足あと 爪あと 夢のあと 2015年6月 |
6.30c | 「逆説の日本史」は、やっと「8」の「室町文化と一揆の謎」にたどり着いたばかり。一気に読んで しまえばいいものを、ついつい他の本に目移りしてしまうから、著者が書いたときから15年も遅 れて、私の読書は進行している。 「応仁の乱」という言葉は知っていたけれど、その内容はほとんど理解していなかった。中学から 高校と、いったい日本史の何を学んでいたのだろう。だから、織物で有名な「西陣」という名称が、 応仁の乱の戦に起因していることなど、全く知るよしもなかった。 「逆説の日本史」は、現在21冊目の「幕末年代史編 4 高杉晋作と維新回天の謎」まで発刊さ れている。おそらくこの本を読むことが、私のライフワークのひとつになりそうだから、いまは著者 が健康で書き続けられることを祈るばかり。 そして自分自身もね。 |
6.30b | まだおじいさんが元気だったころだから、5年くらい前のことだろうか。 ちょうどこのくらい暑い日のこと、おじいさんは荒神様のところの木の下に 潜り込んで草を取っていた。 私が横を通ったときに目が合ったのだが、そのときの目には、なんだか哀 しいような恨めしいような光をたたえていたように、私には思えた。 いつまで生きていられるかわからないのに、身体を動かせなくなる瞬間ま で、こうやって家のまわりの草を取り続けていた。 だからということでもないし、私だっていつまでこの家にいられるかはわか らないけれど、今できることは家のまわりをあまりみすぼらしい状態にしな いことだから、やっぱり黙々と、今は草を取り続けるのです。 |
6.30a | 靖国 露店を禁止 ナンパ横行 問題視 東京・九段の靖国神社は、戦没者を慰霊する夏祭りとして親しまれ てきた「みたままつり」(7月13~16日)で露店の出店を中止する ことを決めた。みたままつりは終戦から2年後の1947年に始まっ たが、出店の中止は初めて。 期間中は約30万人の参拝客でにぎわう一方、最近は若者らが遅 くまで酒を飲んで騒いだり、男女が出会いを求めて集う「ナンパ祭 り」とインターネット上に書かれたりし、神社などが対応に苦慮して いた。 「朝日新聞」 6月30日からの抜粋です。 |
6.29 | 機動隊が持っているジュラルミンの楯は、勢いよく振り下ろす と、つま先をつぶされてしまうから気をつけろ。 握り拳にすると、はめている手袋から金属片が露出するから、 殴られると大怪我をさせられる、と聞かされた。 そしてデモ行進に出掛ける前には、捕まったときに連絡する弁 護士の電話番号を記憶させられた。 70年安保闘争のころのデモ行進に加わった人たちの中には、 大怪我をした人もいるだろう。私の同世代で、後遺症に悩んで いる人は、今頃どんな思いで人生を送っているのだろうか。そし て、もう定年を迎えたはずの機動隊の人たちは、何を考えて老後を送っているのだろうかと、漠然と思いました。 |
6.28 | 疲れたとしか言いようのない日曜日。 朝から、長女夫妻の協力を得て、居間の床のワックス塗り。毎年この時期に行ってい ます。 少しだけ昼寝をして、それからあとは、7時過ぎまで動きっぱなし。まだ外は暑かった けれど、麦わら帽子に守られて、梅を採ったり、ついでに木を剪定したり、ガーデンの 草取りをしたり、今月末に引き取りに来るゴミボックスを満たしたりと、思いつくままに 動き回りました。 何もしないよりも、動いた方が健康のためにはいいと言うけれど、やらなければならな いことが多すぎます。 |
6.27 | 高校に進学したときに、環境の変化に 伴っていろいろ驚いたことがあるけれど、 そのひとつは、音楽の授業の時に、み んなが大きな声を出して歌をうたってい ることだった。 今から考えればあたりまえのことなの に、田舎の中学校の生徒たちは、何を 粋がっていたのだろう。 昨年に引き続き招待された小学校の音 楽会も、精一杯声を出していない人が、 ちらほら目立つような気がしました。 右の画像が全校生徒という、小さな小 学校です。こじんまりまとまっていたの では、世の中の荒波と闘えないよ。 |
6.26 | ホームセンターで売っている物は、安価だけれど品質がいまいちだから、「大事」なものはそこでは買 わない。 この液体のりは、そんなに「大事」な物とは言えないが、以前に買った青い容器の物は、キャップがう まく閉まらなかったので、使っている途中でのりが漏れてきた。 左の画像と同じ色をした、それとは別のメーカーの製品は、半分くらい使ったころからコントロールが効 かなくなり、ダラーっと垂れてしまうようになってしまった。 「ヤマト」というメーカーは、子どものころから知っているところで、何回か使ってみたけれど、前記のよう な症状は出ない。このあたりが、名前もないメーカーとは違うところ。 ただ、液体のりを買うだけのために、文房具店に行くというパターンはあまりないから、ついついホーム センターで、買い物カゴの中に入れてしまうのです。 |
6.25 | めざましい草の成長ぶりです。 左の画像は、エコキュートのまわ り、左のものは、畑のサツマイモ の畝(うね)の間です。 今日と明日は、元気な彼らの成 長に追つくべく、悪戦苦闘を強い られています。 |
6.24 | 今朝、群馬の会社に入っての第一声は、「なでしこジャパン」の試合結果を 教えないで欲しいというもの。なぜかというと、11時キックオフの試合の録 画を予約してあったからだ。結果のわかったスポーツの試合ほど、味気ない ものはない。 夜11時近くに自宅に帰ってきて、早速試合を見始めたが、はらはらドキドキ の連続だった。テレビの解説者はいいことばかり言っていたけれど、パスは つながらないし、セカンドボールは拾えないしで、負けても仕方がない試合 だった。 解説で辛口のコメントをすると、あとで選手に冷たくされるかもしれないけれ ど、解説者は、もう少し客観的な評価をして欲しいよ。 |
6.23b | 東京の下町で営んでいた工場をたたみ、豊かな老後を求めて北海道に移住してきた 篤史と良子。しかし、ガーデニングや内装アレンジなど充実した毎日を楽しむ良子に対 し、仕事一筋だった篤史は暇を持て余すばかりで、そんな夫を見かねた良子は、篤史 に家の周りの石塀づくりを頼む。ところが、良子の持病である心臓病が悪化し、篤史の 願いもむなしく亡くなってしまう。妻の死に絶望し、心を閉ざした篤史だったが、彼女が 死の直前につづった自分宛の手紙を読んだことをきっかけに、周囲の人々や疎遠だっ た娘との関わりを取り戻していく。 (映画.com) 私が北海道の美瑛に行ったのは、今から6年前の2009年のことでした。札幌から、 レンタカーを使って富良野に行き、その帰り道に寄りました。 日帰りだったから、短い時間しかいられなかったけれど、なだらかな高低差のある丘 に、ジャガイモの花が咲いていました。 この作品は、「日本で最も美しい村」美瑛を 舞台にしたものです。 歳とともに、涙もろくなっていけません。 |
6.23a | ディゴの赤い花は初夏を彩る沖縄の県花である。南の島の風物詩だが、この花の時 期になるとふさぎ込む人が少なくないという。沖縄戦の記憶がよみがえるからだ。70 年前のディゴの季節に、悲惨をきわめた地上戦は始まった。 (朝日新聞 2015.6.23 「天声人語」からの抜粋です) 私が労働運動にのめり込んでいた時代は、政治課題でストライキが打てる、よき時代 だった。そして「6.23沖縄デー」テーマは、沖縄奪還でした。そう、そのころの沖縄 は、まだアメリカの占領下にあったのです。 |
6.22 | 今日は夏至だ。日が長いというのは好ましい状態で、朝5時半には屋外に出て、夜 は7時過ぎまで野良にいることができる。 この時間が、これからだんだん短くなって しまうことを思うと、精神状態まで暗くなってしまいがちだ。 昨日は午前中雨が降っていたから、車庫の中で古いタンスを壊し、午後3時ころから 暗くなるまで、土手の草集めをした。あまりにも集中してやり過ぎたからか、疲れがど っと出て、夕食後は横になるしかなかった。 今朝は、そのときの頭痛がまだ続いていたのに、迷った末に起き上がって、残ってい る土手の草刈りをした。そして、重い足を引きずるようにして、今夜入る工場の場所ま で移動してきた。こんなに根を詰めることはないと思うのですが、庭が草だらけになっ ているのを見ると、早くそこにも手をつけなければと思ってしまうのです。 |
6.21b | 「タチアオイ」を「GALLERY」にアップしました。 百花繚乱です。 ぜひご覧になってください。 |
6.21a | 自宅のまわりには、何本かの梅の木があるけれど、これはそのうちのひと つの「夫婦梅」です。 ふたつの実が、一緒に付くことからこの名がつけられたと、おばあさんから 教えられました。 一方では、物心がついてから、一度も実が成ったことがない梅の木もありま す。昨年の秋に、そのうちの一本は切り倒しました。今年も、もう一本を処理 しようと思っているのですが、根っこを掘る作業がたいへんなのです。 |
6.20 | ビニールの屋根をつけたのが功を奏しているのか、トマトがものすごい勢い で成長しています。 先日聞いた話ですが、トマトに元肥を施すと、木ばかり生長して実の付きが 悪くなるのだそうです。 そんなことを知らないし、第一、畑は一斉に耕すものだから、野菜ごとの肥 料の調整なんかしていませんでした。 野菜作りの奥の深さを、ただいま実感しているところです。 |
6.19 | 今朝の新聞に、第153回の直木賞の候補に、この作品が挙がっているとの記事があった。 著者の馳星周さんは、これが6回目のノミネートだというから、そろそろ受賞しそうな気配だ。 この本は、書店に平積みされているのを見て購入したもの。しばらくは彼の作品から遠ざか っていたが、2月に読んだ「帰らずの海」が面白かったから、読もうという気になった。 警視庁公安部が舞台だというから、もっとお堅い内容だと思っていたのに、内容はほとんど 喜劇に近くて、これはこれで面白かった。 物語は、北朝鮮がスカイツリーに爆弾を仕掛けるという展開になったが、最後まで読み終え ると、それとは全く関わりのないところで進行していたことがわかる。これから読む人のため に、これ以上の表現をすると種明かしになってしまうので、このあたりでやめておきます。 |
6.18 | この映画の原作は、発行部数が累計250万部を越えるという、吉田秋生のコミッ ク作品だというが、もちろんそれは読んだことがない。 新聞や雑誌の映画評の欄には、魅力的な作品がたくさん載っているけれど、私が 仕事の合間に行くことができる映画館は、いずれも大きな系列の映画館で、そこで は「マイナー」な作品はほとんど上映されていない。 この「海街diary」を見ることになった動機は、綾瀬はるかと長澤まさみが共演して いるからだった。そのなかでも長澤まさみは、役柄もあるのだろうが、たいへん魅 力的な女性に成長していた。 この作品の中で、すずが坂を登るシーンが多いのは、「他人の視線や内罰的な感 情から自由になり、みずからを肯定的にとらえるまでの過程とリンクしているともい えるだろう。彼女は坂道をのぼることで「事情」と対峙し、他者との関係性を築きな がら乗り越えていくのだ(伊藤聡さん)」だからだという。 日本映画特有のおだやかな流れが、私たちを幸せな気分 にさせてくれる。 |
6.17 | いつもこの時期に、年末に行われる「夜 会」やコンサートのお知らせがあるのに、 今年はどうしたのかと思っていたところ、 突然「一会」を知らせるメールが飛び込んできた。そして、会員のチケット先行受付が始まった。 このコンサートは、11月12日から来年の2月12日まで、東京と大阪で12公演が行われる。第三希望まで申し込め るというから、東京国際フォーラムの公演を3日分申し込んだ。中島みゆきのコンサートチケットは、会員だから必ず 抽選に当たるというわけにはいかない。だから、運を天に任せるしかないのです。 「麦の唄」のプロモーションビデオが完成したということです。 |
6.16 | 「ねえじいじぃ、ベルシャインに行きたい」と言う琉クンの目的は、「太鼓の達人」をす ること。 ほとんどの場合先客がいるけれど、100円玉を握りしめた琉クンは、列に並んでじっ と待っている。 「太鼓の達人」には難しさのコースが5つあって、自分専用のバチを持っての臨んで いる高校生なんかは、鮮やかなバチさばきで「鬼コース」を難なくクリアーする。 琉クンは、「やさしい」コースを選択して、「妖怪ウォッチのテーマ」などを演奏するの だが、途中で自慢げに高校生たちを振り返ったりするものだがら、ほらミスをしちゃう じゃないか。100円で2曲の演奏を終えた琉クンは、疲れた腕をさすりながら、満足 そうな顔をして帰路につく。 |
6.15 | タチアオイが見頃をむかえています。 従来あったものに、購入したものを加え、今は色が7種類くらいになってい ます。 どうやって飛んでいくのかは分かりませんが、畑の隅っこに植えたはずな のに、土手のあちこちに増えてきました。 春先に、一番草を刈り取るときに、まだ小さい葉っぱのものを残しておくこ とが、私にできることです。 |
6.14 | このブログに度々登場する畦ですが、高くて長いから、それだけ手を焼いて いるということです。 金曜日のわずかに空いた時間と、土曜日の朝を使って刈り終えました。草 集めは来週でいいと思っていたのですが、長女から届いたメールに「父の 日のプレゼントは何がいい?」とあったので、この写真を添付して「草集め」 と返信したところ、旦那共々、土曜日に来て手伝ってくれました。 草刈りだけでもヒイヒイ言っているから、本当にありがたかったです。 でもよく考えてみると、父の日は来週の日曜日のようです。ということは、さ らに何かをお願いしてもいいということになります。 |
6.13 | 地区の敬老会の参加者は全部で86名。 全対象者の中で、喜寿(77)歳が20名、米寿(88)歳が14名に、それぞ れ記念品が渡された。 うちのおじいさんのように、参加できない人にもどら焼きを届けるという、一 大イベントでした。 区長や自治組合長のような役員は、一年こっきりの関わりだけれど、任期 が3年の民生児童委員は、来年も取り組みなければならないのです。 10年後に、私が招待されたら参加するかというと、おそらく、たぶん、きっと 参加しないと思います。 |
6.12 | 民生児童委員の例会のあと、旅行委員のみなさんと慰労会を行った。 午後4時半からはじめて、お開きになったのが8時半ころだった。なんと4時間も、おしゃべりに花 を咲かせたことになる。 普段の私だったら考えられないことだけれど、旅行委員長という立場がお付き合いをさせた。でも、 終わってみて感じるのは、世代が近いメンバーの会話は、よき時代のことに集中したから、結構楽 しかったこと。 「寡黙な森田さん」が、優雅に変身したひとときでした。 |
6.11 | サッカー男子イラクとの試合は、久しぶりにスカッとした試合だった。 ハリルホジッチ監督の指導の成果だろう、みんながワンタッチでパスを交換す るから小気味よい展開になり、バックパスがほとんどなかったから、イライラせ ずに済んだ。 来週からは、ワールドカップ・アジア2次予選がスタートし、なでしこのワールド カップも重なっている。 いまわかっている日程を全て予定表に書き込んだけれど、それを見るためにス ケジュール調整をすることはできないから、消化不良の日々が続きそうだ。 |
6.10 | 「民生児童委員だより NO.7」です。 3回続けて介護保険の紹介をしたため、紙面がワンパターンになってしまいました。 次号は、先日行われた「ふれあい花壇」づくりと、土曜日に計画されている「敬老会」 の報告、それに「地域包括ケア会議」の内容を載せようと思っています。 サブページに、「民生児童委員だより」を追加してあります。 |
6.9 | 今夜宿泊した、R&Bホテル熊谷のテレビは、BS放送を受信してくれない。だから、20時か らNHK-BS1で放送された、なでしこジャパンの試合の再放送を見ることができなかった、 今時のビジネスホテルで、それもワシントンホテルのグループだというのに、BS放送が見られ ないなんて、おかしいじゃないか。 でも、フロントで、「もう少し低い枕はありますか?」と言ったところ、きちんと用意してくれたから、 今日のところは由としておきます。 |
6.8 | かぼちゃの花です。 さすがにかぼちゃの花は存在感があって、雰囲気も堂々としています。 野菜作りの教科書には、かぼちゃは受粉をし、トマトは花弁にホルモン処 理をするようにとあるのですが、まだそこまでは手が回りません。 今日は、中学校に訪問する時間を挟んで、畑の野菜を植えてある畝(うね) の間に生えている草を、ハンディタイプの草搔きを使って、こぎ取りました。 ニュースによると、甲信越地方も梅雨入り宣言がされたようですが、どうして もそれまでに雑草の処理をしたかったのです。 雨が降って土手の草も伸びてきたから、今度の週末は草刈りをしなければ いけなくなるでしょう。 |
6.7 | 玉ねぎは大豊作。500本以上の 苗を植えたから、500個はあるは ずです。 形は不揃いだけれど、味はスーパ ーで売っているものとは大違い。 右の画像のように、ネットに入れた ものを吊して保存します。 |
6.6b | 「地獄の訓練」の最終試験は、「私の抱負」という名の5分間スピーチ。そ こでは、体裁をかなぐり捨てて、素っ裸の自分をさらけ出さないと、「地獄」 から抜け出すことができない。「AKB48選抜選挙」の、順位が決まったあ とのメンバーたちのスピーチは、それに似たところがある。 秘かに「たかみな」が1位になることを願っていたけれど、結果は4位。私 が本命視していた柏木由紀も2位で、結局1位は・・・・・。 日頃から私が気になっているのは、体裁ぶって、ごまかしながら生きてい て、傷つこうとしない輩たち。能力があるとかないとかは関係なくて、要は、 その時々に、持っている力をありったけ出し切ることが大事なんだよ。 |
6.6a | 地区の社会福祉協議会の行事と して、公民館の前の花壇づくりを 行った。 その名前は「ふれあい花壇」。区 長さんをはじめとした役員と、小学 校1年生とが、一緒に作業をする から、そのような名前がついてい る。 |
6.5 | 55歳のときに、離れを増築した。母屋の分のローン残金と、新築をする部分とを合わせて、10年 間の住宅ローンを組んだ。 自営業といっても私の場合は自由業に近くて、明日の仕事が保証されているわけではない。それ なのに、55歳という年齢でローンを組むことなどたいへん危険なことなのに、そのときはそんなこと は全然思わなかった。そしてその1年後にがんの宣告を受けることになる。 胃を1/3切除した人の半数は、術後の社会復帰ができないでいるという。つまり、健康なときと同 じような生活が営めなくなってしまうわけだ。 それに比べると私はまあまあ健康で、なんとか10年間を乗り切り、今日の引き落としで住宅ローンを完済することが できた。これまで綱渡りの毎日が続いたけれど、これで少しだけ人生の運営が楽になったのです。 |
6.4 | 新日本プロレスの今年の「G1クライマックス」は、7月20日の札幌での開幕戦を皮切りに、 全国の19会場で華々しく開催される。 一昨年とその前の年と2年連続で、両国国技館での決勝戦を見に行った。昨年行くことが できなかったのは、会場が埼玉の西武ドームだったので、当日帰ってくる方法がなかった からだ。 今年の決勝戦は、また両国国技館に戻ってきたので、会員限定の先行予約で砂かぶり席 を申し込んだのに、なんと抽選で外れてしまったのだ。それだけ、新日本プロレスの人気が 爆発しているということになる。 長野で仕事しているときも、ずいぶん東京までプロレス観戦のために出掛けていった。その 頃は「ダフ屋」などという「便利」なものがいたから、試合開始直前になると、いい席が手頃な値段で買えたものだ。 つい最近まで、当日になって思いつきで後楽園ホールに寄っても、好きな席のチケットを手に入れることができたの に、今や後楽園ホールの席は、プラチナチケットになってしまっている。 そんな熱狂的なファンが集まる会場は、やっぱり身を置く価値がある空気に満ちあふれているのです。 |
6.3 | 私は、人の名前(苗字)を覚えることができないことが特技のひとつだから、その日に読 む中に登場する人がどんな人だったのかがわからなくなってしまい、前夜に読んだ部分 を遡ってなぞることが、日常の動作となっている。だから、文頭に、登場人物を絵にして くれている書籍はありがたい。 この作品のように、登場する人物が複雑に入り組んでいると、なかなか読書が進行しな いから、読み終わるのにずいぶん時間を要してしまった。 この作品は書き下ろしだという。それにしても、東野圭吾の多作ぶりには感心させられ る。それもすべてが、一定以上の水準にあるのだから、すごいことだ。 ただ、「東野圭吾が小説の常識をくつがえして挑んだ、空想科学ミステリー」というのが 宣伝文句だが、途中から内容が現実離れしたものになり、前半で感じていた好奇心が、 だんだん薄れていったことも事実だ。 これからの東野圭吾には、泥臭い人間味のあふれる作品を期待している。 |
6.2 | 生活反応がなかった2本の歯のうち、結局1本は神経が死んでいて、根元の治療をすることにな った。 そしてもう1本は、普通なら「飛び上がるくらい痛い」ところまで削っても何ともなかったが、もう少し 削るのを進めたところ、痛みを感じるようになった。これの方はまだ「生きていた」のだ。 神経が死んでしまう原因としては、かみ合わせが悪く、いつも負荷がかかっている状態が続くと、 このようなことがあるらしい。神経が死んでいた歯は、何回か先端を削ってきたが、それ以上に下 の歯とぶつかっていたようだ。 |
6.1 | 前日の夕食は、午後8時までに済ますようにとのことだったが、結局、18時以降は何も食べることをしなか った。その努力の甲斐もあってか、胃カメラに写った胃や十二指腸は、綺麗なものだった。 前回通院したときに、血液造影剤を注入して行ったCT検査でも、肺や内臓にガンの気配は見られず、血液 検査の結果も、きわめて良好なものだった。 これで、あと1年はがんばれそうです。 |