あと あと のあと  2014年1月

1.31
 ジャズピアニスト・木住野佳子のアルバムは、週刊誌の音楽評の欄で知った。
 この「ふるさと」は、美しい日本を賛美するトリビュート・アルバムで、日本古謡~昭
 和の名曲をカヴァーしているものだ。私はこのように、スタンダードソングを、
ジャズ
 でアレンジしたものが好きだ。
 以前は、雑誌「ぴあ」で探しあてて、東京にある
ジャズハウスに行ったこともあるけ
 れど、今では、当時のようなお店が存在しているのかどうかも知らない。
 こんなことを書いているうちに、私が20歳のころ有名だったギタリストの
増尾好秋
 のことを思い出した。早速調べたところ、今はニューヨークに在住していて、2年前
 に、日本で自己のオリジナルバンドを結成し、本格的なバンド活動を再開したとあ
 るから、さぐってみようと思う。

1.30  
 携帯電話の着信履歴に、「非通知設定」が何回も繰り返しで残っている。誰かが連絡を取り
 たいらしい。
 私の電話は、相手が「
非通知設定」の場合は着信拒否にしてあるから、申し訳ないけれど
 何回かけてもつながることはない。もしかしたら、その相手は、自分が「非通知設定」にして
 あることを知らないかもしれないけれど、今後も着信拒否を解除するつもりはない。
 インターネットを使った意思表示が嫌いなのは、そのほとんどの場合が匿名だということだ。
 「くたばれ!ISO。」に対するレビューに、否定的なものがひとつだけあったが、それも匿名
 だった。
 相手を批判する場合は、自分も正体をさらして、きちんと向き合わなければいけないのだ。

1.29
 昨夜は沼津のホテルに宿泊したから、カウンターにあった「静岡新聞」の朝刊をいただいてきた。その新聞の、「論
 壇」というほとんど社説に近い「記名論説」に、次のような内容のものがあった。

 NHKの新会長になった籾井勝人氏の就任会見を清々しく聞いた。というより紙面で繰り返し読ん
 だ。私の知る限り、自らの見解を就任会見でこれほど淡々と語った会長はいなかったのではない
 か。 (中略)
 籾井氏は、「NHKは尖閣や竹島の領土問題の発信が少ない」と強調した。また総理の靖國参拝について、「信念
 で行かれたことでそれはそれでよろしい。いいの悪いのという立場にない」と歯切れがいい。「報道姿勢としてどう
 か」とつっこまれると、「ただ淡々と総理は靖国に参拝しましたでピリオドだろう」という。 (中略)
 慰安婦問題について質問された籾井氏は、「韓国だけにあったと思っているのか。戦争地域にはどこでもあったと
 思っている。ドイツやフランスにはなかったと言えるのか」と反問している。見事な常識を備えた人物だ。

 こと報道に関しては、テレビも新聞も同じような使命を持っているのだと思っている。だから、この論説に違和感を覚
 えたのは、私のそんな捉え方が違っているからなのだろうか?

1.28
 ヤンキースに入団が決まった田中将大投手の、7年間で約163億円という報酬が、
 うらやましくないわけがないけれど、そこに発生するプレッシャーは相当なものなの
 だろう。
 その
プレッシャーの質や規模について及ぶべくもないけれど、私が抱えているプレッ
 シャー
は、招いてくれたお客さんに「この人はダメだ」と言われたくないことだ。だか
 ら決して手を抜かずに、常に全力投球を心掛けているから、一方では日々が苦しい。
 今朝の朝日新聞に、松井秀喜さんの記事が載っていた。ヤンキース入団当時の不
 振に対して、「我々はあんなにパワーのない打者と契約したわけではない」と書いた。
 「さすがに気にならないか?」との日本人記者の問いかけに、彼は、「気になりませ
 ん。記者が書くことは僕にはコントロールできません。コントロールできないことには
 関心ありません」と答えたという。
 超一流のアスリートと比べることが無理なことだけれど、これくらい「無心」な気持ち
 になることができたなら、きっともっと楽なのに……。 

1.27c
 今夜は、「小さいおうち」を観るために、事前に上映時間を確認しておいた。山田洋次監督の作
 品に外れはないことと、前作の「東京家族」が良かったからだ。
 あらすじは、太平洋戦争の前後、東北の田舎から東京に出て来て、「お手伝いさん」となったタ
 キ(黒木華)の目を通して、ひとつの家族の揺れ動く姿を描いたものだが、あちこちに「戦争」の
 影を織り込んである、見応えのある作品だった。
 封切り3日目だというのに、
観客はたったの4人だけ。同じ時間帯に上映されていた、「AKB48
 ユニット祭り 2014 ライブビューイング
」が上映されていたシアターからは、見終わった大量の
 若者が満足そうな顔をして出て来た。  
1.27b
 
液体窒素の治療から2週間経ったので、皮膚科・形成外科の医院に行ってきた。
 2箇所の患部は、小さい瘡蓋(かさぶた)が残っているだけで、ほとんど治っている。それを
 確認した医師は、もう来なくてもいいようなことを言い出したので、他の所はどうでしょうかと
 訊いてみた。
 結局、小さな場所4箇所に
液体窒素を噴射してくれたが、 何も言わなければ終わってしま
 うところだった。それにしても、商売っ気がないお医者さんだ。
1.27a
 東京都知事選挙の、立候補者の平均年齢は
66.9歳だ。その中で、35歳
 の家入さんを除くと、69歳にも及ぶという。
 一時期、政治家が若返りする傾向がみられたが、最近ではまた60歳台に
 戻りつつある。こんな状況をみると、私などまだ「ひよっこ」だと考えられなく
 もない。   64歳の誕生日を迎えました。 
 
1.26
 玉ネギに追肥をした。マルチの上にまいた肥料は、昨夜の雨に溶けて、玉
 ネギの根っこまで浸透していくことだろう。
 この時期にできる野良仕事は、田んぼの土手の
を拾うこと。我が家のあ
 たりの土壌は、その昔河原だったようで、ほとんど砂利の状態だ。したがっ
 て、
小石を根気よく拾うことになる。
 今日は、
を拾っている途中で、土手が水路にせり出していることに気
 が付いた。そこでジョレンを使って土手の整地を始めたのだが、いくつもの
 大きなにぶつかり、ツルハシを持ち出すような大がかりな作業になって
 しまった。 寒風の中の作業だったけれど、心地いい疲れが残りました。
 
1.25  
 紅白歌合戦での泉谷しげるは、本当に怒っていたのだという。「週間文春」の
 阿川佐和子との
対談で本心を語っているが、「おい!手拍子してんじゃねえ、
 誰が頼んだ!」と観客に向かって叫んだのは、「『
春夏秋冬』はそういう曲で
 はないし、晴れ着も着られないような人たちが、会場の外にはいるわけで、そ
 ういう人たちの方に向けて歌っていたから…」だと言っている。
 もうかなり前のことだからどこだったのか忘れてしまったが、東京のライブハ
 ウスに、
泉谷しげるの歌を聴きに行ったことがある。そのときは、口に含んだ
 水を、観客に向かってダラダラ垂らしかけながらの、はちゃめちゃな歌い方だ
 ったが、特異なキャラクターは際立っていた。
 でもたぶん、
泉谷しげるはシャイな性格で、私達が感じるようなキャラクター
 を、一所懸命演じているのではないかと、この
対談を読んで思った。
1.24
 
今夜、NHK・BSプレミアムで、去年の12月27日に行われた「ザ・
 
タイガース 2013 LIVE in 東京ドーム」が放映された。私が、アリー
 ナ席で、4万5千人の観客と、感動の時間を共有したコンサートだ。
 もちろん全部の曲を知っているし、歌うこともできる。「
青い鳥」なんか
 は、Emで始まるイントロを、ギターで何回となく練習したものだった。
 
音楽は、そのメロディーを聴いた瞬間に、その時代の自分に立ち戻
 ることができる。ただ、それを単なる想い出にするのではなく、これか
 ら生きていくためのエネルギーにしなければならないと思うのです。
 
1.23
 かつて、護送船団方式で守られていた銀行は、困ってもお上が助けてくれた。だから、
 義理人情優先モードで中小零細企業に融資し、貸し倒れの山を築いていたとしても安心
 していられたのだ。
 だがいまは違う。銀行不倒神話は過去のものとなり、赤字になれば銀行もまた淘汰され
 る時代になったのである。
 だから、銀行は中小企業を助けることができなくなったのだ。取引先会社を守ってきた日
 本的金融慣行であるメーンバンク制が崩壊したのは、同じく金融慣行であった護送船団
 方式が崩壊したことに起因しているといっていいのではないか。
 市場から淘汰されないために、いま銀行で大切なのは、取引先を守ることではなく、自ら
 を守ることである。
 銀行はもはや特別な組織ではなく、儲からなければ当然のように潰れるフツーの会社に
 なった。銀行が頼りになったのはせいぜいバブルまで、困ったときに助けてくれない銀行
 は、とっくに実体的な地位を低下させ、企業にとって数ある周辺企業のひとつに過ぎなく
 なっている

                 「オレたちバブル入行組」   池井戸 潤   文春文庫  からの抜粋です。
 
1.22  
 今週の「サンデー毎日」に、東京都知事選挙の立候補予定者に対する支持率を調査
 した結果が掲載されている。これは、都民1018人に対して、
電話世論調査を行った
 ものである。
 その結果は、舛添要一氏が44.1%、細川護熙氏が20.3%、宇都宮健児氏が14.
 5%という、意外な結果だった。
 「反原発」を選挙戦のテーマにするならば、細川、宇都宮の2候補の一本化が必要な
 のではないかということは誰もが考えること。実際に、いくつかの団体が
一本化を探っ
 ていたが実現できなかった。
 これは私の一方的な感想であるが、
一本化できなかった要因の中に、ある政党が、
 選挙の目的を勢力拡大に置いていることがあると思う。「小異を捨てて大同に就く」の
 ではなく、共闘によって組織力が衰えることを憂慮しているわけだ。
 私が労働運動にのめり込んでいた若い頃も、この政党の「
独善性」との戦いがあった。
1.21
 さだまさしが書いた「無縁坂」という詞の一節に、「がいいとか悪いとか、人は時々口にするけど、そうゆうことって
 確かにあると、あなたをみててそう思う」というものがある。
 今年のお年玉年賀はがきの抽選結果は、三等のお年玉記念シートの
当選番号が、下2けたの72と74
 だった。私の場合、100枚のうち2本の
当選があるのだから、確率的には10枚くらい当たっていてもよ
 さそうなものなのに、73とか75という前後の番号はたくさんあっても、そのふたつの数字のものはたった
 3枚しかなかった。
 長男夫婦は、対象枚数は少ないのに、三等が2枚もあったという。初詣で引いたおみくじの「
末吉」が、現実のもの
 になってきているようで、いささか嫌な気分だ。

 
1.20
  芋干しにするさつまいもは、
   「太白」という種類のもの。
   見栄えは悪いけれど、この
   甘みはお菓子では得られま
   せん。

 
切り干し大根は、今年初め
 
てチャレンジしたものです。う
 まくできれば、煮物にして食
 することができます。

 
1.19
 去年1年間かけて何カ所かに分かれている物置の整理をしたのだけ
 れど、これはそのうちの1箇所の入り口に設置されていた「踏み台」だ。
 おじいさんが作った、ベニヤ板1枚の大きさの立派なものだったから、
 捨てきれずに、どこかで活用することができないものかと、とりあえず

 
保管ておいたものだ。
 しかしながら用途は見つからず、木製だから白アリの住処になってき
 ていたので、ここで解体して焼却することにした。
 誰もが、物を
捨てることがなかなかできないと思われるが、命が有限
 であることが自覚できてしまえば、「もったいない」ことに対する基準が
 変わってくるのです。
 
1.18b
 木曜日にお嫁さんから届いたメールは、「保存しておいた大根がってし
 まった」というもの。秋に採れた野菜は発泡スチロールの箱に入れ、お勝
 手口に近い北側の物置の棚に収納してあった。しかしながら、そこは日
 が当たらないため、いちばん
え込む場所だ。
 そこで、その野菜たちを、時には野良猫の避難
からの)場所にもな
 っている、車庫の中に移し替えた。右の写真がその状態です。
 そして、夜寝るときに電気毛布を使わないことが今まで続いていたけれど、
 いよいよこ
さにギブアップ。昨夜から電気敷き毛布をセットしました。 
1.18a  
 先週、液体窒素の治療を受けた後、右のまぶたは腫れ上がり、「痛々しいですね」と
 お客さんに言われた。左の頬は、黒くなって盛り上がってきたのがグロテスクだった
 ので、丸い形をした傷絆創膏で覆っていたけれど、中から体液がしみ出してきて、気
 持ちが悪い日が続いていた。
 その
シミ」が、ふたつとも剥がれ落ちていることに気が付いたのは、昨日の朝目が
 覚めたときのことだった。
 そのあとは、まだ正常な皮膚が形成されていないため少し赤みを帯びているが、黒
 い「シミ」は見事になくなっていたのでした。
1.17
 昨日の日本経済新聞に、「佐賀市では、民生委員に、タブレット(多機能情報端末)
 を1人1台支給。従来は手書きだった活動報告書の作成などの負担軽減を目指す」
 という記事が掲載されていた。ここでは、
民生委員にどのくらいの負荷がかかってい
 るのだろうか。
 「出られないときは出なくてもいいと」自治組合の役員に言われて引き受けた
民生
 委員
だけれど、いざ就任してみると、私だけがそんなことが通用するわけがない。
 先月の理事会と例会は仕事の日程を変更してもらって、今月の例会はお客さんに
 お願いしてなんとかやり繰りをした。
 今後は、第二金曜日を中心にして、わかっている日程を確保しておかなければなら
 ない。それは仕方がないとしても、
スケジュールが1ヶ月前にならないとはっきりしな
 いものがたくさんあるから、それが今のところの悩みの種だし、実際に困っている。あとの後悔先に立たずだが、な
 んで引き受けてしまったのだろうかと、今になって悔やんでいるというのが正直なところだ。

 
1.16  
 今年の年賀状も、ほとんど届き終わったようだ。虚礼と言われればそれまでだが、1年に
 1回だけの便りだから、近況を報告し合うものになればいいのに、その多くは印刷屋さん
 が推奨しているパターンのものが多いから、もったいないなと思っている。
 今年の年賀状でいちばんショックだったのが、小・中学校の同級生のものの中に、「わた
 しは今、母(
認知症)の歩んだ道を歩んでいます」という文面があったこと。
 64歳にもなるから当然かもしれないが、自分自身で気持ちは若いと思っていても、このよ
 うな年代に足を踏み入れているのだということを認識させられた。
 この世代になってくると、「
老化」の程度に個人差が顕著に表れてくるのもまた事実だ。
1.15
 徐に」という字を読めなかった。漢字検定に出てくるような難しい字ならまだしも、こん
 なにも簡単な字が読めないというのは、少なからずショックだった。それは
おもむろに
 と読む。
 電車の中で、本を手にして
読書をしている人を見るとホッとした気持ちになる。隣の席で、
 スマホでゲームをしている若者と比べると、長い人生の中では大きな差がつくことだろう。
 それはなんの差かというと、単に文字を読めるか読めないかではなく、物事を理解し、発
 想し、行動に移していく力である。

 読書
は、目に入った文字を、頭の中で場面に構成し直さなければならない。そのプロセ
 スが大事だと思うから、できるだけいろいろな本を読もうとしている。逆の言い方をすると、
 自分を高める具体的な方法は、
読書くらいしかないのだから。
 
1.14
 あえて「最近の若い者は」と言うなら、個性がなくなってきているという気はするな。それは、今
 の日本社会に
格差が小さくなっているからだと思う。ニュースではよく言われているけれど、今
 の日本の世の中が
格差社会だなんて、贅沢でわがままだよ。僕らの時代だって、ずいぶん
 差
は縮まっていた。それでも、経済的な理由で中学から高校に行けない子供もざらにいたから
 ね。今はそこまではないだろう。……これも僕の持論なのだけれど、「食べられないこと」「命の
 危険にさらされないこと」、このふたつに比べたら、ほかのことなんて案外たいしたことではな
 い。この本の読者は、少なくてもこれを買うことができているのだから、そのふたつには該当し
 ないはずだ。
 ということはね、今の世の中では意外とチャンスは
平等に与えられているんだ。昔は、いかん
 ともしがたい壁というものがあった。本当にどうしようもないくらい家が貧乏だとか。そういうハ
 ンディキャップは、今は少ないと思う。だから、世の中が豊かになった分、若い人たちもみんな
 同じような感じになったね。同じようなものを食って、同じような生活をして、同じような志を持つ。それで、
価値観
 で同じになるんだよ。そういうつまらなさは、若い人たちを見ていていつも感じる。例えば、僕には君と同じような年
 齢の娘がいるのだけれど、娘の友だちが5人出てきても、その5人が全然個性の違う友だちではなくて、「娘の友だ
 ちA、B、C、D、E」みたいなところがある。
 僕らの時代はね、例えば5人の友だちがいたとすると、5人ともまず家の豊かさが違う。それも、大幅に違う。だから
 
価値観が違う。世界観が違う。それが、おもしろかった。

             「世の中それほど不公平ではない」  浅田次郎  【集英社】  から抜粋しました。
 
1.13
 今日は移動するだけだったことと、途中で家人の実家に寄るということも
 あって、白いワイシャツではなく、柄シャツを着て出かけてきた。明日から
 着用するネクタイを持たなかったのに気が付いたのは、義弟に茅野駅ま
 で送ってもらう車の中でのこと。
 最近、物を探す時間が増えて、困ったものだと思っている。右の画像は
 私の部屋の入り口に貼り出した紙で、こんなに大きな物がいくら探して
 
もみつからないのだ。
 ネクタイは、大宮に着いてから、駅の傍にあるコナカで買った。そんなわ
 けで、予定外の、ムダな支出になってしまいました。
1.12  
 どんど焼きに参加するつもりはなかったけれど、昨日の隣組の新年会で、民生委員だった先
 輩に、「民生児童委員」なのだから、呼びかけがなくても参加しなければいけないと言われ、
 孫たちと一緒に出かけていった。
 今年最大の寒波が訪れている中、まだ乾燥していない門松たちをなんとかやして、各家庭
 から持ち寄ったお餅をいて食べました。
 3歳の後半にさしかかっている琉くんは「友だち」が大好きで、みんなと飛びまわって遊んでい
 たけれど、そのうちに足を踏み外して小川に落ち、びしょ濡れになってしまったので、きっとい
 つまでも記憶に残ることでしょう。
1.11
 商品コード「V60」、「新日本プロレス1.4 東京ドーム大会」の視聴チケットを購入し
 て観戦しました。ところが、5時間を経過した段階で、放送が終了してしまったので
 す。場面は、メインイベントの試合が終わり、そのあとのセレモニーで盛り上がると
 ころでした。
 試合も重要ですが、プロレスを観る楽しみは、試合後の展開のおもしろさもあるの
 です。私は、今まで何回も試聴チケットを購入してきましたが、こんなことは初めて
 の出来事でした。3150円という有料番組ですから、この対応はたいへんまずい
 と思います。                 
                       私の問いかけ   スカパーからの回答 
 お問い合わせの件につきましては、以下のとおりご案内いたします。                    
 この度は、生中継が途中で終了してまう事象が発生しお客様にはご迷惑をおかけいたしましたこと、お詫び申し上
 げます。

 新日本プロレス1.4東京ドーム大会につきましては、以下スケジュールにて再放送いたします。また、再放送では休
 憩時間等不要な部分をカットしパフォーマンスを最後まで放送いたしますので、ご視聴いただけましたら幸いです。
 
1.10
 顔にできた「シミ」は、老化現象のひとつだから、仕方がないことだと思っていた。
 ところが、左頬の直径1cmくらいのやつが、最近盛り上がりだし、痛痒さをともな
 うようになった。そこで今日は、地元の皮フ科・形成外科医院に行ってみた。
 先生は「シミ」を一瞥しただけで、これは良性の「$△✕※」というやつで、液体窒
 素によって治療することができるという。そこで欲を出した私は、右まぶたの上の
 「シミ」も取れないかと訊いてみた。「これはどうかな?やってみるか…」とつぶや
 きながら、患部に-80℃くらいの液体窒素を噴射してくれた。
 これを2週間ごと、3~4回繰り返せば治るという。「美肌」を取り戻すことができる
 という裏づけがあるから、液体窒素の治療は、心地よい痛みでした。 
1.9
 JR総武線・津田
 沼駅の近くにある
 「日高屋」では、
 生ビールの自動
 注入器が使われ
 ていた。ジョッキをセットすると、やや傾けたあと生ビールが注入され、垂直に戻されたところ
 で泡がそこに入れられるのだ。ふたつのジョッキを同時にセットできるのだが、そのふたつと
 も、生ビールの液面は見事なくらい一致していた。
 日高屋にはよく行くけれど、いつも入り口際の禁煙席に座るから、奥の厨房にある注入器に
 は今まで気が付かなかった。こうやって、条件がコントロールされている生ビールは美味しい。
 
1.8 
 新宿ピカデリーでは、たくさんの映画を上映していたけ
 れど、ちょうど15分後にはじまる「ゼロ・グラビティ」を観
 ることにした。
 観客が多かったから少しは内容に期待していたけれど、
 全編、宇宙空間の映像で、ストーリーにも斬新なところ
 はなく、全くの期待外れだった。
 ただ、このような外部から隔離された時間は、自宅にい
 たのでは確保することができないから、私にとっては貴
 重なひとときなのです。
 
1.7
 小泉の原発ゼロ発言、ゼロのあとどういう代案があるのか、代案を出さないでゼロ発言
 をするのは無責任、あまりにも楽観的だという批判ですね。しかしね、この
原発問題は広
 くて大きくて深い問題ですよ。国会議員だけで代案を出そうと言ったってなかなか出る問
 題じゃない。まして私一人で
ゼロのための代案を出せなんて不可能ですよ。
 だから、政治でいちばん大事なのは方針を示すことだ。「
原発ゼロ」という方針を政治が
 出せば、必ず智恵ある人が、いい案を作ってくれるというのが私の考えだ。専門家、経産
 省、文科省の官僚も含めて識者も集めて
ゼロという結論を出した場合、何年かけてゼロ
 にするのか、再生可能エネルギーをどういう風に促進し、奨励していくのか、廃炉にする
 にも40年、50年かかるでしょう。
 あるい廃炉の専門家を、どう確保していくか、さらに
原発ゼロになったあとの地域の発展
 をどう考えるのか、さまざまな雇用問題、
原発に従事していた人の雇用問題をどうするの
 か。そういう広範囲な問題が残っているんですよ。こういう問題は国会議員、一政党、一
 議員で(答えを)出せるわけないじゃないか。だから専門家の知恵を借りて、その結論を
 尊重して進めていくべきだというのが私の考えなんです。


           「小泉純一郎の『原発ゼロ』」  山田孝男    毎日新聞社   から抜粋しました。
 
1.6
 3年前に畑に植えたは、若木だからいっぱい枝が出て混み入っ
 ていた。
 しかしながら、「切るバカ、梅切らぬバカ」ということわざがあるよ
 うに、の枝を切るのはタブーだと思っていたし、実際、庭にあった
 の木が枯れてしまったことも体験している。
 ネットにあるいろいろな情報を総合してみると、は、切り口の傷の
 治りより腐り込みのほうが早く、樹の勢いが悪くなりやすいから、切
 らない方がいいとされているのだった。
 対策としては、切り口からばい菌が入らないように、殺菌剤の入った
 保護剤を塗すればいいとあったから、今回、思い切って枝を切ってし
 まいました。さてこれが、吉と出るか凶と出るか、です。
 
1.5  
 元旦に、BSフジで、「北の国から・'98時代」の放送があった。 朝届いた
 分厚い広告が入った新聞のテレビ欄を見ていて気が付いたもので、危な
 く見逃すところだった。
 螢の妊娠、結婚、そして草太の事故など、様々な出来事を描いたくこの作
 品は、前・後編合わせて約6時間におよぶ超大作で、感動的だった。
 前にも書いたと思うが、「北の国から」が放送されていたときに、なぜ見な
 かったのかが不思議だ。さて残すのは「2002・遺言」のみ。それがいつ再
 放送されるかです。
1.4  
 毎年恒例になっている、新日本プロレスの「1.4(いってんよん)東京ドーム大会」。
 スカパーの視聴チケットを買って見たのだけれど、メインの試合で棚橋が勝って、これから
 恒例の「エアギター」がスタートしようとするときに、突然番組が終了してしまいました。どう
 やら、5時間が経過したから、放送の枠がなくなってしまったようです。
 今回の視聴チケットの値段は3,150円。有料なのに中途半端なままで終わってしまうな
 んてひどいです。明日、スカパーに電話をして、抗議しなければなりません。
 東京ドーム大会は、3万5千人の入場者で、売り上げはおそらく3億円ほどになるだろう。
 選手の入場シーンには華やかな構成が織り込まれ、試合内容ともども、さすが「いってん
 よん」だという出来映えでした。
1.3b
 第廿三番  末吉

 何となく不安定で、やる事なす事全てに思うような効果が上がらず、他人も頼りになりません。
 こういう時は力まずに春のくるのを待つ心がけでじっと耐えることです。
 見通しもいまははっきりとせず焦りがちになりますが、一陽来復を待ち、ひたすら実力を蓄えてお
 くことです。


 光善寺のおみくじは、久しぶりに悪い運勢でした。本人は、全然「焦って」いるつもりはないのですが……。
 おみくじは、自宅の柿の木に結びつけました。悪い結果のおみくじを木の枝に結ぶという習慣は、「木々の生命力
 にあやかり、願いが叶うようにという祈りが込められている」そうです。
 
1.3a  
 毎日の自宅の浴槽のお掃除は、お嫁さんか私がやることに固定されてしまってい
 る。それは任務分担によるものではなく、必然性からくるものだ。
 お風呂に入らないと気持ちが悪くて、夕食を食べたあとでは体がグダーっとしてしま
 うから食事前に入りたい私と、新陳代謝が盛んな孫たちを、入浴させなければ寝か
 しつけることができない、お嫁さんの必然性だ。だから、他の家族は浴槽の掃除に
 ついて関心がない。つまり、その人たちはお風呂に入らないということにもなる。
 昨夜は、お嫁さんが孫たちを連れて実家に帰っていたから、私は浴槽を洗っただけ
 で、もったいないからお湯を張らずにシャワーで済ませておいた。そして朝起きてみ
 ると、案の定お風呂は洗った状態のままで空っぽだった。
1.2  
 昨年の8月から、スカパーの「チャンネルNECO」で放映されていた「雨の中
 に消えて
」全13話が完結し、全編見終わったあと、無事DVDディスクに焼き
 付けた。そのなかで、ボーイッシュで
 キュートな松原智恵子に、今さらなが
 ら魅せられている。
 映画「その人は昔」は、VHSでしか発
 売されていなかったから、これもDVD
 に焼いて、貴重なコレクションが増えた
 ことになる。ただ、共演の内藤洋子は、
 松原智恵子に比べるとお子ちゃまで、
 あのころどうして「ときめいた」のかが疑問だ。  先月で69歳になった舟木
 一夫は、75歳まで歌い続けることを宣言している。

1.1
 AKB48がフィーバーし始めたころ、選抜メンバーの中で、秋元才加と大島優子
 年齢が高いことが気になっていた。ほとんどが十代の人たちの中で、22才くらいで
 も平均値を結構上回っているように見えたのだ。
 そして、時は刻々と過ぎていき、秋元才加は卒業し、大島優子の「順番」が迫ってい
 ることを、ファンは恐れながらも感じていたことだろう。
 紅白歌合戦の場で卒業発表をしたことに対して、「国民的番組の紅白内で個人的な
 発表をするべきではないと思う」とか、「紅白の場で言うことじゃないと思う」といった
 意見がネット上を賑わせているけれど、紅白が「国民的番組」であったのは、今に比
 べて圧倒的に娯楽が不足していた昔のこと。そして、芸能界という特殊な世界では、
 「個人的な発言」と「公的な発言」との明確な違いなどない。
 私は、通算50回出場を期に紅白引退だいう北島三郎を、みんなでちやほやしたこと
 の方が、よほど鼻についたくらいだ。 

元旦
 あけましておめでとうございます。
 詩を書きたいとか、ゴルフの勉強をしたいとか、舳倉島や出雲大社や武田城跡へ行きたいとか、いつも思っている
 だけで実現してないけれど、今年は、そのうちのひとつだけでも実行できるようにしたいです。
 今年もお付き合いください。よろしくお願いします。