あと あと のあと 2008年8月

8.31
 今年のは、3日間のまとまった休みが取れたら、北海道に行きたいと思っていた。
 2日連続のお休みがあったら、
能登半島の沖にある舳倉島に行ってみようと思っていた。
 せっかく富士宮市に仕事で行っているのだから、一生に一度くらいは
富士山に登ってみようとも
 思っていた。
 仕事のために着るの
半袖のワイシャツの稼働率は高かったけれど、予想通り、物の衣類を入
 れてあるケースは、ほとんど開けられることはありませんでした。
 そんなわけで、何もできないまま、今年の
が、あっという間に終わってしまいます。

8.30
 3日ほど前から、また右手のしびれを感じていることにより、ビタミンB12がまた欠乏してきたのだろうことと、3月に
 筋肉注射で補給したことの効果があったことを、再確認した。
 そこで、かかりつけ医院に通院して、お尻に注射をしてもらい、これからは、3ヶ月に1回の頻度で繰り返していくこ
 とにした。
 インプラントの手術の経過は順調で、今日は歯科医で抜糸してもらった。これからしばらくの時間をかけて、埋め込
 んだインプラントが一度ゆるむとのこと。そこを乗り切ればアゴの骨に定着するため、できるだけインプラントに負荷
 をかけない、食事の採り方をしなければなりません。
 今は土曜日しか空けることができないけれど、2週間おきに検査のための通院をすることにしました。

8.29  
 今週も、やっとこさ自宅に帰ってきた。
 せっかく富士山の麓にまで行っているのに、この春から顔を拝んだことがない。
 いつも雨が降っているか曇っているかで、全容を現してくれないのです。
 だからというわけでもないのですが、ホームページの表紙の写真が種切れのため、土曜日
 になるというのに更新できません。

8.28  
  恋なんか もうしたくなかったと 微笑んで 涙浮かべてる君
  怖いのは 僕も同じなんだよ だけど今 嘘はつきたくないよ

  愛することを 知ってしまったら 子供にはもう 戻れはしないけど
  人はきっと 強くなってゆくんだ

  愛が哀しいから 涙をくれたんだろう 言葉だけじゃ 届かない日のために


       「愛が哀しいから」      作詞 : 山田ひろし  作曲 : 徳永英明

 「モンスターペアレント」の主題歌です。なんとかしてカラオケで歌えるようになろうと、シングルCDを買って、さらに
 楽譜まで手に入れました。
 車の中で聞き続けているのですが、記憶力が退化しているためか、なかなか覚えることができないのです。
 昔の歌謡曲はもっと一本調子だったのに、今の曲はメロディが微妙に変化しているななどと思うのは、私が古い世
 代のくくりに入ってしまっているということでしょうか。

8.27  
 八王子の工場での仕事が終わったのが午前1時頃。 それから静岡県の富士市に移動した。
 夜中の市街地は渋滞こそなかったものの、大型トラックが列を作って走っていたため、いつもと比べてそんなにも時
 間短縮にはならなかった。
 結局眠りにつくのは4時頃になってしまったけれど、朝は7時に設定した目覚ましのアームがなる前に起きてしまう
 から不思議だ。
 ただ、寝不足のまま仕事に入っても、思考力が極端に衰えていて、いつもの自分はどこかに行ってしまっている。 
 だから、こんなパーターンを繰り返していてはだめだ。

8.26  
 夜中に移動しなければならない事情があって、今週はによる移動を採用している。
 しばらくの間交通機関を使っての移動だったから、を運転するのがおっくうになっているし、
 線変更をするときなど何だか怖いくらいだ。
 普段はまったく使わなかったこうもり傘を差しながら、駅からホテルまでの道や、ホテルからお客
 さんの企業までの道のりをくことになるから、適度な運動を採り入れることができて、健康のた
 めにもいいことなのだろう。
 ずっと疼いていたアゴの骨が、1週間経ったところで、ようやく落ち着いてきたみたいだ。

8.25  
 英調査会社FDSインターナショナルが23カ国1万4千人弱に調査したところ、社員の意欲で日本は最下位。
 首位オランダなど欧州各国は余暇の充実が寄与した面があるが、日本は強みだったはずの「上司や経営陣との信
 頼関係」で9位の中国、16位の米国などに引き離された。
 冷めた関係が昇進などの
期待を失わせ、仕事そのものの満足度も低下。バブル崩壊後の縮み志向を引きずり、景
 気回復期でも努力を怠ったとFDSの分析は厳しい。
 そして再びの景気停滞。総人件費抑制の流れが強まり、非正社員の雇用が絞り込まれる中で、職場には
閉塞感
 が漂う。だが人を生かす経営に背を向ければ日本は失速する。


               「働く日本 第6部 やる気再点火」   日本経済新聞  8月25日号 より抜粋

8.24  
 人口13億人の中国で、徹底的に選び抜かれた337人のエリート美女軍団
 です。前提となる資格は、年齢18〜25歳、身長168センチ以上の
美女
 スリーサイズにも規定があり、お尻が大きい女性は「目立ちすぎる」という理
 由でハジかれている。
 中国ではキレイどころが集まる客室乗務員養成科の学生も多い。あまりに容
 姿偏重のため、人権団体が「女性差別だ」と抗議したほどです。
 スゴイのはその
美貌だけではない。多才であることも求められ、昨年から約1
 年間、壮絶な特訓を受けてきたという。
 バレエ、舞踊、芸術鑑賞、礼儀作法など多岐にわたり、北京の職業学校でカ
 ンヅメになって訓練を積んできました。箸を口にくわえて歯を8本見せて笑顔をつくる練習や、頭の上に本を乗せて
 足の間に紙切れをはさみ、ハイヒールで何時間も立つなど、朝6時から夜までみっちりです。テロや突発事件の対
 処法も仕込まれている。ここでもフルイにかけられているから、TVに映っているのは正真正銘の精鋭です。
 彼女たちはボランティアのため無給だが、大会中は世界のトップアスリートの目に留まるし、五輪後は
女優モデ
 ル
の道も開かれる。この肩書だけで一生おいしい思いができるという。

                                  「日刊ゲンダイ」 の記事から抜粋しました。

8.23  
 11月に計画した同級会の通知を、幹事のみなさんと作成し、発送できる状態になった。
 せっかくだからふるさとの雰囲気を伝えたいねと、この夏発行された中央アルプス駒ヶ岳の切手シートを貼って投
 函することにした。
 土曜日だけれど郵便局の窓口は開いていることを知っていたから、その切手シートを買いに行った。
 ところが、その窓口では、「切手を販売しているのは向こうの会社で、完全週休2日制だから、平日でなければだめ
 だ」と言われた。
 郵政民営化で分社化され、郵政事業が細分化されたことは知っていたけれど、それが利用者に不便を強いるもの
 になっていることまではわからなかった。
 たとえば私のように、平日に郵便局に行かれない人は、永久に切手を購入することができないことになる。休日用
 の窓口は開いているのにもかかわらず、切手が買えないなんてどう考えてもおかしい。
 郵政事業はサービス業なのだから、利用者の立場に立った展開を考えなければだめだ。

8.22  
 北京オリンピックの野球の準決勝、星野ジャパンが韓国に負けて正直言ってほっとしてい
 る。
 なぜかというと、予選で4勝3敗のチームが、7戦全勝のチームに勝っても、ちっともすっき
 りした気分になれないからだ。
 2006年に開催された、ワールド・ベースボール・クラシックのときにも、同じことを感じた。
 金メダルは、予選を全力で勝ち抜いて、実力がナンバーワンのチームが手にするものだか
 ら、そんな資格は日本チームにはない。
 日本のプロ野球からファンが離れてしまっている一因を、このオリンピックで見たような気がする。

8.21  
 横浜のホテルで目が覚めた。
 昨夜はあんなに体調が悪かったのに、ひと晩寝て起きたら気分がすっきりしている。そればかりでなく、全身にやる
 気
がみなぎっているではないか。
 3日間飲み続けなければいけない最後の抗生物質を飲み、いただいた薬を使って口の中の消毒をした。
 アゴの骨はうずいてまだ腫れが残っているけれど、どうやらは越えたみたいだ。

8.20  
 アゴの骨に、それも4本も穴を空けたのだから無理からぬことだけれど、体にそのダメージが残
 っている。
 痛み止めの薬はもらったけれど、胃への影響を考えてできるだけ飲まないようにしようと思い、
 昨夜は睡眠導入剤を飲んで、熟睡とはほど遠いひと晩を過ごした。
 今朝は歯科医に消毒のため通院し、そのあと埼玉に移動したが、頭がボーッとしていて調子が
 悪い。
 オペの翌日の今日は、仕事は無理だと思いあらかじめ空けておいたのだけれど、夕方頃からな
 ら大丈夫かなと、安易な気持ちで仕事を入れてしまったもの。
 生身の人間だから、無理がきかないことを再認識させられた、インプラントのオペでした。

8.19c  
 午後2時30分からはインプラントのオペ。
 歯肉を切り開いてアゴの骨を露出させ、そこに直径3.5mm×長さ11.5mmの穴を空け、チタン製のインプラント
 を埋め込むもの。
 下あごの奥歯4本のオペに2時間かかり、そのあとの処理が全部終わったのは6時40分だった。
 なんにつけてもプロの仕事は高いレベルでなければならないけれど、医者さんになるのもたいへんなことだ。
 自分もプロの端くれだから、きちんとした仕事をしなければいけないと、再認識させられました。
 約2ヶ月後、骨とインプラントが接合するのを待って、きちんとしたが構成されます。

8.19b
 1ヶ月遅れの定期検診日。
 7月17日のCTの結果は、ガンの転移は見られず、異常なかったとのこと。
 次回の検診は、予防措置としてピロリ菌を退治するために、ピロリ菌の検査をすることにな
 った。
 その説明をしてくれた看護婦(師)さんが、いいものがあるよって、「リスクと戦う乳酸菌」と
 いう名前のヨーグルトを紹介してくれた。
 ヨーグルトに花粉症を抑える効能があると聞き、一時期食べ続けたことがあったが、今は
 途絶えてしまっているため、ピロリ菌を少なくして検査にのぞむために、今日からまた食べ
 ようと思っている。
 
8.19a  
 97年オフ以降は、右ひじ、右肩の手術をしたこともあり、解雇されては「再就職先」を見つけることを繰り返した。
 1000日ぶりに大リーグに復帰登板した今期、渡り歩いた球団は、今期所属したロイヤルズを含めて10球団にな
 った。 (中略)
 そんな野茂投手のカムバックを、米社会は温かく見守った。プロスポーツ界に限らず、米社会は確かに弱肉強食の
 世界だが、一方で「再挑戦」の機会を積極的に与えようとする土壌がある。
「敗者復活の機会」が限られた状況の
 日本が、米国流の効率主義、成果主義を模倣しようとしているのなら、それはかなり居心地の悪い社会なのだと思
 う。

                           「記者の目」  毎日新聞 8月19日号より抜粋

8.18  
 頼まれていた遠方での講演を引き受けて、かなりボリュームのある原稿を執筆することにし、日
 程の余裕もないのに9月からもう1社お伺いすることにした。
 自分を追い込もうとする気持ちなど全然ないのだけれど、流れのままに行動しているとこういった
 結果になる。
 だから、夕食時にビールを飲むのは今日限りとし、たまにしかいってないパチンコとゴルフの練習
 を封印し、もし時間が少しでも空いた場合は、フィットネスクラブに行って体を鍛えるようにして、か
 なりきついであろうこの半年間を乗り切るのです。

8.17  
 北京オリンピックの女子マラソンのテレビ中継を観て、新日本プロレスのG1クライマックスのPPVを堪能し、軽井沢
 72ゴルフでは原江里菜の初優勝をお祝いした。
 テレビはずくなし箱だから、その前にいると他のことに手が着かなくなり、時間ばかりが過ぎていく。
 1日をこんな状態で過ごすのはもったいない気がするけれど、お盆休みくらいいいかと、自分で自分に言い訳をして
 いる。
 休みはたくさん欲しいけれど、仕事をしていないとだらけ気味になるから、休みが多いのも考えものだ。

8.16  
 朝、窓の外からの鳴く大きな声がしたので見てみると、玄関のすぐ脇
 の木に巣があり、雛たちが親の餌を請求しているところだった。
 何という名前のかはわからないけれど、4羽の雛たちはもうかなり大き
 くなっていて、巣からはみ出そうになっている。
 人の出入りが激しくて、夜は玄関灯が灯っていて、たちにとってあまり
 いい環境ではないのに、巣を作ってくれたことが嬉しい。
 おじいさんに知らせるとまた何か工作をするかもしれないから、内緒にし
 ておくことにした。
 それにしても、こんなに大きくなるまでよく気が付かなかったものだ。

8.15  
 娘たちと焼き肉を食べに行った。「焼き肉屋のさかい」はチェーン店なのに肉の質がよくて、娘たちは大満足。
 私は、食べる量をコントロールしたけれど、それでも胃がもたれ気味になってしまった。
 家に帰って、なでしこジャパンの活躍を見ながら、よせばいいのにゴマだれのこってりしたお団子をひと串食べてし
 まったところ、気持ち悪くなり始めた。
 からだ全身に脂汗が吹き出て、吐き気がする。 外に出てもどしたけれど、苦い胃液が少し出ただけ。
 連日の暑さの中で、ただでさえ体力が弱っているのだから、気をつけなければだめだ。

8.14  
 浅丘ルリ子とは世代がひとまわり違うから、彼女が出演した映画はあまり観たことがなかった
 けれど、あの人間離れした美貌と、恋多き女だということは薄々知っていた。
 この本は、どこまでがフィクションなのかはわからないが、石原裕次郎や小林旭や美空ひばり
 や石坂浩二などをはじめとした、彼女を取り巻く人間模様が描かれている。
 
浅丘ルリ子は、スターになるべくして生まれてきたような女性で、その奔放な生き方が、あの
 堅苦しいような時代を切り拓く役割を、少しだけ果たしたのだと思う。
 林真理子は、女性の表現の仕方が上手だ。


              「RURIKO」  林真理子  角川書店  ¥1500(税別)

8.13  
 京都から岐阜羽島までの新幹線は、念のために指定席を確保したけれど、そんなにも混んではいなかったみたい。
 名神高速道路も中央道も順調に流れていて、特に時間がかかるわけでもなく自宅にたどり着くことができた。
 新盆に行かなければならない家が何件かあったり、持ち帰った仕事があったり、急遽休み明けが締め切りの原稿
 の執筆を引き受けたりで、完全休養にはほど遠いだろう4日間の、短い夏休み(お盆休み)が明日から始まる。

8.12  
 年配のタクシー運転手は、ぎこちない手つきで携帯用のナビゲーションを操作し始めた。
 「普段は大阪市内を走っているものですから……」と言いながら、何度も何度もセットし直している。
 「私がだいたいの場所を知っていますから」と声をかけて出発したが、まだ行く方向が定まらず不安そうだ。
 最近このような地理に疎いタクシー運転手が増えた。タクシー会社が高齢者を使おうとするのなら、車にナビゲ
 ーションをセットしてもよさそうなものだが、ほとんどの場合は運転手個人が自前で購入したもののようだ。
 結局かなり遠回りして目的地に着いた。料金が1700円だったから1000円札を2枚渡したところ、「申し訳ありま
 せんでした」とおつりが500円返ってきた。
 このくらいのことで料金を割り引いてくれる運転手も珍しいけれど、結局は悪いことをしちゃったみたい。

8.11  
 セブンイレブンで購入した靴下は、「足なり チェック柄直角ビジネス靴下」というもの。
 「チェコのおばあちゃんの手編み靴下をお手本に、特殊な編み機で直角に編み立て
 ました。足に心地よくフィットします」とのメッセージが添えられている。
 この直角とは、甲の部分と脚の部分とが直角になっており、それがうまく足になじむ
 のです。
 お弁当屋さんの工場にうかがっているからよくわかるけれど、コンビニで販売している
 商品の質はかなり高いです。
 この靴下は、無印食品の商品でした。

8.10  
 「アクサレディスゴルフトーナメント」の諸見里しのぶの優勝を見届けて、自宅を出発したのが夕方の5時頃。
 岐阜羽島のインターチェンジまで車で移動して、新幹線で新大阪まで行き、ホテルに着いたのは8時ちょっと過ぎ。
 おおよそ3時間で長野から大阪まで移動したことになる。 車で移動していたときはこんなにも早くはなかった。
 だから、こうやって、バドミントンの「オグシオ」の応援をしているけれど、今回のオリンピック日本勢は全体的に調子
 に乗れないでいるね。

8.9  
 フィットネスクラブで走ってサウナに入って、そのあと整体の治療を受けて、昼ご飯を食べていて気が付いたことだ
 けれど、多くの人が今日からもうお盆休みなんだ。
 そういえば、昨夜の中央道は車の量が異常に多かった。
 私といえば、明日の夕方大阪に向けて出発し、13日まで仕事がびっしり入っているけれど、13日まで仕事をする
 ことは今までなかったことかもしれない。
 自由業というのは、夏休みを自分の都合に合わせて取ってという、気ままなパターンを夢見ていたけれど、サラリー
 マンの頃よりもはるかに「自由度」がなくなってしまっているのです。

8.8  
 灼熱地獄の東京から、地震のために35分遅れのあずさに乗って、長野に帰ってきた。
 茅野駅のホームに降り立ったところ、ひんやりとした空気が、汗でべっとりした肌に心地よかった。
 都会と田舎の違いは、昼間は同じように暑くても、夜になると、このように気温が下がるか下がらないかと
 いうこと。
 この暑さの中での、5連泊をしながらの仕事はさすがに疲れたから、明日は体のケアをするために、整体
 の予約をしました。 ただし、心のケアの方法が思いつきません。
 そんなわけで、北京オリンピックの開会式の中継は、観ることができませんでした。

8.7  
 中央線の朝と夕方の通勤時に、東京から大月までの間を、「中央ライナー」という特
 急が走行している。
 これは全席指定のため、500円のライナー券を購入すると、確実に座ることができる。
 今日は、オレンジ色の快速を利用せずに、新宿から八王子の間を「中央ライナー」で
 移動しようと思い、指定席券を購入してみた。
 向かい合いのホームには松本行きの「あずさ」が停車していて、やがて出発して行っ
 た。そのとき考えたのは、「あずさ」を利用する手もあったのではないかと いうこと。
 試しに、「あずさ」の特急料金を調べたところ、新宿・八王子間は「中央ライナー」と同額の
 500円だった。つまり、30分も待って「中央ライナー」に乗るよりも、目の前の「あずさ」の自由席に乗った方が、
 早く着けたということだ。
 「中央ライナー」の乗客は、7割方立川で降りてしまい、ホームにいるあふれるばかりの利用客を尻目にして、がら
 がらの状態で次の停車駅である八王子に向けて出発して行った。

8.6  
 マジェスタには、ヘッドライトのオ ートレベル機能というのがあって、自動的にライト
 高さ調整を したり、左右に曲がるときには、その方向に光軸が向くようになっている。
 夜間の運転時に、ライトが下の方ばかり照らしていて運転しにくかったのでディーラー
 に持っていったところ、オートレベル機能をコントロールしているモーターが作動しなく
 なっているとのこと。
 見積もりをしてもらったところ、モーターだけを取り替えることができずに、キット交換
 になってしまうから、13万円ほどかかるという。
 走行距離がのしてきたから、これからいろいろなところが故障するのだろう。

8.5  
 八王子のホテルのロビーを、異様な雰囲気の若い男が徘徊していた。
 オレンジのTシャツを着て、コンビニのレジ袋を手に持っていて、すれ違ったときに「俺の敵は誰だ……」などとつぶ
 やいている声が聞こえた。
 私は、すぐに目の前のエレベーターに乗り込んでしまったから、そのあとどうなったかはわからないが、ニュースに
 ならなかったところを見ると、私の思い過ごしだったのかもしれない。
 田舎ものにとって、都会というのは怖い場所になってしまった。

8.4  
 全英女子オープン最終日、毎日の寝不足の結果は、決して喜ぶべきものではなかった。
 最終日にノーボギーの66という好スコアを出した申智愛を褒めるべきだろうけど、日本人選手のふがいなさにやり
 きれなくなって、今朝は途中で見るのをやめてしまったほどだ。
 何とかしてくれるだろうと思っていた不動も、全然自分のゴルフができず、宮里にいたっては最終ホールでダブルボ
 ギーだ。
 韓国選手との決定的な差は、やっぱりハングリー精神が残っているかどうかなのだろうか。
 この悔しさを、桃子よ、来年こそははらしておくれ。

8.3  
 小学校4年生のときの担任だった近藤彦一(旧姓勝野)先生が亡くなられ、今日がお葬式だった。
 勝野
先生は、1年間だけの担任だったけれど、義務教育9年間の中で、いちばん印象に残っている先生だ。
 なぜかというと、新任
教師だった勝野先生は、どこかに教師らしくないところがあって、この先、先生としてやってい
 かれるかどうかと、子供心にも心配していたほどだ。
 小手先の細工をせずに、むき出しの情熱を子どもたちにぶつけていった。だからこそ、印象深いのである。
 この何年か、毎年行われる同級会でお会いしていた。この秋の幹事は私が担当するから、案内状を送付しようとす
 る矢先の出来事だった。
 長い間お疲れ様でした。 安らかにお眠り下さい。                           
合掌

8.2  
 いかにも貴重品らしく、1匹ずつラッピングされていた新サンマを3匹買ってきた。
 我が家の家族は6人だから、半分ずつ分けて食べるのですが、頭と尻尾とどちらがいいのかは、
 それぞれの好みがあるところ。
 一般的には、はらわたが入った頭の部分の方が、価値が高いように言われているけれど、我が
 家の構成員は尻尾の方を好むようだ。
 それでも、新サンマだから、このはらわたの部分が美味しいのです。

8.1  
 全英女子オープンのテレビ中継は0時10分からだったから、翌日の仕事のことを考えて見るつもりはなかったけれ
 ど、スタート前の「上田桃子快進撃!」というナレーションに引き込まれて、彼女がホールアウトするまで見てしまう
 羽目になった。
 今回のペアリングがすごくて、上田桃子はアニカ・ソレンスタムとカリー・ウェブ、宮里藍はポーラ・クリーマー、不動
 裕理はロレーナ・オチョア、横峯さくらはナタリー・ガルビスと、いずれも豪華な組み合わせだ。
 そんな中で、上田桃子と不動裕理が2位発進。今週の週末は寝不足を強いられるようになりそうだ。