あと あと のあと 2002 6月

6.29
 
デジタルカメラで人物写真を撮ると、鮮明には写るのだけれど何かが足りない気がする。
 それに比べて、
フィルムポラロイドを使った画像は、暖かくて人間味まで表現できている。
 それは、私たちの住んでいるのは、デジタルではなくて、
アナログの世界なのだということを示しているのではない
 だろうか。

6.28  
 「いやあ、そんなにもらっていませんよ。お金を扱う仕事ですから、カネに困ると、銀行のカネに手を出してしまうこ
 ともあるでしょう。そうならないためにも、ある程度の給料が必要なんです」
 すでに2兆8千億円もの公的資金が注入されているみずほホールディングの、40歳前半の支店長クラスの年収は
 1400万円だという。その行員へのインタビューに対する回答がこれだ。

6.26  
 私がお手伝いさせていただいている運送会社は、運賃の値下がりと仕事量の減少対策として、高速道路をできる
 だけ使わないことを考えている。理由は、高速道路料金が異常に高いからだ。
 こんな状況では 、高速道路が日本の基幹道路としての役目を果せられない。

6.25  
 高速道路の料金所に、ETCを使用した場合の新しい運賃が表示してあった。内容はハイウエイ・カードと同じ料金
 だ。
 ETCのことをいろいろ批判してきたけれど、これなら搭載してもいいのかもしれない。

6.24  
 日本に戻ってくると思うことがあるのですが、たとえばテレビのバラエティ番組なんか見ていると、なんだか時間を
 ものすごくムダにしている気がしてくるんですよ。ほんとにみんな、これが
おもしろいのかなぁ、なんて。

                                        千葉すず (週刊文春)

6.22  
 松本のヤナセに、ベンツのEクラスの新車を見に行った。
 フルモデルチェンジがされていて、今までみたいに、いかにも「ベンツです」といった堅さがなくなり、スポーティ
 でとっつきやすくなっている。
 いつかはこの車に乗れるようになりたいね。

6.20  
 「工場管理」誌に連載していた『受注の変動に対し、いかにして効率よく材料を供給するか』は、今日発行の7月号
 で終了します。
 当初1年間の予定が1年半になり、究極のマンネリ状態となっていました。
 いつかまた、新しいテーマを掲げて再デビューします。

6.18  
 惜しかったけれど負けちゃったね。
 「この結果に満足していない」と、インタビューで稲本が言っていたけれど、そういった気持ちを持つことが大事だ。
 だって、W杯は「親睦」なんかじゃなくて「闘い」だもの。

6.17  
 車を走らせていると、いつも見慣れていた風景が、ある日変化していることに気が付く。新しいお店が出来ていた
 り、建物がなくなって更地になっていたりするからだ。
 では、それ前はどうなっていたのだろうと、いくら思い出そうとしても以前の風景が頭の中に浮かんでこない。
 人間の(私の)記憶なんてこんなにもいい加減なもの。でも、嫌なことも時間が忘れさせてくれるから、こうやってど
 うにか生きていかれるのだろう。

6.16  
 今、日本で最も有名なフランス人、日産自動車のカルロス・ゴーン氏の最大の功績は、「生ぬるい民主主義の袋
 小路」に入り込んでしまった日本に欠けているもの、つまり、真のリーダーの役割とは何かを示したことではなかろ
 うか。
 次いで日本で知名度の高い
フランス人、フィリップ・トルシエ氏の場合は、日本の親や教師がすっかり放棄した若
 者の教育というおまけまで課せられている。………。


                   「大国フランスの不思議」  山口昌子 著 (産経新聞バリ支局長)

6.15  
 韓国には、成人男子を対象にした2年2ヶ月間の徴兵制度があるという。
 私は軍国主義者ではないからそれを容認するわけではないし、日本にも徴兵制度を適用させろと主張するもので
 もないけれど、この違いは大きいと思う。
 韓国映画「JSA」を観たあと、街頭に出て日本の若者の生態を見るにつけ、なぜか強烈にそう思った。

6.14  
 予選リーグ第1位、決勝トーナメント出場おめでとう
 予選リーグは日本の試合に合わせて自分のスケジュールを組んだけれど、決勝トーナメントまでは展望していなか
 った。
 当面18日のトルコ戦は仕事が入っている。困った。

6.13  
 銀行の振り込み手数料は高い。
 だいたい銀行に貯金をしてもわずかばかりの利息しかつけないのに、そして本当に困っている企業にはお金を融
 資しないのに、銀行の事業構造はどこか間違っている。

6.11  
 が降っている。
 今年の6月は真夏のように暑くて、梅雨がないのではないかと心配していたけれど、あのじめじめしてうっとうしい
 梅雨が今年もやってきた。

6.9  
 W杯サッカー 対ロシア戦は自宅で観戦した。
 ナショナリズムというものはすごいエネルギーを持っている。
 私だって日本人だから勝ったのが嬉しくて、夜中までテレビの特集を観ていた。 あれで負けたのならすぐテレビの
 スイッチを切ったのだろうけど。

6.8  
 新日本プロレスを退団した長州力が、アントニオ猪木批判を敢然とした。
 記者会見の全文を読んだけれど、私は彼の気持ちが理解できる。
 アントニオ猪木はプロレスラーとしては魅力があったけれど、私が新日のレスラーだったならきっと反発するだろう
 と、猪木の全盛期の頃も思っていたものだ。
 つまり、上司としては問題があるのだと思う。

6.4  
 日本ベルギー戦はすごかったね。
 「クラブ・小太郎」で生ビールを飲みながらみんなで観たけれど、日本イレブンは頑張ったと思うよ。
 不可解なのはレフリーの判定、そのあとの韓国戦と比べてもそれぞれのレベルが合っていない。あのレフリーも、
 どこかからお金を貰っているのかな?

6.3  
 私の家のような田舎に下水道なんか必要ないじゃないかと思っていた。
 昔は糞尿を田畑の肥料として活用していたし、今のような汲み取りでも十分じゃないかと思っていた。
 宅内工事も含めると何百万円もの負担が強いられる。そんな現実的なことにも抵抗があった。
 でもふとした拍子に思ったんだ。生活用水の垂れ流しが自然を汚染し、やがて環境を破壊することにつながるんだ
 と。風呂場でシャンプーを使い、髪の毛を洗っていたときにそう思った。

6.2  
 ワールドカップは、テレビで放映される生放送のものはすべて観た。 さすがに世界規模だね、迫力が違う、スピー
 ドが違う、熱気が違う。
 これは4日の日本対ベルギー戦はたいへんなことになるぞ!

6.1  
 『誰でもできる製造リードタイム半減術』         8月28日(水)  東京・ホテルB&G

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