史記にあるが、日本人は特に、病気で辞めた人には比較的「優しく」対応する のが普通である。しかし連日の「毎日新聞」の報道の内容は厳しいものだ。まあそれがジャーナリズムというものだ が、一方では、それだけ安倍政治には問題が多かったのだろう。 |
8.29 | 新日本プロレスは今夜、「明治神宮野球場」で試合を行った。 入場者を絞ったため、ただっ広い会場は空(す)き空(す)きで、観客は観客4710人だ ったという。 それでも、これだけの規模のイベントを、東京で開催できるまでに至ったことが嬉しい。 観客は声を出せないため、声援やブーイングがバーチャルで流された。 新日本プロレスは観客に媚びないので、観客の期待を裏切ることが多く、今年になって ここまでは、すっきりしない試合が続いていた。 今日のメインは、一番人気の内藤が久しぶりに勝利したから、この暑さの中でやって来 た観客も、きっと満足して家路についたことだろう。 ただ、このようなハッピーエンドが続かないだろうことも、またプロレスの魅力なのだ。 |
8.28b | 子供のころは、この高烏谷(たかずや)山から、毎晩のように夕立が降りて きた。 山頂付近に黒い雲が湧くと、またたく間に土砂降りの雨をもたらした。 これを「高烏谷夕立」と呼んでいた。 ある時から夕立が発生しなくなったわけであるが、その理由は高烏谷山の 北側に、ダムによる湖ができたためだと言われている。 |
8.28a | 自動車学校における「高齢者講習」のプログラムは、視力検 査(動体視力・夜間・視野)と実車(同乗運転・追尾走行)が 主なもので、自信がなかった「認知機能検査」が行われるの は75歳からだった。 動体視力は右の画像のような結果で、「30~59才平均に相 当します」だった。若く見えるのは外見だけではなくて、中身も 伴っていることが証明されました。 実車は、助手席に座っている教官の指示通りに運転するもの だったけれど、完璧にこなすことができた。 |
8.27b | 茗荷は、車庫の東側の一角に生えています。ちょうど白い花を咲かせた ところです。 画像ではよくわかりませんが、この花の下に実があって、それを食用にし ます。 実際には、花が咲いてしまうと風味が落ちるようですが、私はこの手の、 灰汁(あく)の強い植物は苦手です。 それにしても、我が家は、いろいろな種類の植物がある家ですね。 |
8.27a | 月に一度、痛風と前立腺肥大の薬と、眠剤を処方してもらうために通院しているかかりつけ医 に、「ここも、2週間以内に東京に行った人は、受診できないんですか?」と訊いた。 それを聞いていた医師は最初怪訝そうな顔をしていたが、泌尿器科医院でも歯科医院でも、 さらには自動車学校でもそのような措置がなされていることを伝えると、「それでは医療機関の 役割は果たせませんよ」とおっしゃられた。 そして、「マスクを取って、近距離で、大声で会話をしない限り感染はしません」とも言われた。 これで私の気持ちもずいぶん楽になったところです。 今朝も5時半から野良に出て、途中朝食を食べてからまた外に出て、いっぱい汗を流した。そ のせいもあって、血圧は高い方が108だった。「いい新陳代謝がされていますね」とお医者さ んが言ってくれた。 |
8.26b | 今日の「毎日新聞」の地方版に載った記事は、「横断歩道 車の一時停止 4年連続日本一」というもの。 JAFの調査によると、長野県内の一時停止率は68.6% で、全国平均の17.1%と比較しても圧倒的だという。 なぜこうなったかいうと、県民性もあるかもしれないが、私 は取り締まりを強化したからだと思う。一時期、横断歩道 の近くには警官が立って、違反者を摘発していた。 チビたちの通学路には、横断歩道のない県道があるけれ ど、横断しようと手前に立っていると、通勤で余裕がないだ ろう車が、きちんと止まってくれる。 私は、「頭を下げて!」と大声で叫ぶが、素直にしたがって くれるのは、おそらく小学生くらいまでだろう。 |
8.26a | 車庫の壁にネットを張っ て這わせた、ヘブンリー ブルーが見頃です。 かなり混み入って植え たため、その重さでネッ トがたわんでしまいまし た。 |
8.25b | 今日の「信濃毎日新聞」に載っていた記事は、「茅野 の医院 PCR検査で30人全員陰性」というもの。 症状のない人に限って、地元以外の人も、2万円の自 己負担で、唾液によるPCR検査が受けられるというの だ。 こういう病院がどんどん増えて欲しい。 今日の「直撃LIVE グッディ!」で紹介されたのは、今 回のコロナの震源地である武漢で開催された4000人 参加のライブの様子だ。密集した会場で、総立ちでリズムに合わせて体を揺らせている人たちは、誰もマスクをしてい ない。なんでも、参加者は抽選で選ばれて、事前に全員がPCR検査を受けているというのだ。 報道の真意はわからないが、武漢の市民1千万人全員にPCR検査を実施し、現在発生している感染者(たぶん無症 状以外の)はゼロだというのだ。 だからといって何もしていないわけではなく、街を歩く人たちはマスクを着けて、陰性の証明がないとお店などには入 れないのだという。 コロナ対策にはいろいろな方法があると思うが、少なくとも日本の政府や行政の方向性のなさにはうんざりしている。 |
8.25a | 「高齢者講習」の案内はがきが届いた。 免許証の有効期限は来年の2月27日だから、慌てて受けることは ないのだけれど、なかなか予約が取れないことをよく聞くし、はがき に「すぐに自動車学校等に電話で予約してください」と書かれてあっ たから、今日、予約を取りに行ってきた。 ここでも、ご多分に漏れず、2週間以内に県外に出たことのある人は 講習を受けられないという。 そこで、できるだけ早い時期に受けたいと粘ったところ、今週の金曜 日にキャンセルがあり、そこに入り込むことができた。 |
8.24c | この夏は、力強く沸き立つ入道雲の写真を撮りたかったけれど、なかなか そんな場面には出会えませんでした。 この画像は、自宅から西南の方向を展望したものです。 飛行機雲を発見したので、慌ててシャツターを切りました。 |
8.24b | 柿の木に止まったミンミンゼミが勢いよく 鳴いていた。 近くにもう一匹いたのだが、やがて二つは 近づいていき、重なり合ってしまった。 蝉の一生はいろいろな説があるが、おそ らく7年か8年後には、二人の子供がまた 柿の木に止まって鳴いていることだろう。 |
8.24a | 昨夜は、「全英女子オープン」の上田桃子に付き合った。 インではいくつもバーディーを取れるチャンスがあったから、もう2本くらい 取れればと思うのは、欲のかきすぎなのだろう。 最終日をノーボギー4アンダーで回ったのは立派だ。勇気をいただきまし た。 |
8.23a | 放っておくとなかなかお風呂に入らないので、急かせたところアイスクリーム を手にしてやって来た。 そしてそのままお風呂に入った。 早く食べないと溶けてしまうし、そもそも食べ終わらないと湯船に浸かれない でしょ! |
8.23a | スウェーデンでは4月20日現在、感染者数が1万4000人を超え、死亡 者数は1580人で、他の北欧諸国の10倍近いが、それでも緩和策を採り 続ける。 そしてスウェーデン公衆衛生局の易学者は「首都ストックフォルムで多くの 人が免疫を持ち始め、5月には集団免疫を獲得できる」との見解を示して いる。 こんなことができるのは、スウェーデン人の死生観のためである。スウェー デンは消費税率25%の高負担・高福祉だが・・・。 医療より介護サービスを重視し、「延命治療」はしない。コロナに限らず、も ともと高齢者は肺炎になったら薬の服用くらいで注射も受けず、住み慣れ た自宅や施設で死ぬ。呼吸器に繋がれて病院で死ぬなんてことはせず、 寝たきり老人はほとんどいない。 スウェーデンでも80年代までは無理な延命治療が行われたが、長期間の 延命治療は本人、家族社会にとってムダな負担を強いるだけだという認識 に徐々に変わったそうで、スウェーデンの医師は「日本のような先進国でい まだに無理な延命が行われているとは正直、驚きました」と語る。 新型コロナで死ぬのは基礎疾患を持つ高齢者ばかりだから、「抑圧策」と 「緩和策」とは見方を変えれば、「経済を止めて人生の楽しみを奪ってでも、 高齢者を延命させる」か、「高齢者が感染して死ぬリスクがあっても、経済を回して人生の楽しみを維持する」かの選 択ともいえる。 そしてスウェーデンは、死ぬ間際までできるだけ自力で日常の生活をして人生を楽しみ、寿命が来たら余計なことを せずに死ぬという社会概念が定着しているから、迷わず後者を選んだわけである。 「ゴーマニズム宣言SRECIAL コロナ論」 小林よしのり 扶桑社 からいただきました。 |
8.22b | 1ヶ月以上遅れてしまったけれど、やっと舜クンの誕生日プレゼントが届いた。 なんでも、コロナウィルスの関係で、塗装業者が対応できなくなってしまったとのことだ った。 これは、「ミニセグウェイ」と呼ばれている、「Kintone」の製品だ。 体重移動だけの直感的な操作性で自由自在に乗りこなすことができる、ハンズフリー タイプのバランススクーター。 自称「運動神経はクラスで一番」の舜クンは、すぐに乗りこなしてアスファルトの道路の 上を走り回っている。 |
8.22a | 「全英女子オープン」をフルタイムで見られるなんて、なん て幸せなことだろう。 願わくば渋野日向子が予選を通って欲しかったが、試合 後のインタビューでは、彼女も河本結もしっかりしていた。 二人とも21歳。 まだまだこれからだ。 |
8.21 | 14日に放送された「オールナイトニッポンGOLD」を聞き逃したので、「radi ko」の「タイムフリー」機能を使って聴いた。 「radico」は、過去1週間以内に放送された番組を聴くことができるから便 利だ。 4月から再開された「オールナイトニッポンGOLD」は、本人の発案により自 宅からのテレワークにて収録が行われている。 7月の放送で、来年の夏頃に予定しているコンサートは、会場を確保し、ア ーティストのスケジュールも押さえてあるけれど、実行するかどうかの判断 を、この秋にはしなければならないとのことだった。 それに対して視聴者からは、「サザンのように無観客でやって欲しい」とか、 「ソーシャルディスタンスを保ちながら、半分の観客でもいい」といったような 開催に向けての要望が寄せられた。それに対して拓郎は、まだ結論を出すのに至ってないけれど、開催は難しいの ではないかとのニュアンスがあるようなコメントをしていた。 その理由としては、2019年のコンサートがたいへん満足できるものであったことや、74歳になる年齢のことなど が挙げられていた。 私は昨年のコンサートが終わったあとに、「もうライブはいいから、のんびり暮らしていこうよ」とコメントしたが、 本当にそうなってしまうと思ったら、やけに感傷的になっている。 |
8.20 | 高倉健などが出演していた任侠映画を見終わった 観客が、映画館の出口から外に出た途端に、肩で 風を切って歩いている光景がよく見られたという。 つまり、無意識のうちに主人公になりきっているわ けである。 クリント・イーストウッドが主演する西部劇の彼はス ーパーマンで、弱みを見せる場面はみじんもなくい つも自信満々で、リボルバーから放たれた弾丸は 100発100中だ。 だから、見終わった後は高揚感に包まれて、何でも できそうな気がする。 でもそれが持続しないところが、現実の姿なのだ。 |
8.19 | 3ヶ月おきにメンテナンスのために通っている歯科医では、2週間以内に東 京に行ったことのある人は、検診を受けることができない。これは最近通院 を始めた泌尿器科の医院についても同じことだ。 歯科医の次の通院予定日は11月9日だけれど、東京での仕事が始まって しまうと通院出来ない旨を伝えたところ、少し怪しい場所も先回りして治療 してくれた。 泌尿器科医院からは飲み薬が5週間分出ているから、9月11日に通院し なければならないのだが、行かれないことを想定して、家族が行って薬だけ を処方して貰えるように手はずは整えてある。 こうやって、長野に帰らなくてもいいような体制は徐々に整えつつあるのだが、今ひとつ9月から社会復帰する踏ん切 りが付かない。その理由は、東京暮らしにはいろいろな不便がつきまとうことと、今ののんびりした生活が心地よいか らだ。 だから何とかしないと、このままリタイヤしてしまいそう。そして仕事を再開するかしないかの判断は、この一両日中 にしなければならない。 |
8.18 | タンノイのスピーカーのいい音で、手持ちのCDのうち、めぼしい曲 はほとんど聞き終えたので、今度はクラシックに挑戦しようと思って いた。 さて何から購入しようかと迷っていたところ、CDを収納してある棚に 「のだめカンタービレ・Best100」なるCDがあるのに気が付いた。 オムニバス版だというから、てっきり100曲が入っているものと思っ たが、そうではなくて、フル・バージョン全26曲が、全100トラックに なっているものだった。 2007年に発売さているものだが、当時はクラシックを聴く気分では なかったから、これからの入門編としてはちょうどいい。 |
8.17 | 私が「弁証法」と出会ったのは18歳のとき。前にも書いた「詩作」の先生は「社会運動」 に関わっており、いろいろなことを説いてくれた中に「弁証法」があった。 今でもよく覚えているのだが、何度となく紙に「蕾(つぼみ)」の絵を描いて、「正・反・ 合」の理論を解説してくれた。 つまり、「つぼみから花が咲く。ではつぼみとは何なのか。つぼみはつぼみである。しか し、つぼみは花になる。つまり、つぼみ自身につぼみであることの否定が含まれている。 つぼみは常につぼみでありながら、つぼみでないものになろうとしている。そこにはつぼ みであると同時につぼみでないという矛盾が含まれてい・・・・・」というやつだ。 「弁証法」に裏付けされた思考は、私の中ではそんなに明確でなかったかもしれないが、 何か困難な出来事に出会う度に、判断の裏付けとして存在していたように思う。 だから壁にぶち当たっている今、もう一度「弁証法」勉強をしてみようと思うのです。 |
8.16 | 送り盆は、仏前に朝食を供えた後、お墓まで仏様を送って いきます。 まわりのお墓も同様の対応をしているので、墓地はお花で いっぱいになりました。 |
8.15b | 地区の住民の寄付を募って、「東伊那に元気の華を咲かせよう」の花火が打ち上げられた。 午後8時に、4ヶ所で打ち上げられたから、多くの住民が見たことだろう。 花火だけではなかなか元気になれないけれど、実行委員会の皆さんに敬意を表します。 |
8.15a | 12日に続いての太田切川の清流には、チビが一人増えていました。 今日は最初から濡れることを前提にして着替えを持って行ったので、気 楽に水と戯れることができました。 駒ヶ根高原のレストラン「味わい工房」はほぼ満席だったけれど、12時 ちょうどに鳴った「広報駒ヶ根」のサイレンの音には誰も気が付かず、も っぱら食事とおしゃべりに熱中している状態でした。 平和なもんだねえ。 |
8.14b | 梅雨が明けから初めての快晴、我が家のまわりの風景です。 今年こそはロープウェイで駒ヶ岳に登ろうと思っていたけれど、こんな状況の中、あえて行く必然性はありません。 この暑さで、畑に植えた白菜の苗が枯れ始めています。 |
8.14a | スマホで検索エンジンに使っている「Yahoo!」が開かなくなってしまった。タイ マーを設定しておいたのに音が鳴らない。試しに他の電話からかけてみたのだ が、呼び出し音が鳴らない。 いろいろ操作してみたが解決せず、どうしたらいいのか困っていたところ、「ちょっと 貸して」と舜クンが手にしていろいろやっていたが、やがて再起動を始めた。そして 問題は解決してしまった。横では琉クンが、「アップデートがされたあとは再起動を するんだよ」と、涼しい顔で言っている。 私だって、トラブル解決には再起動が基本なことくらい知っているけれど、チビたちの対 応力にはまいった。 |
8.13b | 今年のお盆の祭壇です。 この何年か、おばあさんの遺影の写真が見つからず、おじいさんだけ になっていたので、写真はプリントアウトし、額は葬儀場に行って譲っ てもらいました。 同じ地区に2軒、新盆を迎える家庭があるのですが、お酒や料理は振 る舞われないので、お線香だけを上げに行ってきます。 |
8.13a | 昨日の午後にわか雨があって、畑の土が結構湿った。実はこのとき を待っていたのだ。 梅雨が明けてからずっと雨が降らなくて、畑の土はカラカラ状態だっ た。マルチシートを張るのには幾分土が湿っていた方がいいので、今 朝は5時半から畝(うね)作りに取り組んだ。 肥料を撒いたあと耕して、掘り割る場所に印を付けて、さあ管理機を 動かそうとしたところ、起動用のロープが切れてしまった。農機具店は 今日はお休みだから万事休すだ。 画像は午前7時半の畑。強い太陽の光を受けて、表面の土は見る見る間に乾い ていってしまう。 お盆には、家のまわりをきれいにしていた几帳面なおじいさんとおばあさんが帰ってくると思うから、恥ずかしくない ように畑と庭の草取りに精を出しました。 この酷暑が続いていたから、朝と夕方だけしか作業をすることができなかったけれど、今日の迎え盆に何とか間に合 わせることができたところです。 |
8.12 | 駒ヶ根高原の駐車場に停まってい るのは、ほとんどが県外車だった。 私にもメディアの報道がすり込まれ ているので、ついつい「危険」だと思 ってしまうから恐い。 名物のカツ棒を食べた後、太田切 川の清流に浸り、二人ともびしょ濡 れになりました。 |
8.11 | スイカ スイカを食べましょう 夏を食べましょう 太陽を食べましょう ポンポン トントン どんな音がいいのかな 重いぞ 大きいぞ これください! よく冷やせよ 水をジャンジャンかけろよ もういいかな 冷たいぞ 畳が濡れないように 新聞紙を敷こう さあ、集まれ スイカを食べるゾー! 赤いかな よく熟れているかな 切るぞ まだ手を出すなよ ワー! 赤い ああ、すぐいいところを取る オレのも残しておけよ 大丈夫だって 塩持ってこい! ヤイ、甘いなあ 塩かけすぎちゃった このスイカ種がないぞ あっ それオレんの ・・・・・・・・・・ まだあるよ うんざり これオメんのだぞ うんざり スイカってまずいなあ! ZZ ZZ ZZ ZZ ZZ ZZ ZZ ・・・・ スイカを食べましょう 夏を食べましょう 太陽を食べましょう (1968.8.2 18歳 会社の独身寮の一室でのシーンです) 琉クンは種を飲み込んでしまう。舜クンは神経質なくらい食べる前に種を取り除く。スイカの食べ方一つをとっても性 格が表れます。 ちなみに私は種は食べずに口の中から出します。 |
8.10 山の日 |
アスターは毎年、農協で売っている苗を買っている。 今年は12種類のアスターを植えた。 苗を作っている人はおそらく高齢の人だろうから、いつなくなってしまう のか心配しながら、店頭を訪れている。 いつもは倒れていてから気が付いて支柱を立てるのに、今年は時間的 な余裕があったから、前もって対策を講じることができました。 |
8.9b | 日本は、期待したほど迅速に、降伏に踏み切ろうとはしませんでした。 ルメイ将軍が「原爆はもう1発あるか?」と尋ね、私は「あと1発ありま す」と答えました。 次の候補は東京の皇居でした。そうすれば日本人もショックを受ける だろう。 ある男は言いました。「その場合アメリカは誰と和平交渉をするんだ」。 (アメリカの関係者の証言) NHKスペシャル 「証言と映像でつづる原爆投下・全記録」より |
8.9a | お盆の祭壇に飾る茅を、涼しいうちにと、朝5時から編み始めた。 いつもおばあさんの実家の分も編むから、それに使う茅を届けてくれる わけだが、今年は成長が鈍く短かったので、我が家のものを充当させ た。 茅を2本ずつ編み込み、幅1m、長さ1.5mのものをふたつ作りました。 ← 流撮影 |
8.8b | トマトがピークを迎えている。 画像のミニトマトだけではなく、大きなトマトも続々と赤くなっている。 畑でもいで、生暖かいやつにかぶりつくと、トマト本来の香りと甘さが、口の中に広がる。 10円玉大の赤みが付いた段階で出荷をし、流通の過程で赤くなったトマトしか食べられない都 会の人たちに、一度味見をさせてあげたい。 |
8.8a | お墓の掃除に行ってきた。 おばあさんの命日前にもやってあったから、草はほとんどなかった。 我が家の墓地の前の、お地蔵さんの辺りは草があるのに、その向こう にないのは、草を取ったからではなくて、日頃から除草剤を散布してい るから。 お墓に除草剤を撒くなんて、私には考えられない。しかも共有の土地 だ。 |
8.7b | おしっこをいっぱい貯めて、泌尿器科の医院に行ってきた。 便器に向かって放尿すると、それがデータとなって現れる。「最大尿流率」とか「最大尿流 率到達時間」とか「ためらい時間」といった具合だ。本人はそんなに勢いがないとは思って いなかったが、グラフを見るとそれは弱々しいものだ。 超音波検査は、尿がいっぱいたまっている状態と、それを放出した後の様子を見た。やっ ぱり前立腺はかなり肥大しているようだ。 血液検査による「腫瘍マーカー」の値は低くはなかったけれど、がんに起因するというより も、肥大の影響ではないかとの診断で、しばらくは薬を飲んで様子を見ることになった。 5週間後に再通院です。 |
8.7a | 東京にワンルームマンションを借りることを告げて出掛けたあたりから、物心ついたころ からずっと購読し続けていた「毎日新聞」を止められてしまった。 仕方がないので、今は毎朝コンビニまで自動車で「毎日新聞」を買いに行っている。そ の距離約9km、所要時間は15分程度だ。 だから、ガソリン代などを考えると、たいへん高価な新聞を読んでいることになる。 |
8.6c | 田んぼの稲から、一斉に穂が出始めた。 この間田植えをしたばかりで、夜なんか蛙の鳴き声が聞こえていたのに、お 盆を過ぎるとすぐに黄金色になり、刈り取りができるようになる。 自宅にいても、時間の流れは少しも遅くならないけれど、季節の移り変わり は実感することができるから、まあいいとしよう。 |
8.6b | 午前8時15分。舜クンを懐に抱きしめて、広島の方向を向きながら、1分間 の黙祷をした。 子どもたちに伝えなければならないことは、私なりに伝えていこうと思ってい るが、せめて人を撃ち殺すゲームだけはして欲しくない。 前に、そんなことを書いた貼り紙をしたけれど、全然効き目がない。 |
8.6a | 7月9日にお伺いした会社から、正式なオファーがメールで届いた。「このような状況でお越し頂ける か、ご判断を委ねる形になってしまいます」とおっしゃられている。 このメールが届くまでは、仕事に復帰する時期を具体的には考えていなかった。 「新型コロナウィルスが収束するとき」がいつになるかわからないし、そして感染する土地が東京に 限られなくなったし、感染しても重症化する率は低くなっているしで、このままじっとしていてもいい のかと、このメールをきっかけにしてまた考えさせられている。 胃検診が終わり、前立腺の結果が今週出て、夏野菜は堪能したし、畑の草は取り終えたし、チビた ちとは夏休みを一緒に過ごせたから、このまま自宅にいる必然性みたいなものはなくなってきている。 お盆過ぎから仕事に復帰するかどうか、今度こそしばらくは自宅に帰ってこないようにするかどうか、この2~3日悩 んでみます。 |
8.5b | 「資本論」のすごいところは、一方では国際経済、グローバルな資本主義の発展傾 向というような最大限のスケールの大きい話に関わっていながら、他方で、極めて身 近な、自分の上司がなぜイヤな態度をとるのか、というような非常にミクロなことにも 関わっているところです。 そして、実はそれらがすべてつながっているのだということも見せてくれます。言い換 えれば、「資本論」は、社会を内的に一貫したメカニズムを持った一つの機構として提 示してくれるのです。ここが「資本論」のすごさなのです。 「武器としての資本論」 白井 聡 東洋経済新報社 「はじめに」より 「資本論」は、ご存じマルクスが描いてエンゲルスが仕上げた経済の理論書だ。私も 今まできちんと読んだことはなかったが、その理由は表現が難解(だと思いこんでい た)だったからだ。 ところがこの著書は、「資本論」を今の時代に合わせて、本当にわかりやすく解説して くれている。 現在、これから、経済活動に携わる者にとっては必読の書だ。 |
8.5a | 私は、概ね半年先までのホテルを予約している。今はそんなことはないが、地域によっては禁煙の 部屋が満室になっていて、仕方なく喫煙の部屋にしたことが何度となくあったからだ。 そうするとわけがわからなくなってしまうので、予約サイトから返信されたメールを印刷し、それを 予定表に貼り付けている。だから私のノートは厚くなってしまいブカブカだ。 東横イングループは前々日に知らせてくれるから、今は週単位で予約をキャンセルしている。頻繁 にキャンセルしているとブラックリストに載りそうだけれど、今は先が見えないから仕方がない。 |
8.4b | 情報ライブ「ミヤネ屋」の放送中に、大阪府と大阪市の合同記者会見があり、「ポ ビドンヨード液」でうがいをすれば、コロナウィルスに感染しても徐々にウィルスが 減っていくという、大阪府立病院の見解が示された。 代表的なうがい薬は「イソジン」で、これは買い占めが起こるだろうと思ったのでア マゾンのストアを覗いたところ、すでに商品はブロックされていた。 その後街に行ったときの薬屋の駐車場は一杯で、興味本位に別の薬屋に入って みたところ、うがい薬の棚には「お一人様1本でお願いします」との表示がされ、す でに現物はなかった。 私も暇だねえ。 |
8.4a | 今日の駒ヶ根の最高気温は34℃だった。 連日の外仕事でさすがにへばったので、今日から朝の作業に切り替 えて、5時に外に出た。 でも、7時半くらいになると日の光が強くなり、屋内に入ることになった。 朝に加え今日の夕方の作業で、畑の雑草を取り終わり、6月に仕事に 出る前の、「1本も草がない状態」にたどり着きました。 |
8.3b | 何年か前から、ヘリコプターを使って農薬(たぶん)を散布している。 これだけ大きなヘリコプターが入ると、土地改の結果大きくなった田ん ぼも狭く思えてしまう。 操縦している人は我が家も稲作をお願いしている家で、「ドローン」にし たいね」と言ったら、頷いておられた。 |
8.3a | 小学校は土曜日から夏休みに入っている。 毎年、春休みと夏休みにスイミングクラブでは「短期水泳教室」を開催 していて、今回は、スイミングクラブに通うのを止めた舜クンも参加して いる。 夏休みになると、保護者の「負担」が増えるから、バスが自宅まで迎 えに来てくれるのは、大変ありがたい取り組みだ。 琉クンは今日、7級に合格したという。 |
8.2 | 晴れの日が2日続いたので、ようやくジャガイモを収穫することができた。 ジャガイモの皮は薄くて傷つきやすいので、湿った状態で収穫するとその際 できた傷からわずか数日間で腐ってしまうのだという。 まだ土は幾分湿った状態だったので、念のために一日中天日干しをした。 今年は何回も消毒をしたため、幹や葉は順調に育ち、その結果なのでしよう が豊作と言ってもいいと思います。 |
8.1b | 午前中は8時から11時まで。午後は3時から5時半まで、畑の草取りに集中した。 梅雨が長かったこともあり、野菜の畝(うね)の間には、びっしりと雑草が生い茂っ ている。それを手持ち草掻きで浮かし、箕で集め、堆肥に積み上げるという地道な 作業だ。 暑い時間帯は避けたはずなのに、その後のウォーキングは足が重く、夕食は食べ る気にならなかった。きっと熱中症というやつだろう。 梅雨が明けない涼しい時期に土手や畦の草刈りを終わらせておいてよかった。で も、こういった作業を去年までは土日でやっていたということだから、きっと体力も落 ちているのだろう。 |
8.1a | 毎日新聞の「みんなの広場」に投 稿をしました。 新聞社にはわかってもらえること はできないかな? 2015年に、通常国会を95日間 も延長して安全保障法案を成立さ せた安倍政権が、新型コロナウィ ルスが拡大し、国内に様々な問題 が噴出している状況なのに、臨時国会を召集しようとはしない。 ただ、国会が開かれたとしても、今までのような、本会議で原稿を読んだり、委員会で野党の質問に答えるだけでは 問題は解決しない。そこで提案である。 まず、テーマごとに小委員会を設ける。テーマとしては、「感染検査」、「医療体制」、「経済対策」、「自治体運 営」など、など、などだ。ここで重要なのは、官僚にテーマごと事実を元にした実態を明らかにしてもらう。 つまり問題を顕在化させそれを共有したいのだ。 各小委員会ではそれぞれの問題について対策を練り上げる。それを持ち寄り全体の調整をすれば、自ずと国の取り 組みの方向が明らかになるはずだ。 国会議員と官僚とか、与党と野党とかいった垣根を越えて、その時のいちばん いい方法を見いだせばいい。 440文字という制限があるから、このくらいしか表現することができません。 |