あと あと のあと 2005年8月


     馬は絶対に、人を踏みません。
     馬は絶対に、衝突いたしません。
     馬は絶対に、わき見をして走りません。
     馬は走行するときに、他のことは考えません。
     馬は走行するときに、ルールを守ります。

     以上のような馬の安全走行を見習って、私は、毎日安全運転することを誓い、交通事故は絶対に起こしません。

                      
 (小泉運輸さんからいただいた「安全運転誓願」に載っていました)
 
8.31
 江戸が今といちばん違うところは、に対する受け止め方です。人間はの器という考え方で、一息災ともいい
 ますけれども、何かしら
があって、それと引き換えに生きて、いい思いをしている。厄落としのような観念がある
 んです。

                                              (杉浦日向子)

 最近、食道の辺りに圧迫感を感じるのです。以前にもこういうことがあって、そのときは内視鏡で検査をした結果異
 常はありませんでした。誰しも、なにかしらの危険要素を持っているものです。

8.30
 8月24日発売の「加治隆介の議」完結編を買い損ねた。
 インターネットで調べたけれど、この本はコンビニでしか売っていない。
 すぐに行動するのがモットーの私だから、夜9時に気が付いてすぐに探しに行った。
 幸いコンビニ2件目でみつけることができたけれど、弘兼憲史の漫画本が本棚のかなりの部分を占めている。

8.29  
 冬香が死んでしまいました。                               
 と言っても、日本経済新聞に連載されている「愛の流刑地」の中での話です。
 快感の極致に達したとき、冬香が「首を絞めて」と訴えたのに対して、菊地が応えたことの結果です。
       渡辺淳一は、この小説の中で、恋愛ではなくて性愛を表現したかったそうです。
 前回の「失楽園」も結末は「死」でしたが、今度はふたり一緒ではなく、ひとりだけが死んでしまいました。
 
8.28  
 窓の外では虫の声がしている。
 普段はあまり気が付かないのに、こうやって耳を澄ませばかなり大きな音を出して鳴いているのがわかる。
 自分中心で、自分の価値観だけが正しいと思って行動していると、まわりの人たちの意見が耳に入ってこないのと
 同じだ。
 だから、時々はこうやって、のんびりした時間を過ごすことも大切なのです。

8.27  
 大阪商工会が企画している「ISO9001認証取得支援合同講座」。複数の中小企業が合同で認証取得
 を目指すための講座だという。
 今年の10月から来年の8月まで全18回の講座で、1社あたりの受講料は2,940,000円だという。
 費用が高いか安いかは、それにどんな価値を見いだすかによって変わってくるからいいとしても、問題
 は講座をベースにしてISOの仕組みを構築しようとするスタンス。
 その会社に入って業務の内容を把握して分析しなければ、本当に役に立つシステムはできないと考えている私と
 は、全く正反対の方向だ。

8.26  
 今はそんなことはないが、買い物やホテルの支払いをクレジットカードを使って行っていた時期があった。
 なぜそうしたかというと、海外旅行に行ったときのことを考えて、利用限度額を引き上げておきたかったからだ。
 支払い方法の中にリボ払いというのがあって、いいことづくめの宣伝文句につられて切り替えをした。
 確かに毎月の支払いは一定の額になるのだけれど、クレジットカードを利用しなくなっても、月ごとの支払いは金額
 が少なくなるだけでいっこうになくならない。つまりいつまでも利息を払い続けなければならないということだ。
 カード会社の戦略にまんまとはまってしまったわけだが、リボ払いへの切り替えはインターネット上で簡単にできて
 も、通常の支払いに戻す手続きはそういうわけにはいかず、面倒くさいものになっている。
 それが商売のノウハウかもしれないけれど、これってずるいよね。

8.25  
 急に涼しくなったね。
 季節というのはたいしたもので、ときが来ればきちんとそれなりの装いをしてしまう。
 過ぎゆく夏を惜しんで、ノスタルジックな感傷にひたっているのは私だけ。
 時間の流れは、ある面非情なのです。
8.24  
 コトを実現させるには、泥を被る人間が必要だが、を被れば批判を浴びることになる。批判さ れないためには、何
 もしないで、泥を被っている人間たちの批判だけをしていればよいのである。

                              (田原総一郎 ・ 週間朝日2004年1月16日号)

8.23  

  「CRフィーバー吉田拓郎の夏休みがいっぱい」登場!
  今日の新聞の折り込み広告によると、3つのお店に新台が入った。
  これはなんとしてもチャレンジしなくてはならないのです。
8.22  
 ベッドの上の敷布に、縦のシワがいっぱいできている。それだけ寝返りをする回数が多いからだと思う。
 これは特に夏に限ったことではなく、一年を通して観察できる現象だ。
 何かの本に、「寝返りをすることによって体の歪みを矯正している」と書かれていたけれど、私の体はそれだけ歪み
 がひどいということだろうか?

8.21  
 「工場管理」の原稿の最終編集を終えて、宅配便で発送した。
 記事の内容は、日置電機さんのHiPS活動の報告第2弾。前回は部品の調達に焦点を当てていたが、今回は生
 産リードタイムと在庫削減が主たるテーマだ。
 発売は9月20日、そのあとには「工場管理」への長期連載の仕事が入っている。

8.20  
 大阪の会社の社長が、私の帰路の車に同乗して我が家を訪問してくれた。
 到着が9時過ぎになってしまったのに、家族はみんな夕食を食べずに待っていてくれて、一緒に
 会食することができた。
 自家用野菜のオンパレードだったけれど、なすやピーマンやトマトの濃厚な味に感動してくれた。
8.19  
 民主党の衆議院選挙のマニフェスト、これはこれで魅力がある。
 3年後に高速道路の料金が無料にできれば、談合やファミリー企業などの利権に群がる構造を排除することができ
 る。何たって、収入がないことがいちばんの処方箋だ。
 公務員の給料20%削減は、何も定数を減らさなくったっていい。今いる人たちの退職金も含めた支給額を一律20
 %カットしてくれればいい。民間企業では、どこも当たり前のようにやられていることだ。
 だけどこれらの政策は、郵政の民営化と根っこの部分では繋がっているのだけどね。

8.18  
 17日のプロ野球巨人戦の視聴率が、サッカー中継の影響もあってか5%そこそこということだった。
 そんなことがニュースになっているけれど、大阪では、大阪ドームで行われている阪神の試合は中継されているけ
 れど、新聞のテレビ欄を見た限り巨人戦の中継はされていないよ。
 地元の読売テレビだって野球の中継はしていないし、テレビ局もそろそろ巨人神話から脱却しなくっちゃ。

8.17  
 鉄骨作りの社屋の2階にいたものだから、微震を体で感じたけれど気のせいだろうか?
 地震のニュースを何度も繰り返して見ていると、こっちまで震れが移ってきてしまう。 
 かなりの確立で、中部大地震が発生するらしいけれど、 どうやら、私はこれから動くかもしれない
 プレートの真上にいるみたいだ。
8.16  
 物事を追い込まれないとやらないたちで、夏休みの宿題なんかも、明日は学校だという段階になって片付けるのが
 常だった。
 お盆休み中に仕上げなければならなかった原稿の作成も、こうやってぎりぎりにならないと手を付けることができな
 い、全くもって困った性格なのです。

8.15  
 終戦60周年。
 毎日新聞が実施した世論調査では、「間違った戦争だった」と答えた人は43%で、「やむを得ない戦争だった」と
 答えた人が29%もいた。
 戦争を体験した70代以上では、「やむを得ない戦争だった」(45%)が「間違った戦争(37%)を上回っている。
 「やむを得ない戦争」は自衛戦争であり、「間違った戦争」は侵略性のある戦争だとするならば、個人個人がどうい
 う理由で戦争を正当化しているのか、一度訊いてみたいものだ。

8.14  
 念願のに行ってきた。
 朝の天気予報では大雨になると言われていた新潟県の、名立谷浜ICを降りた近くの小さな
 水浴場

 海岸にいる間は雨にも遭わず、薄曇りの優しい夏の日差しの中、押し寄せる波と戯れたひとと
 き。行き帰りの渋滞もさほどひどくはなく、体と精神をリフレッシュすることができた一日だった。

8.13  
 ミンミン蝉(秋蝉)の鳴き声をはじめて聞いた。
 そういえば、いつもの夏はにぎやかなアブラ蝉が今年は大人しい。
 高速道路沿いのススキはもう穂を出し始めているし、「暑い暑い」と行っている夏ももうそんなに長くはない。

8.12  
 盆休み前の仕事がやっと終わったよ。8月は何かとハードな毎日だった。
 明日から17日の夕方までお休みなのだけれど、「工場管理」と「実装技術」の原稿を仕上げなけ
 ればならない。
 いずれも締め切りに追われているから、ゆっくり休んではいられないのだ。
8.11  
 長野県内の高速道路で今年になって確認された逆走は18件におよび、その多くは60才以上の運転者で、ほとん
 どの人が認知症の症状を持っていたという。
 つまり、「間違って入ってしまった」のではなく、「判断が曖昧なまま入ってしまう」というのだ。中には、「高速道路
 は知らずに進入した」例もあるようだ。
 高速道路で、こちらに向かって車が走ってくることを想像しただけでも恐ろしいが、防止する決定的な対策手段がな
 いことにも困ってしまう。

8.10  
 お盆前の日程に組み込まれていた仕事は終わったのだけれど、人のいい私は、今日の夕方か
 らと12日の朝からの仕事を入れてしまった。
 それに加えて、原稿を書いたり書類やデーターを整理していると、「夏休み」などなくなってしまう。
 私の仕事の恩師の先生は、連休やお盆や正月休みには必ず海外旅行に出掛けていた。
 私がその理由を尋ねると、「国内にいたのでは仕事が頭から離れないから、きちんと休めないの
 だよ」と答えてくれた。
 自分自身の判断でどうにでもなることだけれど、私の場合、いつになったら割り切って休日を取る
 ことができるのだろうか?

8.9  
 〜「たかが郵政」ではない。 改革の歯車を止めるな〜

 郵政民営化法案が参院で否決され、衆院解散・総選挙に突入する。構造改革の難しさの象徴ともいえる郵政民営
 化の正否は、日本に
自己改革の能力があるかどうかの重要なテストである。「たかが郵政」と切り捨てて、改革の
 歯車を逆に回してはならない。

 「もっと大事なことがある」。野党の民主党をはじめ、自民党の民営化反対議員は、小泉純一郎首相が郵政にこだ
 わりすぎ、社会保障、財政再建、外交・安保など他の重要課題を見失っていると批判する。それに首相の政治手
 法への不満も重なって、民営化法案は参院で否決された。

 確かに郵政民営化で日本の問題がすべて解決するわけではない。だが日本人が二十一世紀も豊かな生活をおく
 るためには
避けては通れない改革の大きな突破口であるのは間違いない。

 民間でもできる仕事を26万人もの公務員でやる必要があるのか。政府保証で個人から集めた330兆円で国債な
 どを買って、公的部門に資金を流し続けることが活力ある経済をもたらすのか―。こうした問題に加えて、日本郵政
 公社の経営も現状のままではいずれ行き詰まり、最後のツケは国民に回る恐れがある。

 2001年度の財政投融資計画で、郵便保険や簡易保険の資金を国の資金運用部特別会計に預け、国債より0.
 2%も高い金利で運用できる優遇措置が2008年度からなくなることが決まった。電子メールの普及で郵便事業の
 将来も厳しい。今は黒字の郵政公社もじり貧なのだ。そのことは生田正治総裁自身が最近の国会答弁で認めてい
 る。

 民営化反対派は「公社の今の経営計画が終わる2年後まで待てばいよい」と言うが、銀行の不良債権処理でもあ
 と2年、3年と問題を先送りして傷を深くしたことはまだ記憶に新しい。

 総選挙で誰が勝ち、誰が政権を取ろうとも、
経済構造の改革は避けて通れない。郵政などの財政の入り口の改革、
 政府系金融などの出口の改革、年金・医療など社会保障改革、財政再建……。すべて肥大化した
公的部門をどう
 改革するか
が焦点だ。こうした改革は郵政と同様に、政と官そして既得権益を持つ層から強い抵抗が起きる。

 
郵政民営化の否決は、世界で「日本の構造改革路線の後退」と受け止められかねない。そうでないならば「改革は
 後退しない」という意志を日本から明確に発信する必要がある。


               ― 『日本経済新聞 2005年8月9日号』  編集委員 藤井彰夫 ―  から転載

8.8  
 桑名での仕事が終わって車に乗り込んだところで、衆議院の本会議が開会したことをラジオで知った。
 それから、そのあとの小泉首相の記者会見まで、移動中の車の中でラジオを聴いていたけれど、久しぶりに政治
 の話題でさわやかな気分になった。
 今までの日本に、こんな指導者がいたであろうか?誰もが派閥の均衡の上に位置していて、自分の主張を押し通
 すなんてことができず、いつも自己保身ばかり考えていた歴代の首相たち。
 小泉首相の信念と、それを行動に結びつけることができるすごさ、そして本当に国家のことを思う気持ちに、今夜は
 感動した。
 選挙権を得てから30余年、一度も自民党に投票をしなかった私が、今回は「自民党」を応援したいと思っている。

8.7  
 【男の更年期障害チェックリスト】

    × 体の調子が悪い        × 関節や筋肉が痛む           × : 自覚なし
    × 発汗しやすい         × 疲れやすい                : 自覚あり 
     よく眠れない          いらいらする 
    × 体力の低下          × ひげの伸びが遅い
    × 性的能力の衰え        × 仕事の能力の低下
    × すぐに落ち込む        × 人生の山が過ぎたと感じる      まだまだ全然大丈夫だ!

8.6  


8.5  
 大阪の夏の暑さは異常だ。
 気温が36℃以上になることは長野でもあるけれど、この肌にまとわりつくようなべとべとした暑さは異質だ。
 クーラーを利かせて眠ろうと思うけれど、体が冷えて体調をくずすのが恐いから、クーラーを切って眠りにつこうとす
 る。
 夜中に目が覚めると、体中汗だらけだ。 結局、体調はくずさないにしても、寝不足のまま仕事に就くことになる。

8.4  
 携帯電話のメモリーカードに、住所録をデバックしようとしたのに、操作を誤ってカードの中にある古い
 ータ
を携帯電話に書き込んでしまった。
 したがって、ある時期以降登録した新しいデータが消えてなくなってしまったことになる。
 仕事の関係の電話番号は調べればわかるが、偶然の出会いをした人たちには、先方から電話が入る以外は永遠
 に連絡が取れなくなってしまった。
 そんなわけで、データ社会の危うさを実感したのだけれど、一方では「赤い糸」の存在の不確かさも認識させられ
 たわけだ。

8.3  
 高速道路の追い越し車線を走っていて、後続車がいっぱいうしろにつながっているのに、道を譲らない車がいる。
 仕方がないので、うしろにいる車は、一度走行車線に出て左側から追い越さなければならない。
 何台もの車がそういう動作をしても、その車は全く関係がないかのように追い越し車線を走っている。
 制限速度を守っている車など皆無だけれど、このように全体の流れとリズムを乱す車の方がよっぽど危険だ。

8.2  
 電量販店のヤマダ電機を覗いたところ、ノートパソコンがやけに安い。
 私が持っているものと同じメーカーのものが約10万円で、ブロードバンドに同時入会すると、そこからさらに2〜3万
 円の割り引きがある。
 私が購入したお店にこのことを訊いたところ、直販のための特別企画品のため、一般のお店では手に入らないとの
 こと。
 パソコンの場合は購入したあとのアフターケアーが特に大事だけれど、これだけ安いとなるとそうも言っていられなく
 て、ついつい手が出そうになる。

8.1  
 もう8月だよ。
 急がないと、短いがどんどなくなっていっちゃう。
 ところで、何を急ぐのだろう?