足あと 爪あと 夢のあと 2020年11月 |
11.30 | 「GoToトラベル」は、アクセルとブレーキを同時に効かせて 私が受けている新型コロナの「抗原検査」は、15分後に結果が出て 陰性の一致率は98%以上になるという。私の仕事の地域は主に首 都圏だから、2週間に1回くらいの間隔で自宅がある長野県に帰ると きは、必ず「抗原検査」を受けて陰性を確認するようにしている。 「GoToトラベル」が、感染者を拡大させる一因になったことは疑いが ないことだが、その原因は「自粛」に依存した取り組みにあったと思っ ている。何らかの方法で経済活動を推し進めなければならないわけ だが、そこに感染を防止するという主体的な方向が織り込まれてはい なかった。そこで提案である。 経済活動を推進するアクセルと、感染拡大を防止するブレーキを同 時に効かせるためには、「GoToトラベル」に参加する人は全員事前 に「抗原検査」を受け、その陰性証明がなければ宿泊施設は受け入 れないようにするというものだ。もちろん宿泊施設側も陰性を確認しておくことになる。 「抗原検査」の費用は自己負担とし、「GoToトラベル」に対する補助金と一体にすればいい。「クラスター」の発見も 「濃厚接触者」の特定も、全て感染者の発生からスタートしているから、ここで「検査」を前面に押し出したコロナ対策 に切り替えようではないか。 朝日新聞の「声」欄に投稿し、ボツ(?)になった原稿です。 |
11.29 | 「出張ですか?」と聞かれて、「はい」と素直に答えられない私がいる。 「weblio辞典」によると、出張の意味は「会社・役所などの仕事で、他の地域・ 場所に臨時に派遣されること」とある。私は誰からも派遣されていないし、ここ が臨時の場所ではなく、私にとっては本来の仕事の場だ。 まあそんなことはともかく、朝飯を食べて二度寝をし、ネットでゴルフを見終わ ってまた眠るというぐうたらな生活をしている。夜はちっとも寝付くことができな いのに、昼間は何回でも眠れるから不思議だ。 コンビニで調達する食事にも飽きてきたし、なにより塩分が多いというから注 意が必要だ。 |
11.28 | 今回「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」をネット中継したのは、「hulu」 (フールー)という、アメリカ合衆国のカリフォルニア州ロサンゼルスに本拠地を置く 定額制動画配信サービスでした。 パソコンの小さな画面で見るしかないので、グリーンのカップがどこにあるかよくわ からない状態でしたが、朝のスタートから終了まで、ホテルのベッドに横たわって 生中継を見ました。 少し前に解禁した映画鑑賞も今週は我慢をし、外食は一切せずに、したがって外出は道路の向こう側のコンビニに行 くだけという、不自由な生活を受け入れています。 みなさんと一緒に、この3週間は「自粛」生活です。 |
11.27 | 今日までの2泊と、今日からの3泊とで、合わせて5000円分の「地域共 通クーポン」をいただいた。 いつも何に使うか考えるのだが、今回は、普通ではとても手が出せない、 UNIQLOのカシミヤセーターを購入した。 「GOTOトラベルキャンペーン」の対象から「ビジネス」の場合が外れたか ら、火曜日に宿泊したホテルでは料金が割り引きにならなかったが、その 後、ネットで予約すればまだ対象にできることを知ったから、今までの予 約分をキャンセルし、改めて「GOTOトラベルキャンペーン」で予約をし直 したもの。 「GOTOトラベルキャンペーン」はいろいろ揺れ動いているけれど、宿泊料 金が安くなることを知ると、ついつい飛びついてしまうのです。 |
11.26 | 今夜は、日本シリーズをゆっくり見ようとしていたのに、巨 人があえなく4連敗してしまった。それにしても酷い負け方 だった。 原英莉花と渋野日向子が1位と2位で初日を終えた女子ゴ ルフの「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は、 今日から「日テレジータス」で始めから終わりまで生中継さ れている。 自宅にいればそれを見られるのにと思いながら、ホテルで はCS放送を見ることができないから、ホテルに缶詰になっ ている土・日は、インターネット中継にチャレンジしようと考 えている。 |
11.25b | 土曜日のこと。 次女の車のタイヤをスタッドレスに交換するために、ジャッ キを取り出そうとマジェスタのトランクを開けたところ、そこ にはあるはずのものがなかった。スペアタイヤだ。 今の車にはスペアタイヤがついていないようだが、その理 由はわかる気がする。つまり、ほとんど使う機会がないから だろう。 それなのに、貧弱なジャッキがセットされていた。そのジャ ッキで「AQUA」の軽いはずの車体を持ち上げるのに大変 だった。 何かがどこかが中途半端だ。 |
11.25a | 1970年11月25日。三島由紀夫が市ヶ谷の自衛隊の総 監室に乱入し、益田兼利総監を監禁し、自衛隊員に向けク ーデターを呼び掛けたあと割腹自殺をした日、私は茅野中 央病院に胃潰瘍で入院していた。 翌日の新聞の一面に載った写真に、介錯された三島由紀 夫の生首が写っていたことを記憶している。 イデオロギー的には全く相容れないけれど、このような人生 の幕引きもあることを知ったことになる。 |
11.24d | 昼食を食べてから高速バスの時間まで2時間半あったので、駒ヶ根の町まで歩いて行こうと思 い、キャリーバッグを引っ張りながら歩き始めた。 最短距離のルートは工事をしていて通行止めだったため、かなり遠回りをして親戚の家までた どり着いた。 約1時間かかったから、距離にして5km程だろうか。 下着が汗で濡れたので、風邪を引いてはいけないと着替えたが、あとに残ったのは爽快感だっ た。やっぱり、歩くことを中心にして、体を動かすことが大切だ。 なにより、歩こうと思うこと自体がまだ「若い」証拠だとそのときは思ったが、品川駅の下りの階 段では、右の膝が痛くなり歩けなくなってしまった。 これを「年寄りの冷や水」と言います。 |
11.24c | 血圧を下げる薬を一旦止めてから約1ヶ月が経過したが、 高めの状態は変わらなかった。 できるだけ薬は飲みたくなかったけれど、かかりつけ医と相 談をして、前に飲んでみた「バルサンタン」を、20mgから40 mgに増やして様子を見ることにした。 老齢化に抵抗してもムダだということを、またもや自覚させら れました。 |
11.24b | 今朝のお墓の様子です。 今日はおじいさんの命日、早いものであれから5年が経ちました。 お墓参りは昨日のうちに済ませておいたものです。 最近、家族から阻害されている私が特に感じるのは、先におばあ さんを亡くしたおじいさんは、さぞかし孤独だっただろうということ。 親しくしてくれていたのはお嫁さんだけだったけれど、それが救い になっていたのだと思います。 今になってこんなことを言っても仕方ないけれど、もう少し優しく対 応してあげればよかったと、後悔することばかりです。 |
11.24a | お墓に写真を撮りに行くために、通学するチビたちと途中まで一緒に行こうと したら、「一緒にいるところを見られたら、舜クンがピアノに行かれなくなる」と 引き留められた。 これが今の彼女の行動に至る原点でしょう。 ピアノ教室からは、「感染地区に2週間以内に行った人と接触した場合は、レ ッスンを受けられません」との通達が来ている。彼女が交渉したところ、検査 をしたしないにかかわらず、それが「決まり」だからとのことだった。 舜クンが私の部屋にやってくると、すぐ「こっちにおいで」と引き剥がしに来る。 私のスマホをいじっているときでさえ、「こっちでやればいいじゃんと」連れて 行ってしまう。おそらくチビたちは、じいじには近寄らないようにと言われてい るのだろう。 「コロナ禍」のために、私はすで精神を病んでしまっているが、チビたちの小 さな胸も、きっと傷ついていることだろう。 |
11.23b 勤労感謝の日 |
報道によると、長野県内で新たに12人が新型コロナウイルスに感染したことがわかったという。いずれも軽症もしくは 無症状者だという。 おそらく検査をしたのは感染者の濃厚接触者であるから、巷に存在していると思われる無症状者を明らかにすること はできない。ここが、いまの「コロナ対策」の問題点なのだ。 土曜日に、「『GoToトラベル』は、アクセルとブレーキを同 時に効かせて」という文を、朝日新聞の「声」欄に投稿した。 この「声」欄の採用率は極めて低いということだからあまり 期待はしていないが、ブログなどで発表するような二重投 稿はダメだとあるから、ここにはまだ載せません。 でも、こんなことをわざわざ書いていること自体、どこかで期 待しているのです。 |
11.23a 勤労感謝の日 |
← キャベツはパンパンになって、ひび割 れが出来はじめています。 去年は冬になっても収穫せず、畑に おいて冬越しをしたので、今年もそう するつもりです。 白菜は、やっと丸まってきたので、再 → 来週あたり頭の部分を紐で縛り、いった ん霜対策をする予定です。 |
11.22 | トラクターで田んぼを耕したあと、そのままの状態でアスフ ァルトの道路に出ると、爪についていた土が落ちて、それを 片付けないものだから、画像のような状態になる。 土の塊がそのまま残っている横は、車のタイヤに踏まれて アスファルトにすり込まれた状態になっている。 私が管理機で畑を耕したあともこれに近い状態になるので、 まだ柔らかいうちに草掻きで土手側に寄せている。 これを気持ち悪いと思う人と思わない人との違いは何なん だろう? |
11.21 | 長ネギを移動した。寒くなって土が凍ると掘ることができなくなるため、こ の時期に移し替えるもの。 今年は何回も盛り土をしたので、白い部分が長くなり、根っこから掘るの が大変でした。 この何年か続いていることですが、どうしても長ネギは枯れてしまうもの が出て、今ひとつうまくいきません。 |
11.20b | 1ヶ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びる。学校でいじめを受ける友樹、人 を殺したヤクザの信士、恋人から逃げ出した静香。そして−。「人生をうまく生 きられなかった」4人が最期の時までをどう過ごすのか。 「明日死ねたら楽なのにとずっと夢見ていた。 なのに最期の最期になって、もう少し生きてみてもよかったと思っている」。 1ヶ月後、小惑星が地球に衝突する。滅亡を前に荒廃していく世界の中で「人 生をうまく生きられなかった」四人が、最期の時までをどう過ごすのか――。 (商品解説から) 私は短編小説を好まない。なぜかというと、物語が盛り上がる前に終わってし まうからだ。 この作品を読み始めてしばらくすると、第一話が完結してしまった。物足りなさ が残っている中で次を読み始めると、主人公は変わっているけれど、物語は 続いていたのだ。 あと1ヶ月で地球が滅びてしまうとしたら、どんな心境になるのだろう。そのと きに一緒にいたい人はいるのだろうかと一所懸命考えてみたけれど、いまの ところ、そういう人はチビたちだ。 |
11.20a | 今年の干し柿はうまくいかなかった。 取る時期が早すぎたため、青いものが多く、それらは乾燥 しても甘くならなかった。 採るときに少し早いとは思ったが、このコロナ禍の中、干し 柿を作ることができる条件は、その週しかなかった。 それだけ、自然は偉大だということです。 |
11.19b | これだけ暖かいから当たり前のことかもしれないが、10月31日 に蒔いたエンドウが芽を出しています。 1箇所に5粒蒔いたのだが、ほとんど全部が発芽している状態 です。 ここまでは順調だけれど、あまり成長しすぎると、厳しい冬を乗 り切れずに枯れてしまいまうから、少し心配しています。 暖かくて暮らしやすい日々も考えもので、やっぱり季節相応の 陽気にならないと、いろいろなことが狂ってしまいます。 |
11.19a |
月曜日から庭木屋さんが入 |
11.18 |
明日(木曜日)の仕事がなくなったから、今日は渋谷の病院で抗原検
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11.17 | トヨタの「クラウン」が生産中止になるという報道があった。 さらに、SUV系に切り替えるのでは、という話もある。 私は、セダンでなければ車ではないと思っていた。それは、 セダンは男のロマンをかき立てるけれど、SUVは生活の 「道具」のような感じがしてしまうからだ。 先々週の土日に、新しい相棒の「マジェスタ」にはじめて乗 ってみたわけだが、いろいろな機能があって、何が何だか わからない。 だから、乗るのに慣れてその機能を活かすようになるまでには、しばらく時間がかかりそうです。というか、こんな生活 をしていると、そもそも車に乗る機会がないのです。 |
11.16 | 胃を2/3切除した人の半数は社会復帰できないと言われ ている。つまり、それ前と同じような生活ができないわけだ。 私も例外なく体力が低下し、そのころから月曜日には仕事 を入れず、移動日に充てるようにしてきた。 だから今日は、久しぶりに月曜日に仕事をしたことになる。 画像は、毎年この時期に見られる郡山のイルミネーション です。 |
11.15b | 冬になって乾燥してくると、かかとがカサカサになってひび割れてくる。 子供の頃は、栄養状態が悪かったこともあるのだろう、かかとが裂けて血が出た。 そこに膏薬を、囲炉裏で熱くした火箸で溶かしながら詰め込んだ。そんなことを覚 えている。 「地域共通クーポン券」を活用させるため、買いたいものを色々考えて、手に入れ たもののひとつがこの保水クリーム。 風呂から上がったときにかかとにすり込んでいる。 だから今年は、いつになくすべすべの状態を保っています。 |
11.15a | 俵万智の新しい短歌集が発売された。 これを知ったのは週刊誌の書評で、そこで表紙に書かれている短歌を読んだからだ。 たとえば、「トランプの 絵札のように集まって 我ら画面に 蜜を楽しむ」 「第二波の 予感の中に暮らせども サーフボードを 持たぬ人類」 のように、コロナ禍の現状を具体的な言葉で表していることに引き付けられた。 このユニークな表紙は、映画「つつんで、ひらいて」で取り上げられた、装幀者菊池 信義さんの作品。 いつもこのブログで書籍を紹介するときに使う画像は、「帯」が入ったものにしていた が、今回は装幀があまりもユニークだったので全体を表示したかったらしく、ウェブ上 を探したけれど「帯」が入っているものは見つからなかった。 俵万智さんのみずみずしい感性は少しも衰えていない。 |
11.14b | 私はしゃべりが苦手だ。その理由は、話す内容を一度頭に思い浮かべ て、それを咀嚼したあとでないと、口から発することができないからだ。み んな、そんなプロセスを経ないでも、自然なかたちで会話を交わすことが できるのだろうか。 何回かセミナーを行ったことがあるが、5時間という時間を埋めて、4万円 近い参加費を払ってきてくれた人たちに、それだけの価値を持ち帰っても らわなければならない。 だから、準備に相当なエネルギーを費やした。あらかじめ想定しておい た内容しか話すことができない弊害が、顕著なかたちで現れていた。 このことに内気で人見知りの性格が相まっているから、他人と会話を続け ることも苦痛になってくる。こんなことを誰も信用してくれないけれど、仕事 でトークで圧倒(?)するためには、相当な努力をしているのです。 |
11.14a | 昨夜の「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」のエンディング曲は、バング ルスの「Eternal Flame (胸いっぱいの愛)」だった。 この曲がヒットしていた頃、私はラジオでこの曲を偶然聴いた。その時の印象 は強烈だったけれど、何という名前の曲なのかわからない。だから、わざわざ 放送局まで電話をして、「この時間帯に放送していた番組に流れていた曲の 名前は何か?」と訊いたくらいだ。 確かその曲が収録されているアルバムを買ってあるはずだから、今度家に帰 ったときに探して、タンノイのスピーカーで聴いてみよう。 |
11.13 | 北海道の釧路湿原を背に建つ小さなラブホテル、ホテルローヤル。経営者 家族の一人娘・雅代は美大受験に失敗し、ホテルの仕事を手伝うことに。 アダルトグッズ会社の営業・宮川に淡い恋心を抱きながらも何も言い出せず、 黙々と仕事をこなすだけの日々。 そんな中、ホテルにはひとときの非日常を求めて様々な客が訪れる。ある日、 ホテルの一室で心中事件が起こり、雅代たちはマスコミの標的となってしまう。 さらに父が病に倒れ家業を継ぐことになった雅代は、初めて自分の人生に向 き合うことを決意する。 (映画 .com) 常に新聞や週刊誌の映画評をチェックしているから、この作品のことも知って いたけれど、見る決め手になったのは、やっぱり時間のタイミングだ。 結論から言うと、この作品を通じて何を訴えたいのかわからなかった。 貴重な時間を費やすのだから、もっと事前調査を深めなければ・・・・。 (TOHO CINEMAS 南大沢にて) |
11.12 | 私が普段使っているブラウザの「Internet Explorer」が、サポート終了になることは聞いて いた。 You Tubeを開くと、「アクセスしようとした Web サイトは、『Internet Explorer』では動作し ません。中断することなく閲覧を継続できる『Microsoft Edge 』にリダイレクトされました」と いう表示が出る。 だから私も「Internet Explorer」の限界を認識し、自分のホームページを『Microsoft Edg e 』で見たところ、文字ズレが起きてしまっていることがわかった。そこで専門家の方々のアド バイスをいただき、編集ソフトである「ホームページビルダー」の最新版で編集してみた。でも、 旧版で編集したプログラムをコピーしているため、新たにページを作り直さなければならないこ とがわかった。 さらに、今どきみんなウェブサイトはスマホで見ているから、共通性のある「アメブロ」を現ホームページに貼り付ける ことも検討してみた。でも私のように、ブログを毎日書き換えて、その継続性を表すには不適だということがわかってき た。 文字ズレが起きていることを知るといても立ってもいられなくなるけれど、だんだんデジタルの世界に手が届かなくなっ ています。 |
11.11 | 病床にて 秋が来て 枯葉が散った ・・・去年と同じだ そして また春が来る あいつ また人の心をかきまわしていった みだれるのは まだ固まっていないから あいつの話を聞いていると この世の中は 男と女がすべてみたいじゃないか 男と女が・・・・・ ひとつのことを決めるのに あれこれ迷って はっきりできないまま押し流されて そうだ 去年も同じだった 去年と違うのはちょっぴリ大人になって 純粋さがなおなくなって かけがえのない友を得て それから 自分の歩く道がやっとみつかった 泥沼だけど 自信をもって歩ける道が 外からの押し付けでなく 自分の中から決まった それをさまたげるのは 自分の弱い面だけ 暖房のきいた この病棟の中で 今夜も 赤ちゃんが生まれたらしい しっかり生きるんだよ 外は寒いからね (1970.11.4 20歳) 労働組合活動にのめり込んだめちゃくちゃな生活がたたって、胃潰瘍を患って入院しました。 そのときに胃にできた引きつった痕に対して、バリウムを飲む度に「要精検」という通告を受けたわけです。 このことが、結果的には胃カメラで初期ガンを発見するという、いい結果をもたらしてくれました。 |
11.10 | 経営者や管理者にとってのいちばんの欠点は「優しさ」である。心の中に ある「暖かさ」は必要だけれど、行動として表れる「優しさ」は、ときによっ ては命取りになってしまう。 だから私が常々経営者や管理者の皆さんに言っていることは、いかに非 情になれるかでどうかということだ。 過去に修羅場をいくつくぐり抜けたのかが、経営者や管理者にとっての 力の源になる。絶体絶命の危機に遭遇したときに、どのような行動を選 択し、それを実行したかである。くぐり抜けるというのは微妙な表現で、も ちろん逃げることではないし、また体当たりすることでもない。そしてここ が大切なのだが、自分一人だけでできることではない。 一度修羅場を乗り越えると、次に問題に直面したときに、それは修羅場で はなくなる。最近特に感じるのは、自身が今まで置かれた環境により、そ の人の「実力」が左右されてしまっているということだ。 この環境は、個人の力でどうできるものでもない部分はあるが、それによってかなりの実力差がついていることを、ま ずは自覚して欲しい。 |
11.9 | JRの新幹線や特急、はたまた高速バスなどで長距離移動しているときに、何もせずに ぼんやりしている人を見て、なんてもったいないことをしているのだろうと思っていた。 私といえば、ひとときもムダにしないといわんばかりに、本を読んだりパソコンを操作して いたからだ。 ところが最近、ぼんやりしていることが心地よくなってしまったから困ったものだ。 今日なんか、高速バスで名古屋に移動するあいだ中、うとうとと居眠りをしていたし、この ままずっと目的地に着かなければいいのになんて思っていた。 まあ、これも年齢相応の反応なのだろう。 |
11.8b | 柊弥クンの4歳の誕生日。 母ちゃんじいじからのプレゼントは「キックボード」でした。 「2週間ルール」のためにずっと顔を見ることができず、これか らあともそれが続きそうです。 来週はじいじは家に帰らないから、遊びに来ていいよ! |
11.8a | 3本ある桜の木の中で、こうやってきれいに色づくのは咲く のがいちばん遅い葉桜です。 庭木の中で最も価値があると思われた紅葉は何年か前に 枯れてしまい、色づくのを楽しめるのはこの桜の木くらいで す。 まだ枝には落ち葉と同じくらいの葉が残っていたのですが、 同時に撮影した画像の中では、この落ち葉の方が存在感 がありました。 |
11.7c | ぼつぼつ、年賀の挨拶を欠礼するはがきが届き始めた。毎年その数は増加 する傾向にあるが、今日届いたはがきほどショックを受けたことは今までにな かった。 千葉県に住んでいた彼は、私が高校を卒業して入った会社の労働組合の、 「青年行動隊」の隊長を務めていた。春闘などの集会のときに、先頭切って 労働歌を歌ったりする役割などを持っていた。 今でもよく引き合いに出すのは、彼の組織のまとめ方だった。何かを決めると きに、自分は方向をあらかじめ決めているのだが、みんなから発言を上手に 引き出して、見事にその方向に導いていくという方法だった。だから私は彼を 尊敬していて、結婚式の司会者を務めてもらったくらいだ。 そして強烈に覚えている光景に、組合の役員選挙のときの彼の「裏切り」があ る。旋盤工だった彼が働いている職場に行って、私が抗議をした。その時の彼 は、開き直るのではなく悲しい顔をしていた。 3年前くらい前に千葉で会ったけれど、あれが最後になるとは思いもしなかっ た。今日奥さんに電話をしたところ、7月に、突然具合が悪くなり、入院した翌 日に亡くなったという。 享年73歳。あまりにも早いお別れでした。 合掌 |
11.7b | 午後、テレビでゴルフ中継を見ていたところ、突然字幕で速報が流れた。 何事が起きたのかと一瞬思ったが、その内容は「伊那市内でコロナの感染者が5名 発生した」というものだった。 伊那は、ひとつの町と村を挟んではいるが、普段住民が行き交う近くの市だ。 字幕だよ。ここまでして恐怖心をあおり立てる。今頃、どこの誰が、どういう経緯で感 染したのかと、探り合っていることだろう。 また首都圏が悪者だ。 腹立たしいったらありゃしない。 こんな方法を取るのでなく、いつも言っているように、もっと検査を拡大させろよ! |
11.7a | 2週間前に植えた玉ねぎの苗が根付き、その向こうでは白菜 が順調に育っています。 ただ、白菜にはアブラムシが湧いていたため、午前中に消毒を しました。 ナス、ピーマン、キュウリなどの夏野菜があった畝(うね)は、マ ルチシートを剥がして、管理機で耕しました。 今度帰ってくるのは2週間後になるけれど、やっと畑作業が追 いついたところです。 |
11.6b | 生まれつき記憶力が極めて悪かったから、記憶を頼りにしなければなら ない学校のテストでは、軒並みいい点数を取ることができなかった。 たとえばスマホであるサイトを開き、そこに電話をかけようとした場合、一 旦電話番号を覚えても、ダイヤルする画面に切り替えると、もうその記憶 が曖昧になってしまうような状態だ。 いちばん都合が悪いのは、何度も会った人でも、その名前をちっとも覚え ることができないことだ。相手に対して失礼極まりない。 ただ、仕事に関することは(数字はダメだけれど)きちんと覚えていて、お 客さんに感心されるくらいだから、まんざら捨てたものでもない。 今から不安なのは、75歳以上に対して行われる免許証更新の事前講習 で、「認知症」のチェックが入ることだ。背骨の骨折で入院したときは、野菜 の名前を10挙げるように言われ、畑で栽培している野菜を端からあげるこ とができたからよかったけれど、あれが魚の名前だったら、きっと戸惑って いたことだろう。 |
11.6a | すっかり顔見知りになってしまった女医さんに今日訊いたこと。 抗原検査の陰性の一致率は高いけれど、陽性の一致率が90%を切るということは、10回に 1回は擬陽性になるということですか? そしてその答えは。 確率的にはそうだけれど、こうやってたくさんの患者さんを診ていると、擬陽性か本当の陽性 かはわかります。 そんなわけで、今や信頼関係で結ばれています。 |
11.5b | 個人事業主の場合、自動車の減価償却期間は6年と定め られている。 ただ、4年落ちの中古車の場合は1年で償却できるため、 全額を経費の対象にすることができることは、会計事務所 から聞いていた。 今回の場合は、取得したのは10月だから、今年は3ヶ月 分を、そして来年は9ヶ月分を償却していくことになる。 ただし、仕事に使用する分と私的に使用する分を按分しな ければならないから、これは会計事務所が処理してくれる。 このような条件でもない限り、70歳の自営業者が、自動車 を買うことなどとてもできません。 |
11.5a | ネットで調べた、今朝の駒ヶ根の朝6時の気温は0℃。天気は晴天だったから、おそらく 霜が降りたことだろう。 先週の週末に、屋外にあった鉢植えの植物を室内に取り込んでおいてよかった。 野菜作りを主にした屋外の作業については、5年日記を付けているから、前もってタイミ ングを測ることができる。 この5年日記は、おじいさんが畑作りをやらなくなって、私が代わりに始めてからのもの だから、6年目になったことになる。だから、失敗をしていてはいけないのです。 |
11.4 | 小田急の新百合ヶ丘駅で、新宿行きの快速急行に乗り 込んだ。 そこに1歳くらいの子供を乗せたベビーカーが入ってきた が、子供がぐずったため、母親は「向こうに行こうか」と言 って、ホームの向こう側の急行に乗り換えた。 快速急行が出発して間もなく、目の前に子供の靴が落ち ているのに気が付いた。先ほどのベビーカーの子供のも のだ。 もう少し早く気が付けば、渡してあげることもできたのに と、ちょっぴり心が痛む。 |
11.3b 文化の日 |
JR東京駅の構内は、レジャー帰りの乗客で結構混んでいる。 となると、心配されるのはコロナの感染拡大だ。 寒くなったことに起因しているのかはわからないが、北海道の感染者が増え ている。 私個人としては、もし都市封鎖などの措置が取られることも覚悟はしている。 でも、再度「緊急事態宣言」が発出されるようなことになれば、日本の経済は 限りなく崩壊に近づいていくことだろう。 もし、地方に住む人が「緊急事態宣言」などの対応を望んでいるとしたなら、そ の人たちに言いたい。あなた方の年金さえも、経済がきちんと回っているから こそ、支給が成り立っているのだということを。 だから、この駅構内の混み具合を、認めてはくれないだろうか。 |
11.3a 文化の日 |
牛乳は雌牛から搾った乳を原料に、殺菌したり成分を調整したりして作ら れる。しかし、漫然と雌牛を飼うわけではなく、牛が生来持つ繁殖サイク ルに繁殖学の知識を組み合わせた生産体制が構築されている。 雌牛は生後1年半で成熟性する。そこで種付け(人工授精)を受ける。妊 娠すれば280日で出産する。ここから10ヶ月、乳を搾られる。子牛に与 える母乳のおこぼれを、我々がいただくわけだ。 一方、この母牛は子牛と離され、産後2ヶ月で次の種付けを受ける。出産 前の2ヶ月は搾乳を休むが、次の子牛を産めば搾乳は再開、2ヶ月後に は次の種付け。このサイクルを3~4回繰り返した後は食肉となって生涯 を終える。 「元村有希子の科学のトリセツ」 「サンデー毎日」 11日15号 からの抜粋です。 今まで、牛乳ができる過程をあまり理解していなかったけれど、人間って、なんて酷い動物なのだろう。 |
11.2d | 南箕輪村の広報の表紙に、長女が撮った写真が採用されました。 大芝公園の紅葉の中、柊弥くんの表情からは「希望」が感じられます。 |
11.2c | JR茅野駅のホームから撮影しました。 今年も、落ち着いて紅葉を眺める時間は作られそうにもあ りません。 茅野駅の構内にある「観光案内所」から、待合室がなくな ってしまいました。時間がある場合は、ここでパソコンの操 作ができた場所です。 上りのホームにある売店のシャッターに貼り紙がしてあり、 今日からしばらくの間営業を休止するそうです。 こうやって、景気はどんどん後退していきます。 |
11.2b | おそらく生涯で最後となってしまうだろう相棒です。 実物を見ずに、したがって試乗もせずに購入を決めました。 物事には、タイミングというものがあるのです。 2016年度の登録車で、走行距離は53617キロの中古 車です。 4年落ちだから、原価償却を1年ですることができます。 これからの老人に必要な追突防止システムも備わった、至 れり尽くせりのマジェスタです。 |
11.2a | 琉 「じいじい、今日いる?」 「何があるの?」 「歯医者」 「いない」 「じゃあ、ばあばだ」 「金曜日はいる?」 「帰ってくるのが遅いよ」 「音楽会がある」 ・・・・・ごめんね。 |
11.1d | 今年の東伊那公民館の文化祭は、ひとつの部屋に子どもたちの作品を展示してあるだけで、人影もまばらでした。 来年は、「五平餅」や「綿菓子」売っている賑やかな光景がよみがえって欲しいです。 |
11.1c | 先週家を出る朝に、地面がうっすらと白くなっていたので、本格的な 霜が降りる前に、つまり今週どうしてもやらなければならない作業で した。 昨年根切りをして土を入れ替えたので、今年は鉢のまわりを洗うだ けの作業で済みました。 鉢の数は小さいのも含めて全部で36。俄然部屋が狭くなってしま いました。 |
11.1b | 先週と今週、土日のお天気がよかったので、外作業がかなりは かどりました。 先週作っておいた畝(うね)に、右側は越冬キャベツの苗を16本 植え、左側にはエンドウの種を蒔きました。 エンドウは、収穫時期が短いため、それを長引かせるために半 分は年越しをさせ、半分は来年の春に種を蒔きます。 初めての試みですが、もしかしたらそれでも同時期の収穫になっ てしまうかもしれません。 |
11.1a | 環境庁が、観光支援事業「Go To トラベル」について、観 光を主目的としないビジネス出張の宿泊について、11月6 日の予約販売以降割引対象から除外することを発表した。 ホテルの宿泊料金が安くなることはありがたかったけれど、 どこか割りきれない気持ちでいたことは確かだ。 同時に発行される「地域共通クーポン券」なんか、期限がチ ェックアウトの日までだったから、どこで何に使えばいいか 常に悩まされていた。 だから今回の措置を全面的に受け入れます。 |