あと あと のあと 2005年10月


   運気は徐々に明るくなり、堅実路線を進んで好結果を生み出す月です。人との交流が活発になり、相手を理
   解する気持ちが増します。信頼関係が強まって情報入手につながります。

     仕事運は、地道な努力が認められ、援助を受けて前途有望となります。
     金銭運は、少しずつ上向きますが欲張りは禁物、出費もかさむ傾向です。
     異性運は、交際のチャンスに恵まれます。誠実な愛を育んでください。
     健康運は、暴飲暴食による消化器疾患、腕や肩の痛み、皮膚病に要注意。

                                        (六白金星・10月の運勢)

 

10.31
 おじいさんとおばあさんが柿の皮を剥いている。
 昨日の日曜日は私が法事に行っていたので、松本にいる弟が来て半分採ってくれた。
 下の方はまだ青いので、もう一週間ほど置いておくという。干し柿も陽気に左右されるけれど、今年はどうなること
 だろう?

10.30
 昨日の土曜日と今日の日曜日、2日間とも法事に招かれた。
 片方の法事に来られたお坊さんは、「法話」を話したくて仕方がない様子。法事が始まる
 前には座布団に正座をするしないで長々と一席ぶち、お経が始まってからもそれを中断し
 て解説を始める始末。
 檀家にはお寺を選ぶという選択肢はなく、お坊さんに小言を言うことなどできない「弱い立
 場」だけれど、「法話」というのは、話す人に人徳がなければ相手の心に入っては来ないも
 のだと、信心の薄い私は思います。

10.29  
 ナビゲーションの画面に、マークが現れ始めた。
 桜の開花を知らせるときもそうだったが、紅葉の色づき状態もVICSの情報を取り入れて表示するようだ。
 マジェスタは今日が12ヶ月点検、走行距離は47974kmに達した。

10.28  
 朝5時に起きて、ロータリークラブの環境整備に参加する。
 箕輪町のロータリークラブが何年か前に、国道とバイパスが交わる場所にモニュメントを設置し、そこを管理するた
 めに定期的に清掃を実施しているもの。
 朝5時に起きることなど今は滅多にないので、この時期こんなにも真っ暗だということを改めて知らされた。
 「超我の奉仕」がロータリークラブのスローガンだけれど、損得を考えていたのではこのような行動はとれない。

10.27  
 訳あって、Bフレッツの契約を解除した。
 今日工事の人が来て、光ファイバーのケーブルをニッパーで無造作に切断したけれど、それを見ていて
 なんだか悲しくなってしまった。
 長野地方では、光ケーブルによる通信が可能な地域はまだほんの一部分で、それ以外はブロードバン
 ド
と言うにはほど遠い通信スピードしか得ることができない。
 これから、Bフレッツに代わるものを探さなければならない。

10.26  
 スプーンを使ってスープを飲むとき、音を立てないようにするのがマナーだけれど、どうしてもそれができずにいつも
 口で吸い込んでいた。
 ある人が、「それはスプーンを斜めに口に当てればいいんだよ」と教えてくれて、その通りにやったらうまくいった。
 この歳になっても日々勉強だね。
 こんな話を、名古屋の会社の社長がしてくれた。
 そういえば、私もスープを上手には飲めないから、いつも音を立てていたのだ。

10.25  
 阪神ファンは、日本シリーズをいったいどんな気持ちで見ているのだろう?
 これだけこてんぱんにやられると、もう腹も立たないのかもしれない。
 バレンタイン監督は、勝つことよりも試合を楽しめと言っているという。日本人監督がするよ
 うな練習漬けを採用せず、個人の意志を大事にするのだという。
 それが理由なのかは別としても、若い選手たちの表情が生き生きとしていることは確かだ。

10.24  
 オタクの多くは若者だと思いますが、若い人の魅力は、大志をもって目標に挑戦する精神にある。ところがオタク
 は、自分の好きな狭い対象だけに固執して、ほかのものに一切興味を示さない。挑戦することなど最初からあきら
 めている。そこが情けない。まるで老人が骨董品の壺をなで回しているようなイメージです。
 老人なら分をわきまえた結構な趣味とも言えますが、分をわきまえないのも若者の特権。
オタクには、そんな、若
 者らしい無鉄砲さがありません。


      『インタビュー 領空侵犯』   「オタク肯定論を排す」  東京大学大学院教授  西垣 通

                            (日本経済新聞 10月24日号  から引用しました)

10.23  
 22日の東京競馬場・第12レースの3連単で、1,846万円の超万馬券が出た。なんと、100円が一瞬のうちに 
 184,169,120円に化けたわけだ。
 そんな「他人の幸せ」がうらやましくって、菊花賞は大本命のディープインパクトをはずした馬券を買ってみたけれど、
 大きな流れには逆らえず、テレビの画面の中をトップで走り抜けたのは、やはりディープインパクトだった。

10.22  
 中央アルプスに初冠がみられた。
 物置からストーブを出してきて、朝はそれに点火した。
 外に出してあった鉢植えの植物を、屋内に移動した。
 長袖のワイシャツだけでは寒いから、その上にベストを着はじめた。

 ずいぶん寒くなったねえ。
10.21  
 ISO9001(品質マネジメントシステム)の認証を取得している印刷会社
 前にこちらから出掛けていって企画の依頼をしたときは、2ヶ月近くもほったらかしにされていた。
 田舎では、デザインを折り込んだ名刺が製作できる印刷会社はあまりないので、今回も仕方なく出掛けて行った。
 受付のカウンターの向こうでは、社員が2人頬杖をつきながらコンピュータを操作している。わたしが「こんにちわ」と
 言っても、こっちを向きゃあしない。
 立ったままの打ち合わせの途中で、社員は前のデーターを探しに行ったきりなかなか帰って来ない。そこにはテー
 ブルと椅子があるのに、「座ってお待ち下さい」とも言ってくれないのだ。
 だから、私はこれみよがしに、床にしゃがみ込んで待っていた。

10.20  
 〜どんなに愛されていても、孤独な夜はやって来る。〜

      今夜から始まったテレビドラマ、「今夜ひとりのベッドで」も面白そうだ。

10.19  
 「犬の名医さんの見つけ方」    柿川鮎子     祥伝社   ¥1,400

    柿川鮎子さんが、またまた新著を出版されました。
    こうやって、本を世の中に出すことができるなんて、うらやましい限りです。

    動物好きのかたは、ぜひご一読を!
10.18  
 自動車教習所の車が、高速道路を走行している。
 制限速度の80kmをキープしているから、後続の車はそれを次々と追い越して行く。
 現実の問題として、制限速度を守っている車は皆無に等しい。そんな中で、ただ制限速度を守り続けることが、実
 戦としての教習になるのだろうか?
 高速道路では、車の流れにのることが大切で、1台だけが異なったスピードで走っていることの方が危険なのだか
 ら、もっと実戦に即した教習をしてもいいのではないかと思いながら、私の車もそれを追い越していく。

10.17  
 昼ご飯を食べる時間が取れなかったので、2食一緒の夕食を生ビールで流し込んだ。
 ホテルに帰ってベッドに横になったところ、猛烈な睡魔に襲われてそのまま眠り込んでしまったみたいだ。
 そんなわけで、千葉ロッテマリーンズの優勝の瞬間を見逃してしまった。
 だから、ニュースステーションが中継しているビールかけを、こうやって観ている。

10.16  
 金木犀の花の写真を撮ろうと思っていたのに、この間まで黄色かった花が縮れてしまっている。
 まだ霜が降りたわけではないのに、どうしちゃったのだろう?

10.15  
 パリーグのプレーオフ、ロッテ対ソフトバンク第3戦のテレビ中継にCMが入ったたので、何気なく変えたチャンネル
 でやっていたドラマが「野ブタ。をプロデュース」。
 そのストーリーの展開に引き込まれて、もう野球中継はどうでもよくなってしまった。
 今夜が初回。しばらくテレビドラマにのめり込むことがなかったが、これは中毒になりそうな気配。

10.14  

     夕去れば 効用色濃き 舫(もや)い船            −戸田菜穂−
10.13  
 人には、やっていいこととやってはいけないこととがあるのです。
 それは企業にとっても同じです。
 社員を育てようとせず、社員を粗末にし、社員を食い物にし、社員をおとしいれ、自分より能力のある社員を排除す
 る、そんな経営者のいる会社は淘汰されればいいのです。

10.12  
 生まれたばかりの乳児は、それが実際の母親であっても、自分に対する愛情が感じられ
 ないと、いくらお腹がすいていても、乳首をくわえることがないのだという。
 それは理屈ではなくて、本能でわかるのだそうだ。
 本当かなあ?と思いながらも、一方ではわかるような気がする。
 力の弱い立場の者は、そうやって自分を守っていくしか方法がないのだろう。

10.11  
 今日から長袖のワイシャツを着ている。
 考えてみれば、まあ考えなくてもそうだが、もう10月もすでに半ばだから、半袖が通用する期間がいつもの年より
 もずいぶん長かったわけだ。
 スラックスも、通気性のいい布地のものではもう寒いから、そろそろ履き替えなくてはいけない。

10.10  
 小物が入っているトレイに手を入れて探す物をしていたところ、中にあった安全カミソリに左手の人差
 し指が触れて、爪の下の皮をそぎ取られてしまった。
 キズ絆創膏を貼ってもそこから血がしみ出てきてひりひりと痛い。     
 安全カミソリは、ヒゲを剃るとき以外は決して安全ではないんだよ。

10.9  
 SANKYO presents   TAKURO & his BIG GROUP with SEO
                 2005  〜 to be continude 〜  名古屋 センチュリーホール

 前から11列目の席は、ウーハーの風圧が体を揺らし、アーティストの表情までわかる絶好のポジション。
 1曲目は「恋の歌」、2曲目は「恋歌」、そして3曲目の「春だったね」からは客席は総立ちになり、22曲を3時間か
 けて歌うコンサートは、吉田拓郎と一体になれたひとときだった。
 来年「還暦」をむかえると言っていたが、こうやって私の前を走っている人たちがいるから、そしてたくさんのパワー
 とエネルギーを与えてくれるから、私も明日からまたがんばれる。

10.8  
 マジェスタのトランクは、運転席にあるボタンを押すと自動で開くようになっている。
 ゴルフ場に横付けしてボタンを押すと、ゴルフバックを下ろしたいキャディさんたちが寄ってきて、少しだけ開いたとこ
 ろに手を差し込んで無理矢理開こうとする。
 そんなことをするとメカが壊れてしまうから、私はその都度わざわざ降りていって手を出さないように言うのです。
 これじゃあ、自動で開くことが、ちっとも便利じゃあない。

10.7  
 大阪の会社の社員の方がやってくれた姓名判断が、ほとんど完璧と言っていいほど当たっているので
 す。
 ためしに知り合いの人の分もやってもらったところ、これまたぴったりでびっくりしています。
 これは、コンピューター用にプログラミングされたものですが、どんなロジックで構成されているのか解析
 してみたいものです。

10.6  
 「エレクトロニクス実装技術」誌の編集部から、10月号に対するアンケートの結果が送られてきた。
 「力強いFAXの文字に、ぜひこれはメールではなく本物のアンケートをお見せしないと思い、どうしても生の雰囲気
 を伝えたいから」と、読者から送られてきたアンケート用紙が、FAXを使って送られてきたものだ。
 そこには、「『管理職手当は生活費に使ってはいけない』 良かったですね。肝に銘じます。森田さんにぜひお伝え
 下さい」 と書かれていた。
 「他人に聞こえるひとりごと」を連載していることに対して、「特に見返りは求めていないよ」と口で は言っているも
 のの、こういったアクションはやっぱりうれしいね。

10.5  
 雨模様の中を、今年3回目の450km移動。
 5時間かかってたどり着いたホテルにチェックインし、食事をするために入った定食屋さんは、22時以降は生ビー
 ル
販売停止だという。
 それはないよね。ビールを飲むことだけを楽しみにして、1回も休むことなく走り続けてきたのに。

10.4  
 子供の頃、手のを切ってもらうのが嫌で嫌で仕方がなかった。
 なぜかというと、親は深にまで至らない普通の長さに切っているのだけれど、それでも切ったあとの指先
 がこそばゆくて我慢ができないくらい不快だったからだ。
 だから長さを自分で調整することができる今でも、いつもは少し長めに切っている。
 ごく親しい知り合いに、爪が極端に短くなっている人がいる。イライラするとをこすり合わせる癖があるため、短く
 なってしまうのだという。 
 それを見ると背中がぞもぞもし出す私は、なんとかを長くすることはできないかとその人に頼んでいるのです。

10.3  
  なぜ、道路公団を民営化するの?

 
 採算を度外視した道路の建設が相次ぎ、国の年間税収に匹敵する40兆円もの借金がたまってしまったからで
   す。「予算をたくさん確保し、取った予算は使い切ろう」といった予算主義が蔓延したのに加え、
道路族と呼ばれ
   る政治家が「地元に
道路を造れ」と政府に圧力をかけ、交通量が少ない地域にも立派な高速道路が建設される
   という無駄遣いが横行しました。民営化で無駄をなくし借金を返そうということになったのです。

 
                               「経済サプリ」   毎日新聞  10月3日号から

10.2  
天使のナイフ(講談社) ロマンス通りのアーケードを抜けると、けばけばしい電飾と店先から撒き散らされる雑多な喧
 噪に覆われた。夕闇が濃くなってきた歓楽街は、通り行く人々への挑発をさらに強めていく。
 視覚と聴覚を煽られながら桧山は通りを進んだ。


            『天使のナイフ』  薬丸 岳    講談社  ¥1,600

 本年度の「江戸川乱歩賞」を受賞した作品です。
 ミステリーとしてのレベルもかなり高いのですが、私が感心するのはその卓越した文章力です。
 一例を引用させてもらいましたが、このような表現はなかなかできるものではありません。

10.1  
 がちがちの唯物論者だと思っている私だけれど、少しずつ「運勢」なるものを気にするようになっている。
 それは、身の回りに起こる出来事が、「九星気学」の運勢案内が示す方向にそって動いていることが多いからなの
 です。
 何かにすがりたいという気持ちがあるわけではないけれど、物事には大きな流れというものがあるのだから、それ
 をきちんと把握しながら自分の位置を確かめていきたいという気持ちが、どこかに生まれ始めているのです。
 9月までの運勢は決していいものではなかったけれど、10月から12月にかけては上向きに転じています。