足あと 爪あと 夢のあと 2006年4月 |
新しい連載が始まることがほぼ決まりました。 本の出版も、私がその気になれば実現しそうです。 文字を並べるのは決して嫌いではないけれど、年齢とともにおっくうになりつつあることも事実です。 だから、この4月は、気力をもってのぞむ必要がありそうです。 |
4.30 | 天皇賞のディープインパクトは強かった。 3コーナーよりも前で先頭になったときはどうなることかと思ったけれど、そんな心配をよそに他を全く寄せ付けない レースぶりだった。 今回は、ディープインパクトから薄めの3連単を買ったけれど、2番人気のリンカーンが2着に来てしまったのでは、 なす術もなしというところだった。 |
4.29 | 大阪の会社から、ISO9001の認証取得に対する感謝の気持ちとして、PSPをいただいた。 私は、PSP(Play Station Portable)が何をするものか知らなかったけれど、家に帰って子供た ちに見せたら大騒ぎ、「こんなものをくれるなんてすごい会社だね」と、その会社がほめられた。 本機に「右脳ドリル」というソフトをつけてくれたので、これを使って右脳のトレーニングをするのです。 |
4.28 | 卓球の世界選手権のテレビ中継、見ている私の方がドキドキして、ファイナルセットなど見ていら れなくてチャンネルを変えてしまう。 ラリーの応酬はスピードが速くて、ちょっとしたミスが命取りになるから、精神的にも良くないスポ ーツ観戦だ。 それにしても、「泣き虫」だった福原愛ちゃんは、ずいぶんたくましくなったね。 |
4.27 | 四日市の横断歩道を渡ろうとしたところ、「危ない!」って同行者に声をかけられた。 私は、横断歩道で歩行者が渡ろうとしていれば、車は停まるのだとばかり思っているけれど、ここではそんなこと は全くないそうだ。 長野県で車が横断歩道で停まるのは、ある時期一時停止の取り締まりを徹底的にやられたため。 そのときに植え付けられたことが、今になっても定着したままになっているのだ。 |
4.26 | 弁護士が肩書きだけで仕事を受託できる時代は終わりを告げようとしている。顧客の要求水準 に満たない弁護士の続出……その足音が聞こえ始めている。 手形の裏書きの意味が分からず被告からレクチャーを受ける裁判官。取調室で調書でなく文庫 本の小説を読みふける検事。 『弁護人。癖かもしれませんが、被告の発言を繰り返すのはやめてください』。重複を避ける尋 問技術の基礎が身に付いておらず、法定で裁判長から“教育的指導”を受けた若い弁護士もい る。 『試される司法 第1部 担い手たち 量と質のジレンマ』 日本経済新聞 4月26日号 より抜粋 |
4.25 | 太るのを気にしながらとか、血糖値が上がるのが恐いからとかで、ずっとカロリーの摂取を押さえていたけれど、来 るべき「冬眠」に備えて、その制限を少しだけ緩めてみた。 ところが、みるみる間にお腹まわりが豊かになり、風呂場で裸になったときの不格好さに、ほとほと嫌になっている。 ゴルフクラブは物置に閉じこめちゃったし、フィットネスクラブに足を運ぶ気力がわかないでは、デブにな ってしまう のは当然のことなのだろう。 |
4.24 | 事務所に詰めていることがほとんどない私の心配事は、電話がかかってきた場合出られないことが失礼になってし まわないかということ。 何回かコールしたあとに留守番電話に切り替わるのだが、自分の場合にあてはめてもなかなかそれにメッセージ を吹き込むことはしないだろう。 若くて綺麗な秘書を雇うのもひとつの方法かなと思っていたところ、NTTの転送サービスがあることを知った。 早速申し込みをしたわけだが、月額500円余という使用料だから、秘書よりも少しだけ割安になったぞ。 |
4.23 | 家のまわりでは、木や草花が一斉に花を開いていて、春本番の様相だ。 写真の題材には事欠かないので、ポカポカ陽気にさそわれて、カメラを片手にお 散歩と洒落てみた。 ところが、我が家の上にある他所(よそ)の田んぼの土手で、どこかのおばあさん が摘み草をしている。 もう摘み草をできるとは思わなかったので、あせってビク(入れ物)を取りに来て、 我が家の田んぼの土手に行ってみた。そこには、柔らかそうな「あずきっぱ」が、 すでに芽を出していた。 30分間くらいの摘み草で、お昼ご飯のおかずになるくらいは採取できた。こうやっ て、春のお裾分けを頂戴しました。 |
4.22 | 今夜は、下水道管理組合の代議員会。これで3年間にわたる会計の任務は全て終了した。 先週は理事会、先々週は会計監査と、土曜日の夜を3週連続でつぶしたことになるけれど、これもやっと手が離れ ることが前提だったから、「我慢」することができた。 つくづく思うのだけれど、私は「奉仕」の精神を全く持ち合わせていない。だから、ロータリークラブも、先月末で退会 させていただいたくらいだ。 存在感を生活の場で発揮させたくない私は、この駒ヶ根市東伊那では、目立たずに静かに暮らしていたいというの が希望なのです。 |
4.21 | 大腸の内視鏡を使った検査は、ほぼ1日がかりだった。 腸の中をきれいにするために、「ニフレック」という液体を飲むのだが、コップ1杯分を10〜15分かけて飲めというも ので、その量は2リッターだから、そのことに2時間も費やすことになる。 1時間も経つとひんぱんに便意をもよおしてきて、その都度出てくる水分がきれいになっていくもの。結局、検査が 始まったのは、飲み始めてから4時間半後だった。 慣れないことをしたから疲れたけれど、腸の中はポリープひとつなくきれいなものだったから、それだけが救いだ。 |
4.20 | 本当に窮地に追い込まれたときに取る行動によって、その人の人間としての価値がわかると言 うが、他人に「不幸」を打ち明けられたときに示す態度によっても、その人の人間性はうかがい知 ることができると思うのです。 |
4.19 | 「舟木一夫 B面コレクション」 (CD5枚組み) が届いた。 10代の頃に買った、映画「センチメンタルボーイ」の挿入歌4曲が収録されているSPレコードが、いつの頃からか 行方不明になってしまっている。 そこには私の気に入った曲が入っていたのだけれど、今までに発売されたCDには収録されていなかった。 今回久しぶりにその曲たちに出会ったわけだが、聴いていると涙が流れて来ちゃう。 家族は冷ややかな態度を示すけれど、これは私の青春そのものなのです。 |
4.18 | 甲府盆地を横断する中央道のまわりは、あざやかなピンク色をした桃の花が真っ盛りだった。 山梨県内で1台、長野県に入ってからも1台、覆面パトカーに捕捉され脇道に導かれる途中の、スピードーオーバ ーだと思われる車を目撃した。 それにしても、こうやって運転をしているときの、このような出会いの確率はかなり高いものがある。 したがって、 私は「無事」だったということ。 |
4.17 | 〜あがり性を抑える最も簡単な手段は、自分で自分の手をさすること。 微妙に体温が上がり、リラックス効果をもたらしてくれる。 「母親や恋人が手を握ってくれている」とイメージすることができれば、安心感が加わりより落 ち着くことができる。〜 これは、美容院で見た本に書いてあったことだけれど、手を握ってくれる対象に、なんで妻が入 っていないのだろう? |
4.16 | G1・皐月賞の私の読みはどんぴしゃりで、1着になったメイショウサムソンを軸にして馬連を買っていた。 ただ、友達から頼まれた馬券も買わなければならなかったので、2着になったドリームパスポートまで手が出なか った。 馬連の配当は2−5で1万3,980円、取れなかったのは悔しいけれど、競馬に対するカンが少しだけ戻ってきたか もしれない。 |
4.15 | 権兵衛トンネルを通って、木曽までゴルフの遠征に行った。 よほどカメラを持って行こうと思ったのだけれど、山の中だからまだ春は来ていないだろうと思い持って行かなかっ た。 そのゴルフ場の桜はまだ開花する雰囲気はなかったけれど、コースの中に咲いているカタクリやミズバショウは今 が最盛期だった。 だから、撮影画像はないのです。 |
4.14 | 昨日の夕方、四日市の会社での仕事が終たので、帰ろうとして駐車場に行ったところ、私のマジェスタが左に傾い ているのが目に入った。 エアサスをドライブモードからノーマルモードにしたところ、左側が持ち上がってきて水平になった。 このまま車を走らせるのはちょっと心配だからと、四日市のトヨタのディーラーで点検をしてもらったが、特に異常は 見あたらなかった。 今日は、携帯電話の電源が突然切れて、画面が真っ暗になってしまうことが何回もあった。 ドコモショップに持っていったところ、修理をすれば直ると言われたが、携帯電話のない生活など考えられないから、 新しい機種に変更してしまった。 私の身のまわりのモノたちが、何かの信号を出し始めている。 |
4.13 | 手の指の関節がポキポキ鳴らせるようになって、何だか嬉しくて日に2〜3回鳴らすのが癖にな っていた。 ところが、ポキポキという音は、関節内部で発生する衝撃波が原因で、関節を曲げることで、間 接全体を包む“関節包”の内部の圧力が変化して気泡が生じ、それがはじけるときに軟骨や靱 帯を振動させ、音が出るのだという。 つまり、体にはあまりよくないのだそうだ。私は影響を受けやすい性質だから、今日からもう鳴ら さないのです。 |
4.12 | 本の出版が80%がた決まって、その執筆に取りかからなければならない。 新しい連載もすぐ先に見えているし、メールでの呼びかけに気安く答えたため、その原稿も仕上げなければならな い。 そして来週は、新しい会社の工場診断だ。 本人が落ち込んでいるのにもかかわらず、私の身の回りはあわただしいみたいだ。 見知らぬ方から「お見舞い」のメールを頂戴しました。でも今回だけは、しばらく立ち直れません。 |
4.11 | 朝5時半に出発して高速道路を走っていたところ、自宅から携帯に電話が入った。 隣組のおばあちゃんが亡くなったから、7時に招集がかかったのだという。 私の地区は、隣組が葬式を取り仕切るので、必ず都合をつけて出なければならないものだ。 私はというと、今日は桑名、明日は大阪、明後日は四日市と、家に戻っている余裕がない。 幸い長男が代役を務めてくれるので、それに甘えることになるのだけれど、やがてまわってくる隣組長の場合はそ うもいかないから、今からどうしようかと困っている。 |
4.10 | 人生の中で、最大級に近いほどの、ショックなことがありました。 滅入るのを食い止めるのが精一杯で、とても気持ちの切り替えはできません。 第一、まだ他人事のようで、実感が伴わないのです。 |
4.9 | 「桜花賞を取ったよ!」と書きたいのだけれど、またもや空振りでした。 馬連で5頭のボックスにして、2着も4着も5着も買ってあったのだけれど、肝心のキストゥヘブンはノーマークでし た。 来週は皐月賞、この春のG1を1回くらい取らなくっちゃ! |
4.8 | 下水道管理組合の会計監査が終わった。 決算処理は、会計を締めた3月31日の翌日には終了していたけれど、今年度の予算作成までが任務だったから、 このところ気持ちはこのことにかかりきりだった。 決算を承認してもらったので、来週の理事会、再来週の代議員会とステップが進むので、今月の土曜日の夜は全 部つぶれてしまう。 |
4.7 | 中央アルプスに開いた権兵衛トンネルを通って木曽に抜けてみた。 所要時間は20分とのふれ込みであったが、もっと短い時間で到着できたような感覚だ。 休日の通行量は6000台、伊那側も木曽川もいろいろな商店の売り上げが激増しているという。 権兵衛トンネルは、今どきめずらしく有料でないところが、このような経済効果をもたらしているのだと思う。 |
4.6 | 6月から、駐車違反の取り締まりが民営化されるそうだ。 民間に委託されるのは、放置車両を確認して標章を貼り付けるまでで、違反者が自ら警察に出 頭して反則金を支払うのは今まで通りだという。 それを見込んでか、総務省の2006年度の予算概算要求によると、前年比6%増の反則金(交 通安全対策特別交付金)が計上されている。 6月からは、駐車違反の取り締まりが「厳しく」なりそうだ。 |
4.5 | 東京の桜はほとんど散って、葉桜が冷たい雨に打たれていた。 いつか実現させたいと思っていることは、桜前線と一緒に日本列島を車で北上すること。 沖縄から北海道までを約1ヶ月をかけて移動する。何もかも忘れて桜前線のスピードに委ねた旅。 そんなことも夢の中のひとつだけれど、よく考えてみると、それは私自身の気持ちひとつで、いつでも叶うことなの だ。 |
4.4 | 今年最初のゴルフ(日本での)は散々な結果だった。 あんなに練習場ではうまく打てるのに、コースに出るとフォームがめちゃめちゃになる。 それもこれも、まだボールをショットするまでのチェックポイントがいっぱいあり、考えながらプレイをしているため、そ のうちのひとつが狂っただけで全体がバラバラになってしまう。 早く、自然体でゴルフができるだけの、実力を身に付けたいのだけれど……。 |
4.3 | スカパー!110に加入した。基本料金3,570円でCSの主要な 40チャンネルを見ることができる。 申し込んだ第1の目的は、女子ゴルフの中継を見ること。 昨日の日曜日も、アメリカのメジャー大会 「 クラフトナビスコチャンピオンシップ」を中継していた。 あちこちの局をランダムに追ってみたけれど、プロ野球のパリーグのどの試合もどこかの局で中継をし ていた。 このように「文化的生活」の条件は整ったけれど、いちばんの問題は、私に見る時間が取れないことだ。 |
4.2 | 日曜日のささやかな楽しみはお昼寝をすること。 昼ご飯のときに350mlの缶ビールを1本飲んで、それからベッドに横になって本を読み出すと、けだるい睡魔が訪れ てくる。 自然に目が覚めるのはいつも3時頃で、済んでみると「もったいなかったかな?」とも思うけれど、私の疲労回復の ひとつの手段なのです。 |
4.1 | 昨夜は、夜中までかけて下水道管理組合の会計の締めをした。 任期は3月31日までだけれど、1ヶ月間は新しい会計の人と一緒に実務をこなしながら引き継ぎをしていく。 そんなわけで、本当に肩の荷が下りるのは、1ヶ月後の連休前頃だ。 |