あと あと のあと 2024年 9月

9.30
  選択制夫婦別は戸籍を壊してしまう

 「選択制夫婦別
」で夫婦に子供が生まれた場合、どちらかの
 選ぶことになる。両親の
が異なってしまうと、現実的な問題とし
 て、小学校に通う兄弟・姉妹の
が違うという、子供には到底理解
 をすることができないおかしな現象が生じてくる。

 「通称使用」で様々な問題が発生していることは理解できるけれ
 ど、その傷害となっている問題の方を解決するべきであって、戸籍
 をめちゃめちゃにして欲しくはないというのが私の主張で、あくま
 で結婚した夫婦は同
を維持して欲しいのだ。

 私のご先祖さんは江戸時代、信濃国の高遠藩のお医者さんだった。
 今も自宅には、当時使っていた薬箱とか漢方薬の処方箋が残ってい
 る。人名辞典によると、美濃国からやって来て廃屋であった森田の
 家を継いだのだという。このことは、今まで「夫婦同一
を基本」にした戸籍が、きちんと維持されてきたから
 こそ辿ることができるのだと思う。


 「選択制夫婦別」に対する新聞への投書を、いろいろかたちを変えて行ってきた。

 「朝日新聞」や「毎日新聞」ははなから無理だと思っていたから、最初は「信濃毎日新聞」に、そして次は「読
 売新聞」、そして最後は「産経新聞」に送ったのだが、未だに音沙汰なし。

 さすがに最近は「男女同権」などという的外れな主張は見なくなったが、「どちらかを選べばいいだけのことで
 はないか」などという、単純な意見が垣間見られるようになっている。

 高市さんに期待していたけれど(?)、石破さんが首相になってしまうから、これは万事休すかな。

9.29

 白菜大根をそれぞれ1本にしました。 これで峠は越しました。

 まだが小さいころの心配事はふたつ。
 ひとつは「キリウジ」が茎を食いちぎってしまうこと。 これは農薬を撒いて対応しました。
 もうひとつは、雨が降らないと萎れてしまうこと。 もう根を張ったから、水をやらなくても大丈夫です。

 野菜を作り始めて10年が経過したけれど、未だに挑戦は続きます。
 
9.28

 「桑東祭」2日目。

 校内が保護者に解放されたから、展示品を見て回ったのです
 が、こんなにたくさんもの、琉クンに関するものを見つけま
 した。

 琉クンとふれ合うことが少なくなったけれど、こんなにも活
 躍していたんだね。

 それから、体育館で音楽会が催され、前半はクラスごと、後
 半は学年ごとのコーラス発表があり、その間に部活の「音楽
 部」の発表もありました。

 体育館は、保護者や地域の人たちで超満員でした。
 
9.27


 今日と明日は、琉クンが通っている中学校の「桑東祭」。
 「何を見に行けばいい?」と訊いたところ、「運動会!」だとの返事だったので、その運動会を見に行きました。

 小学校と違うのは、運営は全部生徒たちがやること。 そして種目はふたつだけという少なさ。
 でも、生徒たちのエネルギーが、ビンビン伝わってくるひとときでした。
 
9.26
 明日が自民党の総裁選挙だから今日しか言えないことだけれど、
 憲法改正は手段なのに、変えることそのものが目的になってし
 まっている。

 行き着くところは第9条の扱いだろうけれど、そんなに「戦争」
 ができる国にしたいのだったなら、第9条から「戦争放棄・戦
 力不保持・交戦権否認」を外したいと、堂々と主張したらいい
 じゃないか。
 そしてその内容を発議し、国民投票にかければいい。 その結
 果反対多数で一度否決されれば、2度と第9条に手をつけられ
 なくなる。

 それなのに、今の第9条の内容はそのままにし自衛隊を追記す
 るなんて、国民のご機嫌を伺っているとしか思えない。
 私自身は、日本国憲法の今の第9条を維持させたい立場だけれ
 ど、このモヤモヤ感とポピュリズムが嫌だ。
 
9.25b
 自民党総裁候補の中に、「解雇の自由化」を打ち出している人がいた。
 私は、「自由化」とまではいかなくても、せめて法律に則った「解雇
 の実施を認めて欲しいと思っている。

 労働基準法第二十条「使用者は、労働者を解雇しようとする場合におい
 ては、少くとも三十日前にその予告をしなければならない。三十日前に
 予告をしない使用者は、三十日分以上の平均賃金を支払わなければなら
 ない


 しかしながら、1ヶ月分の賃金を払えば解雇してもいいという経営者の
 「権利」が、実際には実行できなくなっているというのが現実なのだ。
 同じように、一面的な見方かもしれないが、私が日常向き合っている事
 実から見ると、試用期間終了後の解雇はできなくなっているし、パート
 契約期間終了時に延長をしないということも認められなくなってしまっ
 ている。
 事実上、「解雇」という行為の実施は、極めて難しくなっているというのが実態だ。

 私は、資本主義社会が理想の社会であるとは言わないけれど、「働き方改革」とか「同一労働同一賃金」といっ
 た施策が、今の日本の社会の停滞を招いていると思っている。
 そして、日本の国力を弱めてしまったいちばんの要因は、「仕事ができない人」を解雇することができなくなっ
 てしまったからであり、そのことにより労働力の流動化も阻害され、緊張感のない空気が横行してしまっている
 のではないかと思う。
 SNSでこんなことを主張すると炎上するだろうけれど、資本主義経済というのは弱肉強食の世界であり、そん
 なに甘ったるいものではないのだ。 

9.25a  
 今日は彼岸空け。

 市内の集団墓地にお墓を持っている叔母さんの話だと、お彼
 岸にお墓参りにくる家は半分に満たないだろうということだ
 った。

 そればかりでなく、草がボウボウ生い茂っていたり、墓じま
 いのため空き地になっているお墓が、このところだんだん増
 えてきているという。

 お墓参りができる人がその家にいなくなってしまったのか、
 はたまたお墓そのものに興味がない人が増えたのか、そのあ
 たりはよくわからないけれど、これも時代の変化の産物なの
 だろうが、決していいことだとは思っていない。
 
9.24
 もう気がつかれましたか?
 日本人全体が不十分な
日本史教育の被害者であることを。
 そして、その責任がいわゆる
歴史学者にあることを。

 例えば原子力発電です。原発を稼働させたいのなら、絶対に必要なことは
 住民の避難訓練ですよね。ところが、原発の専門家でもある大前研一さん
 が指摘しているように、それができないんです。
言霊の問題だということ
 は納得していただけましたよね。

 ではどうすれば良かったのか?簡単です。
歴史学会が私の説を無視せずに
 
歴史教科書に取り入れ、遅くとも高校生までに日本には言霊信仰というも
 のがあり、日本人は無意識にそれに左右されているということをちゃんと
 教えていれば、こんなことにはならなかったはずです。

 しかし、ほとんどの
歴史学者たちは私の説を「外野の声」とか「素人の言
 説」と決めつけて無視しました。その結果どうなりましたか?
 そもそも東日本大震災のとき、東京電力福島第一発電所に極めて深刻な事
 態が起きていても日本のマスコミはきちんと報道できず、政府の対応も情
 報工学の専門家・掛谷英紀准教授が指摘しているように不十分にして不適
 切なものでした。
 私が30年近く前から指摘している点を無視するからそういうことになる
 わけです。

 私はひとりの
歴史家として、日本通史の『逆説の日本史』に取り組んできました。
 その中で、これまでどの学者も見いだせなかった
歴史の真実をいくつも発見できたという自負もあります。
 しかし、ほとんどの
歴史学者は、在野の歴史家の説を「外野の声」とか「素人の言説」と決めつけて無視してき
 ました。

 私は長い年月、たったひとりて
日本通史と向き合いながら、一つの夢を持っていました。
 それは、自由な発想で
歴史と向き合うことができる私のような在野の歴史家と、豊富な専門知識を持つ歴史学者
 が、対等な立場で語り合い、ともに
歴史の真実を探求することでした。
 しかし残念ながら、いまだにこの夢は叶っていません。

              「真・日本の歴史」  井沢元彦  幻冬舎  からいただきました。

 私は、過去に「逆説の日本史」を読み始めたけれど、挫折をしてしまった経緯があります。
 ずっとそれが気になっていましたが、この著作を読んで、井沢さんが本当に訴えたかったことが理解できたよう
 な気がしています。
 だけど、「逆説の日本史」を読み続けるのには、かなり強い意志が必要です。

 
9.23

秋分の日

 今年は、定宿にしていた「東横イン郡山」が改修のためク
 ローズしているので、仕方なく「ワシントンホテル」に宿
 泊している。

 「東横イン」ばかり利用している私は、この「ワシントン
 ホテル」にどうかなじめない。
 いちばんの違和感は、東横インが採用している掛け布団全
 体をカバーで包む「デュベスタイル」ではないから、寝て
 いるうちにシーツと掛け布団がずれてしまうこと。

 でも、10月26日から「東横イン郡山」がリニューアル
 オープンするから、もう少しの辛抱だ。

 昨日と打って変わって肌寒かったので、久しぶりにジャケ
 ットを羽織って出掛けてきました。
 
9.22c
 「そこまで言って委員会NP」を、毎週楽しく見させてい
 ただいている。
 この番組のすごいところは、発言言葉や内容に「タブー」
 がないことだ。
 ワイドショーなんかではとても考えられないようなやり取
 りが、毎回繰り広げられている。

 今日勉強させられたのは、銀行預金やタンス預金がいちば
 ん「安全」ではないということ。
 物価が10%上昇すれば、お金の価値がそれだけ低下して
 しまうという当たり前の論理に、恥ずかしながら私は今ま
 で気がつかなかった。
 
9.22b
 最近は国内の女子ゴルフのテレビ中継を見ることはほとんどなか
 ったが、今日の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」は
 田祐香
が優勝争いをしていたから、珍しく録画をしておいた。

 彼女は、日本人で初めて「アジアパシフィック女子アマチュア」
 (2019年)を制し、期待をされてプロになったのだが、なか
 なか優勝することができなかった。

 彼女は2000年生まれ。
 古江彩佳や吉田優利、西村優菜ら同年代の活躍を見ながら、悔し
 い日々を送っていたと思う。

 私はこの間、あなたをずっと応援していたよ。 おめでとう! 
9.22a
 静かにが降っている。

 乾ききった畑にある野菜に、如露で水をやるのだけれど、
 それは表面を塗らすだけで、中まで染みていかない。
 ところが粒子が細かいは、ミューオンがピラミッドの石
 を貫くがごとく、地中まで染みていってくれる。
 だから野菜たちにとっては、恵みのとなっている。

 そこで刈りだ。
 今年は刈りをするのをあと1回だけにとどめたいから、
 秋雨でが伸びきった後に刈りたいと思っている。
 ところがこの雨は午後までで、明日からはまた晴れてしま
 いそうだ。
 
9.21b

 クロメンガタスズメが、畑の畝の間を移動していた。
 おまえはどこに行こうとしているのかい?

 空では獲物を探して鷹が飛んでいる。
 地表では、アリさんたちが動き回っている。
 おまえを助けてくれるものは何もない。

 野生の生き物は、このような「自助」でしかない世界で命
 を継ごうとしているのに、「共助」とか「公助」とか言っ
 ている人間は、甘い環境で生きているね。 
9.21a  
 今どき、こうやって稲をはざ掛けするところはほとんどな
 い。
 みんな乾燥炉を使って、重油を燃やして乾燥させる。

 近代的な考え方をすると、籾の水分を細かく管理するのに
 は、乾燥炉の方が適しているだろうに、こうやってはざ掛
 け
をする拘りを、支持したくなってしまう。
 そう、なにかと「便利」になりすぎたのだ。

 思い出すのは、おじいさんとおばあさんと、月明かりのも
 と夜なべをしてはざ掛けをしたこと。
 あの頃は、養蚕も含めてよく働いた。
 
9.20b





 壮大な夕焼けが、中央アルプスの上に広がりました。 
9.20a  
 マーリンズとの試合の中継は5時半からだったから、朝食を食
 べて畑に出た後で、録画しておいたものを見始めた。
 このような場合は、前もって結果を知りたくないので、ネット
 のニュースも見ないでおく。

 私なんか応援する側だが、早く50-50を達成して楽になり
 たかったので、今日、一度にそれを達成した瞬間(録画だけれ
 ど)を見ることができてうれしい。

 全大リーガーの現役選手の中で、一度もプレーオフに出たこと
 がない選手で、一番試合数が多いのが大谷だったという。
 これでやっと、「ピリピリした瞬間」を味わうことができるわ
 けだ。 
9.19
 秋の彼岸入り。
 毎年お墓参りは欠かしません。

 右の奥にあるお花を上げてあるお墓は、おじいさんと仲良
 くしていてくれて、たいへんお世話になった北村(屋号)
 のおいさん(ここではこういう表現をする)のお墓です。

 家族がいない(本当はいるけれど)ため、お葬式も新盆も
 行いませんでした。
 我が家は親戚ではないから余計なことかもしれませんが、
 感謝の気持ちをこんなかたちにして表しました。

 太陽が真東から真西へと一直線に沈む春分と秋分の日は、
 此岸と彼岸(あの世とこの世、すなわちご先祖と私たち)
 がもっとも近づく日とされ、死者や来世を偲ぶ日としても
 捉えられるようになりました。
 
9.18b
 相変わらず倦怠感が続いている。
 でも、自宅にいるときのウォーキングは欠かしていない。

 3.4km、45分のウォーキング
 息は切れないけれどがだるくて、歩ききるのが辛かったけれど、今夜は久しぶりにが軽い感
 触だった。
 もう少しだけ、頑張れそうかな?
 
9.18a  
 「ふれあい参観日」は、祖父母を対象にして企画されたもの。
 おそらくこれが、小学校の最後の参観日となることでしょう。

 1時間目は算数。立体の体積を求める問題で、子どもたちの発想力の豊かさに驚いた。
 2時間目は音楽。音楽会に向けて「SING、SING、SING」の練習。
 修学旅行を終えて、金曜日は遠足、さらには音楽会と、子どもたちの学校生活は充実している模様です。

9.17c
 中秋の名月。
 私が撮影すると、お月様がぼんやりとしか写りません。

 何か方法があるのでしょうが、こうやってブログに書くと、
 誰かが教えてくれます。


            
9.17b
 「M.LEAGUE(Mリーグ)2024-25」が昨日開幕し、
 初戦が行われた。

 これには各4名の選手で構成された9チームが参加し、
 ギュラーシーズン
は来年の3月28日まで、全216試合
 が行われる。

 ABEMAでは、毎週、月・火・木・金の夜7時から、2
 試合ずつ中継されるから、この間、私の時間がかなり奪わ
 れることになる。
 またどこかで、ライヴビューイングにも行こう! 
9.17a  
 ポットで育てていた白菜を畑に植えた。

 ポットには数粒蒔いたわけだが、それを少しずつ間引いて
 いき、2本になったところで畑に移した。

 ポットの中では根が張りつめていて、も窮屈だっただろ
 うけれど、これで伸び伸びと育つことができるわけだ。

 畑では2本の状態でしばらく成長させ、長さが12センチ
 くらいになったところで1本にする。
 それをお浸しにすると、美味しくいただけるのです。
9.16

敬老の日
 


 常会長が、「敬老の日」のプレゼントを届けてくれた。

  お菓子(どら焼き)
  お祝いのパンフレット
   ・表紙(この画像)
   ・小学校の児童の方の作文
   ・昔懐かしい東伊那の写真
  小学校の児童のみなさんが作った折り紙

 コロナ前までは、式典、宴会、演芸などが催されていたが、今年は記念品
 を贈ることになったという。

 今年から「敬老の日」の対象者になったわけだが、喜んでいいのか悲しん
 でいいのか、どちらだろう?

 
9.15b
 長女夫婦が、中川村のブドウ農園に連れて行ってくれまし
 た。

 「ブドウ狩り」ということだったので、農園内に入って
 ドウ
を食べられるのかと思っていたのですが、そうではな
 くて、注文したブドウを、農園の人がその場で採ってきて
 くれるものでした。

 私は、ブドウというと、ナイヤガラとか巨峰とかいったイ
 メージしかなかったのですが、今はいろいろな種類があり、
 どれもとても甘いのです。

 農園で買うと、市場の半分くらいの価格で手に入れること
 ができるようです。 
 
9.15a  


 昨日、「第52回長野県中学校陸上競技新人大会」の中南信大会が松本であっ
 て、琉クンが「円盤投げ」の種目で入賞したことを、本人から聞かされました。

 私は当日の送迎を頼まれていたので、琉クンの晴れ姿が見られると思っていた
 のに、友だちの家でやってくれることになったので見ることができず残念です。

 画像に、当日の公式記録をリンクさせました。
9.14b
 甘の実が全部落ちただけではなく、葉っぱもみんな散っ
 てしまった。
 農協に務めていたお隣のご主人による説明によると、これ
 は暑さのせいだけでなく、病気に罹っているということだ。

 ネットで調べたところ、の実が落ちるのは、害虫による
 ものと生理落果とがあり、カキノヘタムシによる落果は、
 の実のヘタだけ枝に残して落果するそうで、甘も渋
 
もこれに値する。

 それの対策としては、6月上旬と7月中下旬頃の2回、消毒
 をすることだというが、お隣のご主人も同じことを言って
 いて、薬剤の種類も教えてくれた。

 それはわかったけれど、これだけの大きさの木の、全体に散布できるような噴霧機が、我が家にはない。
 
9.14a  
 コロナの後遺症か、殺人的な暑さが続いた夏か、それとも老化現象の進行か、
 理由はいろいろあると思われるけれど、とにかく今週は体調がきつかった。

 ついこの間まで、夜中や早朝にも現場に入り込んでいたし、ダブルヘッダーな
 んかも難なくこなしていたのに、今週は夜にかかる打ち合わせを勘弁してもら
 って、一刻も早くベッドに横になりたいというお粗末さだった。

 もともと良質な睡眠を取ることができないから、食欲がないけれど頑張って食物を口に入れている。

9.13b
 今夜、「オールナイトニッポンGO
 LD」に吉田拓郎が出演した。

 去年でリタイヤ宣言をしたのに、今
 年はこの番組に3回も出演してくれ
 て嬉しい限り。

 彼の動向はオフィシャルホームペー
 ジ
で知っているけれど、11月にミ
 ニアルバムの発売と、WOWOWの
 ドキュメント番組が放送されること
 が正式に発表された。

 こういうかたちでかまわないから、
 吉田拓郎には永遠に触れていたい。 
9.13a  
 4日に種を蒔いた大根が一斉にを出し、ここまで大きくなっている。
 概ね良好だが、何ヶ所が1本もを出さない場所がある。
 
 きちんと5粒ずつ蒔いのだが、その何ヶ所は、ひとつもを出していないのだから不思議だ。
 今日、3本になるように間引きました。

9.12
 たった三ヵ月のトレーニング期間を経て、人気アイドル大峰颯太がボディ
 ビル
の大会で上位入賞を果たした。SNS上では「そんな短期間であの筋
 肉ができるわけがない、あれは偽りの筋肉だ」と、
ドーピングを指摘する
 声が持ち上がり、炎上状態となってしまう。
 当の大峰は疑惑を完全否定し、騒動を嘲笑うかのように、「会いに行ける
 パーソナルジム」を六本木にオープンさせるのだった。

 文芸編集者を志しながら、『週刊鶏鳴』に配属された新人記者・松村健太
 郎は、この疑惑の潜入取材を命じられ、ジムへ入会する。
 世話好きなベテラン会員の助力を得て、大峰のパーソナル
トレーニング
 受講できるまでに成長。ついに得た大峰との一対一の
トレーニングの場で、
 
ドーピングを認める発言を引き出そうとするが、のらりくらりと躱されて
 しまう。

 あの筋肉は本物か偽物か。松村は、ある大胆な手法て
ドーピング検査にか
 けることを考え付くのだが――? 真実を巡る潜入の日々が始まった。
                 「PRTAMES」からいただきました。

 「江戸川乱歩賞」の受賞作品を書店で見かけると、大体購入している。
 ただ、いずれも展開が難しくて、作品の中になかなか入り込んでいかれな
 かったのだが、この「フェイクマッスル」は、表現方法が比較的平易で、身近な話題でもあったので、すらすら
 と読み進めることができ、内容も面白かった。
 
9.11b  
 今日は舜クンが修学旅行で東京に来ている。
 「来ている」などと表現するのは、私も東京にいるからだ。
 1泊するだけだけれど、舜クンは班長をし、その班長をまとめる役
 だと言っていた。

 私が小学生のころは2泊だったし、東京に住んでいる親戚の人が、
 旅館に面会に来たりした。
 それだけ地域間を移動するということが、一般的ではなかったのだ
 ろう。

 あの頃の修学旅行は東京タワーがメインだったけれど、今回はスカ
 イツリーにのぼるという。
 いい想い出作りをして欲しい。
9.11a  

 あいみょんの新しいフルバム「猫にジェラシー」が今日発売にな
 った。

 全13曲を収録したCDと、去年私が見に行ったコンサートツア
 ー「マジカル・バスルーム」のDVDが入っている。

 新しい曲を聞き込んで、11月のツアーに臨むわけだ。

 もう製品は地元の「セブンイレブン」には届いているというから、
 金曜日に取りにいくことになる。
9.10
     うそ

   誰だって うそはつくのさ
   自分の非が ごまかせそうなときにはね
   自分から進んで 不利な立場にはなりたくないもの
   人間なんて そんなに強くない

   だから あんまり人を信じすぎてもいけないし
   かといって 過ちを許してもいけないけれど
   うそは うそとして
   認めていくことからはじめよう
                  (1979.9.15)

 こんな優雅なことを言っていた時代もあったけれど、「特殊
 詐欺」なんてのは
の固まりだ。
 日本人は和を尊び、他人を思いやる精神の持ち主で、自己犠
 牲をも厭わない民族だったはずなのに……。
 

9.9
  甘い父親たち

 友人Bの場合

 私は彼の家で遅くまで酒を飲んでいた。十時を過ぎ、次に気づいたとき
 は十二時になっていた。それが十二時半になった。私は、ついに、たま
 りかねて、こう言った。
 「
子供はどうしたんだ」
 彼のところも、私と同様に一人息子であり、高校二年生になっている。
 「さあ……」
 彼はアイマイな表情で、力なく笑った。

 午前一時になるまえに
子供が帰ってきた。長髪で色眼鏡をかけ、ジーン
 ズを着ている。なかなかの男前である。私に挨拶するでもなく、ソファ
 ーにどかっと腰をおろした。それを待っていたかのように、友人Bの細
 君が、温めてあった食事を持ってきた。
 「そんなもの、いらねえや」
 
子供が言った。細君は困ったような顔で立ちつくしていた。
 「ビール!」
 すぐにビールが運ばれた。
子供はビールの小瓶をジョッキに注ぎ、実に見事に飲みほして、寝室へ去っていった。

 「どうして叱らないんだ」
 と、私が言った。
 「こわいんだよ」
 友人Bは答えた。彼は気持ちの優しい男である。私は、どうしてこうなったかを訊ねることなしに直ちに帰宅し
 た。
             
小室等のアルバム「父の歌」に寄せられた、山口 瞳さんの文です。
 
9.8b

 私も「一緒にいませんか?」と誘われたけれど、練習日
 程を見せてもらったところ、とても無理だとわかった。

 中信、東信、北信、南信と、それぞれの地区のうたごえ
 ームと、青年、男性、女性チームがうたごえを響かせた。

 「駒ヶ根文化会館」は満席状態だった。
 あの舞台でえば、さぞかし気持ちがいいことだろう。
 
9.8a
 「終活」で書類を片付けていたところ、出てきたのはゴル
 フ
のスコアカード。 
 おそらくこれが、私のキャリアハイだ。

 場所は伊那国際ゴルフクラブ。
 ロータリークラブのコンペだったから、仲間と行う「遊び」
 のゴルフとはちょっと違うシチュエーション。

 この頃は、安定的に90を切ることが目標だったが、胃ガ
 ンの手術で身体にメスを入れた後は、どこかが狂ってしまい、スコアは100を切ることも難しくなる。

9.7b  
 毎日、大量のお弁当やおにぎりを作っている中食工場に行
 ったときに、「お米が不足していませんか?」と訊いたと
 ころ、「全然問題はありません」という答えだった。

 世間で騒がれている「不足」は、新米に切り替わるこの
 時期に、一部のブローカーが価格を上昇させるために仕組
 んでいるとのことだった。

 日本人は踊らされやすいから、「不足」という情報が瞬く
 間に全国に伝播し、小売店に駆け付けることになる。

 画像は、自宅の前のお隣さんの田んぼの稲刈りです。 
9.7a
 今年はたくさんの実を付けたと思ったのに、渋柿が壊滅的
 な状態だ。
 木の上で黄色く膿んでしまい、次々と落ちていく。
 こんなことは今まで経験したことがなかった。

 異常気象が原因だと思われるが、植物たちはこんなにも敏
 感に反応する。

 干し柿作りは量的に苦戦するのかと思っていたが、一転し
 て、少しくらいは加工するものが残ってくれるのだろうか
 といった状況です。 
9.6
 終活とは、過去の想い出を捨て去ること。
 終活とは、未来への未練を断ち切ること。

 JCBから毎月会報が届いている。
 昔はコンサート情報などが載っていたから見ることもあっ
 たが、もう何年もページを開いたことがない。
 そこで断りの電話を入れた。

 それで配布されることは止めにすることができたのだが、
 8月が切り替えの月だから、あと1年間は止まらないとい
 うことだ。
 何と前近代的な対応。これから1年間、毎月購読料が引き落とされることになる。

 そんなわけで、ぼつぼつですが「終活」に取り組み始めました。
 書類などは焼却することができるけれど、問題はたくさんの書籍と、CDやDVDなどのDISCの処理です。
 
9.5
 今年の夏、家にいるときは、そして家から外出するときも、
 長女が父の日にプレゼントしてくれた2色のTシャツと、
 1枚の短パンで過ごした。

 もともとファッションに興味がないから、衣類を購入する
 ことなんかほとんどない。

 短パンは何着かあるのだが、この1枚だけを履き通した。
 だから、洗濯はTシャツが2回、短パンなんか1回しただ
 けだ。

 着終わったものはあたりに放り投げているから、しわくち
 ゃになったものを、また着ることで伸ばしています。
 
9.4  
 右側の2本は大根の、左側の3本は
 白菜の畝です。

 大根はもうそこに種を蒔いて、白菜
 はここに植えるための苗が順調に育
 っています。

 これくらいの作業は「朝飯前」だっ
 たのに、今は身体への負担が大きく
 て、これから先が思いやられます。
9.3
 ギターの練習を始めた。

 12月に、とある老人ホームから「ミニコンサート」の依頼がされてい
 る。
 「ミニコンサート」は私の表現だが、カラオケ大会ではなく、「森田さ
 んに歌を歌って欲しい」ということだから、「ミニコンサート」に近い
 ものになるだろう。

 問題は、ギターが弾けなくなっていることで、若いときには動いた指が
 思うように動かなくて、コードがしっかり押さえられず、コードの転換
 にもついていけない。

 毎月1曲ずつYouTubeにアップしてきた曲は、大変残念なことだ
 けれど、今月で途絶えてしまう。
 私がギターを弾けるようになれば、このことも復活できるのではないか
 と、淡い期待を込めながら、左手の指先に〝タコ〟を作っています。
 
9.2b
 前回医者さんに行ったのは8月19日。
 その日のブログに書いた内容が違っていたのは、奥から4
 本目のが痛くなり始めたからだ。

 今日の予約は私の都合を優先したからだけれど、本当は先
 週にでも行きたいくらい痛かった。
 最初のうちはズキズキしていて、そのうちに浮いたような
 感じになり、物を噛めないばかりか、ブラシを当てるの
 もできないくらいになった。
 だから先週通院したかったのだけれど、先生の都合もある
 だろうからと、今日まで我慢をした。

 今日も、外観上はそのが痛いはずはないからと、詰め物
 を外してみることにした。
 そうすれば神経が露出するため痛みを感じるわけだが、全然痛くはない。 昨日まで痛みを感じていたのにおか
 しな話だ。
 結局に小さな割れ目が入っていて、そこから細菌が入り、神経を殺してしまったということだった。
 医者さんに行ったのは今日が絶好のタイミングだったということになるが、私のは、昨日まで最後の抵抗を
 していたわけだ。
 
 こんなことがわかるのは、マイクロスコープを使って細かい部分まで見ることができるからで、先生が科大学
 で勉強していたころは、「心眼でみつけろ」と言われていたという。
 結局神経を全部抜くことになったが、これでこのについての問題は一段落したことになる。
 
9.2a
 「河口湖飛行館」に行ったときの写真を、叔母さんに見せた。
 叔母さんは、おじいさん(父)の9人いた兄弟・姉妹の末っ子だ。

 太平洋戦争で、男の子2人を戦死で失った祖母は、あの時代の母親らしく気
 丈で、涙ひとつ見せなかったとおじいさんは言っていたが、叔母さんは、人
 目につかないところで泣いているのを見たという。
 それを思い出すと涙が出ると、今回も目に涙をにじませた。
 
 おじいさんは次男だったので、東京の紙問屋に就職したのだけれど、太平洋
 戦争の勃発に直面し、志願兵として飛行機乗りになった。

 軍隊生活というのは過酷で、毎晩「ビンタ」を喰らったという。
 私が子供のころに、よく「歯を食いしばれ!」と叫びながら、当時の様子を
 教えてくれた。

 そのくらい厳しい訓練をしないと、ろくな計器もなかった当時の飛行機を乗
 りこなすことはできなかっただろう。
 そして、終戦からしばらくして復員し、この貧乏家を継ぐことになる。
9.1c
 「標的の村」「沖縄スパイ戦史」の三上智恵監督が、沖縄など南西諸島
 急速な軍事要塞化の現状と、島々の暮らしや祭りを描いたドキュメンタリ
 ー。

 日米両政府の主導のもと、自衛隊ミサイル部隊の配備や弾薬庫の大増設、
 全島民避難計画など、急速な戦力配備が進められている
南西諸島。202
 2年には台湾有事を想定した日米共同軍事演習「キーン・ソード 23」と
 安保三文書の内容から、九州から南西諸島を主戦場とする防衛計画が露わ
 になった。

 三上監督が2015年から8年間にわたり沖縄本島、与那国島、宮古島、
 石垣島、奄美大島などをめぐって取材を続け、迫り来る
戦争の脅威に警鐘
 を鳴らすとともに、過酷な歴史と豊かな自然に育まれた島の人々のかけが
 えのない暮らしや祭りを鮮やかに映し出す。
    (映画.com)

 劇場公開を終えたこの作品は、いま全国で自主上映されている。
 今日は、「平和のための信州・戦争展 上伊那実行委員会」による上映会。
 これだけたくさんの人が見に来てくれていることが、とても嬉しい。 
                         (いなっせ にて)
9.1b  


 演奏曲名:剣士の入場   J.フチーク 作曲


 私なら足が震えてしまうところだけれど、舜クンは場慣れ
 しているから落ち着いたものです。

 中学生になっても、部活とピアノを両立できるかな?

 「YouTube」にアップしました。
 
9.1a
 今までは、9月にもなると、夏が終わってしまうのが淋しい気がしたが、今年は辛かった酷暑
 が終ることを歓迎している。
 まあ、暑さが厳しかったということもあるけれど、一方では身体の衰えを感じているのも事実
 です。

 読書の、スポーツの、食欲の。 さあ、何に取り組みましょうか?