あと あと のあと   2018年 6月

6.30

 ヤマボウシは、結局ネットで注文した。なんだかんだ言
 っても、やっぱりネットは便利だ。

 畑の隅に植えたこのヤマボウシは、源平ヤマボウシの
 「夢心」という種類で、白色の花がだんだんと紅色へと変
 化していく品種。一本で白の花が楽しめるユニークな
 ものだ。
 苗の背丈は80センチくらい。価格は2800円でした。

 梅雨が明けたというけれど、まだ土は湿っているから、き
 っと根付いてくれることだろう。
6.29
 大手居酒屋チェーン「山背」に就職し、繁盛店の店長となって張り切っていたはずの健
 介が突然、自ら命を絶った。
 なぜ彼の辛さをわかってあげられなかったのか―恋人の千秋は悲しみにくれながらも、
 同じく息子の死の真相を知りたいと願う健介の両親と協力し、「労災」の認定を得るべ
 く力を尽くす。
 だが「
山背」側は、都合の悪い事実をことごとく隠し、証拠隠滅を図ろうとするのだっ
 た。
 千秋たちはついに、大企業を相手にとことん闘い抜くことを誓う。
  
                   (KINOKUNIYA WEB STORE の書評から)

 つい先日から、彼女が書いた小説「ダブルファンタジー」がドラマ化され、WOWOWで
 の放送が始まった。
 私の村山由佳に対するイメージとしては、男と女の心の機微に触れるやり取りを描く作
 家だと思っていたが、このような「社会派」の作品も手がけるのだということを今回認
 識した。
 そもそもこの手の小説が嫌いではないものだから、ついついのめり込んでしまった。

6.28  
 八王子の「ユーロード」に、七夕飾りが飾られた。
 この道路は、八王子駅から放射状に広がっている道路で、私が客引きを
 問題にしている道路のひとつ北側にある。

 七夕は、一般的には7月7日であるが、私の故郷では、月遅れの8月7日
 がそれに充てられていた。
 子供の頃は、竹藪から手頃な竹を採ってきて、そこに短冊を飾り付けたも
 のが、もうずいぶん長い間七夕飾りを作っていない。
6.27
 中島みゆきの初期のオリジナル・アルバム18作品が、リマスターの上、
 高音質HQCDで発売されているから、それが欲しかった。
 となると、今のブルーレイのレコーダーでは能力不足だからと、CDプレー
 ヤー
を購入しようとした。

 あわせてヘッドホンを手に入れたかったのは、今はじっくり音楽を聴
 いている余裕はないけれど、チビたちにテレビを独占されていても、
 同時に音楽を聴くことができる条件を作りたかったから。そして、年
 相応の聴力の衰えもあるから、繊細な音を聞き取るには、ヘッドホ
 ン
がふさわしいと思った。

 Amazonや楽天やYahoo!などのネットショップからは、できるだけものを買いたくないから、まあ大きくは同じ
 ことなのだろうけれど、地元にある電器店を使いたいと思い、ふたつをヤマダ電機に取り寄せてくれるよう
 に依頼した。
 そして2週間が経ったが、何も連絡がなかったので、こちらから電話をかけた。その回答は、ヘッドホンは入荷し
 ているが、CDプレーヤーは納期が未定だという。そして週明けにメーカーに確認したところ、8月末にならない
 と納入されないというのだ。

 私は、「ヤマダ電機の公式通販サイト」には在庫があるから、それを取り寄せてください」とお願いした。しか
 し、それは「ネットのお客様用」のもので、お店では手が出せないのだという。
 おかしな話だけれど、こんなことをしていたら、地方にある電器店は衰退していくばかりだ。もし今回Amazon
 から購入したならば、ほとんど翌日くらいには届いていたわけだから。

6.26  
 白内障手術の1週間前の検査・説明を受けるために、池袋の眼科医に通院した。
 すでに手術を受けたことがある人たちは簡単だった言うけれど、説明を受けた内容
 は結構たいへんなことだ。
 まず手術当日は、朝から始まって、退院できるのは午後4時半頃になるという。そし
 て、洗顔と洗髪と飲酒が許可されるのは、1週間後の検査を受けてからだ。
 それ以降も通院しなければならないが、病院の予定と私のスケジュールが、ジグソ
 ウパズルのピースがぴったり合うように一致したのは、何か見えない力が助けてい
 てくれているように思えた。
 ここにきて急速に視力が衰えているのを自覚していたが、検査の結果、左目の視力
 は0.4しかなかった。
 だから、この手術のタイミングは、適切な判断だと思っている。 
6.25b  
 熱海五郎一座の「船上のカナリ
 アは陽気な不協和音」は、チケ
 ットが発売された日に確保して
 おいた。
 私が確実に行くことができる
 曜日
は休演が多くて、今日だけ
 が月曜日の公演だった。
 できるだけ早くスケジュールを確定
 したいのには、こんな理由もあります。目の前で小林幸子がジャズを歌っ
 ているのに、ぼやけてよく見えないのです。手術によって、これがきっと
 改善できるのでしょう。

6.25a
 サッカーW杯・セネガル戦は、0時からテレビ中継を見
 始めたのだけれど、後半で、セネガルが1点を取ったと
 ころで見るのを止めてしまった。
 朝、8時台のあずさに乗らなければならないという事情
 があったが、途中で諦めてしまうのは私の悪いところ
 だ。
 朝になって、スマホのニュースを恐る恐る見たところ同
 点になっていた。そんなわけで、いいところを見逃しち
 ゃいました。
 畑岡奈紗の試合も気になっていたけれど、WOWOWで中継されていたのは同
 時刻。これも、優勝する瞬間を目にしたかったです。
 
6.24
 このピンク色をした、ちょっぴり色っぽいものは、バッテリー式の噴霧機。野菜を
 毒
するときに使うやつだ。きのうJA(農協)で買ってきた。
 今まで使っていたやつは、金属製の小型の手動のもので、私が野菜を作り始めた
 ときに買ったのだけれど、手であおっているときにしか霧が出ないため、そのうちに
 引っかけている肩が痛くなり、十分な作業ができなかった。
 この電動式のものは、楽な上にノズルがふたつ付いているので、葉っぱにまんべ
 んなく当てることができる。
 午前中は露が残っているので、少しの間は晴れが続くという天気予報を前提にし
 て、夕方、主な野菜の消毒をしました。
6.23b   
 スイミングクラブの参観日は、プールサイドに入ることができて、写真撮影
 も許される。
 何回か前に、担当の萌コーチが、その日だけ違うクラスを担当しなければ
 ならなかったときに、舜クンは悲しくて涙ぐんだ。
 もう実力的には上のクラスに行かれるのだけれど、マインド面が心配だと
 萌コーチも言っていたけれど、舜クンは今の「水に慣れる」クラスから、本
 格的に泳ぎを習うことができるクラスに移ることになりました。
 「じいじは今度は反対の所から見ていて」と言っています。
6.23a  
 今日は午後から雨が降るから、やるべきことは午前中に済ませなければ
 ならない。そんなことを思っていると、5時前に目が覚めてしまう。
 あまり早いと、草刈り機の音が近所迷惑だからと、5時半まで布団の中で
 じっとしていた。
 昨夜は、チビたちとトランプをしたあと寝かしつけて、それから本を読み出
 したので、眠りについたのは0時半頃だと思う。だから、4時間くらいしか
 眠っていないわけだ。それでも、気持ちが張り詰めているのだろうか、全
 然眠くならないから不思議だ。
 トマトが実り始めました。これは黄色いトマトです。ひとつつまんで食べた
 けれど、甘くて最高のおいしさです。

6.22b  
 aiboがやってきた。
 チビたちが性別をメスに決めて、名前を「プーちゃん」とつけました。
 
 思った以上になめらかな動きをして、子供たちには高級すぎる「おもちゃ」
 だ。

 AIを搭載しているから、これがどのように育っていくのか楽しみです。
6.22a
 「クールビズ」とやらで、首都圏でネクタイをしている人の姿は、ほとんど見
 かけることがない。
 その中で私がこの季節もネクタイをし続けているのは、特に上着を羽織った場
 合に、襟がはだけて気持ち悪いからというのがその理由。
 一方では、夏にネクタイをしないのなら、冬だってしなくてもいいではないか
 と、思ったりもするわけだ。
 今週は、月曜日は午後からだったけれど、5日間仕事をした。東京を中心に、
 五つの県を渡り歩いて、今やっと帰路についたところ。
 雨に恵まれた野菜たちは、大きくなっているだろうか?
6.21  
  公権力の不正や構造的な腐敗の疑いと向き合って、事実を掘り起こし、裏付け取材
  を重ね、
報道機関の責任において疑惑や問題点を報じる。今回の一連のスクープに
  は、そうした「調査
報道」に区分されるものが多い。当局の情報に依拠できない分、
  小さなミスが命取りとなり、信頼性を失う恐れがある。緊張を強いられるが、権力監
  視の役割を果たすには欠かせない
報道のあり方である。

  財務省はなぜ国有地を格安で売却し、文書の改ざんによって何を
隠し、何を守ろう
  したのか。

  国家戦略特区で獣医学部新設が認められるまでの手続きは、真に
公平・公正なもの
  だったか。

  本書は、支えとなってくださったみなさまへの「
中間報告」とも言える。現場で悪戦
  苦闘する記者たちの息づかいを感じていただければ、幸いである。

                                (まえがきから)

 午後7時過ぎ。それは、女性の声だった。
 「豊中市野田区の国有地が、ある学校法人に売却されたらしい」
 2016年秋。朝日新聞大阪本社豊中支局の電話が鳴り、支局長の吉村治彦が受話器を取った。

 電話の向こうの
女性は、豊中市民だった。吉村は何度か電話で取材したことがあった。何が腹立たしそうに、
 性
はこう問いかけた。「財務省が売却価格を公表していないんです何かおかしくありませんか 」。

   「権力の『背信』」  ~「森友・加計学園問題」スクープの現場~  朝日新聞取材班 からの抜粋です。

6.20
 新日本プロレスの「G1クライマックス」最終戦は、8月12日に日本武道館で
 行われる。
 私ととのさまのチケットは、会員の先行予約で確保してあったが、その後次女
 が行かれることになったから、そのチケットを購入しなければならなかった。
 その発売日が、今日の10時だった。
 朝、お客さんの会社に入ったときに、10時から5分間休憩をいただきたい旨を
 伝えておいた。そして10時ジャストにローソンチケットのサイトにログインし
 た。
 そのときすでに、アリーナ席も完売になっており、残っているのは2Fスタンド
 席のみになっていた。
 その席も、昼休みにアクセスしたときには「予定枚数終了」の表示。 新日本プロレスの人気はすさまじい。

6.19  
 飲み会が始まる前から、21時からはサッカーを見ると宣言をして、ホ
 テルのテレビにしがみつくようにして観戦していた、対コロンビア戦。

 圧倒的な劣勢が伝えられていたし、相手にレッドカードが出て、1人
 少ない状態で、やっと戦力的には互角だという雰囲気だった。
 
 その日本チームが、後半戦になるとはっきりわかるような攻撃的な
 展開にチェンジし、その結果として2点目をもぎ取った。

 ワールドカップとなると、勝ったときの喜びが違う。
6.18  

 最近は、あずさに乗り込んで本を読み出すとすぐに眠たくなって、読書が長続きしない。
 茅野駅から乗り込んで、甲府駅に着く前にウトウトが始まり、八王子駅に近づいたとい
 う車内放送を、夢の中で聞いている。
 
 夢の中では、今日お伺いする会社がどこにあるかわからないまま、次に到着する駅で
 降りようとするのだが、手足が金縛りに遭ったように動かない。
 
 こんな時の私は、どんな表情をしているのだろうか?

6.17b  
 今年のナスは調子がいい。
 よく成長して背丈も高く、いっぱい花が咲いて、早いものはもう実をつけて
 いる。
 
 キュウリだけ状態がよくないけれど、トマトピーマンをはじめとしたほか
 の野菜たちは順調だ。
 野菜作りの難しさを、年を重ねるごとにだんだん感じている。
6.17a  
 エンドウの畝(うね)を解体しよう
 としたところ、打ち込んであった
 支柱が抜けない。 
 仕方がないのでを掘ったとこ
 ろ、下の方はのように堅く固ま
 っていた。
 右の画像に、支柱が刺さってい
 た跡が見えます。
 何が原因かわからないけれど、
 こんなことは初めての経験。

6.16b  

 百花繚乱。

 家の周りを、いろいろな色をしたタチアオイの花が取り囲んで、見事だ。
 
 明日は、去年感動してくれた叔母さんを呼んで、「お花見」をします。
6.16a  
 今朝、畑に行ってショックだったのは、ジャガイモの葉っぱが無残な状態
 になっていたこと。
 1週間前は青々としていたのに、茶色に枯れて、みずみずしさが失われて
 しまった。
 農協に行って相談したところ、ボルドー液で消毒するようにと言われたの
 で、噴霧器で1000倍に薄めた液を散布した。
 ただ、病気が広がるのを抑えるだけで、枯れてしまった葉は元に戻らない
 というので、今年のジャガイモは期待できそうにない。
6.15
 誰も信用してくれないけれど、以前この時期に行っていた北海道は、全
 部ひとり旅だった。
 この仕事を10年間続けたご褒美として行ったタイも、仕事にかこつけて
 行った韓国も、全部ひとり旅だった。旅は、ひとりで行くものだというのが
 私の価値観だ。だから、今まで旅行会社のツアーを使ったことが一度も
 ない。
 12月までの仕事を組んでみたところ、1週間にわたり仕事が入らない週
 が出現している。だから、久しぶりに旅行を計画してみようと思っている。
 知り合いがいるうちにハワイに行ってみたいし、空くのは寒い時期だから、
 琉球の島々なんかもいいかななんて考えている。
 しかしながら、自分で交通機関を選定し、行程を組むのは結構しんどい作業だ。本来楽しいはずの作業を、しんど
 いなどと思うところにも、歳を重ねたためのパワーの衰えが垣間見られる。
 
6.14
 昨夜、八王子で会食をした方々の中に、「セールスガラス」の歌を知って
 いる方がおられた。
 なんでも私と同年代の父親が参加し、そのとき持ち帰ったカセットテープ
 を聞いたとのことだった。それにしては、歌詞もメロディも正確なものだ。
 「セールスガラス」は、私も30年以上前に参加した、管理者養成学校が
 主催する「地獄の訓練」の中で、富士宮駅の前で歌った歌だ。
 これは、歌を上手に歌う歌わないではなく、遠くに立っている教官に、「
 所懸命
」さが伝わらないと合格しない。
 詳しい内容は書籍の中で書いたけれど、参加した者でなければとうてい
 理解することができない、素晴らしい内容のものでした。
 今でも、私の行動の中に、その時の訓練が活きています。

6.13b
 中央線の快速の車中で、私は吊革につかまっていた。
 すると、目の前の座席に座っていた30歳くらいの女性が、優先席でもないのに
 を譲って
くれようとした。
 こんなことは初めてのことだ。そんなに疲れた顔をしていたのだろうか。
 先日、すれ違った小学生から、「奇跡的に若い琉クンのじいじ」と言われて喜んで
 いたのに。
 昨夜、宿泊したホテルには、部屋に大きな鏡が設えられていて、否が応でも顔が
 映ってしまう。自分の顔をまじまじと見つめ、この皮膚のたるみはなんとかならな
 いものだろうかと思ったところだ。やっぱり、他人には、年相応に見られているの
 だろう。
 見栄を張ったわけではないけれど、席を譲ってもらうのを丁重にお断りした。一方
 では、筋肉を衰えさせないために、できるだけ立っていようという気持ちはあるけれど、やっばりこういうのを、
 「年寄りの冷や水」と言うのだろう。

6.13a
 東京の下町。高層マンションの谷間に取り残されたように建つ古い平屋に、家主であ
 る初枝の
年金を目当てに、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らし
 ていた。

 彼らは初枝の
年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるよう
 な一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っている。

 そんなある冬の日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に
 連れ帰り、信代が娘として育てることに。そして、ある事件をきっかけに仲の良かった
 
家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていく。
                            (映画.com)                   

 第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、最高賞のパルムドール
 を受賞したこともあり、ぜひ見たいと思っていた作品。 子供たちの演技が胸を打つ。

6.12
 仕事で初めて行った国はシンガポール。
 セントーサ島にどうやって渡ったのかは記憶にないが、帰りはケー
 ブルカーに乗ったことを覚えている。
 チャンギ空港に着いた夜、連れて行ってもらったラウンジで知り合っ
 た女の子が、休日に連れて行ってくれた。
 「こんなに手がかからない人は始めてだ」とは、現地でサポートして
 くれた社員の方の弁。
 だから、普通の観光では行くことができないところにも、その女の子
 に連れて行ってもらいました。
6.11  
 今年もキュウリの成長が止まった。
 アブラムシがわいていて、葉っぱが縮こまってしまったのが原因か。はた
 また、それを駆除するための、マラソン乳剤が濃かったためか。
 もう一つは、陽気の加減かもしれないけれど、去年と違うのは、ナス
 ーマン
は元気なことだ。
 去年もやったけれど、一株おきに新しい苗に植え替えた。梅雨で適度なお
 湿りがあって、気温も成長に適しているから、早く追いついておいで。
6.10b
 先週の火曜日のこと。
 私は、大宮から乗り込んだ、熊谷に向かう北陸新幹線の、自由席のデッ
 キにいた。ひと駅だけの移動だから、立ったままでいようとしたのだ。
 発車間際になって乗り込んできた中年の男は、二階席に登る階段に座り
 込んで、持っていたカツサンドを食べながら缶酎ハイを飲み始めた。
 新幹線が発車したあとで、上の客席からから降りようとする客は、その人
 がいるから通ることができずに、困惑した表情で立ち止まっている。
 その男は、サンドイッチの袋やチューハイの缶を、目の前にあるゴミ箱に
 捨てるたびに、げんこつで勢いよく扉をたたくものだから、そのたびにバー
 ンという大きな音をさせる。そして、乗客が通る場所を空けるのときには、立ち上がるたびに床を蹴ってやはり
 大きな音をさせた。
 私は熊谷駅で降りてしまったが、その前にもトイレのドアを大きな音を立てて開け閉めしていたようだから、あの
 あとどうなったのかわからない。
 昨夜の東海道新幹線で起きた殺傷事件の報道を見て、その時の光景を思い出した。私は刺激しないように、ただ
 じっとしているしかなかったのだが、こんなときどんな行動をとればいいのだろうか。

6.10a  
 家のまわりのタチアオイが、一斉に咲き始めた。1週間後には、タチアオイ
 御殿と化します。
 下のつぼみから開いて、だんだん上に上がっていくのだが、ゆっくりのぼ
 っていて欲しい。
 昨年、親戚のバラ園を見に行った。そのときに、「写真は撮っていいけれ
 ど、ネットには載せないでくれ」と言われて、気分を悪くした。
 我が家はそんな無粋なことは言わないので、ぜひ見に来てください。
6.9  
 私が住んでいる自治組合は、ふたつの常会で構成されているのだが、集落の中心
 は結構離れている。
 そのふたつの集落を結ぶ道の道沿いに、薄い上品なピンクヤマボウシがあったの
 だが、去年から見かけなくなった。何かの見間違いかと思ったけれど、やっぱり今年
 も見当たらない。きっと持ち主が切ってしまったのだ。
 こういう珍しい木を、簡単に切ってしまう人の気が知れないが、それぞれの人が持っ
 ている価値観が違うのは仕方がないことだ。
 そこで、ピンクヤマボウシを自宅の庭に植えるべく、現在探しているところ。
6.8
 スマホで、ネットのあるページを見ているとする。
 そのページに載っている8桁の電話番号を頭の中で反復しながら、スマホの画面
 を切り替えて電話をかけようとしても、その電話番号が出てこないのです。
 先日、舜クンを保育園に送っていったときに、男性の方に声をかけられた。「神社
 の総代を一緒にやりましたよね?」と。私はうなずくしかなかったけれど、この類い
 のことは覚えていないのだ。
 別に認知症が始まったわけではなくて、私は生まれつき記憶力がにぶい。だから、
 学校の記憶をベースにしたテストは、いい点数が取れなかった。
 などと言っているうちはいいけれど、やがて記憶力が老化によって鈍くなる時期が
 やがて訪れるのだ。
 だからまわりの人に、異常に気がついたらすぐに知らせて欲しいとお願いしている。

6.7
 ママ もうパパとママにいわれなくても しっかりとじぶんから きょうよりか
 もっともっと あしたはもっともっと できるようにするから もうおねがい
 ゆるして ゆるしてください おねがいします

 ほんとうにもう おなじことはしません ゆるして きのうぜんぜんできてなかっ
 たことこれまでまいにちやってきたことを なおす

 これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだから やめ
 るから もうぜったいぜったい やらないからね ぜったい やくそくします

 あしたのあさはぜったいにやるんだとおもって いっしょうけんめいやるぞ


 報道機関によって、微妙に言葉遣いが異なるけれど、これは「読売新聞」の朝刊からいただきました。
 小学校の校長をやっていた私の知り合いが、「子供に問題があるとすれば、それは100%の問題だ」と言って
 いたのを思い出しました。
 5歳の子供が書いたのだよ。痛々しいです。子供は、しっかり抱きしめて、愛情を伝えてあげなくっちゃ。

6.6b
 2016年8月8日、テレビを通して発せられた「天皇の決断」に対して、首相官邸は報復人
 事をもって応えた。「
お言葉」の時点での宮内庁長官が更迭されるかのごとく退任し、安倍
 総理側近と目される警察官僚が宮内庁次長として送り込まれた。さらには、生前退位(譲位)
 問題に対処するために設置された「
天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」のヒア
 リング対象者に、今日の改憲運動の震源地となっている右翼団体、日本会議に縁の深い「有
 識者」が何人も選ばれた。

 そして、闘争が最も明白に表面化したのは、2017年5月21日付けの「毎日新聞」によ
 る次のような報道においてであった。

 
天皇陛下の退位を巡る有識者会議で、昨年11月のヒアリングの際に保守系の専門家から、
 「
天皇祈っているだけでよい」などの意見が出たことに、陛下が「ヒアリングで批判され
 たことがショックだった」との強い不満を漏らされていたことが明らかになった。
陛下の考えは宮内庁側の関係者
 を通じて首相官邸に伝えられた。

 この報道に対し、例の西村宮内庁次長は、「報道されたような事実はない」と全面的に否定し、「毎日新聞」側は
 「十分な取材に基づいて報道しております」とのコメントで応酬した。

 このように、「
お言葉」は、対立・闘争の存在という先行文脈のなかから発せられ、そしてその対立・闘争を顕在
 化させることとなった。

                「国体論 ~菊と星条旗~」  集英社新書 白井 聡 からいただきました。

6.6a  

 梅雨入りが宣言されました。

 私はを待たずにバテています。
 日曜日の、ジャガイモの収穫とサツマイモの畝(うね)作りはきつくて、その「疲
 れ」まだ回復していません。

 これからの本格的な暑さの到来を、どうやって乗り切りましょうか。
6.5b
 熟年離婚、無縁社会に続く今回のテーマは主婦への讃歌。
 
平田家の長男・幸之助の妻・史枝がコツコツ貯めていたへそくりが何者かに盗まれて
 しまった。
 史枝が落胆する一方で、「俺の稼いだ金でへそくりをしていたのか!」と心ない言葉を
 口にする幸之助の姿に史枝の我慢が限界に達し、ついには家を飛び出してしまう。
 掃除、洗濯、朝昼晩の食事の準備など、これまで
平田家の主婦として史枝がこなして
 きた家事の数々をやるハメになった
平田家の人びとは大混乱となるが……。
                        (映画.com)
                                           
 まだおじいさんが生きていたころ、ひとつの家に、4世代が同居して暮らしているのが
 自慢だった。
 生まれた世代が違うから、価値観も異なる人たちが、協力し合って生活していくのが
 家族だと思っていた。
 今の世に家族が成り立たないのは、何でも欲しいものが手に入るから、辛抱するとい
 うことがなくなってしまったのが、ひとつの原因だと思う。

6.5a  
 理財局がやった。省ぐるみではないと麻生氏。だから財務相辞任は必要
 ないという。企業なら一笑に付されよう。

 防波堤は
首相だ。盟友去れば党総裁3戦が危うくなる。権力者がもたれ
 合う無責任な政治は、民主主義を腐らせる。

 大型選挙がない。支持率は少々下がってもいい。人のうわさも七十五日。
 侮られているのは?
国民である。

       「素粒子」   「朝日新聞」  6月5日 夕刊 

6.4b  
 我が家の「7並べ」のルールは、
  ① 出せるカードはパスをしないで出さなければならない。
  ② 数字が並んでいるものは、2枚以上を一度に出すことができる。
  ③ Aまでいったら次はKから、Kまでいったら次はAから並べなければならない。
 というもの。
 チビたちは、カードを全部手に持つことができないから、目の前に並べている。した
 がって、相手の手の内がわかってゲームを進めている。
 たとえば、琉クンが、一度に出せる3枚だけが残っているのに、舜クンがその手前
 のカードを出さずに違うやつばかり出すから、琉クンは負けてベソをかくことにな
 る。
 舜クンは、小さいながらも考えて一人前に参加することができる。運にも左右される
 けれど、頭を使いながら進めることができるから、いいゲームだと言える。
 じいじがいるときは、寝る前に、いつも「7並べ」に付き合わされている。 
  
6.4a  
 タマネギを収穫したあとの畑を、耕して、畝(うね)を立てて、マルチシ
 ートを張って、そこにサツマイモの苗を植えた。
 種類は、ベニハルカと、ナルトキントキと、太白の3種類。全部で約100
 本になる。
 真夏のような暑さが続いていて、畑は乾燥してカラカラだから、うまく育っ
 てくれるか心配だ。
 添え木は、風でマルチシートが剥がれないように置いてあります。
6.3
 タマネギの収穫時期は、
  ① 葉が8割倒れた1週間後。
  ② 晴れの日。
 だから、今日は絶好のタイミン
 グだった。
 気候の状態にもよるのだろうけ
 れど、今年は大きなものが多か
 った。
 ネットで仕入れた、「浅植え」の
 効果もあると思う。
 
6.2b  
 民生委員だったころ、来賓を移動できないかということを提案した。
 グランドの正面の「一等地」に、来賓用のテントが設置されているから、保
 護者たちはその隙間から眺めなければならないのだ。
 言うまでもなく、運動会の主人公は少なくとも来賓ではない。
 とかく日本という国は、このような形式張った、権威を中心にして物事を考
 えることが多いから、みんなそんなことは問題だと思わないのだろう。
 昼休みのあとの、午後の来賓席は、ほとんどガラガラだ。 
6.2a
 昨夜、お風呂の中で琉クンが話していたことは、紅組は綱引きでは2回
 とも負けるけれど、低学年リレーでは緑チームが勝つこと、そしてかけっ
 こ
は3着になるだろうということだった。練習の内容から予想ができたのだ
 ろう。
 結果は、綱引きとリレーはその通りになったけれど、かけっこは2着だった
 ので、本人は大喜びだ。
 6年生は、体格も表情も大人びていて、あどけさはみじんも感じられない。
 あと4年で、琉クンもああなってしまうと思うと、ちょっぴり寂しいね。
6.1b  
 加計学園の渡邊事務局長は、「(参加した)あのメンバーならぼくしかいな
 い」、「その場の雰囲気で、ふと思ったことを言った」、「十数年来煮詰め
 てきた獣医学部がなくなるのは、しのびがたい思いがあった」、「とい
 うか、そういう思いをもって説明したんだと思う」と言うが、総理大臣の名
 前に、具体的な日にちまで添えたを、思いつきで言うはずがないじゃ
 ないか。
 どいつもこいつも子供でもわかるようなばかりついて、自分自身に恥ず
 かしくないのだろうか。
6.1a  
 吉田拓郎のセレクションアルバムが、この「夏」に発売されることが、「吉田拓
 郎
ラジオでナイト」の中で、本人の口から発表された。
 過去に所属したレコード会社での曲が、それぞれ5~6曲ずつ収録されるとい
 うことだ。
 そして特筆されるのは、レコーディングにあたって作成された、デモテープ
 18曲くらい「付録」という形で付くというのだ。
 デモテープは、自宅でひとりで作成したもので、私の過去に何曲か聞いたこと
 があるが、そのままレコーディングしてもいいくらいの出来だ。
 だから、「夏」が来るのが楽しみです。