あと あと のあと  2011年1月

1.31
 ありそうでなかった5本指のスニーカーが、エムケイコーポレーション
 から発売された。
 「大地をつかむような感触」を追求して、滑りにくいように溝や吸盤が
 ついた靴底も、ちゃんと5本指になっている。そして、指関節は前にし
 か動かないため、その動きを損なわないようにするための工夫も凝ら
 されているのだという。
 専用の靴べらもついているということは、想像通り履くときに指が入り
 にくいのだろう。「Globe(グローブ)」という名前がついたこの靴は1万
 2800円。
 今回はまず1500足が販売され、市場の様子をみるのだそうだ。

1.30
 日本中が興奮に包まれたサッカー・アジアカップの決勝戦、我が家は子供たち全員
 が大型テレビの前に集まって、日本チームを応援した。
 次の日が日曜日だったからよかったものの、平日で翌日仕事がある日だったらどう
 なっていたことか。
 優勝してしまうと、試合だけにとどまらず、表彰式まで見たくなるのは当然のこと。そ
 の表彰式は時間をかけてゆっくり進行するものだから、床についたのは4時頃になっ
 てしまった。

1.29b
 ノルウェイの森 上・下」を読み終えた。この本が刊行されたのが1987年で、私が持ってい
 るのは1988年の第16刷のものだから、もう22年も経ったことになる。
 ストーリーで覚えていたのは、ハンブルグ空港に到着した飛行機の機
 内に、ビートルズの「ノルウェイの森」が流れてきた場面だけで、あとは
 すっかり忘れてしまっていた。
 この小説の舞台になっている1969年~1970年は、私が左翼っぽい
 活動に足を踏み入れたころ。やがて「職業革命家」にならないかと誘わ
 れたが、「大衆の中にいたいから」などと言ってそれを断ったことなんか
 を、この本を読んでいて思い出した。
 読んでいると、このあいだ見た映画の場面が浮かんでくるから、物語に
 のめり込んでいく度合いが強い。これで近いうちにもう一度映画を見ることができれば、私の
 中の「ノルウェイの森」はいったん完結するのだけれど…。
 こんなすごい小説を、いつかは書いてみたいものだと、前にも思った気がする。

1.29a
 昨日抽選があった、「数字選択式全国自治宝くじ」の当選番号、ナンバーズ4は「1111」、ナンバーズ3は「222
 という、嘘みたいな数字の並びであった。
 確率的には、同じ数字が並ぶのもばらばらの数字が並ぶのも変わらないのだけれど、このような現実はやっぱり
 「特別」なことのように思えてくる。だから、こんなときくらい、当選金を増額するくらいの、遊び心があってもいいじゃ
 ないかと思っている。
 
1.28
 年明けのテレビドラマは、田村正和の「告発・国選弁護人」を予約してあ
 ったのだけれど、かすれ声になっていた田村正和の声が、弁護士として
 の切れ味に欠けていたため、第1話を少し見ただけでそれ以降の録画は
 やめてしまった。
 代わりに、家族の誰かが録画をしてあった「美しい隣人」を見始めたとこ
 ろ、おもしろい展開に引き込まれてしまっている。
 仲間由紀恵は、今まで善人の役しかやってこなかったから、今回の設定
 に私が慣れるまでに時間がかかりそう。
 檀れいは、「金麦」のCM以外の演技を見るのは初めてだから、これから
 が楽しみだ。

1.27b
 「還暦」という名の1年間は、あっという間に終わってしまった。
 60代というのは、身体の衰えとともにすべてのものに対するギラギラしたものが弱く
 なって、これはこれで穏やかさが増したような気がする。
 5年前の検診によって偶然「ガン」が発見されなければ、確実に今まで生きていられ 
 なかったから、もうけものだと思う反面、70代の人たちが次々に亡くなっていく様子
 を目にすると、自分もあと何年生き長らえることができるのかと、不安になったりもす
 る。まだくたばりたくないという生存欲があること自体、ギラギラしているということか
 もしれないけれど、これだけは自分の意志でどうにかできるものではありません。
 61歳の誕生日を祝して、これからホテルの1階にある「庄屋」で、ひとりぼっちで祝杯
 をあげます。

1.27a  
 長野県の行政改革課から届いた通知は、2月8日(火)の夜、県庁で「仕分け結果に関する県
 民説明会」を開催するというもの。
 出席したいのは山々だけれど、当日と次の日の仕事をキャンセルしなければならないことにな
 る。当然そんなことはできないから、欠席の返事をしておいた。
 今回の事業仕分けは、私にとって瞬間的な打ち上げ花火で終わってしまうのだろうか。
1.26b
 
あんなに痛い思いをしなければならないのに、身体が整体を望んでいるみたいだか
 ら、埼京線の中浦和駅のホームから見えていた、「中国気功整体」に昨日のうちに
 予約をしておいて、今夜行ってみた。
 治療方法は沼津の整体とほとんど同じだけれど、ここは頸骨も矯正してくれる。頸
 骨は、素人が治療すると命の危険もある場所だけど、先生がちょっと首をひねった
 だけで、「クキッ!」という音がして楽になった。先生は、「身体全体は問題ないけれ
 ど、肩と首だけが悪いですね」とおっしゃった。
 約3ヶ月ぶりの整体だったけれど、私の症状に合うみたいだから、近くに来たときに
 は通ってみるつもり。
1.26a
 19世紀末より民主主義が台頭しはじめると、これまで家庭内で行っていたサービスが公共サー
 ビス(教育費・医療費・年金)となり、これを公的支出でまかなうようになった。すなわち、政府と
 は、対象とする被害を明確に定めない保険会社のようなものである。
 さらに、政府にとっては、収入を増加させるより、支出を増加させることの方が容易である。これ
 とは逆に、公的支出の削減には、既得権者を説得するための莫大な努力と勇気が必要であり、
 これは極めて困難な作業である。ようするに、公的予算は、構造的に赤字となることが必然であ
 り、増税によってしか公的予算のバランスを取ることができない。
 われわれの社会は、さらに自由でありたいと願うことから、社会全体でリスクを引き受けることに対して躊躇するよ
 うになった。財政赤字や公的債務は、こうした証とも言える。また、公的債務は国家が担うべき役割に関する社会
 的コンセンサスの弱さを計測するモノサシでもある。政治的には、公的債務とは、政治を動かす者が、現実を無視
 して夢を語る虚言癖の現れである。


    ジャック・アタリ 『国家債務危機』       「引用句辞典」  1.26 毎日新聞  からの抜粋です。
 
1.25
 今日は、久しぶりになんにも仕事が入っていないオフ日だった。
 午前中は琉くんの
スイミングを見に行って、昼はタイガーマスクに遊んでもらって、午
 後は原稿を仕上げて、夜は家族で松本の知り合いの店に
ラーメンを食べに行った。
 
スイミングは、まだまだ水に慣れきれないで泣いてば
 かり。コーチは「もう少しです」と言っていた。
 
ラーメン屋さんは、西駒郷時代の同僚の息子が経営
 しているもの。先日長男夫婦が食べに行って、「日本
 でいちばん美味しい」という評価だった「流(ながし)」
 という名前のお店です。ぜひ一度行ってみてください。
 私はどこにもランドセルを寄贈していないのに、「FEVER・
タイガーマスク」は、私に
 19連チャンをプレゼントしてくれました。
 
1.24
 事業仕分けの動画や画像で自分の姿を見て感じることは、額の髪の生え際が上がってきて
 いるのではないかということ。日曜日に行った
床屋さんに訊いてみたところ、「そんなに変わ
 っていないんじゃないですか」との答え。
 
顔のシミも気になって仕方がないんですがと、これまた訊いてみたところ、「そんなこと誰も思
 わないですよ」という答えが返ってきた。
 おでこは、2年前の写真を引っ張り出して比べたところ、そんなに変わっていないけれど、

 のシミ
は、序々に増えていることを自覚している。年頃でもないのに、まだルックスで勝負した
 いと思っている私に合わせて、客あしらいに
床屋さんも気を遣っているみたい。
 
1.23
 昨日は久しぶりにゴルフ練習場に行った。115発打つとちょうど千円で、1時間くらいかかるか
 ら、最近はいつもそのくらいにしている。しかし、こんな程度では、昔のよかったときのフォーム
 を思い出すだけで、それを取り戻すところまではいかない。
 今夜は、これも本当に久しぶりに
ジョギングをした。行程の1/3くらい走ったところで息が上が
 ってしまい、家まで戻ってくるのに青息吐息だった。
 
運動をしなければいけないのは、体力をつけることと、生活習慣病を防止することにある。1週
 間後にかかりつけ医のところに検診に行かなければならないけれど、血糖値が上がっていると
 言って叱られるかな?
 
1.22b
 16日の事業仕分けの翌朝、コンビニに行ってスポーツ紙以外の新聞を買いあさってきたのに、それをじっくり見て
 いる時間がなかった。1週間経った今朝になって見始めたところ、信濃毎日新聞に掲載されていた県会議員2人の
 コメントが気になった。
 日本共産党・石坂千穂団長
       「費用対効果のないことがおかしいという議論になっているが、福祉には
        そぐわない」

 創志会・金子ゆかり氏
       「行政は弱者のために福祉などを行っている。一般企業と同じで効率を重
        視する議論には違和感を覚えた」


 福祉であれ何であれ、限りある資源(人・物・金)を使って事業を運営する以上、いちばん効率のいい方法を取らな
 ければならないことは当然のことだ。それを誰にもいちばんいちばんわかりやすい数字に置き換えたのが「コスト
 なのだ。民間企業がこれだけ厳しい経済環境の中であえいでいるのに、行政だけがそれとは異なったステージで
 安閑としていることが許されるはずがない。原資になっている税金は、効率を徹底的に重視しなければやっていか
 れない「一般企業」の人たちも負担しているのだ。このふたりのような考え方の人たちと、一度議論を交わしてみた
 いものだ。
 
1.22a
 農産物の水際措置、つまり農産品の輸入にかかわる制度ぐらい複雑でわかりにくいものはな
 い。農水省の担当者と一部の利害関係者にしか理解できないよう、わざわざ外から見えにくい
 制度にしているのではないかとさえ勘ぐられる。
 小麦の輸入制度一つとっても、気が遠くなるほど複雑である。大ざっぱに説明を試みると、小麦
 は国家貿易の対象となっていて、消費量の90%を輸入、10%を国内産で賄っている。輸入小
 麦の政府買い付け価格を100とすれば、国内産は210の生産コスト、つまり倍以上のコストが
 かかる仕組みになっており、そこへ900億円強もの補助金が支出されている。その内訳は、輸
 入小麦の売り渡し価格を、実際の輸入価格より高くすることによる差益が200億円、一般会計
 から700億円となっている。
 同じように乳製品その他も、きわめて複雑な仕組みになっている。これほど難解な制度で維持さ
 れる農業でいいのか、本当に国家のためになっているのか、それこそ「事業仕分け」をしてでも、
 時代の要請にかなった合理的な制度とすることが必要と思うのである。

     「国家の命運」  藪中三十二(前外務事務次官)  新潮新書  ¥680(税別)からの抜粋です。 

1.21
 中央道の高速バスが、休憩のために恵那SAに入ると、駐車場には「バス優先」エリアがある。
 ところがそこに自家用車が停められていた。この前の時もそうだった。
 「禁止」ではなくて「優先」たがら、突き詰めれば駐車していけないということはないけれど、それ
 でも平気でこのようなことができる人たちの気が知れない。
 ひとり一人が
マナーを守って、他人を思いやる気持ちを失わないことが、社会人には求められて
 いるのに、だんだんとすさんだ世の中になっていくのが悲しい。


1.20
 今日行った会社の担当の方が、「森田さん体調が悪そうですね」と言った。私はそれを聞いて「ドキッ」とした。
 その人は、年末に私が徹夜をしたことも知っているし、事業仕分けのインターネット中継も見て(中傷はなかったで
 すか?と心配してくれたけれど、今のところ何も届いてはいない)いたようだ。だから、私の行動は把握していたの
 だけれど、第一声がそれだったのがショックだった。
 「
元気」を売り物にしている私が、疲れていることを見破られてはいけない。それはプロとして恥ずかしいことだか
 ら、どこかで気持ちが緩んでいるのだと、自分自身を戒めているところです。

1.19
 今日の仕事は午後からだったので、出掛ける用意の荷造りをしなければならないと
 思いながらホテルでうとうとしていたところ、とりとめのない
を見た。
 どこかから
引っ越してきた広い部屋がいくつもあるかなり立派な家は、同居するらし
 い女の子の荷物が散乱している。その子は、片付けが嫌いな私の次女のようなや
 つで、化粧品やら衣類やら包装されていた袋などがいっぱい散らかっているのだ。
 その上私はどこかに出張しなければならないようで、それとは別に鞄に荷物を詰めている。そのうちに、その部屋
 が突然飯田線の
電車になってしまい、乗客が乗り込んできた。伊那市駅で降りなければならないのに、その女の
 子はちっとも片付けようとしない。私は旅行に必要なものをかき集めながら、ほとんどパニック状態になっているの
 に、
電車は伊那市駅に着いてしまった。
 別の車両からホームに降りているその女の子に、扉が閉まらないように押さえていてと大声で叫んでいるところで
 目が覚めた。
は、深層心理を投影しているというけれど、こんな短いストーリーの中にも、私の日常の姿が凝縮
 されているような気がします。
 
1.18b
 昨夜は22時に工場に入ったので、サッカーのサウジアラビア戦を見ることができませ
 んでした。結果はホテルに帰る車の中で知ったけれど、こういうスッキリした試合を見た
 かったものです。
 今日の昼間の仕事は早めに終わったので、横になって休めばいいものを、じっとしてい
 ることができずに、夕方4時ころから、本当に久しぶりに
パチンコ台の前に座りました。
 八王子の「
CR獣王」は大暴れをしてくれて、とどまることを知らない22連チャン、378
 41発の出玉で、手を抜かずに頑張っていれば、いつかはいいことが来ることを証明して
 みました。
 しかし微熱があって頭が痛いので、
葛根湯を飲んで、今夜も22時から工場の改善活動
 に臨みます。
 
1.18a
 一難去ってまた一難。 私が好んでやっているのでこういう表現は適当ではないけれど、「工場管理3月号」の
 稿
のゲラが届きました。 問題は、次の原稿に全く手がついていないことです。
 この間、読書もできず、録画しておいたテレビの番組も見られず、当然締め切りが先の原稿など書いている余裕は
 ありませんでした。
 だから今週も、ホテルの部屋で、先週までとは違った課題に取り組まなければなりません。

1.17b
 今日の「朝日新聞」の記事です。
 
1.17a
 16日の仕分け人による事前ミーティングの場で、構想日本の代表の方から次のような説明がありました。
    「昨日の仕分けを見て感じたことは、『精通者』以外はまだ慣れていないから無理かもしれないが、自分の主
    張をしたり、政策の論議に走ってしまう。政策は議会で論議するものであって、仕分けは使われたお金をチェ
    ックする場だ。したがって、先のことを論議するのではなく、過去がどうであったのかに注目して欲しい」。
 それに対して私はその場で反論しました。
    「昨日の長野での仕分けをインターネットで見ていたけれど、特にB班なんかは、『精通者』の3人が発言する
    だけで、県民側の委員はまったく発言しない事業もあった。それは政策を議論させない進め方になっているか
    ら、発言できないのではないか。事前に質問を投げかけて回答をいただいているのだから、仕分け人が質問
    して県側が回答するという対立軸を作るのではなく、みんなが同じ土俵に立って、これからどうしていけばいい
    のかという創造的な論議をしていきたい」。
 それに対する代表の方の反応は、
    「対立軸を作るなどというのは、メディアが一部分だけを誇張して報道しているのであって、国の仕分けの実
    態はそんな展開にはなっていない」。
 それを受けて私は、
    「昨年の国が実施した仕分けに1日張り付いていたけれど、この進め方ではだめだと思った。信州型も国の
    仕分けと変わっていないではないですか」と言いました。
 
 事前にこのような論議があったために、進行役のコーディネーターの方は気を使いながら進行をしてくれましたが、
 県の仕分け人(有識者・県民委員)は、「政策」に入り込まないようにということを意識しながら発言をしていました。
 数字というのはあくまで結果であって、その結果は施策から生み出されたものです。この施策を「政策」と言うのか
 どうかはよくわかりませんが、「構想日本」が打ち出している枠にはめることが「仕分け作業」であるとしたなら、今
 後の発展の可能性は薄いと思います。
                            仕分け人に対する「アンケート」で回答した私の意見です。
 
1.16
 事業仕分けが終了しました。
 おじいさんや、叔母さんや、弟や、義弟や友達が、松本までわざわざ見に来てくれ
 ました。12月27日から今日まで、肩に重くのしかかっていたものから
解放され、し
 ばしの放心状態です。
 だから今夜は、ゆっくりお風呂に入って早めに寝ます。だから、反省は後日に。


1.15 
 午前中県庁に行って、今日の事業仕分けを見学する予定でしたが、ケーブルテレビ
 の中継で最初の論議を見て行くのをやめました。
 「仕分け精通者」が主人公のような進行で、仕分け人の質問に県側が答えるかたち
 で対立軸を形成するような方法は、国の事業仕分けと何ら変わるところがないと思っ
 たからです。
 特にB班なんかは、「仕分け精通者」の3人が発言するだけで、「県内有識者」や「県
 民委員」がひと言も発言しない対象事業さえありました。
 私が仕分けの担当者でなかったなら、こんな血が通わないようなやりとりは見たいと
 は思いません。「信州型事業仕分け」の特色はいったいどこにあるのでしょうか……。
 こんな他人事のような発言をできるのは今日限りで、明日は私自身の課題でありテーマになります。

1.14
 おじいさんは、「勝がテレビに出る!」と、あちこちに電話をしているようだけれど、県下のケーブルテレビで中継さ
 れるのは、15日(土)に長野市で行われるA班の仕分け作業だけです。
 16日(日)に松本で行われる私のD班は、インターネット中継されます。時間帯は、9時25分から16時30分です。
 もしよろしかったらご覧になってください。
 今日の「朝日新聞」に掲載されたインタビュー記事です。

1.13b
 仙石さんと私の共通点は、若いころの政治的立ち位置が「反代々木系」だったことと、
 ガンを患い胃を摘出した経過があることだった。
 テレビで拝見するお顔は、いつも疲れっぽいような表情だった。昨日の皇居における
 「講書始の儀」では、居眠りをして、手に持っていた資料を落とす場面が映されてい
 た。胃を取ってしまうと体力が低下してしまうから、そういう場面を目にすると、人ごと
 とは思えなかった。
 それにしても、途中で職務を投げ出さなくてはならないのは、どう考えても悔しいね。
 だから、「ご苦労様でした」とは言いません。
 
1.13a
   「バレンタイン今どき川柳」入選作

   本命も 総理も毎年 変わってる    チョコばかり 売れて自分は 売れ残り
   婚活の 初めの一歩に 配るチョコ   宝くじ 買う気で配る チョコ百個
   デパ地下で 試食にハマり 自分用   自分チョコ しっかり選ぶ ブログ用

                          「メリーチョコレート」 提供
1.12b
 決して自暴自棄になったわけではないけれど、昨夜は映画が観たくなって、大宮の
 映画館に行ってみた。ちょうど、「ノルウェイの森」が始まるところだった。
 この何年間かに観た映画の中で、文句なしのナンバー・ワン作品だと私は思う。
 ビートルズの「ノルウェイの森」が流れるエンディングロールが終わるまで、席を立つ
 ことができなかったくらいだ。なによりも、カメラワークで登場者の心理を表現してい
 るところが素晴らしい。
 村上春樹の原作は2回ほど読んだけれど、ストーリーをすっかり忘れてしまっている
 から、感動が薄れないうちに読み直さなければならない。
 レイトショウは60歳以上が200円引き。受け付けの女の子は、私の年齢申告を信
 じてくれただろうか? 
 
1.12a  
 県の行政改革課から封書が届いたという連絡が家族からあった。しかし、自宅に帰れられる
 のは金曜日の夜になってしまうため、それまで見ることができない。そこで、データで送っても
 らえないかと先方に電話を入れたところ、すでに送信してあるという。
 メールのごみ箱を確認したところ、7日(金)の夜23時45分に届いていた。それを見逃してし
 まったのだ。
 実はこの解答書が届くのを待っていた。そして、「仕分け」の作戦を練りたかった。自分自身の
 ミスで、こんどはなんと、土・日を含め3日間もロスしたことになる。
 友達が指摘するように、私は疲れているのだろうか。そんなわけで、私は今、聴牌(テンって
 いる。ただし、あがれるのはまだ先のことだ。

1.11b
 今年は杉花粉の飛散量が多いと聞いていたので、年が明けたら、抗アレルギー剤を服用
 しようと思っていた。ところが、もう1月も10日も過ぎたのに、そのことをすっかり忘れてい
 た。
 幸い、出張のときに持ち歩くキャリーバッグに入れておいたので、今夜から飲むことができ
 そうだ。ただ、効きはじめるのに2週間はかかるというから、飛散開始に間に合うかどうか
 不安です。

 1.11a  
 朝日新聞の取材は、私の思い込みで、約束したのは今日の11時だったようです。昨夜記者の方から電話があり、
 それがわかりました。どんな人が仕分け人になっているのかを、事前に報道したかったようです。今週はもう長野
 に帰れないので、電話で取材に応じることにしました。
 最初の質問は、「阿部知事を支持していますか?」というもの。そういえば、知事選を応援した人ばかりを仕分け人
 に選任しているといった批判を、どこかで見たような気がする。
 そうやって、記者さんのいろいろな質問に答え終わって時計を見ると、あっという間に30分が経過していました。
 この記事は、近日中に、朝日新聞のローカル面に掲載されるとのことです。

1.10b  
 いつもお客さんが予約してくれるホテルリッチフィールド郡山。
 JR郡山駅の西口から徒歩4分という距離で、歩道にはアーケードがかかっているか
 ら雨具が不要。液晶テレビはBS放送も受信でき、ベッドには明るい読書灯がついて
 いて、ユニットバスもそんなに狭くはない。歯ブラシなどのアメニティグッズも完璧に
 そろっている。ロビーとローソンが繋がっているのも便利だ。
 今日なんか、800円の朝食がついて、シングルが1泊4300円だよ。なんだか嬉しく
 なっちゃう。

1.10a
 A新聞社が事業仕分けの取材に来たいというので、中央道の伊那インターを出て左
 側にある、ローソンの駐車場で待っていた。
 仕事を1時間早く切り上げてきたのに、約束の11時になっても現れない。確か長野
 市から来ると言っていたからと、A新聞社の長野支社に電話をしたが誰も出ない。
 仕方がないのでローソンで買ったA新聞に載っていた伊那の電話をコールしてみた。応対してくれた記者さんは懇
 切丁寧に応対してくれて、該当する記者にあたってみたけれどわからないという。
 もしかしたら、私が日時を間違えたかもしれないけれど、今回の反省点としては、確認のためのメールをいただか
 なかったこと。そんなわけで、いま私にとってかなり貴重な1時間を、まったくムダにしてしまった。

1.9  
 昨年暮れ、AKB48が紅白歌合戦のリハーサルをしている光景の中に、ちょっと小
 生意気な少女が、まわりとは違うオーラを発しているのが目に付いた。
 昨夜のNHK地上波で放映された、「AKB48ドキュメント 国民的アイドルの舞台裏
 に1年間完全密着」でナレーションを担当していたのが彼女で、名前は高橋みなみ
 という。第一期生で、Aグループのキャプテンをつとめているから、輝いているわけ
 だ。
 秋葉原のドンキホーテの8階にある聖地「AKB48劇場」に、一度顔を出してみたい
 のだが、どう考えてもおじさんには不釣り合いなのだろうか。

1.8
 今日の新聞に、仕分け人名簿として名前が載りました。
 昨日は、長野県の行政改革課から質問内容の確認の電話があって、回答はほとんどまとまったとのこ
 とでした。しかし、まだその文書は届いていません。
 来週は月曜日に出掛けて、帰ってくるのは金曜日の夜遅くになってしまうから、出張先で「仕分け」の作
 業を続けなければならないということです。
 ひとつひとつの事業を掘り下げていくと、底無し沼にはまっていくようで、なかなか方向性が見いだせないでいま
 す。それは、切り捨てることは簡単だけれど、これからどう進めていくのかを、提案しようとしているからです。国の
 仕分けに見られたような、質問や批判だけの「仕分け」にはしたくないのです。

1.7
 金額を表す数字には、3ごと「,」が打たれているため、それが大きくなるとたいへんわかりにくく
 なる。 
 3,333,333,333のような今の表示を、4ごとに「,」を入れて33,3333,3333にすれば、
 33億3333万3333円といった具合に、一発で読み取ることができるのにだ。
 ネットで調べてみると、「欧米特に英語の数字の単位の切替の単位が3毎になっており、簿記の数値の記帳方
 法として、国際的なルールになっている」からなのだそうだ。
 手形、小切手の金額欄への、チェックライター等でのアラビア数字での記載の場合も、金融機関の規定により、3
 ごとの「,」の挿入を求めているという。金額を概算で表す場合も、単位が(千円)になっているから、頭の中でそ
 の都度変換しなければならない。
 だから私は、改善活動で金額を表示する場合には、そんなルール にはおかまいなく、「○○万円」というような表
 示を使っている。
 
1.6  
 元旦には「アバター」が、そして2日には「おとうとが、WOWOWでそれぞれ放送さ
 れた。いずれも昨年封切られた映画だ。
 「おとうと」なんかは、観る機会を逃してしまっていたのでありがたいが、それにしても
 時間の流れが速すぎる。
 そのままにしておくとハードディスクの容量オーバーに
 なってしまうから、ブルーレイのディスクに保存しておく
 ことになるのだが、そうしてしまうといつでも観られると思い、結局そのままになって
 しまっているのが現状だ。
 これらの映画を、いつの日かゆっくり観られる日が、やってくるのだろうか。

1.5  
 事業仕分けの、事前質問の提出締め切り日が今日でした。質問項目をリストアップするためには、まずは事業
 内容を理解しなければなりません。
 私が担当しなければならないのは、技術専門校職業訓練事業、ジョブカフェ信州運営事業、運輸事業振興助成
 補助事業、道路愛護活動促進事業、河川愛護・アダプトプログラム事業、砂防事業(公共)、県営住宅管理事業
 の七つ。
 今はインターネットという便利なツールがあるから便利だけれど、お正月休みがなかったらおそらく手がつかなかっ
 たと思います。山場はこの週末。缶詰になって「仕分け」をしなければなりません。そして明日からは、本業もスタ
 ートします。

1.4
 新春恒例の、「新日本プロレス1.4東京ドーム大会」を、例によって長女の婿と大
 画面にかじりついて楽しんだ。
 この日仕事だった彼は、息せき切って車を走らせてきたようだが、17時の試合開始
 に12分ほど間に合わなかった。
 IWGPチャンピオンシップは、新日の「エース」棚橋が小島を破り、約5ヶ月ぶりに団
 体にベルトを取り戻した。
 東京ドームに押し寄せた観客の、うなるような大声援の響きが心地よい。
 
1.3
 あっという間に、三が日が終わってしまいました。
 公務員の方々は明日が仕事始めですが、私はもう少し正月休みが続きます。といっても、気分は全
 然お休みモードではありませんが……。
 いただいた年賀状で差出人がわからないものが1枚あります。子供たち3人の写真で構成されている
 のですが、住所も氏名も表示されていません。
 その方が、このブログを見ている確率はゼロに近いわけですが、何か気持ちがスッキリしないので、こんな呼びか
 けをしてみました。
 
1.2  
 元旦の昨日は、初詣に行ったりお客様が来たりで、のんびりと1日を過ごした。
 今日は、県会議員をしていた義弟から、事業仕分けの対象事業のレクチャーを受けるべく、原村の家まで行ってき
 た。
 行政に無知な私は、何を質問し、どんな提案をすればいいのかちっともわかっていない。私は「事業シート」を開く
 のはこれが初めてだったけれど、彼はすでに事業の課題をまとめ始めていてくれた。
 対象となる事業は7つもあるから、「事業シート」の内容を読み解くだけでもたいへんだ。今日は正月気分が抜けき
 らないため、続きは4日の日に、彼が私の家に来て行うことになりました。

元旦b
 東京に事務所を開設しました。

   〒160-0023  東京都新宿区西新宿3-1-5 新宿嘉泉ビル8F  TEL03-5321-6206

 先達の方からの強い勧めがあったことと、前に進むときは中途半端ではなく、徹底しようではないかという私の思
 いからです。 電話番号の数字の並びの、暖かい雰囲気が気に入っています。
 
元旦a  
 「カンパリソーダとフライドポテト」が発売されたのは、1977年12月。私が27歳のとき
 でした。
 この曲は、「大いなる人」というアルバムにも含まれていて、私はそっちの方を買いまし
 た。
 そういえば、吉田拓郎のアルバムは全部持っているのに、シングルは1枚もないことに
 いま気が付きました。
 このアルバムの曲たちは、私の甘酸っぱい青春時代と同期がとれていて、聴いた瞬間
 に、当時の光景が目の前に現れてきます。
 吉田拓郎のたくさんの歌の中で、私がいちばん好きなのがこれです。