あと あと のあと  2020年 7月

7.31
 税務署から、消費税の中間申告分の納税通知書が届いた。収入が限られている今、
 この額はきつい

 自営業者は、その年の収入額に対して翌年になってから課税される。住民税、国保税、
 個人事業税などがそうだ。そしてさらに、消費税については昨年の実績に対しての半
 分を前納しなければならない。

 1円も収入がなくても納税だけはしなければならないわけだから、今年のような場合は
 本当にきつい
 いつかはこういう日が来ることはわかっていたが、そう思っていてもやっぱりきつい
7.30
 この時期、長ネギの頭を切る。するとすぐに新しい葉が伸びてくる。

 昨年で「5年連続ダイアリー」が一杯になったので、今年から新しいものを使
 っている。したがってどうしても、昨年の履歴を見ることがおろそかになってし
 まっていた。

 長ネギの頭を切ることに気が付いたのは昨日で、例年はもう少し早く行って
 いた。 
 一緒に追肥を施したので、葉が伸びたところで土寄せをします。

7.29b  
 フジテレビの情報番組「直撃LIVE グッディ!」を見ていたら、
 京都大学特定教授の上久保靖彦氏がリモート出演して、次
 のような提言をされた。

 新型コロナウイルスは「S型」「K型」「G型」の3タイプに大別
 されるが、感染しても無症状から軽症が多い「S型」は昨年
 10~12月ごろに世界に拡散し、同じく無症状から軽症が多
 い「K型」は今年1月ごろをピークに日本に侵入した。やや遅
 れて「G型」が中国・武漢で拡散、さらに上海で変異したG型
 が欧米にも広がったとしている。

 したがって、日本人の95%は「K型」による免疫が形成され
 ているから、感染しても重症化はしないというものだ。
 つまり、今までは感染そのものを防止することに取り組んでい
 たが、季節性インフルエンザと同じような「普通の風邪」として扱ってもいいとの主張だ。それを科学的な根拠を元にし
 て解説してくれた。

 これを聞いていて、人生が急に明るくなった。27日に記者会見が行なわれたようだが、それが大きく報道されないの
 はなぜだろう。
 規制が解除されたのだから、感染者が増えてあたりまえ。日々の数字に一喜一憂していること自体がおかしなこと。

7.29a
 昨日、泌尿器科専門クリニックに通院した。今なら時間が取れる
 から、ずっと思っていたことを実行したわけだ。

 先日の胃がん検診のときのPSA値は、基準値4.0以内に対し
 て5.51だった。これは毎年徐々に上がっている。

 おしっこを採取した検査の結果は異常なしで、その後採血をした。
 これは、「腫瘍マーカー」の検査をするためで、2週間ほどで結果
 が出るという。

 次回は超音波による診断をするので、膀胱におしっこをいっぱいた
 めて来るようにとのことだ。おしっこが出る勢いもその時に見るらし
 い。
7.28b
 国会が「学級崩壊」の状態になっている。問題の根にあるのは国会審議の形骸化
 だ。

 要員の一つに日本の
国会の「定足数」に対する厳格な考え方がある。議事を進め
 るために必要な出席
議員数のことで、一瞬でも割り込むと審議を止めるのが通例。
 質疑者は事前に決まっており、それ以外の
議員はやりとりを聞くだけだ。

 与党における法案の「事前審査」も影響している。法案は、官僚から事前に説明を
 受けた与党
議員が詳細に議論し、全員が了解した上で閣議決定を経て、国会
 提出される。与党
議員にとっての国会はそれを無傷で通す場で、議論への興味は
 薄い。野党
議員は国会提出後に法案の詳細を初めて知るが、何を言っても大幅な
 修正につながるケースはほぼ皆無だ。野党に残された
国会戦術は、メディアの耳
 目を集める不祥事などの質問に力を入れたり、法案成立を遅らせて強行採決に持
 ち込むことで「強引な
国会運営」だと批判したり、という状態になる。

 形式化した
国会を変えるため、定足数要件と与党の事前審査を緩めて、与野党の
 専門的な知識がある
議員が官僚相手に法解釈を精査し、条文修正も視野に入れる条文審査会を導入してはいかが
 だろうか。
議員国会での審議に参画する意識を持つようになり、野党も法案修正への責任が生じ、緊張感を持つだ
 ろう。


   「事前審査 形骸化招く」  元官房副長官  松井考治     「毎日新聞」  7月28日号からの抜粋です。

7.28a
 マスク8千万枚、今後さらに配布 不要論噴出でも…9業者に発注済

 政府が新型コロナウイルスの感染防止策として始めた布マスクの配布事業で、
 介護施設や保育所など向けの布
マスクの発注と製造が続き、今後さらに約8
 千万枚を配る予定であることが
厚生労働省などへの取材でわかった。全戸向
 けの配布は6月に終わり、すでに店頭での
マスク不足も解消されて久しい。配
 布はいつまで続くのだろうか。

 朝日新聞は、布
マスクの配布事業で厚労省がこれまでに業者と結んだ全ての
 契約書計37通を入手。取材も踏まえて分析したところ、配布・発注済みの布
 
マスクは計約2億8700万枚にのぼり、総額約507億円の費用がかかってい
 た。うち郵送やコールセンター、検品などの事務経費が約
107億円を占める見
 通しという。いずれも入札をしないで業者に発注する随意契約だった。

 
厚労省の担当者は「必ずしもまだ十分マスクが行き渡っていると言い切れない状況の中で、布マスクを配ることで需
 要を抑制する効果は十分認められる」と説明。一方で、今後新たに布
マスクを発注する予定は「現時点ではない」とし
 ている。

                  「朝日新聞 Digital」  7/27(月)18:35配信

 国民がたいへんな思いをして納めた税金を、一体何だと思っているのだろう。自分のお金ではないから、こんな馬鹿な
 ことを平気ですることができる。

7.27b
北京から天津までバスで移動した道は、埃だらけでまわりに木々が見当たらず、
中国の人たちはどうやって木材を調達しているのかと、不思議に思ったものだ。
何日か経って船で返ってきた長崎は、新の木々にむせかえるようだった。

アリゾナの赤茶けた荒野の上を飛んで、ロス経由で成田に向かった飛行機が、千
葉の海岸線にさしかかったところ、緑一面の田んぼが目に入ってきた。
日本という国のの多さに感動したものだった。

が明けたら畑の草取りをしようと張り切っているのに、どうやら今月いっぱい
はこのが続きそうだ。
でも、このの多さが、日本にを育んでいるのだと思うと、受け入れられないこ
とでもない。

7.27a
 毎週日曜日の18時から、BS朝日で放送される「激論!クロスファイア」が面白い。

 何が面白いかというと、進行を務める田原総一朗氏が「暴走」気味だからだ。
 相手が何を感じているかなんてお構いなしに、どんどん切り込んでいく。だから、面白い
 というよりも痛快なのだ。

 アシスタントの本間智恵アナは、番組を作り上げなければならないから、田原氏の進行
 を修正していく。その心配げな表情がまたいい。 
                    「週刊朝日」 7月31号より 
7.26
 まだFM長野が開局する前は、FM放送を聴くといえばFM愛知
 しかなかった。
 そこで屋根に5素子の八木アンテナを立て、そこにブースターを
 かますことによって、遠くの電波を受信した。

 エアチェックは、アナログ式のタイマーをセットして、チューナーと
 カセットデッキに同時に電源を入れる方式だ。
 録音するのはカセットテープだったから、オートリバースで反転す
 るときなんか、一瞬音楽が途切れたりする。

 ここに、1982年12月5日に、FM広島の開局を記念して行われた、広島県立体育館の吉田拓郎のコンサートを録音
 したものがあるのだが、カセットテープからDVDにダビングした音源は、アナログにもかかわらず、結構鑑賞に堪える
 ことができる。

 こうやって当時録音をしておいたものが結構残っているから、それを今、棚卸しの意味を込めて聞き始めている。

7.25
 新型コロナウイルスに職員が感染していた長野銀行小諸支店で23日、正
 面の窓ガラスが割られる被害があった。
 長野銀行では今月20日、小諸支店の職員が1名、
新型コロナウイルス
 感染していたと発表していた。
           (長野放送)

 このような状態だから、東京に行くことができたとしても、長野に帰ることが
 できなくなってしまう。
 一人も感染者も出ていない岩手県は、さぞかしピリピリしていることだろう。

7.24b

スポーツの日

 アメリカのニューヨーク州では、希望すればいつでもPCR・抗体検査を受けられる。しかもこれは医療保険に加入して
 いなくても、不法滞在でも受けられる無料行政サービスなのだという。
 そしてここからが重要なのだが、この検査とセットで行われているのが「トレーシング」で、濃厚接触者の追跡を行う「ト
 レーサー」が、3000人も配置されているのだ。

 それに対して日本のPCR検査は、発熱患者、濃厚接触者、無症状で感染リスクが高い人に限定しており、感染リス
 クの低い無症状者にはPCR検査は行われていない。なぜ検査数が増えないのかを、メディアの報道内容を元にして
 まとめてみた。
 ① PCR検査を仕切っているのは、厚労省 ― 国立感染症研究所(感染研)― 保
   健所・地方衛生研究所(地衛研)というラインで、これらの組織がPCRを含む
   行政検査を「独占」することが、感染症法に規定されている。このため、検査
   できる施設が限定されてしまっている。

 ② PCR検査は、彼らの処理能力や裁量に委ねられるため、当初は病院が感染
   者で溢れるのが嫌で、PCR検査対象の選定を調整していた。クラスターが発
   生したある高齢者施設が全員の検査を希望しても、20人しか認められなかっ
   た例もある。

 ③ そしてこれは昨日の「羽鳥慎一モーニングショー」で解説された内容であるが、
 大規模な検査を行うと誤って陽性の検査結果となる「偽陽性」者が出て、その人たちを強制的に隔離すると、ハンセン
 病などに見られた「人権侵害」を起こすことを、医系技官や専門家は極度に恐れているという。

 新型コロナウィルスの積極的な対策は、居住者全員にPCR検査を定期的に受けさせ、感染の有無をはっきりさせた
 上で、感染者については行動を制限していくしかないと思うのだが、日本はこのような制度設計がなされていない。
 よく現行法の壁があるといわれるが、それならば閉会中の国会を召集し、臨時処置的な法律を作って施行すればいい
 ではないか。そうでなくても、法律を改定せずに解釈を変えることを何回もやってきた現内閣だ。もっと現実的な動きを
 しろよと思うのだが、なんともじっれったい。

7.24a

スポーツの日

 葉っぱが枯れてきたことにより、メロンの実がむき出しになってきた。

 今年は野菜の成長期に家にいることが多く、多くの野菜に手をかけることができたが、この
 ロン
にまでは及ばなかった。

 きちんと剪定をしていれば、もっと大粒のが採れただろうと思えるし、市販のものには負け
 るにしても、甘みがあって食べることができるものを育てることができただろう。

 梅雨が長いために畑は雑だらけになっており、梅雨明けになるだろう来週は、心を入れて
 取りをしなければなりません。
7.23b

海の日

 2017年の1月から2月にかけて、スイミングに行った琉クンが、プール
 の片隅にこずんで(一か所にかたよって集まる)泣いている様子を2度
 ほど見かけた。

 いつも陽気でニコニコしている琉クンの所作として信じられなかったが、
 その時のコーチとのやり取りでは、いつものコーチが休んでしまったか
 らとか、水を飲んでしまったとかがその理由だったが、本当の理由らし
 きものを知るのはその後のことになる。

 子供が「可愛い」のは小学校5年生ぐらいまでだと常々思っていたが、
 4年生になってこのところ身長が急激に伸び、子供らしさを失っていく琉
 クンから、心の傷を感じてしまうのは、やっぱりあの時の情景を思い浮かべるからなのだろう。 

7.23a

海の日

        配置転換

     君自身のためだから ひいては会社のためだから ひとつやってみてくれないか
     恐いもの知らずの勢いだが やがて俺くらいの歳になれば
     自然と保守的になるものだよ

     今すぐがだめなら 予約をしておくから
     次の役員選挙(労働組合の)のときには 出ない運動をすればいいじゃないか
     若くて有能な人には どんどん外へ出てもらうつもりだ
     工場で働いていても 食いつぶしているだけだから
     モーターの回る原理も知らないで 営業はできやしないよ
     技術屋の営業マンを求めているんだ

     経営協議会かなんかの場で
     ただ一本気だけで 主張を通そうとするけれど
     もうひとつ欠けているものが あるんじゃないのか
     そんな場面を 惜しいと思って見ていた

     作業中に呼び出されて
     総務部長と 工場長とから それぞれ話しかけられました

     お断りします
     長男です
     おやじの腕は もう曲がって(仕事のしすぎで)しまいました
     おふくろは はれぼったい顔をしています
     おばあちゃんは やっと歩いています
     弟は みんな家を出てしまいます
     とても東京へは行けません

     食いつぶしとはなんですか
     私たちは生産をしています 最大の侮辱です
     今、受注がないのであって 来年のことなんかわかりません
     予約なんてまやかしです 何かがプンプン匂います

     工場移転と同時に 職場が変わりました
     やっと仕事を覚えてきました
     私の職場は 全部で3人です ひとりは副委員長(組合の)です
     抜けられる要素がありません

     人生に対しても 展望を持っています
     目的ははっきりしています そのための一歩でありたいと思います
     価値判断ではないけれど 毎日の生活を 大切にしたいと思います

     お断りします
     若いうちに 少しの期間 東京で暮らしてみたいと
     そんな気持ちが かなり大きいけれど・・・・・         (1971.10.28 21歳)

 高校を卒業して入った会社の労働組合は、総評の左派に属する単産で、850人の組合員を擁していた。19歳の時
 にその組合の半専従の書記次長になったから、労使協議会の労働側として参加していたわけだ。
 この詩を作った21歳の時は、青年婦人部の書記長の役割を担っていた。
  
7.22b
 最近、迷惑メールが頻繁に届く。

 さっき届いた新たなパターンのメールは、「Amazon.co.jp」からのもので、「App
 le MacBook Pro (13インチPro, Touch Bar, 1.4GHzクアッドコアIntel Core i5, 8GB
 RAM, 256GB) - シルバー 」の注文を確認する内容のものだ。

 お届け予定が7月24日で、クレジットカードの一括払いで、料金が176,280円に
 なっている。
 冷静になって考えれば自分の個人情報はどこにもないのにかかわらず、あわてて
 確認してしまいそうな内容だ。
 そのページには、見た人を取り消しに導くような、巧妙な仕掛けが施されている。

 世の中が「新型コロナウィルス」で混乱しているのにもかかわらず、こういう卑劣
 手口を使って人を騙そうとする奴らが存在していることが悲しい。

7.22a
 今年も「さとう農園」にを注文しに行った。

 ちょうど畑から帰ってきたところのようで、軽トラにまだを積んだ
 ま、お茶を飲んでいたところだった。

 今年は雨が降り続いているために、の出来は悪いということだ
 が、手で持ち上げるとずっしり重く、がいっぱい詰まっていそうだ。
7.21b
 一昨年は、コンビニの中食を製造している八王子の工場で。昨年
 は習志野の工場で。
 鹿児島産か中国産によって私の評価がわかる、などと冗談を言い
 ながら美味しくいただいた。

 そして今年は、郡山の工場でいただくはずだった。ところが、新型
 コロナの影響でそれは実現しなかった。

 だから、自前で調達することにしました。自宅に5個、長女宅に3
 個、おばさんちに2個、計10個の大盤振る舞いです。

 もちろん鹿児島産でした。
7.21a  
 富士見町の友人と、霧
 ヶ峰にニッコウキスゲ
 見に行った。

 驚いたのは、群生地が
 狭まっていること。

 鹿の食害だということだ
 が、これでは観光客が
 がっかりしてしまうこと
 だろう。

7.20b
 伊那中央病院が先週と変わっていたのは、入り口でサーマルカメラで体温をチェッ
 クされたあと、一人ひとり「東京へ行ったかどうか」を聞かれることだった。

 東京に行った期間が尋ねられなかったため、私は「いいえ」と答えたけれど、一段と
 警戒が強化されたことを認識させられた。

 問題の胃カメラは異常が見られず、CTの結果も問題なかった。ただ、血液検査で
 SA
の値がやっぱり徐々に上昇してきているから、今月かかりつけ医に通院したとき
 に、生体検査をするかどうかのアドバイスをいただきたいと思っている。 
7.20a  
 昨夜「WOWOW」で放映された「i 新聞記者ドキュメント」の中で、印
 象に残った言葉。

 よく「左翼記者」と言われるけれど、左翼政権になっても同じことをやっ
 ているだろう。


 そう、ジャーナリストの基本姿勢は、「反権力」なのです。
7.19b












 舜クンの8歳の誕生日

 本人曰く、運動神経はクラスで一番、かけっこは二番、算数は一番だそうです。
 国語は?と訊いても、返事が返ってきません。

 上下とも歯科矯正の金具が入っているので喋りにくそうですが、歯並びがだんだんよくなってきました。
 
7.19a
 東京から離れて10日間が経つ。
 もし私が感染したなら、東京にいる人は全員感染しても不思議がないくらい、異常なまでに気を付けていた
 けれど、ヒヤヒヤしながら長野での生活を送り、会いたい人にも会わないまま、10日間が過ぎました。

 今の状況では、東京に足を運ぶことなどできないから、これでキャリアが終わってしまうのだとしたなら、少
 し心残りです。

7.18b
 庭で咲いている何種類もの紫陽花の中には、山から取ってきて植えた地味
 な野生のものと、公園あたりから枝を切り取ってきて挿し木にしたものとがあ
 ります。
 そしてもう一つは、画像のような園芸用に改良したものもあるのです。

 今回、このページの表紙に使おうと、一度は配置をしてみたのですがどうも
 落ち着きません。
 それは、一見鮮やかで目立つのですが、自然な感じがしないのです。
7.18a  
 昨夜の「オールナイトニッポンGOLD」での話。

 来年のこの時期に計画しているコンサートは、もう会場をお
 さえ、アーチストのスケジュールを確保し、スタッフもスタン
 バイしているそうです。

 やるかやらないかのタイムリミットは秋頃で、来年ダメだと
 したなら、再来年は76歳になるから、そんな時のことは今
 は考えられないと言っていました。

 そうすると、消化不良のまま終わってしまいそうです。
 
7.17
 山のかなたに」は、1966年に日本テレビで放映されたテレビドラマ。
 この6月から7月にかけて、「チャンネルNECO」で放送された。
 全13話、総時間6時間50分に及ぶものを見終わった。

 なぜ録画をしておいたかというと、「山のかなたに」、「雨の中に消えて」
 「あいつと私」は石坂洋次郎原作の3部作で、いずれも主題歌を舟木一
 夫が歌っていたからだ。

 舟木一夫は「雨の中に消えて」は主人公だったが、「あいつと私」には
 最終話にしか登場しない。
 松原智恵子はいずれの作品にも主演していて、少女漫画の主人公の
 ようにキラキラした瞳が綺麗だった。まだカラーテレビが普及してない時期だったようで、16mmの白黒フィルムで撮
 影されている。

 昭和のよき時代の作品で、現代みたいなギスギスした感じかないのだが、「あいつと私」は冬に撮影されたようで、会
 話の時に吐く白い息が、相手の顔にかかるのが気になって仕方がなかった。
 嫌な時代になったものだ。

7.16b
 録画しておいた参議院予算委員会のテレビ中継を見た。

 今日出席された参考人は、
    新型コロナウイルス感染症対策分科会会長  尾身茂氏
    東京大学先端科学技術研究センター
    がん・代謝プロジェクトリーダー  児玉龍彦氏
    公益社団法人東京都医師会会長  尾崎治夫氏
 それぞれが鋭い口調で
国会に対する提言を述べられた。もちろ
 ん原稿があるわけではない。参考人の発言に対して、拍手が湧
 く光景なんか初めて見た。
 質問した杉尾議員は、「感動」して涙を浮かべていたくらいだ。

 それに引き替え、答弁をした何人もの副大臣と官僚は、事前に作られた原稿を読むだけだから、何も心に響いてこな
 い。 今までも何回となく感じてきたことであるが、
国会のそして国会議員の使命とは、いったい何なのだろう。 

7.16a
 健康的な汗を流している。
 手前は
芝生、その向こうは長さ60メートルある土手。いずれも刈ったあとだ。

 私より少し年配の友人と電話で話していたところ、彼は
草刈りの限度は1時
 間だという。
 私は2時間くらいもつと思っていたけれど、今朝は8時から初めて10時半ま
 で続けたら、さすがにくたくたになった。

 梅雨の涼しいうちに
草刈りを終えて、それを集めてしまわないと暑くなってで
 きなくなるので、午後は3時から夕方まで、また
草刈りに取り組みました。

7.15
 先週の水曜日、小田急線の黒川駅に降りたところ、画像のようなものが駅前に設置さ
 れていた。
 後でネットで調べたところ、Amazonの利用者がセルフサービスで受け取れるロッカー
 で、東京都や神奈川県内にそれぞれ100ヶ所設置されているのだという。

 私はネット販売でも、Amazonや楽天やYahoo!をできるだけ使わないようにしてい
 る。その理由は、私の書籍を販売する場合、手数料を価格の40%近く取られているか
 らだ。業者も同じような状態だと思う。

 だから、Amazonで商品を探したあと、その業者に直接注文しているわけだ。
7.14
  昨日は、自宅から愛知県の知多市まで車で移動した。これだけの長距離を
  車で
移動するなんて何年ぶりのことだろう。
 
  こうしたのは、コロナ感染の危険を避けるということもあるけれど、帰りの足を
  考えてのことだった。今までは新幹線で東京に
移動するだけだったのに、今
  回は長野に帰らなければならない。
  駒ヶ根-名古屋間の高速バスは、1日3便しかないし、
JRを利用しても塩尻
  から先の計算をすることができないのだ。

  先週水曜日にお伺いした会社の工場長は、私がしばらく来られなくなるのを
  知って、すがるような目をされた。明日からまた開店休業状態になるけれど、
                          これはこれで心が痛みます。
 
7.13 
 超音波による検査と、血液採取、そして血液造影剤を注入
 してのCT検査は、毎年この時期に行っている。

 病院の予約はだいぶ前にしてあったのだが、6月19日の
 制限解除後に、「首都圏に2週間以内に行っていた人の外
 来は可能かどうか」を確認しておいた。

 通院する人が減っているため、「手術以外はやることがな
 い」というのは、私の主治医の弁だ。

 また来週通院し、今度は内視鏡の検査を受けます。

7.12
 トマトが色づき始めた。 今年は病
 気の気もなく、順調に育っている。

 もいで、洗って、口の中に入れて噛
 むと、甘くてそれでいてトマト特有の
 野生の味がする。

 栽培者のみが味わえる美味しさだ。
7.11b
 本屋さんで書籍を選ぶとき、出版された日が1年以上前のものはまず買わない。特
 に小説は、時代の感覚がずれてしまっているからだ。それほど、現代の時の流れは
 驚くほど早い。

 私はメガネをしてないと細かい文字が読み取れないから、本文の内容までは確認で
 きないまま、帯の説明に頼ることになる。
 そしてほとんど短編集も選ばないのだが、今回は目次を見るまでそのことに気が付
 かなかった。

 書籍を読むことから得られるものはいろいろあるのだけれど、意味を知らない言葉に 
 出会えるのもそのひとつだ。

 この書籍からは「不定愁訴」という言葉をいただいた。その意味は「漠然とした体調
 不良などを訴えるが、精査しても原因が分からない状態のこと」のようだが、よく使わ
 れそうなこんな言葉に、どうして今まで出会わなかったのだろう。
7.11a  
 雨降りが続いているから、がすごいことになっています。

 のまわりを倒れたタチアオイが囲んでいるために、それを片付けることに
 専念していて、まだ個々の野菜にまでたどり着いていません。

 手前のは「ヘビズイコ」。これを刈り機で刈って入り口を作ったりで、い
 まは開拓者の気分です。
7.10b
 少々尾籠な話で申し訳ないのですが、この1週間くらい便秘で悩んでいました。
 便意はあるのですが、トイレでいくら息んでも、便が下に下がってこないのです。

 ホテルの部屋のベッドの上での、3日間に渡る生活を想像してみてください。移動先の
 ホテルでもそうでした。体を動かす機会がなかったのです。
 部屋の中で体操をすることも考えましたが、それだけの気力が湧いてきませんでした。

 だから、昨夕、いつものワーキングコースを舜クンと歩いただけで、その夜はスーと出
 て、すっきりしたところです。

 今日は、雨の合間に汗を掻いてタチアオイの刈り取りをしたので、もう大丈夫です。
 
7.10a
 新型コロナウィルスの影響で、中止になった公演のチケット代金が払い戻しになっ
 た。
 ひとつは「中島みゆき2020ラストツアー」、もう一つは「熱海五郎一座」の新橋演
 舞場公演だ。

 中島みゆきはファンクラブのサイトから、熱海五郎は「ぴあ」からの申し込みだった
 から、私自身は何も手続きを必要とせず、ゆうちょ銀行の払い出し処理がされた。
 だから、寄付するとかしないとかの意志が入り込む余地がなかった。

 しかしながら、コンサートや演劇などのイベントが、経済的に大ダメージを受けただ
 ろうことが、こんな手続きからも窺い知れる。

 そしてチケットを買った人たちは、こうやって「」を奪われた。 
7.9
 交通の便を考えたら通うことが無理な場合でも、スケジュール的に入り込む余裕がない場合でも、
 お声をかけていただいた企業には必ずお伺いし、お話をお聞きするようにしている。

 今日も、コロナウイルスが蔓延する前に声をかけていただいた会社に、やっとお伺いすることがで
 きた。
 とりあえず12月までのスケジュールはパンパンだけれど、皆さんの熱意に負けそうになっている。
 70歳を超えてまで、こうやって頼りにされているということはありがたいことです。

 この2週間であちこち移動してみたけれど、私のようなコロナウィルスに対する恐怖感は感じることができなかった。私
 が過敏になっているのか、はたまたみんなが上手に付き合おうとしているのかはわからないけれど、私の我が儘さが
 浮き彫りになってしまった。

 東京で感染者が224人を数え、近郊の県でも感染者が出て市中感染が疑われている今、少し立ち止まって様子を見
 させてもらい、そのあとの行動を決めようと思っています。

7.8b
 昨日は郡山、そして今日は習志野と、私の仕事のスケジュ
 ールの多くを占めている会社の副社長さんが、この2日間、
 私の改善活動に立ち会ってくれた。
 そして、「しばらく様子を見ましょうか」と言ってくれた。

 東京にワンルームマンションを借りようとしていたこと、週末
 はホテルに籠もっていることなどを知って、長野に帰りにくい
 私の立場を配慮してくれたわけだ。

 東京の新型コロナ感染の拡大は、よく持ちこたえていると思
 う。規制が解除されてから、人出は以前の状態に戻り、マス
 クをしてない人も散見される。
 そんな中で、外出は移動するときだけにとどめ、コンビニのお弁当やおむすびだけを食べ、手洗いやうがいを励行し、
 本当に気を付けてきた。こんな過敏とも思える対応をしてきたのは、長野にコロナウィルスを「絶対に」持ち帰ることが
 できなかったからだ。

 仕事よりも自分の立場を優先させ、コロナウィルスと共存することができず、こうやって「逃げる」かたちになることは本
 意ではないけれど、今回は甘えさせていただくことにしました。 だからまた「冬籠もり」です。
 
7.8a

 
7.7
 今日は、おばあさん(母)の14回目の命日
 お墓参りに行かれないことがわかっていたから、先週の月曜日29日に行っ
 て、花を捧げておいた。

 「幸せだった」、「何も思い残すことはない」と、涙ひとつ流さずに死んでいった
 ことは何回も書いたが、そのほかにもこんなことを言っていた。

 「いつまでも長生きをしていると、Tさん(嫁)がやりたいことができないから可
 愛そう」だと。自分のことよりも他人のことばかり思いやっていたおばあさん
 今でも時々夢の中で会っています。         「かけがえのないもの
  
7.6b
 作を始めたのは高校生のころ。しかしそのころのは、歌謡曲のような短編
 った。

 その私に大きな影響を与えたのは、高校を卒業して就職をした茅野市で出会った「あ
 べしげひさ」さん。
 その作に対する方向は、文語ではなく口語の自由で、五七五という韻を踏まず、
 さらには日常の生活を表現するというもので、あべ先生は「生活人の会」を主催し、
 月1回の合評会を開催していた。

 そのころの私のは、ガリ版刷りの3冊の集になっているわけだが、私が心がけ
 ていたことは、自分を隠さずにさらけ出すということ。そうしなければ、他人の心など
 打つことができないと思っていた。

 自分の弱さが見えたから、自分をさらけ出すことでしか強くなることはできないという当時の姿勢は、今書いている
 ログ
の内容にも受け継がれている。

7.6a
7.5b
 あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するから
 こそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。 それでも文、わたしはあなたのそばにい
 たい―。
 再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻
 き込みながら疾走を始める。
 新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家
 が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。

                  「読書メーター」から

 カバーに表示された「屋大賞受賞」の文字に
 惹かれて購入したわけだが、その表紙を外した
 背表紙には書名が表示されていない。そして、
 紙テープを貼って隠したような装丁がされている。
 こんなもめずらしい。
 
7.5a  
 用事があって自宅に電話をしたところ琉クンが出た。
 「誰ですか?」と聞いたのに対して、「森田琉です」という返事が返って
 きたから、私も「森田じいじです」と返した。

 31歳のころだっただろうか、単身で行っていた千葉から自宅に帰って
 きていたときに、5歳や3歳のまだ幼い長男長女が、自宅の前の坂
 道をおぼつかない足取りで駆け下りていくのを、まだ土地改がされてい
 なかった桑畑から眺めていた。

 その時の情景が目に焼き付いているわけであるが、心の中に、「ああ、
 この子どもたちと一緒に暮らしたい」という思いが、強烈に湧いていたのである。それから間もなくして、自宅から通うこ
 とができる会社に就職した。

7.4b
 コンビニで昼食を仕入れようと外に出たところ、八王子駅に都知事候
 補の山本太郎が来ていた。

 週刊誌に載っていた小沢一郎の話によると、立憲民主党、国民民主
 党、社民党、共産党の野党統一候補として立候補することを、各党は
 了解していたというが、本人が「令和新撰組」の公認に拘ったのだと
 いう。

 そこにどんな戦略があったのかは窺い知れない。
 
7.4a
3月から6月にかけての約3ヶ月間、私は老後の生活のシミュレーションをすることができ
た。「年金生活者」にとっては、緊急事態宣言が発出されることに対して、絶対的な問題
があるわけではないと思う。

感染拡大を止めるには、緊急事態宣言を発出して、経済活動や人の移動を制限すれば
いいのだろうけれど、ここで少し考えて欲しいのだ。
経済というのは、お金が回ることにより成り立っている。今は生活苦に陥る人は限定的か
もしれないが、経済活動が止まってしまうと、それが全体に影響をおよぼしてくる。
もし仮に、明日から自分の収入が絶たれてしまう状況になっても、緊急事態宣言の発出
を願うだろうか。

「年金生活」の可能性が見えている私でも、そんな状態になることを望んではいない。
だから私は、マスクをし、手を洗い、うがいをし、外出を避けるためのホテルの部屋での
 籠城という、忍耐を必要とする行動を、この週末も続けているのです。 

7.3
 4月から、BS朝日で、新日本プロ
 レス
のゴールデンタイムでの放送
 が始まっていた。

 ここでは、昔のように生中継がさ
 れるはずであったが、「コロナウィ
 ルス」の影響で、過去の試合を流
 すしかなくなっていた。

 しかし、今夜、実に34年ぶりの
 中継
が行われた。
 ネットで無観客試合を見るのも
 中
」ではあったが、テレビの電波に乗った放送となると、やっぱりその意味合いが違ってくるし、視聴者もコアなファン
 だけではなくなってくる。

 アントニオ猪木の時代に、何度となく試合が時間内に終わらないことがあったので、試合中も時計の針ばかりを気にし
 ていた。そして今日も、メインの試合の途中で放送時間は終了してしまった。このあたりが、新日本プロレスらしいと言
 えばそれまでなのだけれど・・・・・。 

7.2
 東京都民は約1,400万人。100人の感染者ということは約0.0007%になります。累計の感染者数でも約
 6,300人なので0.045%。死亡者は325人なので0.0023%です。またそもそもPCR検査数が増えているの
 ですから、
感染者の数も増えるのは当然でしょう。

 危機感を持つことも大事ですが、不用意に危機感を煽り、経済を停滞させるような報道姿勢には激しく違和感を覚え
 ます。データからみても
感染確認の数字をニュースにする重要性を感じません。

 先の大阪府による有識者の検証会議でも外出や営業自粛は無意味だったという意見が出ました。ネガティヴなイメ
 ージによって飲食業界は今までにない打撃を受けて閉店や廃業も相次いでいます。正しく恐れて飲食店にも足を運
 び、
経済を積極的に回していかなければならないと思います。
                                    フードジャーナリスト  山路力也



 私も山路氏と同意見だ。

 しかし、右のような「一般大衆」の
 意向を、行政が無視できるかどう
 かが問題だ。 


7.1
 これはごく限られた人しか知らないことであるが、この十数年来、私には「家出願望
 があった。
 しかしおじいさんの面等を見なければならなかったし、そのうちに嫁が来たり、そして
 孫ができたりで、その願望は実行までには至っていない。

 農家の長男だったのに、高校を卒業して自宅から離れた会社に就職したり、31歳の
 時に公務員を辞めて千葉で起業したりと、私のベースには常に「家出願望」があった。

 還暦に近くなってからの「家出願望」は、それを実行するための具体的な方策がある
 わけではなかった。だから、一方では現実逃避とも言い換えられるのだろう。

 農耕民族なのに、どこか狩猟民族のような遺伝子を持ち合わせていて、それが私の人生を苦しくもさせてきたのだけ
 れど、今回の「コロナウィルス」に関しての今でも続いている迷いは、「家出願望」の延長線上にはない。