あと あと のあと 2018年 9月

9.30b

 ふるさとの丘に、お客さんとお昼ご飯を食べに行ったときに見つけた大きな
 ノコ

 36ホールもあるマレットゴルフ場の脇にありました。

 毒
キノコだということはわかるのですが、ネットのキノコ図鑑で調べても、正
 確な名前はわかりません。

 周りのリンゴ畑では、もう実が赤くなっているから、台風の影響が及ばないこ
 とを祈っています。
9.30a
 台風の影響があるのかもしれないけれど、急に寒くなったので、ファンヒーターを引っ
 張り出してきた。まだ、扇風機を片付けたかどうかといった状態なのにだ。
 
 ここに掲載するイラストをネットで探したのに、思うようなものがちっとも出てこな
 い。その訳がわかったのだけれど、それは「ストーブ」と入力していたからだ。
 いつも「ストーブ」と言っていたけれど、今使っているのは「ファンヒーター」だった
 のだ。

 昨夜まで激しく降っていた雨が止み、今朝は青空さえ顔を出している。これを、「嵐の
 前の静けさ」と言うのだろう。
 昨日から、3歳の女の子を連れたご夫婦が、東京から遊びにきている。

9.29










  保育園運動会は、雨のため体育館で行われた。
               私の子が保育園に行っているときに、一度だけ体育館で行われたことがあったが、
 その時は古い小学校だったから、今回はそれに比べれば広くて、思ったよりのびのびと動くことができた。
 でも、舜クンの保育園での最後の運動会は、できれば青空の下でやらせてあげたかった。
 左の画像は、舜クンが壇上で、「これから閉会式を始めます!」と言っているところです。

9.28
 お祭りやお祝い事があるときには、庭で飼っていたを1羽、潰して食した。
 おじいさんは、の首の血管を切って木に吊し、血を抜いたあとお湯に浸して羽根を
 抜いた。細かい羽根までは抜けなかったので、それは火にかざして燃やした。

 を解体するときのポイントは、い(と言っていたけれど、どの部位かはわからな
 い)を見つけて確実に取り除くこと。そうしないと、潰れてしまったときには苦み
 が肉について、到底食べられなくなってしまうからだ。

 食べるのは肉だけでなく、はカミソリの刃で裂いて糞を取ってから煮た。だから
 匂いは取り除ききれなかった。骨は、石の上に置いて金槌で叩いて細かくしたもの
 を、団子にして煮た。だから、口の中でジャリジャリした。今では考えられないこと
 だ。

 私はいつもの部分をもらい、焼いたあとのものを釘で掘り起こして、脳みそを掻き
 出して食べていた。
 こう表現してみると「残酷そう」に見えるかもしれないが、人間が「生きる」ということは、きれい事だけで修
 めることはできないのです。
9.27
 大戸屋の「生さんまの炭火焼き定食」。根室沖で獲れたさんまを使い、1
 匹と2匹との、ふたつのバージョンがある。
 去年はさんまが不漁だったため、このメニューは短期間でなくなってしま
 ったが、今年は豊漁のようだから、しばらくはなくならないのだろう。

 大戸屋は手作りにこだわっていて、時間があるときはよく利用するお店
 だ。
 「時間があるとき」というのは、手作りだから出来上がるのに時間がかか
 るからで、ある程度は仕方がないことだ。
 外食しか採ることができない私なりに、栄養のバランスに気をつけている。

9.26b
 昨夜は「クローズアップ現代」で、そして今夜は「NHK
 スペシャル」でと、連夜にわたって樹木希林さんが取り
 上げられた。

 全身に転移したがんに冒されながらも、本当に最後まで
 淡々と女優として生き方を貫いた彼女の姿には感動
 させられた。

 もし私が余命を宣告されたならば、前向きなことは少しも
 考えられずに、残された時間を逆算しながら、黙々と「身
 辺整理」を進めることだろう。
 さあ、いつまでもうなだれてばかりではいけないぞ!
 
9.26a  
 昨日の「朝日新聞」の夕刊に掲載されていた写真はインパクトがあった。
 
 巨大な機影が、川沿いにびっしり並ぶ家々の屋根を覆っている。描かれている
 のは長江が流れる中国・蘇州の街。1937年に日中戦争で日本側が攻め落と
 した。
 30代半ばの中堅
画家だった向井は、この年に自ら志願して従軍画家に。大日
 本陸軍従軍
画家協会の設立にかかわり、戦争の制作に力を注いだ。
 空からの光景を、写真で見たのか、実際に見たのかは定かではない。だが、人
 々の営みを機上から見下ろす眺めは
画家の脳裏に焼き付いたに違いない。この
 絵の大胆な構図と迫力からは、最先端の景色に接した興奮が伝わってくる。


  ↑ 「影(中国・蘇州上空にて)」   向井潤吉
 
9.25
 昨日は畑作業で汗びっしょりになったのに、今日は一転して寒くなったので、長袖
 のワイシャツを着て出かけてきた。

 この映画はどうしても見たかったけれど、都内の上映館が少ない。だから、池袋の
 「シネマ・ロサ」をスマホのナビシステムを使って探すのだが、扱いがうまくいか
 なくて、やっとのことで上映開始時間に間に合った。

 映画の中のプロレスの試合は、「ディファ有明」を借り切って撮影された模様。
 橋
はもちろんオカダも真壁も、普段の試合と同じように、まともな技を掛け合って
 いるのがすごい。
 23日の「神戸ワールド記念ホール」での試合では、生中継の放送中に、勝者を示
 すテロップが一瞬表示され、「やっぱりプロレスはあらかじめ結果が決まっている」
 ことを再認識されられたが、営業的にも、ここで棚橋が負けるわけにはいかない
 のだ。
9.24

振り替え休日 

 先週、あまりにも雑草が多かったので、管理機で畝(うね)の間を耕して
 おいた。
 だから今週は、畝(うね)の側面にへばりついている雑草を、抜き取る作
 業だった。
 かきを使うと、盛った土が崩れてしまうから、手で1本1本抜き取りま
 した。そして、白菜と大根に盛り土をしたのです。
 畑全体の雑草は取り切れなかったけれど、この畝(うね)に雑草が1本も
 ないということが、モチベーションを保つ要因のひとつです。
9.23

秋分の日

 昨年干し柿を吊しきれなかったので、ビニールハウスの中の棚を増設した。
 おじいさんが作ったのと同様のものを、もうひとつ作ることを計画したわ
 けだ。
 ホームセンターでは鉄パイプを切断してくれなかったので、鉄工所を経営
 しているとのさまのお父さんに頼んだ。
 そこで驚いたのは原材料の安さ。単管パイプの3mのものが1本1420
 円。クランプに至っては、あの複雑な構造のものが1個175円だ。
 画像を見たら、手前のパイプが垂直になっていないので、慌てて見に行っ
 たところ、カメラの構図の問題でした。
 これで、干し柿作りの準備が整ったことになります。

9.22
 自宅にいるときの夜は、チビたちが私の部屋にお泊まりに来る。今までは、畳の上に
 堅い敷き布団を無造作に敷いただけだったけれど、この間から、4万円もする高反発
 マットレスを敷き始めた。
 最近興じているトランプのゲームは「ブラックジャック」。出目によって囲碁の石を
 取り合っているのだが、結構熱中することができる。
 チビたちが満足したころを見計らって寝付かせるのだが、舜クンはなかなか眠りに入
 ってくれない。琉クンはいつもバタングーなのだが、昨夜は途中からが出だして止
 まらない。
 私は、本を読み出すときに「ソルピデム」の5mgを半錠飲んで、本の区切りがい
 いときにもう1/4錠を飲むパターンなのだが、琉クンの状態が気になって、それを
 飲むことができないでいた。 本当に眠ってしまう。 だから、寝不足で頭が痛い。
9.21
 燃える波  忘れるか、踏み出すか。
 諦めに満ちた夫婦関係、女として見られない寂しさ。そして、あの人が現れた--


 ロンリネス  本当の恋を知らなかった。嫌いではないが、
 夫とはぎくしゃくしている。出会った男は、夫とは対照的だ
 った。


 月曜日に、あずさに乗るまでの時間が少しあったので、茅
 野駅の近くにある「今井書店」に寄ってみた。
 そこに並んでいたふたつの本の、カバーに書かれている宣
 伝文句が似ていることを店員に告げ、だから「ふたつ買いま
 す」と伝えた。
 その時の店員の対応は、「桐野夏生のものは読み応え
 ありますよ」というものだった。書店の店員はこうでなくて
 はいけない。
 「ロンリネス」は昨日までで読み終え、「燃える波」を読み始めたところだけれど、な
 かなかどうして、ふたつとも「読み応え」がある。

9.20
 初めて買った洋楽は、ナンシー・シナトラの「サマー・ワイン」。ラジオ
 を聴いていて知ったものだ。
 あの頃は、レコード屋さんに行けば、欲しいものを手に入れることができ
 た。 ヒット曲は、ほとんどのものが店頭に並んでいた。
 ところが今はどうだろう。地元のお店に頼んだのに、3週間経っても音沙
 汰がない拓郎のアルバムを買おうと、東京のCDショップを探したのだが、
 そもそも店舗がない。
 やっと見つけた「HMV」でも、CDを置いてあるスペースは狭かった。
 時代は確実に変わってしまっている。 
9.19
 ダコタ・ファニングが自閉症を抱える少女を演じ、ある思いを胸に500ページの脚
 本を届けるためハリウッドを目指す
の中で、少しずつ変わっていく少女の姿を描い
 たハートフルストーリー。

 
自閉症のウェンディは「スター・トレック」が大好きで、自分なりの「スター・トレ
 ック」の脚本を書くことが趣味だった。
 ある日、「スター・トレック」の脚本コンテストが開かれることを知った彼女は、渾
 身の一作を書き上げる。しかし、郵送では締め切りに間に合わないことに気づき、愛
 犬ビートとともにハリウッドを目指して
に出る。

 平手友梨奈がヒロインに扮している「響-HIBIKI-」にしようかと迷った末、
 この作品に決めたのは、観客の年齢層になじめるかどうかということ。
9.18
 当初のスケジュールでは、今日の仕事が早く終わったら自宅に帰ろうと思っていた。
 明日は仕事が入っていなかったからだ。
 そのために、16時までならキャンセルできるホテルを予約しておいた。
 ところがいざその段階になると、移動するのがおっくうになって、結局東京に滞在
 ている。
 だから明日の朝は、寝坊することができるのです。背景には、草刈りや畑仕事が間に
 合っているということもある。
 たまにはこういうことがあってもいいよね。
9.17

敬老の日

 「‥‥‥もうどこの村か忘れたけれど、討伐に出かけたときのことです。村を焼き払っ
 て村民を射殺し、引き揚げようとしたときです。
 まだ4歳ぐらいの
女の子が泣きながら、われわれのほうに走ってきた。中国語で、お父
 さんもお母さんもいなくなった、といってわれわれについてくる。泣きながらずっとつ
 いてくる。
 将校が、始末しろ、という。私は
その子を始末した。つらかった。そういうことがなん
 どかあった」といって絶句した。
 もう60年近い前のことを、いまも夢に見る。一市民として企業の中にいたときは記憶
 から消えていた。
 しかし定年退職になって、時間に余裕ができると、この記憶が浮上してきた。娘が
子供
 を連れて実家に遊びにきたとき、とうとう
を抱くことはできなかった。数珠をいつも
 ポケットに入れ、記憶がよみがえると、たとえ電車の中でも数珠を握って黙祷してい
 る。

  「昭和陸軍の研究(上)」  ~孫を抱けない負い目~ 保阪正康  朝日新聞出版

9.16b
 草刈りもきついけれど、それを集めるのも結構たいへんだ。
 草を刈ってから1週間経つと、ちょうど集めやすいように乾燥するか
 ら、先週刈った分を今日集めて堆肥にした。
 草を畑に入れる目的は、石ころだらけの土壌を改良したいから。だから、
 細かい石も頻繁に拾っている。
 今日はトマトの棚を壊して、それを切り刻んだものを堆肥として積み上げ
 たので、手前のものは山盛りになってしまいました。
9.16a  
 国内女子ツアーの「マンシングウェアレディース東海クラシック」は、夜
 見ようと思って録画をしておいた。
 いつも気をつけているのだけれど、御嶽海の結果を知りたくてネットを開
 いたところ、香妻琴乃優勝したとの記事が目に入ってしまった。
 ずっと彼女のことは気にしていて、最近太ってきたようだから心配してい
 たけれど、「週に3回は食べていた」という大好きなラーメンとトンカツ
 を断ち、4キロ減の状態でこの試合に臨んだという。
 確か、今週はウェイト(誰かが欠場すれば出場できる)という立場だった
 と思う。
 結果はわかってしまったけれど、彼女の優勝の瞬間の喜ぶ顔を見たいか
 ら、夕食のあとで録画を再生します。
 
9.15
 4本あるさくらの木のうちの1本が、枯
 れそうな雰囲気だ。
 葉がほとんど落ちて、枯れるのは時間
 の問題と思いきや、一部の枝にをつ
 けている。
 最後に「ひと咲かせる」ということは、
 こういうことなのだろうか?
9.14
 吉田拓郎が「ラジオでナイト」の中で言っていたこと。
 中島みゆきと瀬尾一三は、いまレコーディングのためにLA(ロサンゼルス)に
 行っているそうだが、出発する前に瀬尾から拓郎のところに連絡があり、今ま
 でずっと抱いていた「夢」を実現させましょうとの話だったという。
 その「夢」とは、中島みゆきが「悪女」を歌っているバックで、拓郎がギターを
 演奏するというもの。拓郎も、ことあるごとにそんなことを言っていた。
 例えば東京ドームで、ジョイントコンサートなんかが実現することができれば、
 それはすごいことだ。ジョイントと言っても、ふたりが一緒に演奏するのは「悪
 女」だけで、それ以外は従来の単独のコンサートの進め方でいい。ただ、同じ
 場所にふたりが同時に立つということに意味があるわけだ。
 本当に実現しないかなあ!
 
9.13
 八王子北口の出口の画像です。
 そんなに目立たないけれど、「路上ライブはおやめください」と
 いう表示を見つけた。

 この前に少しの空間があって、時折若者が、ギターを片手に
 して歌っている姿があったが、最近見かけないのにはこういう
 背景があったのだ。

 禁止にした理由はわからないけれど、若者たちの「」をこん
 な形で奪わないで欲しい。

 規制ばかりが先行し、つまらない世の中になってしまった。 
9.12
 選挙があったか無投票だったかは覚えていないが、19歳のときに、850名を擁す
 る労働組合の書記次長になった。
 担当した職場は開発・設計で、いちばん組合活動にはなじめない要素を持った職場だ
 ったから、よく務まったものだと今になってつくづく思う。左の画像の赤旗を持って
 いるのが私だ。
 その当時、東京からオルグに来ていた活動家に、「職業革命家にならないか」と誘わ
 れた。現在の日本の状況を考えると隔世の感があるが、当時は高度経済成長のまっ
 ただ中、組合活動はしょせん「配分闘争」でしかなかったのに、これは「階級闘争」
 であると思い込んでいた。
 「職業革命家」の誘いを断るのに、「大衆の中にいたいから」という理由をつけた。
 なんともかっこいいではないか、と当時は思っていた。
 それが、あるときから、その会社ではなかったけれど団体交渉の会社側の席に座り、
 今は「経営改善」などという、組合活動の延長線上にはない仕事に情熱を注いでいる。
 だけど、いろいろな価値観の中で生き、それぞれの要素を吸収してきたから、今の自
 分の中に、多様な「引き出し」を作ることができたと思っているのです。

9.11
 森友・加計問題、働き方改革法案でのデータ偽造、そして公文書改ざん問題と、
 憲政史上稀に見る不祥事連続の国会の最終日であるこの日、野党は共同して、
 内閣不信任案を提出した。

 この不信任案決議の趣旨弁明
演説を行ったのが、衆院の野党第一党である立憲
 民主党の代表・
枝野幸男議員である。

 枝野による内閣不信任案趣旨弁明
演説は、2時間43分の長きにわたった。この
 
演説時間の長さは、記録が残る1972年以降で、衆院最長記録だという。しかし
 この
演説の特色は演説時間の長さにあるのではない。この演説の特色は、その
 内容にこそあるのだ。

 
演説の内容は多岐にわたる。終盤を迎えた今国会の総括、森友・加計問題でみ
 せた政府の不誠実な対応への指摘、公文書改ざん等に象徴される緩んだ行政へ
 の叱責、不誠実な対応に終始する政権への批判など、だの議員の舌鋒は、この
 長時間の
演説の中で鈍ることはない。そしてなによりもこの演説を特別なものにし
 ているのは、枝野議員が、議会制民主主義とは何か、議院内閣制とは何か、国
 家とは何か、政治とは何かをあますところなく述べるくだりであろう。この
演説は、その正確さ、その鋭さ、そ
 して格調の高さ、どれをとっても近年の憲政史に残る名
演説といってよいものだろう。

 本書籍は、広く関心を集めたこの名
演説を書籍化することで、
  「今の日本の議会制民主主義がどうなっていくのか」
  「本来、議会制民主主義とはどうあるべきものなのか」 の議論の材料を提供することを趣旨としている。


  「枝野幸男、魂の3時間大演説」 ~安倍政権が不信任に足る7つの理由~ 扶桑社  の「まえがき」から

 2時間43分にわたる演説をそのまま書籍にしたものだから、ちょうど「あずさ」に乗っている時間とほぼ一致
 する。だから、片道に乗っている時間内に読み終えた。
 簡単なレジュメだけの、原稿がない状態で、これだけ質の高い演説ができることはすごいことだ。そしてもっと
 すごいのは、Amazonのカスタマーレビュー(★★★★☆)が、128件(今日現在)にも及んでいるこ
 と。

9.10
  二週間前に蒔いたほうれん 
    草
。間引かなくてもいいよう
    に、隙間を空けました。

 先週蒔いた青首大根    →
 今週は5本に、来週は3本に間
 引きます。
9.9b
 今年初めて作りから手がけた白菜を、畝(うね)に移植した。
 「60日」、「70日」、「80日」と、早採りのものから遅採りのもの
 まで、3種類の白菜を各20本ずつ、全部で60本を育てていく。
 植える前の穴には殺虫剤を入れ、植えたあとのの周りにもばらまいた。
 だから、正確には「無農薬野菜」ではないけれど、こうでもしないと、柔
 らかいは格好の餌食になってしまう。
 問題はこの周りの草で、もう少し土が乾いたところで掻き取ります。
9.9a  
 「全米オープン」女子シングルス決勝は、朝起きてすぐ録画しておいたものを、追い
 かけるようにして見始めた。

 セリーナ・ウィリアムズを応援する観客が圧倒的に多くて、さらに、セリーナに対す
 る警告から端を発した、大ブーイングが起こる異様な雰囲気の中で、大坂なおみは乱
 されることがなくよく「我慢」をした。

 いつもなら感情をあらわにして、自分を見失ってしまうことが多かったが、今日の彼
 女は違った。ネットに載っている解説によると、サーシャコーチはメンタルの部分を
 すごく大事にしているコーチなので、彼女に合っているのだという。

 海外で活躍している、大坂なおみや大谷に、毎日勇気をもらっています。
9.8
 黄金色に輝く田んぼの中で、いよいよ稲刈りが始まった。
 驚いたのは、朝まで雨が降っていて、日中でも時々降ってくるのに、稲刈
 り
を行っていること。
 今までの常識ではもっと乾燥しないと稲刈りなんかできないはずだった。
 我が家でも稲作をお願いしているこの家では、大型の乾燥炉を備えている
 から、そんなに天候に左右されることがないのだろう。
 最近長男が帰ってきて、農作業を継いでいる。 うらやましいね。
9.7
 前もって計画したわけではないけれど、たまたま家にい
 るときに、小学校祖父母参観があった。
 2年生の授業は、子供たちが終始落ち着かない様子で、
 先生は頻繁に授業態度に対する注意を与えていた。
 ある女の子なんかは、終始ふてくされた態度で、見てい
 るこっちの方が具合が悪くなるくらいだった。
 私の小学校の時代は、こんな態度を示すと、1メートル
 の竹の物差しの角で、頭を叩かれた。当然たんこぶが
 できることになる。
 今こんなことをしたら、大問題になるだろう。セクハラと
 かパワハラとかが社会問題になっているが、私はこん
 な会の風潮になじめない。 
 保育園の「ふれあいデー」があることを知ったのは朝のこと。
 舜クンが「じいじ来て!」と言うものだから、喜んで参加したわけだ
 が、焼きそばや、フランクフルトや、かき氷を実際のお金を出してそ
 れぞれが買い、射的や、スーパーポールすくいや、輪投げを、これ
 もお金を出して参加する、社会経験の場でもあった。
 準備する方は大変だっただろうけれど、狭い保育園の中が渋滞状
 態になるほどの盛況ぶりだった。
 舜クンが保育園にいられるのもあと半年間。それを思うと一日一日
 が大切なひとときです。 
9.6
 約15年前。1週間ごとに、今週は関東方面、今週は関西方
 面といった具合に、行き先を分けていた。そして、全部車で
 移動していた。
 あるとき、姫路の会社にお伺いすることになった。「何時に駅
 に着かれますか?」という質問に、「自動車で移動します」と
 答えたところ、怪訝そうな顔をされたことを覚えている。車で
 移動するのが、最も効率がいいと当時は思っていた。
 その頃は、朝起きるたびに「なんて健康なんだろう」という実
 感があり、仕事を終えた夕方は充実感に満ちていた。
 そして15年後の今。朝は身体がだるくて、重くて、夕方はこ
 こで動けなくなったらどうしようかと、心配しなければならな
 い状態だ。
 それでも気力を振り絞って動き回るのは、もう特に使命感が
 背景にあるわけではないのだけれど‥‥。

9.5
 昔は定年後の人生はそう長くはなかった。しかし、現在は職場と墓場の間が長い。
 65歳で職場を去ったとしても、あと20年かそれ以上生きる人はざらだろう。何し
 ろ、私たちは「人生100年」の時代に生きているのだ。
 「すぐ死ぬんだから」というセリフは、高齢者にとって
免罪符である。
 それを口にすれば、楽な方へ楽な方へと流れても文句は言われない。「このトシだか
 ら外見なんてどうでもいいよ」 「誰も私なんか見ていないから」 「このトシになる
 と、色々考えたくない」 等々が、「どうせすぐ死ぬんだからさァ」でみごとに完結す
 る。
 ある時、80代中心の集りに出たことがある。その場で思い知らされたのは、
免罪符
 
のもとで生きる男女と、怠ることなく外見に手をかけている男女に、くっきりと二分
 されている現実だった。
 残酷なことに、同年代とは思えぬほど、
外見の若さ、美しさ、溌剌ぶりには差が出て
 いた。そして、
外見を意識している男女ほど、活発に発言し、笑い、周囲に気を配る
 傾向があった。たぶん、自信のなせる業だろう。あの時、
外見は内面に作用すると実
 感させられたものだ。

             「すぐ死ぬんだから」 内館牧子 講談社 からの抜粋です。

9.4b
 2011年に製作され、日本でもヒットした韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」を
 篠原涼子、広瀬すずの主演でリメイクした
青春音楽映画。
 90年代、
青春の真っ只中にあった女子高生グループ「
 ニー
」。楽しかったあの頃から、20年以上という歳月を経
 て、メンバーの6人はそれぞれが問題を抱える大人の女
 性になっていた。
 「
サニー」の元メンバーで専業主婦の奈美は、かつての
 親友・芹香と久しぶりに再会する。しかし、芹香の体はす
 でに末期がんに冒されていた。「死ぬ前にもう一度だけみ
 んなに会いたい」という芹香の願いを実現するため、彼女
 たちの
時間がふたたび動き出す。
               (映画 .com)

 この作品のように、無邪気にはじけていた高校生生活は、
 私には縁遠かった。今年も同級会の招待状が届いてい
 たけれど、参加したくないのは、当時の「力関係」が、私の心の中に、今になっても
 残ってしまっているから。

9.4a  
 保育園で作ってくれた、舜クンのお誕生日の色紙。

 着目して欲しいのは、「大きくなったら…」のコー
 ナーで「はたけめいじんになりたい」と言っている
 こと。
 これは紛れもなく、私の作業を見ているから言
 っているわけだ。
 だけど最近はゲームに夢中で、に来なくなって
 しまったじゃん。
9.3
 先日、トヨタのディラーにオイル交換をしに行ったとき、新型クラウン
 展示されていた。
 もう車を買い換えられない理由はふたつ。
 ひとつはローンが組めないこと。いつ身体が動かなくなるかわからないの
 に、長期のローンなど組めるはずがない。
 もうひとつは、マジェスタの下取り価格が算定できないこと。4.6リッ
 ターの、エアサス装備の、高速道路を滑るように走る11万キロ走行の
 ジェスタ
を、「捨てる」などということは、どう考えてもとんでもないこ
 とだ。

9.2
 雨が降り続いていること、気温が植物の生長に適していることなどから、この1週間はすごい
 勢いでが伸びた。
 先週刈りをしてくれたとのさまが、の伸びに驚いたくらいだ。
 だから昨日と今日、田んぼの土手何ヶ所かの草刈りを行った。
 この時期のの幹は粘り強く、刈り機の刃が当たってもスムーズに切れてくれない。そんな
 こともあって心底疲れた。
 畑はというと、細かいの芽がいっぱい顔を出していて、これをどう処理してから大根や野沢
 菜の種を蒔けばいいのか、悩ましいところだ。
9.1

 アジア大会・サッカー女子の決勝、対中国戦。

 終始押されっぱなしで、5~6点取られてもおかしくなかった展開
 だったけれど、なぜか最後には勝つのではないかとの予感があっ
 た。

 なんといっても、ゴールキーパー山下のスーパーセーブが光る試
 合だった。

 飛んで帰ってきて良かった!