あと あと のあと  2014年11月

11.30
 夕焼小焼の、赤とんぼ 負われて見たのは、いつの日か

      「負われた」を、「追われた」だと思っていた。

  しずかなしずかな里の秋 おせどに木の実の落ちる夜は ああかあさんとただ二人
  栗の実
にてますいろりばた
                      「煮てます」は、「似てます」だとばかり思っていた。

 いずれも、録画しておいた、「NHK ふたりのビッグショー 島倉千代子&舟木一夫」の字幕を見て気がついたこと。
 思い込みというのは恐ろしいものだから、常に自分自身の価値観を疑ってみることが必要なのです。

 
11.29  
 畑に4本あるの木のなかの1本が開して
 いる。秋にを付けることは決して珍しいこと
 ではないのだが、こんなにたくさんのを見た
 のは初めてのことだ。
 今日も日中は暖かいけれど、日本に季節がな
 くなりつつあるのだろうか。
11.28b
 人間は唯一、感動共有できる動物です。映画館や劇場で隣の席に座った知らない
 者同士が、一つの作品に笑ったり泣いたりできる。家にようやくテレビがやってきたこ
 ろは、
感動も時間も家族みんなで共有できた。それが一人一台になり、DVDやネット
 が普及して、どんどん分散するようになってしまった。日本が金持ちになったことで

 動
の作り方は難しくなった気がします。実は長い間、自分の葬式を天井裏から眺めた
 いという儚い夢がありましてね。誰がいくら包んだとかウソ泣きしてるとかわかるじゃな
 い。
 その光景を見て、俺は何ほどのものだったのかを認識して大往生したかったんです。
 でもある日気づいた。もし僕を憎んでいるヤツが来て本気で泣いてくれたら僕は間違い
 なく心を揺さぶられる。それを「おい、あいつが泣いてくれてるよ」と誰かに言えばいい
 けれど、一人泣くのはたまらない。だから人間は
感動共有することに存在意味があ
 るんじゃないか。

         「今こそ、福島を考える」  スペシャル対対談の中の倉本聰の発言
                             「週間朝日」  2014.12.5号から 

11.28a
 2015年3月14日。円周率を祝う「パイの日」だが、来年は、この日付をアメリカ式に書くと
 「3/14/15」となり、見事に円周率のπ=3.1415‥となり、見事に円周率と一致する。
 世紀に一度の真正なる
パイの日だ。
 
   「たとえば、こんな風に」    森田真正   「週間朝日」  2014.12.5号から 
11.27  
 13日にブログに書いた内容を、「参考にしていただければ幸いです」というコメントを添
 えて、そのホテルに郵送してあった。
 今夜そのホテルに泊まり、そのレストランで、前回と同じく「ビーフシチュー・パンセット」
 を注文した。今回のチェックポイントは、バターナイフが付いているかどうかということ。
 前回はそれがなかったため、大きなフォークの先端ですくってパンに塗った。
 結果は、予想に反して、バターナイフが付いていたのです。そして、シチューも普通に
 温かかったのです。そして、私の気のせいかもしれませんが、全体の雰囲気が前とは
 違っていました。大手のチェーンホテルですから、たぶん自浄機能があるのでしょう。 
11.26
 「リコール」というのは自動車の世界だけでなく、CDDVDにもその例があった。

 2014年11月12日発売の、CD『中島みゆき「問題集」』初回プレス分のCD
 ーベル面(盤面)において、タイトルの英語表記に誤りがあることが判明した。
   (誤) Hard Ploblems → (正) Hard Problems

 2014年11月12日発売のBlu‐ray 『中島みゆき「縁会」2012~3』の初期製造
 分において、収録されている音声スペックが、商品ケース・外箱およびオビに記
 載の音声スペックと異なっている。
   (誤) 16bit → (正) 24bit

 いずれも、盤を送り返せば交換してくれるというけれど、これでは「利益」が飛ん
 でしまうではないか。 

11.25  
 宮沢りえは、まだあどけないときから、どこかに「不幸」の影がにじみ出ていた。この映
 画の中で彼女の暗い表情を見ていると、なんだかやるせなくなってしまう。
 銀行のお金を横領する動機はわかるような気がするが、若い男に貢ぐだけの必然性に
 欠けるのではないかと思うのだが、女性の心理はわからない。
 ネットで「紙の月」を検索していたら、今年の1月にNHKドラマ10で、原田知世を主役に
 した、同名の作品が放映されていたことを知った。
 映画では、銀行のお局役を演じている小林聡美が存在感を示していて、大島優子も似
 合わない役柄を無難にこなしていた。
11.24  
 家の北側に、直径50cmはあろうかという、大きなの木がある。私が小
 さい頃は、近所の家々が、柏餅を作るためのっぱを、よくもらいに来たも
 のだ。
 は、「秋に枯れたが春までついたまま、新芽が出るまでは落
 ない」と言われている。
 写真のように、のほとんどが黄色くなっているが、これが一斉に落
 ず、これから少しずつ春先にかけて庭に降り注ぐのだ。だから、庭掃除をす
 る側から言わせると、たまったもんではない。
 このの木が、幹の太さの割にずんぐりしているのは、おじいさんが人を頼
 んで頭をひんぱんに切っていたから。あるときその理由を尋ねたところ、案
 の定「っぱの処理がたいへんだから」という答えが返ってきた。今はこの私が、その言葉の意味を実感しています。

11.23  
 吊してあった干し柿を下ろして、ほぞを切り取ったあと軽く揉んで、天日で
 乾かすために並べました。
 今まではこんなに数が多いことはなかったので、養蚕のときに使ったカゴ
 で十分足りたのですが、今年はそれでも並べきることができずに、戸板を
 2枚持ち出してくるようなありさまでした。
 夜は車庫の中に置いておき、朝と晩に出したり入れたりしなければならな
 いのですが、一人でできる作業ではないので、休日のみの対応となるでし
 ょう。
 ちなみに、左側にある白いやつは、芋干しを並べてあるものです。

11.22  
 南側の庭に、ブロックを敷く作業が終了した。使用したブロックの数は173
 個、かなりの労力を必要とする作業だった。
 これで通路に、色つきの玉石を敷き詰めれば見栄えがするのでしょうが、そ
 れは費用的にちょっと無理だし、雑草にも耐えられないでしょう。
 細かく区切ったスペースに、何を植えるかはまだ決めてありません。
11.21  
 先週の水曜日は、市の保健福祉課が主催する座談会、同じ時間帯に社会福祉協議会が計画した「赤い
 羽根共同募金法人募集訪問」。そして金曜日は、民生児童委員の理事会と定例会があった。
 私は、そのいずれにも参加できなかった。仕事で地元にいなかったためだ。
 今週は、担当地区の「ふれあい・いきいきサロン」を訪問し、補助金を渡しながら、今年の活動の報告と来
 年の計画を記入する用紙をお渡しした。そして、一人暮らしの高齢者宅にお邪魔し、困っていることを中心にしたお
 話をお伺いした。
 このように、民生児童委員の「仕事」は結構多くて多岐にわたるのですが、満足に参加できないのが本当に辛いわ
 けです。多くの人は、「できる人だから‥‥」とおっしゃってくれますが、このように実態は「できない人」なのです。

11.20  
 2012年11月13日。私は、東京国際フォーラムにいた。中島みゆきのコンサートを見
 るためだ。
 コンサートが終盤にさしかかり、真っ暗になった舞台から、「シュプレヒコールの波、通
 り過ぎてゆく‥‥」というコーラスが流れ出したとき、なんだか観客席がざわめき始めた
 のだけれど、その理由がどうしてなのかわからなかった。
 それを知ったのは、NHKで
11月1日に放送された「SONGS」の中でだった。1981年
 に放映された「3年B組金八先生」にこの「世情」が挿入されて有名になり、それを中島
 みゆき
が27年ぶりにコンサートで歌ったからだということを。
 本人はそのことを知らず後々になって伝え聞いたという。そのドラマの音楽プロデュー
 サーだったのが瀬尾一三で、その後中島みゆきの楽曲の編曲を担当することになる。
 今回発売された「縁会 2012~3」は、ブルーレイのものを購入した。コンサートでは見
 ることができなかった、微妙な表情の変化が伝わってくるから、うれしい。
11.19  
 特定秘密保護法や集団的自衛権行使容認などの重要案件は国民不在で進めたの
 に、消費増税先送りという唐突な理由で信を問う姿勢は理解できない。都合のよい
 ときだけ「
信を問う」を名目として使っているとしか思えない。

 解散すれば重要な政策や法案の審議が止まるし、選挙はお金もかかる。消費増税
 先送りが、民意を問う大義とは思えない。「政治とカネ」の問題をうやむやにするため
 の、どさくさまぎれの
解散という印象だ。

 景気が回復しなければ消費税は上げない、というのは最初から決まっていたはずで、なんのための
解散なのか疑
 問だ。支持率が下がらないうちに、という与党側の保身としか思えない。

 消費税は社会福祉の財源だったはず。議員定数削減など政治家が改革姿勢を示しているなら納得できるが、意味
 のない「政治ごっこ」や「陣地争い」に悲しくなる。

 
総選挙で信任を得て増税をしたいだけではないか。アベノミクス効果は大企業だけで、九州や中小企業に恩恵はな
 い。どうせなら選挙費用を福祉に回してもらいたい。


           「唐突な解散困惑 『大義名分』街で聞く」   毎日新聞  2014.11.19  から頂戴しました。

11.18  
 いかにもこの人らしく、したいからする。したいときにする。したいことをするためにす
 る。児戯のごとき解散。

 占領下で初の主席公選に沖縄の人たちは正装して並んだという。寒風のなか何を
 まとって投票に行く。怒りか諦めか。


     「素粒子」       朝日新聞  2104.11.18  夕刊 からいただきました。
11.17  
 3週間くらい前に、室内に取り込んだデンマークカクタスが、一斉に花を開
 かせ始めました。
 そのまま外に置いておくと、霜でやられてしまうので、毎年この時期に取
 り込むのが、年中行事となっています。
 フローリングのフロアーの上に、木の台を直(じか)に置いてあるため、週
 に一回は掃除で落ちたゴミを吸い取らないと、床を痛める結果になってし
 まいます。
 だから、これらの植物のおかげで、定期的に清掃することが定着していま
 す。そのときにをあげることも、冬の間の大事な「仕事」です。
11.16  
 白菜は、冬の間は新聞紙に包ん
 で保存するのですが、できるだけ
 畑に置いておきたいため、このよ
 うな形にしてから逃れます。
 そのは、今朝なんかは地面を
 真っ白に覆って、本格的な冬の
 到来が近いことを告げています。
11.15
 野菜は、収穫時期をいつにするのかが難しい。私など、野菜作りの2年生
 だから、近所の様子を見ながら、自分の行動を決めている。
 去年の場合の大根は、もっと寒くなってからの収穫だったから、土の中から
 引っこ抜いた瞬間に冷たい外気に触れて、パリパリという音を立てて表面
 にひびが入った。
 今年は、親戚のおじさんが収穫をしたことを聞いて、私もそれに倣ったのだ
 が、タイミング的にはちょうどよかったと思われる。
 「大根足」という言葉が、本当にふさわしいと実感できるような大根。それを
 発泡スチロールの箱に入れて、間に籾殻を詰めて、防寒処理を施しました。 

11.14  
 男子テニスの年間成績上位8人による今季最終戦、ATPツアー・ファイナルの準決勝は、
 織
が第1セットを取られたところで、テレビ中継を見るのをやめてしまった。
 夜遅い放送で、翌日の仕事に影響をきたしてしまうというのが表向きの理由だが、もし第1セ
 ットを取っていたなら、そのまま見続けていたかもしれない。ということは、私はすぐにあきらめ
 てしまう、情けない性格だということなのです。
 それで、私が楽しみにしていたのは、報道ステーションのスポーツコーナーにおける、松岡修
 造
さんの解説だった。テニスに限ったことではないが、彼のキャラクターが醸し出す熱血ぶり
 は、本当に見ていて楽しい。今夜なんか、錦織のクロスショットを実演して見せた。
 準決勝は、どんな時間帯でも、必ず観戦するのです。
11.13  
 今日宿泊したホテルの1Fにあるレストランの応対はひどいものだった。
 まず、入っていっても、3人いる従業員は誰も関心を示さない様子。「一人ですが
 どこに座ればいいですか?」と尋ねても、席を指定してくれるわけではない。
 仕方がないので、自分で選んだ4人掛けのテーブルに座ったのだが、いくら待っ
 ていても注文を聞きに来ない。したがって水も出てこない。メニューは隣の席のも
 のを拝借してきて、やがて注文を取りに来た人に「ビーフシチューとパンのセット」
 を注文した。
 半分くらいの入りなのに、あちこちの席からは「すみませーん」という、オーダーを
 する声がかかっている。しかし従業員は足を運べない。そのうちに、隣の席の客
 は、注文したものを「遅いから」という理由でキャンセルしてしまった。
 そして極めつきは、運ばれてきたビーフシチューが、ぬるっこかったこと。ちなみ
 に、ディニーズでよく食べるビーフシチューは、舌をやけどしそうなくらい熱いものが出てくる。
 ものごとのレベルというものは、これは優秀だけれどこれは劣っている、という事例はほとんどなくて、レベルが低い
 場合は、何事についてもおしなべて低いのだ。付け加えるとするならば、私が食べ終わるまでに、まわりのもう客が
 去ったあとのテーブルは、ひとつとして片付けられることがなかった。そして最後まで、水が出てくることもなかった。
 もうこんなところで食事をするのはもううんざりなのだが、このホテルは郊外にあるから、ここで摂るしか方法がない。
 もしかしたら、こんな競争にさらされていない環境が、サービス業としての質が低い原因なのかもしれない。

11.12  
 今日の仕事は午後からのスタートだったため、午前中はホテルの部屋のベッドで、
 たわいのない夢を見ながら、ダラダラとした時間を過ごした。
 あとになって、もったいない時間の使い方をしたと自己嫌悪に陥るけれど、私はこ
 のようなぐうたらな状態が意外と好きなのです。
 家にいるときは動きっぱなしで、夜も深い眠りが得られていないから、このような
 ラダラ
もたまには必要だし、積もり積もった疲れをとってくれたことを実感していま
 す。
11.11  
 64歳にもなって、それもガンを患った人が、生命保険に入れるなんて、思
 ってもみなかった。ところが、いろいろなところから働きかけがあり、いずれ
 も簡単な告知で済むのである。
  ① 最近3ヶ月以内に受けた医師による検査または診察で、入院または
    手術をすすめられたことがありますか。
  ② 過去1年以内に、病気やケガで入院したこと、または手術を受けたこ
    とがありますか。
  ③ 過去5年以内に、ガン(悪性新生物および上皮内新生物)または肝
    硬変で、入院したこと、または手術を受けたことがありますか。
 これならいずれもOKではないか。
 いくつもある心配事のひとつが、長期入院をしたときに、差額ベッド代や食事代を負担しなければならないことだっ
 た。だから、働きかけのあったなかのひとつの保険の、入院代を120日保障してくれるものに、今回加入した。
 ひとりひとりの加入者を見れば、問題のある人もいるかもしれないが、生命保険は確率を基本にしたビジネスモデ
 ルだから、加入者が多ければ多いほど、商売としては成り立つのだ。

11.10
 この仕事を始めてから今まで、書類の整理と保管
 に、ライオン事務器の「ハンドファイル」を利用して
 きた。これを使うと、テーマ別に分類でき、ぺーパ
 ー以外のものも保管できて便利だった。
 ところが、10年以上経ったものの、背表紙を収納
 する部分がボロボロになって、はがれてしまうよう
 になってきた。
 特に耐用年数があるわけではないから仕方がな
 いことかもしれないが、古い書類は、もう整理しな
 さいという暗示なのかもしれない。
 
11.9  
 剪定した庭木の残骸や柿のが、たく
 さん、焼却炉のまわりで乾燥するのを
 待っている。ところが、主役の焼却炉は
 ぼろぼろで、いつ崩れてもおかしくない
 状態だ。
 今は、屋外で物を焼却することが制限さ
 れている。もちろんプラスチックやビニー
 ルはだめだが、木々ならば、お風呂を焚
 くことにも使っているではないかとの勝
 手な理屈で、木のくらいは燃やしたい
 と思っているところ。だから、耐火レンガを積んで、本格的な焼却炉を作ることを考えています。
 私が住んでいる田舎でも、市街地では、自宅で煙を立てると、瞬く間に苦情が入るようです。それに比べると、家の
 まわりに民家が迫っていない我が家は、いまのところ「平和」です。

11.8  
 たくさんの実りをもたらしてくれた柿の木は、まだ若木のため成長が早く、
 高くなってしまった部分は、実を採るのにたいへんな労力を必要としてい
 る。そこで、まっすぐ上に伸びているところを剪定した。
 何年か前には、おじいさんが下で座ったまま指示するとおりに、木に登っ
 ている私が切ったこともあったが、そのおじいさんも寝たきりで外に出られ
 ないため、私が全体のバランスを眺めながらの剪定であった。
 家のまわりの庭木もほとんど剪定が終わり、冬支度が着々と整っています。
11.7  
 (財)日本規格協会の会報に、私が講演した内容が記事として掲載されています。記事と言っ
 ても、私が原稿を書いたものですが、PDF版のものをリンクしました。 
 講演の前半にお話しした自己紹介や、ISOに出会ってから今までのいきさつみたいなものは、
 ここには含まれていませんが、たぶんそっちの方が、話としては面白いと思います。
 ISO9001(品質マネジメントシステム)も、ISO14001(環境マネジメントシステム)も、来年
 に要求事項が改訂されます。そのドラフトに目を通したのですが、おそらく企業側は何をしたら
 いいのかわからないと思います。
 だから、それに向けた私なりの「解説本」を、書く必要があると思ってはいるのですが‥‥。
11.8  
 テレビの歌番組をちらっと見て気がついたことなのだけれど、AKB48の柏木由紀が、
 最近綺麗になったと思いませんか?目は口ほどにものを言うわけですが、目がくりっと
 していやに可愛くなったのです。
 それまでの柏木由紀は、とこかのっぺらぼうな感じを受けていたのですが、最近は正
 統な美人の仲間入りをしてきました。
 テレビの地上波は、ニュースとスポーツ中継以外ほとんど見ないのですが、柏木由紀
 がキャバクラ嬢を演じている「黒服物語」だけは、できるだけ見るようにしているのです。
 ただ、AKBの中でいちばん女っぽいというならば、やっぱり「こじはる」がイチ推しです。

11.6
 先週は「定石」の、そして今週は「寝耳に水」の語源の由来について、それぞれお伺いした会社
 の人たちに解説をした。
 「今の若い人たちは」という言葉を使うと老人になったという証拠だというが、今の若い人たちは、
 とにかく「言葉」を知らない。それはおそらく、活字を読まないことに起因しているのだろう。私は、
 本を読むことくらいしか、確実に知識を仕入れる方法はないのだと思っている。
 それと、「世間話」が通用しないことにも驚く。「世間話」とは、中国漁船による宝石サンゴ密漁問
 題とか、アメリカの議会の中間選挙の話題などだ。いろいろな話をしていてわかったことだが、新
 聞を読んでいないというのだから、恐れ入ってしまう。

    【定石】     囲碁で、昔から研究されてきて 最善とされる、きまった石の打ち方。
    【寝耳に水】  寝ているときに、耳に水を注がれて(水が浸ってきて)、びっくりするという意味。
 
11.5
 沼津駅のホームにある時刻表に、すごいものを発見した。それは、「サン
 ライズ瀬戸・出雲
」という寝台車が、夜中に出発しているのだ。
 いつかは出雲神社に行きたいと思っていたけれど、車で行くのには遠すぎ
 るし、電車の場合は何本も乗り継がなければならないので、時間がかかっ
 てしょうがなかった。
 早速ネットで調べたところ、この寝台特急列車は、東京を22時に出発した
 あと、東海道線、琵琶湖線、JR京都線、JR神戸線、山陽線、伯備線、山
 陰線を経由して、翌日の9時58分に出雲市に着く。そして帰りは18時55
 分に出雲市発だから、十分日帰りが可能なわけだ。
 出雲神社に行くのに、季節としていつがいいかはわからないけれど、現実味のある検討ができるようになりました。
 
11.4
 キャベツがパンパンになっています。これで少し経つと、真ん中にひびが入
 って割れてきます。市販のものに比べると、葉っぱがぎっしり詰まっている
 ために、手に持つと重量感があるのです。
 家族は、「森田家のキャベツを食べると、他のものは食べられない」といっ
 てくれています。包丁で細かく刻んで、それをそのまま食べてもいいし、サ
 ラダドレッシングではなくて、生醤油少したらしただけものが、甘さを引き出
 してくれるので、美味しく食べられます。
 このキャベツに追いつくようにして、白菜が丸まってきたため、今日初めて
 収穫しました。いずれも無農薬栽培ですから、虫食いが多いのはご勘弁く
 ださい。
 
11.2
 昨日、スポーツ新聞を買ったときから、なぜか2枠4番のスピルバーグ
 来そうな気がしていた。
 ひとつ理由を挙げるとすれば、東京競馬場の2000メートルは、スタート直
 後に第3コーナーがあるから、内枠の馬に有利だということくらいだ。
 そして、今回の天皇賞は波乱気味ではなかったから、2枠の2頭を中心に
 して、人気馬との組み合わせで馬券を購入した。
 だからレース中は、黒い帽子の馬ばかり注目していた。その結果は、5番
 人気のスピルバーグが、直線で外から豪快に末脚を発揮し、私は3連単を
 見事にゲットした。 これで、秋のG1の資金ができました。

11.1
 今日と明日は地区の公民館の文化祭
 社会福祉協議会と保健補導員会が主催する講演会は、地元の「竜東メン
 タルクリニック」の院長を迎えて、「認知症の予防について」というテーマで
 実施された。
 認知症については、対象となる本人よりも、その人を取り巻くまわりの人た
 ちが、もっと理解を深めなければいけないと、思ったところです。
 地区の民生児童委員協議会の副会長である私は、この講演会の司会を受
 け持ちました。しかしながら、このようにして、「自分の時間」がなくなってし
 まうことが、本音を言わせてもらえば切ないのです。