あと あと のあと 2006年7月


    今月は大事な一ヶ月なのです。
    31日間、すべてのエネルギーを、単行本の執筆活動に充てます。
    予定表のスケジュールはびっしり詰まっていて、なかなか時間が取れないけれど、今回ばかりは集中力の
    勝負です。
    レジャーや、遊びや、その他余分なことには見向きもしないようにします。
    来月は、達成感で、喜びに満たされることを楽しみにしながら。


7.31
 新しいパソコンのワープロ機能が、まだ私の文章の癖を取り込んでくれていないから、とんでもない表現をしてしま
 うことが多く、やっていて疲れる。
 一応基本的な設定は完了したけれど、もう少し使っていて何も支障がなくなったところで、古いパソコンの中身をク
 リーニングしてから、お嫁に出すのです。

7.30
 家のまわりの庭の取りと、周辺の土手の刈りがだいたい終わった。
 新盆までには終わらせてしまいたいと少し焦っていたけれど、みんなで協力して片付けることができた。
 まだ新盆までには10日以上あるから、またが伸びてきやしないかと心配になるけれど、普段はおばあさんがや
 っていた仕事は、結構なボリュームがある。

7.29  
 「吉田拓郎&かぐや姫 Concert in つま恋2006」のチケットが届いた。
 ブロック指定の席はF−6になっているけれど、Aに近いアルファベットでないと、ステージ
 から遠くの席になってしまうのだろうか?
 当日は、NHKのBSで、ハイビジョン生中継をするみたいだ。
 だったら、家で寝っ転がって見ていた方がよかったのかも、なんて思ってはいけないね。
 8月20日に駐車場の利用券が2000枚売り出しになるけれど、こんどはそれをゲットしな
 ければならない。
 4枚購入したけれど、今のところ同行者は3名、まだ1人分空いています。 
7.28  
 体重が63.8kgまで減少した。
 昨日と一昨日の2日間、ちょっと食べ過ぎちゃって胃がもたれ気味だったので、今日は朝から何も食べないで
 1日お休みをあげた。
 夕方は、1時間半くらい草刈り機の操作をして、汗びっしょりになった後に測定したのがこの数字だ。
 手術の前に「10kgは痩せる」と言わけたけれど、どうやら本当になりそうだ。
 夏ズボンがタブタブで足にまとわりつくので、細いやつを1本買わなければならないかな。

7.27  
 今朝送ったメールに添付した原稿で、今回の執筆はひとまず完了した。
 原稿を見直す余裕がなかったので、内容的に完成度は今ひとつなのだけれど、もう編集作業に入っているから途
 中で修正すると混乱してしまうと言われている。
 8月10日までにゲラ刷りが出来上がり、それを見ながら内容も修正するという作業が残っている。
 なんともかんともなかったこの1ヶ月半だったけれど、これでようやく一段落したのです。

7.26  
 お葬式の時に応接セットが邪魔だったから、その間だけ近所の家においてもらったけれど、戻すとき
 に傷みが目についたのでそのまま捨ててしまった。
 捨てるといっても産廃業者が取りに来たわけだが、その料金の請求が今日届いていてなんと3万円
 也。
 買うことよりも処分することの方が難しい世の中になってしまった。
 地球環境のことを考えれば当然のことかもしれないけれど、モノを買うときに捨てるときの費用についても計算して
 おかなければならない。

7.25  
 昨夜は快気祝いをしてもらったので、ビールをグラスに3杯も飲んでしまった。
 体調が生ビールの季節に間に合ったけど、ジメジメした陽気だから気分は今ひとつすっきりしない。
 今週末には梅雨が明ける見込みのようなのに、海や山に出掛ける予定はまったく入り込む隙がないから、何で
 分転換
をすればいいのだろう。

7.24  
 「工場管理 8月号」から、新しい連載がはじまった。
 題名は「工場運営の光と影」、従来の改善活動を少し斜めから捉えた内容になっている。
 第1話は、「欲しいものを、欲しいときに、欲しい数だけ購入したいのです!」といって、部品や材料
 の調達に関する内容。
 「工場管理」の編集部の紙面構成が素晴らしいので、拙い文面と内容が輝いて見える。
7.23  
 ノートパソコンの電源が突然切れてしまう、シャットダウンができなくなる、動作がいらいらするくらい遅い。
 このパソコンが壊れてしまうと仕事ができなくなってしまうので、新しいものを買うことにした。
 4代目のノートパソコンは、SONY の VAIO VGN−FE30B というやつ。メモリーの容量をオプションで
 追加して貰った。
 これで、1代目がメビウス、2代目がNEC、3代目もメビウス、そして4代目がSONYになったわけだ。
 パソコンは当たり外れがあるみたいだけれど、これからしばらくのお付き合い、仲良くするのでよろしくね!

7.22  
 もう20年以上も通い続けた美容院で、スタッフ4名が今月からいなくなってしまった。
 したがって、予約をしようとしても、キャンセルがなければダメだという。
 仕方がないので、そのスタッフのうちの1人のお母さんが経営している、床屋さんに行くことにした。
 そこで、何年かぶりに、カミソリで顔を剃っていただいてすっきりした。
 考えてみると、この規制緩和の世の中で、顔を剃る剃らないが美容院床屋さんの垣根だなんて、不思議
 なことだね。
7.21  
 夜中に自宅に帰って来て3時頃眠りについても、朝6時頃には目が覚めてしまうという、年寄りみたいな習性が身
 に付いてしまった。
 もうちょっと眠ろうかと思っても、目は冴えているから外に出て庭のお掃除をする。
 睡眠を取りたい場合は早く眠るしかないけれど、山積みになっている課題をひとつひとつ片付けなければならない
 からそんな状況ではない。
 こんな愚痴っぽいことを言っているけれど、結構プレッシャーを楽しんでいるのです。

7.20  
 昨日、東京に行って出版する本の打ち合わせをすることになっていたけれど、それができなかったのでメールで原
 稿を送って編集者に目を通していただいた。
 夜9時頃届いたメールには、「原稿拝見させて頂いています。とても良い原稿だと思います。」という感想が踊って
 いた。
 1冊の本を書き下ろすのは大変なエネルギーが必要で、しかも、入院→手術→看病→お葬式と息をつく間もないく
 らいの出来事だったから、よくもまあここまでたどり着いたなあと言うのが正直な感想だ。
 頭の中はガンガンしていて混乱状態だけれど、しかも仕事が詰まっていて毎晩移動しなければならないけれど、も
 う一息でゴールに到達することが見えてきたので、文の内容のを上げることに邁進するのです。

7.19   
 大雨のため、中央道は通行止めになり、JRのあずさは運休になった。
 そのため、東京に行くことができなくなってしまった。
 あずさの乗車券の払い戻しを、出発時間よりも前にしなければいけないと思い、急いでJR東海の駒
 ヶ根駅に行った。
 ところが、払い戻しができないという。理由を尋ねると「今日の売り上げがないから」だとのこと。そし
 て、切符に「事故証明」のスタンプを押してくれただけだ。
 こんな理由はそちらの都合であって、お客様には全然関係ないことだ。「他の駅に行けばいいのですか?」と訊く
 と、「どこの駅でもだめです」との答え。
 現金がないのなら銀行に行けばいいし、だいたいローカル駅なんて定期券のお客様がほとんどだ。それとも、JR
 東海
が日次で会計を締めているからとでも言うのだろうか?
 国鉄が民営化されたのはもうかなり前のことなのに、どこかおかしいんじゃない?お客はそのためにもう一度足を
 運ばなければならなくなる。

7.18  
 王監督のガンは、私よりも重い症状だ。
 リンパ節に転移していると、これから抗ガン剤の治療をしなければならないと思う。
 ガンがの上部にできていると、全摘出になってしまうのだけれど、1/3でも残っているのといないのと
 では 回復の程度が大きく違ってくる。
 全身麻酔の状態が9時間も続くと、心身に与えるダメージが大きいからリハビリが大変だろう。
 同じ体験をした人はその苦しさもわかっているから、エールを送り続けます。

7.17  
 土・日・月の3日間は、忌中見舞いのお客が何人もやってきた。
 忌中見舞いは、寂し見舞いとも呼ばれ、遺族を失った家族をお見舞いするもの。
 これが終わると8月の新盆がやってくる。昨日は農協が行った新盆の説明会に行ってきたけれど、飾り付け、お料
 理、引き出物と、いろいろ決めなければならないことばかりだ。
 遺族をお見舞いしてくれるのはいいけれど、ちょっとでいいからゆとりが欲しいな。

7.16  
 区有林の下草刈りに、私の代わりに長男が参加した。
 玄関でばたばたしているので目が覚めたところ、お隣りの軽トラに乗せて行ってもらうため、6時20分に出発しなけ
 ればならないのに、もう6時30分にもなっている。
 本人に自覚をさせるために、自分でお隣りと時間の約束をさせたのに、こんな状態だ。
 朝ご飯を食べる間がないだろうからお握りでも用意しておくようにとか、喉が渇くからペットボトルのお茶を持ってい
 くようにとも言っておいたのに、何にもやってない。
 おばあさんがいるときは、部屋の前に「○時に起こして」と書いたメモ書きを置いておけば良かったけれど、もうそん
 なパターンはなくなってしまった。

7.15  
 テレビをこうやってじっくり見るのはいったい何日ぶりのことになるのだろう?
 NHKのBS2で「パフィー10周年雨の日比谷野音ライブ」を観た。
 アメリカでもフィーバーしているAMIとYUMIは、昔のまんまの体を揺らしたりくねらしたりし
 たりの独特の動作で、雨に濡れながらヒット曲を歌っていた。
 おばあさんの看病からお葬式、そして原稿書きといった具合に、ひとときも落ち着ける間が
 なかったこの1ヶ月。今年の私には、夏なんか全然関係ないね。

7.14  
 実を言うと、香典の金額が42,000円も足らなかったのです。
 お葬式の夜、みんなで何回も数え直したのですが、どうしても42,000円食い違っていました。
 セレモニーホールで集計した金額と現金とが合わないわけですが、帳場では封筒を開封していないので、封筒に
 記入した金額と中に入れた現金とが合っていなかったということです。
 葬式後は忌中見舞いをいただくのですが、その中にも封筒には1万円と記入してあるのに、中身は5千円だという
 例がありました。
 教訓としては、封筒から取り出すときに、ひとつひとつ確認しなければならないということです。
 でも、違っていることを発見しても請求なんかできないから、あきらめるしかないのですね。

7.13  
 高額医療費支給申請の書類が市役所から届いた。
 国民健康保険の高額医療費について、診療報酬明細書に基づいて審査したところ、支給該当世帯になったようだ。
 返ってくるお金は208,000円。 あわただしいばかりで、こんなこと全然気にしていなかったけれど、こんなときでも
 行政は手続きを進めていてくれた。
 あんまりお役人の悪口ばかり言っていちゃあいけないね。

7.12  
 どこで調べるのかは知らないけれど、仏壇や、石塔や、位牌や、盆燈籠などのダイレクトメール
 がたくさん舞い込んでくる。
 中には必要なものもあるかもしれないけれど、あんまり気持ちのいいものではない。
 長女は月曜日から勤めはじめたけれど、私は今日から仕事のスタートだ。
 こんなことを言うとみんなが心配するのだけれど、看病とお葬式でまた痩せてしまった。

7.11  
 おじいさんがぶつぶつ言いながら香典のリストを見ている。
 今とは貨幣価値が違うのに、昔にやった金額しか今回もらえなかったとか、この人の立場ではもう少し出してもいい
 のではないかとか、そういった内容だ。
 ゴルフのスコアで自信がないときは、1打増やして申告するようにしなければならないように、私は少しずつ多めに
 義理をしていきたいと思っている。
 葬儀のあと、香典の内容を親戚中がチェックするときに、何か言われるなんてつまらないことだもの。
 それにしても、これだけの義理をこれから返していかなければならないわけだ。アンテナをきちんと張り巡らせるた
 めに、今まで購読していた毎日新聞に加えて、地域の情報が掲載されている信濃毎日新聞を購読することにした。

7.10  
 夕方、おじいさんとお寺まいりに行ってきた。
 通常のお葬式は、告別式のあと初七日の法要があって、そのあと納骨のためにお墓に行って、さらに親戚の人た
 ちがお寺に行って挨拶を済ませたあと精進落としになるため、精進落としに出席する親戚関係でない参列者は、告
 別式の会場で1時間半くらいの間待っていることになる。
 今回は開始時間が遅くなってしまったこともあって、納骨は四十九日の法要と一緒に執り行い、お寺まいりは翌日
 に喪主と配偶者のみが行けばいいことになった。
 これから、1ヶ月後には新盆、8月27日には四十九日の法要と、慌ただしさはまだまだ続くのです。

7.9  
 「かけがえのないもの・完成版                     出棺
            ↑ 
     葬儀で朗読した内容です。

 長野日報・おくやみ  UP!

 長野日報・葬儀広告  UP!

 信濃毎日新聞・おくやみ  UP!


7.8  
 葬式までのスケジュールがあわただしいのは、遺族のためにそうなっているなんてことを聞いたことがある。
 いつまでも悲しんでばかりいられないように、次々とやらなければならないことがいっぱいある状態が作り出される。
 だから、本当に悲しいのは、葬式が終わりみんなが帰ってしまったあとだという。
 今夜18時から枕経と納棺、明日の16時から葬儀という運びになりました。

7.7  
 母、森田芳子は、15時01分に永眠しました。 生前のご厚情に感謝申し上げます。

7.6  
 「おばあちゃん!」っていろいろな人が呼びかけても、うっすらと目を開けてわずかな反応を示すだけになってしまった。
 いろいろ話しかけるとかすかにうなずいて、何か言いたそうな仕草をするけれど、もう言葉にはならない。
 今日は朝の5時と夕方の4時の2回、病状が悪くなったときがあって、病院から家族を呼ばれるように言われた。
 長男とふたりで夜の看護をしたけれど、一刻一刻と状態が悪化していくのがわかる。
 荒い呼吸をとぎれとぎれに繰り返して、必死に生きようとしているおばあちゃんの手を握って、朝を迎えた。

7.5  
 昨日は、私の通院日だった。
 退院して2週間後に1回あって、またその1ヶ月後に検査のために通院したもの。
 前回通院したときに採取した血液の検査結果は良好で、体重が減少したことによりいろいろな
 ことが改善されているからと、生活習慣病関係の薬は一時飲むのを停止し、また2ヶ月後に血
 液検査をすることになった。
 もう2ヶ月に1回でいいと中山先生は言ったけれど、月に1回くらいは顔を見たいからとわがまま
 を言って、次の通院も1ヶ月後にしていただいた。

7.4  
 朝、目を覚ましたおばあちゃんは、「まさるがどこで寝るかが心配で、控え室で寝たって看護婦さんから聞いてやっ
 と安心して寝れた」なんてことを言う。この場におよんでまで、まだ人のことばかり心配している。
 「説明を聞いたか?」と訊いてくるので、「聞いたよ」って答えたら安心したみたいだった。昨日、主治医の先生から
 本当のことを説明されて、納得したようだった。
 おじいちゃんは「今夜あたりかえ?」ってつぶやいたみたいだ。もう、何もかもを悟りきった聖人みたいな表情をして
 いる。
 私は付き添いには向かない。おばあちゃんの顔を見ていると涙が出てきて仕方がないもの。

7.3  
 大阪からの帰り道、長男から入ったメールは「おばあちゃんが、今日になってまた一段と衰弱したようで、今晩が峠
 になることも十分考えられる」とのこと。
 もうそばにいてあげられることもあまりできないから、今夜は泊まりで付き添いです。

7.2  
 632億円の負債を抱え、財政再建団体入りを決めた北海道夕張市が、前年同期を上回る平均75万5000円の
 夏季期末勤勉手当(ボーナス)を職員に支給したという。
 民間の会社ならば倒産したのに等しい状態なのに、全くあきれてしまうような感覚だ。
 職員労組側は、「2004年度から3か年で基本給を2〜5%減額しており、夏冬合わせた今年度の期末手当支給
 額は昨年度より減る」と言っているそうだが、自主的に返納するなどして、せめて良識のあることを行動で示せ!

7.1  
 じめじめした嫌なお天気です。
 こんなことばかり言っていても仕方のないことだけれど、やっぱり心も晴れません。
 そのうえ、痩せているのに下っ腹が出っ張ってきて、明らかに運動不足です。
 体を動かすことも必要だから、フィットネスクラブに行ってみようとも思うのですが、今は時間というものがなによりも
 の貴重品なのです。