あと あと のあと 2008年12月

大晦日
 光陰矢のごとし。 またたく間に2008
が過ぎ去っていきます。
 日曜日の夕方自宅を出て、金曜日の夜中に戻るというパーターン
 の毎日で、それこそ1週間があっという間に終わってしまいました。
 こんなことをしていたのではいつかは倒れるのではないかと思った
 ことも、一度や二度ではありませんでした。
 朝目が覚めたときに「疲れたなあ…」と感じるのですから、どうしよ
 うもありません。
 この仕事を始めて来
の3月で丸10になります。よくやってこれ
 たなあという実感と、いつまで続けられるのだろうかという不安とが
 同居している今日この頃です。
 そんなときには、逆のことを考えてみます。毎日何にもやることがなかったなら、はたして自分は満足できるだろう
 かということです。答えはNO。おそらく張り詰めた状態の中にいないと、自分を満たすことができないのだと思いま
 す。だから、私を招いてくれるお客さんがある限り、これからも全力投球を続けていきます。
 今
もいろいろな出会いがありました。今までになかったことも経験させていただきました。それらのすべてが明日
 からの私のエネルギーになっていきます。
 一
間たいへんお世話になりました。 皆様方にとりまして、来が素晴らしい年になりますように。

12.30
 昨夜行った伊那市のクラブでは、12月の売り上げが、昨年に比べて3分の1になってしまってい
 るという。
 そのクラブではコンパニオンの派遣も行っているのだが、昨年は断ることが多かったのに、今年
 は3件の依頼しかこなかったそうだ。
 繁華街の人影はまばらで、こんなところにも不況の影響が顕著に表れている。
12.29  
 ピロリ菌の治療を始めて3日目、思いのほか体へのダメージが強くて困っている、
 昨日は、フィットネスクラブに行ってトレッドミルで走ったのだけれど、5分間ももたず止めなければならな
 かった。
 持ち帰った仕事を早く片付けて、正月はのんびりしたかったけれど、大幅に予定が狂ってしまいそうだ。 
 そんな中で、やっと年賀状を仕上げることができた。家族の分まで含めると550枚も印刷し、自分の分
 はすべてに自筆で書き込みをした。
 例年はこれで一段落するのに、今年の暮れはまだまだ気を抜けないのです。

12.28  
 1時間ごとに更新される Amazon.co.jp のランキング、午前10時の段階で、「くたばれ!ISO。」が4581位にラン
 クされている。
 4ケタの順位になればまあまあ売れていて、これが3ケタになるとかなりすごいということ。
 「くたばれ!ISO。」は、出版して2年経過しているのに、まだまだコンスタントに売れているようで、先日増刷が7刷
 になった。
 年末の日曜日に、いったいどんな人たちが注文してくれるのかわからないが、うれしい限りです。
 来年になったら続編を出版すべく、協力していただける人たちと一緒に、現在原稿と格闘中です。

12.28a  
 去年、年賀状を印刷するときに、はがきの給紙がうまくいかなかったことをすっかり忘
 れてしまっていた。
 暮れも押し迫って年賀状の作成に取りかかったのだが、プリンターがはがきを拾って
 くれない。そこで、急遽プリンターを買いに行った。
 今まではエプソンのものばかり使っていたのに、エイデンの店員さんが「キャノンのM
 P980がお勧めです」というから、今回はそれにしてみた。
 この機種はスキャナーカラーコピーも可能な複合機なのに、価格は2万円台だ。
 機能は向上し、それでいて価格は下がっているのだから、これはすごいことだ。

12.27  
 ピロリ菌の退治をはじめた。
 朝食と夕食のあとに5錠ずつ飲む薬のパッケージに、今日から1月2日までの7日間の日付けを書き入れた。
 副作用があることはあらかじめ聞いていたけれど、体がだるくて力が入らず、思考力も衰えてしまっている。
 今日は、月次処理と請求書の発行に、いつもの3倍くらいの時間がかかってしまった。
 仕事で外に出ることがないから救われるけれど、あと6日間もこんな状態では困ってしまう。

12.26  
 今日で今年の仕事はすべて終了した。 とにかく、よく働いた1年間だった。
 明日から1月5日まで、10日間のお休みになる。
 年賀状を作って、原稿を仕上げて、ピロリ菌の退治をして、ゴルフの練習場に通って、フィットネス
 クラブ
に行って走って、買っておいたを読んで、録画しておいたドラマ映画を観てと、ぐうたらし
 ていることがなかなかできない年末年始のお休みです。

12.25  
 クリスマスに届いたプレゼントは、社会保険庁からの「年金見込額」のお知らせ。 「年金特別便」で確認した年金
 記録をもとにして試算したものだ。
 60歳から、老齢厚生年金の「報酬比例部分」は受給可能だけれど、私の生年月日では、定額部分をもらえるのは
 65歳以降になってしまう。
 そして、その合計金額は、想像していたよりもかなり少ないものだった。考えてみれば、あたり前のことなのだけれ
 ど、この金額で老後の生計を営むのは難しい。
 一生暮らせるだけの蓄えがあるわけではないし、子供の世話になるわけにもいかないから、まだまだリタイヤはで
 きそうもないのです。

12.24  
 今年のクリスマスイブは、大阪からの移動で終わった。
 名古屋駅19時30分発の高速バスは、乗客もまばらで何とも淋しい雰囲気。
 イブはみんな出歩かないのか、はたまた不景気で乗客が少ないのかどっちだろう。

12.23  
 戦後ニッポンの成長のシンボル、東京タワーが23日で昭和33(1958)年の開業
 から50年になる。
 高さ333メートルの鉄塔は、テレビ放送の電波などを送り続け、東京観光や修学
 旅行の名所になった。
 2011年度には「新東京タワー」が完成の予定で、東京タワーは仕事を新タワーに
 ゆずる。
                       毎日新聞 12月23日18時29分配信

12.22  
 昨日、京都で行われた全国高校駅伝は、長野の佐久長聖高校が優勝した。
 昨年の同大会では、仙台育英高校に同タイムの2着となり、テレビを見ていて悔しい思い
 をしたものだった。
 今年も、4区まではひやひやさせられた展開だったけれど、5区以降は圧倒的な強さで、
 他校をまったく寄せ付けなかった。
 両角監督が自ら整備した1周600メートルのクロカンコースで鍛えられたメンバー10人の
 5千メートル平均記録は、14分12秒という強豪大学並みの実力だそうだ。
 昨年惜敗した夜のミーティングで、「攻めの気持ちで来年は2時間2分台のタイムで勝とう」
 と誓い合ったことが、選手をここまで成長させた原動力となっているみたいだ。
 人生にだって「負ける」ことは度々あるけれど、問われるのはそのあとの行動なのです。

12.21  
 【マルクス経済学】

 資本主義国家の財政は一般大衆を搾取して利潤を増やす仕組みであり、大衆課税によって支えられている。
 ・
資本主義国家の労働政策・社会保障は国家総資本の利益のために行われている。
 ・帝国主義とは、労働者の搾取により国内市場が狭隘(きょうあい)になって、後進国に
資本が輸出されるために
  出現する。


               「私の履歴書・小宮隆太郎」  日本経済新聞 12月21号 からいただきました。

12.20  
 今日は親戚のお葬式
 朝8時30分の出棺で、一緒に焼き場に行って、告別式が14時から、そしてそのあと精進落としだから、丸々1日
 がかりの仕事になった。
 そして明日は、今度は別の親戚の四十九日の法要だから、これも朝8時 の出発になる。
 それが終わったあとは、夜のあずさで大宮まで移動しておく必要があるから、家に帰って来ることができない。
 母の兄弟は10人、父の兄弟は9人、従兄弟(従姉妹)の数は数えたこともないけれど、おそらく50人近くになると
 思う。
 そんなわけで、やりたいこととやらなければならないことが、ほとんどできない週末なのです。

12.19  
 「風のガーデン」が終わりました。
 生きたくても、生きることができない人もいるのだから、もう一度生きることを許された
 私は、これからも自分らしく、精一杯生きていきます。

12.18  
 3ヶ月ぶりの定期検診日。 今回は、胃の中に、ピロリ菌がいるかいないかの検査を実施した。
 その結果はプラス、つまりいっぱい棲み着いているということ。そこで、退治してみようということ
 になった。
 朝晩それぞれ1回、強い抗生物質などの錠剤を7錠、7日間に渡って飲み続ければ退治できる
 だろうという主治医の先生の見解。
 もしかすると副作用が出るかもしれないから、正月休みの間にやってみようと思っているけれど、
 アルコールを断たなければいけないから難しいかもしれない。
 1ヶ月後の検査で結果がわかるということから、2月の通院を予約した。
 それよりも気がかりなのは、血液検査の結果、尿酸値とコレステロール値が上昇していること。不規則な生活やス
 トレスが、私の体を手術以前の状態に引き戻しつつある。

12.17  
 もはや自民党寿命は尽きた。総選挙になれば民主党が勝つ。そして自民党が総選挙で野党に敗れ、政権が代
 わる――というのは、久しぶりのドラマティックな出来事のはずである。
 ところが、国民は熱狂するどころかしらけきっている。
自民党には愛想を尽かし、民主党にも期待していない。民主
 党
に代わっても何の変化も起きそうにないからである。
 国民は政党が代わることではなく、政治が代わることを望んでいる。国の政治を根底から変革する意欲と覚悟をも
 った政治家たちが、
自民・民主という枠をぶっ壊し、政界を再編すべきときなのだ。さもなければ、昭和初期の5・
 15事件、2・26事件などのクーデターが暴発しかねない。それほど危険な状態である。


        「田原総一朗のそこが聞きたい!ギロン堂」     週刊朝日 2008.12.26号からの抜粋

12.16  
 中島みゆきの唄には力がある。
 何回も、全身に鳥肌が立ったくらい
 だ。
 やっと、「夜会」にたどり着きました。

  〜夜物語〜 「元祖・今晩屋」
          赤坂ACTシアター
12.15  
 車で移動していた昨年までとは違って、コートがなければ寒さを防ぐことができない冬になった。
 したがって、2週間前からコートを探しているのだけれど、どこにも見あたらない。そこで、家族を巻き込んで大騒ぎ
 をするはめになった。クリーニングから戻ってきていないんじゃないかと、問い合わせをしてもらったりした。
 私はそんなにたくさんの衣類をもっているわけではないけれど、その中に定価12万円のバーバリーのコートがあ
 る。せめてそれだけでも戻ってきて欲しいと思っていた。
 長女がみつけてくれたのは、冬物の衣類を入れてある衣装ケースの中。私がそんなところにはありっこないと探さ
 なかった場所。そして、それは私自身が自分の手で収納したもの。
 このように、どうしようもなく、ボケが進んでいるのです。

12.14  
 秋のG1を初めて取りました。
 「阪神ジュベナイルF・2歳オープン」は、3連単の4頭ボックスを購入。その4頭が1着〜5着の中に全部入ってい
 た。
 こうなると、ゴール前の何秒間は、興奮状態でテレビに釘付けになる。
 配当は、一番人気のブエナビスタ(同じ名前のシティホテルが松本にある)が1着だったから低かったけれど、私の
 勘が冴えるときというのは、このような展開になるのです。

12.13  
 メイクの仕方が変わったということもあるけれど、一昨年と比べると見違えるように妖艶になり、体
 の丸みも増した浅田未央
 昨夜のショートプログラムは、埼玉から飛んで帰ってきてテレビの放映に間に合わせ、今夜の
 リースタイル
は録画しておいたものを夜中に観た。
 一発勝負の要素が強いフィギュアスケートは、ことのほか精神力が必要なスポーツだ。それを、
 10代の女の子が乗り越えていくのだから、それはすごいことだ。

 今日は、高鳥谷神社の最終総代会、同級会幹事の慰労会と、ダブルヘッダーで肩の荷を降ろさ
 せていただきました。

12.12  
 米議会上院は11日、自動車大手3社(ビッグ3)への救済法案について審議したが、法案に反対していた共和党
 の修正案を軸にした協議が
決裂し、法案は事実上の廃案となった。ビッグ3は救済の道を閉ざされた形となり、こ
 のまま米政府からの支援が得られなければ、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用申請も含めた
 
経営破綻の危機に直面することになった。
 法案は、議会多数派の民主党などの賛成多数で10日夜に下院を通過したが、上院では共和党の反対が根強く
 審議は冒頭から紛糾。共和党側から提示されえた修正案を軸にぎりぎりの調整を続けたが、合意の最終段階で

 米自動車労組
(UAW)が賃金削減の時期などで難色を示した。UAWが受け入れないとリストラは困難なため、協
 議は
決裂した。民主党のリード院内総務は「両党の意見の隔たりが大きすぎた」と述べて、協議の決裂を認めた。

                                    12月12日20時14分「毎日新聞」配信

12.11  
 いつも持ち歩いている筆入れの中には、仕事に必要な筆記具がいっぱい詰まっているのだけれ
 ど、ボールペンの軸が自然にゆるんでしまっているから不思議だ。
 極端な場合は、軸の上下がバラバラになって、ボールペンの芯がむき出しになっていることもあ
 る。
 キャリーバッグに、いろいろな振動が加わった結果だと思われるが、それにしても普通こんな状
 態になってしまうかい?
 こんな具合に、まだまだ身の回りには、不思議な現象がいっぱい転がっている。

12.10b  
 いろいろな理由で、1日空いてしまった水曜日。
 午前中は、通帳を切り替えるために銀行に行って、記念切手を買うために郵便局にも行った。いずれも、休日では
 できないことだ。
 そのあとフィットネスクラブに行って、トレッドミルで20分間走り、プールで同じく20分間水中ウォーキングをし、サ
 ウナで汗を絞り出し、いつもより念入りに体を洗った。
 このところ追われっぱなしの毎日だったが、こうやってゆとりのある生活をしてみると、人生が明るくなってくるから
 不思議だ。
 だけど夕方には横浜まで移動をして、ホテルの中でこうやって文字をパソコンの画面に並べている。

12.10a  
 NHKラジオ第1放送で、第1・第2火曜日の夜8時5分〜8時55分に、「新・話の泉
 という番組を放送しています。
 これは、昭和21年、わが国最初のクイズ番組としてスタートし、昭和39年まで続い
 た人気番組「話の泉」を、平成の現代によみがえらせようと始まった番組。
 この元祖「話の泉」を熱烈に愛し、復活させたいと願い続けたのが立川談志で、その思いを50年越しに実現させた
 のがこの「新・話の泉」なのです。
 「新・話の泉」では、談志師匠を家元に、山藤章二、毒蝮三太夫、嵐山光三郎、松尾貴史と、元祖「話の泉」に劣ら
 ぬ論客たちが、難問奇問に挑んでいます。そして、渡邊あゆみアナウンサーの絶妙な司会ぶりが、番組をさらに魅
 力的なものにしています。
 昨夜は、たまたま車で移動していたときに思い立ち、カーラジオのチャンネルをNHKラジオ第1放送に切り替えたと
 ころ、ゲストに中村メイコさんが参加していて、いつもに増して楽しく聞くことができました。
 これからは、放送を録音しておきたいのだけれど、そんな装置が手元にはなくなってしまっているから、残念ながら
 不可能です。

12.9b  
 この7月から、関西方面に行くときは、岐阜羽島駅のそばの駐車場に車を置いて、新幹線
 を利用することにしている。
 この駐車場の料金は1日400円。今週は日曜日の夕方からだから今日で1200円になっ
 た。
 駐車場から出ようと思い、料金ゲートに駐車券を入れ、そのあと5千円札を差し込んだのだ
 が受け付けてくれない。どうやら、千円札でないとだめなようだ。
 財布とポケットと車のダッシュボートの小銭を集めて投入したのだが、あと20円が不足して
 いる。
 これは困ったことになったと思って右往左往していると、やがて後続
 の車がやってきた。
 「すみませんが5千円札をくずしていただけませんか」とお願いしたが、千円札が5枚ないと
 いう。
 「あと20円だけ足らないんですが……」と私が言うと、「それくらいならいいですよ」と、10円
 玉を2枚渡してくれた。
 「地獄で仏」とはまさにこのようなこと。名前も教えてもらえないまま別れてしまいましたが、
 本当にありがとうございました。

12.9a  
 愛知県豊田市の09年度法人市民税収が、今年度当初予算の9割減にあたる400億円近い減収となる見込みで
 あることがわかった。また、市は今年度中に納付された
法人市民税から150億円に上る還付金が09年度発生す
 ると予想している。トヨタ自動車をはじめ市内の自動車関連企業の大幅な
減益が響いた。8日の12月定例会一般
 質問で市が明らかにした。
 市は9月に発表した09年度当初予算方針で、今年度比112億円
の1600億円規模の一般会計当初予算案を
 示し、
法人市民税収は今年度当初予算約442億円から約200億円の減収を見込んでいた。しかしその後、自動
 車産業の業績悪化が進んだことから、
減収の見込み幅を400億円近くに見直した。還付金も09年度は150億円 
 に上るとの試算が出た。
 鈴木公平市長は「世界経済の急激な変動は、大方の予測をはるかに超えている。経験したことのない厳しい状況
 だ」と述べた。


          「豊田市自動車不況で今年度当初比法人税9割減」   『毎日新聞』  12月9日号 より抜粋

12.8  
 京都の会社で、中国の研修生の受け入れ式に立ち会った。
 男女各3名の合計6名が、これから1年間その会社で仕事をするこ
 とになる。
 それぞれの自己紹介(日本語を練習してきた)を聞いたけれど、ほとんどが30歳前で、みんな小さな子供が1人ず
 ついるみたい。1年間帰国できないのだから、子どもとは離ればなれの生活を長期間強いられることになる。このよ
 うな条件で、日本人がはたして異国に働きに出られるだろうか。
 私も含めて、物質的には豊かになった日本人には、もうそんなたくましさはなくなってしまったような気がする。

12.7  
 「喪中につき、年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます」のはがきがたくさん届いて
 いるが、今年は例年に比べて量が多いような気がしている。
 年賀状を差し出す相手は同世代が多いから、みなさん私と同じような境遇に差しか
 かっているのだろう。
 喪中にある人は、年賀状を出すのは控えるけれど、もらうことについては支障がない
 のだと言われているけれど、それでもやっぱりはがきが届いた人には年賀状を出せ
 ないよね。 

12.6  
 マジェスタを12ヶ月点検に出したところ、ショックアブソーバから油がもれていることを指摘された。
 ショックアブソーバがへたっていて、異音が発生していることは承知していたけれど、部品代が高いものだから今ま
 で放っておいたもの。
 今回、タイミングベルトも交換しなければならなくなっていたから、思い切って悪いところは全部修繕してもらうため、
 ディラーに3日間預けた。
 家に帰ったら、マジェスタと一緒に請求書が届いていて、その金額はなんと272,000円。
 マジェスタは走行距離が19万kmを超えたけれど、7月からは出張に使っていないので今は頭打ち状態。これだけ
 投資をしたから、しばらくは車を買い換えるという選択肢はなさそうだ。

12.5b  
 仕事が終わってタクシーで富士宮駅に着いたのが5時30
 分頃。身延線の甲府行きの「特急ワイドビューふじかわ」が
 出るのは18時19分だから、それまで50分もあるからと、
 甲府での乗り換えを考えていちばん前の車両の指定席券
 を購入し、ロビーで本を読み始めた。
 10分前になったので、トイレに寄りながら改札を通ってホー
 ムに出たところで、電話をするのを思いついた。そんなに長
 い時間話していたつもりはないけれど、その間に乗る予定
 だった特急が出発してしまったことを時刻表を見て知った。
 電話をしている目の前を通り過ぎていったのに、それに気
 が付かなかったわけだ。一瞬目の前が真っ暗になり、ヤケ
 気味に甲府までタクシーを使おうかと考えたけれど思いとど
 まる。
 次の特急は2時間後になってしまうから、仕方なく34分後
 の普通列車に乗り込んだ。それは、甲府まで32駅に停車
 し、2時間30分もかかる気の遠くなるような行程。冬の寒空
 の下、こんなムダなことをしていたのではどうしようもないのです。

12.5a  
 年賀状を500枚仕入れてあるけれど、どうやら今年は早い時期に作成する時間が取れそうにもない。したがって、
 年末になって、仕事がなくなったところで取り組もうと思っている。
 来年になってからの話だけれど、本を1冊共著で出版しないかとの話があって、その構想が大体まとまった。今手
 がけている原稿の締め切りは2月6日だけれど、年内に概要をまとめたサマリが欲しいとの連絡があった。  
 こんな調子でかなり追い込まれているけれど、集中して書くだけのまとまった時間が取れないから、作業が途切れ
 途切れでちっとも進まない。
 私の頭の中は、こだまが反響し合っているような状態で、いろいろなが“ガンガン”と鳴り響いている。

12.4  
 おれの年齢に則して考えてみると、いま60歳前後の人たちは老後や体のことに関心が
 向いているようだ。
 『私の年金はちゃんともらえるのか』という具合に心配する。若い頃学生運動に没入し、
 上の
世代に反発し、政府に逆らってきたはずの人たちが、今になってどうしたんだろう。
 おれが1970年代に歌い始めたころ、同
世代の人たちは自ら世間に働きかけて、時代
 をいじくってきた。今は反対に、
世間に働きかけるのが怖くなったのではないか。 『周囲
 に嫌われたら困る』 『みんなとうまくやっていかないとだめ』 ……。
 そんな考えが優先し、小さく縮こまっているようだ。いじわるじいさん、ばあさんでいればいいじゃないか。


    「自分から時代動かせ 〜 受け身志向の団塊世代 〜」         「日本経済新聞」
                       泉谷しげる           12月3日夕刊 より抜粋

12.3  
 昨日の夕刊に載っていた記事は、トヨタの田原と九州の生産ラインを、24〜25日の2日間休止させるというもの。
 さらに、来年1月からは、田原、上郷、衣浦の3工場で、昼夜2交替を昼間勤務のみにするとのことであった。
 最近トヨタの工場に行った人の話では、生産タクトが従来の倍の時間になっていたそうだ。つまり、3割の生産削減
 と言われているけれど、本当は半分になってしまっているということだ。
 そして今朝の朝刊には、JEFスチールや神戸製鋼所など鉄鋼大手では、粗鋼を生産する高炉の稼働を一時停止
 する検討に入ったとあった。
 高炉は、炉内で溶けた鉄が冷えて固まると再稼働が困難になるため、停止できないものだと思っていた。実際に
 は、再稼働が可能なように、1回の休止を2〜3日に限定するとのことである。
 このように、アメリカに端を発した世界経済不況の影響が、日本でも深刻な状態になってきた。

12.2  
 キヨスクで、表紙の「これが最終号!」の言葉が目に入ったので、購入してみた。
 正直なところ、読売新聞社が週刊誌を出版していることを知らなかった。 まあ、知らなかった
 のとは少し違うかもしれないけれど、興味がなかったというのが正しいのかもしれない。
 「サンデー毎日」と「週刊朝日」は毎週購読しているのに、「読売ウイークリー」に興味がなか
 ったのは、日刊紙の「読売新聞」を読みたいと思わなかったからだ。
 熱烈な巨人ファンだった頃も、そして今も、「読売新聞」とは一線を画している。他人から見れ
 ばつまらないことかもしれないけれど、誰にだってこのようなこだわりがあると思う。
 それは、他人には強制すべきものではなくて、だからその理由も明らかにすべきことではな
 い、自分自身の中のこだわりなのです。
12.1b  
 「東福寺の紅葉」を、GALLEYにアップしました。

12.1a  
 いよいよ今年も残すところあと1ヶ月になってしまいました。
 特に何をしようというあてがあるわけじゃあないけれど、年末・年始の休日をできるだけたくさん確保しようとしていま
 す。
 少しのんびりした時間を過ごしたいというのが正直な気持ちです。