おじいさんが亡くなってから、遺品を整理したらノートが出てきました。
     そこに書かれていたものの中に、この「しゃごめ」のことがあったのです。
     その内容は、「家の周りにある樹木の中で、一番古いのはしゃごめの木だ」というものでした。
     今は食べる人などいませんが、子供のころは赤く熟したものをよく食べました。