あと あと のあと 2002 9月

9.30
 今年の
新米がもう届いた。
 3年ほど前から、
田んぼを近所の農家に預けて耕作をしてもらっている。
 私は土いじりがどうも性に合わなくて、休日に
田畑に出ることが苦痛だから、食べることだけを担当しているのです。

9.28  
 「さくら」の最終回、ハッピーエンドでよかった!
 NHKの朝の連続テレビ小説にいつものめり込むわけではなく、「さくら」のように毎日の日課に繰り入れられたのは
 「私の青空」以来のこと。
 来週から始まる「まんてん」がどうなるかは、第1回の放送を見れば自然に決まる。
 「さくら」は来春東京で舞台公演があるようだから、これは確実に見に行くよ。

9.26  
 (株)アルプス運輸建設のISO9001予備審査が終了しました。
 審査機関は「ムーディー・インターナショナル・サーティフィケーション」。
 ここは私がいろいろな期待を込めて選んだのだけれど、内容があまりにもひどかった。
 過去に「コンサルタント」と何があったのかは知らないけれど、オブザーバーである私には何も発言をさせないし、
 最初のミーティングからから敵意をむき出しだった。

9.24  
 1点リードしてむかえた9回裏、河原がホームランをあび延長戦へ。
 10、11、12回と、いずれもチャンスをものにすることができずに12回裏のサヨナラ負け。
 こんなときは胴上げをしないくらいの意地を見せろよジャイアンツ

9.22  
 江戸川乱歩賞受賞作「滅びのモノクローム」の書評。

 それはまるで新聞の投書欄のような
薄っぺらな歴史認識である。主人公たちが戦争中軍部に協力していた老人
 に、戦争に抵抗できなかったんですか、などと聞くあたりは、
失笑してしまう。もし「政治」を書きたいならもっと
 強すべき
だし、人間の闇を書きたいなら、自分自身に突き刺さってくるような 世界を描いて欲しいものだ。

 「週刊朝日」に掲載されていた、ある比較文学者の書評である。
 評論家は立場上何を言ってもいいのだけれど、まずは相手を認めるというスタンスがあってもいいのではないかと、
 私は思います。ところで、「比較文学者」とはどういった職業なのですか?自分では文字を書かない学者なのです
 か? 

9.21  
 「長野日報」9月21日版、ISO特集に寄せた広告です。

9.20  
 「工場管理 10月号」の BOOKS の欄で 書籍の紹介をしていただきました。
 編集部のみなさま、ありがとうございました。

9.19  
 毎日新聞 9/19付 の全国版に「他人に聞こえるひとりごと」の広告が掲載された。
 大きさは55o×18o。「宣伝に力を入れていますから写真入りにしました」と出版社から連絡があったけれど、は
 たして何人の目に留まるのだろうか?

9.18  
 ホテルの洗面所で、ドアの取っ手におでこをぶつけて流血した。
 別に寝ぼけていたわけではなかったけれど、ちょうどかがんだところに金具があった。
 あわてて止血をしていたから、朝食を採れなかったじゃないか!
 他人(ひと)には「別れ話のもつれ」が原因だと言っておこう。

9.17  
 北朝鮮民主主義人民共和国の平壌(ピョンヤン)を訪問したのは、もう17年も前のこと。
 そこに住んでいる人たちの目の輝き具合を見たかった。そのときは、子供も大人もみんないい顔をしていた。
 北朝鮮が「拉致」を認めたということはすごいことだけど、戦時中、日本人はもっともっと大規模な「拉致」を、あ
 の国でしていたのではなかったのかい?

9.15  
 70人が参加した「HIOKI ハイカップ」で、ニアピン賞をいただいたよ。
 アイアンのショットが安定していなかったけれど、久しぶりに100を切ることができて、私は嬉しいのです。

9.14  
 急に涼しくなってらしくなったけれど、これが本当の陽気なのだろう。
 私の好きな季節は5月と9月。
 いつまでもこのままの状態でいて、にならなければいいのに……。

9.12  
 「ダ・ヴィンチ」の10月号に「他人に聞こえるひとりごと」の書評が掲載されています。
 ウェブサイトの「Amazon」と「Yahoo!」には、読者からのレビューが入れられています。
 それぞれ、見て下さい、覗いて下さい、よかったらレビューを入れて下さい。

9.10  
 部屋の中に飛び込んできたを、手のひらですくって外に出してやっている長男。
 優しい心を持っていることは素晴らしいことだけれど、この世の中を生き抜くには苦しいことが多いんだよね。

9.9  
 税務署から呼び出しがあった。
 一昨年の確定申告の中で父を扶養家族にしていたけれど、父の収入が枠以上になっているために扶養には該当
 しないとのこと。
 事実を知らなかった私が悪いのだけれど、ここで追徴金延滞利息を納めなければならないのは痛い。
 サラリーマンの頃はわからなかったけれど、いざ自分で税金を納めてみるとその金額の多さに驚く。
 帳簿上はお金があることになっているかもしれないけれど、実際に納める現金がないから、働けど暮らしは苦しくな
 るばかり。

9.7  
 ゴルフをご一緒していただいた部品販売会社の社長さん。なんと3日の日の「風の盆」にいたという。
 どこかで私とすれ違ったわけだ。
 それにしても奇遇だね。わざわざ出掛けていく感性がすごいね。

9.5  
 終わったばかりの長野知事選がすごいのは、ぬいぐるみを抱いた40男の前知事が再選されたことでも、次点との
 得票差が40万票もあったことでもない。それは
投票率が73.7パーセントにも達したことである。
 日本で70%を超える
投票率がどんなに突出しているかは、最近のいろいろな選挙を振り返ればわかる。1週間前
 の香川知事選は36.5%、8月の静岡市長選は27.9%、7月の滋賀県知事選は38.6%なのだ。


                                    日本経済新聞 「大機・小機」から

9.3  
 おわら風の盆
 1年以上前から夢見ていたけれど、ついに出会いました。
 富山県八尾市の坂の多い町内を、三味線や笛や胡弓が伴奏するお囃子に合わせて、優雅な踊りが繰り広げられ
 ます。
 踊りは夕方の7時頃から始まり、朝方の5時頃まで続くということです。
 0時を過ぎた頃になると観光客も減り、一段とムードが出てくるのです。

9.2  
 特殊法人の職員の平均賃金(年収)
    本州四国連絡橋公団  834万円 (平均年齢40.0歳)
    日本道路公団     736万円 (平均年齢39.6歳)
    首都高速道路公団   851万円 (平均年齢41.1歳)
    阪神高速道路公団   821万円 (平均年齢41.0歳) 
 これら道路4公団は、合計40兆円もの有利子負債を抱えているそうです。
 首都高速道路公団などは、先日通行料金の値上げを打ち出しました。
 共通して言えることは、みずからを改革する意志のないことです。この辺りが民間企業との決定的な違いです。民
 間企業ならば、こんな状態を放っておけば確実に倒産してしまいます。

9.1  
 「田中康夫さんを落としたら、長野県民が笑いものになるよ」と、県外の人たちからプレッシャーをかけられていたけ
 れど、圧勝して良かったです。
 私のまわりで一所懸命応援をしていた人たちは、田中康夫個人を支持するというよりも、いろいろな組織やしがら
 みを使って圧力をかけてくる、県会議員や首長に対する反発が大きいようでした。
 問題は来年4月の県会議員選挙です。