あと あと のあと 2025年 8月

8.31
 週刊文春に掲載されていた東海林さだおさんの「
 んま君
」が、今週号で最終回を迎えた。
 毎週いつも最初に開いていたページだから、とても
 残念だ。

 連載は1968年から始まり、最終回は2632回
 目、なんと50年以上続いたことになる。

 これが文庫本になっていれば売れるだろうから、文
 藝春秋社が取り組んでくれないだろうか。
 
8.30  
 光陰矢のごとし。
 この間田植えをしたばかりだというのに、自宅の西側にあ
 る2反歩の田んぼの稲刈りが終わった。

 今年は何俵必要かと、耕作をお願いしている家からしばら
 く経つと連絡がある。

 小作料を差し引いて、地区で決められた料金で購入するわ
 けだが、お米が手に入らないから困るという状況は一切発
 生しないのが、「農家」のいいところ。

 4条刈りの大型コンバインでの刈り取りだから、あっとい
 う間の出来事でした。
 
8.29
 この胡桃の木は枯れているのではな
 い。
 アメリカシロヒトリにやられている
 のだ。
 近づいてみると、白い網の巣ができ
 ている。

 市内のあちこちで起きている現象だ
 から、もはや行政が動くしかないだ
 ろう。

 この写真を、駒ヶ根市のホームペー
 ジに送ろうと思っている。 
8.28
       爪

     爪が伸びた 手の爪が伸びた
     指先より飛び出して邪魔だ
     爪切りで切ると その瞬間
     爪はもう自分ではなくなっている

     髪の毛が伸びた 引っ張れば頭の皮が痛い
     まだ自分と繋がっている
     額にたれて邪魔だから 床屋に行って切る
     もう自分ではなくなっている

     唾液が口の中にあふれる
     それを飲み込めば胃の中に入り また身体に戻っていく
     吐き出せばすぐに冷たくなり
     もう自分ではなくなる

     自分に中にある自分は
     いつでも捨てることができる自分
     だけど 捨てきれない自分

     余分なものを大切に抱え込まないで もっと身軽になろうよ
     爪も 髪の毛も どんどん伸びてくるし
     唾液だって きっと湧いてくる                    (1985.2.18)
 
8.27
 昨夜家に着いたのは21時を少し回った頃。
 お風呂に入ったあと、ビールを飲みながら録画しておいた「映像の世紀
 バタフライエフェクト」を見終わると23時近くになっていたが、舜ク
 ンがまだお風呂に入っていないことに気がついた。

 そこで舜クンの部屋に行って見ると、あいつはタブレットを操作してい
 た。
 お風呂に入るように言うと、「お風呂に入ると眠くなってしまうけど、ま
 だ作文を原稿用紙3枚書かなければならない」と言う。

 それでやっと書き始めたのだが、1時間経った0時に行ってみると、ま
 だ半分しか出来上がっていない。
 今夜やってしまうか明日の朝やるかどちらかと訊くと、明日の朝6時
 らやるけれど、自分で起きられるという。

 そして今日。 朝6時になんか自分で起きられるはずがない。
 私は午前中に用事を済ませたけれど、午後はずっとソファに横になってウトウトしているばかりだった。
 じいじはもう自分の面倒を見るのに精一杯で、舜クンの日常をサポートをする余裕がないのです。 
 
8.26
 李相日監督が「悪人」「怒り」に続いて吉田修一の小説を映画化。
 任侠の家に生まれながら、
歌舞伎役者として芸の道に人生を捧げた男の激
 動の人生を描いた人間ドラマ。

 任侠の一門に生まれた喜久雄は15歳の時に抗争で父を亡くし、天涯孤独
 となってしまう。
 喜久雄の天性の才能を見抜いた上方
歌舞伎の名門の当主・花井半二郎は彼
 を引き取り、喜久雄は思いがけず
歌舞伎の世界へ飛び込むことに。

 喜久雄は半二郎の跡取り息子・俊介と兄弟のように育てられ、親友として、
 ライバルとして互いに高めあい、芸に青春を捧げていく。
 そんなある日、事故で入院した半二郎が自身の代役に俊介ではなく喜久雄
 を指名したことから、2人の
運命は大きく揺るがされる。

 どうしても見たいという作品ではなかったが、これだけ評判が高いと、さ
 すがに見ておかなければと思ったもの。

 3時間に及ぶ上映だから、みんな通路側の席を取るというのだが、幸い尿
 意に悩まされることはなかった。

 やっぱり一度は、歌舞伎座に行かなくっちゃ。  (MOVIX昭島 にて)
  
8.25
 NTTからかかってきた電話は、仕事用の固定電話はISDNで、2
 026年でサービスが終了するから、光回線に切り替えないかという
 もの。
 実際に使えなくなるのは3年後だとのことなので、その頃には確実に
 リタイアしているからとお断りをした。

 その時に気がついたのは、FAXで使っている電話番号がそのままに
 なっていること。
 116番に電話すると解約ができとのことだったので、早速手続きを
 終了させた。
 
 このことで電話料金が安くなると思ったのだが、月額300円しか減
 らないというから、これはあまり意味がなかった。 
8.24
 去年までのは、いったいどうやって過ごしていたのだろう。
 今年のは、確かに暑いせいもあるけれど、今まではこんなにぐったり
 してはいなかったはず。

 日中は、外に出るだけで息が詰まる思いになり、エアコンの効いた部屋
 で、ただソファに横になっているだけだ。 
 本を読む気力はもちろん、テレビさえ見る気になれない。

 でも、は毎日5時半から外に出て、草刈りや畑で作業をしている。
 こうしないことには間に合っていかないが、それも8時が限度で、あと
 は家の中に入る。

 それでも夕方のウォーキングは欠かさない。
 これができなくなったらいよいよ終わりだと思い、気力を振り絞って歩
 き始める。

 この長い堤防の草刈りをしている人たちがいる。 それも日中だろう。
 そんな人たちに思いを馳せながら、次の一歩を踏み出している。 
8.23
 フリー記者の相澤冬樹さんは、NHKの記者だった2017年に、森友学園
 題をスクープしたが、当時のデスクの判断で東京には送らず、大阪の「ニュー
 スほっと関西」でのみ報道された。

 翌年の2018年、考査部への異動の内々示を受ける。いわゆる左遷というや
 つだ。
 第一線の記者として活躍できないことを悟った相澤さんは、フリー記者に転身
 し、今でも森友学園問題を追及し続けている。

 私は「週刊文春」で、彼が書いた「財務省の文書開示」などの記事を、興味深
 く読んでいたのだが、今週発行の号に気になる内容が載っていた。それは、7
 月10日発売の「週刊新潮」に、赤木雅子さんとの「禁断愛」が報じられたこ
 とに関しての本人の見解である。

 私が雅子さんと最初にあったのは7年前、NHKを辞め、森友事件の取材を一
 人で続けていたころです。2020年3月には雅子さんの提訴と俊夫さんの遺
 書全文を「
週刊文春」で記事にしました。
 当時は「取材者と非取材者」としての関係でしかありません。その後、全容解
 明を求める全国行脚する雅子さんに同行し各地を回りました。やがて関係性が
 変化し、親密な交際が始まったのは3年前、2022年8月のことです。
 その頃、私は同居していた女性と別れ話になっていました……


 私はこれはダメだと思う。 何に対してダメかというと、ジャーナリストが非取材者と深い関係になることだ。
 たとえそれがプライベート上のことだとしても、記事を読む人はそうは受け取らないだろう。
 他人に厳しく当たなければならない人は、自分自身にはより厳しくあらねばならない。 残念だ。
 
8.22
 昨年教わった、さつまいもの「蔓返し」を行う時期が来た。

 「蔓返し」とは、伸びたの根にイモがつき養分を横取りす
 るため、本来必要な株元のイモが肥大しないなどの問題が
 起きるので、伸びたを土から引きはがすことだ。
 そして引きはがしたや葉は、ひっくり返しにして自分の
 畝に乗せてやれと、ネットには書かれている。

 しかし私が作った畝は間隔が狭いので、ひっくり返した
 で畝が覆われてしまい、これではさつまいもの葉の光合成
 がおろそかになってしまうのではないかと思った。

 問題は伸びたが地面に根を張ってしまうことなので、だ
 ったら畝の間に防草シートを敷けばいいのではないかと、ホームセンターで防草シートを買ってきて敷いてみた。

 ちなみにさつまいもの畝は4本あるので、そのうちの1本は畝に乗っけてみます。
 
8.21
 少し前のことだけれど、ノートパソコンが熱を持ち、触ると熱くて一時
 はどうなってしまうのかと思った。
 パソコンも熱中症に罹ってしまったのだろうか。

 それまでは電源を入れたまま閉じていたものを、使った後はシャットダ
 ウンをしているから、それ以来熱くはならない。

 10月でサポートが終了してしまうWindows10
 お客さんのシステム担当の方にWindows11の画面を見せてもら
 ったのだが、そんなに大きく変わってはいないが、操作方法が変わって
 しまうのが私はイヤだ。

 問題はセキュリティだが、「しばらくの間は大丈夫です」とのことだった
 ので、このまま放っておこうと思っている。 
8.20
 地面でばたついているを拾い上げたところ、片方の羽根が不自然なか
 たちで欠けている。
 今年このようなを見たのは、もう4回目になる。

 欠けている羽根をよく見ると、切断面が滑らかなので、羽化の後に欠け
 たのではなく、もともとこういうかたちだったと思われる。

 連日続いている猛暑とか線状降水帯とかいう異常気象が連日続いている
 が、蝉の羽根もその繋がりのように思えてならない。

 異常と言えばもうひとつ、もう1週間以上前から、たくさんの赤とんぼ
 が飛び交っている。
 真夏にこんなにたくさんの赤とんぼが飛ぶ光景は、今まで見たことがな
 かった。

 何かがおかしいけれど、これらが人類の生活にも、何らかの影響を与え
 ているはずだ。
 つまんだ指には、ギターを弾いたときのタコができています。 
8.19
 1971年ブラジルのリオデジャネイロ。
 
軍事独裁政権に批判的だった元下院議員のルーベンス・パイバが、供述を
 求められて政府に連行され、そのまま行方不明となる。

 残された妻のエウニセは、5人の子どもを抱えながら夫が戻ってくること
 を信じて待つが、やがて彼女自身も拘束され、
政権を批判する人物の告発
 を強要される。
 釈放された後、エウニセは
軍事政権による横暴を暴くため、また夫の失踪
 の真相を求め、不屈の人生を送る。

 ルーベンスとエウニセの息子であるマルセロ・ルーベンス・パイバの回想
 録が原作。                  
  (映画.com)

 これは実話に基づいた作品のようで、エンドロールには実際に存在した人
 たちの写真が登場する。

 小さな映画館は座席の傾斜が緩やかだから、前に座った人の頭が画面に飛
 び込んで見にくかった。             (新宿武蔵野館 にて)
 
8.18
 昨夜は、琉クンのお友だちが4人お泊まりに来たので、私
 の憩いの場が占拠されてしまった。

 私は朝6時に起きたのだが、お客さんたちは賑やかにお風
 呂に入っていた。
 それにしても、兄弟とも、よく友だちが来るいい状態です。

 だから、G1クライマックスの決勝戦を見逃してしまった
 けれど、そのあと偶然スマホの画面で結果を知ってしまっ
 た。 結果がわかってしまったスポーツを見るほど楽しく
 ないものはない。

 今日は所用で家にいなかったから、2打差の首位で最終日
 を迎えた岩井明愛の「ザ・スタンダード ポートランドクラ
 シック」と、ダルビッシュが先発したパドレスとドジャースの首位攻防戦は、今夜ゆっくり見ることにします。
 
8.17
 若いときに比べると、高い音が半音くらい出せなくなって
 しまっている。

 だから1ヶ月前には、ギターのチューニングを半音下げて
 歌ったが、舜クンとのコラボとなるとそうはいかない。
 相手は鍵盤ハーモニカで、それに合わせなければならない。

 8月の「村人カフェ」、演奏した曲は
  ・夏休み         吉田拓郎
  ・高原のお嬢さん     舟木一夫
  ・365日の紙飛行機   AKB48
 これで舜クンとコラボできる曲がなくなってしまいまし
 た。
8.16b  
 送り盆
 朝、仏(ほとけ)様たちをお墓まで送っていく。

 墓標の左側に、5色の紙の旗が見えるだろうか。
 これは、8月7日にお寺にお施餓鬼(一般的にお盆と一緒に行われて
 いる仏教行事で、餓鬼道(がきどう)に落ちてしまった餓鬼を供養す
 るために行われる法要)に行ったときにいただいてきたもの。
 周りのお墓を見渡しても、この旗はほとんど見当たらない。
 つまり、お施餓鬼には行かなかったということだ。

 送り盆の後、お寺参りに行っているのだが、いつも一緒に行っている
 近所の人たちが、今年は行かないという。
 だからばあばは一人でお寺に行ってきた。

 このように、「伝統」が急速に風化してきてしまっている。
 
8.16a  
 終戦80年を迎えて風化が懸念される中、若者は戦争についてどのように考えてい
 るのか。
 今春入社した時事通信社の20代の新人記者3人が、東京・渋谷で15~25歳の
 100人にアンケート調査を行った。

 その結果、8月15日が「
終戦の日」だと知っていたのは61人にとどまるなど、
 
戦争や平和への関心が薄れている傾向が浮かび上がった。

 調査は1日、若者らの待ち合わせ場所として知られるJRハチ公前広場付近で実施。
 義務教育を終えた100人に対面で質問用紙を渡し、一部記述式で答えてもらった。

 8月15日が何の日か「知らない」と答えたのは26人で、誤答が4人、無回答が
 9人いた。
 同月6、9両日を「
原爆の日」などと書いたのは約6割で、広島、長崎としたのは
 それぞれ46人と45人で、日付の勘違いや、違う都市名にした人もいた。

 
第二次大戦が終わってから何年かを正答したのは48人で、40人は知らないを選
 択。
 対戦国(複数回答)は米国の71人が最多で、英国・ロシア(ソ連)・中国がいずれ
 も20人代だった一方、27人は知らないとした。

 日本側が
与えた被害を知っているとした42人からは「真珠湾攻撃」などが挙がった一方、知らないや無回答が
 計58人いた。

 戦争や平和に関する情報について、68人は自ら集めることがないと回答。「興味・関心がない」「つらくなって
 しまう」「課題で出されない」などの理由が目立った。


   「終戦の日 正解は6割~渋谷の若者100人~」   「信濃毎日新聞」  8月16号 からいただきました。

8.15
 この辺りの古い家には、座敷にこの
 ような写真が飾られている。

 おばあさん(母)が亡くなったとき
 に、おじいさん(父)は自分の寝室
 に移動させた。

 長兄は徴兵され、輸送船で移動する
 途中に、フィリピン沖で潜水艦に攻
 撃され、戦死した。

 三男は、徴用で石川島造船所に送ら
 れ、艦橋から落下して死亡した。 
 後(のち)に「戦死」の手続きが取られたのだが、母親(はるよ)は、あの戦争で二人の息子を失ったわけだ。

 おじいさんは「母親は涙ひとつ見せなかった」と言っていたが、人に隠れて泣いているところを、今も生きてい
 る末妹は見たという。
 
8.14
 渋が実をつけている。
 去年大幅な剪定をしたためか、実の数は少ないけれど大き
 めだ。

 問題はここからで、このような暑い日が秋まで続くと早く
 熟してしまい、干しにしてもカビが生えてしまう。

 地球の温暖化は、確かに原因はCO2にもあるだろうけれ
 ど、太陽の周期による影響もあり、あと4年で暑さは和ら
 ぐという説もある。
 でもあと4年間、身体が持つだろうか? 
8.13

 迎え盆。

 お迎え万灯として燃やしていた松明(あかし)の蓄えがなくなってしまったので、冬になったら近くの山まで取
 りに行かなければいけない。
 毎年思っていたけれど、今年こそはです。

 私が住んでいる30数件の集落のうち、4つの家が新盆を迎えた。
 コロナ禍以前は賑やかに会食をしたものだが、今は訪問しても親戚も来ていない静かさだ。
 これがいいことかどうかはわからないけれど……。
  
8.12
 1985年8月12日、羽田発大阪伊丹空港行きのJAL123便は、群
 馬県上野村の御巣鷹山に墜落した。 あれからもう40年が経つ。

 元日本航空の客室乗務員だった青山透子さんは、はっきりしない墜落の原
 因を追及し続けているが、ここで新しい書籍「日航123便墜落事件 40
 年の真実
(河出書房新社)」を出版された。

  検証1 なぜ異常発生後に30分も飛行した結果、上野村に墜落した
      のか
  検証2 なぜ生存者は4名しかいなかったのか
  検証3 なぜこの日この時でなければならなかったのか
  検証4 墜落現場不明の報道 --朝日新聞のヘリコプター「ちよどり」
      は何を見たのか
  検証5 医師と燃焼の専門家が語る事実 --軍用ゲル燃料が使われた痕
      跡と明らかな証拠
  検証6 緊急位置送信機はどうなったのか
  検証7 修理ミス部分はフェイクなのか
  検証8 なぜ相模湾から機体を引き上げようとしないのか
  検証9 異常外力着力点が「外力」である明確な理由はなにか
  検証10 垂直尾翼に衝突した物体は何か


 青山さんは、詳細なデータを元にして、墜落の「真実」をあぶり出している。
 日本航空が、フライトレコーダーの音声を全部公開しないことからだけでも、何か不具合なことがあったのだと
 思われる。

 私は、森永卓郎さんのこの件に関する書籍もたくさん読んでいるが、不思議なのは、日本航空、自衛隊、政府な
 ど、この事件に関係した人はたくさんいるはずなのに、誰一人として声を上げていないことだ。
 これは森友学園問題のときにも感じたことで、赤木さんのような立場に置かれた人が何人もいるはずなのに、誰
 もが無言を貫いていた。

 もし青山さんたちが主張していることが事実だとするなら、匿名でもいいから一人くらい「真実」を語る人がい
 てもいいはずだが、それがないから、いまひとつ胸にコトンと落ちないのだ。
 
8.11b
 私のスマホはSAMSUNG製。

 Androidをベースに作られているGalaxyのOSがアップロードされた途
 端、当然のことながら今までと使い勝手が違う場面が発生してしまった。

 まず困ったのは、電話で話し中に突然切れてしまうことと、マナーモー
 ド
にすることができないことだった。
 
 そこでとのさまに相談したのだが、マナーモードは他にも困っている人
 がいるようで、YouTubeで解説されていた方法で解決した。
 電話が切れてしまう原因はわからないが、スマホが頬に接触してしまう
 ことが考えられるということだから、今後気をつけてみよう。

 今回、新しくGeminiというものも搭載され、何か聞きたいことがある場
 合はそこに語りかけると、AIがすぐに音声で答えてくれる。
 便利だか便利でないのかわからないが、大変な世の中になってしまった。
 
8.11a  
 発端の事案は1月に寮で起こった。学校は「上級生4人が1年生1人を
 個別にたたく、胸ぐらをつかむなどした」といった内容を報告。
 日本高野連は3月に審議して
厳重注意処分とした。従来の基準に従い、
 発表はしなかった。

 しかし大会直前、
保護者のものとされるSNSの投稿が注目される。
 ひどい暴力を受け、指導者や学校の対応も不十分で転校に至ったという
 内容。これが無数の目に触れ、
同調する意見があふれた。

 無視できなくなった高野連と学校は、6日夜になって経緯や処分済みで
 あることを説明、大会には出場することにした。
 ただ、開幕時点まで非公表だったことが「隠していた」加害者数など広
 まっている内容と学校の見解の違いは「矮小化している」と見られた。
 
SNSで大きな話題となる中、1月の件とは別の事案で被害を訴えて
 いる元部員の情報も注目、
拡散され、騒動は過熱した。

 暴力を働いたとされる選手を「特定」したとする
投稿や、その家族とされる写真
 を
拡散する動きもあった。
 個々への
中傷や学校への爆破予告だけでなく、在校生が登下校で追いかけられる事件も発生したという。
 堀校長は「事実と異なる内容、憶測に基づく投稿、生徒の写真など、関係しない生徒への
誹謗中傷や加害の予告
 も見受けられる」と話し、無関係な生徒などを大きく傷つけていると訴えた。


  「SNS発 混乱収拾つかず 無関係生徒に中傷・加害予告も」 信濃毎日新聞 8月11号からの抜粋です。

 キーワードとなるのは、SNS保護者
 広陵高校の出場辞退は嘆かわしいかぎりだが、今後もこのようなSNSを「武器」にした事例は発生し続けてい
 くことだろう。

8.10b

 「平和音楽祭」は満席で、私は客席の後ろの立ち見席で
 見ていました。
 来年は文化会館の大ホールだね。

 昨日「やっちゃカフェ」に着くと、玄関にの先生がいて、「今日歌えます」と言った。 「みだれ髪」のことだ。
 そこで慌てて家までギターを取りに行ってリハーサルをしたのだが、キーボードとの演奏はすでに出来上がっ
 ていて、ひばりが歌う伴奏そのものだった。
 これを聞きたい人があるからとお願いして、来月も演奏をしてくれることになりました。
 
8.10a
 この号が出る頃、大きな動きがあるはずだが、はっきり言
 いたい。
 
石破さんはおめになることはない。

 選挙に負けたのは、
石破さんが悪いからではなく時代のせ
 いだ。
 SNSというものが急激に力を持ち、自分で考える事をし
 なくなった人たちが増えた。
 その人たちの頭に、どぎつい言葉を吹き込む政治団体が力
 を持ったからといってそれをすべて
石破さんの責任にする
 のは間違っている。

 確かに自民党はもうあちこちにガタだが来ている。大きく
 変えなければ、国民の支持を得ることはできないだろう。
 が、それを立て直す時間も与えないで、就任十ヶ月の
石破
 さんに
めろというのはどうかと思う。

 誰かと首をすげ替えたって、次の選挙で自民党が勝つわけがない。その時にまた総理を替えるのか。
 
石破さん、もっと粘れ、粘れ。今、その愚直さに感動する人たちが出てきた。

 「
石破辞めるな」というプラカードを持ち、官邸の前に集まる人たちだ。あれだけマスコミに叩かれても、
 る、と言わない
石破さんのメンタルの強さはすごい。
 この強さで、なんとか政権を続けていただきたいものである。


   「夜ふけのなわとび」  林 真理子   「週間文集 8月14日・21日夏の特大号」 からいただきました。
 
8.9


 お盆の祭壇用の編み。

 本当は明日の予定だったけれど、天気予報を見ると今夜か
 ら雨マークが続いていたので、やってしまおうと思った。

 すっかり乾燥しきっていたも、先日の雨でみずみずしさ
 が戻って、感触もしなやかでした。
 
8.8


 畑の一角に植えたアスターが満開になっています。
 毎年農協で苗を仕入れるわけですが、今年はそのタイミングでちょうど入院していたため、ギリギリで手に入っ
 たものです。
  
8.7
 正月の「初詣」は、1885年(明治18年)頃に、鉄道会社のキャンペーンで
 始まったもの。
 「
神前結婚式」は、1900年(明治33年)、皇太子(後の大正天皇)の婚儀に
 際して定められたもの。
 「
告別式」は1901年(明治34年)、無宗教者だった中江兆民の死去によって
 行われたのが最初で、宗教儀式である「葬式」の一部ではなかった。

 人は、自分が生まれたときにあるものは、みんな大昔から続いてきた
伝統だと思
 う。
 単純と言えば、実に単純な話である。当たり前だが、誰も自分が生まれる前のこ
 とはわからない。
 そして、自分が生まれる前の時代を知っている人と直接に会えるのも、せいぜい
 祖父母の世代までだ。

 だから自分の感覚だけで考えると、自分が生まれる前から存在しているものは、
 ずっと大昔から存在していると
錯覚してしまうものなのだ。

           「愛子天皇論 3」  小林よしのり  扶桑社 からいただきました。

 小林よしのりさんを尊敬するのは、凄い勉強をして正確な知識を仕入れていること。
 そしてそれを文章でなく「マンガ」にして、わかりやすいかたちで伝えてくれること。
 さらに凄いのは、特定の人に対する反論を実名で、さらに似顔絵を加えて鋭い舌鋒で行っていること。
 私も少しは世間と「闘っている」と思っているけれど、彼はその何万倍ものエネルギーで闘っている
 
8.6b
 アトミックソルジャー(Atomic Soldier)とは、1945年~1960
 年代にかけて核実験演習に参加し、キノコ雲への突撃行為等によって放
 射線に被爆した兵士たちのことをいう。

 「いつか孫ができたら『おじいちゃんは核爆発をたった7マイルしか離れ
 ていないところから見てたんだぞ』と言いたい」。

 その友達曰く。
 「カウントダウンゼロの時にそんな場所にいたんじゃ、その男は間違いな
 く、将来孫を持つことはできないだろう」。


 これは、NHKテレビの「映像の世紀」の中で知った、アトミックソルジ
 ャー
の話。
 冗談にもジョークにもならない。

 広島に原子爆弾が投下されてから80年。
 8時15分の黙祷に加わった日本国民は、どのくらいいたのだろうか。
 
8.6a
 インバウンドの影響だろうか、首都圏の
ホテルが取りにくくなっている。
 だから、仕事のスケジュールが入っている10月から来年3月までの分、
 合計48泊にわたる
予約を一気に終わらせた。

 問題は、それまで
身体が動くかどうかということ。
 そんなことは心配しなくても、そんなに遠くない将来、
身体の方から、
 もう無理だという信号を出してくれることだろう。

 プレッシャーとストレスの中に、自ら進んで飛び込んでいくのだから、
 普通じゃあ考えられないだろうね。

 仕事だけではなく、いろいろなことに
挑戦し続けていることが、若さを
 保っている秘訣です。 それは外見だけかもしれないけれど。
  
 
8.5
 戦時下の満州で黒川開拓団の女性たちに起きた「接待」という名の性暴力
 の実態に迫ったドキュメンタリー。

 1930~40年代に日本政府の国策のもと実施された
満蒙開拓により、
 日本各地から中国・満州の地に渡った
満蒙開拓団。日本の敗戦が濃厚にな
 るなか、1945年8月にソ連軍が満州に侵攻し、
開拓団の人々は過酷な
 状況に追い込まれた。

 岐阜県から渡った
黒川開拓団の人々は生きて日本に帰るため、数えで18
 歳以上の15人の女性を性の相手として差し出すことで、敵であるソ連軍
 に助けを求めた。
 帰国後、女性たちを待ち受けていたのは差別と偏見の目だった。

 心身ともに傷を負った彼女たちの声はかき消され、この事実は長年にわた
 り伏せられることになる。しかし戦争から約70年が経った2013年、
 
黒川の女性たちは手を携え、幾重にも重なる加害の事実を公の場で語りは
 じめた。

 そんな女性たちのオーラルストーリーを、「ハマのドン」の松原文枝監督
 が丁寧に紡ぎ出す。俳優の大竹しのぶが語りを担当。
 (映画.com)

 
この作品だけは見なければならないと思っていたが、上映館が少なかったこともあって、今日に至ってしまった。
 たいへんな状況のなかで生き残った彼女たちの思いが、孫たちにまで伝わっていることがすごい。
                                       (渋谷 ユーロスペース にて)
 
8.4b
 厚生労働相の諮問機関である中央最低賃金審議会の小委員
 会は、今年度の最低賃金(時給)について、引き上げ額の
 目安を全国平均で過去最大の63円(6・0%)と決めた
 という。

 最低賃金が上がることは、給料を受け取る側にとって本当
 にいいことなのだろうか?
 それは、賃上げ分を製品への「価格転嫁」に置き換えるこ
 とによって、賃上げ分以上に物価が上昇してしまうからだ。
 ひどい商品になると、価格はそのままで中身が目減りして
 しまっている。
 その結果、「実質賃金」は少しも増えていかない。

 私は「悪魔のスパイラル」と呼んでいるが、このイタチごっこは、どこまでいったら落ち着くのだろうか。

 そして問題は、自ら製品に価格転嫁をすることができない、加工業のような「工賃稼ぎ」という形態の企業だ。
 政治家は「生産性の向上」を実現させるべきだと言うが、そんないい方法があったら教えて欲しい。
  
8.4a
 全英女子オープンの山下美夢有の優勝シーンを、夜中だっ
 たから生放送では無理だとしても、せめて録画で見たかっ
 た。

 それが叶わなかったのは、地上波やBS、そして頼りにし
 ていたWOWOWでも中継されなかったからだ。 

 見る方法はネットの「U-NEXT」かCSの「ゴルフネットワ
 ーク」のふたつで、いずれも視聴契約をしておかなければ
 ならなかった。
 
 もうこのような時代なのだろうけれど、ひとつの番組を見
 るだけのために、視聴契約をするなんてことはできない。

 U-NEXTのライブ配信で山下美夢有のラウンドに密着した原江里菜さんは、日本にいた時とまったく同じように、
 ドローだけで攻めていく。高さを出したいとか、フェードで止めたいとか、そういった志向も見られないですし、
 コースによって球質を変えるということもほとんどないわけですよね。

 自分のスタイルを曲げるのではなく、究極まで精度を高めることで、世界最高峰の舞台である海外メジャーで優
 勝を果たしてしまった。これは本当にエポックメイキングなことだと思います。
 とコメントをしていた。

 山下だけでなく、2位に勝みなみ、4位に竹田麗央が入るなど、LPGAツアーは日本人旋風が続いている。

8.3
 去年同級会の幹事を務めた4人が、もう一年やろうという
 ことになっていて、会場探しをした結果、今年は「ごちそ
 うしもん
」にすることになりました。

 そこは料亭ではなく、普通に食事ができるスペースです。
 ここのお料理は人気があって、ランチ時なんか、長い列が
 できています。
 今日も家族で、ランチを食べに行きました。

 公式サイトにリンクを貼ったのですが、インスタグラムの
 ページになっているのですね。

 私は、インスタグラムをはじめ「SNS」といわれるもの
 は一切やっていないので、料理の美味しさを書き込むこと
 ができないけれど、おすすめの店です。 

8.2
 3年前、草刈りの自走機を納入に来たJAの担当者は、こ
 の土手で試運転をしたのだが、「この傾斜では無理ですね」
 とおっしゃった。

 そのあと何度か挑戦したのだが、ひっくり返ったり転げ落
 ちたりしたので、これは危険だと思い、それ以降は刈払機
 を使うことにした。

 自走機は刈った草を切り刻んでくれるから集めなくてもい
 いのだが、刈払機の場合はそれを集めないと、土手が弱体
 してしまう。
 親戚の叔母さんはそれを「土がうむ(膿?)」という表現
 をした。

 春先のものは集めて堆肥に積み上げるのだが、それもこれ以上は必要ないし、何しろこの酷暑だ。
 野焼きは、廃棄物処理法や条例により原則として禁止されている行為だけれど、この閑散とした田舎ではまだ通
 用している。
 
8.1
 「森田さんてさっそくな人なんですね」と言われたけれど、「さっそく」が「早
 速」だとすぐには理解できなかった。
 行動が速いということを言いたかったのだろう。

 「森田さんは苦しい人生になりそうですね」とも言われた。
 私の生き方をみて、これからの人生を予測してくれたのだろう。

 これを言ったのは、当時勤務していた「知的障害者総合支援施設 西駒鄕」で、
 ひとつの作業科を一緒に担当していた渋谷ちよみさんだった。

 早い時期にご主人を亡くされ、きっと苦労をしたことだろう。
 訃報を知ったのは「信濃毎日新聞」のおくやみ欄であった。
 享年81歳。 歳が近い知り合いが、次々とお亡くなりになってしまいます。