12.31 |
風ひとつない、穏やかな年の瀬です。こんな日が何日か続いて、いよいよ大晦日になってしま
いました。
今年1年間、いったい何ができたのだろうと思い起こしてみるのですが、健康不安にさいなま
れたせいもあって、あまり前向きな行動をとることはできませんでした。
今でも、いろいろなプランは頭の中にありますから、どれだけ実行に移すことができるかだと思
っています。ともすればマイナス思考になりがちな日常にあって、いかにして自分自身を奮い起
こすかにかかっています。そう、ネック工程は自分自分自身の中に潜んでいるのです。
そんなわけで、本年もたいへんお世話になりました。皆さま方にとりまして、2012年が躍進の年でありますよう
に、お祈り申し上げます。
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12.30 |
前回床屋さんに行ったときに、30日の9時から予約を取っておいたのに、すっかり忘れていた。携帯に着信
があったのに気が付いたのは30分後で、大変申し訳ないことをしてしまいました。
それだけ、片付けに集中していたのと、やっぱりちょっとだけ、歳のせいで物忘れが激しくなっているというこ
ともありそうです。
こうやって、片付けにエネルギーを使わないでいい方法は、その時々に処理を完結させることです。そう、生
活の場でも「1個作り(一つひとつをきちんと片付けること)」を実践することです。
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12.29 |
お嫁さんと一緒に大掃除をして、それが一段落してお昼ご飯にしようとした頃長男
が起きてきて仏壇を移動しようということになった。今までも食卓のスペースが狭い
と感じていたけれど、おじいさんがどう思うかが心配で実行に移せなかったもの。
長男が移動してもいいかとおじいさんに訊いたところ、座敷に移動することをあっけ
ないくらい簡単に了解してくれた。
それから慌ただしい半日が始まった。仏壇があった場所に置く家具を買いに行き、
それを組み立てているうちにもっと大がかりなレイアウト変更を思いつき、結局、大
掃除をする前よりも散らかった状態になってしまった。
家具の移動は全部終わったので、明日も一日後片付けです。
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12.28 |
この仕事を、もう13年近くやってきたけれど、当日の朝になると下痢気味になり、
ゴロゴロと腹が鳴る。ストレスが、こんなかたちで現れているわけだ。
よくしたもので、休日にはこの下痢が止まっているのだが、この何日かは便秘に
なってしまい、便意はあるのにウンコはなかなか顔を出してくれない。
あんまりいきむと血圧が上がって、血管が破れそうで怖いから、トイレに座ってウ
ンコが出てくるのをじっと待つしかない。
最近気になっていることは、血圧が高くなっていることだ。月曜日の検診では最高
値が132もあった。医師の先生は「冬になるとみんなこうなりますよ」と言ってくれ
るけれど、今の私にとって最大の不安材料は、耳の奥の方から鳴り響いてくる、
「プシュー、プシュー」という連続音だ。
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12.27 |
今日は長男の○○回目の誕生日。
伊那市にある「ウェスト・ビレッジ」では、誕生日に食
事をした人に、高さが30cmくらいある特大のパフェ
をプレゼントしてくれる。
食事をしたあとに出てくるものだから、そのボリューム感は満点だ。平日だというのに
結構お客が来ていて、この地方ではいちばん客が入っていると、いつかどこかで聞い
た気がする。
全然関係ないけれど、私の誕生日が1月27日、長男が12月27日、そして長女が
9月27日と、27日つながりです。
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12.26 |
自宅でベッドで横になる瞬間が、生活のリセットの時間のような気がしている。
ホテルのベッドでは、ほとんどの場合翌日に仕事が入っているから、どこかリラッ
クスできないで、自宅のベッドに戻る場面を想像している。
自宅のベッドに横たわって、掛け布団に首まで埋まり、本を開いて続きを読み始
める瞬間が、生きていられることを実感できる、至福のひとときなのです。
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12.25 |
京都で行われた、高校日本一を決める全国高校駅伝
競走大会、女子は愛知県代表の豊川が3度目の優勝
を飾った。
4区でトップに抜け出した福沢志穂は、同じ常会の親
戚筋にあたる家の娘です。3年生でやっとレギュラー
の座をつかんでのこの快挙だから、その喜びはひとし
おだろう。
彼女のおかあさんがマラソンランナーだったから、その
あとを継いだ子供たちも、中学生の頃から長距離走で
活躍しています。
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12.24 |
今年のクリスマスイブは、長女の婿といっしょに、東京・後楽園ホールまで、プロレ
スを見に行った。
実際にプロレスを見るのは初めての彼は、最初のうちは雰囲気を見ていたけれど、
そのうちにひいきのレスラーの名前を叫びだした。
家に帰ってきて、ニアライブ中継を見たところ、座席
に座っている姿は一瞬映ったけれど、彼の掛け声は
会場の騒音にかき消されて、全然聞き取れなかった。
それでも、スペシャルリングサイトの前から2列目の席は迫力満点で、テレビ中継
で見るのに比べて何百倍もの迫力がある。
棚橋弘志は、鈴木みのるにスリーパーホールドとパイルドライバーで落とされて、タ
ンカに乗せられてリングをあとにした。観客のストレスと思い入れをいっぱい集めて、
1月4日の東京ドーム大会はフィーバーします。
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12.23b |
東京のル・テアトル銀座で上演されている「8人の女たち」は、浅野温子、荻野目
慶子、加賀まりこ、大地真央、戸田 恵子、マイコ、牧瀬里 穂、南沢奈央という、豪
華キャストだ。
そのことを知ったときにはすでにチケットはソールドアウトで、当日券の電話予約の受け付けもなかったから、代
わりに「90ミニッツ」を見るようにしたという経緯がある。
その舞台を、今夜のWOWOWで生中継がされた。自宅にいたのでは落ち着いて観られないと思ったので録画し
ておいたけれど、こんな機会は滅多にないことだから、本当は同時進行で見なければいけない。まあほとんど無
理なことだけれどね。
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12.23a |
今夜は我が家のクリスマスパーティ。
ケーキを3個もつくって、チキンも自家製のタレで焼いて、グラタンやカルパッチョや
その他いろいろ、ほとんど手作りしたものをテープルの上に並べて、メリークリスマ
スでした。
クラッカーを鳴らしたところ、琉くんは一瞬驚いたけれど、そのあとはもっと鳴らせと
せがんで困りました。 今年も残すところあと1週間です。
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12.22 |
先々週横浜でお会いした、私が前にいた会社の上司は、少し前に行ったマレ
ーシアの話をしてくれた。円高の恩恵は、海外に行けばよく実感できるのだと
いう。
マレーシアにある会社の社長をしていたこともあり、1年のうち花粉の舞う半
年間はそちらで暮らしたいのだけれど、物件が安いので実現しそうだとおっし
ゃられていた。
そのあと、「森田さんは老後にやりたいことはあるの?」と訊かれたけれど、や
りたいことが特に思い浮かばなかった。それは、今までに、やりたいことを全
部やってきたからだ。そしてこれからも、何かに挑戦しようとする姿勢は、ずっ
と変わらないのだろうと、自分では思っている。
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12.21b |
「ホームページ・ビルダー」のテキスト通りにプログラムを作成していたのに、途中
から動作がおかしくなった。何回もやり直して見つけたミスは、テキストに書かれて
いた「*」を「・」に見間違えてしまったのだ。
ただでさえイライラしながら作業をしているのに、この間違いにはしばし立ち上がれ
なかった。
最初からめがねを掛けて取り組めばいいと思うでしょうが、めがねを掛けても、この
類(たぐい)のテキストの細かい文字は、なかなか見分けられないのです。
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12.21a |
現在の日本の債務残高は、1000兆円を超えようとしている。国内総生産(GDP)比
でみると220%だ。このような借金大国は世界にない。ギリシャで140%、イタリアは
120%である。
そして、このような巨額の借金を作った責任は、100%自民党にある。本来は自民党
政権下で消費税を10%にしておくべきだった。自民党が無責任な世論迎合で作って
しまった負の遺産を、野田内閣が処理しようとしているのだ。
だから自民党は、ありがとうございますとお礼を言うべきところなのに、邪魔ばかりして
いる。国会議員や公務員人件費の削減が実現できなかったのも、自民党が合意しな
かったからだ。自民党には消費増税に反対する資格はない。やっていることは、次元
の低い党利党略だけだ。
そして、民主党内の消費増税反対派にも、根拠らしきものはない。行革を先にと言うの
であれば、なぜ鳩山、菅政権のときにやらなかったのか。つまりは野田首相の足を引っ張るための「派利派略」で
しかない。
現に、12月10、11日に行われた朝日新聞の世論調査では、消費増税に賛成、反対ともに45%と全く同数だ。
これは大変なことである。増税に国民の半数が納得しているのに、なぜ民主党や自民党が根拠のない反対をし
ているのか。
「田原総一朗のギロン堂」 「週刊朝日」 12月30日号から抜粋しました。
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12.20 |
ずいぶん長い間、私とお付き合いしてくれたキャリーバッグが、ついに壊れた。キャスター
の部分は酷使されているのになんともなかったけれど、壊れたのはハンドルの手で握る部
分だ。スライドがなんかぎこちないと思っているうちに、手の部分を止めてあるビスの部分が
割れて、コントロールが利かなくなった。
ネットで商品を調べると、値段の安いものもあるが、ブランド品はそれなりの値段がする。
きちんとしたメーカーのものだったから、ここまで長持ちをしたと言えるから、価格が第一優
先ではないけれど、この商品は実物を見ないと収容能力を判断することはできない。
商店で現物を見て、ネットで買うのが賢い方法なのだろうけれど、そのせこさが嫌になって
もいるから、たぶん地元のお店で買うことになると思います。
明日と明後日の2日間、どうやって運べばいいのかというのが、差し迫った問題です。
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12.19 |
新聞や雑誌の書評の内容がよかったので、「すべて真夜中の恋人たち」を購入して読み始
めた。
濃紺の厚いハードカバーを開くと、作品名と著者名と出版社名が入った白い中扉があり、な
んとその裏は「銀紙」になっている。
本を手にしただけで幸せな気分になれる、このような喜びを電子書籍で味わうことはおそらく
不可能だろう。
こんな感想を持つ人も少なくはないだろうから、まだしばらくは紙の書籍が消えることはない
のだろうし、またそうあって欲しいと思っている。
「すべて真夜中の恋人たち」 川上 未映子 講談社 1,680円
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12.18 |
満腹感だけ、胃の感覚が元のままの状態が残っているから、よほど気をつけていないと
食べ過ぎてしまう。それでも食べ過ぎてしまったときはあとがたいへんだ。
軽いときの症状は、すぐ下痢になってトイレに飛んでいかなければならない。ちょっと重く
なると胃液が逆流してきて、2〜3時間横になっていなければ治らないのだが、その間
の苦しさといったらとても文章で表現することはできないくらい。
そんな経験を何回も重ねているのについつい食べてしまうのは、食欲を満たすことがスト
レスの解消に結びついているかららしい。今夜も、夕食後に娘たちが買ってきたアイスク
リームバーを食べただけでもう苦しい。だからこれから横になります。
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12.17b |
1週間ぶりに自宅に帰ったところ、イルミネーションがパワーアップされていた。
なんと、芝生の上を電車が「走って」いるのだ。
そして、まわりが暗くなったら点灯し、朝になって明るくなったところで消灯するセン
サーを設置したものだから、夜中の間ずっとピカピカ光っている。
イルミネーションはおじいさんの部屋の前にセットされているものだから、なんだか
夜も昼も同じだと、嘆いているようだ。
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12.17a |
郵便局に「ゆうパック」の箱を10枚買いに行った。呼び鈴を押してからなかなか出
て来なかった男性の当番の職員の方は、4枚しか在庫がないと言う。
壁を隔てた隣のスペースでは、女性の職員が一人で年賀状を売っていた。その後
ろに「ゆうパック」の箱が見えているのに、今日は年賀状しか売らないのだという。
男性の職員に「隣にあるじゃないですか」と言ったところ、なんと「会社が違うから」
ダメだという答え。 あれ?郵便局は民営化されたのではなかったのかい?
年末のかき入れ時なのに、休日だからと休んでいるのが「民間企業」だろうか。
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12.16 |
由紀さおりがニューヨークでコンサートをしている。
昨日の「とくだね」と今夜の「報道ステーション」でも取
り上げられた。
「ピンク・マルティー」のリーダー、トーマスが、中古レ
コード店で由紀さおりのLPレコードを発見したのがき
っかけでコラボしたアルバム「1969」は、全米ジャズ
チャートで1位になっているという。
私は、一昨年の「デビュー40周年コンサート」に行っ
ているくらいだから、当然のようにそのアルバムを手
に入れているけれど、まだ聴く時間が取れていない。
1969年、私も喫茶店で「夜明けのスキャット」を聴い
ていた。 |
12.15 |
今日は、午前中が空いていたので、9:20上映開始
の「源氏物語 千年の謎」を観た。
撮影したセットが豪華だという報道を、どこかで目にし
たからだが、何とも退屈な映画で、これは評価以前の
問題だ。
ネットで観た映画批評も、100点満点の15点しかつ
けられていない。結果的に、時間の浪費だった。
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12.14 |
最近は女性からのメールが多い。さっき開いたときに見つけただけでも4件あった。
伊藤優子 19億の中からあなたの為に捻出しました。
笹山亜沙子 用意した「300万」はあなたのためのものです。
岬麗子 金銭的なサポートが可能ですよ?
江角ゆかり 個人的な目的の為2000万受け取ってもらえませんか?
いずれもやばいメールだろうから開くことはないけれど、個人の意思を無視してこ
のようなメールがいっぱい届くのは問題ではないか。機械的に削除しているうち
に、本当に必要なものまで消してしまわないかが心配だ。
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12.13b |
今秋、福島に行って感じたのは、日本人の関心が急速に薄れていることです。僕は痛
みを共有することが被災者にとって一番の慰めになると思い、被災地の人と文通してい
ます。話を聞いて、誠心誠意気持ちを理解することが救いになると考えているからです。
そんな中、全国各地の自治体が、放射性物質を含むガレキの受け入れを次々に拒否し
ました。非常に悲しい事象です。日本人って冷たい。どうやってフォローできるか必死に
考えています。
事故をめぐっては、自民党政権時代に「原子力の平和利用」を始めた人たちこそ責任を
感じるべきです。先頭に立ちPRしてきた読売新聞にも責任を取ってほしい。東京電力や
国の責任はもちろんあるけれど、日本人全員の責任がすごくあるような気がします。こ
のようなところまで社会をもってきてしまった、つまり原発を必要とする社会にしてしまっ
た責任です。終戦から66年の間に、日本は欲望を抑えず突っ走ってきました。猛烈な
勢いで、経済大国・日本という「スーパーカー」を製造しました。みんな得意になったけれど、そのスーパーカーに
は備え忘れた装置が二つあったのです。ブレーキとバックギアです。だから、立ち止まったり戻ったりせずに、前
へ前へと走ってきました。この姿勢を反省しないと、原発問題は収まりがつかないと思います。
原発問題はエネルギー問題です。1960年代まではみんな、夜10時までに寝ていました。現在、人間の生活は
どんどん夜型になり、太陽が沈んでも働いています。夜中の12時過ぎまで、電気を使って明るく暖かい生活をし
ています。こんな生活を変えない限り電力需要は減りません。根源的なところを見直さないと、やれ東電の責任
だの国が悪いだの言っていても社会は変わりません。私たち一人一人の生活を改めないといけないと感じていま
す。
「『フクシマ』を再び考える」 倉本 聰 「サンデー毎日」 12.25号から抜粋しました。
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12.13a |
テレビの朝の情報番組を見ていたところ、倖田來未の結婚のニュースが飛び込んで
きた。それに対するYAHOO!の「ビックリ度」の調査によると、トップの「0ビックリ」が
29%、第2位の「100ピックリ」が26%と、反応は両極端だった。
私が「ビックリ」したのは、彼女の年齢が29歳にもなっていたこと。確か、大ブレークし
た時の年齢は22歳くらいだった。若いと思っていたのにもう30代が目前なのだ。
江川卓がヘッドコーチになるならないが話題になった頃、年齢の表示を見て驚いたの
も、もう56歳にもなっていたことだった。法政大学時代の若々しいイメージだけが残っ
ていたから、少なからずショックだった。
だから、自分が歳を取ったのも無理ないことだと、妙に納得した朝でした。
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12.12 |
飯田線、中央線、そして東北新幹線と、その間ほとんどノートパソコンを開きっぱな
しだった。
飯田線では膝の上に乗せ、「あずさ」の中ではちっぽけなテーブルの上に据え付け
て、「やまびこ」の中では隣の人に気を遣ってと、電池がなくなることだけが心配だ
ったけれど、ずっと作業をすることができたから、あっという間に目的地に着いてし
まった感覚だ。
電車に乗っていると、私のようにパソコンを開くのでもなく、本を読むでもなく、かと
いって眠るのでもなく、ずっとじっとしている人を見かけるけれど、よく退屈しないも
のだと感心してしまう。ボーットしていられない私が、特別なのだろうか?
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12.11 |
朝方、夢を見た。それほど珍しいことではないが、今回も夢の中で仕事をしていて、
頭が痛くなるような難しい事を考えている。
そのうちに頭に浮かんできたことは、今書き上げようとしているテーマの項目だ。
忘れないうちにと、布団から抜け出して、1階にある机まで飛んでいって、メモに残
した。 睡眠中くらい脳を休めればいいのに、いつもこんな状態だから、なかなか疲
れが取れないのです。
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12.10 |
昨夜、四つ角を曲がって、自宅が見える道にさしかかったところ、鮮やかなイルミネ
ーションが目に飛び込んできた。ネットで注文しておいたものが届き、私の
留守中に長男が取り付けてくれたものだ。
省エネの趣旨に反するかもしれないが、ライトはLEDになっているため、そんな
に電力を消費はしない。自粛ムードが蔓延する中で、せめて気分だけでも輝き
を取り戻したいではないか。これを、新しい年が来るまで継続させるつもり。
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12.9b |
電車の中で、新聞に書かれていたオリンパスや大王製紙の「不祥事」の報道を読
んでいるときにひらめいたのは、社内取締役を義務化することとか、会計監査法人
の機能を強化することではない、もっと泥臭くて社員のひとり一人に落とし込むこと
ができる対策を、提案してみたいということ。
水曜日に会った元上司にお話ししたところ、「それはいいのでは」ということになっ
た。「くたばれ!ISO。」も、私の思いつきをその人にお話しすることから、実現の
一歩をスタートしたのだった。だから、提案したいことの骨子とストーリーを急いで
まとめてみようと思っている。
昨日の日経の一面に、「本は自分の出版社から出す」という書籍の広告が載って
いたから、注文してみました。私も、自分でJANコードを持っているからそれはでき
るけれど、問題は、宣伝と流通をどうするかということなのです。
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12.9a |
新聞社系の週刊誌には、新聞からでは仕入れることができない情報が掲載されている。
田中沖縄防衛局長が「問題発言」をしたのは、地元報道機関との「オフレコ」の懇談会の席
でだった。「オフレコ」とは、田中局長が何を口にしても新聞で報道することはしないのが「鉄
則」なのに、新聞記者はそんなルールはいくら破っても自由ということなのかと、田原総一
朗は自分のコラムで訴えている。田中局長の発言が問題ありだと思ったのなら、その場でど
んどん批判をし、訂正を求めるべきではなかったのか、と言うのだ。
「辛坊治郎の甘辛ジャーナル」では、大阪維新の会は橋下徹氏一人が率いる地域政党では
なく、前回の知事選に彼を擁立するずいぶん前から、松井新知事ともう一人が二人三脚で
候補者捜しをしていた経過が事細かに書かれている。
このように、「サンデー毎日」と「週刊朝日」には、いつも興味深い記事が満載だ。
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12.8b |
携帯電話の電池が切れるのを気にしながら、30回く
らいリダイヤルを繰り返して、渋谷パルコ劇場で上演
される、「90ミニッツ」の当日券を手に入れた。
パルコ劇場の座席数は458。マイクを使わなくても台
詞が伝わる心地よい広さで、観客との緊張感を保つこ
とができる。
あの西村雅彦の、1回も笑顔を見せないシリアスな演
技は、彼に対するイメージをぶち壊された。それにして
も、三谷幸喜の脚本と演出は素晴らしい。
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12.8a |
創業家でなくても独裁者は誕生する。
「なぜだ!」取締役会で社長を解任された三越のワンマン、岡田茂はそう叫んだ。絶対の自
信を持っていたが故に驚いたわけだが、その岡田が追放された後、自分は岡田にいろいろ
言ったんだという幹部が出てきた。それに対して岡田は、「バカを言うな。逆らうやつは全部
追い出したんだから、残っているはずはない」と断言したという。
解任されてまもなくの岡田と会ったことがある。共に、あるセミナーの講師となり、控え室に
入っていったら、先に来ていた岡田が立って、「岡田でございます」と、一瞬呆気にとられた
ほど、ていねいなあいさつだった。こちらはまだ駆け出しの若造である。つい数ヶ月前の岡
田なら、そっくり返って、私など歯牙にもかけなかっただろう。
その時、私はワンマンというのは張り子の虎なんだな、と思った。へいこらする部下もしくは
家来がいるから専制君主が生まれるのである。岡田にしろ誰にしろ最初からワンマンだっ
たわけではない。
現代の日本では、裏面では買収等のさまざまな不正が行われるといえ、表向きは、ほとんどの組織の長は選挙
によって選ばれるのに、ただ企業のトップだけがそうした方法を取らずに選ばれ、何の民主的フィードバックも受け
ずに権力をふるっている。
「佐高信の政経外科」 「サンデー毎日」 12月18日号からの抜粋
|
12.7 |
11月3日に、WOWOWで放送された三谷幸喜 脚本・監督のドラマ「short cut」
は、ドラマの始まりから終わりまでの112分間を、一度もカメラを止めずに撮影する
という画期的な手法に挑んだものだった。
撮影場所は険しい山道。そんな過酷な環境で、NGの許されないワンシーン・ワン
カットにのぞんだわけだ。そして、ウェブサイトを開いてわかったのは、これが伊那
谷の千代田湖付近で撮影されたというのだ。そういえば、そんなことを、どこかで聞
いたような気もする。
今頃になって、録画しておいた番組を観ているのだから、こんなピントのはずれたようなことを言っているのだ。
この2ヶ月間くらい、私を縛り付けていたのは「ホームページ・ビルダー」だった のです。 だけど、暖かくなったら、
撮影された山道を、歩いてみようと思っているよ。
|
12.6 |
50歳くらいから給与がだんだん下がるようにして、退職金は退職時の給与をベースにして計
算するという方式にするのも一案です。50歳前後なら、まだ“潰し”がききますから、「転職先」
を探した方がいいかな」と思う人も多いでしょう。
安定を求めて公務員になり、能力主義の中で生き残る自信のない人たちは、「そんなつもりで
公務員になったんじゃない」と叫ぶかもしれません。あるいは、仙石氏もそうでしたが、「いくら
何でも、クビにするのはかわいそうじゃあないか」という意見も出てくると思います。
「かわいそう」と同情されるほど、公務員はかわいそうではありません。クビになって、なおかつ
天下り先がなかったとしても、定年間近なら3000万円くらいの退職金が出ます。多くはタダ同
然の公務員宿舎に入っていますから、貯金だって相当あり、辞めるときはだいたい6、7千万円
程度の蓄財があるのがふつうです。全然、路頭に迷わないのです。むしろ、悠々自適でしょう。
そもそも、公務員は国・国民のために働くことが大前提であって、税金で給与が賄われていま
す。その使命を果たさなければクビにして当たり前、かわいそうでも何でもないのです。
「官僚を国民のために働かせる法」 古賀茂明 光文社新書 から抜粋しました。
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12.5 |
ガソリンスタンドに行って、タイヤをスタッドレスのものに交換した。「もう山がすり減っていま
すよ」と言われたが、車に乗る機会が少なくなっているので、もうひとシーズンこれに頼るこ
とにした。17インチのスタッドレスタイヤは、そう簡単に手が出る価格ではない。
おじいさんを連れて、インフルエンザの予防接種に行った。今年の流行に合うかどうかはわ
からないけれど、しないよりはましだと思う。
そんなわけで、冬将軍の到来に備えた準備は整いました。
|
12.4 |
野党から問責決議案を突きつけられることになりそうな、一川防衛相と
山岡国家公安委員長。二人の表情に共通しているのは、瞳がちっとも
輝いていないこと。何かに挑戦しようとする人に共通の、張り詰めた雰
囲気が少しも感じられない。
歳をとってからの顔は、それまでどのように生きてきたかで決まってくる
のだが、このふたりは、いったい今まで何をやってきたのだろうかと、思
ってしまうくらいだ。
二人とも小沢グループに属しているということは、「群れ」なければ何に
もできないということを、物語っているのだろうか。国会議員の、とりわ
け大臣のレベルはあまりにも低すぎる。
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12.3b |
映画「ブロンコ・ビリー」は1980年の作品だから、クリント・イーストウッドが若い。
彼に最初に出合ったのは、ご存じマカロニウエスタンの「夕陽のガンマン」で、のめり込むき
っかけになったのは、「硫黄島からの手紙」と「父親たちの星条旗」だったから、ファンとして
はかなりの奥手だ。
今まででいちばん心を打たれた作品は「チェンジリング」だけれど、彼が出演したり監督をし
た映画のほとんどをまだ見ていない。
この「ブロン・コビリー」も、WOWOWで放映したものを新聞の番組表で偶然発見し、録画し
ておいたもの。ずっと気になっていたけれど、やっと落ち着いて観る時間が取れた。
DVDをレンタルで借りるのはあまり好きではないから、これからどうやって出合えばいいの
だろう。1930年生まれのクリント・イーストウッド。長生きをして欲しいと思っている。
|
12.3a |
「くたばれ!ISO。」が10刷になるとの連絡が、日刊工業新聞社からあった。
少し前から気が付いていたことであるが。初版2006年9月発行のこの本は、2008年に改
訂された「ISO9001」の要求事項に対応してなかった。
今回そのことを申し入れて、10刷から取り入れてもらうことになった。そして今日はその作業
に没頭していた。
改めて読み返してみたのだが、この年の5月に胃ガンの手術をしている。そして、おばあさん
の末期ガンもみつかり、7月に帰らぬ人になった。
そんなたいへんな環境にありながら、よくこれだけのものを仕上げたものだと、我ながら感心
している。あの頃はエネルギーもパワーもあったのだ。それに比べて今は……。
|
12.2 |
ニューヨークのウォールストリート占拠に始まり、各地に広がった反格差デモは別名「99%
デモ」とも呼ばれる。「世界は1%の富裕層と99%の貧乏人で成り立っている」という主張
に由来するが、どうやらそれは間違いで、正しくは「99.9%デモ」らしい。
米誌「フォーブス」の電子版によると、「国民の0.1%がキャピタルゲイン全体の半分以上
を稼ぎ出している」という。米国の人口は3億人余だから、わずか20万人ほどの人が株式、
不動産などの値上がり利益の5割以上を享受していることになる。
しかも、こうした不労所得者がリッチ層の収入の6割近くを占めているというから、これこそ
が格差の根底といえる。
「サンデー毎日」 2011.12.11号 から抜粋しました。
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12.1b |
新幹線で検札にやってきた車掌さん。乗車券と指定席券に検印を押したあと、その面を向かい合わ
せにしたものを返してくれた。印鑑のインクが、付着しないようにとの配慮からだ。
そのことには今までも気になっていて、返されたものを指でなぞってみたが、速乾性のインクを使って
いるようで、指先にインクは付着することはなかった。
しかし、こんな対応をする車掌さんは初めてだ。おぬし、ただ者ではないな。
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12.1a |
ついに、今年も1ヶ月を残すのみとなりました。
この形でブログを掲載するのも残り1ヶ月ということです。もちろん、作業が間に合えばの話ですが…。
思いがけず苦戦をしまして、かなりの時間と労力を費やすことになりました。そこで得られたことは、「ホーム
ページ・ビルダー」の概要が修得できたということでしょうか。
とにかく使い勝手が悪いソフトなのですが、今や「フロントページ」よりも機能では勝っていることを実感しています。
「ホームページ・ビルダー」は、「一太郎」を運営している「ジャスト・システム」が買収しましたから、いま改造中だと
思います。「一太郎」しか操作することができない私にとっては、それだけがよりどころになっています。
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