中国、台湾、日本南部に自生する落葉低木です。
   樹高1.5〜3mに生長し、夏になるとピンクや白の花を咲かせます。花は、直径10〜15cmと大輪で、朝に開き、夜にはしぼむことが特徴です。

   日本では室町時代から鑑賞されおり、鹿児島では木の繊維を使って布を織っていたという記録も残っています。葉が落ち、冬にかけて黄褐色に
   熟した実だけをつけた姿は、「枯れ芙蓉(カレフヨウ)」とも呼ばれ、別の味わいがあります。

                                                          (「HORTI」さんのウェブサイトからいただきました)