山椒の実を表したおなじみの言葉は、「山椒は小粒でぴりりと辛い」だが、実際に山椒の実(粉にした)を目の前にするのは鰻を食べるとき
   くらいで、その鰻なんかも滅多に食べることなどないから、山椒の実を味わう機会は皆無に等しいことになる。

   そんなことを思いながら、ネットで山椒の実を使うレシピを見ていたところ、まだ実が青い状態のものを、漬け物にする事例に出会ったくらい
   だ。
   今年は、例年に比べて実の量が多いような気がしているが、この黒いつぶつぶたちは、少しくらいは鳥たちの餌になっているのだろうか。