あと あと のあと  2014年10月

10.31
 もう11月になるというのに、今年はまだ衣替えをしてない。
 私の衣替えは、衣装ケースに入れてある冬物を、普段使えるようにタンスに移すこと。そ
 のときに、防虫剤の入れ替えも行っている。
 決して時間の使い方は下手な方ではないと思っているのだが、いつも何かに追いかけら
 れていて、それを消化するのに精一杯で、時間ばかりがむなしく過ぎ去ってしまう。
 頭の中には、「やらなければならない」ことが行列を作っているから、結局ひとつひとつを
 確実にこなしていくしかないのだろう。
10.30b  
 民生児童委員の「障害者福祉部会」というやつの研修で、隣の村にある「複合福祉
 設
」の見学に行った。ここは社会福祉法人、つまり民間が運営している施設だ。
 利用定員100名の中に、「有料老人ホーム」があって、そこだけ設備や居住空間が他
 の場所に比べて豪華だったことに、違和感を覚えた。
 なんでも、入所時に200万円を納め、月額16万円の運営費が必要だという。「地獄の
 沙汰も金次第」と言われているけれど、歳をとってまでお金のことがつきまとってくるの
 は、なんだかおかしいと思うよ。
10.30a
 昨夜飛び込んできたのは、従兄弟が亡くなったという知らせ。享年51歳という
 若さだ。大動脈剥離で、両親が朝起こしに行ったところ、もう意識がなかったよ
 うだ。
 私には、全部で50人(正確には数えたことがない)もの「いとこ」がいるから、伊
 那市という近距離にいながら、彼とはほとんど面識がない。
 男の二人兄弟で、弟はもうはるか前に、交通事故で亡くなったから、二人の子
 供がすべて、両親より先に旅立ってしまったことになる。
 人生は、つきつめるところ「」だと思っている。誰もが死んでいくときは、プラス
 マイナスがゼロになるとも言われているけれど、そんなことはなくて、プラスとマ
 イナスのバラツキは、かなり大きなものがある。

10.29
 村治佳織が奏でるギターの音色が流れ、地元のフォークグループを演じるのは、杉田
 二郎、堀内孝雄、ばんばひろふみ、因幡晃、高山巌という豪華な顔ぶれ。
 それに、新日本プロレス所属のバッドラックファレが、「千葉プロレス」のグレート・サモ
 ア役で登場するという、作品のテーマとは異なる意味でも楽しめた作品だった。
 もちろん、千葉県の岬の先端で営んでいる喫茶店を舞台にした、あたたかい人間模様
 が描かれたストーリーも、たいへんすばらしい内容だった。
 今週の「映画ツアー」の主目的はこの映画を観ることだったけれど、意外と上映してい
 る映画館が限られていて、わざわざ大宮まで移動しての鑑賞だった。
 吉永小百合が自ら企画と主演を務めたわけだが、今でも印象深く残っているのは、「モ
 ントリオール世界映画祭」での見事なフランス語による挨拶の場面。彼女の熱い思い入
 れは、スクリーンからがんがん伝わってきたよ。
 この映画は、今はやりのCGを使わず、わざわざフィルムで撮影したと言われていたけ
 れど、あの海面から立ち上がる虹は、いったいどうやって撮影したのだろうか。
 
10.28
 この夏から今まで、映画を観る時間がなかなかとれなくて、いくつか見逃してしまったものがあ
 る。それほど、ひとつの作品の上映期間が短くなっている。

 自らが生み出したウイルスによって、人類の90%が死滅した2020年代の地球。サンフランシス
 コでは、かろうじて生存している
人類と驚異的な遺伝子進化を遂げたたちのコミュニティーが
 ゴールデンゲートブリッジを挟んで存在していた。
 人類のコミュニティーでは、衰退を食い止めるためにも、
たちと対話すべきだとする者、再び人
 類が地球を支配するべきだとする者たちが、それぞれの考えに従って動き出す。一方、
たちを
 率いるシーザーは、
人類と接触しようとせずに文明を構築していた。
                                 (Yahoo!・映画より) 
10.27  
 昨日までに吊した渋柿に対して、昨夜暗くなってから、硫黄燻蒸(くんじょ
 う)処理をしました。
 この処理には、硫黄の燃焼によって生ずる亜硫酸ガスが、はく皮 した果実
 面の水分に吸収されて、タンニン物質の酸化を防ぎ、干し柿の黒変を防止
 する効果があります。
 今朝、どのくらいの数があるか数えたところ、もう3000個を超えています。
 まだ、皮を剥いてないのや、木から採ってないのがあるのにです。
10.26  
 サラダ用の赤いやつが50本と、普通のやつが400本、注文してあったタマ
 ネギ
の苗が届いた。
 それに加え、親戚で余ったのを130本くらいくれたから、合計で600本近い
 苗を植えたことになる。
 干し柿の加工に没頭していて、なかなかタマネギまで気が回らなかったけ
 れど、あまり期間をおくと根付きがよくないので、腰が痛くなるのをこらえなが
 ら、三つの畝(うね)に植えました。 タマネギは、この状態で冬を越します。
10.25  
 朝、車庫に行ってみると、渋柿のヘタの処理がだいぶ進んでいた。昨夜はあ
 のあと、次女にお嫁さんも加わって、どうやら4時頃まで作業にあたったようだ。
 そして、「お父さんが起きてくるから」と言ってやめたという。
 今朝からは、家族総出で渋柿の処理にあたった。工程としては、まずの頭の
 部分の枝を、吊すことができるように小さく切り、その後ヘタの部分の皮を包丁
 で削り、そのあと左の画像のような方法で、を回転させながら皮を剥く。それ
 を、畑に作られているハウスに移動させ、一つひとつ紐にセットして吊すというも
 の。今日一日かけても半分くらいしかできず、まだ大量の渋柿が残っている。
10.24  
 先日受けた特定健診の結果が届いたけれど、どこも異常は見られなくて、いろいろな数値もすこぶ
 る良好だ。
 仕事で頭脳をフル回転させ、体は野良仕事で休ませないくらいこき使い、空白の時間がほとんどな
 いという緊張感が、健康でいられている要因だと思う。
 今朝なんか、を採ろうと思っていると4時に目が覚めてしまい、外が明るくなるのを待っているくら
 いだ。でも、この時期、6時半くらいにならないと、作業ができる環境にならない。
 木にもみ付いているの実は、結局採ってしまうことができずに、明日の次女との共同作業が決め
 手になります。 その次女は、23時過ぎから車庫に行って、の皮を剥いているよ。

10.23   
 「よし、伊藤忠エネクス(東京・港)で決まりや」、9月上旬、関西電力取締役の白井
 良平(61)は決断を下した。関西
電力が東日本に初めて火力発電所を造るための
 パートナーを選んだ瞬間だ。白井が社長を務める関電エネルギーソリューション(大
 阪市)は伊藤忠エネクスと組み、2017年にも仙台市に出力11.2万キロワットの
 石炭
火力発電所を建てる。発電した電力は首都圏の家庭や企業に売る。
 9月30日、今度は九州
電力が出光興産、東ガスと千葉県で火力発電所を建設す
 ることが明らかになった。「勝てるチャンスがある」。九電社長の瓜生道明(65)は
 記者会見で強気の姿勢を見せた。九電の基本線は「国の会社になった東電とは組
 めない」(九電幹部)。瓜生直轄の専門チームを東京支社内に立ち上げ、提携交渉
 を進めてきた。
 業界の垣根が高く地域を越えた競争がなかった
電力会社。だがいったん垣根が破
 れれば、我も我もと「越境」の動きは止まらなくなる。ドミノ倒しのような再編劇が始まった。


    「号砲 電力大競争 2 ~再編ドミノ~」  日本経済新聞  2014.10.23号 からの抜粋です。

10.22  
 今日は、保育園の祖父母参観日。
 あいにくの雨のため、遊戯室で各
 クラスの出し物を鑑賞した。
 琉クンにはじいじ、舜くんにはばあ
 ばが付いたのは、それぞれちびた
 ちの希望によるものでした。
  いただいたプレゼント 
   壁に貼ってあった運動会の絵 
10.21  
 新しいパソコンの操作に不安があるから、古いやつとの2台をキャリアーバックに入れて、出
 かけてきている。 しかし、今までのところ支障は起こっていない。
 新しいパソコンには、最新版の「ホームページビルダー19」を購入しインストールしたのだが
 ツールバーが異なっていたり、画像が消えてしまったりしたため、以前使用していた「ホーム
 ページビルダー
15」に戻した。それでも、以前の「ホームページビルダー15」と、どういうわけ
 かあちこちで異なる部分が生じてしまっている。つくづくコンピュータは難しいと思った。
 パソコンは、2台続けてVAIOを使っていたが、ソニーがこの事業から撤退してしまったため、
 NECと富士通との二者択一だった。そのなかで富士通に決めたのは、家電量販店での、製
 品の「座りのよさ(たたずまい)」が気に入ったからだ。

10.20  
 4年くらい前に、おじいさんの遺言状を作成するときにお世話になった、伊那市に事務所を構
 えている行政書士さん。 先日お伺いしたときに、それぞれの書籍を物々交換してきました。
 遺言状の作成の時、2回ほど公証人役場に行ったわけですが、おじいさんは、「みんなの仕
 事ぶりを監視に来た」と言って、大騒ぎをしたようです。だから、2回目に行ったときの応対は、
 すこぶるよかったということです。
 もっと若いときには、市役所に行くたびに職員と言い争いをしていました。お役所仕事に触れ
 ていると、いろいろ言いたくなる気持ちはわかるのですが、そのときの怖い顔をしたおじいさ
 んの表情が、目に浮かぶようです。
 実は、私も行政書士の資格を持っているのですが、私が開業しても、それで食っていくことは
 できません。
10.19  
 まるでジャングルのようで、足を踏み入れる場所もなかった南側の庭の、
 事
に取りかかり始めた。
 まず、「どうでもいい」木々を引っこ抜いて、ホームセンターから買ってきた
 ロック
を並べている。これでいくつかの島を作り、ここは百合、ここは矢車草
 といった具合に、咲く花の整理をすることを、頭の中で描いている。
 春になる前にやり遂げるつもりだが、いよいよ来週は渋柿の処理に手をつけ
 なければならないから、続きはそれが一段落してからだ。
10.18  
 なかなかものを買うことができない貧乏性の私が、夏場から悩んでいたのが、この
 背骨矯正器。この上に仰向けになって寝っ転がれば、自然と背骨の曲がりが治っ
 てくるというもの。
 元々が猫背で、最近はさらに背中の丸みが増したような気がしていたけれど、スト
 レッチは長続きがせず、結局楽な道を選んでしまった。ただし、これによって、本当
 に背骨が矯正されるかどうかはわからない。
 持ち運びができないから、家にいるときだけだけれど、とりあえず試してみます。

10.17  
 少し前から、パソコンの動作がおかしくなっていた。今は、パソコ
 ン
のない生活は成立しないから、へたってしまう前に買い換える
 ことにした、そして今日、パソコンのメンテナンスをお願いしている
 会社が、立ち上げの設定をしてくれた。
 新しいOSのWindows8.1は、タッチパネルを前提にしているため
 使い勝手が悪くて不評のようだ。だから、Windows7の操作パネ
 ルと同じように使えるような設定をしてくれた。
 ところが、その他にもいろいろなところが変わっているため、ブロ
 グの作成に手を焼き、転送したら画像が消えてしまっていた。
 したがって、新しいパソコンを横に置きながら、使い慣れた古いやつでこれを作成しています。パソコンは「習うより慣
 れろ」と言われているけれど、しばらくは、この気が狂うような環境が続きそうです。

10.16  
 自宅の庭のコキアが、燃えるような色になっています。
 これは、お嫁さんのお母さんからいただいたもので、芝生と水路の間に植え
 たやつです。
 私の子供の頃、庭に生えていた「ホウキ草」は、葉っぱが散ったあと、文字
 どおりホウキにしたものでした。
 ネットで調べると、「ホウキ草」とコキアは同じ種類のようですが、それがこん
 な色になったという記憶はありません。
10.15   
 市役所の税務課には、市県民税と国民健康保険税と固定資産税の3つの窓口があ
 る。今日は、固定資産税の内容を知りたかったから、固定資産税のカウンターの前に
 立った。
 目の前では、4~5人の職員が、パソコンに向かって仕事をしていたが、立っている私
 に目を向ける人はいない。そのままの状態で15分くらいが経ったあと、そのうちの一
 人が胡散臭そうな目つきで、「あの人は何なんだろう?」というような雰囲気で、目の
 前の机の人と目で会話をしていた。このようなお役所独特の展開はこれが初めてでは
 ないけれど、どうしてこうなってしまうのだろう。
 私からの提案は、税務課として窓口を一本化して、そこに担当者をつけること。そして、
 私が今日お願いしたような台帳のコピーのような単純な作業はその人が担当し、専門
 性を必要とする要件の場合だけ、各税の担当者に振る。そうすれば、ほとんどの人が
 ディリーワークに集中できるはずだ。
 だけど、縦割りの機能が行き届いているお役所では難しいのかもしれない。それとも、市役所を訪れる人への対応が
 メインの業務だから、そのときに気が付いた人が立ち上がってくるのだとでも言うのだろうか。

10.14  
 昨夜は、台風19号に追いかけられるようにして上京し、日本列島を縦断して
 いるときは、外の様子がうかがい知れない、ホテルの部屋の中で過ごしてい
 た。だから、どのくらいのが吹いたのかは知らない。
 今朝、タクシーの運転手に「は吹きましたか?」と訊いたところ、「大騒ぎす
 る割には、風はすごくなかった」と言っていた。
 最近、台風が来るたびに、気象庁は、「史上最大規模だとか」、「スーパー台
 風」だとかいう大げさな表現をして、自己保身に走る。そして、自治体がそのつ
 ど避難勧告を出しても、それに応じたのは、わずか0.1%に過ぎないという。
 自分の生命は、自分の力で守るという、生物の原点に今こそ立ち返るべきだ。

10.13  
 今の福島基準では汚染水を海に放出する基準は、例えばセシウムに関していえば
 1リットル当たり1
ベクトル以下でなくてはならない。それ以外の放射性物質に関して
 の放出基準は1リットル当たり25
ベクトル以下とされている。
 他方、日本の飲料水はどうか。ペットボトルで売られている飲料水の基準はセシウム
 が1リットル当たり10
ベクトル以下である。福島の汚染水放出基準は飲料水の放出
 基準の10倍も厳しいのだ。福島に適用されている福島の基準を当てはめれば、ペッ
 トボトルの水を福島の海に流せば重大な基準違反として、それこそ新聞のトップ記事
 にもなりかねないということだ。
 また、平均的な人間の尿に含まれるカリウムからの自然放射能は1リットル当たり約
 50
ベクレルだが、福島ではカリウムの放出基準がない。逆の意味で非科学的なのだ。

     「日本国の復権論戦~2014~」   櫻井よしこ   から抜粋しました。 
10.12
 さつまいもを掘っていたら、土の中からハツカネズミが1匹飛び出してき
 た。そして、すぐにもう一匹も飛び出して、一目散に逃げていった。
 鍬で土をすくったところ、現れてきたのは、まだ目が開かないハツカネズミ
 の赤子が6匹。どうやら、さつまいもの畝の中にある巣に、あたってしまっ
 たようだ。
 6匹の赤子を並べておいたところ、少し経って親のハツカネズミがやって
 きて、1匹ずつ咥えながら、どこかへ運んでいった。大事な家庭を壊してし
 まってごめんね。
 今日は、そのあとを耕して、玉ネギを植える準備をするために、ほぼ1日
 を費やしてしまいました。

10.11  
 御嶽山を望める、木曽カントリークラブはガラガラだった。噴火のあとキャ
 ンセルが相次いだようで、従業員の表情は暗かった。
 我々も、木曽でゴルフをするなんて不謹慎かもしれないと思ったけれど、
 一方では、少しでもお金を使うことが地元のためになるかと思い、決行し
 たゴルフでした。
 ゴルフ場から望む御嶽山は、噴煙を噴き上げていて、左側の頂は、火山
 灰が積もっていて真っ白でした。
 それでも、開田高原には人がやってきていて、少しだけ安心したのです。
10.10  
 今月の民生児童委員の例会は、マレットゴルフのあと紅葉狩りと称し
 た懇親会。みんな普段マレットゴルフをやっているようで上手だ。
 駒ヶ根市には、大きく分けて3つの地区があり、そのうちふたつの地
 区できのこが採れるということで、それぞれが持ち回りで開催を受け
 持っている。それで来年は私の地区が当番だ。
 前任者との引き継ぎのとき、「月に10日くらいは用事があるよ」と言
 われ、「ウソでしょう!」と思ったけれど、それに近いものがある民生
 児童委員
の日常だ。
 そして、来年の旅行委員長には、私が就くことがすでに決まっている。

10.9
 「くたばれ!ISO。」が、12刷になるという通知が、出版社より届いた。初版は2006年
 の9月だから、8年をかけてここまできたことになる。
 自分はガンの手術を受けて、おばあさんの看病をして、そしてお葬式を出す苦しい中で
 の執筆活動だった。
 来年は、ISO9001の規格要求事項が改訂されるから、この本の賞味期限が切れると
 いうことになる。
 大阪での講演会の最後に、「もし、気力と体力が持つようだったなら、『新・くたばれ!IS
 O
』を書くかもしれません」と言ったけれど、諸条件は決して明るくはありません。またあ
 の「地獄の日々」を送らなければならないと思うと、気が重くなってしまうのです。

10.8b  
 年に1回行われる、国保の特定健診を受診した。
 「伊那健康センター」の開門は7時30分だというから、昨年はその時間に行ったところ、
 もう玄関は開いていて、受け付け簿には10人くらいの名前が記入されていた。
 受け付けの順番に健診が進むから、早く終わらせたい私は、去年よりも早い時間に家
 を出た。そして、タッチの差で2番目だった。
 目と歯は3ヶ月に1回、かかりつけ医には2ヶ月に1回、そしてガンのあとの検診は年に
 1回受けているから、特定健診に実効は期待していないけれど、8年前にガンを発見す
 るきっかけになった健診だから、こうやって毎年続けているわけです。
10.8a  
 昨夜は、中国で行われていた、世界体操選手権の男子団体戦を、生中
 継で見ていた。
 最終種目の鉄棒のアンカーまで、日本は中国に15.866の差をつけて
 いた。ところが、中国のアンカーの得点は、それを上回る15.966。日
 本の内村のほぼ完璧な演技の得点を、はるかに上回る高得点で、最終
 的には0.1点の差で中国が優勝してしまった。
 そのあとの、内村の表情を見れば、この会場の状況がわかるだろう。開
 催国である中国を優勝させるために、この得点をつけたとしか思えない。
 私は、その瞬間、久しぶりに頭に血がのぼり、持っていた週刊誌を壁に
 たたきつけたくらいでは、収まることがなかった。

10.7
 昨日は、沼津まで移動して、夜の工場に入らなければならなかった。
 中央線のあずさはなんとか運行を再開したが、身延線が動いていなかったので、東京
 まで出てから新幹線に乗るしかなかった。そんなわけで三島までは順調に行くことが
 できたが、肝心の東海道線が不通になっていて、ひとつ先の沼津まで移動することが
 できない。
 タクシーにしようかどうかと考えていたところに、ちょうど三島まで移動してきていたお
 客さんから電話が入った。そして、東海道線は復旧しそうもないから、沼津までは路
 線バスを利用することにした。そんなわけで、仕事の時間には間に合ったけれど、自
 宅から7時間もかかってしまったのです。
 そして今日も、東海道線は間引き運転。どうあがいても、自然には勝つことができませ
 ん。 
10.6  
 9月の中旬に蒔いた人参が、やっと芽を出してくれた。また発芽しないの
 ではないかと、だいぶやきもきさせられたが、ここで画像のような可愛い
 芽を覗かせた。
 9月18日のブログに書いたように、8月に蒔いた時は暑すぎて、どうやら
 人参の発芽には条件が合わなかったようだ。
 今は、さつまいもの収穫のタイミングを探っている。そして、玉ネギの苗を
 植えるのと、えんどうの種を蒔く時期をいつ頃にするかだ。
 このような野菜の時期の管理をするために、5年くらいを連続して見られ
 る、日記をつけ始めようと思っている。 

10.5  
 朝から雨が降り続いていたので、屋外の作業はあきらめて、動画の編集など、室
 内でできる作業に、断続的に取り組んだ一日でした。

 「日本女子オープンゴルフ選手権」を、NHKは4日間連続で長時間放映していたけ
 れど、今日の後半だけ生中継で観戦できた。その結果は、アマチュアの永井花奈
 が3位になり、女子ゴルファーの層の厚さをまざまざと見せつけられることになった。
 彼女のインタビューの時の歯切れのいい受け答えには、大物感さえ漂っている。

 地区の神社の秋祭りは、あいにくの雨で獅子舞いができず、チビたちが曳くはずだ
 った屋台も、見ることができなかった。でも、実家のお母さんが買ってくれた法被
 着て、神事のあとの直会(なおらい)に出掛けて行きました。

10.4
 ブルーレイレコーダーを購入し
 た。新しいデジタルカメラの
 Dカード
のデータを、古い機種
 が読み取れなくなったので、
 それに対応するため。
 家電量販店に、新旧のデジカ
 メと一眼レフとを持っていき、それぞれのSDカードを実機に挿入して、読み取れるかどうかを確認してからの購入
 だった。
 値段もさることながら、コンパクトな作りはデジタル回路になってからのもの。自宅のテレビにセットしたあとに、早
 速SDカードを挿入してみたが、ニコンの一眼レフのものの音声を再生してくれない。
 セットをしてくれた友人が、ネットで調べたところ同じような事例があり、パナソニックサポートでは”すべてのMP4
 の再生を保証するものではない”という回答があるみたいだ。
 一難去ってまた一難、この世の中、悩みがつきるときはないのです。

10.3  
 今年は、の色づくのが例年より早
 いのではないでしょうか。
 左の画像は甘柿です。
 地面には、葉っぱが落ちて、掃かな
 くてはいけない状態です。
 これから干し柿作りが控えているし、
 なかなか休む間を与えてくれないの
 です。
10.2
 一連の朝日新聞問題を受けて、ネット上には「すべての朝日社員に死刑を言いわ
 たす」 「猛スピードのダンプカーで轢き殺す」といった、度が過ぎた書き込みが目立
 ちます。また、
ツイッターには100人以上の朝日記者らの名を連ねた「朝日新聞関
 係殺虫駆除リスト」が作られたとの報道もありました。発信者は定かではありませ
 んが「
ネットでの発信者は若者が多く、匿名性ゆえに過激な発信に結びつく」という
 発想は、実は正しくないと思います。
 では、
過激発言はなぜ起こるのか。背景には日本の中高年男性がネット以外で政
 治的議論をしにくい状況があります。米国のある調査では「
SNS(ソーシャル・ネッ
 トワーキング・サービス)上で政治問題について友人らと議論したいか」と尋ねたとこ
 ろ、大半が「したくない」と答えました。面と向かって議論するからだそうです。一方、
 日本では社会生活の中で政治を議論することが忌避されがちです。それが
ネット
 の発信につながると、私は考えます。

                              
  「朝日を攻撃する過激ネットの時代背景」  鈴木謙介(関西学院大准教授)
                              「サンデー毎日」 10月12日号 より抜粋しました。

10.1
 2007年のブログを修正していたら、1月10日のものに出合った。

   私にとっての栄養剤は、やっばり仕事だということがわかった。
   困難なテーマばかりだけれど、2日間もそのことにのめり込むと、た
   ちまち元気になってしまう。
   現場のみなさんと一緒なって活動することが、楽しくて仕方がないの
   です。


 今の私に、このときの楽しさの何%が残っているのだろうか? 「プロ」としては、この姿勢を忘れてはいけないのです。