足あと 爪あと 夢のあと 2002 2月 |
2.26 | 私の敏感な目と鼻が、今年初めて杉花粉をキャッチした。 毎年バレンタインデーを境にして発症しているのに、今年は遅かった。 これは昨日東京から持ってきたものらしいが、長野より東京の方が花粉が多いなんて、ちょっとおかしい感じがす るね。でも、日本で一番多いのは、東京の五日市だそうです。 |
2.25 | 「地獄の黙示録・特別完全版」を、新宿プラザのワイドスクリーンで観た。 最初に公開されたのはもう何年前になるのだろう。確か松本で観たと思うけど、続けて2回観たことを覚えている。 それだけ内容が難解だったため、よく理解できなかった。 今回はどうかって?やっぱり後半は何を言いたいのかよくわからないよ。 |
2.24 | 舟木一夫・芸能生活40周年記念リサイタル 東京・青山劇場 観客の95%はおばちゃんたち。その人たちが花束やプレゼントを持って舞台に殺到する。 舟木一夫は、それを歌いながら受けて舞台に並べていく。 彼のコンサートは、いつもこういう雰囲気なんだよ。 |
2.23 | 今週は5つの会社を訪問した。 仕事だから当たり前のことだけど、私はパワーを切り売りしているので、そうは言っても疲れるのです。 週末はいろいろなかたちでエネルギーを補充しないと、抜け殻になっちまう。 |
2.21 | 女子モーグルの上村愛子は笑顔を絶やさない。 4つあるコースのうち、彼女の選んだコースは一番難しいようで、男子はその右端のコースを誰も選ばなかったとい う。 採点競技の限界がそこにはあるであろうし、いろいろな条件が重ならなければメダルは取れないかもしれないけれ ど、彼女の悔しさを包み込んだ笑顔は、それだけで僕らに力を与えてくれたよ。 |
2.20 | 「すべてのゴールにはゴールキーパーがいる」と、ラジオの番組で誰かが言っていた。 そうだよね、すべてのことには何らかの障害があるんだよね。だから、それを上回るパワーを発揮するためにエネル ギーが必要なんだ。 そう思えば、苦労も苦労ではなくなる。 |
2.18 | 確定申告の資料を税理士の先生に渡した。 2年前に、民間の会社に手続きをお願いしたところ、追徴金が発生しそれに懲りたために去年から税理士の先生 にお願いしている。 それにしてもこの税金の額の多さ何とかならないものだろうか。がんばって働けば働くほど、生活は苦しくなってい く。 ささやかな個人事業のメリットを、少しくらいは享受させてください。 |
2.17 | 夜遅くまで伊那の街で遊んでいたものだから、久しぶりに朝寝をした。 睡眠がとれるのは、それだけ体力があるということだってね。年をとると朝早く起きてしまうのは、そんな理由らし い。 だから、私はまだ「若い」のだろう。 |
2.15 | 梅や桜の花がいっぱい咲いている夢を見た。 これは、どんな潜在意識から発生しているのだろう。 私がそこで思ったことは、「ホームページの表紙の写真を変えなくちゃ」ということ。 |
2.14 | 花のバレンタインデー。 義理チョコをいっぱい抱え、鼻の下を長くしていた頃が懐かしい。 |
2.12 | 「一太郎12」をインストールした。 世の中ではWordが主流のためそれにも挑戦してみるのだけれど、私には「一太郎」が合っている。 ただ、ATOKとMicrosoftとの相性が悪いため、フリーズしてしまうことがある。 今度のバージョンは、そのあたりを改善してくれたのだろうか? |
2.10 | 今年初めてのゴルフをしに、静岡県の朝霧高原まで行った。 ところが雪が降り出したものだから、グリーンにオンしたらまず雪を掻かなくてはならなくなり、そのうちにフェアウエ イに落ちたボールさえ見つからなくなってしまった。 長いハーフが終了したところで、ゴルフ場はクローズだ。 |
2.9 | コンビニで牛乳を買うときは、まず青い色をした「雪印」のパックを手にする。 そこでいったん棚に戻してみるけれど、やっぱり最終的には「雪印」の牛乳を買ってしまう。 牛肉だって、こんな時こそ消費しなければいけないと思っている。 こんなにも応援しているのだから、メーカーはもっとしっかりしろよ! |
2.7 | 富山に早く着いたからパチンコ店に寄った。 私の座った台の横にいた女が、自分が飲みかけにしていたコーヒーの缶を落としたので、私の靴と靴下はコーヒー でびしょぬれだ。 ところがその女はひと言も謝る言葉を発しないばかりか、パチンコを打つ手も止めずに店員を呼んで床の清掃を始 めさせた。 深めの帽子を被っていたから表情はよく伺えなかったが、鼻はつんと上を向いて上唇はまくれあがった、いかにも 意地悪そうな横顔をした娘だった。 ところが、その女に確変がきてなんと7連ちゃんもするんだよ。神様、もっと人の行(おこな)いをきちんと把握して よ。私なんか、ノーマルが1回きただけだよ。 |
2.6 | 上田のとあるスナックに行ったところ、カラオケで90点以上出したらボトルをくれるというものだから挑戦してみた。 1曲目はキーが高かったから90点ちょうど、2曲目は酔っぱらっていたのに97点が出た。 ママは、「開店してから13年も経つけれど、こんなことは初めてだ」なんて言っていた。 ごめんね、私はいつもだいたい90点以上は出るんだよ。 |
2.5 | ほぼ一ヶ月ぶりにゴルフ練習場に行った。雪が積もっているからボールの回収ができなくて、打ち放題はやってい なかった。 ボールが前に飛ぶのか心配していたけれど、よくしたもので体は前の動作を覚えていて、お粗末なフォームが再現 された。 |
2.3 | 世間に生きている以上、世間と折り合うしかない。しかしそれが面倒になることは、だれでもあろう。面倒なだけな らまだしも、どこにも出口がないこともある。そういうときに日本人はどうするか。死ぬ。だからこの国は自殺大国な のである。 人命尊重などというが、この国は自殺者に冷たい。自殺とは何か。「個人の意志で自分が属している世間を離脱 すること」である。それは世間では許されてはいない。 自殺が許されないのではない。「個人の意志」が許されないのである。世間に公の個がないということが、ここにも っとも明確に出ている。日本の世間はいったんそこに属したら、まさに「足が洗えない」のである。 「時代の風」 養老孟司 2002.2.3 毎日新聞 ☆ 大橋巨泉と田中真紀子の「離脱」を解説した論文です。解決方法は、「国民各個人の中にある世間、その掟を まず明瞭に言葉にすることから始まる」と言っています。 |
2.1 | 今年で3年目になるけれど、花粉症対策の注射をしてもらいに、東京の荒川にある病院まで行きました。 お尻にチクリと瞬間痛みを感じて、またあの忌まわしい季節に臨みます。 |