あと あと のあと 2002 10月

10.31
 往復630kmの距離を走行して、
伊勢神宮に日帰りで参拝に行った。
 江戸時代の人たちが、一生に一度は行きたいと命がけでお参りをしただけあって、そのスケールやかもしだしてい
 る雰囲気は異次元の世界を思わせるものだった。
 私自身の過去の罪や行いの
お祓いをしていただいて、すがすがしい気分だ。

10.30  
 事務所の近くに、大型のホームセンターが開店した。
 それからもう1週間ほど経つというのに、朝の開店時には人が並んで列を作っているし、駐車場にはいつでも車が
 あふれている状態だ。
 人口6万人そこそこの市なのに、ここにこんなにもたくさんの消費者が集まるということは、商店街の小売店が打撃
 を受けているのだろう。

10.29  
 コンビニで目に入ったから衝動的に購入した「ザ・フォーク・クルセダーズ」のアルバム「戦争と平和」。
 知り合いの店長は、「さすがにお目が高いね」と言ってくれたけれど、今のぎんぎらぎんのポップスになじんでいる
 私の耳には、この中に納められている曲たちがどうもなじめない。

10.28  
 3勝3敗で迎えたワールドシリーズの第7戦。9回表一死一・二塁で打席に立った新庄。ホームランが出れば同点
 という場面だったけれど、結果そのものよりもあの場面に登場できることがすごい。
 車の中で聞いたニュースで知ったときに、鳥肌が立つのがわかった。

10.27  
 秋の天皇賞は、馬連を購入したけれど1着3着だった。
 ゴール直前までは思った通りの展開だったのに、いちばん警戒していたナリタトップロードが差し足を見せ、2着に
 入ってしまった。
 だっだら、ナリタトップロードもからめておけばいいのに、それが出来ないから競馬はなかなか勝てない。

10.26  
 今年は甘柿がたくさん実った。
 放っておくと鳥に食べられてしまうからと、おじいちゃんは木に登ってそれを全部もいでしまった。
 こうしておくと、は熟さずに長い間堅さを維持している。

10.24  
 21日から開催されている「よさこい国体」で、高知県が「天皇杯を獲得することを至上命令にしない」と宣言してい
 ることが妙にすがすがしい。
 このことによって、それまで38年間も続いた「開催地が優勝する」という慣例が途切れるわけだ。
 考えてみれば、今までのパターンの方が変だった。ジプシー選手などというものが存在し、開催される県にそのと
 きだけ採用され、国体が終了するといつのまにかいなくなってしまうという。
 そのために、努力している「本当の県民」が参加できなくなっていたわけだ。
 あたり前のことをきちんと実行しているから、こんなにもすがすがしいのだろう。

10.23  
 「エレクトロ実装技術 11月号」に「他人に聞こえるひとりごと」を紹介していただきました。
 言うまでもなく、この本が生みの親です。ありがとうございました。

10.22  
 本棚から、高橋 治の「風の盆恋歌」を見つけた。
 発刊されたのは1988年だから、当時買って読んだのをすっかり忘れていたのだ。
 20ページほど読みかけたけれど、蚊帳や芙蓉の花が出て来て、石川さゆりの「風の盆恋歌」の歌詞の原点である
 ことがわかる。
 うれしいのは、「……いいがに」という方言があちこちに出てくること。
 私が富山に行ったとき耳に入ってくるイントネーションが、この本にはいっぱい出てくるのです。

10.21  
 「将棋がなかなか強くならないんですけど、どうすればよいのでしょうか?」という問いかけに、「やさしい詰め将棋
 を何百題も反復してやりましょう」とか「ひとつの定跡を詳しく調べて得意戦法を作りなさい」と答えるプロはよくいる
 けれど、大山康晴十五世名人は「それなら、まずいい盤駒をそろえるといい」と言ったという。
 本当に身に付く勉強をするためには、自分でお金を負担しなければだめなのだ。

10.19  
 韓国の未婚男性にアンケートを実施したところ、北朝鮮の女性と結婚したいと考えている人が64%もいるという。
 確かに、アジア大会に派遣された応援団は美人揃いだったけれど……。 

10.17  
 村上春樹の本はその都度購入しているのだけれど、今回の「海辺のカフカ」はつまらない。
 上・下巻のうち、まだ上すら読み切っていないし、これからも読もうとは思わない。
 受け入れる側の私が変わってしまったのか、村上春樹の小説の質が変わってしまったのかどちらだろう?

10.16  
 標高2,956mの木曽駒ヶ岳が冠雪した。
 ふもとから望むと、紅葉で彩られた千畳敷カールから上のあたりが、うっすらと雪化粧をしている。
 例年に比べて早いのか遅いのかは分からないが、いよいよ雪の季節の足音が身近なものになってきた。

10.15  
 アナウンサーの八木亜希子が入籍したという。
 フジテレビの「目覚ましテレビ」に出演していた頃から存在感があったけれど、フリーになってからの笑顔は何かが
 吹っ切れた感じで魅力を増していた。
 クリスマスイブに放送される明石家さんまとの番組なんか最高だよ。
 こうやって何らかのかたちで意識していた女性が婚約したり結婚したりするたびに、私はいつも落ち込んでいる。

10.14  
 高速道路を走っていると、フロントガラスに赤とんぼが飛び込んでくる。
 音を立ててぶつかるから、たぶん命はないのだろう。
 気を付けて走りたいけれどどうしようもないから、「ごめんね」、「ごめんね」と、心の中でつぶやいているよ。

10.13  
 「世界ウルルン体験記」を、さくらを演じていた高野志穂が出演したので観た。
 今回のテーマは、中国の太極拳発祥の地を尋ねて、それを体験するというもの。
 太極拳は、「気」を下半身に集め、それを両手と体を使って発散させている。目指すものは「平常心」を保つことのよ
 うだけれど、麻雀を使っての訓練もしていた。
 私がいちばん欲しいものはこの「平常心」。何ものにも揺るがない心の落ち着きだ。

10.12  
 新聞の記事を見て箕輪の「赤そばの里」に行ってみたけれど、もうすでに最盛期を過ぎていたためルビー色はかな
 り色褪せていた。
 それでも県外車がたくさん駐車していたということは、何かで知ってはるばるやって来るのだろう。
 今日は3連休の初日、の観光シーズン日和だ。

10.11  
 降車する直前、この男性はドアの一番前に立っていた。ドアが開くと同時に、3番目に並んでいた20代前半の
 性
がこの男性を押しのけるようにしてホームに降りた。と同時に女性男性の腕を両手でつかむと「痴漢」「胸を
 触った
」と叫び、近くの駅員のところに連れて行った。
 これはまずい」と思った私がその駅員に「証言をします」と伝えたところ、
女性は自分が被害者だと訴えてきた。私
 が「あなたが悪い」と言うと、
女性は突然、人混みの中に逃げてしまった。
 
男性は何が起きたのかよく分からず、「何もしていない」と叫び、困惑していた。女性の後ろにいた私の観察では、
 
女性がわざと男性に接触し、それを痴漢と騒いで手際よく腕をつかんで駅員に突き出した感じだ。
 計画的だとしか考えられない。示談金の相場は3万円とか。
男性はくれぐれも注意を! 

                           【毎日新聞 「みんなの広場」 に寄せられた投書から】

10.9  
 歩いただけで両足の長さの違いがわかるから、それだけ骨盤が歪んでいるということ。
 当然体調も芳しくないから、土曜日に整体治療の予約を入れた。
 「気功が私の体を今は守ってくれる」という原稿を書いたから、そのうち紹介できます。

10.6  
      秋祭り わたし恋文 読み返してる        戸田 菜穂

10.5  
 「日本女子オープンゴルフ選手権」を、NHKハイビジョンが1時から4時半まで中継していた。
 神奈川県の箱根カントリー倶楽部は、緑の芝がきれいでした。
 民放の中継にくらべると、画面の切り替えがゆったりしているので、見たい場面が思うように表れないのが気にな
 ったけれどね。

10.4  
 事務所の近くにある保育園から、運動会の練習をしているらしい音楽が流れてくる。
 きっと、この週末に運動会があるのだろう。
 株価は19年ぶりに9000円を割ったけれど、なんて穏やかな小春日和なんだろう。

10.3  
 今週の日曜日の秋祭りに向けて、1週間に2回獅子舞いの練習が行われている。
 私のパートは三味線。これはおやじからの世襲、それを私が引き継いでいるもの。
 昨夜何気なくメンバーを眺めたところ、どの家も世代交代が進んで、私などもう年寄りの部類に入ってしまう。

10.2  
 台風一過、素晴らしい秋晴れです。
 つい昨日まで緑色をしていた庭のが、急に色づいてきました。

10.1  
 何日間か降り続いた雨で、いろいろなキノコが市場に出回ってきた。
 そこで、おとといは「ジコボウ」ですき焼きを、昨日は「アワイクビ」を茹でてお醤油でと、食欲の秋を満喫している。
 松茸は1s5万円もするとかで、とても手が出ないけれどね!