あと あと のあと 2008年3月

3.31
 睡眠中にが詰まるためで息をしているようで、目が覚めるとの表面が乾いてカラカラになっている。
 手で触るとざらざらしていて、まったく湿り気がない状態、よくこれでがだめになってしまわないものだ。
 今年の花粉症の症状は軽いなどと言っていたのに、ここにきて例年並みの苦しさなのです。
 もう飛散の峠を越えたということだから、あと3週間余、連休までの我慢です。

3.30
 今日は、高鳥谷神社参道で邪魔になっている立木を伐採する山仕事。わずか2時間ほどの作業だったけれど、私
 にとってはこういった力仕事がいちばん苦手なのです。
 手術をしたあとはずっと長男にお願いしてきたのに、この4月からは彼が変則勤務に入ってしまうため、私がやらな
 くてはならない状況です。
 2時間外気にさらされていると、花粉の症状がきついのと相まって、体の芯から疲れたという感じです。
 来週の日曜日は、鹿が田畑に入るのを防ぐためのネット敷設作業。暖かくなってきたのはいいけれど、こういった地
 区の作業が増えてきます。

3.29  
 京都の桜情報を「お気に入り」にセットして、毎日チェックしている。
 それによると、今まで「つぼみ」であったものが、ほぼ一斉に「咲き始め」になった。
 私の来週のスケジュールは関東方面で、京都に行くのは4月7日の週になってしま
 うから、気持ちばかり焦っている。
 咲き始めて1週間くらい経った頃が見頃だと言われているから、時期的にはちょうど
 いいのかもしれないが、それまでなんとか散らずに待っていて欲しいものだ。
 ← 京都府立植物園の早咲きのサクラ

3.28  
 他人が幸せになることが、ちっとも自分の喜びにはならない、冷たい心の持ち主の私だけれど、
 ヤンキースの松井秀喜の結婚だけは、自分のことのように嬉しい。
 なぜなのかと考えてみたところ、やっぱり松井の人間性に惹かれているからだと思う。飾らない、
 偉ぶらない、おごらない、そして何事にも謙虚なところが魅力なのだ。
 たぶん女性に対しては不器用だろうから、当分は無理なのかと思っていた。
 何とかスケジュールをやりくりして、ニューヨークのヤンキーススタジアムまで行きたいな。

3.27  
 東名の、養老SAで、若大将・加山雄三のベストアルバムを3枚買った。
 それは、「愛」、「海」、「空」という題名が着いており、それぞれのCDに16曲ずつが
 入っている。
 中には、若い頃に2〜3回聞いたような歌もあって、なんとも懐かしい。
 彼は、スポーツ万能で、ギターピアノを弾いて作曲もする。最近始めたという油絵
 をテレビで見たけれど、玄人はだしだ。
 こんなスーパーマンみたいな人も、世の中にはいるんだものね。

3.26  
 大阪から帰ってきたところ、自宅に「製造業の40%コストダウン、目のつけどこ
 ろ大事典
」が届いていた。
 A4版で400ページの構成だから、手に持つとずっしりとして重たい。
 風呂に入っていた長女の着替えの上に置いておいたところ、「重すぎて持ち運
 びに不便です」と言って、それを持って風呂場から出てきた。
 昨日の25日に発売になりました。こんなに高価な書籍が、本当に売れるのかなあ?

3.25  
 相変わらず左手の弱いしびれは治まっていないから、10日前にお尻に筋肉注射で補給したビタミンB12の効果は
 現れていないということだ。
 「すこやかクリニック」の先生の話によると、胃が1/3でも残っていればそれほどの支障はないはずだから、手の
 びれ
は、首の頸骨のズレから来ているのではないかとのことだった。
 頸骨については、もう7年以上も継続して整体の治療受けているからそんなことはないはずだけれど、もしかすると
 ズレが治りきっていないのかもしれない。

3.24  
 京都の、宇治川沿いの道を朝通ったけれど、の花のつぼみは、今にも咲きそうな雰囲気で、パンパンにふくらん
 でいた。
 今度来るのは2週間後だから、今年は京都のとすれ違いで終わりそうだ。
 昨日の横峯さくらは、2打差でのぞんだ最終ホール、50cmのパットを外してダブルボギー。プレーオフで負けた韓
 国の申智愛に力のない拍手を送っていたけれど、悔しさを全身で表現するくらいでないと、もっと上には登っていか
 れないと、私は思います。

3.23  
 1週間も自宅を離れていると、まわりの景色が様変わりしている。
 つぼみが多かった福寿草は、もう花の最盛期が過ぎて、葉っぱの緑が目立つようになっていた。
 たくさん顔を出していたふきのとうはすっかり花が開いてしまい、まわりの地面には、小さな緑色の葉
 が見られるようになった。
 カメラを片手に少しの時間散策をしたけれど、ホトケノザハルノノゲシが一斉に咲き出し、つくしがニョキニョキと
 林立している。
 まだ朝なんかかなり冷え込むけれど、あちこちに春の訪れを感じられるようになりました。 

3.22  
 ポカポカ陽気に急(せ)かされて、スタッドレスタイヤノーマルタイヤに交換した。
 交換してくれたガソリンスタンドの話では、つい先日山の際まで雪で白くなったので、ほとんどの人がまだ交換を控
 えているみたいだという。
 雪が降る可能性がなくなったわけではないけれど、あちこちで桜の開花宣言が目白押しになっているので、待ちき
 れずに見切り発車したという感じだ。
 長距離運転をする場合は、車の軽やかさが全然違うのです。

3.21  
 室内用のヘリコプターを買った。
 全長130mm、高さ70mmのかわいいやつで、赤外線でコントロールするもの。
 値段は何と1999円。 だけど、これは、安物買いのゼニ失いってやつかな?
3.20   
 車の運転中にラジオで聞いた道路交通情報では、山梨から静岡に抜ける国道358号線が、土砂崩れのため全面
 通行止めだという。そして迂回路はありませんとの注釈がそえられた。
 私がこれから通ろうとする道路がそれに該当するのかはわからなかったので、ナビゲーションの指示に従って、とり
 あえず甲府南ICで降りてみた。
 ところが、VICSが示す情報では、これから進む先が通行止めになっているではないか。仕方がないので、もう一度
 甲府南ICに入って、河口湖から東富士五湖道路を経由して、富士市にまでたどり着いた。
 ホテルに着いてからネットで検索した交通情報では、土砂崩れが発生したのは3月10日で、迂回路ありになってい
 る。
 ラジオの情報は、新たに発生した土砂崩れを伝えているのかどうなのか、よくわからないや。
 明日の夜は、どの道を通って帰ってくればいいのだろう。?

3.19  
 蒸気機関車のD51が、この4月、JR中央線の甲府−塩山駅間で運転されるという。
 山梨県内でSLが走るのは1970年4月以来38年ぶりで、桃の花が咲く時季に合わせたもの。
 運転日は4月1、3、6、12、13日の計5日間、甲府−塩山駅間(約17キロ)を計14往復す
 る。
 Yahooのオークションを覗いたら、乗車券が10倍の値段で取り引きされていた。
 桃源郷を走るSLを撮影したいから、なんとかして現地に行くための作戦を練るのです。
3.18  
 東京のローカルニュースだったかもしれないけれど、65歳以上年齢の人が運転免許証を自主的に返納した場合、
 帝国ホテルのレストランが10%割り引きになるなどの、特典が付加されたとのことだった。
 気になったので、インターネットで検索してみると、同様の優遇措置は全国で展開されている。
 ショックだったのは、対象年齢が65歳であったこと。この歳に近くなったら、自動車の運転は危険ですよと宣言され
 たようなものだったからだ。
 あとで冷静になって考えたら、今のような生活も、65歳になる頃までに区切りを付けなければいけないのかと、妙
 に納得させられてしまった。

3.17  
 「週間文春 BUSINESS」 定価650円 が、今日発売になったことを日経の広告で知った。そし
 て、早速購入した。
 前の号を買ったのは1年も前のこと。その内容がよかったので、本屋さんやコンビニに行くたびに
 次の号を探していたけれど、ずっと出会えなかった。
 今回ネットで調べたところ、この本は1年に1回しか出版されていない。
 毎週刊行されても困るけれど、このようなの高い雑誌はせめて季刊くらいにはして欲しいものだ。
3.16  
 切れていた会員権を更新して、本当に久しぶりにゴルフの練習に行った。
 練習が途切れていたのは、寒いのに無理をすることはないと思っていたのと、時間的にも
 余裕がなかったから、
 こうやって休日にゴルフの練習ができるのは、少しだけ気持ちにも余裕が出てきたことの
 表れかもしれない。
 今日はこれから埼玉県の上尾市に移動。中央道は今日も渋滞しているようだ。
 大相撲はもっぱら移動中のラジオで聴くのみ。高見盛が白星を重ねているから嬉しい。

3.15  
 静脈に流れ込んでくる、冷たい液体のひんやりした感触をイメージしていたのだけれど、ビタミンB12の補充はお
 尻への筋肉注射だったから、あっという間に終わってしまった。
 どういうわけかしばらくしたら体がぐったりしてきて、お茶を飲みに行った親戚で30分くらい横になってしまった。
 そのあと整体の治療を受けたから、午後は眠たくて仕方がなかったけれど、睡魔と必死で闘いながら、原稿をひと
 つ仕上げた。
 今回の原稿は、「プレス技術」誌・5月号向けの、「顧客から、社会から、信用されるメーカーになるということ」と
 いうもの。
 4月号に掲載された原稿の後半だけれど、今回のテーマは重かったので、そのことがずっと頭の中から離れない毎
 日が、このところ続いていたのです。

3.14  
 今日は ホワイトデー だったようだけど、すっかり忘れていた。所沢からの帰り道で寄ったコンビニで、そのことを知
 ったくらいだ。
 なぜかというと、今年の バレンタインデー にはひとつもチョコレートが届かなかったので、関係なかったからだ。
 話は変わるけれど、花粉症の症状が出なくて喜んでいたのに、一昨日あたりから鼻がぐずぐずして目が痒い。
 まだ薬を飲むところまで悪くはないけれど、やっぱりこのところの飛散量の多さには耐えられないということなのだろ
 うか。
 今週も1週間があっという間に終わり、自宅に帰ってきた。 ガレージに車を入れてエンジンを切ると、疲れがどっと
 出たようで、頭の後ろの方が重たい。

3.13  
 「惨殺された両親の仇討を流星に誓い合った三兄妹。14年後、彼らが仕掛けた復讐計画の
  最大の誤算は…。息もつかせ ぬ展開、張り巡らされた伏線、驚きの真相、涙が止まらない
  ラスト。著者会心の感動大作。


 これが、インターネット書店における、この本の紹介文です。
             「流星の絆」  東野圭吾  講談社    1,785円(税込)

 東野圭吾の小説が、今の私の波長にいちばん合っているみたいです。

3.12  
 「都会」にやってくると、朝日や毎日や、日経の夕刊を手に入れることができる。
 夕刊は、朝刊に比べるとニュースの比率が少なく、いろいろな情報がいっぱい含まれているからうれしい。
 私は読んだ内容をすぐに忘れてしまうから、気になる記事があるとその部分を破いて、ホテルのベッドの下に放り
 投げておく。
 翌朝起きてから、それを拾い集めてバッグに詰め込むのだけれど、これを整理する時間がなかなか取れないのです。 

3.11  
 大阪・梅田の映画館に、「明日への遺言」を観に行った。
 全編のほとんどの時間が法廷のシーンという地味な映画だけれど、ずっしりと重たい
 内容だ。
 観客の多くは年配の人たち。そしてあちこちからすすり泣きが聞こえた。
 本当は、こういう映画こそ、若い人たちに観て欲しいのです。

3.10  
 昨夜泊まった、京都のホテルのレストランで飲んだキリンビール「1497」は、ことのほか美味しか
 った。
 この「1497」はキリンビールの開発番号で、缶ビールを買って帰りたかったけれど、今は生ビー
 ルでしか販売されていないそうです。 残念!
 今日は、仕事が3時に終わったので、大阪城公園に梅の花を観に行ってきました。
 ちょうど時期は満開で、うぐいすも飛んできていたけれど、上手に撮影できたかな?

3.9  
 日曜日は寝坊をしていてもいいのに、こういう日に限って早く目が覚めてしまうから困ったものです。
 午前中は、原稿をまとめていたところ、お隣さんから庭木の消毒をしてくれると声がかかったので、
 木たちに燻蒸液を散布してもらった。 
 そして土手焼きをして、名古屋国際女子マラソンをうとうとしながら「聴いて」、ダイキンオーキッドレ
 ディスゴルフトーナメントは横峯さくらが負けたのをしっかり見届けて、これから京都に移動するので
 す。
 明日の朝は7時半に工場に入るので、仕事が早く終わったら、奈良の梅の花をどこかに見に行こうと思っています。

3.8  
 午前中は仕事に行って、昼ご飯を食べないままフィットネスクラブに行ってトレッドミルで走って、そのあとサウナ
 入って、そのままパチンコの「必殺仕事人」に挑戦して8連チャンでやめてと、お決まりになってしまったかのような
 土曜日の行動でした。
 そして、気が付いたら、昼ご飯を食べないまま夕方になっていました。
 これだけ見るといかにも開放的な1日を過ごしたかのようですが、本人は頭の中では原稿の締め切りに追われてい
 ます。今夜か明日の午前中に書いてしまわないと、また来週が苦しくなるのです。

3.7  
 1週間ぶりに自宅に帰ってきました。
 本当は土曜日くらい休みたいのだけれど、断ることができなくて、明日も仕事に出掛けます。
 どこかで、ビタミンB12を点滴で補充してみたいけれど、平日は1日も空いていないから、来週の
 土曜日の午前中に通院しようと思っています。
 留守中にテレビで放映されたドラマや映画を録画しておいても、見る時間が取れません。
 こんな生活がしばらくは続きそうだから、一所懸命眠る時間を確保するのです。

3.6  
 の適地適木は水が豊富で、適度に陽当たりがあることだ。渓流近くの谷地などに天然は多く 生えている。
 人工造林も、昔は山の下の部分は
で、上は檜(ひのき)にした。戦後は育ちの早いをどこにでも植えた。
 上の乾いた陽当たりのよいところに植えられた
は、ストレスを抱え、老化しないうちに早く遺伝子を残そうと、大量
 の花粉を放つ。これが
の悲鳴だ。自身には種族の生存をかけた必死の行為なのである。

      「杉の悲鳴」  作家・立松和平   日本経済新聞 「明日への話題」 2008.2.5 夕刊 より抜粋

 今週は、蓮田市→入間市→八王子市→上野・御徒町→大和市→富士市といった具合に、花粉の飛散量が多い
 ところを渡り歩いてきた。それなのに、目のかゆみも鼻水の発生もなく、気分は良好なのです。
 どうやら、2月の頭から飲んでいる「抗アレルギー剤」の効果が、本当に表れているようです。

3.5  
 昭和23年、上野署の巡査となった安城清二。
 管内で発生した男娼殺害事件と国鉄職員殺害事件に疑念を抱いた清
 二は、跨線橋から不審な転落死を遂げた。
 父と同じ道を志した息子民雄も、凶弾に倒れ殉職。
 父と祖父をめぐる謎は、本庁遊軍刑事となった三代目和也にゆだねら
 れる……。

            「警官の血」 新潮社1,680円(税込) 佐々木譲

 長い時間をかけてみ終わった。間が空くと前のストーリーを忘れてしま
 うものだから、その都度み返しながらの書だった。

3.4  
 建物の中や道路の段差を無くしたり、地下鉄にエレベーターを付けたりすることがバリアフリーという風潮がありま
 すが、違うのではないでしょうか。もちろんそれもたいへん重要です。でも、家の中も街の中もすべて真っ平らにで
 きるはずがない。雨や雪が降っただけでもバリアー(障壁)は生まれます。バリアーはあるという前提でどう生きて
 いくかを考えてこそ、バリアーを低くできるのだと思います。
 いくら街を平らにしてもつまずく人はいます。そのときに「大丈夫ですか」と声を掛け、助ける人がいるかどうかです。
 欧州の街はバリアーだらけですが、困った人がいると見知らぬ誰かが何の気負いもなく、自然に手を差しのべてい
 ます。それが本来の姿だと思います。

     「バリアーフリーを見つめ直せ」 構想日本代表 加藤秀樹  日経 2008.3.3号 「領空侵犯」から抜粋

3.3  
 ビタミンB12は、小腸から大腸へとつながる回腸と呼ばれる部分で吸収されるけれど、内因性因子と結合しないと
 ビタミンB12は吸収されずに、便と一緒に排出されてしまうのです。
 ところが、タンパク質であるこの内因性因子は、胃でしか生成されないため、私のように胃を取ってしまった人は、
 ビタミンB12欠乏症になってしまいます。
 その症状は、貧血になる場合は脱力感が生じ、疲れやすくなり、息切れ、めまい、心拍数の増加を引き起こすので
 す。
 貧血がみられなくても、神経障害を引き起こすことがあり、手足にピリピリした感覚が生じ、脚、足、手の感覚が失
 われるそうです。そして、生理的なふるえが生じ、位置感覚も失われ、軽度の筋力低下が起こり、反射が失われ、
 進行すると歩行が困難になります。また、意識障害、軽いうつがみられる場合もあるということです。
 前に、主治医の先生に手足のしびれを訴えたところ、ビタミンB12が不足している可能性を指摘されました。最近に
 なって、その症状が顕著に表れてきたのです。 どうしたらいいのでしょうか?

3.2  
 今朝の長野の気温は2℃。
 こんなに寒いというのに、自宅の庭では、 福寿草 クロッカスが花を咲かせはじめた。
 柿の木の枝には、 ムクドリ のつがいがやってきて、何事かおしゃべりをしている。
 風ひとつないのどかな日曜日。 これで夕方の移動さえなければ、 ビールでも飲んでゆったりと
 して気分でいられるのに、これも仕事のうちだから仕方のないことだ。

3.1  
 このページの切り替えは、いつもの月だと前もって用意しておくのだけれど、今月の場合は、気が付いたらもう2月
 の最終日になっていた。
 例年、バレンタインデーの頃から花粉症の症状が表れるのだが、今年の場合は 鼻にも目にもまだ何も異常が発生
 しないでいる。
 1ヶ月前から服用している「抗アレルギー」の薬の効果があるのだとしたなら、こんなにも嬉しいことはない。
 でもまだ寒い日が続いているから、本格的に杉花粉が飛ぶのは、もう少し先のことなのだろう。