あと あと のあと    10月

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 左の画像は金曜日の朝のもの。
 右のやつは今日、つまり土曜日の
 もの。
 金曜日の仕事がなくなったので、
 一日かけて2本の木採った。
 そして今日加工をしたのだが、さて
 その結果は?
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 市の税務課から届いた通知は、平成24年度分の申告に漏れがあるというものだった。
 その額は200万円以上にもおよび、追徴金は笑って済まされない金額になる。
 確定申告を会計事務所に任せきりにし、内容のチェックをしなかった私が悪いのだが、
 お客さんの会社から「支払い調書」をもらわないわけがないし、それを整理して渡してい
 るのだから、そこにもれがあったとしか考えられない。
 大体、入金と出金を記録した出納帳も同時に渡してあるから、これだけの額が欠けてい
 ることに、気がつかない方がおかしいが、来年からは、確定申告は自分でしなさいとの
 天からの声だと思っている。
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 新幹線のグリーン車の両端の荷物棚には、貸し出し用の毛布が備え付け
 られている。これはグリーン車専用で、普通座席の乗客が希望しても、利
 用することはできないのだそうだ。
 東京駅での出来事だが、発車寸前に若者が来て、それを持って行ってしま
 った。いかにも後ろめたいという足取りだったから、そこにあることを知って
 いた、計画的な行動だろう。
 世の中には、このように、人の良心を前提にして行われていることがいくつ
 もある。それにしても、嫌なものを見てしまった。
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 (前略) 人の「心」を軽く見た授業料は高くついたはずだが、きわどい話がまたぞろ持ち
上がってきた。普天間飛行場の移設先とする辺野古周辺の3地区に、政府が振興費を直
接交付するという。切り崩し狙いか、まつろわぬ名護市の頭越しにお金を渡すそうだ。
奇手というより禁じ手の部類に思われる。法律の細道をすり抜ければ可能でも、懐柔めい
 た策など封印するのが政治の節度であり矜持でもあろう。それともこれが首相の言う「沖縄の方々の理解を得る努
 力」なのだろうか。
 普天間の代替え地に名護市東海岸が浮上して19年がたつ。賛否は割れ、住民投票や選挙のたぴに地域や職場、
 親兄弟にいたるまで亀裂は深まった。「傷だらけさー。基地の話はもうこりごり」。老いた女性の悲嘆を、かつて取材
 で聞いたことがある。
 仮に本土のどこかに似たような状況があったとして、頭越しの直接交付という異様な策を政府はとり得るだろうか。
 答えに想像が及ぶとき、沖縄で噴き出す「差別」の一語が胸を指す。

          「天声人語」       「朝日新聞」   10月 28日  朝刊から抜粋しました。
 
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 交通の便がいい駅の近くの映画館では、このような比較的「マイ
 ナー」な作品は上映されていない。
 今夜は、名古屋の「109シネマズ」で上映されているのを見つけ
 たので、なんだか得をした気分だ。
 それにしても、気まぐれな猫の行動を撮影し、それを組み立てて
 ストーリーにするというのは、たいへんな作業だったことだろう。
 同時に「ギャラクシー街道」も上映されていたけれど、私は地味
 なこの作品を選択した。
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  書籍の印刷と製本の見積もりをお願いしたところ、項目の中に「カバー(改装
  用)」というものがあった。1000冊印刷をすると300枚、3000冊の場合は
  1000枚といった具合に、カバーだけ余分に印刷をするわけだ。
  その理由を先方に尋ねたところ、「流通から戻っていた本のカバーを掛け替え
  るために使用するもの」という回答が返ってきた。
  それは十分予想されたことであるが、書店から返品された本のカバーだけを
  変えて、再度出荷するというのがこの業界の「標準」作業になっている。
  でも、個人で出版した場合には、このルートに乗せることもできないのです。

25b  

 菊花賞は、北島サブちゃんの持ち馬で5番人気の「キタサンブラック」
 が勝利した。
 私は、この馬を頭にした3連単を買ってあったのです。その理由は特
 になくて、競馬新聞を見ていてひらめいただけのことです。
 4着や5着の馬が入っても取れたくらいの快心のひらめきだったので
 すが、2着と3着に、1番人気と2番人気の馬が入ってしまったので、
 配当はそれだけ安くなってしまいました。
 だけど、これから毎週続く秋のG1が、十分楽しめるだけの軍資金が
 できました。
25a  
 「住民主導型警戒避難体制構築事業」の2回目の地区懇談会がありました。
 前回は、地区の災害が出やすいところをピックアップしたので、今回はそれに
 基づいて、各戸がどこにどうやって避難すればいいのかを話し合いました。
 今までの訓練は形式的にやられただけで、避難も広場にというものでしたが、
 今回は、警報のレベルに応じた現実的な避難方法を見いだしたところです。
 我が家は、山崩れも洪水も被害に遭う恐れのない環境なので、どんなときでも
 避難をせずに自宅にいることになりました。
 「避難をしない」ことが最大の避難行為だなんて、なんて素晴らしいのでしょう。
24
 昨日、群馬での仕事が終わってから、その会社の社長の車で自宅まで移動した。我が家を「家
 庭訪問」するためだ。
 私のお客さんのほとんどが、このようにして自宅を訪問してくれている。
 今日は、産直市場と、かんてんぱぱガーデンと、菅の台と、ふる里の丘を案内した。ただ、チビた
 ちと一緒だったから、お子守りを押しつけてしまうことになり、さぞかしお疲れのことだったろう。
 ただ、この時期の信州の自然の素晴らしさと、ソースカツ丼の味には、おそらく満足してくれたと
 思う。
 
23  
 「マイストーリー」は、自費出版を題材にした小説。
 1冊を出版するのに約300万円かかり、それに加えていろいろなオプションが備わっている。
 書店に流通させるのが売り物だというが、全国に30店舗くらいの書店と契約して、専門の棚
 が設けられているだけ。約束としては6ヶ月間置いておくはずなのに、1ヶ月も立つと返品され
 てしまう。だから当然売れるはずがない。
 私みたいにすでに本を出版している人は、本というのは売れないことを前提にして取り組んで
 いる。しかし、自費出版をする人はみんな売れると勘違いしているらしい。
 1000部作ったとして、1部あたり3000円のコスト。それを安いとみるのか高いとみるのか
 はその人の価値観にもよるが、本を作るだけなら、その10分の1の費用でできるのに‥‥。
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 いわゆる「ガラケー」と言われている携帯電話を、公衆の面前で取り出すのがためらわ
 れる。例えば電車の中、まわりの人はみんなスマホを操作しているから、なんだかみっ
 ともないと思ってしまうのだ。
 民生児童委員の中では私など最若手なのに、ひとまわりも違うおじいさんが、かっこよ
 くスマホを操作している。今日お会いした私より若い人も、ガラケーは隠しながら操作
 しているという。
 だって、スマホを持っていても使うときがないんだもの。電話なんかめったにかかってこ
 ないし、メールだってたまに家族から来るくらいだ。だいたいスマホをいじっている余裕
 などない。だからかっこわるいかもしれないけれど、まだスマホにはしません。 

21
 「アトラクション型4Dシアター」とういうのに興味があったか
 ら、それが設置されている映画館で「ファンタスティック・フ
 ォー
」を観た。
 4Dというのは、 映画のシーンに合わせて、客席のシート
 が前後、左右、上下に動くとともに、風、ミスト、香り、ストロ
 ボ、煙や振動など五感を刺激するという触れ込みで、映画
 が「観る」から「体感する」に変わるというものだった。
 実際に体験した4Dは、こんなにシートが揺れるとついつい
 転がり落ちそうな感覚になってしまうから、映画に集中できなかった。前から水が飛んでくるのは手許のスイッチで防
 ぐことはできたが、揺れと光はどうしようもなく、私の結論としては、この遊園地感覚は映画鑑賞にはそぐわないので、
 料金が1000円高いこのシステムは、もう二度と利用することはないだろう。 

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 あるとき女友達が、「あなたは自分のことをちっとも話さないのね」と言った。あまり自覚は
 していなかったが、私はおしゃべりが得意ではない。その理由は、言葉が自然と浮かんで
 こないからだ。
 日曜日の夜、おじいさんが「大事な話があるから家族は集まるように」と言った。そして
 し
始めたのは、次男や三男の小さい頃の話だった。それは、放っておけば、1時間でも2
 時間でも続きそうな内容だった。
 まだ夕食前だったから、前にもその話は聞いて文章にしてあるからと言って切り上げたが、
 本当におじいさんは話をするのが好きだ。
 ただ、そのことで相手がどんな気持ちになるのかを考えないから、嫌な思いをした人も少な
 くはないだろう。 記憶力がいいのと相まって、私とは正反対の「能力」を持っている。

19  
 渋柿は、去年に比べると数量的には1/3~1/4程度といったところだか
 ら、が大きい。
 また少し青みが残っている状態で、干し柿に加工するのは月末になりそう。
 今年は、私が土・日しか作業できないため、10月31日と11月1日の2日
 間で終わらせるべく、手伝ってくれる人の総動員体制をしいています。
 今年は松茸が採れたくらいだから、植物にとってはコンディションがいいらし
 く、木にあるうちに熟してしまうものが、どうやら少なそうだ。
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 こうやって親と一緒に行動していた子たちが、最近ちっとも顔を出さな
 くなった。
 一般的にはは、自分のテリトリーに他者が入るのを拒むため、誰もいな
 いテリトリーを探して旅立つのだという。
 これは、科の動物によく見られる行動で、おそらく近親交配のリスクを減
 らすために、子は他エリアに出向くのだろうということだ。
 この間まで、おっぱいを飲んでいたのに。たちは偉いね。
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 玉ねぎの苗は、注文しておいた500本では足らずに、生食用の紫色のも
 の100本を含め、最終的には850本を植え付けた。
 苗の買い出しに行った産直市場では、の入荷を待つ人がいっぱい待っ
 ていて、入ってきたと同時に飛ぶように売れていた。
 そこで初めて知ったのは、玉ねぎにはネオアースとオーピーという品種があ
 って、それぞれ栽培する条件により使い分けていることだった。
 そのことについてはまだよくわからなかったので、買う人の数が多かったネ
 オアースをとりあえず買ってきた。
 玉ねぎは使い道が多いから、たくさん採れても困ることはないだろう。 

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 最近、どんなお店や飲食店に行っても、レジで「ポイントカード」はありますか?と聞か
 れるようになった。
 私はその都度答えるのも面倒くさくなり、手を振ることによって持っていないことを伝え
 ている。
 ポイントカードを全然持っていないわけではなくて、電気量販店とか洋服店など特定の
 お店のものは持っているし使っている。確かに、ポイントがたまればそれなりのメリット
 があるのだろうが、どうしてもなじめないでいるのだ。

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 とあるISO審査機関が行った「ISO9001の規格改訂に関する説明会」に参加した。
 この1年間、ISO9001の2015年版の要求事項を解明すべく努力してきたが、私の
 解釈の方向がおおむね正しかったことを確認することができた。
 その中でその審査機関は、「一部においては、「プロセス」の有効性確認ではなく、「手
 順の確認、さらには、「規定」などの「文書」、または「記録」などに重点を置いた審査と
 感じられたケースもあることは、組織の方々からの情報提供に基づいて反省しており
 ます
」と述べられたが、これはすごいことだ。
 これから企業の中に、ISOの居場所があるかどうかはわからないが、私の立場におけ
 る問題提起を、発信していくつもりです。

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 うつ病になりやすい人となりにくい人を見分けるチェックリストのうち、なりやすい方の項
 目の80%くらいに私は該当する。80%というのは非常に高い値だけれど、私はなぜ
 つ病
に罹らないのだろうかが不思議だ。
 ストレスやプレッシャーは仕事の中にいっぱいあり、性格は繊細で心配性で何事もいい
 加減に済ますことができない。
 うつ病のほとんどは本人が自覚できないというから、私自身もすでに病気に罹っている
 かもしれないけれど、「エネルギッシュでいつも元気な森田さん」を、演技だけで維持し
 ているとも思えない。
 もしかしたら、休むことなくいろいろなテーマを自分に押しつけることにより、うつ病が入
 り込む心の隙間を与えないでいるからかもしれない。

13  
 10月4日に、WOWOWで、平原綾香の2015年全国ツアーのファイナルに
 あたる「東京・Bunkamuraオーチャードホール公演」が生放送された。
 2015年5月にリリースされた最新アルバム『Prayar』をフィーチャーし
 て、6月からスタートしたツアーは全国24都市で30公演が行なわれ、今回放
 送されたのは、そのファイナルの模様だった。
 本当は生放送で見るのがいちばんいいのだが、なかなか条件が整わなかっ
 たため、日曜日の夜に見ることになった。
 3時間にわたる、彼女の圧倒的な歌唱とパフォーマンスは、途中でトイレにも
 立たせてもらえなかったくらい。
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      あなたをふくめた私たちに

    敗北は嫌いです  そう 恐いのです
    きれいごとすぎます  ひたむきではありません
    自分の偶像を大切にして  他人の目を気にして  いつもためらいます
    そんな私の歩みです  よくわかっているんです

    なくなってしまいました  腹の底から笑って
    涙を流して泣いて  思い切り叫んで  真剣に愛して
    そういった  人間にいちばん大切なことが

    何かに流されています  心の自由をうばわれています
    瞳が輝いていません  言葉が死んでいます
    コスモスの花が好きです  のびのびと咲いています  青空がよく似合います

    女は気まぐれです  とらえどころがありません
    でも  男によって  ずいぶん変わるものです

    雨の冷たさを  背中に感じています
    色あせた緑が  なぜかまぶしいのです
    秋になってしまいました           (1971.9.17) 

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 琉クンが「ちょっと来てみて!」と、嬉しそうな顔をして私の手を引っ張っていく。
 私のパソコンを立ち上げて、Yahoo!に文字を入力して検索し、お目当てのユーチューブの妖怪ウォッ
 チバスターズのページに、自分でたどり着けたというのだ。
 タブレットは、そればかりやっているからと取り上げられたので、私のノートパソコンを使って見たいのだ。
 5歳の子供が、タブレットをやらないからといって庭の草取りをしてくれるわけではなく、父親がスマートフ
 ォンを手放さないのとあまり違いはないと思っているから、できるだけ琉クンの希望に添えるようにしているけれど、
 今日のように野良仕事ができない天気が悪い日は、私にとってもパソコンを使ったかき入れ時なのです。

10
 ジャパネットタカタのテレビショッピングを見て欲しくなったのだけれど、貧乏性の私だから例のご
 とくさんざ迷ったあとに買ったのが、このサイレントジューサー
 従来のジューサーが対象物を砕くのに対して、これは、大きなスクリューでゆっくり絞って作るも
 の。その結果、栄養素を損失させず、なおかつおいしさを保つのだという。
 早速リンゴを使ってジュースを作ってみた。皮を剥かず種も取らずに、入り口に入る大きさに切っ
 て投入するだけ。確かに、市販のリンゴジュースとはおいしさが違う。
 次に、もう捨てようとしていた人参を使ってみた。これも鮮やかな色をしたジュースが出来上がっ
 たが、予想どおり野生の苦さがする。
 我が家は、野菜を食べきれずに捨てることが多いから、そんなときにこれを使ってジュースにして
 飲めば、一石二鳥だ。それと、リンゴの皮を剥いてくれないなんて、イライラする必要がないから、
 これは重宝に使えそうだ。
 
 先月からスケジュールを掲示している。
 もう長い間、家族は私がその日にどこにいるのかも、そしていつ帰るのか
 も知らされていなかった。
 それを改善しようという気持ちはなかったが、お嫁さんが「保育園に迎え
 に行くカレンダーを作りたい」と言ったのがきっかけとなった。
 こうやってカレンダーに記入してみると、10~11月の2ヶ月間、平日で空
 いている日が1日しかない。そしてその日が今日だった。
 いろいろやりたいことがあったけれど、あっという間に一日が過ぎて、達成
 感を得られたのは、畑の草搔きが完了したことくらい。

 私の地区が当番だったから、市の民生児童委員の紅葉狩りに、どうしても出なけれ
 ばならなかった。そしてそのためには、新宿を13時に発つあずさに乗る必要があっ
 た。
 幸いあずさには、ひとつ前の便に乗ることができたので、一安心といったところだった
 が、到着した茅野駅の駐車場に停めてあった車が、電子キーに反応してくれない。
 嫌な予感がしたけれど、バッテリーが上がってしまっていた。
 その原因は、後部座席のルームライトがオンになっていたからだ。琉クンを車に乗せると、このスイッチを入れる「習
 性」があって、今までも未然に発見したことが何度かあった。今回は、月曜日から4日間も放置されていたから、バッ
 テリー
が完全に上がってしまっていたわけだ。
 急いで「JAF」にお願いして、エンジンを始動してもらったが、「JAF」の担当者のきびきびした動きと、詳細に
 わたったフォローに、「これぞプロの行動だ」という思いをしたから、それも加えて真から救われた気持ちになったわ
 けです。 

 
 本当は「熱烈中華食堂日高屋」で、肉野菜炒めと餃子を食べたかったのだ
 けれど、夜も9時頃になると満席で、カウンター席が空いたとしても、隣の人
 と肩が触れあうくらいの狭さだから、ものを食べた気がしない。そこで、いつ
                          も空(す)いている「富士そば」にいる羽目になる。
 「富士そば」のイメージは、料理に重厚感がなくて、生ビールに氷が浮いているくらい冷えすぎているということ。そし
 て今夜は「卵とじカツ丼と盛りそばセット」を頼んだ。
 出先では、できるだけ野菜を取るようにするなど、食べ物のバランスを考えているのだから、これでお茶を濁していて
 はダメだ。


 駒ヶ根市の社会福祉協議会の主催で行われた「ふれあい広場」の、会場設営部の
 反省会と慰労会が先日行われた。
 そのときに、「自慢にもなんにもならないけれど、小学校のお昼寝の時間に一度も

 れなかったんです」と私が話したところ、私もそうなんですという若者が現れた。
 団体旅行の集団部屋では、朝まで悶々とした時間を過ごしていることも、翌日は疲

 れもあってやっとれることも、私と同じだった。そして今も、毎晩、今夜はれるだ
 ろうかという不安を抱えながら横になっているのだという。 仲間がいたぞ!

 私が「マイスリー」という入剤を処方して貰っていることを紹介し、これなら常習性
 がないことも付け加えた。

 私は、「マイスリー」を半錠飲まないとれない身体になってしまっている。それでも
 れないときはさらに半錠追加する。琉クンがそばにいるときはもう半錠飲んでしま
 うこともあるけれど、さすがに次の日まで影響が残るからあまりいいことではない。 

 
 15年前に国民健康保険に移行してからは、ほとんど毎年、伊那保健所で行われる
 国保の
特定検診を受診している。10年前に胃がんを発見したのも、ここでの検診
 きっかけになっていた。
 今日は、15時に埼玉の会社に入らなければならなかったから、早起きをして行って、
 予約名簿の
№1を確保した。そのせいかもあってか、開始してから2時間程度で終了
 させることができた。
 その中でショックだったのは、
身長が2センチも縮まっていたこと。計測する条件にも
 よるだろうけれど、背中が丸まってきたことと無関係ではないのだろう。
 
 昨日に引き続き、秋らしい晴天の一日だった。
 西駒ヶ岳の千畳敷カールは、今が紅葉の見頃だという。
 行きたいのはやまやまだけれど、なかなか現状が許してくれない。
 今日は茅野市の親戚にチビたちを連れていった帰り、眠くて眠くて事故を
 起こしそうなくらい。何とか持ちこたえて家に帰り横になりました。
 でもこの先のスケジュールのことを考えると、玉ねぎを植える畝をどうして
 も作りたくて、夕方にかけて3つの畝にマルチシートを張り終えました。
 
 地区の氏神様である「神明宮」の祭典でした。
 毎年獅子舞いが部落内をお宮まで練り歩き、お宮での祭事の後に奉納の
 「悪魔っ払い」を踊ります。
 少子化の時代とは思えないくらい子供たちが集まり、境内ではお面やお菓
 子や風船を配る大サービスでした。
 我が家の3歳児は獅子が怖くて大騒ぎ。それでもお面欲しさにお練りの後
 をついていって、見事に大好きな「メロンパンナちゃん」を引き当て、ご機嫌
 でした。

 私の人生に大きな影響を与えてくれた人が3人いて、その最初の人があべしげひささんだ。
 高校を卒業して茅野市の会社に就職してからすぐに出会ったから、まだ私が17か18歳の
 頃のことだ。
 彼は、普段使っている言葉で詩を作るという「生活詩人の会」を主催していて、私も詩を作っ
 ていたことから、誰かの紹介で出会ったのだと思う。
 彼からは、詩の他に
史的唯物論弁証法なども教わり、その後の私の思想形成の基礎と
 なる部分を学び取った。
 その後仲人を頼み、千葉で一緒に事業を興し見事に失敗し、いい別れ方をしなかった。それからかなり月日が経っ
 たあとに私の最初の単行本を送ったが返信はなく、ネットに詩を掲載していたのも何年か前に途絶え、今はご存命
 かどうかはわからない。
 「
憎しみのるつぼ」は彼が教えてくれた唄。お酒を飲んで酔っ払い、箸で茶碗の縁を叩きながら、この唄をだみ声で
 歌っていた姿が目に浮かぶ。



 

 民生児童委員というのは、まあよく用事があります。
 市の行事には、必ずと言っていいほど招待状が届きます。
 それに加えて学校の行事に参加します。
 だから、仕事を持っている人、特に私のように家にいないことばかりの人には務まらな
 いのです。
 任期が3年というのはとてつもなく長いけれど、もうすぐ残り1年というところまでたどり
 着きました。