あと あと のあと 2009年10月

10.31
 渋を採った。今年は不作で去年の5分の1くらいの量だ。
 おまけに、気候のかげんだろうか、木についたまま熟柿になってしまっ
 たものが多い。甘なんか、ひとつも食べないうちにの木から姿を消
 してしまっている。
 これからおじいさんが干し作りに取り組むけれど、今年はあまり期待
 できそうにもない。
10.30  
 8月31日に処方してもらった痛風が15錠余っている。1日1回、朝食後に飲むことになっているから、明日の
 分を除いても、14日間飲み忘れたことになる。
 きちんと飲んだ日についても、昼頃気がついて飲んだり、夕方になってしまった例が多い。何か歯止めはないもの
 かと、自宅では机の上の目につく場所にの袋を置いてあるのだが、ホテル住まい場合は、朝の慌ただしさの中
 でうっかり飲むのを忘れてしまっているのだ。
 「のど元過ぎれば熱さを忘れ」。それだけ痛風の症状が自覚されていないということになるのだが、困ったものである。

10.29
 「一太郎」を販売している
 ャストシステム
から届いたメ
 ールマガジンは、発売25周
 年を記念して、パッケージを
 読者投票で選ぶというもの。



 製品開発ご協力者リストとして、投票してくれた人の名前を、次期製品に掲載するというけれど、私はこのことに違
 和感を覚えている。
 まず、毎年更新される「一太郎」のソフトを、その都度購入しなければならないこと。たとえばWordは、一度購入し
 て会員登録さえすれば、無料で随時自動的に更新されていく。
 もうひとつはジャストシステムは勝手にプログラムの内容を変更してしまうために、それまでのものに慣れていると、
 かえって使いにくくなることを何回も経験していること。
 だから、独りよがりのメーカーだとの認識をぬぐえされないでいる。それに加えて今回の施策である。シェアを圧倒
 的にWord奪われているから、何かしなければならないことは理解できるけれど、ちょっと上滑りをしているのでは
 ないかと、私は思ってしまうのです。

10.28  
 行政刷新会議のもとで不要不急の予算を削る「事業仕分け人」チームに民主党の新人議員が14人も入っている
 と知り、
校長先生が「待った」をかけた。
 新人はイロハを学ぶ研修が最優先、というのが豪腕幹事長が束ねる「
小沢学校」の校則だ。分からないでもない
 が、その気になっていた新人はどんな気持ちだろう。根回しも不十分なままにメンバーを決めたから小沢さんが機
 嫌を損ねた、ともいわれている。「二重権力」などという言葉が浮かんで外聞も悪い。
 「事業の仕分け」そのものは政治主導で無駄に切り込む試みだから大いに期待したいのに、こんなゴタゴタが起き
 ると先が心配だ。それにしてもこの
校長先生、子どもを鋳型にはめすぎのきらいがある。いつまでも素直な小学生
 でもなかろう。ニーズをくみ取ってもらえないとなれば心は離れていくかもしれない。


                        「春秋」   日本経済新聞 10月28号より抜粋しました。

10.27  
 民主党が政治主導の目玉とする「国家戦略局」の名称に対して、いろいろな意見が飛び交っているようだ。
 朝日新聞の投書欄には、「国家と戦略の響きと文字からは、戦争経験のある世代はふるえるほどの嫌悪感を受け
 る。民主党は無神経だ」という内容の、81才の主婦からの投書が掲載されていた。
 広辞苑で「戦略」という言葉を検索すると、「各種の戦闘を総合し、戦争を全局的に運用する方法」で、「局地的な
 術
よりも広範な作戦を意味する」とある。
 私も仕事の中で、「戦略」と「戦術」という言葉を頻繁に使っている。ちょっと軽はずみすぎたのかなと思う一方で、企
 業経営は戦争ではないけれど戦いであって、結果としてライバル他社を倒産に追い込むことだってあり得るから、こ
 れはこれでいいのではないかと思っているところです。

10.26  
 昨夜の「NHKスペシャル・自動車革命〜スモールハンドレッド・新たな挑戦者たち
 〜」はショッキングな内容だった。
 モーターと電池で構成されている電気自動車がガソリン車に取って代わると、従来
 の自動車メーカーでなくても自動車を製造できるというもの。
 メカニックな部分がかなり必要でなくなるため、部品点数は1/10に削減され、熱
 も発生しないから金属ではなくプラスチックの車体が可能になるという。
 実際に中国の農村では、日本円にして16万円の電気自動車が販売され、この業
 種に参入するメーカーが後を絶たないとのこと。
 これは、21世紀の産業革命ではないかと思った。そして、企業が生き残るためには、
 大胆な発想の転換を必要とする、たいへんな時代になったものだ。

10.25  
 今年の新米が、作っていただいている農家から届いた。我が家では、小作料を差し
 引いた金額で、毎年お米をそこから購入している。
 去年は6俵頼んだけれど、今年はまだいっぱい余っているので、4俵だけ注文したも
 の。
 これだけの量で一家6名が生活しているのだから、昔に比べるとお米の消費量は激
 減している。
 新米はやっぱり美味しくで、頬張ると口の中ではねまわるようだ。

10.24  
 今年はきのこが不作だ。 例年なら、生産者が野菜や果物を持ち込む産直市場に、
 いろいろな種類のきのこがあふれている時期なのに、今年はまったく姿を見せずに
 終わろうとしている。
 雨が多いとか少ないとか、気温が高いとか低いとか、毎年きのこの量が少ない理
 由が地域の話題になるものだが、今年ほど影も形もないことは珍しいことだ。
 それでも我が家では、今月の初めの頃、長男の嫁の実家のおじいさんが採った
 のこ
をいただいたので、それを茹でて鰹節をふりかけたものにお醤油で味をつけた
 ものをいただいた。
 いつもなら一度だけ松茸を買ってきて、それを入れた松茸ご飯を食べるのだが、今
 年は縁がなかった。

10.23  
 朝方の3時半頃見た夢は、家族と一緒にどこかに出掛けようとするのだけれど、気持ちが悪くなったからキャンセル
 させて欲しいと訴えているものだった。そしてそれがまもなく現実の姿となって現れた。
 強烈な吐き気が襲ってきたのでトイレに駆け込んだけれど、出てくるのはわずかばかりの胃液だけ。いったんベッド
 に戻って横になっても、また吐き気がするのでトイレに移動する。こんなことを3回も繰り返した。 はたして原因は
 何だろうかと考えてみるのだが、思い当たる節はない。
 今週は郡山の仕事が終わったあと八王子の工場に夜の11時に入り、次の日は夕方沼津に移動して、翌日は朝5
 時半に起きて沼津の工場に入った。そしてそのあと身延線の普通列車に延々と揺られながら帰ってきた。
 そんなこんなで疲れたのかな?と思ったけれど、朝目が覚めたら普通の状態になっているから、なんだか訳がわか
 らない私の体だ。

10.22  
 長野では、結婚式の写真を親戚に配布するのが通例である。その多くは、新郎新婦が並んでい
 るものと、親戚の集合写真をセットにしたもので、どこの結婚式場にも写真屋さんが入っているか
 ら、台紙は立派だけれど決して安くはない写真を買うはめになる。
 山荘ミルクでは、記念アルバムを作成するための撮影を担当する人がいた。そして親戚の集合
 写真は、庭に集まっている人たちを2階から撮影するというものだったが、他では考えられないの
 は、その山荘ミルクが撮影した写真のデータをいただけたことだ。
 したがって、私が撮影したものと一緒にして編集し、親戚に配布する写真を自作することにした。
 そのために、インクジェットプリンターのリサイクルインクをインターネットショッピングで注文したけれど、市場価格の
 半値のこのインクで、同じ質の写真ができるかどうかちょっぴり心配している。

10.21  
 充電を繰り返すことにより、バッテリーは徐々に劣化していくから、携帯電話の電池切れのサイクルが早くなってし
 まっている。
 3年以上使っているノートパソコンなんかは、ACコードをコンセントから抜いた瞬間に電源が切れてしまい、バッテリ
 ー
の役目は全然果たしていない状態だ。
 ハイブリッドカーが普及してきて、街にはプリウスがあふれている。日本人はひとつの方向に走りがちだから、今に
 ハイブリッドでなければ車にあらずなどという、極端な意識にならなければいいのだけれどと思っている。
 そこで余分な心配ごとは、ハイブリッドカーの命であるバッテリーの劣化のスピードは、いかがなものであるのかと
 いうこと。

10.20  
 野村監督の無念を思う。
 寄せ集めの弱小球団と呼ばれてきた楽天をクライマックスシリーズ第2ステージに
 導き、日本一を視野に入れるところまで育て上げた。しかし、契約満了で今期限り
 での退団を正式に告げられている。
 確かに、契約は今季1年で切れる。さらに契約するかどうか、の主導権は球団にあ
 る。が、今季の成績を勘案して、もう一度話し合う機会を持てなかっただろうか。
 「球団首脳は宇宙人。言葉が通じない。情愛も評価もない」。
野村監督の嘆きがやむことはない。
 
野村語録の中に、「財を遺(のこ)すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり」というフレーズがある。このあと「さ
 れど、財なくんば事業保ちがたく、事業なくんば人育ち難し」と続く。「人を遺すために、せめてあと1年監督を続け
 たい」というのが老将の願いだった。

     「ボヤキ 聞き続けたい」  西村欣也(編集委員)  「朝日新聞」 2009.10.20 朝刊からの抜粋

10.19  
 昨日の男子ゴルフ「日本オープン」。
 優勝した小田龍一が8番ホールで放ったティーショットは大きく左に曲がりギャラリーの中に。ところが観客の体に
 当たってフェアウエイに出てきた。
 その観客というのが奥さんだったというのだから、そんなことが起こる確率はいかほどのものだろうか。
 石川遼人気で、最終日の観客は1万7687人にふくれあがっていた。その中に一人しかいない奥さんの左肩を直
 撃したのだから、こんなことは奇跡に近いことだ。
 そして、小田龍一は3人によるプレーオフを制して優勝したのだから、人にはやっぱり運というものが存在しているのだ。

10.18  
 今日は東伊那区の運動会。自治組合単位で地区を6つに分け、それぞれの種目で得点を
 競うもの。
 朝のうちは小雨がぱらついていたけれど、開会式が始まる頃には晴れてきて、気温も暑い
 くらいになった。
 私は走らなくてもできる種目をふたつこなし、2等賞と6等賞の賞品をもらった。
 年々参加者が減少しているようで、役員の皆さんは選手集めに苦労しているようだった。

10.17  
 朝8時50分から、ヤンキース対エンジェルスのア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦。松井は2安打2打点の活躍で
 ヤンキースが勝利。
 13時からは、プロ野球クライマックスシリーズ、パ・リーグの第1ステージ、ソフトバンク対楽天戦。伸び伸びと戦っ
 ている様子の楽天が2勝目をあげ、第2ステージに進出した。
 16時からは、国内女子ツアー第28戦「富士通レディース」の2日目。相変わらずカメラは宮里藍ばかり追いかけて
 いたけれど、きりりとした彼女の表情は自信に満ちていた。
 同時にNHKで中継していた、男子ゴルフの「日本オープンゴルフ選手権」は、いつの間にか石川遼が首位に立っ
 ていた。
 このように、ほとんどの時間テレビに張り付いていた、スポーツ観戦三昧の土曜日でした。

10.16  
 今日のパチンコは「CR仮面ライダー MAX EDITION」。
 650回くらい回わっていた台に座って、初当たりを引くまでに少し時間がかかったけ
 れど、その後は驚きの13連チャン。
 今のパチンコ台は、アタッカーが14回しか開かなかったりで出玉が少ない。さらにな
 かなか当たりを引けないから、はまりも大きくてギャンブル性が高いようだ。
 だから、パチンコにはまると大けがをするだろう。私のように、現金を2万円だけポケッ
 トに入れて、気分転換を図るくらいの気持ちで行った方が、ストレスはたまらない。
 そして勝ったらしばらくは行かないこと。私は、確変を引いて当たりまでのパターンを
 ひと通り見てしまうと興味がなくなるから、もうこの台は打たないだろう。

10.15
 完全生産限定盤というキャッチコピーに追い立てられるように、松田聖子の  
 u-spec CD BOX 「Premium Diamond Bible」を購入した。
 これは、全89曲からなるベストアルバムで、特典としてオルゴールがついている。
 5種類の曲の中からランダムで1曲が入っているそうだが、わたしのやつは「赤い
 スイートピー
」だった。
 CDがこの世に出た頃、レコードからCD化されてまず購入したのは松田聖子
 アルバムだったから、当時を懐かしみながら聴こうと思っている。

10.14  
 夕方の新幹線は混んでいて、ほとんどの場合、窓際の指定席を取ることができない。
 今日も予想通り通路側しか空いていなかったが、少しでも早い列車に乗りたかったた
 め、妥協して乗り込んだ。
 ところが、通路を挟んだ隣の席のお客が、頻繁にをしているのだ。新型インフルエン
 ザの流行が拡大しているこの時世、誰だって気になるというもの。前の席に座っていた
 お客なんかは、「迷惑だなあ」と言わんばかりに、をしている客の方にしきりに顔を向
 けている。
 こんな時、まわりの客はどんな行動を取ればいいのだろうかとちょっぴり考えさせられ
 たけれど、私は尾てい骨が疼くのでそれどころではなく、絶えず姿勢を変え続ければな
 らなかった。

10.13  
 結婚披露宴で、私は花婿の父親とカメラマンとの二役をこなしたけれど、ビデオ撮影
 は前の会社を一緒に立ち上げた同僚に頼みました。
 録画した動画を、ブルーレイのレコーダーにダビングしたときに少しだけ覗いて見た
 けれど、撮影技術はほとんどプロの領域です。
 「素人だったらこんなアングルは思いつかないよね」といった箇所がいたるところで見
 られ、素晴らしい出来上がりの記録になりました。
 あんなに小型のムービーカメラで、鮮やかなハイビジョン画像が撮影できるのだか
 ら、技術の進歩に驚いています。

10.12  
 本当は、今日は移動日だったけれど、お客さんの都合で先週の頭に日程が入れ替わっていたので、朝から昨日の
 あと片づけをして、撮影した写真やビデオの整理をして、プロレス「蝶野正洋25周年特別興行」をPPVで見ることが
 できた。
 それなりに疲れたけれど、昨日の準備の時に、応接セットの下敷きになって打った尾てい骨が、全然よくならないの
 がちょっぴり気がかりです。
 そんなわけで、GALLERYに「結婚披露宴」をアップしました。

10.11  
 雲ひとつない秋晴れのもと、結婚披露宴を盛大に開催することが
 できました。
 祝電や祝メールや花束を頂戴し、ありがとうございました。

10.10  
 夜勤明けの長男に代わって、常会の資源ゴミの回収に、7時から8時まで立ち合った。床屋さんに8時半に予約を
 してあったので、髪の毛を切ってもらい終えたのが9時45分頃。
 それから、宅配便で送られてきた明日の引き出物を親戚と隣組の家々に配り歩いた。 会費制の披露宴だから、
 会場で引き出物を渡すわけにはいかないので、前日のうちに渡しておこうというものだ。
 それともうひとつは、引き出物が冷凍品と冷蔵品であったことから、すぐに冷蔵庫に入れて下さいとお願いしながら
 だったが、留守のお宅もあったので、全部配り終えたのは夕方の6時を過ぎた頃になってしまった。
 その合間に自宅の会場作り、そして家のまわりの掃除といった具合にフル回転し、何とか明日を待つだけになりま
 した。 あとは、お天気がこのまま続いてくれることを祈るだけです。

10.9  
 ジャズピアニスト・上原ひろみを知ったのは、9月4〜5日、東京国際フォーラムで開催された
 「TOKYO JAZZ 2009」を、NHKのハイビジョン放送で見たとき。
 その翌週、NHKBS2で放映された「美のメロディー・音楽の女神たち」にも出演していた。
 こんなにも凄いアーティストが日本にもいたことに驚いている。なにしろ、ピアノの中に手を
 突っ込んで、ピアノ線が響くのを押さえて、ベースの重低音を表現してしまうのだ。
 彼女のウェブサイトを見ると、10月は世界中をコンサートで渡り歩いている。11月からは日
 本でのツアーが始まるから行ってみたいけれど、もうチケットは残っていないみたいだ。

10.8  
 日本には97の空港がある。次から次へと“人里離れた場所”に造られた。使用率や売り上げ予測を偽って(?)建
 設する。
 その理由は実に明快。
空港建設はダムと同じような巨額公共工事。政治家が地元(と言っても建設会社だけだが)
 に喜ばれ、票につながる。
空港を造れば「そこまで行く高速道路が必要だ!」ということになって、新たな公共工事
 が生まれる。建設業者は潤う。
 その度に国・地方自治体の予算が姿を変え政治家に還流していく。“オラが県には
空港がある!”と自慢したい単
 純な県民感情を利用する政治家たち。「空の政治路線」は、単純な動機で次々と生まれた。


        「牧太郎の い空 い雲」  「サンデー毎日」  2009.10.18 号より抜粋しました。

10.7b  
 非常に強い勢力を持った台風18号が、あした日本のどこかに上陸しそうだ。すでにJRでは、中央線などの運転を
 午前中は取りやめている。
 こんなとき農家は不安でいっぱいだ。梨の収穫時期はほとんど終わっているが、リンゴはこれからが最盛期。我が
 家の田んぼの稲も、まだ刈り取りが終わっていない。だけど、よそに稲作を頼んでいるとそんな心配はしなくなって
 しまうから、無責任きわまりない。
 台風18号の共通名称は「メーロー」。マレーシア語でジャスミンを意味するという。どんなにあがいても、自然の力
 に逆らうことはできない。
 それよりも、今週の日曜日は晴れるかどうかが最大の関心事。 ガーデンパーティーは、どうせなら秋晴れ青い
 空
のもとで行いたいからね。

10.7a  
 治療時間が2時間以上かかるからと、2ヶ月前に予約した歯科医院で、「セレック3D」と
 いう新しい歯の形成方法で治療を行った。
 「セレック3D」とは、高精度3Dコンピューターでセラミッ クの詰め物、被せ物などを瞬時に
 設計加工できるマシーンで、従来は歯と噛み合わせの型取りをしていた工程を省略し、そ
 の日のうちに歯が入ってしまうというもの。
 治療する歯の患部を削ったあと、3D光学カメラを使用して患部を撮影(スキャン)するだけ
 で、あとはコンピュータで設計されたデータをもとに、セラミックブロックを削り出し歯を作っ
 てしまう。
 私は新しもの好きだから、お医者さんの提案を抵抗なく受け入れてしまうのです。

10.6  
 中央道が混んでいる。 そしてそのほとんどが大型トラックだ。
 いつも走っている大型トラックは、いったん追い越し車線に出てもすぐ走行車線に戻るのに、今日のやつは追い越
 す意欲満々と見えて、追い越し車線を120km位のスピードで走っている。 だから私の車の前に壁ができたまま
 の状態だった。
 東名高速道路の集中工事を避けて、関東と関西を行き来する大型トラックが、中央道を利用しているのだ。

10.5  
 東名沼津インターの出口にある「ホテル インサイド」の外観
 はほとんどラヴホテル。
 室内もモダンで、私の理想の条件がすべて備わっている。
 ベッドはシモンズベッドで、液晶の26インチテレビは BS放
 送
も入るからうれしい。
 ベッドの奥にあるのはガラス張りの洗面所とシャワー室。浴
 槽がないけれど、大浴場とサウナがあるからこれはこれで
 いい。 ただ、レストランが本日は定休日なので、近くのコンビニまで買い出しに行かなけ
 ればならなかった。

10.4  
 元てんぷくトリオの伊東四朗がひきいる伊東四朗一座と三宅裕司の熱海五郎一座
 が、この5月に東京の青山劇場で合同公演を打った。
 その「喜劇 日本映画頂上決戦〜銀幕の掟をぶっとばせ!」を、先日WOWOWで見
 たけれど、これがとびきり面白かった。
 こんなにも凄い演劇が、11日間しか上演されないなんて、なんてもったいないのだろ
 う。 
10.3  
 地区の秋祭り。 獅子舞による奉納「悪魔払い」を MOVIE にアップしました。

 NHKハイビジョン放送で、「日本女子オープンゴルフ選手権競技」を午後1時から放
 映しているので、夕方までテレビにかじりついています。
 4日間のトーナメントは、本当に実力がある選手しか上位に来られないようで、−4の
 5位タイには、ビックネームの選手が目白押しです。
 そんな中で、19才でトップに立っている宮里美香を、明日は応援します。

10.2  
 「看護婦になる教育を受けているときにひとつ教わったことがあります。明るい言葉は人の鼓膜
  を
明るく震わせるということです。明るい言葉には明るい振動があります。その内容が相手に
  理解されてもされなくても、鼓膜が物理的に
明るく震えることにかわりはありません。だから私
  たちは患者さんに聞こえても聞こえなくても、とにかく大きな声で
明るいことを話しかけなさいと
  教えられます。理屈はどうであれ、それはきっと役に立つことだからです。


 私も「人並み」に、「1Q84」を読み終えました。青豆がどうなってしまったのか心配です。


10.1b  
 アメリカ人は「謝らない」と言われるが実際にはよく謝る。「訴訟社会」だけにビジネスの世界などで「無謬(むびゅう)
 主義」がはびこるが、日常世界で「謝らない」説は、あまりあてはまらない。
 
米国の街頭や地下鉄で人前を横切ろうとすれば“Excuse me”(失礼)、肩が触れ合うだけで互いに申し訳なさそ
 うに“
I'm sorry”(すみません)と言い合う。こんな場面に1日に何度も出くわす。
 「謝ってはいけない」が定説の交通事故もそう。知人の日本人女性が車を運転中、後続車に軽く追突された。謝罪
 はおろか難癖をつけられないかと心配したが、相手の白人の中年男性は、“
Sorry”、拍子抜けしたという。
 「謝罪」は多民族国家
アメリカの潤滑油にもなっていて、社会にうるおいを感じさせる。
 日本は「謝罪文化」と言われるが、果たしてそうか。街角で見知らぬ同士の「すみません」をあまり聞かない。4年
 余の
米国生活から東京に戻って2ヶ月。あの“Excuse me”と“Sorry”が懐かしい。

       「アイム・ソーリー」  及川正也   「朝日新聞」 2009.10.1 夕刊  「憂楽帳」 から

10.1a  
 毎年、能率手帳を送ってくれる新技術開発センターさんから、もう2010年用のものが届いた。
 ずいぶん早いような気もするけれど、私のスケジュールはすでに12月まで決まっていて、ぼつぼつ来年の計画を
 立てなければならないから、タイミングとしてはちょうどいいのだろう。
 今年も残すところあと3ヶ月。 質の高い「足あと」と「爪あと」を残すべく、これからも邁進いたします。