あと あと のあと  2009年2月

2.28
 科医への通院日。
 今は、インプラントを埋め込んだ場所のまわりのを治療している。
 インプラントの部分には、その間ずっと仮歯が取り付けられているが、の中が今までと異なった
 配置になっているためか、口の中の部分のあちこちを噛んでしまう。
 それも、なぜこんなところなのかわからないような場所をだ。
 あらかじめ科医から言われていたけれど、それにしても口の中が傷だらけだ。
2.27  
 吉田拓郎のコンサートチケットは、名古屋も、東京も、つま恋も、「厳正な抽選を行いました結果、残念ながらチケッ
 トをご用意することが出来ませんでした」とのメールが届いた。 がっかりだ。
 知り合いの方にも頼んであるけれど、どうも見込みがなさそうな気がしている。
 残った手段としては、インターネットのオークションを落とすか、金券ショップで購入するしかなくなるが、値段が高く
 なることよりも、あまり意味のない「手数料」を、見知らぬ人に支払わなければならないことがしゃくだ。

2.26b  
 阿久根市が公開した、市長、教育長ら幹部を含む職員計268人の年収、給料、手当の明細を覗いて見た。
 民間の中小企業に比べれば雲の上にあるような金額ではあるが、私は、だからといって一概に低くしなければなら
 ないとは思わない。
 ただしそれにはふたつ条件があって、ひとつは支払う人が労働が生み出す価値の対価として認めている場合。もう
 ひとつは、支払う側に、それを生み出す財政力があること、つまり経費としての支出をまかなえるだけの収入がある
 場合だ。 
 このことは、民間であっても公務員であっても同じ図式であると思う。なぜならば、日本は資本主義経済のもとで成
 り立っているからだ。 しかし、これが税金でまかなわれていることが、話をややこしくしている。
 だから、お役所も目標管理を実施して、その結果としての生産性を追求して、それがはっきりするようなバランスシ
 ートを作成しながら、裏付けのある給料の額を算出していけばいいと思うのだ。

2.26a  
 火曜日にお伺いした会社の常務から届いたメールは次のようなもの。

 「昨日は、エネルギーを感じる一日でした!! 火山は毎日マグマをためて、いっきに噴火しますよね。
 まだまだ、地殻が変動するほどではありませんが、あのレベルでも感受性の強い人間様(心の弱いわ
 れわれは特に)には、刺激的なショックでしょう」


 何をしたかというと、長年に渡り、たまりにたまっていた不稼働在庫品を、倉庫から一斉に撤去したもの。
 「捨てることよりも再発することの方がはるかに『もったいない』ではないか」というような記事を今書いています。

2.25  
 本人が意図したわけではないけれど、3月30日の週が丸々空くという奇跡みたいな現象が発生して、これは10年
 間頑張ってきたことへのご褒美だからどこかに出掛けようと、「世界遺産・ハロン湾とアンコール遺跡周遊5日間の
 」への参加を申し込んだ。
 ところが、それは最少催行人員が10名なのに、今日現在で申込者は私一人で、成立するかどうかわからないとの
 こと。 できればアンコールワットに行きたかったけれど、ちょうどいいタイミングのものが他にはない。
 行社からいろいろなコースを紹介してもらったけれど、私は、いろいろなことに気を遣わなくてもいいようにと、添
 乗員同行のツアーを希望しているから、なおさら選択肢が限られてくる。
 その時期に海外行をしようという意志は固まったから、これからいろいろ手探りをしてみます。

2.24  
 この1年間ほど八王子の常宿になっていた「京王プラザホテル」が、受験生でいっぱいになっていたため予約できな
 かったため、今日と明日は「R&Bホテル」に宿泊している。
 八王子には適当なホテルがなかったので、料金が高い「京王プラザホテル」で我慢していたくらいだから、最近でき
 たのだと思う。
 ワシントンホテルのグループのようだが、徹底的にローコスト経営を追求していて、部屋にパジャマも備え付けられ
 ていないほどだ。 
 それでも、必要な設備は整っており、私は満足している。 料金は「京王プラザホテル」の60%。 ホテルを利用す
 ることが多い私にとっては、望ましい展開だ。

2.23  
 大宮のホテルにチェックインし、お風呂に入ったあと気が付いたのだが、何だか部屋の雰囲気がおかしい。
 そうこうしているうちに、テープルの上に灰皿があるのが目に入った。 ここは喫煙ルームだ!
 フロントに電話をして、私の予約内容を確認してもらったところ、インターネットで「喫煙」を指定してあるという。
 完全に私のミスだからどうしようもなかったが、たばこの匂いに包まれていると頭が痛くなってくる。

2.22  
 ピロリ菌を退治するための抗生物質を飲み始めたけれど、前のような副作用がなくて安心してい
 る。 その代わりに、花粉症の症状がひどく、昨日の夜からどれだけの枚数のティッシュペーパ
 ーを使ったかしれやしない。
 痛風の症状は小康状態で、右足の親指の付け根が少しピリピリする程度。 先週通院した伊那
 中央病院の主治医の先生は、「それだけ栄養分を吸収できるようになった証拠だ」とおおらかな
 ものだ。
 こうやって、体の変化に対応しながら、これからも生活をしていくのでしょう。

2.21  
 ブルーレイディスクレコーダーを分割払いで買った。
 機種は、テレビに合わせて、パナソニックのDMR−BW
 950−Kにした。
 それは、前買った機種が、パナソニックのテレビとの相
 性が悪くて、交換してもらった経過があるから。 ハードディスクは1TB、フルハイビジョンで508時間の録画ができ
 るという優れもの。
 きっかけになったのは、埼玉のお客さんがブルーレイディスクレコーダーを最近買って録画してみたところ、「ブルー
 レイ
は全然違う」と賞賛していたこと。彼は、「森田さんが買わないなんて許さない」とも言った。
 背景としては、プラズマテレビのクレジットがもうすぐ終わることと、3月に放映される吉田拓郎のスタジオライブをよ
 り鮮明な画像で残しておきたかったこと。 そしてやっぱり、私は新しもの好きなのです。

2.20  
 今週は、2回も大阪にやってきた。 明日の土曜日に仕事を入れたのは、各地方の拠点の責任者が集まりやすい
 日を探っていったところ、土曜日になってしまったもの。
 金曜日の夜の新幹線は混んでいて、グリーン車しか空いていなかった。 もったいないと思ったけれど、満席で移
 動することができないよりはましだから、贅沢な気分を味わうことにした。
 東京から大阪まで2時間36分の行程。 降りる頃になって、700系のグリーン車には、座席ごとAC100Vのコン
 セントが備わっていることに気が付いた。 もっと早く気が付けば、パソコンを開くことができたのに……。

2.19  
 3ヶ月に1回の定期検診日。 ショックだったのは、ピロリ菌が退治できずに、まだ生き残っていたこと。
 ピロリ菌の治療の説明書には、成功率80%と書いてあったのに、そしてあれだけたいへんな思いをしたのに、退
 治することができなかった。
 そこで、消化器科を紹介してもらって、次の段階の治療をすることになった。 また1週間さらに強力な抗生物質
 飲み続けなければならないから、仕事に影響しない1週間を探すのだけれど、とてもそんな日は作れない。
 スケジュール帳を開いて悩んでいる私を見て、医師は、「これはガンの予防ですから、絶対飲まなければならない
 ものではないですよ」とおっしゃった。 それが、私には「もっと自分の体のことを考えなさい」と言っているように聞
 こえた。
 次の検診日から逆算すると、今週中に飲み始めなければならないけれど、土曜日には仕事が入っているから、
 作用
があってもなんとかなる日曜日から飲み始めることにした。 今回も、成功率は80%だという。

2.18  
 エレベーターを利用する頻度が高い私にとって、決して他人事には思えなかった新宿の転落事
 故。これから乗ろうとしているエレベーターの扉が開いたのに、目の前に床がなかったならば、
 どんな動作をするのだろうかと考えてみた。
 そして、その瞬間気が付いたとしても、動作を止めることができずに、きっと足を踏み出してしま
 うのだろうと思った。
 ふだんはそんなことを想定してはいないから、反射神経というやつが、体を動かしてしまうのだ。
 だから、事故にあわれた人は、気の毒としか言いようがない。

2.17  
 今日の日本経済新聞に、「プレス機受注額98%減」という記事が載っていた。日本鍛圧機械工業会が明らかにし
 たもので、1月のプレス機の受注額が、前年同月比98.2%減の3億8千万円になったとのことである。
 98.2%減とは、ほとんどゼロに等しい規模であり、3億8千万円の受注金額は、まったく受注がなかったメーカー
 がたくさんあるということだ。
 深刻な設備投資の低迷の現状が現れているわけだが、もう経済活動の枠をはるかに超えて、政治の対応でしか
 解決できなくなっているのに、日本の政治はあまりにも無力ではないかということを、クリントン長官と中川財務相
 との言動を比較して、感じているのです。

2.16  
 気品はどこから生まれてくるか、について考えてみよう。気品は基本的には装えないが、生まれつきのものでは
 ない。遺伝的要素はゼロとはいえないが、まったく後天的なもの。育っていく過程で備わっていくもの。とすれば、
 環境や親の育て方が大きく影響するのは間違いないが、一番厳密に
気品を育てるのは何かといったらズバリ“知
 性”である。
 知性、すなわち判断力や理解力があるとは、人は人としてどうあるべきか、どうしたら他人にとって心地よい存在
 でいられるか?それを放っておいても頭で考え、形で示そうとする。言葉づかいはもちろん、第一印象にも服選びに
 も、仕草や顔つきにまでそれを示そうとする。年齢を重ねるほどに、体のなかで
気品が増殖し、熟していく。だから、
 何をしても
気品はもう壊れないのだ。

                 歯医者さんの待合室にあった 「美容の正体」 という本からの抜粋です。

2.15  
 昨日に続きポカポカ陽気の日曜日。 今日は、夕方の移動がないからのんびりできるのです。
 土曜日は仕事をしていることが多いので、日曜日に移動しなければならないとなると、気持ちの
 休まるときがありません。
 日曜日に移動しなければならないときは、朝目が覚めたときからもう夕方のことを考えていて、ち
 っとも休んだ気がしないのです。
 だから、今4月から6月のスケジュールを作成しているのだけれど、できるだけ月曜日は仕事を入
 れないようにしようと思っています。

2.14  
 午前中は、自宅で、持ち帰った仕事を片づけていた。
 見積書を作ったけれど、そこに押す印鑑がない。入れてポストに投
 函する封筒がない。 いずれも事務所にあるからだ。
 仕方がないので、片道17kmの距離を、往復1時間かけて取りに
 行った。ところが、車のダッシュボードに置いてあるはずの事務所
 の鍵がない。だから中に入ることができない。
 やりきれない思いでまた自宅に戻って鍵を探したところ、それはコートのポケットの中に入っていた。このように、仕
 事の拠点が2箇所あると、不便この上ない。
 1週間に1日、それも3時間くらいしかいることのない事務所だから、もう維持する必要性がなくなってしまっている。

2.13  

 毎年、バレンタインデーの頃になると、私の鼻は杉花粉の気配をキャッチする。
 今日の静岡の花粉飛散予報は「とても多い」だったから、花がムズムズしたのも無理はない。
 1週間ぶりに帰ってきた長野県の予想は「開始前」だから、まだ全然飛んでいないことになる。
 だから、自宅に着いたとたん、昼間の苦しさがウソのように消えしまったのです。
2.12  
 倖田來未のコンサートチケットは、抽選の結果落選したとの通知がありました。 ほとんどファンクラブで買い占めて
 しまうから、一般にまわってくる数が少ないのでしょう。
 これは仕方がないけれど、問題は吉田拓郎の場合です。最期のコンサートに行かれないなどということは成立しな
 いから、明日からの先行予約にチャレンジです。

2.11  
 10日は沼津で、1日おいた12日は富士宮で仕事があって、まん中の建国記念日である今日はぽっかり1日が空
 いていた。
 自宅に帰ってもまたすぐ出掛けてこなければならないからと、今日はあらかじめゴルフを組み込んであった。
 伊豆の修善寺カントリークラブは、白や紅の梅の花が満開でポカポカ陽気。 風も吹かず、そして杉花粉も気になら
 ず、痛風の痛みは鎮痛剤で押さえながらのプレイであったが、ショットが戻りつつあるこ とも手伝って、楽しい1日を
 過ごすことができた。

2.10  
 一昨年ツアーを中断し、体調の回復に専念していた吉田拓郎が、自身最後の全国ツアー『TA
 KURO YOSHIDA Have A Nice Day LIVE 2009』 を開催することを発表した。
 6月21日 (日)名古屋センチュリーホールから7月25日(土)つま恋・エキジビションホールまで全
 国9箇所9公演開催されるツアー、これで全国ツアーからは撤退するという。
 6年ぶりのニューアルバムでは、体調不良が重なった一昨年より感じている「頑張らないことも
 大切」という考えをテーマに作り上げ、「ガンバラないけど いいでしょう」という曲は同世代のファ
 ンだけでなく、現代社会全般に向けたメッセージとなっているとのこと。
 3月22日(日)には、約2年半ぶりにその元気な姿を収録したスタジオライブ「大いなる明日へ
 〜復活!吉田拓郎〜」(NHK BS2)が放送予定で、番組ではニューアルバムより新曲も演奏さ
 れる予定だ。

2.9  
 もう前から予定されていた八王子での食事会。ビールを飲むわけにはいかないけれど、
 私だけがアルコールを飲まないのも座がしらけるからと、ワインを頼んでもらった。それ
 は、インターネットで検索したところ、ワインならば影響が少ないと書いてあったから。
 痛みで歩けなくなっても困るから、そして週末まで自宅に帰ることができないから、かか
 りつけの「すこやかクリニック」に電話をして、応急措置はないかと聞いてみたが、一度
 発症するとそれが引けるまでには時間がかかるから、薬局で鎮痛剤を処方してもらうこ
 とくらいしかできないとのこと。
 だから、今は、水分をたくさん摂って、進行を食い止めることくらいしかできないのです。
2.8  
 体重が減ったことに伴い、生活習慣病がいったんはすべて改善されたのだけれど、先日の血液検査では、痛風
 原因となる尿酸値が元の数値に戻りつつあった。
 それが原因かどうかはわからないが、昨日あたりから、右足の親指の付け根がしくしく痛む。痛風は、まずは遺伝
 的な体質の問題、次に栄養分の過剰摂取、そしてストレスなどが引き金となって発症する。
 今までの2回の発症は、いずれもゴルフをした次の日、つまり過激な運動を急にして、昼食時に生ビールを飲んだ
 翌日の出来事だった。
 だから、ムダな努力かもしれないけれど、プリン体がいっぱい含まれている、ビールをしばらく絶って みようと思って
 います。

2.7  
 週末の金曜日に地元で仕事をするという、最近にはなかったパターンだった昨日。夕方7時頃その会社を出て自宅
 に帰ったあと、夜がとても長く感じられた。
 結局80ページにもなってしまったゲラ刷りの校正を終わらせ、持ち帰った仕事をまとめ上げて、舟木一夫のデビュ
 ー45周年記念のインタビューDVDを観ていたら、本当に久しぶりの解放感に包まれた。
 動き回るだけがすべてではなくて、こんな生活パターンをどこかで望んでいる自分もいるのだけれど、解放感をひと
 晩味わっただけで、またふつふつと闘争心が湧いているのだから、まだまだ落ち着いてしまうのには時期尚早とい
 うことなのだろう。

2.6  
 『小学館101新書』のキャッチフレーズは、「100の上を目指す意味をこめて名付けました。
 100%より上、100点より上、バラエティに富んだラインナップで、知的好奇心を満たします」と
 いうもの。
 知的(?)好奇心が旺盛な私は、そのラインナップのバラエティの豊かさに惹かれて、すでに発
 刊されているものを全冊購入した。
 毎月8冊程度出版されるものも、これから購入し続けるつもり。 この大きさなら持ち運びに便利
 だから、移動中の読書にもってこいだ。
 毎日新たな発想が求められている私は、感性の泉が涸れないように、こうやっていろいろなもの
 を詰め込む努力をしていくのです。

2.5  
 倖田來未 Koda Kumi Live Tour 2009 〜TRICK〜 5月2日 長野ビッグハットのコ
 ンサートのチケットを申し込んだ。
 抽選だから当たる保証はされていないし、誰と行くあてもないし、スケジュールが空
 くかもわからないから、運試しみたいなものです。
2.4  
 「キイナ 不可能犯罪捜査官」という番組が、今年の1月から始まることは、第1話の
 放送の前日に、次女がメールで教えてくれた。
 それ以来、全部録画に頼っているけれど、毎週楽しみにして観ている。
 この番組の魅力は、管野美穂のキャラクターに負うところが大きく、私は「働きマン」
 の延長線上として捉えている。
 この春は、「ありふれた奇跡」と「キイナ 不可能犯罪捜査官」と、見なければならない
 ドラマがふたつもあるので、週末が楽しみなのです。

2.3  
 朝9時に、御徒町の会社に出社したけれど、とても仕事のできる状態ではなかったため、わがま
 まを聞いていただいて、その日のスケジュールはキャンセルしてもらった。
 それからあずさで自宅に帰ってきて、自分のベッドに潜り込んでもっぱら静養に努めた。
 昨夜は、口の中が乾いてスポーツドリンクが飲みたくても、ホテルの自動販売機のところまで行
 く気力がなかったのだから、具合の悪さの程度がいかにひどかったかがわかる。
 24時間絶食して、夜は鍋焼きうどんを1/3くらい食べて、今は快復に向かいつつある。どうや
 ら、インフルエンザでもノロウイルスでもなく、体が休みなさいと訴えているようだ。

2.2  
 15時17分茅野駅発のあずさに乗り込んだ。昼食を採る間がなかったので、ホームで駅弁を買い込んで車内で食
 べた。ところが、あずさが新宿に着く頃になって具合が悪くなり始めた。
 症状は下痢嘔吐感。ワイシャツのネクタイをはずす気力も生まれないまま、御徒町のホテルのベッドに倒れ込ん
 だ。
 食中毒なのか、インフルエンザなのか、はたまた違うことに起因するものなのかよくわからないけれど、一晩中うと
 うとしたまま、もっぱら堪え忍んで朝を迎えました。

2.1  
 昨年の暮れに購入した「風のガーデン」カレンダー。2月の写真は「エゾエンゴサク」で、「ルイのいちばん好きな花
 です。森の中なンかにひっそり咲いています」というコメントが添えられています。
 今年の夏は、富良野に行ってみたいと思っているのです。