画材として私が好む花の状態は、半分くらい花が開いて、半分くらいまだ蕾が残っているものです。
     そこには、これから盛りを迎えようとする勢いが感じられます。
     属名の学名「Phlox(フロックス)」は、ギリシア語の「phlogos(火炎)」が語源となり、その花色に由来するといわれます。