あと あと のあと 2018年11月


11.30
 〈日本国憲法 第九条〉

 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる
戦争
 と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこ
 れを放棄する。
  二 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の
戦力は、これを保持しない。国の
  交戦権
は、これを認めない。

 〈山尾志保里「立憲的改憲」九条追加事項 第九条の二〉

 一項 前条の規定は、我が国に対する急迫不正の侵害が発生し、これを排除するため
 に他の適当な手段がない場合において、必要最小限度の範囲内で
武力を行使すること
 を妨げない。

 二項 前条第二項後段の規定にかかわらず、前項の
武力行使として、その行使に必要
 な限度に制約された
交戦権の一部にあたる措置をとることができる。

 三項 前条第二項後段の規定にかかわらず、第一項の
武力行使のための必要最小限度の戦力を保持することがで
 きる。

 四項 内閣総理大臣は、内閣を代表して、前項の
戦力を保持する組織を指揮監督する。

 五項 第一項の
武力


 理想を書くべきか、現実を書くべきか

 
山尾 立法的改憲案の一部として、自衛権を統率する九条の条文を発表しました。
 条文を作成するうえで、もっとも葛藤を感じた点があります。それは、理想と現実をどのように共存させ、条文
 として書き込むのか、ということでした。

 
憲法論議において、「護憲派」と呼ばれる人たちには、これまで理想を尊ぶあまり、現実から目をそらし続けて
 きたという側面が否めません。
戦力不保持・交戦権否認という美しい目標を死守することのみを優先するがあま
 り、自衛権が現に存在する以上、それを統制しなければならないという、
憲法の本来的機能に意を配らなかった。

 その隙間をつくように自衛権の範囲は拡大を続け、2015年の安保法制によって集団的自衛権すら行使可能と
 され、
憲法上自衛隊の発動は制御不能に陥ってしまいました。

 他方で、そういった「護憲派」の人たちの考え方を「ただの理想主義者だ」と批判しながら、自衛隊明記を試み
 る「安倍
改憲」があります。(中略)
 そこで、私は理想を現実と混同せず、むしろ両者を両立させる
九条案を作ろうと思いました。これが今回の九条
 案のコンセプトの一つです。
               「属国の九条 ゴー宣言〈憲法〉道場 Ⅱ 黒帯」  毎日出版 からの抜粋です。

 自衛隊が現実として存在し、それを解体するなどということは不可能なことであるなら、その自衛隊をコントロ
 ールできる憲法にしようという発想です。
 これなら、「護憲派」の人たちも「改憲派」の人たちも、受け入れられることができるのではないかと思うので
 すが?

11.29
 ちょっと「嫌」なことがあると、それをいつまでもくよくよと抱え込んで、落ち
 込んでしまうのが私の悪いところだ。

 昨夜長男からあったメールは、「舜クンの入学前の健康診断に行ったところ、
 力
がC判定だった」というものだった。あれだけ頻繁にゲームをやっていれば無
 理だ。

 家に帰ると、「スマホを貸してください」と舜クンがやってきてゲームを始める。
 いいことではないと思っていたけれど、それを止めることができなかった。親が
 スマホ
を片時も離さない状態なのに、子供だけ制約することはできないではない
 かというのがその理由だった。

 母親がいない子供たちに、本人が自覚できる愛情を注ぐのが、私にできることだと思っていたけれど、それは思
 い上がりだったのかもしれない。
 
11.28
 来春、特急「あずさ」の自由席がなくなり、全席指定席になる。常磐線の
 「ひたち」や「ときわ」と同じパターンだ。

 私もよく利用するが、夕方の通勤時の自由席は、座る席がないほどの混み
 ようで、その3分の2くらいの乗客が、立川や八王子で降りてしまう。だ
 から車掌さんは、短時間のうちに検札しなければならず、気の毒なくらい
 だった。

 全席指定席ならば車掌さんは楽になるかもしれないが、直前に乗り込む私
 などは、席が取れない可能性が高い。そして行楽のシーズンなどに、自由
 席が満席だけど立っていればいいという乗り方ができなくなってしまう。
 ひとつのことが便利になると、一方では不便さが生じてしまう、これは何事にも共通して言えることです。
 
11.27
 いつものように彼氏に電話をかけた麻美は、スマホから聞こえるまったく聞き覚
 えのない男の声に言葉を失うが、声の主はたまたま落ちていた彼氏のスマホを拾
 った人物だった。
 彼氏が落とした
スマホが無事に戻ってきたことに一安心する麻美だったが、その
 日から麻美の日常は一変する。

 まったく身に覚えのないクレジットカードの請求、それほど親しくない友だちか
 らの執拗な連絡……それらは麻美のさまざまな個人情報が彼氏の
スマホからの流
 出を疑う事象の数々だった。

 一方その頃、ある山中で若い女性の遺体が次々と発見される事件が起こる。すべ
 ての遺体には、いずれも長い黒髪が切り取られているという共通点があり……。

                             (映画 . com)

 本当は「鈴木家の嘘」を観たかったのだけれど、配給ルートの関係で上映されて
 いる映画館が少ない。
 そこで、あまり期待せずにこの映画にしたのだが、それを裏切られる面白さだっ
 た。 それにしてもSNSというのは怖いぞ! 

11.26
 「この発熱コットンの肌掛けなら、『ひと晩中、
 ポカポカ』、保証します」という宣伝に惹かれ
 て購入したけれど、いかにも使い勝手が悪い。

 使い方としては、この上に掛け布団を1枚重ね
 るようにとのことだが、薄すぎるため、チビた
 ちの寝相に追従できず、蹴っ飛ばされて、隅っ
 こで丸くなってしまうのだ。

 使わないようにしようと思ってみたが、掛け布
 団
よりも値段が高いものだから、なんとか活用
 できないものかと考えるのが自然な流れ。
 そこで行ったのは、掛け布団と縫い合わせてしまうこと。おばあさんの裁縫箱を取り
 出して、慣れない手つきで運針をしたのが左の画像。 効果の確認はこれからです。
 
11.25
 ネギを植え替えた。畑でそのままにしておくと、土が凍ったときに、引き
 抜けなくなってしまうからだ。
 去年も今年も、ネギの出来がよくなかった。途中で細ってしまい、やがて
 枯れてしまうものがたくさん出てしまった。
 お隣のご主人に相談したところ、それは害虫がついたからだとのことだっ
 た。
 ネギに消毒するなんて考えてもみなかったけれど、またひとつ勉強をし
 た。 
11.24b
 吊してあった干し柿を取り入れて、日干しを始めました。
 こうやってお天気のいい日に外に出して、1週間程度乾燥させると、冬い
 っぱい長持ちする干し柿が出来上がります。

 篭に並べられているものを試しに食べたところ、なんとも表現しようのな
 い自然の甘さがしました。
 まだ乾燥する前の干し柿は、中がとろとろしていて、これはこれで美味し
 いです。   
11.24a
 おじいさんが植えた富有柿が、今年初めて実をつけました。
 2本植えたうちの1本は枯れてしまったのですが、根がついた方に、ふた
 つ実をつけたのです。

 気が付いたときは、ひとつは落ちてしまっていて、もうひとつは熟柿にな
 っていたために、味を見ることはできませんでした。

 「桃栗三年柿八年」と言われていますが、おじいさん富有柿の苗を農協
 に頼んだときは、もう身体が弱って外には出なくなっていたため、何を考
 えているのだろうと思ったものです。

 でも、それから5年以上経ちますから、富有柿が芽を出したときから数えると、すでに8年経っているのかもし
 れません。
 富有柿は、ネットで注文したものの皮を剥いて持って行ったところ、おじいさんはベッドの上で、うれしそうに
 食べていました。 今日は、おじいさんの3回目の命日でした。
 
11.23b

勤労感謝の日 

 今年の大根は出来がいい。
 見栄えをよくするために、大きい奴ばかりを選んで並べたということ
 もあるけれど、それでも見事な大きさだ。
 しっかり根を張っていて、引っこ抜くのがたいへんでした。

 発泡スチロールの箱に並べて、間に籾殻を入れました。
 これで、来年の春まで保管することができます。
11.23a

勤労感謝の日 
 
 昨日から庭屋さんが入っていた。
 3人がかりだったから、今日の午前
 中には作業が終了し、残されたのは、
 おびただしい量のっぱでした。

 いつものように束ねて土手に並べ
 たけれど、これは明日も続きます。 
11.22
 沖縄の南部戦線では洞窟の中に戦闘員と一般住民が雑居状態になった。子供が泣き負傷
 者がうめく。すると、敵に陣地が暴露されるという理由で、泣きわめく子供を殺害した
 り負傷者を毒薬で措置するといった残酷な光景がいたるところで見られた。敗残の心理
 もはたらいて、まさに弱肉強食の極限状態がくりひろげられたのである。
戦場では、子
 供や老人や婦人や負傷者といった弱いものから順に犠牲になっていった。こうした人間
 性の崩壊という現象が
戦場の真の悲劇をもたらしたのだった。

 このような事実は、究極には、
昭和陸軍が真に国民を守るための軍隊だったのか、とい
 う厳しい問いをつきつけている。
昭和陸軍は、その末期には明確な方向を失い、兵士個
 々の人のモラルを問うというかたちになったということである。そのときに露呈してき
 たのは、昭和陸軍は「なぜわれわれは戦うか」「この戦争の意義は何か」といった根本
 的な理解が兵士のレベルでは十分行われていなかったという事実だ。
 兵士たちは、与えられた
戦場で、やみくもに戦って死んでいくという役割だけを押しつ
 けられていたのである。実は、
昭和陸軍の内実はそれほどまでにもろかったといってい
 いだろう。

 もし本土決戦が行われれば、沖縄で見られた光景が日本各地で繰りかえされたというべきであろう。本土決戦の
 態勢とはこのようなあやふやな方針ですすめられていたのである。
日本陸軍の建軍以来の矛盾は、昭和20年の
 段階では完全に露呈していたといっていいのだ。

       「昭和陸軍の研究 下」  保阪正康 著    朝日新聞出版  からの抜粋です。 

11.21
  JR津田沼駅の近くで、ときどき易者を見かけるので、一度手相をみてもらいたいと
 思っていた。
 若いときに手相をみてもらったときに言われたことはふたつ、ひとつは生命線が長い
 こと。もうひとつは、歳をとってからはお金には困らないということだった。

 「健康不安があるのですが」と言って座ってのひらを差し出したところ、私の年齢
 を当てたから、これはただ者ではないなと一瞬思ったけれど、次に出た言葉は「泌尿
 器系」に気をつけてくださいということだった。私くらいの年齢の人には、「泌尿器
 系」不安はつきものだ。

 懐疑心を持って相対する私がいけなくて、だったらみてもらわなければいいのだけれ
 ど、手相の上では長生きをすると保証されました
11.20
 上野から土浦に向かう常磐線の特急「ときわ」が牛久駅に近づいた
 あたりで、突然「急停車します。ご注意ください」という、あらか
 じめセットされていたと思われる、自動音声の車内放送が流れた。
 そして「ときわ」は、そんなに急ではなかったけれど停車した。

 その後の車内放送では、先にある踏切で自動車が立ち往生し、停止
 ボタンが押されたということだった。
 ちょっとタイミングがずれれば衝突したことも考えられるが、旅を
 していればいろいろな場面を体験することになる。
11.19
 昨夜は、チビたちをシャットアウトし、早めにベッドに横になった。
 この1週間くらいは、夜中に3~4度も目が覚めてしまうのに、昨夜は1
 回だけで、気が付いたら、琉クンが起きる6時半を過ぎていた。

 まだ寝ぼけ眼の琉クンに、「具合が悪いから送れない」旨を伝え、再びベ
 ッドに入り、舜クンの保育園への送りもやり過ごした。

 起きると、体調は大体わかるけれど、どうやら悪い状態から抜け出した
                  感じです。
 画像は、茅野駅で見かけたお座敷列車、横谷温泉へのツアーに出会ったものです。
 
11.18
 昨夜のブログの「やきとり屋」は、「とのさまのお兄さん」の間違いでし
 た。失礼いたしました。

 先週、元善光寺に行ったのは、
 人形を見たいからでしたが、もう何
 年か前に、「まつり」はなくなっ
 てしまったとのことでした。画像は、
 その時に撮影したものです。

 体調は相変わらず悪くて、とにかく
 身体が冷え込んでいます。原因がわからないから不安です。だから今夜も
 早く布団に潜り込みます。
  
11.17b
 昨夜の「ドキュメント72時間 ・3333段 日本一の石段の先には」
 は、熊本県にある、全長2.1キロ、頂上まで3333段という、日本一
 の段数を誇る石段を紹介したものだった。

 大人が普通に登って1時間半もかかるというこの石段に、様々な理由から、
 あえて苦しいことにチャレンジしようという人たちが集まってくる。
 「釈迦院御坂遊歩道」と称する、この石段の脇に並んでいるたくさんの石
 碑の中には、アメリカやカナダの人たちから寄付されたものもあった。

 それにしてもこんなものをよくも作ったものだ。ぜひ登りたいとは思わないけれど、機会があれば行ってみたい
 場所だ。
 
11.17a
 とのさま(長女の婿)のお兄さんが、昨日、箕
 輪町に「やきとり屋」さんをオープンさせた。

 11月にオープンすることは前々から聞いてい
 たので、開店日にはお花を贈りたかったのだ
 が、それを聞いたのは前日の木曜日のこと。
 なんだか、内緒にしておいて、驚かさせたか
 ったようだ。

 東京ではお花の手配ができなかったので、と
 のさまにお願いして対応してもらった。
 写真(とのさま提供)で見る限り、感じが良さそうなお店だ。 どうぞご贔屓くだ
 さい。
 
11.16  
 10年くらい前から、いびきの音が大きいことは薄々感じていた。
 3年くらい前に義妹から、睡眠中に「お兄さんの呼吸が止まることがあったから、
 何秒くらい止まるのかを数えていた」という話も聞いていた。

 朝目が覚めると、口の中がカラカラになっているから、鼻が詰まるので口で息を
 していることも自覚していた。だけどまだそれほど深刻には考えていなかった。

 ところが、昼神温泉に宿泊し、3人で一つの部屋に雑魚寝をしたときのこと。私
 の隣に寝ていた人が、いびきの途中で私のがあまりにも長い間止まるから、心
 配になって身体を揺り動かしたというのだ。まさしく睡眠時無呼吸症候群の症状
 だ。

 どう対応すればいいのかを、月末にかかりつけ医に通院したときに相談しようと思っているけれど、またひとつ、
 現実的な健康不安が増えたことになる。
 
11.15
 パワーハラスメントとは、同じ職場において、職務上の地位や人間関係の優位性
 を背景に、適正な業務を超えて、精神的身体的苦痛を与えることを言います」

 「
パワハラは上司から部下だけでなく、部下から上司に対して行われるものもあり
 ます」

 「これだけは申し上げておきます。(注意をしたのは)それは、あなたを見捨てず、
 育てようとしたからです。覚えておいてください。間違ったことをしている人間に
 注意すらしないことを、見殺しと言います。その方がよほど残酷で、無慈悲な
パワ
 ハラ
です」
   「ハラスメントゲーム」  井上由美子  河出書房新書 からの抜粋です。

 「人気脚本家・井上由美子、待望の小説デビュー作!」という触れ込みだけど、ま
 あまあストーリーの展開は面白い。テレビ東京でドラマ化されているようだが、
 「娯楽番組」としては適しているのだろう。

 「コンプライアンス室長に任命された主人公が、部下とともにセクハラパワハラ
 
等々さまざまな難題に立ち向かう痛快エンタメ企業小説」という広告の表現の通り、エンタメ(軽い読み物)そ
 のものだ。 現実の企業におけるハラスメントの現実は、いろいろな意味でもっと深刻なのだろう。
 
11.14  
 翌日になって、昨日のブログを書いている。こんなことも珍しいのだが、昨夜はブログを
 書く気力すらなかった。

 背骨を骨折してから3年目の冬を迎えた。これだけ寒くなると、背骨というよりも、その
 脇にある背筋が硬くなってしまうようで

 昨日の朝は、胃がしくしくとくて、朝は駅そばでごまかしたものの、昼食は採ることが
 できなかった。そして移動の際のラッシュアワー。

 東京駅から八王子まで移動した中央線の快速はすし詰め状態で、立っているのがやっとの
 状態だった。
 そんないろいろなことが重なって、すこぶる体調がすぐれないのです。 
11.13
  白菜がまるまってきました。
    真ん中の畝は大根、その向こ
    うは野沢菜。
    秋野菜は順調です。

  エンドウが芽を出し始めまし
  した。
  あまり大きくなりすぎると、冬の
  寒さに耐えられないから、これか
  らが勝負です。
 
11.12
 第十三番   大吉

   あなたの元に集うをつなぐ架け橋になりなさい。
   あなたは人をひきつけ一つにまとめる力がある。
   一人ではできないことも
を集め成し遂げなさい。
   どんな困難もあなたがいれば乗り越えられます。


 「」という表現に少し抵抗があるけれど、おみくじで大吉が出たのは久
 しぶりのことではないかな?
 
11.11b
 昼神温泉の「清風苑」に来ている。

 高校を卒業して初めて配属された職場の先輩ふたりと、一泊の小旅行だ。
 その職場は「部検(部品検査)」と言って、部品の受け入れ検査を担当す
 る部門だった。

 当時、電気部品を担当していた4名のうちひとりは早く亡くなられて、残
 った3人の交流をたびたび行っている。

 温泉にゆっくり入り、これから夕食に臨むところ。こんなのんびりした気分を満喫するのは、何年ぶりだろうか。
 
11.11a
 午前中はチビたち孝行をするために、駒ヶ根の「JAまつ
 り」の会場に行った。

 掲示されていた琉クンの習字を見てから、朝食代わりの肉
 うどんを食べた。
 それから、500円のくじ引き、射的、トランポリンをま
 わって歩き、宝投げに大騒ぎして参加し、最後は「手裏剣
 戦隊ニンニンジャー」のショーを見た。
 チビたちは大喜びだったけれどじいじはいささかお疲れだ。    
11.10
  柊弥クンの2歳の誕生日
  は11月の8日だったから、
  みんながお休みだった土
  曜日の今日、箕輪町の料
  亭でお祝いの宴を催した。
  私からのプレゼントは、室
  内に設置するジャングルジ
  ム。
  我が家のチビたちも、ずい
  ぶんお世話になったもの
  です。
 さあ、元気よく動き回って、寒い冬を乗り越えようね!  
11.9
 大阪万博の開催が翌年に控えていたから、確か1969年。私がまだ19歳のころ、
 名古屋に住んでいた女の子と文通をしていた。まだメールなどという便利なものがな
 かったから、手書きの手紙のやり取りであった。

 何で知り合ったかというと、とある月刊誌で彼女がペンフレンドの募集をしていて、
 私がそれに応えたことがきっかけだった。私と同い年で看護婦さんをしていた。

 あるとき差し出した手紙で、「来年の万博に一緒に行こうよ」と呼びかけたところ、
 「まだそんなに先のことはわからない」という内容の返事が来たと思う。
 そしてそのあとしばらくして、文通は自然に途絶えていった。 だから写真で顔を見ただけで会ったことはない。
 何年か前に、その住所に年賀状を送ったところ、「宛先不明」で帰ってきてしまった。そしてそのあとしばらく
 経ってから、保管してあった手紙の束を焼却炉で燃やした。
 このように、「青春」の思い出というものは、いつの場合でもほろ苦いものだ。
 
11.8
 茨城県の土浦から上野に向けて走っている、東京上野ラインの車内で
 読んでいた新聞のテレビ欄で、今夜東京ドームで、MLBオールスタ
 ーチームとジャイアンツの試合があることを知った。

 秋葉原の駅のコインロッカーに荷物を置いて、駆けつけた東京ドーム
 ではすでに試合が始まっていたが、どの席のチケットも当日券が残っ
 ていた。

 ゲットした「エキサイトシート」は、バックネットの前から17列目
 という
 最高の場所。松井秀喜が、ヤンキースのユニフォームを着て、一塁のコーチボックスに立っています。
 
11.7  
 「ジャパネットたかた」は、インターネット時代を先取りしたビジネスモデル。
 高田前社長の際だった個性が、企業をここまで発展させた。

 一方では、家電製品を中心として、販売すればするほどメンテナンスの負担が増え
 るのではないかとも思うのだが、それは余分な心配だ。

 今私がはまっているのは、ビジネスとは直接関係がないけれど、テレビショッピン
 グのMCを担当している丸尾詩織さん。今どきこんな表現をすると「セクハラ」に
 なってしまうかもしれないが、彼女の輝くような笑顔におじさんは癒やされている。
 
11.6
 アメリカの銃社会に風穴を開けた「ボウリング・フォー・コロンバイン」や医療問題
 を取り上げた「シッコ」など、巨大な権力に対してもアポなし突撃取材を敢行するス
 タイルで知られるドキュメンタリー監督の
マイケル・ムーアが、アメリカ合衆国第4
 5代大統領
ドナルド・トランプを題材に手がけたドキュメンタリー。

 タイトルの「華氏119(原題:Fahrenheit 11/9)」は、
トランプの大統領当
 選が確定し、勝利宣言をした2016年11月9日に由来。ムーア監督の代表作であ
 り、当時のジョージ・W・ブッシュ政権を痛烈に批判した「華氏911(Fahrenheit
 9/11)」に呼応するものになっている。

 2016年の大統領選の最中から
トランプ当選の警告を発していたムーア監督は、
 ランプ
大統領を取材するうちに、どんなスキャンダルが起こってもトランプが大統
 領の座から降りなくてもすむように仕組まれているということを確信し、
トランプ
 統領を「悪の天才」と称する。

 今作では、
トランプ・ファミリー崩壊につながるというネタも暴露しながら、トランプを当選させたアメリカ社
 会にメスを入れる。
                               (映画 . com

 全編、ドキュメンタリー映像で構成されているから、迫ってくる迫力が真に迫っている。
 民主主義が根付いていると思っていたアメリカでも、かなりひどい部分があることを知らされた。
 これで、今夜投票が始まった中間選挙の結果を、少し違った目で見ることができるだろう。
 
11.5
 毎朝、これくらいの量の柿のが落下するので、家にいるときは、これを
 竹箒で掃いて集めるのが日課になっている。
 これが土の上だったら掃きにくいのだが、幸いアスファルトを敷いてある
 上なので集めやすい。
 ただ、柿の木の根元は花壇になっていて、そこにも落ちが落ちている
 のだが、その部分については毎朝集めるのが難しい。
 そこは、もっと寒くなって、が全部落ちてしまってからの作業だ。 
11.4












 昨日と今日は、東伊那公民館の文化祭でした。 よくも毎週、いろいろな行事があるものです。
 
11.3

文化の日
 
 ずっと気になっていたけれど、なかなか手が回らなかった庭の取り。小
 さなかきで、少しずつ掻きました。

 左側がBeforeで、右側がAfterですが、ここは家の北側で日が差さないため
 に、からが離れません。そのために、掻き取ったを踏みつけて、
 
を落としたところです。

 寒くなれば、自然に枯れてしまうから、を生やしたままでもいいかもし
 れませんが、几帳面すぎる性分が、それを許してはくれません。

11.2

 今年から来年にかけての冬休みの「宿題帳」に、琉クンの
 工作の画像が採用された。

 「信濃教育会」からお礼のお手紙が届いたので、てっきり
 表紙の絵かと思ったが、そうではなくて、裏表紙に掲載さ
 れていたのだった。

 それでも長野県の小学校で使われる「宿題帳」だ。そこに
 載るだけでもすごいことだ。

 頑張ったね。 琉クン! 
11.1b
 昨年に引き続いて、ポール・マッカ
 ートニー
の東京ドーム公演に行った。
 「レット・イット・ビー」にはスマ
 ホを点灯させて応え、「ヘイ・ジュ
 ード」は大合唱で盛り上がる。

 6時半過ぎに始まって、アンコール
 も入れて3時間以上歌い続けるポー
 ル
もすごいが、午前中歯医者に行っ
 てから、そのあとに東京ドームまで駆けつける私のエネルギーもすごい。 

11.1a  
 月曜日に植えた「春キャベツ」17本。
 この冬を乗り越えて、来年のになると大きく育ち始めます。

 そのためには、厳しい寒さに絶えなくてはならないのですが、この野ざらしのままで、何も手
 伝ってあげることはできません。

 になって雪が降らなくなると、モンシロチョウがやってくる前に、寒冷紗で覆いを掛けます。
 だから、葉っぱに穴がひとつも空かずに育つようになるのです。

 エンドウの種を蒔いたし、これで、今年の畑作業は一段落しました。